JP2010159213A - 抗酸化剤 - Google Patents
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Abstract
【課題】良好な安全性を期待でき且つ抗酸化作用を有する新たな植物の抽出物を含有する抗酸化剤、抗酸化性皮膚外用剤、及び抗酸化性化粧料を提供する。
【解決手段】本発明の抗酸化剤、抗酸化性皮膚外用剤および抗酸化性化粧料は、ベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)、アスパラガスラセモサス(Asparagus recimosus)、ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)、シコウカ(Lawsonia alba)、およびセイロンマツリ(Plumbago zeylanica)から選ばれる一種または二種以上の植物抽出物を含有する。
【選択図】なし
【解決手段】本発明の抗酸化剤、抗酸化性皮膚外用剤および抗酸化性化粧料は、ベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)、アスパラガスラセモサス(Asparagus recimosus)、ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)、シコウカ(Lawsonia alba)、およびセイロンマツリ(Plumbago zeylanica)から選ばれる一種または二種以上の植物抽出物を含有する。
【選択図】なし
Description
本発明は、特定の植物の抽出物を有効成分として含有する抗酸化剤、抗酸化性皮膚外用剤および抗酸化性化粧料、並びに該化粧料を使用する美容方法に関する。
ヒトの生命維持のために生体内において有酸素性エネルギー代謝が行われるが、その代謝過程において、生体内に取り込まれた酸素からスーパーオキシド、ヒドロキシラジカル、過酸化水素等の活性酸素やフリーラジカルが生成することが知られている。生成した活性酸素やフリーラジカルは、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)、カタラーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼなどの酵素により無毒化される。しかし、加齢による酵素の発現量低下や、外部刺激による活性酸素やフリーラジカルの発生加速等の影響のために、前述の酵素による活性酸素やフリーラジカルの無毒化が不十分となり、その結果、活性酸素やフリーラジカルにより細胞損傷や組織傷害が引き起こされる。特に、皮膚組織は、太陽光中の紫外線や、大気汚染物質等の環境因子の刺激を直接受けるため、組織内で活性酸素やフリーラジカルが生成し易く、種々の酸化傷害が生じ易い。このような酸化傷害は、しみ、そばかすなどの色素沈着や、しわ・たるみなどの皮膚老化の主要な要因となっている。
このため、活性酸素やフリーラジカルに起因する皮膚組織の酸化傷害を防御するための皮膚外用剤や化粧料に、ビタミンE、ビタミンC等のビタミン系抗酸化剤や、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)、ブチルヒドロキシアニソール(BHA)等の合成抗酸化剤を配合することが試みられている。しかし、これらの抗酸化剤を配合した皮膚外用剤や化粧料の酸化傷害防止効果は十分とは言えない場合があり、また、これらのビタミン系抗酸化剤は酸化条件下での安定性が十分とはいえず、また合成抗酸化剤には発がん性の疑いがあるなどの問題があった。
そこで、人体に対し、良好な安全性を期待できる天然由来の植物の抽出物の中から、抗酸化作用を有する特定の植物抽出物を選択し、それを抗酸化剤として皮膚外用剤に配合することが提案されており、例えば、アセロラ種子抽出物(特許文献1)、パロアズール抽出物(特許文献2)、タマコチョウの抽出物(特許文献3)などの植物抽出物が抗酸化剤として期待されている。
しかしながら、特許文献1〜3に記載された植物の抽出物の種類は非常に限られたものであるため、皮膚外用剤の製造時の植物の抽出物の選択の自由度が低くならざるを得ず、また、これらの植物抽出物を配合した皮膚外用剤や化粧料の中には、酸化傷害防止効果が十分とは言えない場合があった。このため、常に、特許文献1〜3等に記載された植物の抽出物とは異なる、抗酸化作用を有する新たな植物の抽出物が求められている。
本発明は、以上の従来の技術の課題を解決しようとするものであり、良好な安全性を期待でき且つ抗酸化作用を有する新たな植物の抽出物を含有する抗酸化剤、抗酸化性皮膚外用剤、及び抗酸化性化粧料を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的に鑑み、古くから人に対する使用実績があり安全性上の問題がないと考えられる植物由来成分について、天然抗酸化剤としての有効性を検討した結果、抗酸化作用に関する報告がなされていない特定の植物の抽出物が、抗酸化性皮膚外用剤や抗酸化性化粧料に配合するに適した抗酸化作用を有することを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、ベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)、アスパラガスラセモサス(Asparagus recimosus)、ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)、シコウカ(Lawsonia alba)、セイロンマツリ(Plumbago zeylanica)から選ばれる一種または二種以上の植物の抽出物を含有することを特徴とする抗酸化剤、抗酸化性皮膚外用剤、および抗酸化性化粧料、並びに該抗酸化性化粧料を使用する美容方法を提供する。
本発明の抗酸化剤、抗酸化性皮膚外用剤、および抗酸化性化粧料は、特定の植物の抽出物を含有する。この植物の抽出物は、皮膚に対する高い安全性が期待でき、しかも良好な抗酸化作用を有する。また、本発明の美容方法においては、前述の本発明の抗酸化性化粧料が表皮に適用される。従って、本発明によれば、加齢あるいは日焼けによる、しみ、そばかす等の色素沈着の発生を防止もしくは抑制することができ、更にしわ、たるみなどの皮膚の老化に対して優れた予防・改善効果を期待できる。
本発明は、前述したように、ベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)、アスパラガスラセモサス(Asparagus recimosus)、ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)、シコウカ(Lawsonia alba)、セイロンマツリ(Plumbago zeylanica)から選ばれる一種または二種以上の植物の抽出物を含有することを特徴とする抗酸化剤、抗酸化性皮膚外用剤、および抗酸化性化粧料、並びに該抗酸化性化粧料を使用する美容方法である。まず、上述の植物について説明するが、これら植物の産地は特に限定されない。
ベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)は、クワ科イチジク属の植物であり、熱帯アジアに広く分布する常緑高木として知られている。
アスパラガスラセモサス(Asparagus recimosus)は、クサスギカズラ科アスパラガス属の植物であり、多年生の単子葉植物でアジア、アフリカの熱帯地方に広く分布している。
ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)は、ヒユ科イノコズチ属の植物であり、温帯から熱帯にかけて分布する一年草として知られている。
シコウカ(Lawsonia alba)は、ミソハギ科ローソニア属の北アフリカや南西アジア原産の植物であり、古くから爪や髪を染める染料として利用されてきたことでも知られている。
セイロンマツリ(Plumbago zeylanica)は、イソマツ科ルリマツリ属の植物であり、双子葉植物で世界的に広く熱帯から寒帯まで分布している。
本発明で使用するベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)、アスパラガスラセモサス(Asparagus recimosus)、ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)、シコウカ(Lawsonia alba)、セイロンマツリ(Plumbago zeylanica)の各抽出物としては、いずれも植物体の葉、茎、幹、樹皮、幼芽、花、果実、種子、根等の植物体の一部位又は複数部位の混合あるいは全草から抽出したものを使用できる。中でも、ベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)の場合には好ましくは新芽または若葉の抽出物が用いられ、アスパラガスラセモサス(Asparagus recimosus)の場合には好ましくは根の抽出物が用いられ、ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)の場合には好ましくは全草の抽出物が用いられ、シコウカ(Lawsonia alba)の場合には好ましくは葉の抽出物が用いられ、セイロンマツリ(Plumbago zeylanica)の場合には好ましくは根の抽出物が用いられる。
これらの植物から抽出物を得る場合、各部位を生のまま用いてもよいが、乾燥、細切、粉砕、圧搾または発酵等の前処理を適宜に施した後、低温ないし加温下で溶媒を用いて抽出することが好ましい。その抽出方法は特に限定されないが、例えば、上記植物体の一部位、または2種以上の部位を、低温もしくは室温〜加温下の溶媒中に浸漬する方法があげられる。抽出時間は抽出溶媒の種類や抽出温度に応じて設定されるが、1時間から2週間程度が好ましい。
抽出溶媒としては、例えば水、低級1価アルコール(メチルアルコール、エチルアルコール、1−プロパノール、2−プロパノール、1−ブタノール、2−ブタノール等)、液状多価アルコール(グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール等)、低級エステル(酢酸エチル、酢酸ブチル等)、炭化水素(ベンゼン、ヘキサン、ペンタン等)、ケトン類(アセトン、メチルエチルケトン等)、エーテル類(ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジプロピルエーテル等)、アセトニトリル等が挙げられ、それらの一種又は二種以上を用いることができる。また、生理食塩水、リン酸緩衝液、リン酸緩衝生理食塩水等を用いてもよい。必要に応じて、本発明の効果に影響のない範囲で更に、脱臭、脱色等の精製処理を行ってもよい。更に、必要により防腐防黴剤(フェノキシエタノール、パラオキシ安息香酸エステル類等)を添加後、低温下に1〜2昼夜保存した後ろ過をして用いてもよい。
ベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)、アスパラガスラセモサス(Asparagus recimosus)、ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)、シコウカ(Lawsonia alba)、およびセイロンマツリ(Plumbago zeylanica)のそれぞれの抽出物を調製する際に適用する好ましい抽出方法の例としては、濃度0〜100vol%の含水エチルアルコール又は1,3−ブチレングリコールに植物を浸漬し、室温又は加温して1〜10日間抽出を行った後にろ過し、得られたろ液を低温ないし室温下にて、更に1週間程放置して熟成させ、再びろ過を行う方法が挙げられる。
本発明の抗酸化剤、抗酸化性皮膚外用剤または抗酸化性化粧料において、ベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)抽出物、アスパラガスラセモサス(Asparagus recimosus)抽出物、ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)抽出物、シコウカ(Lawsonia alba)抽出物、セイロンマツリ(Plumbago zeylanica)抽出物の合計の含有量は、乾燥固形分として好ましくは0.00001〜10質量%であり、より好ましくは0.00001〜2質量%である。これらの植物の抽出物の合計の含有量がこの範囲内であれば、植物の抽出物を安定に配合することができ、皮膚への安全性も高く、高い薬効乃至美容効果を発揮することができる。
また、本発明において抗酸化剤、抗酸化性皮膚外用剤または抗酸化性化粧料は、通常用いられる各種の薬効成分、例えば、保湿剤、美白剤、抗炎症剤、細胞賦活剤、紫外線防御剤、血行促進剤、その他の抗酸化剤等から選ばれる薬効剤の一種又は二種以上と併用することができる。それにより、本発明の効果をより高めることが可能である。
保湿剤として、例えば、アスパラギン酸、アスパラギン酸塩、アラニン、アルギニン、アルギン酸、アルギン酸ソーダ、キシリトール、グリシン、グルコース、シスチン、システイン、セリン、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、ポリグリセリン、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、ヘキシレングリコール、キシリトール、ソルビトール、POEメチルグルコシド、マルチトール、マルトース、マンニトール、リシン、ハチミツ、ローヤルゼリー、コンドロイチン硫酸、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、アセチルヒアルロン酸ナトリウム、ムコイチン硫酸、カロニン酸、トラネキサム酸、ベタイン、トレハロース、キトサン、尿素、セラミド、アテロコラーゲン、コレステリル−12−ヒドロキシステアレート、乳酸ナトリウム、胆汁酸塩、dl−ピロリドンカルボン酸塩、可溶性コラーゲン、ジグリセリン(EO)PO付加物、アシタバ抽出物、アスパラガス抽出物、イザヨイバラ抽出物、クインスシード抽出物、グアバ葉抽出物、セイヨウノコギリソウ抽出物、メリロート抽出物等を挙げることができる。
また、美白剤として、例えば、L−アスコルビン酸、L−アスコルビン酸塩、L−アスコルビン酸エチル、L−アスコルビン酸ジパルミチン酸エステル、L−アスコルビン酸モノパルミチン酸エステル、テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビル、L−アスコルビン酸−2−硫酸ナトリウム、L−アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム塩、L−アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム塩、L−アスコルビン酸ステアリン酸エステル、L−アスコルビン酸−2−グルコシド、DL−α−トコフェロール−L−アスコルビン酸リン酸ジエステルジカリウム等のビタミンC類、胎盤抽出物、コウジ酸、エラグ酸、カミツレ抽出物、火棘エキス、レンシュエキス、トコトリエノール、グルタチオン、アルブチン、トラネキサム酸、ウワウルシ抽出物、ユキノシタ抽出物、アセロラ抽出物、エイジツ抽出物、フェルラ酸、アデノシンリン酸二ナトリウム、リノール酸、4−n−ブチルレゾルシン、4−(4−ヒドロキシフェニル)−2−ブタノール、5,5’−ジプロピル−ビフェニル−2,2’−ジオール、4−メトキシサリチル酸カリウム塩、ハイドロキノン、ハイドロキノンモノベンジルエーテル、パンテテイン−s−スルホン酸カルシウム、油溶性カンゾウ抽出物等を挙げることができる。
抗炎症剤として、例えば、アミノカプロン酸、アラントイン、インドメタシン、ビサボロール、サポニン、塩化リゾチウム、アズレン、グアイアズレン、グアイアズレンスルホン酸塩、グリチルリチン酸及びその誘導体、グリチルレチン酸及びその誘導体、サリチル酸及びその誘導体、ヒノキチオール、感光素、トラネキサム酸及びその誘導体、酸化亜鉛、ウコン抽出物、ゲンノショウコ抽出物、ボタン抽出物、レイシ抽出物、ワレモコウ抽出物等を挙げることができる。
細胞賦活剤として、例えば、アミノ酪酸、イチョウ抽出物、ウイキョウ抽出物、オランダカラシ抽出物、ニンジン抽出物、クララ抽出物、クロレラ抽出物、サフラン抽出物、ダイズ抽出物、タイソウ抽出物、ニコチン酸、ニコチン酸アミド、パントテン酸及びその誘導体、ビオチン、レチノール、ロイシン、感光素、リボフラビン及びその誘導体、ピリドキシン及びその誘導体等を挙げることができる。
紫外線防御剤として、例えば、オキシベンゾン、オキシベンゾンスルホン酸、テトラヒドロキシベンゾフェノン、ジヒドロキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノンスルホン酸ナトリウム、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−5−スルホン酸塩、シノキサート、ジパラメトキシケイ皮酸モノ−2−エチルヘキサン酸グリセリル、ジイソプロピルケイ皮酸メチル、メトキシケイ皮酸メチル、パラメトキシケイ皮酸オクチル、パラメトキシケイ皮酸イソプロピル・ジイソプロピルケイ皮酸エステル混合物、パラアミノ安息香酸グリセリル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、パラジメチル安息香酸オクチル、パラアミノ安息香酸(PABA)、パラアミノ安息香酸エチル、サリチル酸エチレングリコール、サリチル酸オクチル、サリチル酸フェニル、サリチル酸ホモメンチル、ウロカニン酸、ウロカニン酸エチル、エチルヘキシルトリアゾン、ドロメトリゾール、ドロメトリゾールトリシロキサン、4−メトキシ−4’−tert−ブチルジベンゾイルメタン、酸化チタン、タルク、カルミン、ベントナイト、カオリン、酸化亜鉛等を挙げることができる。
血行促進剤として、例えば、サンショウ抽出物、ショウキョウ抽出物、センキュウ抽出物、チンピ抽出物、トウガラシ抽出物、トウキ抽出物、ボタン抽出物、ノニル酸ワレニルアミド、ニコチン酸ベンジルエステル、ニコチン酸β−ブトキシエチルエステル、カプサイシン、カンタリスチンキ、イクタモール、カフェイン、タンニン酸、α−ボルネオール、ニコチン酸トコフェロール、イノシトールヘキサニコチネート、アセチルコリン、セファランチン、γ−オリザノール等を挙げることができる。
その他の抗酸化剤として、例えば、アスタキサンチン、β−カロテン、γ−オリザノール、カイネチン、トコフェロール、ジブチルヒドロキシトルエン、フラボノイド、SOD、カタラーゼ、フラーレン、フィチン酸、フェルラ酸、クロロゲン酸、没食子酸プロピル、緑茶抽出物、ローズマリー抽出物、ローズヒップ抽出物、ショウブ抽出物、スギナ抽出物、ハマメリス抽出物、パセリ抽出物、ビワ葉抽出物、グレープフルーツ抽出物、シモツケソウ抽出物、ライチ抽出物、ヨモギ抽出物、モモ葉抽出物、マンゴウ抽出物、ボタンピ抽出物、マツ樹皮抽出物、白金、ユビキノン、α−リポ酸等を挙げることができる。
また、本発明の抗酸化剤、抗酸化性皮膚外用剤または抗酸化性化粧料には、前記成分以外に、本発明の効果を損なわない範囲内で、外用剤に通常用いられる成分である水、油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、高級アルコール類、エステル類、植物抽出エキス類、ビタミン類、水溶性高分子、界面活性剤、金属石鹸、アルコール、多価アルコール、pH調整剤、防腐剤、香料、粉体、増粘剤、色素、キレート剤等の成分を適宜配合することができる。
本発明の抗酸化剤、抗酸化性皮膚外用剤または抗酸化性化粧料の剤形は、特に限定されず、例えば、低粘度液体、ペースト、クリーム、フォーム、乳液、パック、軟膏、粉剤、エアゾール、貼付剤等が挙げられる。なお、本発明は、化粧品、医薬部外品、医薬品のいずれにも適用することができる。具体的には、例えば、化粧水、化粧クリーム、化粧乳液、美容液、化粧パック、化粧洗浄料、浴用剤、メーキャップ化粧料等に適用することができる。
本発明の抗酸化剤、抗酸化性皮膚外用剤または抗酸化性化粧料の表皮に対する適用量は、少なすぎると発明の効果が得られず、多すぎても添加量に見合った効果が得られない。従って、植物抽出物(乾燥固形分)換算で、表皮単位面積(1cm2)当たり、好ましくは0.0002〜1340μg/cm2・day、より好ましくは0.0002〜270μg/cm2・dayとする。
また、本発明の抗酸化性化粧料は、美容目的で皮膚の老化を予防・改善する美容方法に好ましく適用できる。この美容方法は、美容目的で皮膚の老化を予防・改善するために、本発明の抗酸化性化粧料を表皮に適用することを特徴とするものである。この美容方法において、抗酸化性化粧料を表皮に適用する手法としては、通常の美容手法、例えば、素手による塗布やエアロゾルのスプレーなどを採用することができる。好ましい適用時期としては、風呂上がりや洗顔後が挙げられる。
本発明の抗酸化剤、抗酸化性皮膚外用剤および抗酸化性化粧料、更には美容方法について、調製例、試験例、実施例を挙げて更に具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら制約されるものではない。
<植物抽出物の調製例>
ベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)の新芽部位、アスパラガスラセモサス(sparagus recimosus)の根部位、ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)の全草、シコウカ(Lawsonia alba)の葉部位、およびセイロンマツリ(Plumbago zeylanica)の根部位のそれぞれ100gを粉砕し、それぞれ別々の2リットル容量のガラス容器に入れ、更に50%含水エタノール溶液1000mLを加え混合し、密閉した。室温にて7日間静置した後、ろ過して不溶解物を取り除き、ベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)抽出液、アスパラガスラセモサス(Asparagus recimosus)抽出液、ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)抽出液、シコウカ(Lawsonia alba)抽出液、およびセイロンマツリ(Plumbago zeylanica)抽出液をそれぞれ得た。この抽出液を以降の試験例及び実施例において植物抽出物として用いた。
ベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)の新芽部位、アスパラガスラセモサス(sparagus recimosus)の根部位、ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)の全草、シコウカ(Lawsonia alba)の葉部位、およびセイロンマツリ(Plumbago zeylanica)の根部位のそれぞれ100gを粉砕し、それぞれ別々の2リットル容量のガラス容器に入れ、更に50%含水エタノール溶液1000mLを加え混合し、密閉した。室温にて7日間静置した後、ろ過して不溶解物を取り除き、ベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)抽出液、アスパラガスラセモサス(Asparagus recimosus)抽出液、ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)抽出液、シコウカ(Lawsonia alba)抽出液、およびセイロンマツリ(Plumbago zeylanica)抽出液をそれぞれ得た。この抽出液を以降の試験例及び実施例において植物抽出物として用いた。
<試験例>抗酸化作用試験
植物抽出物の調製例で得られたベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)、アスパラガスラセモサス(Asparagus recimosus)、ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)、シコウカ(Lawsonia alba)、およびセイロンマツリ(Plumbago zeylanica)の各植物抽出物について、1,1−ジフェニル−2−ピクリル−ヒドラジル(1,1−diphenyl−2−picrylhydrazyl:以下、DPPH)を用いたラジカル消去実験を以下に説明するように行った。
植物抽出物の調製例で得られたベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)、アスパラガスラセモサス(Asparagus recimosus)、ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)、シコウカ(Lawsonia alba)、およびセイロンマツリ(Plumbago zeylanica)の各植物抽出物について、1,1−ジフェニル−2−ピクリル−ヒドラジル(1,1−diphenyl−2−picrylhydrazyl:以下、DPPH)を用いたラジカル消去実験を以下に説明するように行った。
即ち、520nmに極大吸収を持つ安定なラジカル物質であるDPPHが抽出物に含まれる抗酸化物質により還元されることで生じる520nmにおける吸光度の減少を測定して抗酸化作用を評価した。具体的には、各植物抽出液を、リン酸緩衝生理食塩水(PBS)で2vol%に希釈し、得られた希釈液は96穴マイクロプレートに50μLずつ添加した。そこへ、2.5×10−4 mol/LのDPPHエタノール溶液を50μLずつ添加し、十分に混合した後、室温、暗所にて30分間静置した。最後に吸光プレートリーダー(テカン社、インフィニット200F)で520nmのフィルター(半値幅10nm)を用いて吸光度を測定した。また、DPPHエタノール溶液に代えてDPPHを含まないエタノールのみを添加した反応溶液をブランク溶液として同様に吸光度を測定した。上述の方法で測定した数値を次式に代入し、抗酸化率を算出した。得られた結果を表1に示す。
上述の式中、Aは、植物抽出物を含む反応溶液の吸光度であり、Bは植物抽出物を含むブランク溶液の吸光度であり、Cは植物抽出物を含まない反応溶液の吸光度であり、そして、Dは、植物抽出物を含まないブランク溶液の吸光度である。
表1から、特定の植物の抽出物を含有する反応溶液には抗酸化作用が認められた。従って、表1の各植物抽出物は有効な抗酸化剤であることがわかる。
実施例1〜5、比較例1(液状皮膚外用剤の調製)
表2の配合成分を均一に混合溶解して液状皮膚外用剤を調製した。
表2の配合成分を均一に混合溶解して液状皮膚外用剤を調製した。
実施例6〜10、比較例2(外用皮膚クリーム剤の調製)
表3の配合成分のうち、成分(1)〜(6)を加熱混合して75℃の混合物1Aを調製し、それとは別に、成分(12)に成分(7)〜(10)を加えて加熱混合して75℃の混合物1Bを調製した。得られた混合物1Aと混合物1Bとを、ホモミキサーを用いて混合乳化し、室温まで放冷することで混合物1Cを調製した。得られた混合物1Cに、成分(11)を均一に混合して外用皮膚クリーム剤を得た。
表3の配合成分のうち、成分(1)〜(6)を加熱混合して75℃の混合物1Aを調製し、それとは別に、成分(12)に成分(7)〜(10)を加えて加熱混合して75℃の混合物1Bを調製した。得られた混合物1Aと混合物1Bとを、ホモミキサーを用いて混合乳化し、室温まで放冷することで混合物1Cを調製した。得られた混合物1Cに、成分(11)を均一に混合して外用皮膚クリーム剤を得た。
実施例11〜15、比較例3(化粧水の調製)
表4の配合成分のうち、成分(1)〜(6)を室温下で混合溶解して混合物2Aを調製し、それとは別に、成分(7)〜(13)を室温下で混合溶解して混合物2Bを調製した。得られた混合物2Aと混合物2Bとを、撹拌機を用いて均一に混合することで化粧水を得た。
表4の配合成分のうち、成分(1)〜(6)を室温下で混合溶解して混合物2Aを調製し、それとは別に、成分(7)〜(13)を室温下で混合溶解して混合物2Bを調製した。得られた混合物2Aと混合物2Bとを、撹拌機を用いて均一に混合することで化粧水を得た。
実施例16〜20、比較例4(乳液の調製)
表5の配合成分のうち、成分(1)〜(8)を加熱混合して75℃の混合物3Aを調製し、それとは別に、成分(15)に成分(9)〜(13)を加えて加熱混合して75℃の混合物3Bを調製した。得られた混合物3Aと混合物3Bとを、ホモミキサーを用いて混合乳化し、室温まで放冷することで混合物3Cを調製した。得られた混合物3Cに、成分(14)を均一に混合して乳液を得た。
表5の配合成分のうち、成分(1)〜(8)を加熱混合して75℃の混合物3Aを調製し、それとは別に、成分(15)に成分(9)〜(13)を加えて加熱混合して75℃の混合物3Bを調製した。得られた混合物3Aと混合物3Bとを、ホモミキサーを用いて混合乳化し、室温まで放冷することで混合物3Cを調製した。得られた混合物3Cに、成分(14)を均一に混合して乳液を得た。
実施例21〜25、比較例5(パック剤の調製)
表6の配合成分のうち、成分(1)〜(6)を混合しながら70℃に加熱し溶解して混合物4Aを調製し、それとは別に、成分(7)〜(10)を室温下で混合溶解して混合物4Bを調製した。得られた混合物4Aと混合物4Bとを、撹拌機を用いて混合し、室温まで放冷することでパック剤を得た。
表6の配合成分のうち、成分(1)〜(6)を混合しながら70℃に加熱し溶解して混合物4Aを調製し、それとは別に、成分(7)〜(10)を室温下で混合溶解して混合物4Bを調製した。得られた混合物4Aと混合物4Bとを、撹拌機を用いて混合し、室温まで放冷することでパック剤を得た。
実施例26〜30、比較例6(乳液状ファンデーションの調製)
表7の配合成分のうち、成分(1)〜(6)を室温下で混合溶解し、さらに、成分(12)〜(16)を加えて加熱混合して70℃の混合物5Aを調製した。それとは別に、成分(7)〜(11)および(18)を加熱混合して70℃の混合物5Bを調製した。得られた混合物5Bに混合物5Aを添加し、ホモミキサーを用いて乳化し、室温まで放冷して混合物5Cを調製した。得られた混合物5Cに、成分(17)を均一に混合して乳液状ファンデーションを得た。
表7の配合成分のうち、成分(1)〜(6)を室温下で混合溶解し、さらに、成分(12)〜(16)を加えて加熱混合して70℃の混合物5Aを調製した。それとは別に、成分(7)〜(11)および(18)を加熱混合して70℃の混合物5Bを調製した。得られた混合物5Bに混合物5Aを添加し、ホモミキサーを用いて乳化し、室温まで放冷して混合物5Cを調製した。得られた混合物5Cに、成分(17)を均一に混合して乳液状ファンデーションを得た。
<評価試験>
実施例6〜10、比較例2(実施例の処方における本発明の植物抽出物を精製水に置換して調製したもの)に示す外用皮膚クリーム剤について、肌荒れ改善効果を以下に説明するように試験評価した。
実施例6〜10、比較例2(実施例の処方における本発明の植物抽出物を精製水に置換して調製したもの)に示す外用皮膚クリーム剤について、肌荒れ改善効果を以下に説明するように試験評価した。
<肌荒れ改善効果評価方法>
肌荒れが顕著に認められる女性被験者(25〜60才)40名を半分に2つの群に分け、各群に実施例及び比較例のそれぞれの剤を、毎日2回(朝の洗顔の際と夜の入浴後)、3ヶ月にわたって顔に使用してもらい、使用前後の肌荒れ改善の程度を、美容専門技術者が観察し、以下の評価基準に従って評価した。得られた結果を表8に示す。なお、表中の数字は、当該項目に該当する被験者数である。
肌荒れが顕著に認められる女性被験者(25〜60才)40名を半分に2つの群に分け、各群に実施例及び比較例のそれぞれの剤を、毎日2回(朝の洗顔の際と夜の入浴後)、3ヶ月にわたって顔に使用してもらい、使用前後の肌荒れ改善の程度を、美容専門技術者が観察し、以下の評価基準に従って評価した。得られた結果を表8に示す。なお、表中の数字は、当該項目に該当する被験者数である。
(評価基準)
評価ランク: 内容
A(有効): 肌荒れが改善された。
B(やや有効): 肌荒れがやや改善された。
C(無効): 肌荒れの改善がみられない。
評価ランク: 内容
A(有効): 肌荒れが改善された。
B(やや有効): 肌荒れがやや改善された。
C(無効): 肌荒れの改善がみられない。
表8から明らかなように、肌荒れにおいて、特定の植物抽出物を配合した実施例6〜10の剤を使用した場合には、対応する比較例の剤を使用した場合よりも、より顕著な肌荒れ改善効果が認められた。さらに、上記の評価試験において、実施例6〜10を使用した群において、皮膚刺激やアレルギー反応等の皮膚障害を訴えた被験者はいなかった。
なお、実施例6〜10以外の実施例の剤についても、実施例6〜10と同様の結果が得られた。
以上のように、本発明の実施例の剤は、対応する比較例に比べ、肌荒れに対し優れた改善効果を有し、且つ安全性が高いものであった。
本発明の抗酸化剤、抗酸化性皮膚外用剤および抗酸化性化粧料は、優れた抗酸化作用を有しており、安全で酸化に対して安定なことから、化粧料として適用するのに好適である。また、皮膚の酸化傷害を予防・改善し、肌荒れ、皮膚老化にもその有効性を発揮し、皮膚を保護することができる。従って、本発明の抗酸化剤、抗酸化性皮膚外用剤、および抗酸化性化粧料、並びに美容方法は、医療分野や美容分野で有用である。
Claims (4)
- ベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)、アスパラガスラセモサス(Asparagus recimosus)、ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)、シコウカ(Lawsonia alba)、セイロンマツリ(Plumbago zeylanica)から選ばれる一種または二種以上の植物の抽出物を含有することを特徴とする抗酸化剤。
- ベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)、アスパラガスラセモサス(Asparagus recimosus)、ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)、シコウカ(Lawsonia alba)、セイロンマツリ(Plumbago zeylanica)から選ばれる一種または二種以上の植物の抽出物を含有する抗酸化性皮膚外用剤。
- ベンガルボダイジュ(Ficus benghalensis)、アスパラガスラセモサス(Asparagus recimosus)、ケイノコヅチ(Achyranthes aspera)、シコウカ(Lawsonia alba)、セイロンマツリ(Plumbago zeylanica)から選ばれる一種または二種以上の植物の抽出物を含有する抗酸化性化粧料。
- 請求項3に記載の化粧料を美容目的で皮膚に適用することを特徴とする美容方法。
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