JP2010158703A - レーザ加工装置、及び、レーザ加工方法 - Google Patents

レーザ加工装置、及び、レーザ加工方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010158703A
JP2010158703A JP2009002784A JP2009002784A JP2010158703A JP 2010158703 A JP2010158703 A JP 2010158703A JP 2009002784 A JP2009002784 A JP 2009002784A JP 2009002784 A JP2009002784 A JP 2009002784A JP 2010158703 A JP2010158703 A JP 2010158703A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
laser beam
laser
pattern
image
incident
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009002784A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuyuki Okudaira
恭之 奥平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Heavy Industries Ltd filed Critical Sumitomo Heavy Industries Ltd
Priority to JP2009002784A priority Critical patent/JP2010158703A/ja
Publication of JP2010158703A publication Critical patent/JP2010158703A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lasers (AREA)
  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)

Abstract

【課題】 良質の加工を行う。
【解決手段】 レーザビームを出射するレーザ光源と、加工対象物を保持するステージと、外部から与えられる制御信号に基づいて、レーザ光源を出射したレーザビームを、ステージに保持された加工対象物上で走査するビーム走査器と、ビーム走査器を介して、ステージに保持された加工対象物の画像を取得する受光装置と、受光装置で取得された加工対象物の画像のデータに基づいて、ステージに保持された加工対象物上にレーザビームを入射させる複数の入射目標位置を設定し、入射目標位置にレーザビームが照射されるようにビーム走査器に制御信号を与える制御装置とを有するレーザ加工装置を提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、加工対象物にレーザビームを照射して加工を行うレーザ加工装置、及び、レーザ加工方法に関する。
図6(A)〜(C)を参照して、レーザビームを照射して行うパターニング加工の従来技術について説明する。
図6(A)は、パターニング加工の加工対象物であるパネル50を示す平面図である。パネル50は、たとえば太陽電池製造の一工程に現れるパネルである。パネル50には、線状の凹部50bが縦横に形成されている。
図6(B)に、図6(A)の6B−6B線に沿う断面図を示す。パネル50は、表面に複数の凹部50bが形成された厚さ0.5mm〜0.7mmのガラス基板50aと、ガラス基板50a表面上に形成された透明導電膜、たとえば厚さ0.1μm〜0.2μmのITO(Indium Tin Oxide)膜50cを含んで構成される。ITO膜50cは、ガラス基板50aの凹部50b内にも形成される。
太陽電池製造のため、レーザビーム60を凹部50b上方からパネル50に照射し、照射位置のITO膜50cの除去加工を行う。本図には、レーザビーム60の照射により除去されるITO膜50cに右下がりの斜線を付して示した。レーザビーム60は、凹部50bの長さ方向に沿って走査される。この結果、凹部50b内のITO膜50cを、凹部50bの長さ方向に連続的に除去するパターニング加工が行われる。
図6(C)を参照して、上述のパターニング加工の従来方法について説明する。図6(C)は、図6(A)において点線で囲んだ領域を拡大して示した概略図である。
図6(A)に示す複数の線状凹部50bのそれぞれの座標は、パネル50上に画定された座標系によって、CADデータで与えられている。そこでまず複数の凹部50bの端点の座標や、縦方向に伸びる凹部50bと横方向に伸びる凹部50bの複数の交点の座標を、パネル50上に画定された座標系において求める。
次に、パネル50をレーザパターニング装置のステージ上に載置し、上記端点や交点を撮像して画像処理を行うことで計測し、偏差を求めて、レーザパターニング装置の座標系における実際の交点の座標、たとえば図6(C)に示した範囲においては交点50x及び50yの座標を測定する。
そして両交点50x、50yを結んだ線分(加工目標線50z)に沿う位置にレーザビームを入射させ、加工目標線50zに沿ってレーザパターニングを行う。
しかしこのレーザパターニング方法では、交点50x、50y間の凹部50bが直線状に形成されていない場合などには、高精度でパターニングを行うことができない。
基板上に形成された1次パターニングラインを基に正確にレーザビームを照射して、2次パターニングラインを高速に加工することが可能なレーザ加工装置及びレーザ加工方法の発明が開示されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1記載のレーザ加工装置においては、撮像処理ステージと加工処理ステージとが異なる位置に設けられている。加工対象となる1次パターニングエリアは、まず撮像処理ステージに配置されて処理され、その後加工処理ステージに移送されて2次パターニングラインの加工が行われる。加工処理ステージで2次パターニングラインの加工が行われる間に、撮像処理ステージで他の1次パターニングエリアの処理を行うことができるので、高速な加工を実現することができる。
しかしながら、このレーザ加工装置は、撮像処理ステージと加工処理ステージとを異なる位置に備えるため、装置が大型化しやすい。
特開2005−81392号公報
本発明の目的は、良質の加工を実現する、小型化可能なレーザ加工装置を提供することである。
また、良質の加工を行うことのできるレーザ加工方法を提供することである。
本発明の一観点によれば、レーザビームを出射するレーザ光源と、加工対象物を保持するステージと、外部から与えられる制御信号に基づいて、前記レーザ光源を出射したレーザビームを、前記ステージに保持された加工対象物上で走査するビーム走査器と、前記ビーム走査器を介して、前記ステージに保持された加工対象物の画像を取得する受光装置と、前記受光装置で取得された該加工対象物の画像のデータに基づいて、前記ステージに保持された加工対象物上にレーザビームを入射させる複数の入射目標位置を設定し、該入射目標位置にレーザビームが照射されるように前記ビーム走査器に制御信号を与える制御装置とを有するレーザ加工装置が提供される。
また、本発明の他の観点によれば、(a)ビーム走査器を用いて、受光装置の画界を加工対象物の表面上で走査することにより、該加工対象物の表面に描画されたパターンの画像データを取得する工程と、(b)前記工程(a)で取得された画像データに基づいて、レーザビームが前記パターンに沿って走査されるように、前記ビーム走査器を制御して加工を行う工程とを有するレーザ加工方法が提供される。
本発明によれば、良質の加工を実現する、小型化可能なレーザ加工装置を提供することができる。
また、良質の加工を行うことの可能なレーザ加工方法を提供することができる。
実施例によるレーザ加工装置を示す概略図である。 パネル50の概略的な平面図である。 (A)〜(C)は、実施例によるレーザ加工方法について説明するための図である。 変形例によるレーザ加工装置を示す概略図である。 CCDカメラ17で撮影される画像の一例を示す図である。 (A)〜(C)は、レーザビームを照射して行うパターニング加工の従来技術について説明するための図である。
図1は、実施例によるレーザ加工装置を示す概略図である。実施例によるレーザ加工装置は、レーザ光源10、アッテネータ11、マスク12、フォーカスレンズ13、レンズ移動機構14、ダイクロイックミラー15、ガルバノスキャナ16、制御装置18、ラインセンサカメラ19a、19b、ハーフミラー20、折り返しミラー21、及び加工テーブル22を含んで構成される。
レーザ光源10が、制御装置18から送られるトリガ信号を受けて、パルスレーザビーム30を出射する。レーザ光源10は、たとえばNd:YAGレーザ発振器、及び非線形光学結晶を含む。パルスレーザビーム30は、たとえばNd:YAGレーザの2倍高調波である。
パルスレーザビーム30は、アッテネータ11でエネルギを減衰された後、マスク12に入射する。マスク12は透光領域と遮光領域とを有し、パルスレーザビーム30の断面形状を整形する。マスク12で断面形状を整形されたパルスレーザビーム30は、フォーカスレンズ13、ダイクロイックミラー15を透過してガルバノスキャナ16に入射する。
ガルバノスキャナ16は2枚の揺動鏡を含んで構成され、制御装置18からの制御信号を受けて、パルスレーザビーム30を2次元方向に走査して出射することができる。パルスレーザビーム30は、ガルバノスキャナ16で出射方向を変化されて、加工テーブル22上に載置されたパネル50に入射する。
パネル50は、たとえば図6(A)〜(C)に示した、太陽電池製造の一工程に現れるパネルである。パネル50にパルスレーザビーム30を照射して、ガラス基板50aの線状パターン上(凹部50b内)に形成されたITO膜50cを、凹部50bの長さ方向に沿って連続的に除去するパターニング加工を行う。
レンズ移動機構14は、フォーカスレンズ13を、パルスレーザビーム30の光軸方向(進行方向)に移動可能に保持する。レンズ移動機構14によるフォーカスレンズ13の移動の制御は、制御装置18の信号により行われる。フォーカスレンズ13の移動により、パネル50上におけるパルスレーザビーム30の入射位置が変化しても、パルスレーザビーム30はパネル50上に焦点を結んで入射する。
ラインセンサカメラ19a、19bは、パネル50の画像データを取得し、制御装置18に送信する。ガルバノスキャナ16を駆動することにより、パネル50の表面全領域の像を得ることが可能である。ラインセンサカメラ19aは、ガルバノスキャナ16を経由してダイクロイックミラー15で反射され、ハーフミラー20で二分岐された光の一方を受光する。ハーフミラー20で二分岐された光の他方は折り返しミラー21で反射された後、ラインセンサカメラ19bで受光される。
ラインセンサカメラ19a、19bで受光される光は、たとえばガルバノスキャナ16内において、レーザ光源10から加工テーブル22上のパネル50までのパルスレーザビーム30の経路を逆向きに進行する光である。
加工テーブル22は、制御装置18からの制御信号を受けて、パネル50を図の上下方向(パネル50の面内方向と交差する方向、たとえばパネル50の法線方向)に移動させることができる。これによりラインセンサカメラ19a、19bの焦点合わせを行うことができる。
図2及び図3(A)〜(C)を参照して実施例によるレーザ加工方法について説明する。
図2はパネル50の概略的な平面図である。実施例によるレーザ加工方法においては、まずラインセンサカメラ19aを用いて本図中に点線で示した領域内の画像を取得する。たとえばガルバノスキャナ16を用いてラインセンサカメラ19aの画界をパネル50の表面上で図面左側から右側にスキャンしながらパネル50を撮像し、凹部50bの画像データを連続的に制御装置18に取り込む。
画像を取り込みながら、またはすべて取り込んだ後に制御装置18は画像処理を行い、パネル50上の凹部50bの位置座標を検出、計測する。画像を取り込んだ位置情報と取得された画像データとから凹部50bの位置座標を検出、計測することができる。
図3(A)を参照する。画像の取り込みと凹部50bの位置計測とは独立に行われる。画像の取り込みは、ガルバノスキャナ16を用いてラインセンサカメラ19aの画界を移動し、たとえば画界の移動完了後に行われる。
凹部50bの位置計測は、取り込まれた凹部50bの画像の有無の判定を行い、有りと判定された場合に行われる。無しと判定された場合は、エラーとして中止となる。
図3(B)及び(C)に、ラインセンサカメラの画界とパルスレーザビーム30のビームスポットの中心Cとの、パネル50上における位置関係を示す。図3(B)及び(C)には、ラインセンサカメラ19a、19bの画界をそれぞれ画界25a、25bと示した。
ラインセンサカメラ19aは、パネル50の横方向(図2の横方向、図3(B)及び(C)においては縦方向)に形成された凹部50bの撮像に用いる。また、ラインセンサカメラ19bは、パネル50の縦方向(図2の縦方向、図3(B)及び(C)においては横方向)に形成された凹部50bの撮像に用いる。
実施例によるレーザ加工方法においては、パルスレーザビーム30の入射位置(ビームスポットの中心Cの位置)とラインセンサカメラ19a、19bの画界25a、25bの位置をあらかじめ計測しておく。
ラインセンサカメラ19a、19bの画界25a、25bと、パルスレーザビーム30の入射位置(ビームスポットの中心Cの位置)との相対的な位置関係は、図3(B)に示すようにオフセットしていてもよいし、図3(C)に示すように一致させることも可能である。
ラインセンサカメラ19aを用い、図2に点線で示した領域内のパネル50の画像データを得、凹部50bの位置座標を検出した後、パターニングを行うためにパルスレーザビーム30を入射させる複数の入射目標位置(加工位置座標)を、凹部50bの形成位置上に、たとえば凹部50bの幅方向の中心線に沿って設定する。
なお、取り込まれた画像から直接、制御に必要な距離間隔で入射目標位置(加工位置座標)を計測、設定してもよい。
入射目標位置(加工位置座標)が設定されたら、制御装置18はガルバノスキャナ16に制御信号を送信し、パルスレーザビーム30がパネル50上の入射目標位置(加工位置座標)に入射するように、ガルバノスキャナ16の位置決めを行う。また、レーザ光源10にトリガ信号を与えて、パルスレーザビーム30を出射させる。
パルスレーザビーム30が凹部50bに沿って走査されるようにガルバノスキャナ16が制御され、図2に点線で示した領域内の凹部50bのパターニング加工が行われる。
以下、他の凹部50bについても同様に、ラインセンサカメラ19a、19bを用いて画像データを得、位置座標を検出した後、検出された凹部50b上に入射目標位置(加工位置座標)を設定し、当該入射目標位置(加工位置座標)にパルスレーザビーム30を入射させてパターニング加工を行う。
画界移動、画像取り込みの作業とパルスレーザビーム30のパネル50への照射は、ともにガルバノスキャナ16を用いて行うため、同時並行的に行うことはできない。一方、凹部50bの位置座標の計測と、これらの作業とは並行して行うことができる。
したがって上述のように、(i)凹部50bの1本ごとに画界移動、画像取り込み、位置座標計測、パルスレーザビーム30の照射を行い、これをパネル50上のすべての凹部50bについて1本ずつ繰り返してもよいし、(ii)たとえばパネル50上のすべての凹部50bについてまず画界移動、画像取り込みの作業を行い、これが終了した後にパルスレーザビーム30の照射を開始することもできる。レーザビームの照射を優先する(i)と取り込み作業優先の(ii)の中間態様の方法を採用することも可能である。
1本の凹部50bの画像取り込みに要する時間と、位置座標の計測に要する時間とでは、後者の方がより時間がかかる。このためたとえば上記(ii)の場合においては、2本めの凹部50bについて画界移動、画像取り込みの作業を行っているときに、1本めの凹部50bの位置座標の計測が行われているということもありうる。また、2本めの凹部50bにパルスレーザビーム30を入射させているときに、5本めの凹部50bの位置座標の計測が行われているということもありうる。
実施例によるレーザ加工方法によれば、加工対象領域の画像を連続的に取り込み画像計測するため、レーザビームの入射目標位置を詳細に望ましく設定することができる。したがって、たとえば凹部50bの幅方向の中心線に沿って、高い加工品質で加工を行うことができる。
また、実施例によるレーザ加工装置は、レーザビームの走査と加工対象領域の画像取得を、ともに同じガルバノスキャナ16を用いて行うので装置を小型化することが可能である。
更に、実施例によるレーザ加工装置においては、加工対象領域の画像取得にラインセンサカメラを用いている。ラインセンサカメラを用いると高速で画像を取得することができるため、短時間の加工が可能となる。
図4は、変形例によるレーザ加工装置を示す概略図である。変形例によるレーザ加工装置は、受光装置としてラインセンサカメラ19a、19bではなくCCDカメラ17が用いられている点において実施例によるレーザ加工装置と異なる。
CCDカメラ17もラインセンサカメラ19a、19bと同様、パネル50の画像データを取得し、制御装置18に送信する。ガルバノスキャナ16を駆動することにより、パネル50の表面全領域の像を得ることが可能である。
図5にCCDカメラ17で撮影される画像の一例を示す。本図には、画界の中心Cとパルスレーザビーム30のビームスポットの中心Cとが一致する場合を示した。両中心C、Cとが一致しない場合であっても、両者の相対的位置関係がわかっていれば問題はない。
変形例によるレーザ加工装置を用いて、実施例によるレーザ加工方法と同様のレーザ加工を行うことができる。
たとえばCCDカメラ17を用いてパネル50表面を撮像し、凹部50bの画像データを得、位置座標を検出した後、検出された凹部50b上に入射目標位置(加工位置座標)を設定し、当該入射目標位置(加工位置座標)にパルスレーザビーム30を入射させてパターニング加工を行う。
以上、実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではない。
たとえば、実施例においてはラインセンサカメラを用い、変形例においてはCCDカメラを使用したが、両者をともに用いて装置を構成することもできる。
その他、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者には自明であろう。
レーザ加工一般、殊にレーザパターニング加工に好適に利用することができる。
10 レーザ光源
11 アッテネータ
12 マスク
13 フォーカスレンズ
14 レンズ移動機構
15 ダイクロイックミラー
16 ガルバノスキャナ
17 CCDカメラ
18 制御装置
19a、19b ラインセンサカメラ
20 ハーフミラー
21 折り返しミラー
22 加工テーブル
25a ラインセンサカメラ19aの画界
25b ラインセンサカメラ19bの画界
30 パルスレーザビーム
50 パネル
50a ガラス基板
50b 凹部
50c ITO膜
50x、50y 交点
50z 加工目標線
60 レーザビーム

Claims (9)

  1. レーザビームを出射するレーザ光源と、
    加工対象物を保持するステージと、
    外部から与えられる制御信号に基づいて、前記レーザ光源を出射したレーザビームを、前記ステージに保持された加工対象物上で走査するビーム走査器と、
    前記ビーム走査器を介して、前記ステージに保持された加工対象物の画像を取得する受光装置と、
    前記受光装置で取得された該加工対象物の画像のデータに基づいて、前記ステージに保持された加工対象物上にレーザビームを入射させる複数の入射目標位置を設定し、該入射目標位置にレーザビームが照射されるように前記ビーム走査器に制御信号を与える制御装置と
    を有するレーザ加工装置。
  2. 前記ビーム走査器内において、前記レーザ光源から前記ステージに保持された加工対象物までのレーザビームの経路を逆向きに進行する光が前記受光装置に入射する請求項1に記載のレーザ加工装置。
  3. 前記ステージに保持された加工対象物上にパターンが描画されており、前記制御装置は、前記受光装置が取得した加工対象物の画像を取り込み、該取り込まれた加工対象物の画像より該パターンの位置を計測し、該パターン上にレーザビームを入射させる複数の入射目標位置を設定する請求項1または2に記載のレーザ加工装置。
  4. 前記パターンが第1及び第2のパターンを含んで複数存在し、前記制御装置は、前記第1のパターンの描画された位置の前記加工対象物の画像を取り込みながら、並行的に既に取り込まれた前記加工対象物の画像より前記第2のパターンの位置を計測する請求項3に記載のレーザ加工装置。
  5. 前記パターンが第1及び第2のパターンを含んで複数存在し、前記制御装置は、取り込まれた前記加工対象物の画像より前記第1のパターンの位置を計測しながら、並行的に既に複数の入射目標位置の設定された前記第2のパターン上の該入射目標位置に、レーザビームが照射されるように前記ビーム走査器に制御信号を与える請求項3に記載のレーザ加工装置。
  6. (a)ビーム走査器を用いて、受光装置の画界を加工対象物の表面上で走査することにより、該加工対象物の表面に描画されたパターンの画像データを取得する工程と、
    (b)前記工程(a)で取得された画像データに基づいて、レーザビームが前記パターンに沿って走査されるように、前記ビーム走査器を制御して加工を行う工程と
    を有するレーザ加工方法。
  7. 前記工程(a)が、(a1)前記パターンの画像を取り込む工程と、(a2)該取り込まれた画像より前記パターンの位置を計測する工程とを含み、前記工程(a1)と前記工程(b)とは並行的に行われない請求項6に記載のレーザ加工方法。
  8. 前記パターンが第1及び第2のパターンを含んで複数存在し、前記工程(a1)において前記第1のパターンの画像を取り込みながら、並行的に前記工程(a2)において既に画像が取り込まれた前記第2のパターンの位置を計測する請求項7に記載のレーザ加工方法。
  9. 前記パターンが第1及び第2のパターンを含んで複数存在し、前記工程(a2)において前記第1のパターンの位置を計測しながら、並行的に前記工程(b)において、レーザビームが既に位置の計測された前記第2のパターンに沿って走査されるように、前記ビーム走査器を制御する請求項7に記載のレーザ加工方法。
JP2009002784A 2009-01-08 2009-01-08 レーザ加工装置、及び、レーザ加工方法 Pending JP2010158703A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009002784A JP2010158703A (ja) 2009-01-08 2009-01-08 レーザ加工装置、及び、レーザ加工方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009002784A JP2010158703A (ja) 2009-01-08 2009-01-08 レーザ加工装置、及び、レーザ加工方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2010158703A true JP2010158703A (ja) 2010-07-22

Family

ID=42576268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009002784A Pending JP2010158703A (ja) 2009-01-08 2009-01-08 レーザ加工装置、及び、レーザ加工方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2010158703A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110640328A (zh) * 2019-10-31 2020-01-03 潍坊歌尔电子有限公司 一种自动镭雕装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63130292A (ja) * 1986-11-19 1988-06-02 Amada Co Ltd 画像計測装置
JP2005081392A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Fuji Electric Holdings Co Ltd レーザ加工方法およびレーザ加工装置
JP2008238229A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Fuji Electric Systems Co Ltd レーザ加工方法および装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63130292A (ja) * 1986-11-19 1988-06-02 Amada Co Ltd 画像計測装置
JP2005081392A (ja) * 2003-09-09 2005-03-31 Fuji Electric Holdings Co Ltd レーザ加工方法およびレーザ加工装置
JP2008238229A (ja) * 2007-03-28 2008-10-09 Fuji Electric Systems Co Ltd レーザ加工方法および装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110640328A (zh) * 2019-10-31 2020-01-03 潍坊歌尔电子有限公司 一种自动镭雕装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102355837B1 (ko) 레이저 가공 장치
EP2769800B1 (en) Laser processing machine
US9870961B2 (en) Wafer processing method
TWI670131B (zh) 雷射加工裝置
JP5224343B2 (ja) レーザ加工装置
JP5201311B2 (ja) レーザ加工方法および装置
JP2008119718A (ja) レーザ加工装置
JP2012096288A (ja) レーザー光学系とこれを有するリペア装置及び方法
JP2019063828A (ja) レーザ加工装置及び出力確認方法
JP2000346618A (ja) 矩形ビーム用精密アライメント装置と方法
JP2007290932A (ja) スクライブ装置ならびにスクライブ方法
JP2010142846A (ja) 3次元走査型レーザ加工機
EP3124163B1 (en) System and method for laser processing
JP2018512059A (ja) アライメントフィーチャを用いた独立側部測定を介する適応部分プロファイル生成
JP2008241255A (ja) アライメントマークの位置検出方法及び該方法を用いたレーザ加工装置
JP2013151002A (ja) レーザー光線のスポット形状検出方法およびスポット形状検出装置
TW201336608A (zh) 雷射加工裝置及雷射加工方法
JP4801634B2 (ja) レーザ加工装置、及び、レーザ加工方法
JP2004243383A (ja) レーザ加工装置及びレーザ加工方法
JP5142916B2 (ja) レーザ加工方法、及び、レーザ加工装置
JP5658887B2 (ja) レーザ加工装置
JP2010158703A (ja) レーザ加工装置、及び、レーザ加工方法
JP2005081392A (ja) レーザ加工方法およびレーザ加工装置
KR20160107992A (ko) 레이저 마킹 장치
JP5274404B2 (ja) レーザ加工装置及びレーザ加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111118

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120313

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20121002

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130219