JP2010152436A - 自動釣銭機 - Google Patents

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Abstract

【課題】紙幣を複数枚と硬貨を払出すときに先に紙幣を払出してから硬貨を払出すための手段を提供する。
【解決手段】POSレジスタ15から釣銭額を受信し、その釣銭額に基づき紙幣を紙幣入出金口8へ払出して硬貨を硬貨出金口5へ払出す自動釣銭機1において、紙幣入出金口8からの紙幣の抜き取りを検知する抜き取り検知センサ22を設け、紙幣を複数枚と硬貨を払出すとき、複数枚の紙幣を紙幣入出金口8に払出し、抜き取り検知センサ22によって紙幣の抜き取りを検知してから硬貨出金口5に硬貨を払出すことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、スーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗のレジにおいて使用されるPOSレジスタに接続する自動釣銭機に関し、特に複数枚の紙幣と硬貨を払出すときに紙幣を先に払い出してから硬貨を払出す方法に関する。
従来の自動釣銭機は、POSレジスタからの釣銭額分の出金指示を受信すると、その釣銭額に応じた紙幣と硬貨を出金している(例えば、特許文献1参照。)。
この時、釣銭の金額は0円から9999円であり、取扱金種は紙幣2金種(1000円、5000円)と硬貨6金種(1円、5円、10円、50円、100円、500円)である。
特開2001−143161号公報(段落「0022」−段落「0023」、図5)
一般にPOSレジスタを操作する係員は、顧客への釣銭が複数枚の紙幣と硬貨であるとき、最初に「大きいお金をご確認ください」等の紙幣枚数の確認を促す言葉をかけると共に紙幣のみを顧客に渡した後、残りの硬貨を渡す手順となっている。
しかしながら、上述した従来の技術においては、紙幣と硬貨とを同時に出金しているため、釣銭を渡す際に顧客に紙幣枚数の確認を促すと共に紙幣を渡してから硬貨を渡すという手順を意識しない係員は紙幣と硬貨とを同時に顧客に渡してしまうこととなり、顧客に渡す釣銭の紙幣枚数を確認させることができないという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するための手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、POSレジスタから釣銭額を受信し、その釣銭額に基づき紙幣を紙幣出金口へ払出して硬貨を硬貨出金口へ払出す自動釣銭機において、
紙幣出金口からの紙幣の抜き取りを検知するセンサを設け、受信した釣銭額から紙幣を複数枚と硬貨を払出すとき、複数枚の紙幣を前記紙幣出金口に払出し、前記センサによって該複数枚の紙幣が抜き取られたことを検知してから前記硬貨出金口に硬貨を払出すことを特徴とする。
これにより、本発明は、釣銭として出金する紙幣が複数枚ある場合、紙幣を先に出金してその紙幣が抜き取られた後、硬貨を出金するようにしているため、POSレジスタの係員は自動釣銭機から出金された順番に顧客に釣銭を渡せばよいので、釣銭として複数枚の紙幣を出金したときに、確実に係員が顧客に紙幣を渡した後で硬貨を渡すようにさせることができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による自動釣銭機の実施例を説明する。
図1は実施例1の自動釣銭機を示す外観斜視図である。
図1において、1は自動釣銭機であり、紙幣および硬貨の入出金処理を行うものである。
この自動釣銭機1はPOSレジスタ15と相互に通信可能に接続されていて、POSレジスタ15によって紙幣および硬貨の入出金管理が行なわれる。
また、自動釣銭機1は、硬貨の入出金を行うための硬貨入出金部2と、紙幣の入出金を行うための紙幣入出金部3とによって構成されている。
4は硬貨入金口であり、入金する硬貨を投入する入金口である。この硬貨入金口4から硬貨を投入するとその硬貨は硬貨入出金部2内に引き込まれて金種別に振り分けて図示しない硬貨収納庫に収納される。
5は硬貨出金口であり、出金する硬貨を蓄積する出金口である。硬貨の釣銭が必要なときは硬貨入出金部2内に収納された硬貨をこの硬貨出金口5に払い出す。
6は硬貨リジェクト口であり、硬貨投入口7に投入された硬貨を硬貨入出金部2内に引き込み鑑別した結果、1円、5円、10円、50円、100円、500円硬貨のいずれでもないと判断したリジェクト硬貨を返却する返却口である。
8は紙幣入出金口であり、入金する紙幣を投入する
投入口および出金する紙幣を蓄積する出金口である。この紙幣入出金口8に投入された紙幣は紙幣入出金部3内に引き込まれて金種別に振り分けて図示しない紙幣収納庫に収納される。
9は紙幣回収カセットであり、紙幣入出金部3内の紙幣収納庫に収納した紙幣を一括して回収する場合や出金時に異常な紙幣を検出した場合にその紙幣を収納するカセットである。
10は表示操作部であり、液晶ディスプレイ等の表示部とその表示部上に配されたタッチパネル等の操作部とからなり、自動釣銭機1への現金補充に関する操作者への操作案内を表示する他、操作者による入力操作等を受け付ける。
POSレジスタ15は、商品に付されているバーコードから商品の金額を読取る図示しないバーコード読取部を備えると共に、表示画面とその上に配されたタッチパネルからなるレジスタ表示操作部16を備えており、表示画面に顧客が購入する商品の総額等やバーコードの付されていない商品の金額を入力するためのテンキー等の入力キーを表示し、その入力キーをタッチパネル上から押下することで入力キーに定義された情報を入力できるものとなっている。
17はレシート印字部であり、顧客が購入した商品の総額や顧客から預かった現金金額顧客に支払う釣銭等を印字したレシートを発行する機能を有する。
図2は実施例1の自動釣銭機を示すブロック図である。
図2において、20は制御部であり、記憶部21に格納された制御プログラムに従って自動釣銭機1の各部を制御して各種処理を遂行すると共に、通信部23によりPOSレジスタ15と通信可能に接続する。
21は記憶部であり、制御プログラムを格納する他、制御部20による処理結果を記憶する。
22は紙幣入出金部3の抜き取り検知センサであり、例えば光学式のセンサ等によって構成され、紙幣入出金口8に出金した紙幣の抜き取りを検知する検知手段として機能する。
30はPOSレジスタのレジスタ制御部であり、レジスタ記憶部31に格納された入出金管理の制御プログラムに従ってPOSレジスタ15の各部を制御して顧客が購入する商品の会計処理を遂行する。
31はレジスタ記憶部であり、入出金管理の制御プログラムを格納する他、レジスタ制御部30による処理結果を記憶する。
上述した構成の作用について、図3に示す実施例1のPOSレジスタの取引処理を示すフローチャートを用い、Sで示すステップに従って説明する。
S1、店舗のレジで顧客から商品を受け取ったPOSレジスタ15の係員がバーコード読取部に商品のバーコードを読取らせると、POSレジスタ15のレジスタ制御部30はバーコード読取部で読取った商品総額をレジスタ記憶部31に記憶すると共に、その商品総額をレジスタ表示操作部16に表示する。
係員は、顧客に対して表示された商品総額の現金を伝えてその支払いを促す。
そして、係員は顧客から現金を受け取るとその現金の金額を確認し、その現金金額をレジスタ表示操作部16によって入力する。なお、顧客から受け取った現金は自動釣銭機1に投入せずに係員側で一時預かるものとする。
S2、レジスタ制御部30は、入力された金額を入力金額としてレジスタ記憶部31に記憶する。
S3、レジスタ制御部30は、記憶している商品総額と入力金額とを読み出して入力金額から総額を差し引くことで釣銭計算を行い、算出した釣銭額から釣銭の有無を判断し、顧客に出金する釣銭があることを確認する。
本実施例では、釣銭があるものとし、かつ釣銭の金額は千円以上であるものとする。
S4、レジスタ制御部30は、算出した釣銭額を自動釣銭機1に送信する。
本実施例において、釣銭額は千円以上であるものとする。
S5、自動釣銭機1の制御部20は、受信した釣銭額が千円以上であることを確認すると、釣銭として出金する紙幣枚数が2枚以上であるか否かの判定を行い、紙幣が1枚であると判定した場合はステップS6に進み、紙幣が2枚であると判定した場合はステップS 7に移行する。
具体的に、上記の紙幣枚数が2枚以上であるか否かの判定は、先ず釣銭額が千円以上で、かつ2千円未満の範囲内であるか否かを判断し、当該範囲内であると判断したとき紙幣枚数は1枚と判定し、次に当該範囲外の釣銭額である場合は次に5千円以上で、かつ6千円未満の範囲内であるか否かを判断し、5千円以上で、かつ6千円未満の範囲内であると判断したとき紙幣枚数は1枚と判定し、上記の千円以上2千円未満の範囲外で、かつ5千円以上6千円未満の範囲外の釣銭額は紙幣枚数が2枚以上であると判定する。
S6、制御部20は、紙幣枚数が1枚と判定するとまず釣銭額の内、紙幣入出金部3によって出金金額の千の位に相当する紙幣を図示しない紙幣収納庫から繰出して紙幣入出金口8に搬送して蓄積すると共に、硬貨入出金部2によって出金金額の百の位以下に相当する硬貨を図示しない硬貨収納庫から繰出し搬送して硬貨出金口5に払出すようにし、ステップS9に移行する。
これにより、係員は紙幣入出金口8に蓄積している紙幣を抜き取ると共に硬貨出金口5から硬貨を取り、その硬貨と抜き取った紙幣を釣銭として顧客に渡す。
また、制御部20は紙幣入出金部3によって出金した紙幣枚数を計数すると共に、硬貨入出金部2によって出金した硬貨枚数を計数してその計数した紙幣枚数と硬貨枚数をもとにその金額を計数し、計数した金額を出金釣銭額として記憶部21に記憶する。
S7、制御部20は、釣銭として出金する紙幣が2枚以上あると判定すると、まず紙幣入出金部3によって出金金額の千の位に相当する紙幣を図示しない紙幣収納庫から繰出して紙幣入出金口8に搬送し蓄積しておき、抜き取り検知センサ22によって紙幣入出金口8に蓄積している紙幣の抜き取りの有無を監視する。
また、制御部20は紙幣入出金部3によって出金した紙幣枚数を計数することによってその金額を計数し、計数した金額を出金釣銭額として記憶部21に記憶する。
S8、制御部20は、抜き取り検知センサ22によって紙幣が抜き取られたことを検知すると、硬貨入出金部2によって出金金額の百の位以下に相当する硬貨を図示しない硬貨収納庫から繰出して搬送し、硬貨出金口5に払出してステップS9に進む。
また制御部20は、硬貨入出金部2によって出金した硬貨枚数を計数することによってその金額を計数し、計数した金額を出金釣銭額に加算して記憶している出金釣銭額の内容を更新する。
係員は、上記ステップS6およびステップS7、S8で出金された釣銭としての紙幣と硬貨を顧客に渡す。
S9、制御部20は、記憶部21に記憶した出金釣銭額を読み出してその出金釣銭額を通信部23によりPOSレジスタ15に送信する。
S10、レジスタ制御部30は、受信した出金釣銭額をレジスタ記憶部31に記憶すると共に、レジスタ記憶部31から商品総額と入力金額、出金釣銭額を読み出してそれらを印字したレシートを発行して取引処理を終了する。
なお、係員は発行されたレシートを顧客に渡した後、上記のPOSレジスタ15のステップS1とステップS2の間で顧客から受け取っていた現金を自動釣銭機1の硬貨入金口4と紙幣入出金口8に投入する。
これにより、自動釣銭機1の制御部20は、硬貨入出金部2によって投入された硬貨を金種別に振り分けて図示しない硬貨収納庫に収納すると共に、紙幣入出金部3によって投入された紙幣を金種別に振り分けて図示しない紙幣収納庫に収納し、収納した硬貨と紙幣の枚数を計数することにより入金された現金の入金金額を計数し、その入金金額を通信部23によってPOSレジスタ15に送信する。
レジスタ制御部30は、記憶している入力金額と受信した入金金額との一致を確認して、受信した入金金額をもとに入金金額のカウンタ登算の処理を行う。
以上説明したように、本実施例では、釣銭として出金する紙幣が2枚以上、つまり複数枚ある場合、紙幣を先に出金してその紙幣が抜き取られた後、硬貨を出金するようにしているため、POSレジスタの係員は自動釣銭機から出金された順番に顧客に釣銭を渡せばよいので、釣銭として複数枚の紙幣を出金したときに、確実に係員が顧客に紙幣を渡した後で硬貨を渡すようにさせることができる。
本実施例の構成は上記実施例1の構成と同様であるが、複数枚の紙幣を出金するときに、紙幣を出金してから硬貨を出金するまでの時間を定める点が相違するものであり、ここで図4は実施例1の場合の時系列と時間の関係を示す説明図である。
図4において、紙幣入出金部3による紙幣の繰出しを開始する紙幣の出金開始時点から紙幣出金口8に蓄積して払出しが完了するまでの出金時間をT1する。
また、硬貨入出金部2による硬貨の繰出しを開始する硬貨の出金開始時点から全ての硬貨を硬貨出金口5へと搬送して硬貨の払出しが完了するまでの出金時間をT2とした場合、図4に示すように紙幣の出金開始から硬貨の払出しが完了するまでの時間はT1とT2を足し合わせたものである。
一方、図5は実施例2の時系列と時間の関係を示す説明図である。
図5に示すように、本実施例においては紙幣の出金開始から紙幣の抜き取りが完了するより先に硬貨の出金を開始する点が上記実施例1と相違するものであり、ここでは紙幣の出金開始から硬貨の出金開始までの時間をT3とし、紙幣の払出しが完了してから硬貨の払出しが完了するまでの時間をT4とする。
図5において出金時間の合計はT3+T2と表わすことができ、T3についてはT3=(T1+T4)−T2で表わすことができ、ここでT4は係員が釣銭を顧客に渡す際の紙幣を紙幣出金口8から抜き取る前に、硬貨が硬貨出金口5に搬送されてきてしまうことが無い時間に定められるものであり、例えば3秒や4秒等の数秒単位で設定する所定時間とする。
そこで、時間T1と時間T2を定めると共に、固定値である時間T4、上記のT3を表わす式を用いてT3を決め、全ての釣銭を顧客に渡すまでの時間を短縮する方法について説明する。
ここで、図6は硬貨の出金パターンごとの硬貨出金時間テーブルを示す説明図、図7は紙幣の出金パターンごとの紙幣出金時間テーブルを示す説明図である。
記憶部21は、1円から999円までを出金する際における硬貨の金種の組合せを出金パターン(全部で3375通りある。)として示す出金パターンエリアK1−1と、各出金パターンの出金開始から出金が完了するまでの硬貨の出金時間T2を3回分まで記憶するための出金時間記憶エリアK1−2、硬貨の出金時間T2の3回分の平均時間を記憶する硬貨出金平均時間記憶エリアT1−3からなる図6に示す硬貨出金時間テーブルを格納している。
硬貨の出金パターンは、1円から500円までの硬貨の組合せ及び各金種の枚数からなるもので、組合せごとにNo.1〜No.3375までの何れかの番号が付されている。
また記憶部21は、千円から9千円までを出金する際における紙幣の金種の組合せを出金パターン(全部で14通りある。)として示す出金パターンエリアK2−1と、各出金パターンの出金開始から出金が完了するまでの紙幣の出金時間T1を3回分まで記憶するための出金時間記憶エリアK2−2、紙幣の出金時間T1の3回分の平均時間を記憶する紙幣出金平均時間記憶エリアK2−3からなる図7に示す紙幣出金時間テーブルを格納している。
紙幣の出金パターンは、千円から5千円までの紙幣の組合せ及び各金種の枚数からなるもので、組合せごとにNo.1〜No.14までの何れかの番号が付されている。
制御部20は、上記実施例1と同様にPOSレジスタ15から受信した釣銭額に応じた釣銭としての紙幣および硬貨を出金した際に、紙幣入出金部3によって紙幣を繰出してから、その紙幣が紙幣入出金口8から抜き取られるまでの出金時間T1を計測し、その計測した出金時間T1を出金時間記憶エリアK2−2に記憶し、また硬貨入出金部2によって硬貨を繰出してから全ての硬貨を硬貨出金口5に払出すまでの出金時間T2を計測し、その計測した出金時間T2を出金時間記憶エリアK1−2に記憶していく。
制御部20は、上記のように出金時間記憶エリアK2−2および出金時間記憶エリアK1−2への出金時間T1および出金時間T2を通常の取引中に3回まで記憶し、3回記憶した後はその3回分の平均時間を算出してその算出した平均の出金時間T1を紙幣出金平均時間記憶エリアT2−3に記憶し、また平均の出金時間T2を硬貨出金平均時間記憶エリアT1−3に記憶する。
そこで、紙幣の払出しに要する時間として予測される紙幣払出予測時間として前記紙幣の平均の出金時間を利用すると共に、硬貨の払出しに要する時間として予測される硬貨払出予測時間として前記硬貨の平均の出金時間を利用し、上記の本実施例の構成における上記実施例1のステップS4でPOSレジスタ15から自動釣銭機1に釣銭額が送信された後の自動釣銭機1の出金処理について、図8に示す紙幣および硬貨の平均の出金時間を用いる自動釣銭機の出金処理を示すフローチャートを用い、SAで示すステップに従って説明する。
なお、自動釣銭機1の制御部20は、既に釣銭額を受信しているものとしてその釣銭額は複数枚の紙幣と硬貨からなる額であるものとする。
SA1、自動釣銭機1の制御部20は、受信した釣銭額を判断することで、出金する紙幣の出金パターンと硬貨の出金パターンを認識し、記憶部21に記憶している紙幣出金時間テーブルと硬貨出金時間テーブルから認識した紙幣の出金パターンに該当する平均の出金時間T1と硬貨の出金パターンに該当する平均の出金時間T2を読み出す。
SA2、制御部20は、上述した紙幣の出金開始から硬貨の出金開始までの時間T3を算出する式、つまりT3=(T1+T4)−T2に読み出したT1とT2を代入すると共に、T4には上述したように固定値を用いることで、時間T3を算出し、その時間T3を記憶部21に記憶する。
SA3、制御部20は、紙幣入出金部3によって出金金額の千の位に相当する紙幣を図示しない紙幣収納庫から繰出して搬送する紙幣の出金を開始すると共に、図示しない時計機能による時間の計測を開始する。
SA4、制御部20は、記憶している時間T3を読み出し、計測している時間が読み出した時間T3となったことを確認する。
SA5、制御部20は、硬貨入出金部2によって出金金額の百の位以下に相当する硬貨を図示しない硬貨収納庫から繰出して搬送する硬貨の出金を開始する。
SA6、制御部20は、上記ステップSA3で開始した紙幣の出金で繰出した紙幣を紙幣入出金口8に搬送して蓄積することで紙幣の出金を完了する。このようにしたことにより係員は紙幣入出金口8から紙幣を抜き取って顧客に渡す。
SA7、制御部20は、上記ステップSA5で開始した硬貨の出金で繰出した硬貨を硬貨出金口5に払出して出金処理を終了する。
その後、係員はステップSA7で硬貨出金口5に払出された硬貨を取ってその硬貨を顧客に渡すことで、全ての釣銭を顧客に渡したこととなる。
以上説明したように、本実施例においては、上記実施例1の効果に加えて、紙幣の出金開始から硬貨の出金開始までの時間を決めたことによって、釣銭を顧客に渡す際に紙幣の抜き取りを検知してから硬貨の出金を開始するよりも早めに硬貨の出金を開始するので、顧客の釣銭を出金する際の総合的な時間を短縮することが可能となる。
また、以前に出金した紙幣の出金パターンと硬貨の出金パターン毎の出金時間を記憶しておき、その記憶した出金時間ごとの平均時間を利用するので、自動釣銭機ごとのバラツキや出金パターンによらず安定して釣銭を出金する時間を短縮させることができる。
なお、上記各実施例においては自動釣銭機に適用した例を説明したが、これに限らず券売機や現金自動預払機(ATM)等に用いるようにしてもよい。
また、上記各実施例においては、紙幣が複数枚のときに紙幣、硬貨の順で出金するようにしたが、紙幣の枚数に限らず紙幣が1枚のときでも同様な出金順序となるようにしてもよい。
実施例1の自動釣銭機を示す外観斜視図 実施例1の自動釣銭機を示すブロック図 実施例1のPOSレジスタの取引処理を示すフローチャート 実施例1の場合の時系列と時間の関係を示す説明図 実施例2の時系列と時間の関係を示す説明図 硬貨の出金パターンごとの硬貨出金時間テーブルを示す説明図 紙幣の出金パターンごとの紙幣出金時間テーブルを示す説明図 紙幣および硬貨の平均の出金時間を用いる自動釣銭機の出金処理を示すフローチャート
符号の説明
1 自動釣銭機
2 硬貨入出金部
3 紙幣入出金部
4 硬貨入金口
5 硬貨出金口
6 硬貨リジェクト口
8 紙幣入出金口
9 紙幣回収カセット
10 表示操作部
15 POSレジスタ
16 レジスタ表示操作部
17 レシート印字部
20 制御部
21 記憶部
22 抜き取り検知センサ
23 通信部
30 レジスタ制御部
31 レジスタ記憶部

Claims (4)

  1. POSレジスタから釣銭額を受信し、その釣銭額に基づき紙幣を紙幣出金口へ払出し、硬貨を硬貨出金口へ払出す自動釣銭機において、
    紙幣出金口により紙幣の抜き取りを検知する検知手段を設け、
    受信した釣銭額により紙幣と硬貨を払出すとき、紙幣を前記紙幣出金口に払出し、前記検知手段によって該紙幣が抜き取られたことを検知してから前記硬貨出金口に硬貨を払出すことを特徴とする自動釣銭機。
  2. 請求項1に記載の自動釣銭機において、
    受信した釣銭額により釣銭として複数枚の紙幣を払出してから硬貨を払出すとき、複数枚の紙幣を前記紙幣出金口に払出し、前記検知手段によって該複数枚の紙幣が抜き取られたことを検知してから前記硬貨出金口に硬貨を払出すことを特徴とする自動釣銭機。
  3. POSレジスタから釣銭額を受信し、その釣銭額に基づき紙幣を紙幣出金口へ払出して硬貨を硬貨出金口へ払出す自動釣銭機において、
    紙幣を払出すのに要する時間を予測した紙幣払出予測時間と、硬貨を払出すのに要する時間を予測した硬貨払出予測時間とを記憶すると共に、紙幣を払出してから硬貨を払出すまでの時間を所定時間として記憶する記憶手段を備え、
    紙幣を複数枚と硬貨を払出すとき、前記記憶手段から前記紙幣払出予測時間と、前記硬貨払出予測時間と、前記所定時間とを読み出し、
    前記紙幣払出予測時間と前記所定時間とを足し、その足し合わせた時間から前記硬貨払出予測時間を差し引くことで、紙幣の出金を開始してから硬貨の出金を開始するまでの時間を算出し、
    紙幣の払出しを開始してから、前記算出した時間後に前記硬貨の払出しを開始することを特徴とする自動釣銭機。
  4. 請求項3に記載の自動釣銭機において、
    前記紙幣払出予測時間を紙幣の組合せごとの紙幣を払出す平均時間とし、
    前記硬貨払出予測時間を硬貨の組合せごとの硬貨を払出す平均時間としたことを特徴とする自動釣銭機。
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