JP2010148445A - 魚釣用リール - Google Patents

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JP2010148445A JP2008330954A JP2008330954A JP2010148445A JP 2010148445 A JP2010148445 A JP 2010148445A JP 2008330954 A JP2008330954 A JP 2008330954A JP 2008330954 A JP2008330954 A JP 2008330954A JP 2010148445 A JP2010148445 A JP 2010148445A
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Abstract

【課題】スペースの有効活用を図って効率良く小型化を図ることができる魚釣用リールの提供を目的としている。
【解決手段】本発明の魚釣用リールでは、釣糸案内体91を左右に往復動する螺軸31の端部に設けた端部ギア122を、ハンドル軸6の基部に取り付け固定した連動ギア21に噛合させている。また、ハンドル軸6と一体に回転する逆転防止体32の外周の係止部32aに係止爪60が係合することにより、ハンドル軸6の逆回転が防止される。逆転防止体32は、その少なくとも外周の係止部32aが端部ギア122の上方に離間して重合するように、ハンドル軸6に一体回転可能に設けられている。また、逆転防止体32の係止部32aに係合する係止爪60は、端部ギア122の上方に離間して重合するように、リール本体1に揺動可能に支持されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、リール本体の側板間に回転自在に支持したスプールの前方に、釣糸を平行にスプールに巻回案内する釣糸案内体を有するレベルワインド機構を備えた魚釣用リールに関する。
レベルワインド機構は、巻き取り駆動機構に連動して左右に往復動する釣糸案内体をスプール前方の側板間に備え、この釣糸案内体のラインガイド孔を介して釣糸がスプールに案内される。
また、巻き取り駆動機構に連動するレベルワインド機構の駆動部は、ハンドル軸に回転可能に摩擦結合するドライブギアまたはハンドル軸の基部に取り付け固定した連動ギアに対して、釣糸案内体に設けた係合ピンが係合する螺旋溝を有する螺軸の端部に固定した端部ギアが噛合する(特許文献1および特許文献2参照)。
実開平3−67571号 実開昭56−10380号
ところで、特許文献1の場合は、ピニオンに噛合するドライブギアに螺軸の端部ギアを噛合させて、レベルワインド機構に動力を伝達する構造であるため、リール本体の前方側が大型化するとともに、ピニオンと一緒にドライブギアを端部ギアに噛み合わせての組み込みとなるため、作業性に劣り、また、ギアの歯面に傷を付け易い。
一方、特許文献2の場合は、ドライブギア下方のハンドル軸基部に取り付け固定した連動ギアに螺軸の端部ギアを噛合させて、レベルワインド機構に動力を伝達する構造であるため、特許文献1に比べて前方側への突出量が抑えられて大型化を抑制できるが、ハンドル軸の逆回転を防止する逆転防止体(ラチェット)とそれに係止する係止爪の軸方向上方に装着した連動ギアを、螺軸の端部ギアに噛合させる動力伝達機構のため、螺軸の端部ギアが軸方向外方に突出するとともに、ラチェットに係合する係止爪が螺軸の端部ギアよりも後方および上方に大きく離間したギアボックス内に配設されているため、ギアボックス自体が大きくなり、したがって、リール全体が大型化してしまうという問題がある。
本発明は、前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、スペースの有効活用を図って効率良く小型化を図ることができる魚釣用リールを提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は、リール本体の側板間に回転自在に支持したスプールの前方に、スプールに釣糸を平行に巻回する釣糸案内体を、一方の側板に設けた巻き取り駆動機構のハンドル軸の回転操作に連動して左右に往復動可能に設けた魚釣用リールにおいて、釣糸案内体を左右に往復動する螺軸の端部に設けた端部ギアを、ハンドル軸の基部に取り付け固定した連動ギアに噛合させ、ハンドル軸と一体に回転する逆転防止体の外周の係止部に係止爪が係合することによりハンドル軸の逆回転が防止され、前記逆転防止体を、その少なくとも外周の係止部が前記端部ギアの上方に離間して重合するように、ハンドル軸に一体回転可能に設けるとともに、前記逆転防止体の係止部に係合する前記係止爪を、前記端部ギアの上方に離間して重合するように、リール本体に揺動可能に支持することを特徴とする。
上記構成によれば、逆転防止体の少なくとも外周の係止部が端部ギアの上方に離間して重合するように設けられるとともに、逆転防止体の係止部に係合する係止爪が端部ギアの上方に離間して重合するように設けられるため、リール本体内(ギアボックス内)の限られたスペースを有効に活用して、ハンドル軸の逆回転の防止を図る爪式逆転防止機構を効率良く配設することができ、したがって、リール本体の小型化が可及的に可能となる。
本発明によれば、スペースの有効活用を図って効率良く小型化を図ることができる魚釣用リールを提供できる。
以下、図面を参照して、本発明に係る魚釣用リールの実施形態について具体的に説明する。
本実施形態の魚釣用リールのリール本体1は、左右フレーム2a,2bと、各フレームに対し、所定の空間をもって装着される左右側板3a,3bとを備えており、一方の側板側(本実施形態では左側板3a側)には、ハンドル5を装着したハンドル軸6が回転可能に支持されている。
左右側板3a,3b間には、釣糸が巻回されるスプール7が取り付けられたスプール軸8が回転可能に支持されており、スプール7は、ハンドル軸6に取り付けられている駆動歯車10およびスプール軸8に係脱可能に支持されているピニオン12を具備した巻取り駆動機構13を介して、ハンドル5の回転操作によって回転駆動されるように構成されている。
ハンドル軸6には、スプール7に対する制動力を調節する公知のドラグ機構を操作するための回転体16(ドラグ調節体)が設けられており、この回転体16を回転操作することにより、釣糸繰出時のスプール回転に所望の制動力が付与されるようになっている。また、ピニオン12には、公知のクラッチ機構17が係合しており、スプール後方のクラッチレバーを押し下げることでスプール軸8との係合を解除してクラッチOFF(スプールフリー状態)とし、ハンドル5を巻取り操作することで、クラッチOFFからクラッチON(スプール回転状態)に自動復帰できるようになっている。
巻取り駆動機構13には、複数の動力伝達用の歯車を具備した動力伝達機構20が連結されている。本実施形態における動力伝達機構20は、駆動歯車10と隣接するようにハンドル軸6の基部に取り付け固定された連動ギア21と、この連動歯車21に噛合すると共にスプール7に釣糸を平行に巻回するよう左右に往復動する公知のレベルワインド装置30を構成する螺軸31の端部に取り付けられた端部ギア122(図2および図3参照)とを有している。
ピニオン12は、スプール軸8と同軸的に延出し且つ左側板3aに軸受を介して回転可能に支持されたピニオン軸8bに設けられており、このピニオン軸8bに沿って軸方向に移動できる。また、ピニオン12の外周には円周溝12aが形成されており、この円周溝12aには、ピニオン12を軸方向に移動させるクラッチ機構17の後述する作動部材(ヨーク)22が係合している。
また、ピニオン12は、スプール軸8の端部に形成された断面が非円形の係合部と嵌合する嵌合部を端部に有しており、作動部材22によってスプール7側に移動されると、前記嵌合部がスプール軸8の前記係合部に嵌合状態で係合してハンドル5の操作力(駆動歯車10の回転駆動力)をスプール軸8(スプール7)に伝達する(前記クラッチON状態(釣糸巻取状態))とともに、作動部材22によって左側板3a側に移動されると、前記嵌合部がスプール軸8の前記係合部から外れてハンドル5の操作力をスプール軸8(スプール7)に伝達しない(前記クラッチOFF状態(釣糸放出状態))。
図3に示されるように、クラッチ機構17は、スプール軸8を中心に回動可能なクラッチ作動板50と、クラッチ作動板50の回動動作に連動してピニオン軸8bに沿って移動する前記作動部材22とを備えている。この場合、作動部材22は、前述したようにピニオン12の円周溝12aに略180°に亘って嵌合するとともに、径方向に延出する一対の腕部22a,22bを有している。
また、クラッチ作動板50は、係合部材40を介して、指当て部材51に連結されている。この場合、係合部材40は、クラッチ作動板50からこれと略垂直に延びるとともに、左フレーム2aに上下にわたって形成された長孔79を貫通している。
クラッチ作動板50の表面には、作動部材22と係合可能な一対のカム面23が形成されている。これらのカム面23は、クラッチ作動板50の回動に伴って作動部材22の各腕部22a,22bの裏面に対して係脱し、作動部材22をピニオン軸8bに沿って移動させる。なお、作動部材22は、左フレーム2aに突設された支持ピン25によって各腕部22a,22bが保持されており、各支持ピン25に配設されたバネ部材(図示せず)によりクラッチ作動板50に向けて常時付勢されている。
また、クラッチ機構17には、カム面23が作動部材22の各腕部22a,22bの裏面に係合するクラッチOFF状態でハンドル5を巻取り操作した際に、自動的にクラッチ作動板50をクラッチON状態に復帰させるハンドル自動復帰機構が設けられている。このハンドル自動復帰機構は、クラッチ作動板50の支点ピン80に回動可能に支持されたキックレバー130と、このキックレバー130と左フレーム2aとの間に設けられ且つキックレバー130を所定の位置で保持する振り分けバネ部材31とを備えて構成されている。キックレバー130には当接部が形成されており、該当接部は、案内溝82に沿って案内され、ハンドル軸6に回り止め固定され且つ外周に係止部32aが形成されたラチェット(逆転防止体)32に係合できるようになっている。また、公知のように、このラチェット32の外周の係止部32aに係止爪60が係合することによりハンドル軸6の逆回転が防止されるが、係止爪60は、支軸69を介してリール本体に対して揺動可能に支持される。この場合、係止爪60には、これとの間でラチェット32の係止部32aを挟持できるように挟持用板バネ62が一体に設けられている。また、図3に矢印で示される巻き取り駆動方向における係止爪60の揺動範囲を規制するために、左側板3aの内側部、具体的には左フレーム2aには、突起状の規制部63が係止爪60と当接可能に設けられている。
また、本実施形態において、前述したレベルワインド装置30は、図2および図3に示されるように、リール本体1の側板3a,3b間に回転自在に支持したスプール7の前方に、スプール7に釣糸を平行に巻回する釣糸案内体91を有しており、釣糸案内体91は、一方の側板3aに設けた巻き取り駆動機構13のハンドル軸6の回転操作に連動して左右に往復動可能に設けられている。これは、ハンドル軸6の基部に取り付け固定した連動ギア21に対して、釣糸案内体91に設けた係合ピン93が係合する螺旋溝31aを有する螺軸31の端部に固定した端部ギア122が噛合することによって実現される。なお、本実施形態では、端部ギア122の歯部を除く上面に凹部97が形成されており、この凹部97内に端部ギア122を抜け止め固定する止め具122aが収容されている。
以上のように構成される本実施形態の魚釣用リールにおいて、ラチェット32は、図2および図3に明確に示されるように、その少なくとも外周の係止部32aが端部ギア122の上方に離間して重合するように、ハンドル軸6に一体回転可能に設けられている。また、ラチェット32の係止部32aに係合する係止爪60は、端部ギア122の上方に離間して重合するように、リール本体に揺動可能に支持されている。このような重合離間配置構成によれば、リール本体内(ギアボックス内)の限られたスペースを有効に活用して、ハンドル軸6の逆回転の防止を図る爪式逆転防止機構を効率良く配設することができ、したがって、リール本体の小型化が可及的に可能となる。
図4および図5は上記実施形態の第1の変形例を示している。図示のように、本変形例では、螺軸31が、巻き取り駆動方向における係止爪60の揺動範囲を規制する規制部63を兼ねている。すなわち、前述した実施形態における螺軸31を軸方向に延出することにより規制部63が形成されている。このような構成によれば、規制部63を別個に設けなくて済むため、製造コストを低く抑えることができるだけでなく、既存のスペースを利用して規制部63を構成できるため(規制部63のためのスペースを確保しなくて済むため)、リール本体の小型化に寄与できる。
図6は上記実施形態の第2の変形例を示している。図示のように、本変形例では、係止爪60が、トーションスプリング99によって、係止部32aと係止する方向へ常時付勢されている。このような構成によれば、規制部63が不要になり、また、挟持用板バネ62も省くことができるため、部品点数が削減され、製造コストを低く抑えることができるとともに、リール本体の小型化に寄与できる。
本発明の一実施形態に係る魚釣用リールの正面図である。 図1の魚釣用リールの一部断面を有する正面図である。 図1の魚釣用リールの断面図である。 図1の実施形態の第1の変形例に係る魚釣用リールの正面図である。 図4の魚釣用リールの断面図である。 図1の実施形態の第2の変形例に係る魚釣用リールの要部構成図である。
符号の説明
1 リール本体
3a,3b 側板
6 ハンドル軸
7 スプール
21 連動ギア
122 端部ギア
31 螺軸
32 ラチェット(逆転防止体)
32a 係止部
60 係止爪
63 規制部
91 釣糸案内体

Claims (2)

  1. リール本体の側板間に回転自在に支持したスプールの前方に、スプールに釣糸を平行に巻回する釣糸案内体を、一方の側板に設けた巻き取り駆動機構のハンドル軸の回転操作に連動して左右に往復動可能に設けた魚釣用リールにおいて、
    釣糸案内体を左右に往復動する螺軸の端部に設けた端部ギアを、ハンドル軸の基部に取り付け固定した連動ギアに噛合させ、ハンドル軸と一体に回転する逆転防止体の外周の係止部に係止爪が係合することによりハンドル軸の逆回転が防止され、
    前記逆転防止体を、その少なくとも外周の係止部が前記端部ギアの上方に離間して重合するように、ハンドル軸に一体回転可能に設けるとともに、前記逆転防止体の係止部に係合する前記係止爪を、前記端部ギアの上方に離間して重合するように、リール本体に揺動可能に支持することを特徴とする魚釣用リール。
  2. 前記係止爪の巻き取り駆動方向における揺動範囲を規制する規制部を前記側板の内側部に形成することを特徴とする請求項1に記載の魚釣用リール。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013027318A (ja) * 2011-07-26 2013-02-07 Globeride Inc 魚釣用電動リール

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