JP2010147997A - 撮像装置、データ量削減方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、データ量削減方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影可能枚数の確保を簡便に行う。
【解決手段】画像データと付随情報とを対応付けて複数記録する記録媒体5を備える撮像装置100であって、記録媒体に記録されている複数の画像データの中で、データ量削減候補である画像データを付随情報に基づいて特定する画像データ特定部8と、当該撮像装置本体に生じる規則的な振れを検出する振れ検出部9と、振れ検出部による規則的な振れの検出を基準として、画像データ特定部により特定された画像データのデータ量を削減する画像データ圧縮部10とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置、この撮像装置を用いたデータ量削減方法及びプログラムに関する。
従来のデジタルカメラでは、外出中などに記録媒体の撮影可能枚数が少なくなった場合、ユーザが不要な画像を選択して当該画像を消去することによって、撮影可能枚数を確保している。この場合、不要な画像を一枚一枚確認して消去するという手間がかかり、その作業が繁雑であるといった問題がある。画像ファイルの削除の操作を容易にする従来技術として、連続撮影、ブラケット撮影(段階露出撮影)、パノラマ撮影等で撮影された画像ファイルの1つを目視して削除する際に、関連のある画像ファイルと共に削除を行う操作を施したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−44601号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電子カメラ装置においても、デジタルカメラに表示された画像をユーザが識別して削除を行わなければならないので、ユーザの目がデジタルカメラの表示画面に釘付けとなってしまい、絶好のシャッターチャンスを逃してしまう虞もある。
そこで、本発明の課題は、撮影可能枚数の確保を簡便に行うことができる撮像装置、この撮像装置を用いたデータ量削減方法及びプログラムを提供することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の撮像装置は、
画像データと付随情報とを対応付けて複数記録する記録手段と、前記記録手段に記録されている複数の画像データの中で、データ量削減候補である画像データを前記付随情報に基づいて特定する特定手段と、当該撮像装置本体に生じる規則的な振れを検出する振れ検出手段と、前記振れ検出手段による規則的な振れの検出を基準として、前記特定手段により特定された画像データのデータ量を削減するデータ量削減手段と、を備えることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記付随情報は前記画像データの記録時期であり、前記特定手段は、前記記録媒体に記録されている複数の画像データの中で、前記記録時期の古い順に順次画像データを特定し、前記データ量削減手段は、前記振れ検出手段による規則的な振れの検出中に、前記特定手段により特定された前記記録時期の古い順に順次画像データのデータ量を削減していき、前記振れ検出手段による規則的な振れの検出が終了すると、当該画像データのデータ量の削減を終了することを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記付随情報は画像のボケ量であり、前記特定手段は、前記記録媒体に記録されている複数の画像データの中で、前記ボケ量の多い順に順次画像データを特定し、前記データ量削減手段は、前記振れ検出手段による規則的な振れの検出中に、前記特定手段により特定された前記ボケ量の多い順に順次画像データのデータ量を削減していき、前記振れ検出手段による規則的な振れの検出が終了すると、当該画像データのデータ量の削減を終了することを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記付随情報は画像の類似画像数であり、前記特定手段は、前記記録媒体に記録されている複数の画像データの中で、前記類似画像数の多い順に順次画像データを特定し、前記データ量削減手段は、前記振れ検出手段による規則的な振れの検出中に、前記特定手段により特定された前記類似画像数の多い順に順次画像データのデータ量を削減していき、前記振れ検出手段による規則的な振れの検出が終了すると、当該画像データのデータ量の削減を終了することを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、請求項2〜4の何れか一項に記載の撮像装置において、
前記振れ検出手段は、当該撮像装置本体の加速度を検出する加速度センサを備え、前記データ量削減手段は、前記加速度センサにより検出された加速度が大きくなる程、データ量が削減される画像データの単位時間当たりの数を増加させることを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の何れか一項に記載の撮像装置において、
前記データ量削減処理は、前記記録媒体に記録されている静止画像の前記画像データを圧縮してデータ量を削減することを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の撮像装置において、
前記規則的な振れに伴う遠心力を検出する遠心力検出手段をさらに備え、前記データ量削減処理は、可逆圧縮処理であり、前記遠心力検出手段により第1の所定の向きの遠心力が検出された場合には前記可逆圧縮処理を行い、前記遠心力検出手段により第1の所定の向きと異なる第2の所定の向きの遠心力が検出された場合に前記可逆圧縮処理により圧縮されたデータを復元することを特徴としている。
請求項8に記載の発明のデータ量削減方法は、
画像データと付随情報とを対応付けて複数記録する記録手段を備える撮像装置に、前記記録手段に記録されている複数の画像データの中で、データ量削減候補である画像データを前記付随情報に基づいて特定する処理と、当該撮像装置本体に生じる規則的な振れを検出する処理と、規則的な振れの検出を基準として、予め特定された画像データのデータ量を削減する処理と、を実行させることを特徴としている。
請求項9に記載の発明のプログラムは、
画像データと付随情報とを対応付けて複数記録する記録手段を備える撮像装置のコンピュータを、前記記録手段に記録されている複数の画像データの中で、データ量削減候補である画像データを前記付随情報に基づいて特定する特定手段、当該撮像装置本体に生じる規則的な振れを検出する振れ検出手段、前記振れ検出手段による規則的な振れの検出を基準として、前記特定手段により特定された画像データのデータ量を削減するデータ量削減手段、として機能させることを特徴としている。
本発明によれば、画像データのデータ量の削減を簡便に行うことができ、撮影可能枚数の確保を簡便に行うことができる。
以下に、本発明について、図面を用いて具体的な態様を説明する。ただし、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1は、本発明を適用した一実施形態の撮像装置100の概略構成を示すブロック図である。
本実施形態の撮像装置100は、予め記録媒体5に記録されている複数の静止画像の画像データの中で、記録時期が最も古い画像データを特定しておき、その後、当該撮像装置100本体に生じる規則的な振れを検出すると、当該規則的な振れの検出を基準として、記録時期が最も古い画像データのデータ量を削減する。
具体的には、図1に示すように、撮像装置100は、レンズ部1、電子撮像部2と、撮像処理部3と、画像処理部4と、記録媒体5と、表示処理部6と、表示部7と、画像データ特定部8と、振れ検出部9と、画像データ圧縮部10と、操作入力部11と、メモリ12と、CPU13とを備えている。
レンズ部1は、複数のレンズから構成され、図示は省略するが、例えば、ズームレンズやフォーカスレンズ等を備えている。また、レンズ部1は、図示は省略するが、被写体の撮像の際に、ズームレンズを光軸方向に移動させるズーム駆動部、フォーカスレンズを光軸方向に移動させる合焦駆動部等を備えている。
電子撮像部2は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal-oxide Semiconductor)等から構成され、レンズ部1の各種レンズを通過した被写体像を二次元の画像信号に変換する。
撮像処理部3は、図示は省略するが、タイミング発生器、ドライバなどを備えている。そして、撮像処理部3は、タイミング発生器、ドライバにより電子撮像部2を走査駆動させて、所定周期毎に被写体像を電子撮像部2により二次元の画像信号に変換させ、当該電子撮像部2の撮像領域から1画面分ずつ画像フレームを読み出して画像処理部4に出力する。
また、撮像処理部3は、AE(自動露出処理)、AF(自動合焦処理)、AWB(自動ホワイトバランス)の制御などを行う。
画像処理部4は、撮像処理部3から転送された画像フレームに基づいて、画質調整処理や解像度変換処理や画像符号化処理等を行って表示用画像データや記録用画像データを生成する。具体的には、画像処理部4は、撮像処理部3から転送された画像フレームのアナログ値の信号に対してRGBの各色成分毎に適宜ゲイン調整した後に、サンプルホールド回路(図示略)でサンプルホールドして、A/D変換器(図示略)でデジタルデータに変換して、カラープロセス回路(図示略)で画素補間処理及びγ補正処理を含むカラープロセス処理を行った後、デジタル値の輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを生成する。
カラープロセス回路から出力される輝度信号Y及び色差信号Cb,Crは、図示しないDMAコントローラを介して、バッファメモリとして使用されるメモリ12にDMA転送される。
記録媒体5は、例えば、不揮発性メモリ(フラッシュメモリ)等により構成され、画像処理部4の画像符号化部(図示略)により符号化された静止画像の記録用画像データを記録する。
記録用画像データは、例えば、Exif形式の画像ファイルから構成されるものであり、ヘッダ部に撮影年月日や保存年月日等の記録時期を示す情報がExifタグ情報として付帯されている。
また、記録媒体5は、図示しない外部接続端子を介して接続された外部機器(図示略)から転送された画像データを記録するようにしても良い。この画像データは、例えば、Exif形式の画像ファイルから構成され、ヘッダ部に記録時期がExifタグ情報として付帯されている。即ち、記録媒体5は、当該撮像装置100により撮像された撮像画像の記録用画像データだけでなく、外部機器から転送された画像データも記録時期と対応付けて記録している。
ここで、記録媒体5は、付随情報としての記録時期と画像データとを対応付けて複数記録する記録手段を構成している。
表示処理部6は、メモリ12に一時的に記憶されている表示用データを読み出して表示部7に表示させる制御を行う。具体的には、表示処理部6は、VRAM、VRAMコントローラ、デジタルビデオエンコーダなどを備えている。そして、デジタルビデオエンコーダは、CPU13の制御下にてメモリ12から読み出されてVRAM(図示略)に記憶されている輝度信号Y及び色差信号Cb,Crを、VRAMコントローラを介してVRAMから定期的に読み出して、これらのデータを元にビデオ信号を発生して表示部7に出力する。
表示部7は、表示処理部6からのビデオ信号に基づいて電子撮像部2により撮像された画像などを表示画面に表示する。具体的には、表示部7は、撮像モードにて、レンズ部1、電子撮像部2及び撮像処理部3による被写体の撮像により生成された複数の画像フレームに基づいてライブビュー画像を表示したり、本撮像画像として撮像されたレックビュー画像を表示する。
画像データ特定部8は、CPU13の制御下にて、記録媒体5に記録されている複数の画像データの中で、画像圧縮処理(後述)によるデータ量削減候補である画像データを特定する。具体的には、ユーザによる操作入力部11の所定操作に基づいて当該撮像装置100の電源がONされた場合に、画像データ特定部8は、記録媒体5に記録されている複数の画像データの各々のExifタグ情報を参照して、以前に画像圧縮処理を施してなく、且つ、ユーザによる操作入力部11の所定操作により圧縮不可設定がされていない記録時期が最も古い画像データを特定する。また、画像データ特定部8は、振れ検出部9による規則的な振れの検出中に、記録媒体5に記録されている複数の画像データの中で、記録時期の古い順に順次画像データを特定する。
ここで、画像データ特定部8及びCPU13は、記録媒体5に記録されている複数の画像データの中で、データ量削減候補である画像データを特定する特定手段を構成している。
振れ検出部9は、CPU13の制御下にて、撮像装置100本体に生じる規則的な振れを検出する。具体的には、振れ検出部9は、例えば、当該撮像装置100本体の3軸方向の加速度を検出する加速度センサ9aを備えている。そして、振れ検出部9は、当該加速度センサ9aからの出力信号に基づいて、撮像装置100本体に生じる規則的な振れを検出する。
ここで、規則的な振れとは、例えば、所定の振れ方向に沿って繰り返される振幅の略等しい振れであり、さらには振幅が異なるものの振れ方向が略等しくなっている振れや、振幅及び振れ方向が異なっているものの、ある一定期間内に所定の振れ方向に沿って振幅の略等しい振れが所定割合以上繰り返されている場合のような規則性の強い振れも含むものである。
そして、ユーザが当該撮像装置100本体を保持する手首を所定方向に小刻みに動かしたり、腕を所定の回動角度で往復させるように振ったり、腕を所定の直線と略同一直線上を往復運動させるように振ることによって撮像装置100本体を所定方向に往復運動させることによって、所定時間以上の振れが検出された場合、振れ検出部9は、振幅の略等しい振れが所定方向に沿って繰り返されているか否かに応じて撮像装置100本体に規則的な振れが生じているか否かを判定する。撮像装置100本体に生じる規則的な振れを検出すると、振れ検出部9は、振れ検出信号をCPU13に出力する。
ここで、振れ検出部9及びCPU13は、当該撮像装置100本体に生じる規則的な振れを検出する振れ検出手段を構成している。
画像データ圧縮部10は、CPU13の制御下にて、振れ検出部9による規則的な振れの検出を基準として、画像データ特定部8により特定されたデータ量削減候補としての画像データを所定の圧縮方法により圧縮してデータ量を削減する。具体的には、画像データ圧縮部10は、画像データ特定部8により特定された記録時期が最も古い画像データ(例えば、10MB程度)を、予めユーザにより設定されたデータ量(例えば、8MB程度)の画像データとなるように所定の圧縮方法により圧縮することで当該画像データのデータ量を削減する。
また、画像データ圧縮部10は、振れ検出部9による規則的な振れの検出中に、画像データ特定部8により順次特定された複数の画像データを記録時期の古い順に順次圧縮していって、各画像データのデータ量を削減する。そして、画像データ圧縮部10は、振れ検出部9による規則的な振れの検出が終了すると、当該画像データのデータ量の削減を終了する。
ここで、画像データ圧縮部10及びCPU13は、振れ検出部9による規則的な振れの検出を基準として、画像データ特定部8により特定された画像データのデータ量を削減するデータ量削減手段を構成している。
操作入力部11は、当該撮像装置100の所定操作を行うためのものである。具体的には、操作入力部11は、被写体の撮影指示に係るシャッターボタン11a(図4(a)等参照)、機能選択や表示設定等に係るメニュー画面の表示指示に係るメニューボタン11b(図4(a)等参照)、動作モード等の選択や決定指示に係る選択決定ボタン11c(図4(a)等参照)、ズーム量の調整指示に係るズームボタン(図示略)等を備えている。そして、操作入力部11は、これらのボタンの操作に応じて所定の操作信号をCPU13に出力する。
CPU13は、撮像装置100の各部を制御するものである。具体的には、CPU13は、撮像装置100用の各種処理プログラムに従って各種の制御動作を行うものである。
メモリ12は、例えば、フラッシュメモリ等により構成され、CPU13によって処理されるデータ等を一時記憶する。
次に、撮像装置100によるデータ量削減方法に係る画像圧縮処理について、図2〜図4を参照して説明する。
図2は、画像圧縮処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。また、図3(a)〜図3(c)は、画像圧縮処理を説明するための図である。また、図4(a)及び図4(b)は、画像圧縮処理における表示部7の表示例を示す図である。
画像圧縮処理は、ユーザによる操作入力部11の所定操作に基づいて、動作モードとして撮像モードが選択された状態で、当該撮像装置100に規則的な振れが生じた場合に実行される処理であるが、画像圧縮に係る記録時期が最も古い画像の特定は、当該撮像装置100の電源がONされた場合に実行される。
即ち、ユーザによる操作入力部11の所定操作に基づいて、当該撮像装置100の電源がONされると、CPU13は、画像データ特定部8に、記録媒体5に記録されている複数の画像データの各々のExifタグ情報を参照して、以前に画像圧縮処理を施してなく、且つ、圧縮不可設定がされていない記録時期が最も古い画像データを特定させる。そして、CPU13は、画像データ特定部8により特定された画像データを示す画像データ特定情報をメモリ12に一時記憶させる。
このとき、記録媒体5に圧縮可能画像が存しない場合は、CPU13は、表示部7にその旨を表す画面(図示略)を表示させる。この場合には、仮に、撮像装置100を振っても画像圧縮処理は実行されないものとする。
その後、図2に示すように、ユーザによる操作入力部11の所定操作に基づいて、動作モードとして撮像モードが選択されると、CPU13は、表示部7に、被写体の撮像により生成された複数の画像フレームに基づいてライブビュー画像を表示させる(ステップS1)。
続けて、CPU13は、メモリ12に一時記憶されている画像データ特定情報を読み込んで、予め画像データ特定部8により特定された記録時期が最も古い画像データを画像圧縮処理の対象画像として指定した後(ステップS2)、振れ検出部9に、加速度センサ9aからの出力信号に基づいて撮像装置100本体に規則的な振れが生じているか否かを検出させる(ステップS3)。即ち、図3(a)に示すように、ユーザが表示部7に表示されている記録媒体5に記録保存可能な撮影可能枚数を視認して当該撮影可能枚数が少ないと判断した場合に、図3(b)に示すように、ユーザが当該撮像装置100本体を保持する手首を所定方向に小刻みに動かしたり、腕を所定の回動角度で往復させるように振ったり、腕を所定の直線と略同一直線上を往復運動させるように振ることによって撮像装置100本体を所定方向に往復運動させる。そして、振れ検出部9は、撮像装置100本体の往復運動によって生じた振幅の略等しい振れが所定方向に沿って繰り返されているか否かに応じて撮像装置100本体に規則的な振れが生じているか否かを検出する。
ここで、規則的な振れが生じていると判定されると(ステップS3;YES)、振れ検出部9は、振れ検出信号をCPU13に出力し、CPU13は、入力された振れ検出信号に基づいて、対象画像として指定されている画像データが圧縮不可設定されていないかどうかを判定する(ステップS4)。
これにより、圧縮不可設定された画像データが画像データ特定部8により誤って圧縮の対象画像として特定された場合であっても、対象画像が圧縮不可設定されていないかどうかを再度確認することができ、圧縮不可設定されている画像データを誤って画像圧縮してしまうことを防止することができる。
そして、ステップS4にて、対象画像が圧縮不可設定されていないと判定されると(ステップS4;YES)、CPU13は、画像データ圧縮部10に、記録時期が最も古い画像データ(例えば、10MB程度)を、予めユーザにより設定されたデータ量(例えば、8MB程度)の画像データとなるように所定の圧縮方法により圧縮して(ステップS5)、当該圧縮状態を表す所定の圧縮状態中画面G1(図4(a)参照)を表示部7に表示させる(ステップS6)。
圧縮状態中画面G1は、例えば、図4(a)に示すように、画像圧縮中である旨を表す表示と、現在までに撮影可能枚数として確保された枚数(例えば、「現在の確保枚数… なんと3枚」等)などを表示する画面である。これにより、ユーザは、圧縮状態中画面G1を視認することで、どのタイミングで画像圧縮処理を終了させるか、即ち、どのタイミングで撮像装置100本体の振れを終了させるかを判断することができる。
その後、CPU13は、画像データ圧縮部10による圧縮に係る対象画像が記録媒体5に記録されている複数の画像データの中で、記録時期が最も新しい画像データであるか否かを判定する(ステップS7)。
ここで、対象画像が最も新しい画像でないと判定されると(ステップS7;NO)、CPU13は、画像データ特定部8に、記録媒体5に記録されている複数の画像データの各々のExifタグ情報を参照して、以前に画像圧縮処理を施してなく、且つ、圧縮不可設定がされていない記録時期が次に古い画像データを特定させる(ステップS8)。
その後、CPU13は、処理をステップS3に移行させて、振れ検出部9に、撮像装置100本体に規則的な振れが生じているか否かを検出させる(ステップS3)。ここで、振れ検出部9によって、撮像装置100本体に規則的な振れが生じていると判定されると(ステップS3;YES)、CPU13は、処理をステップS4に移行させて、それ以降の処理を繰り返し実行する。
即ち、撮像装置100本体に規則的な振れが継続して生じている限り、画像データ特定部8は、記録媒体5に記録されている複数の画像データの中で、記録時期の古い順に順次画像データを特定していき、画像データ圧縮部10は、画像データ特定部8により順次特定された複数の画像データを記録時期の古い順に順次圧縮していく。
一方、ステップS4にて、対象画像として指定されている画像データが圧縮不可設定されていると判定されると(ステップS4;NO)、CPU13は、処理をステップS7に移行させて、それ以降の処理を繰り返し実行する。
なお、対象画像として指定されている画像データが圧縮不可設定されていた場合には、CPU13は、表示部7にその旨を表す画面(図示略)を表示させても良い。
そして、ステップS7にて、一番最新の画像まで移動して対象画像が最も新しい画像であると判定されると(ステップS7;YES)、CPU13は、被写体の撮像により生成された複数の画像フレームに基づくライブビュー画像に重畳させて、当該画像圧縮処理の完了を示す圧縮完了画面G2(図4(b)参照)を表示部7に表示させる(ステップS9)。
圧縮完了画面G2は、例えば、図4(b)に示すように、当該画像圧縮処理にて撮影可能な枚数として確保された確保枚数(例えば、「確保枚数 20枚」等)や、この確保枚数を当該画像圧縮処理前の撮影可能な枚数に加えた撮影可能枚数(例えば、「撮影可能枚数 30枚」等)などを表示する画面である。これにより、ユーザは、圧縮完了画面G2を視認することで、当該画像圧縮処理にて撮影可能な枚数として確保された確保枚数及び当該画像圧縮処理後の撮影可能枚数を把握することができる。この結果、図3(c)に示すように、ユーザは、すぐに被写体の撮像動作に移ることができることとなって、絶好のシャッターチャンスを逃してしまうことがなくなる。
なお、対象画像が最も新しい画像であると判定された場合には、CPU13は、表示部7にその旨を表す画面(図示略)を表示させても良い。
なお、ステップS3にて、規則的な振れが生じていないと判定されると(ステップS3;NO)、CPU13は、表示部7にその旨を表す画面(図示略)を表示させた後、ライブビュー画像を表示する元の状態に戻して、当該画像圧縮処理を終了する。
ここで、画像データ圧縮部10による画像データの圧縮中に、規則的な振れを検出しなくなった場合には、ステップS5にて現在圧縮中の画像データを完全に圧縮した後、元の状態に移行するものとする。このとき、ライブビュー画像に重畳させて、圧縮完了画面G2を表示部7に表示させても良い。
なお、本実施形態にあっては、画像圧縮処理を、動作モードとして撮像モードが設定された場合に行うようにしたが、これに限られるものではなく、記録媒体5に記録されている静止画像を再生表示する再生モードが設定された場合に行うようにしても良い。
即ち、動作モードとして再生モードが選択されると、ステップS1にてライブビュー画像を表示する処理を行う代わりに、CPU13は、記録媒体5に記録されている複数の静止画像を表示部7に表示させる処理を行うようにすれば良い。
以上のように、本実施形態の撮像装置100によれば、予め記録媒体5に記録されている複数の静止画像の画像データの中で、記録時期が最も古い画像データをデータ量削減候補として特定しておく。そして、被写体の撮像により生成されたライブビュー画像を表示したり、記録媒体5に記録されている静止画像を再生表示する際に、振れ検出部9によって当該撮像装置100本体に生じる規則的な振れが検出されると、当該規則的な振れの検出を基準として、データ量削減候補としての記録時期が最も古い画像データを圧縮してデータ量を削減する。具体的には、振れ検出部9による規則的な振れの検出中に、画像データ特定部8は、記録媒体5に記録されている複数の画像データの中で、記録時期の古い順に順次画像データを特定し、画像データ圧縮部10は、画像データ特定部8により特定された記録時期の古い順に順次画像データを圧縮してデータ量を削減していき、振れ検出部9による規則的な振れの検出が終了すると、当該画像データのデータ量の削減を終了する。
従って、外出中など撮影可能枚数が少なくなって当該撮像装置100の記録媒体5に記録されている画像データのバックアップをとることができないような状況でも、不要な画像を一枚一枚識別して消去するという手間のかかる作業を行うことなく、ユーザが撮像装置100を「振る」という直観的、且つ、片手でも行える単純な動作で撮影可能枚数を増やすことができる。よって、記録媒体5に記録されている画像データのデータ量の削減を簡便に行うことができ、当該記録媒体5の記録容量を空けて撮影可能枚数の確保を簡便に行うことができる。
特に、撮像装置100を「振る」という動作は、片手で行うことができるため、被写体を撮像する時以外の移動中やちょっとした作業中にも気軽に行うことができ、当該撮像装置100の利便性を向上させることができる。
また、画像データのデータ量を削減する際に、ユーザの目が撮像装置100の表示画面に釘付けとなってしまうことがないため、ユーザは目の前の被写体の状況を把握しながら撮影可能枚数の確保を行うことができ、絶好のシャッターチャンスを逃してしまうこともなくなる。
特に、画像データ圧縮部10は、振れ検出部9による規則的な振れの検出中に、画像データ特定部8により特定された記録時期の古い順に順次画像データのデータ量を削減していき、振れ検出部9による規則的な振れの検出が終了すると、当該画像データのデータ量の削減を終了するので、ユーザが撮像装置100を振る時間を調整することで、その状況で必要な量だけ撮影可能枚数を確保した後、すぐに被写体の撮像に移ることができることとなって、絶好のシャッターチャンスを逃してしまうことがなくなる。
さらに、振れ検出部9に備わる加速度センサ9aは、当該撮像装置100本体に生じる規則的な振れを検出するためだけではなく、撮像の際の手ぶれの検出にも適用することができる。つまり、手ぶれ補正機能を備える撮像装置100にあっては、当該撮像装置100本体に生じる規則的な振れを検出するためにそれ専用の装置を搭載する必要がなくなって、撮像装置100のコストアップを抑制することができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の改良並びに設計の変更を行っても良い。
例えば、上記実施形態にあっては、振れ検出部9の加速度センサ9aにより検出された加速度の値に応じて圧縮される画像データの単位時間当たりの数を変動させるようにしても良い。例えば、図5に示すように、振れ検出部9の加速度センサ9aにより検出された加速度が大きくなる程、CPU13は、画像データ特定部8による画像データの特定及び画像データ圧縮部10による画像データの圧縮に係る処理をより高速で行わせて、圧縮される画像データの単位時間当たりの数を比例的に増加させる。即ち、ユーザが当該撮像装置100本体を保持する手首や腕をゆっくり動かした場合に比べて、手首や腕を速く動かすことで加速度センサ9aにより検出される加速度が大きくなった場合には、画像データ圧縮部10により圧縮される画像データの単位時間当たりの数が増加することとなって、早急に記録媒体5の記録容量を空けて撮影可能枚数の確保を迅速に行うことができる。
また、上記実施形態にあっては、手首を所定方向に小刻みに動かしたり、腕を所定の回動角度で往復させるように振ることによって撮像装置100本体を往復運動させた際に生じる遠心力の向きを特定して、当該遠心力の向きに応じて画像データに対する処理の内容を変更しても良い。
例えば、撮像装置100本体を往復運動させた際に、振れ検出部9は、遠心力検出手段として、加速度センサ9aから出力された出力信号の中で遠心力成分を検出して、当該遠心力成分から撮像装置100本体の往復運動の向きを特定するように構成する。例えば、撮像装置100本体を右手で保持して右手首を支点とした回動により往復運動させた場合には、撮像装置100本体の右から左(第1の所定の向き)に遠心力が生じるのでこれを検知することにより、画像データを圧縮する処理を実行する。撮像装置100本体を左手で保持して左手首を支点とした回動により往復運動させた場合には、撮像装置100本体の左から右(第1の所定の向きと異なる第2の所定の向き)に遠心力が生じるのでこれを検知することにより、圧縮処理が施された画像データを元に戻す処理を実行するようにしても良い。
ここで、画像データの圧縮方式としては、例えば、PNG等の可逆圧縮方式を採用するのが好ましい。
このように、撮像装置100は、振れ検出部9により第1の所定の向きの遠心力が検出された場合には可逆圧縮処理を行い、第1の所定の向きと異なる第2の所定の向きの遠心力が検出された場合に可逆圧縮処理により圧縮されたデータを復元するように構成されている。これにより、撮像装置100本体を往復運動(回動)させた際に生じる遠心力の向きに応じて画像データに対する処理の内容を異ならせることができ、撮像装置100本体を往復運動させる向きを変更するだけで、画像圧縮処理や圧縮後の画像データを元に戻すといった処理を簡便に行うことができる。
また、このとき、ユーザの利き手を撮像装置100に登録しておき、撮像装置100本体を利き手で保持して所定方向に回動させている場合には、画像データを圧縮する処理を実行する一方で、撮像装置100本体を利き手と逆の手で保持して回動させている場合には、圧縮処理が施された画像データを元に戻す処理を実行するようにしても良い。
さらに、上記実施形態にあっては、画像圧縮処理の終了条件として、予めユーザが撮影可能枚数の具体的な数値を設定しておき、それ以上の撮影可能枚数を確保できた時点で、CPU13は、当該画像圧縮処理を終了させて、ライブビュー画像を表示する元の状態に戻すようにしても良い。
なお、予め設定された具体的な数値に撮影可能枚数が到達して画像圧縮処理を終了させた場合には、CPU13は、表示部7にその旨を表す画面(図示略)を表示させても良い。
また、上記実施形態にあっては、撮像装置100の電源がONされた場合に、記録時期の最も古い画像データのみを特定するようにしたが、これに限られるものではなく、予め記録媒体5に記録されている複数の画像データ全てについてExifタグ情報を参照して記録時期を特定して、画像データの記録時期の順序を示す記録時期順序情報をメモリ12に一時記憶しておくようにしても良い。
これにより、画像圧縮処理にて撮像装置100本体に規則的な振れが生じている間に一枚ずつ画像データを特定する必要がなくなって、記録時期順序情報に従って順次画像データを指定してデータ量を削減する処理を行うことができ、撮影可能枚数の確保をより高速に行うことができる。
また、上記実施形態にあっては、古い画像データから消去するようにしたが、撮影されたときの手ぶれ量やピントずれ量等の画像のボケ量(付随情報)を画像データと対応付けて記録しておき、これに基づいてデータ量の削減順を決めてもよい。手ぶれ量は、例えば撮影時の加速度センサの出力値や、ぶれ補正レンズ駆動部あるいは撮像素子駆動部への出力値であり、また連写合成補正であれば各画像間の変位の大きさである。ピントずれ量は、コントラストAFであれば撮影時の最終的なコントラスト値であったり、あるいは撮影後に評価した画像の高周波成分の大きさであったりする。
そして、画像データ圧縮部10は、CPU13の制御下にて、振れ検出部9による規則的な振れの検出中に、画像データ特定部8により特定されたボケ量の多い順に順次画像データを圧縮してデータ量を削減していき、振れ検出部9による規則的な振れの検出が終了すると、当該画像データのデータ量の削減を終了する。
これにより、ユーザが撮像装置100を振る時間を調整することで、その状況で必要な量だけ撮影可能枚数を確保した後、すぐに被写体の撮像に移ることができることとなって、絶好のシャッターチャンスを逃してしまうことがなくなる。
また、ブラケット撮影などによって類似画像を複数枚有する画像から削除するようにしてもよい。この場合、撮影時に何枚のブラケット撮影を行ったのか、即ち、ブラケット撮影に係る類似画像数(付随情報)を画像データと対応付けて記録しておく。
そして、ブラケット枚数の多い画像から順に削除不可設定がされていない画像データを削除していくことで画像データのデータ量を削減する。具体的には、図示は省略するが、CPU13の制御下にて駆動し、振れ検出部9による規則的な振れの検出中に、画像データ特定部8により特定されたブラケット枚数の多い順に順次画像データを削除していき、振れ検出部9による規則的な振れの検出が終了すると、当該画像データの削除を終了するデータ削除部を備えている。
ここで、CPU13及びデータ削除部は、画像データのデータ量を削減するデータ量削減手段を構成している。
これにより、ユーザが撮像装置100を振る時間を調整することで、その状況で必要な量だけ撮影可能枚数を確保した後、すぐに被写体の撮像に移ることができることとなって、絶好のシャッターチャンスを逃してしまうことがなくなる。
なお、画像データを削除することでデータ量を削減するデータ削除部を備えるようにしたが、これに限られるものではなく、例えば、上記実施形態と同様に、ブラケット枚数が多い順に圧縮不可設定がされていない画像データを圧縮していくことでデータ量を削減しても良い。
また、顔認識を行い、顔登録がされた顔を含む画像については重要度が高い情報であることを画像とともに記録しておき、これらの画像についてはデータ量の削減順の後の方に回すようにしてもよい。
さらに、上記実施形態にあっては、データ量削減処理として、静止画像の画像データを圧縮する処理を例示したが、これに限られるものではなく、画像データのデータ量を削減する処理であれば如何なるものであっても良い。
例えば、記録媒体5に動画像の画像データを複数記録しておき、当該画像データから所定量のデータを間引いてデータ量を削減するようにしても良い。例えば、動画像の画像データを構成する複数の画像フレームのうち、奇数番目の画像フレーム或いは偶数番目の画像フレームを選択して間引いたり、隣接する所定個数(例えば、4、9、16等)の画素値を加算して1画素を生成することで、所定量のデータを間引いてデータ量を削減しても良い。
また、撮像装置100の構成は、上記実施形態に例示したものは一例であり、これに限られるものではない。
加えて、上記実施形態にあっては、特定手段、振れ検出手段、データ量削減手段としての機能を、CPU13の制御下にて、画像データ特定部8、振れ検出部9、画像データ圧縮部10が駆動することにより実現される構成としたが、これに限られるものではなく、CPU13によって所定のプログラム等が実行されることにより実現される構成としても良い。
即ち、プログラムを記憶するプログラムメモリ(図示略)に、特定処理ルーチン、振れ検出処理ルーチン、データ量削減処理ルーチンを含むプログラムを記憶して、CPU13を、特定処理ルーチンにより、記録媒体5に記録されている複数の画像データの中で、データ量削減候補である画像データを付随情報に基づいて特定する特定手段として機能させ、また、振れ検出処理ルーチンにより、加速度センサ9aからの出力信号に基づいて撮像装置100本体に生じる規則的な振れを検出する振れ検出手段として機能させ、また、データ量削減処理ルーチンにより、振れ検出手段による規則的な振れの検出を基準として、特定手段により特定された画像データのデータ量を削減するデータ量削減手段として機能させるようにしても良い。
本発明を適用した一実施形態の撮像装置の概略構成を示すブロック図である。 図1の撮像装置による画像圧縮処理に係る動作の一例を示すフローチャートである。 図2の画像圧縮処理を説明するための図である。 図2の画像圧縮処理における表示部の表示例を示す図である。 図1の撮像装置による画像圧縮処理の変形例を説明するための図である。
符号の説明
100 撮像装置
5 記録媒体
8 画像データ特定部
9 振れ検出部
9a 加速度センサ
10 画像データ圧縮部
13 CPU

Claims (9)

  1. 画像データと付随情報とを対応付けて複数記録する記録手段と、
    前記記録手段に記録されている複数の画像データの中で、データ量削減候補である画像データを前記付随情報に基づいて特定する特定手段と、
    当該撮像装置本体に生じる規則的な振れを検出する振れ検出手段と、
    前記振れ検出手段による規則的な振れの検出を基準として、前記特定手段により特定された画像データのデータ量を削減するデータ量削減手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記付随情報は前記画像データの記録時期であり、
    前記特定手段は、
    前記記録媒体に記録されている複数の画像データの中で、前記記録時期の古い順に順次画像データを特定し、
    前記データ量削減手段は、
    前記振れ検出手段による規則的な振れの検出中に、前記特定手段により特定された前記記録時期の古い順に順次画像データのデータ量を削減していき、前記振れ検出手段による規則的な振れの検出が終了すると、当該画像データのデータ量の削減を終了することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記付随情報は画像のボケ量であり、
    前記特定手段は、
    前記記録媒体に記録されている複数の画像データの中で、前記ボケ量の多い順に順次画像データを特定し、
    前記データ量削減手段は、
    前記振れ検出手段による規則的な振れの検出中に、前記特定手段により特定された前記ボケ量の多い順に順次画像データのデータ量を削減していき、前記振れ検出手段による規則的な振れの検出が終了すると、当該画像データのデータ量の削減を終了することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. 前記付随情報は画像の類似画像数であり、
    前記特定手段は、
    前記記録媒体に記録されている複数の画像データの中で、前記類似画像数の多い順に順次画像データを特定し、
    前記データ量削減手段は、
    前記振れ検出手段による規則的な振れの検出中に、前記特定手段により特定された前記類似画像数の多い順に順次画像データのデータ量を削減していき、前記振れ検出手段による規則的な振れの検出が終了すると、当該画像データのデータ量の削減を終了することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記振れ検出手段は、
    当該撮像装置本体の加速度を検出する加速度センサを備え、
    前記データ量削減手段は、
    前記加速度センサにより検出された加速度が大きくなる程、データ量が削減される画像データの単位時間当たりの数を増加させることを特徴とする請求項2〜4の何れか一項に記載の撮像装置。
  6. 前記データ量削減処理は、前記記録媒体に記録されている静止画像の前記画像データを圧縮してデータ量を削減することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の撮像装置。
  7. 前記規則的な振れに伴う遠心力を検出する遠心力検出手段をさらに備え、
    前記データ量削減処理は、可逆圧縮処理であり、前記遠心力検出手段により第1の所定の向きの遠心力が検出された場合には前記可逆圧縮処理を行い、前記遠心力検出手段により第1の所定の向きと異なる第2の所定の向きの遠心力が検出された場合に前記可逆圧縮処理により圧縮されたデータを復元することを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の撮像装置。
  8. 画像データと付随情報とを対応付けて複数記録する記録手段を備える撮像装置に、
    前記記録手段に記録されている複数の画像データの中で、データ量削減候補である画像データを前記付随情報に基づいて特定する処理と、
    当該撮像装置本体に生じる規則的な振れを検出する処理と、
    規則的な振れの検出を基準として、予め特定された画像データのデータ量を削減する処理と、
    を実行させることを特徴とするデータ量削減方法。
  9. 画像データと付随情報とを対応付けて複数記録する記録手段を備える撮像装置のコンピュータを、
    前記記録手段に記録されている複数の画像データの中で、データ量削減候補である画像データを前記付随情報に基づいて特定する特定手段、
    当該撮像装置本体に生じる規則的な振れを検出する振れ検出手段、
    前記振れ検出手段による規則的な振れの検出を基準として、前記特定手段により特定された画像データのデータ量を削減するデータ量削減手段、
    として機能させることを特徴とするプログラム。
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