JP2010143336A - 前方照射自動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】他車両の運転者と車両の運転者の双方の要請を配慮したよりきめの細かい制御を実現することができる前方照射自動制御装置を提供すること。
【解決手段】本発明による前方照射自動制御装置1は、ハイビーム又はロービームを点灯させて車両の前方を照射する前方照射手段2と、車両の後方に位置する他車両の車両に対する追い越し走行の開始を検出する追い越し走行検出手段3aと、他車両が車両を追い越すタイミングTCを算出するタイミング算出手段3cと、追い越し走行検出手段3aが開始を検出して、タイミング算出手段3cがタイミングTCを算出した場合に、前方照射手段2がハイビームを点灯している場合に前方照射手段2によりハイビームを滅灯させてロービームを点灯させる切り換えを実行する切換手段3dと、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗用車、トラック、バス等の自動車に適用して好適な前方照射自動制御装置に関する。
車両には、夜間走行時の視界確保や対向車両の運転者や歩行者に対して車両の存在を認知させることを主たる目的としてヘッドランプが備えられている。このようなヘッドランプは通常ハイビームとロービームの双方を備えており、車両の前方に前方車両が位置している場合、車両の走行している車線の反対車線に対向車両が存在する場合には、ロービームを点灯して車両の前方のなるべく近い領域のみを照射して、前方車両や対向車両の運転者に眩しさを感じさせないことを優先することが行われる。これとは逆に、車両の前方に前方車両が位置していない場合、車両の走行している車線の反対車線に対向車両が存在しない場合には、ハイビームを点灯させて、車両の前方のなるべく遠方を照射して車両の運転者の視界を確保することを優先している。
このようなハイビームとロービームの選択を自動的に行うシステムとして、例えば特許文献1に記載されているようなシステムが提案されている。特許文献1に記載のシステムにおいては、車両の走行している車線の前方のある距離以内に位置する前方車両のテールランプが前方カメラの撮像した画像処理により検出される場合には、ロービームを選択して点灯し、車両の走行している車線の反対車線に対向車両のヘッドランプが検出される場合には、ロービームを選択して点灯し、これ以外の場合にはハイビームを選択して点灯することが自動的に行われる。
特開2004−500279号公報
ところが、このような従来技術によるシステムにおいては、ハイビームが選択されている状況において、車両の後方に位置する他車両が車両を追い越す追い越し走行を実行している場合に、車両の後方から接近してくる他車両が車両を実際に追い越すタイミングが経過した後、前方カメラの撮像範囲に追い越した後の他車両のテールランプが進入して、実際に画像処理により他車両のテールランプが検出されるまで、ハイビームを滅灯してロービームを選択して点灯させること実行されないこととなる。
通常車両のハイビームの照射範囲は前方カメラの撮像範囲よりも大きいことから、上述したようなシステムにおいては、ロービームが選択される時間は、追い越し走行を行った他車両が車両のハイビームの照射範囲に進入する時間よりも遅れることとなり、他車両の運転者に眩しさを感じさせてしまい他車両の運転者の要請に応えることができないという不都合が生じる。これとは逆に追い越される側の車両においては、なるべく運転者の視界を確保することを優先して、なるべくハイビームを選択する場面を多くしたいという要請があり、従来のシステムにおいては、他車両の運転者と車両の運転者の双方の要請に配慮したよりきめ細かい制御が実現できていないという課題があった。
本発明は、上記問題に鑑み、他車両の運転者と車両の運転者の双方の要請を配慮したよりきめの細かい制御を実現することができる前方照射自動制御装置を提供することを目的とする。
上記の問題を解決するため、本発明に係る前方照射自動制御装置は、
ハイビーム又はロービームを点灯させて車両の前方を照射する前方照射手段と、
前記車両の後方に位置する他車両の前記車両に対する追い越し走行の開始を検出する追い越し走行検出手段と、
前記他車両が前記車両を追い越すタイミングを算出するタイミング算出手段と、前記追い越し走行検出手段が前記開始を検出して、
前記タイミング算出手段が前記タイミングを算出した場合に、前記前方照射手段が前記ハイビームを点灯している場合に前記前方照射手段により前記ハイビームを滅灯させて前記ロービームを点灯させる切り換えを実行する切換手段と、
を備えることを特徴とする。
これによれば、前記他車両の前記車両に対する追い越し走行の開始を前記追い越し走行検出手段が検出した後に、前記他車両の前記車両の側方を通過して追い越すタイミングを前記タイミング算出手段が算出した場合においては、前記前方照射手段が前記ハイビームを点灯していても、前記切換手段の制御に基づいて、前記前方照射手段により前記ハイビームを滅灯させて前記ロービームを点灯させる切り換えが実行されるので、前記他車両が前記車両を追い越した前記タイミング以降において前記ハイビームは点灯されないこととなり、前記他車両が追い越し走行を行って前記ハイビームの照射範囲に進入しても、前記他車両の運転者に眩しさを感じさせることを回避させて、なるべく眩しさを感じることを回避したいという前記他車両の運転者の要請を優先させることができる。
さらに、本発明によれば、前記他車両が前記車両の側方を通過して追い越すタイミングを前記タイミング算出手段が正確に算出しているので、前記他車両の運転者に眩しさを感じさせるおそれがない前記タイミング以前においては、前記前方照射手段が前記ハイビームを引き続き点灯させて、前記車両の運転者の視界をなるべく広く確保したいという要請を優先させることができる。これらのことにより、前記他車両の運転者と前記車両の運転者の双方の要請を配慮したよりきめの細かい制御を実現することができる。
ここで、前記前方照射自動制御装置において、
前記他車両のヘッドランプの光学的パラメータを検出する光学的パラメータ検出手段と、
前記光学的パラメータの時間変化に基づいて前記車両に対する前記他車両の相対速度を検出する相対速度検出手段と、
を含み、
前記追い越し走行検出手段が前記相対速度に基づいて、前記開始を検出することとしてもよい。
これによれば、前記他車両が前記追い越し走行を開始させた場合においては、前記他車両のヘッドランプの例えば、光度や、照度等を含む前記光学的パラメータが、前記他車両が前記車両に対して後方からある相対速度で接近することから、前記タイミングまでにおいては前記光学的パラメータが時間経過とともに直線的又は曲線的に大きくなり、前記タイミングからある程度時間が経過した前記追い越し走行の最終段階においては徐々に前記光学的パラメータが時間経過とともに直線的又は曲線的に小さくなる性質を有していることから、前記光学的パラメータの時間変化と前記相対速度は所定の関係を有することとなる。この前記所定の関係は、例えばシミュレーションや実車試験等により適宜マップ等により定めることができ、この前記所定の関係を用いて、前記相対速度検出手段は前記相対速度を、前記光学的パラメータの時間変化に基づいて検出することができる。
このように前記相対速度検出手段が検出した前記車両に対する前記他車両の前記相対速度に基づいて、前記追い越し走行検出手段が、前記他車両が前記車両を追い越す追い越し走行を開始したことを検出することができる。
もちろん、前記他車両が前記車両を追い越す追い越し走行を開始したことを検出することは、前記車両の後方を撮像する後方カメラを別途設置して、撮像された前記車両の後方の画像を画像処理することによっても、あるいは、前記車両及び前記他車両がともに車車間通信に必要な装備を有していて車車間通信を行うことによっても実現することが可能であるが、上述したような前記光学的パラメータを用いることによれば、前記追い越し走行検出手段による前記開始の検出をより簡易な装置による簡易な処理とすることができる。
さらに、前記前方照射自動制御装置において、
前記タイミング算出手段が、前記光学的パラメータの時間変化が、追い越し走行に伴う所定の時間変化に該当する場合に、前記他車両が前記車両を追い越すタイミングを算出することを特徴としてもよい。
これによれば、前記タイミングにおいて前記他車両が前記追い越し走行を開始させて前記他車両が前記車両の側方を通過して追い越した場合においては、前記他車両のヘッドランプの前記光学的パラメータが、前記他車両が前記車両の側方を通過した後ある相対速度で前記車両の前方に向けて進行し前記車両から離隔していくことから、前記タイミングまでにおいては前記光学的パラメータが時間経過とともに直線的又は曲線的に増加し、前記タイミング近傍においては急激な増加から急激な減少に転じる上に凸の変曲点を含む、追い越し走行に伴う所定の時間変化を有する性質を有していることを利用することができる。
前記所定の時間変化は、例えばシミュレーションや実車試験等により適宜定めることができ、この所定の時間変化に、前記光学的パラメータ検出手段が実際に検出した前記光学的パラメータの時間変化が合致しているかを、前記タイミング算出手段が判定して、合致していると判定する場合には、前記タイミングを算出することができる。
ここでも、前記他車両が前記車両を追い越す追い越し走行を開始して、前記他車両が前記車両の側方を通過して追い越した前記タイミングを算出することは、前記後方カメラを別途設置して、撮像された前記車両の後方の画像を画像処理することによっても、前記車両及び前記他車両がともに車車間通信に必要な装備を有していて車車間通信を行うことによっても実現することはもちろん可能である。
ところが、通常後方カメラは例えばIPA(Intelligent Parking Assist)等のある程度の高級車向けの装備が備えるものであり、車車間通信に必要な設備は必ずしも多くの車両に普及していないことを鑑みると、前記光学的パラメータが追い越しにおいて前記所定の時間変化を有する性質を利用することにより、前記タイミング算出手段による前記タイミングの算出処理をより簡易な装置による簡易な処理により実行することができ、本発明が適用できる前記車両、又は前記車両と前記他車両の組合せが制限されてしまうことを防止することができる。
以上述べたような、前記前方照射自動制御装置は、
下記の構成要素ととともに実現されてより効果的である。
すなわち、前記前方照射自動制御装置においては、
前記車両の前方に位置する前方車両のテールランプ又は前記車両に対向する対向車両のヘッドランプを検出する光源検出手段と、
前記光源検出手段の検出結果に基づいて前記ハイビーム又はロービームを選択する選択手段と、
を備えることが好ましい。
なお、前記光源検出手段は前記車両の前方を撮像する前方カメラの撮像した、前記車両の前方の画像を画像処理するものである。また、前記選択手段は、前記光源検出手段が前記車両の前方に前記他車両を含む先行車両のテールランプが検出された場合、及び、前記車両の走行する車線の反対車線の対向車両のヘッドランプが検出された場合においては、前記ロービームを選択して点灯させ、前記光源検出手段が前記車両の前方に前記他車両を含む先行車両のテールランプが検出されない場合、及び、前記車両の走行する車線の反対車線の対向車両のヘッドランプが検出されない場合においては、前記ハイビームを選択して点灯させる。
これにより、前記先行車両及び前記対向車両の運転者に配慮しての前記ハイビームと前記ロービームとの選択を自動的に実行するとともに、この選択が自動的に行われている場合でも、前記追い越し走行検出手段により前記他車両の前記車両を追い越す追い越し走行が開始されたことが検出され、前記タイミング算出手段により前記他車両が前記車両の側方を実際に通過して追い越した前記タイミングが算出された場合には、前記切り換え手段により、前記ハイビームが選択されていても前記ハイビームを滅灯させ前記ロービームを点灯させる切り換えを実行することができる。
これらのことにより、前記他車両、前記先行車両、前記対向車両のそれぞれの運転者になるべく眩しさを感じさせることなく、前記車両の前記ハイビームを選択して点灯している場面をなるべく多くして、前方の視界をなるべく広く確保したいという前記車両の運転者の要請を確保することができる。
なお、前記前方照射自動制御装置において、
前記光学的パラメータ検出手段が、防眩ミラーであることを特徴としてもよい。
ここで、前記防眩ミラーとは例えばECミラー(Electronic Chromic Mirror)等であって、前記光学的パラメータ検出装置は当該ECミラーの含む後方光検出装置により構成されることとなる。当該ECミラーとは、前記後方光検出装置と、反射率を変更可能なミラーと、前記後方光検出装置により検出した前記光学的パラメータに基づいて前記ミラーの反射率を制御する防眩ECUとにより構成されるものである。
これによれば、市販車において一般的な構成となりつつある、比較的安価な前記防眩ミラーにより、前記光学的パラメータ検出手段を構成することができるので、本発明の前記前方照射自動制御装置を一般的な構成を極力利用してより安価な構成により実現することができる。
本発明によれば、他車両の運転者と車両の運転者の双方の要請を配慮したよりきめの細かい制御を実現することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係わる前方照射自動制御装置の一実施形態を示す模式図であり、図2は本発明に係わる前方照射自動制御装置の一実施形態を示す模式図である。
この前方照射自動制御装置1は、ヘッドランプ2と、ヘッドランプ制御システムECU3(Electronic Control Unit)と、ECミラー4と、前方カメラ5を備えて構成される。
ヘッドランプ2は、図2に示す車両の前方端部に左右一対設けられて、運転者の夜間走行時の視界確保や対向車両の運転者や歩行者に対して車両の存在を認知させることを主たる目的として車両の前方を照射するものであって、車両の前方のより遠方を照射するハイビームと、ハイビームよりも手前側を主に照射するロービームの双方を含んで、ヘッドランプ制御ECU3の制御に基づいて一方を選択して前方を照射する前方照射手段を構成するものである。
ヘッドランプ制御システムECU3は例えばCPU、ROM、RAMおよびそれらを接続するデータバスと、入出力インターフェースから構成され、ROMに格納されたプログラムに従い、CPUが以下に述べる所定の処理を行うものであって、追い越し走行検出手段3aと、相対速度検出手段3bと、タイミング算出手段3cと、切換手段3dと、光源検出手段3eと、選択手段3fとを構成するものである。
ECミラー4は、所謂防眩ミラーであり、防眩ECU4aと、反射率を変更可能なミラー4bと、後方光検出装置4cとを含んで構成されるものであって、後方光検出装置4cは光学的パラメータ検出手段を構成するものである。防眩ECU4aは、例えばCPU、ROM、RAMおよびそれらを接続するデータバスと、入出力インターフェースから構成され、ROMに格納されたプログラムに従い、CPUが以下に述べる所定の処理を行うものであって、後方光検出装置4cにより検出した照度等の光学的パラメータに基づいてミラー4bの反射率を制御し、光学的パラメータが大きくなるほど反射率を低くして運転者の眩しさつまりグレアを防止する防眩制御を実行するものである。
ECミラー4の防眩ECU4aとヘッドランプ制御システムECU3とは、CAN(Controller Area Network)等の車載用の通信規格により接続されており、防眩ECU4aは後方光検出装置4cの検出した照度等の光学的パラメータを含むデータフレームを、ヘッドランプ制御システムECU3に対して送信する。
前方カメラ5は例えば車両のウィンドシールド近傍に設けられて、車両の前方の路面を両側の白線を含んで撮像するものであって、撮像した画像データをヘッドランプ制御システムECU3に対して出力するものである。
ヘッドランプ制御システムECU3の光源検出手段3eは、前方カメラ5から取得した画像データに基づいて画像処理を行い、車両の前方に位置する前方車両のテールランプ又は車両に対向する対向車両のヘッドランプを検出する。ヘッドランプ制御システムECU3の選択手段3fは、光源検出手段3eの検出結果に基づいて、すなわち、画像内に前方車両のテールランプ又は対向車両のヘッドランプが検出される場合にはロービームを選択し、画像内に前方車両のテールランプ又は対向車両のヘッドランプが検出されない場合にはハイビームを選択するように、ヘッドランプ2に対して選択指令を出力する。ヘッドランプ2はこの選択指令に基づいてハイビーム又はロービームを選択して点灯させる。
ヘッドランプ制御システムECU3の相対速度検出手段3bは、ECミラー4の後方光検出装置4cの検出した、車両の後方に位置する他車両のヘッドランプの照度等の光学的パラメータを含むデータフレームを、防眩ECU4aから受信して、この照度等の光学的パラメータの時間変化に基づいて、予め実車試験又はシミュレーションにより求めたマップを使用して、車両に対する他車両の相対速度Vrを検出する。
ヘッドランプ制御システムECU3の追い越し走行検出手段3aは、相対速度検出手段3bの検出したVrが一定時間Tth以上の期間において閾値Vthより大きくなるか否かを判定し、この判定が肯定である場合には、他車両が車両を追い越す追い越し走行が開始したことを検出する。
ヘッドランプ制御システムECU3のタイミング算出手段3cは、防眩ECU4aから受信したデータフレームに含まれる、他車両のヘッドランプの照度等の光学的パラメータの時間経過の形態が、他車両が車両の側方を現実に通過して追い越した場合に発生する、予め定められる所定の時間経過の形態と合致するか否かを判定し、この判定が肯定である場合には、この判定が肯定となった時間を他車両が車両を追い越すタイミングTCとして算出する。
ヘッドランプ制御システムECU3の切換手段3dは、タイミング算出手段3cが他車両が車両を追い越すタイミングを算出した後に又は同時に、ヘッドランプ2に対してハイビームからロービームに切り換える切り換え指令を出力して、ヘッドランプ2はこの切換指令に基づいて、ハイビームを滅灯させロービームを点灯させる。
以下、本実施例の前方照射自動制御装置1の制御内容を、フローチャートと模式図及びマップを用いて説明する。図2は、本発明による前方照射自動制御装置1の制御内容を示すフローチャートである。図3は、本発明による前方照射自動制御装置1が適用される状況を示す模式図である。図4は、本発明による前方照射自動制御装置1の制御内容を示す模式図である。図5は、本発明による前方照射自動制御装置1が適用される状況を示す模式図であり、図6は、本発明による前方照射自動制御装置1の制御に用いられるマップを示す模式図である。
図2に示す、ステップS1において、前方カメラ5の撮像した車両前方の画像に基づいて、ヘッドランプ制御システムECU3の光源検出手段3eは、画像内に位置する前方車両のテールランプ又は対向車両のヘッドランプを検出する。つづいて、ステップS2において、ヘッドランプ制御システムECU3の選択手段3fは、画像内において前方車両のテールランプ又は対向車両のヘッドランプが検出されたか否かを判定し、否定である場合にはステップS3にすすんで、ヘッドランプ2に対してロービームを選択する選択指令を出力し、肯定である場合には、ステップS4にすすんでヘッドランプ2に対してロービームを選択する選択指令を出力する。ステップS3、ステップS4においてヘッドランプ2は選択指令に基づいてハイビーム又はロービームを選択する。
ステップS5においてヘッドランプ制御システムECU3の追い越し走行検出手段3aは、ハイビームが選択されているか否かを判定し、肯定である場合にはステップS6からステップS12までの処理に移行し、否定である場合には、ステップS1の手前に戻す。
ステップS6において、ECミラー4の後方光検出装置4cは、車両の後方の他車両のヘッドランプの照度等の光学的パラメータを検出して、防眩ECU4aは光学的パラメータを含むデータフレームについてCANを介してヘッドランプ制御システムECU3の相対速度検出手段3bに送信する。ステップS7において、ヘッドランプ制御システムECU3の相対速度検出手段3bは、ここでは図示しない予めシミュレーションや実車試験により求められる照度等の光学的パラメータの時間経過の形態と、相対速度との関係を示すマップ又は関係式を使用して、光学的パラメータの時間経過から相対速度Vrを検出する。
つづいて、ステップS8において、ヘッドランプ制御システムECU3の追い越し走行検出手段3aは、例えば図3に示すような車両Cと他車両CCの相互位置関係において、他車両CCの運転者が車両Cを追い越す意図を持ってアクセルを踏み込んで加速を行っている場合に、ステップS7で検出した相対速度Vrを用いて、すなわち、図4に示すように相対速度Vrが時間経過とともに増加するように変化した場合において、相対速度検出手段3bの検出したVrが一定時間Tth以上の期間において閾値Vthより大きくなるか否かを判定し、相対速度Vrが図4に示すような形態であってこの判定が肯定である場合には、ステップS9にすすむ。ステップS8において否定と判定される場合には、ステップS6の手前に戻る。
ステップS9において、ヘッドランプ制御システムECU3の追い越し走行検出手段3aは、他車両の車両に対する追い越し走行の開始を検出する。さらに、ステップS10において、他車両と車両との相対位置関係が図5に示すようなものとなり、他車両CCが車両Cの側方を通過して現実に追い越す瞬間においては、図6の破線内に示すように、光学的パラメータは急激に増加して上に凸のピークを有して急激に減少するという、追い越し走行に伴う所定の時間変化の形態を有することを利用して、実際に検出された光学的パラメータの時間経過の形態が、予め記憶されたマップにより表される所定の時間変化の形態に合致するか否かを判定し、肯定と判定される場合にはステップS11にすすみ、否定と判定される場合にはステップS10の手前に戻る。
ステップS11において、ヘッドランプ制御システムECU3のタイミング算出手段3cは、他車両CCが車両Cの側方を通過して実際に追い越すタイミングTCを、前述した実際に検出された光学的パラメータの時間経過の形態が、予め記憶したマップの所定の時間変化の経過に合致してステップS10において肯定と判定された時間として、算出する。
さらにステップS12において、ヘッドランプ制御システムECU3の切換手段3dは、ヘッドランプ2にハイビームを滅灯してロービームを点灯させる切り換え指令を出力して、ヘッドランプ2はこの切り換え指令に基づいてハイビームを滅灯しロービームを点灯させる。
以上述べた本実施例の前方照射自動制御装置1によれば、以下のような有利な作用効果を得ることができる。すなわち、図3に示したような状況において、他車両CCが車両Cに対する追い越し走行を開始することを、ヘッドランプ制御システムECU3の追い越し走行検出手段3aが検出した後に、他車両CCが車両Cの側方を実際に通過して追い越すタイミングTCをヘッドランプ制御システムECU3のタイミング算出手段3cが算出した場合においては、従来技術によるヘッドランプ2のハイビームとロービームの選択が自動的に選択されているシステムにより又は運転者のマニュアル操作によって、ヘッドランプ2がハイビームを点灯していても、他車両CCが車両Cを追い越したタイミングTCにおいて、切換手段3dの制御に基づいて、ヘッドランプ2にハイビームを滅灯させてロービームを点灯させることができる。
このように、他車両CCが車両Cを追い越すタイミングTCにおいて、ヘッドランプ2によりハイビームを滅灯させてロービームを点灯させる切り換えが実行されるので、他車両CCが車両Cを追い越したタイミングTC以後において、つまりは図5に示したように、他車両CCが車両Cの前方に位置している状況においてハイビームが点灯されることを回避することができる。
なお、従来技術においては図7に示すように車両Cは他車両CCが前方カメラ5の撮像範囲に進入するまではハイビームを点灯していることから、他車両CCの運転者に例えば他車両のルームミラーやドアミラーを介してハイビームが照射されてしまい眩しさを感じさせてしまうこととなる。
ところが、本実施例によれば他車両CCが車両Cを追い越すタイミングTCにおいてハイビームの照射を停止するので、他車両CCが追い越し走行を行って車両Cの前方を引き続き進行して、車両Cのヘッドランプ2のハイビームの照射範囲に進入したとしても、他車両CCの運転者に例えば他車両のルームミラーやドアミラーを介してハイビームが照射されてしまい眩しさすなわちグレアを感じさせてしまうことを防止することができる。これにより、他車両CCの運転者が追い越す対象の車両Cのハイビームによってなるべく眩しさを感じることを回避したいという要請を満足させることができる。
加えて、本実施例の前方照射自動制御装置1によれば、図5に示すような状況において、他車両CCが車両Cの側方を通過して追い越すタイミングTCを、ヘッドランプ制御システムECU3のタイミング算出手段3cが正確に算出しているので、他車両CCの運転者に眩しさを感じさせるおそれがないとみなせるステップS11で算出されたタイミングよりも前の段階においては、ヘッドランプ2によりハイビームを引き続き点灯させて、車両Cの運転者の視界をなるべく広く確保したいという要請を優先させることができる。本実施例の前方照射自動制御装置1によれば、ステップS11により算出したタイミングTCにおいてハイビームをロービームに切り換えることにより、他車両CCの運転者と車両Cの運転者の双方の要請を配慮したよりきめの細かい制御を実現することができる。
さらに、本実施例の前方照射自動制御装置1においては、他車両CCのヘッドランプの光学的パラメータを検出するECミラー4の後方光検出装置4cにより実現される光学的パラメータ検出手段と、光学的パラメータの時間変化に基づいて車両Cに対する他車両CCの相対速度Vrを検出するヘッドランプ制御システムECU3の相対速度検出手段3bとを備えて、ヘッドランプ制御システムECU3の追い越し走行検出手段3aが相対速度Vrに基づいて、他車両CCによる車両Cに対する追い越し走行の開始を検出することとしている。
このことは以下の知見に基づくものである。すなわち、図3に示すような状況において他車両CCが追い越し走行を開始させた場合においては、他車両CCのヘッドランプの光度、照度等を含む光学的パラメータが、他車両CCが車両Cに対して後方から相対速度Vrで接近することに基づいて、ステップS11により算出したタイミングTCまでにおいては、時間経過とともに増加して、タイミングTCからある程度時間が経過して追い越し走行を終了させる段階までにおいては徐々に光学的パラメータが時間経過とともに小さくなる性質を有している。
このため、光学的パラメータの時間変化と相対速度Vrは所定の関係を有することとなり、この所定の関係は、例えばシミュレーションや実車試験等により適宜マップや関係式等により定めることができ、例えば、光学的パラメータの時間変化率に所定の定数を乗じてある切片を加えた一次式により相対速度Vrを表すことができる。この所定の関係を用いて、ヘッドランプ制御システムECU3の相対速度検出手段3bは相対速度Vrを、光学的パラメータの時間変化に基づいて検出することができる。
このようにヘッドランプ制御システムECU3の相対速度検出手段3bが検出した車両Cに対する他車両CCの相対速度Vrに基づいて、追い越し走行検出手段3aが、他車両CCが車両Cを追い越す追い越し走行を開始したことを検出することができる。つまり、既存システムであるECミラー4の含む後方光検出装置4cが検出する光学的パラメータを適宜利用して、相対速度Vrを求め、相対速度Vrと閾値Vthとを比較して一定時間Tth以上、相対速度Vrが閾値Vthを上回る場合に追い越し走行が開始されたことを検出することができる。
これにより、他車両CCの運転者が追い越し走行の意思を有さずに、一時的にアクセルを踏み込んだ場合においては、追い越し走行の開始を検出しないこととすることができる。このような閾値Vthと一定時間Tthを用いた閾値判定に換えて、相対速度Vrの一定時間Tth中の移動平均値を用いて一時的なアクセルの踏み込みによる相対速度Vrの増大を除外することもできる。
これに加えて、上述したような光学的パラメータの時間経過を検出することに基づいて、相対速度Vrを検出し、相対速度Vrと閾値Vthとの閾値比較に基づいて、他車両CCによる車両Cの追い越し走行の開始を検出することによれば、既存のシステムであるECミラー4の含む後方光検出装置4cが防眩制御のために元来取得しているデータである光学的パラメータを利用して、格別の装備を追加することなくヘッドランプ制御システムECU3の追い越し走行検出手段3aによる追い越し走行の開始の検出を実行することができる。
また、追い越される車両Cのみが、本実施例に示したような構成を有していれば、追い越す側の他車両CCの運転者に対して眩しさすなわちグレアを感じさせない配慮のある制御を実現することができるので、他車両CCの装備に左右されずに、他車両CCの運転者へ眩しさを付与してしまうことを防止することができる。
さらに、本実施例の前方照射自動制御装置1においては、ヘッドランプ制御システムECU3のタイミング算出手段3cが、光学的パラメータの時間変化が、図6に示したようなs追い越し走行に伴って発生する固有かつ所定の時間変化の有する特徴事項、つまり急激な増加、上に凸の変曲点、変曲点後の急激な減少を具備しており、所定の時間変化に該当すると判定する場合に、他車両CCが車両Cを追い越すタイミングTCを算出することとしている。
このことは以下の知見に基づくものである。つまり、他車両CCが車両Cを実際に追い越すタイミングTCにおいては、他車両CCが追い越し走行を開始させて他車両CCが車両Cの後方から接近して、図5の破線に示す位置から車両Cの側方を通過して追い越すというように、車両Cと車両CCの相対位置関係は変化し、車両Cの後方光検出装置4cが検出する他車両CCのヘッドランプの照射する光の光学的パラメータは、他車両CCのヘッドランプが車両CのECミラー4に対して急激に接近した後、他車両CCのヘッドランプはECミラー4よりも前方に移行して、移行した後はECミラー4の後方光検出装置4cによっては他車両CCのヘッドランプの照射する光は検出されないこととなる。
このため、他車両CCが車両Cの側方を通過した後ある相対速度Vrで車両Cの前方に向けて進行し車両から離隔していくことに伴って、追い越すタイミングTCまでにおいては光学的パラメータが時間経過とともに図6に示すように例えば上に凸の曲線的に増加し、タイミング近傍においては急激な増加から急激な減少に転じる上に凸の変曲点を含み、追い越し走行に伴う所定の時間変化を有する性質を有することとなる。本実施例の前方照射自動制御装置1はこの知見を利用することとしている。
さらに、本実施例の前方照射自動制御装置1は、前方カメラ5の撮像した前方の画像データに基づくハイビームとロービームの選択と併せて実現している。このため、先行車両及び対向車両の運転者に配慮してのハイビームとロービームの選択を選択手段3fにより自動的に実行するとともに、この選択が自動的に行われてハイビームが選択されている場合でも、追い越し走行を行う他車両CCに対して配慮ある制御を行うことができる。
つまり、ヘッドランプ制御システムECU3の追い越し走行検出手段3aにより他車両CCの車両Cを追い越す追い越し走行が開始されたことが検出され、タイミング算出手段3cにより他車両CCが車両Cの側方を実際に通過して追い越したタイミングTCが算出された場合には、切り換え手段3dにより、ヘッドランプ2においてハイビームが選択されていてもハイビームを滅灯させロービームを点灯させる切り換えを追い越されたタイミングTCにおいて実行することができる。
これらのことにより、他車両CC、先行車両、対向車両のそれぞれの運転者になるべく眩しさを感じさせることなく、車両Cの運転者がハイビームを選択して点灯している場面をなるべく多くして前方の視界をなるべく広く確保することができ、それぞれの運転者の要請を極力両立させることができる。
以上本発明の好ましい実施例について詳細に説明したが、本発明は上述した実施例に制限されることなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形および置換を加えることができる。
例えば、ヘッドランプ制御システムECU3の追い越し走行検出手段3aが他車両CCが車両Cを追い越す追い越し走行を開始したことを検出することは、車両Cの後方を撮像する後方カメラを車室内のルーフ後方に別途設置して、撮像された車両の後方の画像をヘッドランプ制御システムECU3により画像処理することによっても実現することはできる。あるいは、車両C及び他車両CCがともに車車間通信に必要な車車間通信装置を有していて車車間通信を行うことによっても実現することが可能である。
また、ヘッドランプ制御システムECU3のタイミング算出手段3cによる他車両CCが車両Cの側方を通過して追い越したタイミングTCを算出することは、後方カメラを別途設置して、撮像された車両の後方の画像を画像処理することによっても実現可能であるし、車両C及び他車両CCがともに車車間通信に必要な車車間通信装置を有していて車車間通信を行うことによっても実現することは可能である。
さらに、上述した実施例においては、追い越し走行の開始が検出された場合に、他車両CCが車両Cを実際に追い越すタイミングTCにおいてハイビームからロービームへの切換を行っているが、前方カメラ5の撮像範囲とヘッドランプ2のハイビームの照射範囲が厳密に予め取得できて、照射範囲が撮像範囲よりも車幅方向に広い場合には、上述した光学的パラメータの時間経過に基づいて検出した相対速度Vrと他車両CCが車両Cを追い越すタイミングTCを用いて、他車両CCがハイビームの照射範囲に進入する時刻TCRを予測し、この時刻の直前にハイビームからロービームへの切換を行うこともできる。
本発明は、車両用の前方照射自動制御装置に関するものであり、他車両の運転者と車両の運転者の双方の要請を配慮したよりきめの細かい制御を実現することができる前方照射自動制御装置を提供することができるので、乗用車、トラック、バス等の様々な車両に適用可能なものである。
本発明に係る前方照射自動制御装置の一実施形態を示す模式図である。 本発明に係わる前方照射自動制御装置の一実施形態の制御内容を示すフローチャートである。 本発明による前方照射自動制御装置が適用される状況を示す模式図である。 本発明による前方照射自動制御装置の制御内容を示す模式図である。 本発明による前方照射自動制御装置が適用される状況を示す模式図である。 本発明による前方照射自動制御装置の制御に用いられるマップを示す模式図である。 本発明による前方照射自動制御装置が適用されない従来の状況を示す模式図である。
符号の説明
1 前方照射自動制御装置
2 ヘッドランプ(前方照射手段)
3 ヘッドランプ制御システムECU
3a 追い越し走行検出手段
3b 相対速度検出手段
3c タイミング算出手段
3d 切換手段
3e 光源検出手段
3f 選択手段
4 ECミラー
4a 防眩ECU(光学的パラメータ検出手段)
4b ミラー
4c 後方光検出装置
5 前方カメラ

Claims (5)

  1. ハイビーム又はロービームを点灯させて車両の前方を照射する前方照射手段と、前記車両の後方に位置する他車両の前記車両に対する追い越し走行の開始を検出する追い越し走行検出手段と、前記他車両が前記車両を追い越すタイミングを算出するタイミング算出手段と、前記追い越し走行検出手段が前記開始を検出して、前記タイミング算出手段が前記タイミングを算出した場合に、前記前方照射手段が前記ハイビームを点灯している場合に前記前方照射手段により前記ハイビームを滅灯させて前記ロービームを点灯させる切り換えを実行する切換手段と、を備えることを特徴とする前方照射自動制御装置。
  2. 前記他車両のヘッドランプの光学的パラメータを検出する光学的パラメータ検出手段と、前記光学的パラメータの時間変化に基づいて前記車両に対する前記他車両の相対速度を検出する相対速度検出手段とを含み、前記追い越し走行検出手段が前記相対速度に基づいて、前記開始を検出することを特徴とする請求項1に記載の前方照射自動制御装置。
  3. 前記タイミング算出手段が、前記光学的パラメータの時間変化が、追い越し走行に伴う所定の時間変化に該当する場合に、前記他車両が前記車両を追い越すタイミングを算出することを特徴とする請求項2に記載の前方照射自動制御装置。
  4. 前記車両の前方に位置する前方車両のテールランプ又は前記車両に対向する対向車両のヘッドランプを検出する光源検出手段と、前記光源検出手段の検出結果に基づいて前記ハイビーム又はロービームを選択する選択手段とを備えることを特徴とする請求項3に記載の前方照射自動制御装置。
  5. 前記光学的パラメータ検出手段が、防眩ミラーであることを特徴とする請求項2〜5のいずれか一項に記載の前方照射自動制御装置。
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