JP2010143107A - 帳票等の印刷物仮綴じ器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】検針員にとっては検針現場で印刷した帳票等の印刷物を折り曲げ、その一部の情報を隠ぺいすることができ、需要家にとってはその印刷物を読み取る際に容易に剥がせる。
【解決手段】略長方形状の板材に、複数の突起を設けた第一部材と、第一部材の各突起に係合する凹部を、略長方形状の板材に複数配置した第二部材と、突起が凹部に向けて移動するように、第一部材を支持するレールを具備した器具本体とを備え、印刷物を折り曲げて2枚に重ねた部分を、第一部材と第二部材との間に挟み、器具本体のレールで第一部材を可動し、各突起と凹部との噛合により、その2枚の紙片が重なった状態の凹み、孔を形成して仮綴じするように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、ハンディターミナルとプリンタを使用して電力使用量の検針結果等を印刷した帳票「電気ご使用量のお知らせ」について、その帳票の印刷面の一部を隠ぺいする帳票等の印刷物仮綴じ器具に関する。
各需要家の電力使用量について、図14に示すように、毎月検針員がメータを見てその検針結果を現場でハンディターミナルHTに入力し、ハンディプリンタHPで印刷している。このプリンタHPで印刷した「電気ご使用量のおしらせ」を、ポスト等に投函して各需要家へ通知している。この検針員による通知は、検針作業と同時に各需要家への「使用量のおしらせ」等の帳票発行ができるという利便性がある。
多数の需要家が隣接しているマンション、社宅、アパートのような集合住宅では、この帳票を誤って他の需要家のポスト等に投函するという事故がごく稀に発生することがある。この「電気ご使用量のおしらせ」の帳票51の印刷面には、図15に示すように、需要家の氏名、名称等の情報52、電気使用量・請求予定額・前月の領収金額・契約番号・契約種別等の情報53が記載されている。これらの各種情報は隠ぺいされていないため、誤って他の需要家へ投函された場合、そこに記載されている情報52,53を他人に見られるおそれがあった。
このように検針結果等の帳票の機密を保護する技術が種々提案されている。例えば、特許文献1の特開2008−155552号公報「情報保護機能を持ったサーマルプリンタ用紙」に示すように、ハンディターミナルのサーマルプリンタ等を使用して、検針結果等の機密保護を要する情報のプリントを現場で行うためのサーマルプリンタ用紙の上層の全面に厚み20〜50μの隠ぺい性を持った情報保護紙を、サーマルプリンタ印字による走行に支障がない貼り合せ層強度で貼り合わせ、感熱紙と情報保護紙の貼り合せ層の間で剥すことが可能で、プリントパターンの一枚ごとの境目にミシン目が入れられた構成を持ったサーマルプリンタ用紙が提案されている。
特開2008−155552号公報
しかし、特許文献1の「情報保護機能を持ったサーマルプリンタ用紙」では、サーマルプリンタ用紙の上層の全面に、隠ぺい性を持った情報保護紙を貼り合わせる構成であるために、この情報保護紙が余分に必要になり、検針員が携帯する物が増えるという問題を有していた。
また、検針員が現場で検針した帳票をポスト等に誤って投函することは稀であった。そこで、大がかりな装置、費用はかけらず、検針員が検針現場へ容易に携帯できるものの提案が望まれていた。
本発明は、かかる問題点を解決するために創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、ハンディターミナル、ハンディプリンタと共に携帯できる簡単な構造にすることで、検針員にとっては検針現場で印刷した帳票等の印刷物を折り曲げ、その一部の情報を隠ぺいすることができ、需要家にとってはその印刷物を読み取る際に容易に剥がせることができる帳票等の印刷物仮綴じ器具を提供することにある。
本発明によれば、ハンディターミナル(HT)とハンディプリンタ(HP)を使用し、各需要家の個人情報と共にその検針結果を現場で印刷した帳票等の印刷物(P)における一部の情報を隠ぺいするために、該印刷物(P)を折り曲げて仮綴じする帳票等の印刷物仮綴じ器具(1)であって、略長方形状の板材に、複数の突起(2)を設けた第一部材(3)と、前記第一部材(3)の各突起(2)に係合する凹部(4)を、略長方形状の板材に複数配置した第二部材(5)と、前記突起(2)が前記凹部(4)に向けて移動するように、前記第一部材(3)を支持するレール(6)を具備した器具本体(7)と、を備え、前記印刷物(P)を折り曲げて2枚に重ねた部分を、前記第一部材(3)と第二部材(5)との間に挟み、前記器具本体(7)のレール(6)で該第一部材(3)を可動し、各突起(2)と凹部(4)との噛合により、その2枚の紙片が重なった状態の凹み(DE)、孔(H)を形成して仮綴じするように構成した、ことを特徴とする帳票等の印刷物仮綴じ器具が提供される。
または、略長方形状の板材に、複数の突起(2)と凹部(4)を交互に設けた第一部材(3)と、前記第一部材(3)の各突起(2)に係合する凹部(4)と、前記第一部材(3)の各凹部(4)に係合する突起(2)を、それぞれ交互に板材に複数配置した第二部材(5)と、各突起(2)と凹部(4)とがそれぞれ対向移動するように、前記第一部材(3)を支持するレール(6)を具備した器具本体(7)と、を備え、前記印刷物(P)を折り曲げて2枚に重ねた部分を、前記第一部材(3)と第二部材(5)との間に挟み、前記器具本体(7)のレール(6)で該第一部材(3)を可動し、各突起(2)と凹部(4)との噛合により、その2枚の紙片が重なった状態の凹み(DE)、孔(H)を形成して仮綴じするように構成することができる。
例えば、前記突起(2)は切頭円錐形状又は切頭角錐形状に成り、前記凹部(4)も切頭円錐形状又は切頭角錐形状に形成することができる。
前記第一部材(3)の突起(2)側に、前記印刷物(P)の端縁(PE)を押さえる位置決め用鉤部(21)を形成することが好ましい。
前記第一部材(3)に、その長手方向にカッタ(31)を取り付け、該第一部材(3)と前記第二部材(5)とを噛合させ、前記印刷物(P)に凹み(DE)、孔(H)を形成すると同時に、該印刷物(P)を切断するように構成することができる。
例えば、前記ハンディプリンタ(HP)の排紙口(32)を挟むように、カッタ(31)を取り付けた前記第一部材(3)を配置し、該排紙口(32)から印刷物(P)を前記第一部材(3)と第二部材(5)の間に排紙させると共に、該第一部材(3)と第二部材(5)とを噛合させ、前記印刷物(P)に凹み(DE)、孔(H)を形成すると同時に、該印刷物(P)を切断するように構成することができる。
前記器具本体(7)に、該器具本体(7)を前記ハンディターミナル(HT)又はハンディプリンタ(HP)に着脱自在に取り付ける枠材(10)を設けることが好ましい。
例えば、前記枠材(10)は、前記器具本体(7)の第一部材(3)と第二部材(5)の反対側に、横断面が略コ字形状を有すると共に、該器具本体(7)に引っ張る引張部材(11)を設けることができる。
上記構成の発明では、ハンディターミナル(HT)とハンディプリンタ(HP)を使用して電力使用量の検針結果等に関する帳票「お知らせ」等の印刷物(P)を印刷し、この印刷物(P)を2枚に折り曲げ、この2枚に重ねた部分を、第一部材(3)と第二部材(5)との間に挟む。次に、第一部材(3)と第二部材(5)を指で強く挟むことにより、第一部材(3)と第二部材(5)の突起(2)と凹部(4)とを噛合させる。このとき、2枚の紙片は重なった状態の凹み(DE)又は孔(H)が複数形成され、仮綴じされた状態になる。この状態の印刷物(P)は、需要家の氏名、名称等の情報(52)については読み取ることができるが、電気使用量・請求予定額・前月の領収金額・契約番号・契約種別等の情報(53)は隠ぺいされる。そこで、誤って他の需要家へ投函されても、そこに記載されている情報(53)は他人に見られることを防止することができる。本人がこの印刷物(P)を読むときは、印刷物(P)の一部を摘み、剥がせばよい。このときは、仮綴じされているだけであるので、容易に剥がすことができ、そこに印刷されている電気使用量・請求予定額等の情報(53)を読み取ることができる。
位置決め用鉤部(21)を形成したものでは、印刷物(P)を折り曲げて2枚に重ねる際に、印刷物(P)における需要家の氏名、名称等の情報(52)が露出し、かつ剥がしやすい余白部分(54)を残した状態に印刷物(P)を折り曲げ、適切な位置に仮綴じすることができる。
カッタ(31)を取り付けたものでは、印刷物(P)を仮綴じすると同時に、印刷物(P)を切断することができ、検針員の作業が容易になる。しかも、仮綴じする前にあっては、ハンディプリンタ(HP)に印刷物(P)が繋がれた状態にあり、印刷物(P)の取り扱いが容易で、これを二つ折りに曲げやすく、仮綴じ作業がより簡易になる。
ハンディターミナル(HT)又はハンディプリンタ(HP)に枠材(10)を設けたものでは、本発明の印刷物仮綴じ器具(1)と一体化することができ、容易に携帯することができる。
本発明の帳票等の印刷物仮綴じ器具は、ハンディターミナルとハンディプリンタを使用し、各需要家の個人情報と共にその検針結果を現場で印刷した帳票等の印刷物における一部の情報を隠ぺいするために、印刷物を折り曲げて仮綴じする器具である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は実施例1の帳票等の印刷物仮綴じ器具を示す側面図である。図2は実施例1の印刷物仮綴じ器具を示す正面図である。図3は実施例1の印刷物仮綴じ器具を示す平面図である。
実施例1の帳票等の印刷物仮綴じ器具1は、略長方形状の板材に、複数の突起2を設けた第一部材3と、この各突起2に係合する凹部4を配置した第二部材5と、各突起2を凹部4に向けて移動するように、第一部材3を支持するレール6を具備した器具本体7とを備えた器具である。ここで、第一部材3と第二部材5と称しているのは、説明の便宜上部材を区別するためである。
第一部材3は、略長方形状の板材に、複数の突起2を一列に配置した部材である。この突起2で折り曲げた印刷物Pに凹みDEを形成し、又は孔Hを開ける。隣接する突起2の間隔は、仮綴じする印刷物Pの厚さ、大きさに応じて決定される。例えば、隣接する突起2の間隔が狭いと、剥がしづらくなり、また破断しやすくなる。逆に、突起2の間隔が広すぎると、密着性が弱くなり、仮綴じとしての機能を果たさないことがある。突起2は一列に配置した例を示しているが、2列又はそれ以上の列で配置することは可能である。
第一部材3には、図3の平面図に示すように、指で押しやすいように滑り止め8を形成することが好ましい。この滑り止め8は、後述する第二部材5の表面にも形成する。滑り止め8は例えば、ローレット加工したもの又はゴミ製のシート材を張り付けたものがある。
第二部材5は、第一部材3の各突起2に係合する凹部4を、略長方形状の板材に複数配置した部材である。この凹部4で、突起2により印刷物Pに凹みDE又は孔Hが開いた部分を強固に押えることにより、2枚の紙片が重なった状態の凹みDE部分又は孔Hが開いた部分を強固に密着させ、仮綴じすることができる。この凹部4も、上述した突起2に合わせて、2列又はそれ以上の列で配置する。
器具本体7は、第一部材3と第二部材5とを支持する部材である。この器具本体7は、図1,2に示すように、第二部材5は固定支持し、第一部材3は2本のレール6で可動支持した。このレール6により、第一部材3は第二部材5に近づける。この第一部材3を可動させることにより、各突起2と凹部4とを対向させ、更に噛合させることができる。このレール6の近傍に、第一部材3と第二部材5とを常時離間するよう付勢するばね等の弾性部材9を取り付ける。この弾性部材9により、第一部材3と第二部材5とが離れた状態になり、その間に二つ折りした印刷物Pが挟みやすくなる。
器具本体7には、この器具本体7をハンディターミナルHT又はハンディプリンタHPに取り付ける枠材10を設けることができる。この枠材10は、着脱自在に取り付けられる構造が好ましい。この枠材10、図1の側面図に示すように、器具本体7の第一部材3と第二部材5の反対側に、横断面が略コ字形状を有すると共に、器具本体7側へ引っ張る引張部材11を設けた。この引張部材11は、ハンディプリンタHPの大きさに枠材10を追従させるものである。また、枠材10の先端側10aは、ハンディプリンタHPの形状に応じて鉤状でなく、90度より大きく傾斜したものが好ましい。
図4は本発明の印刷物仮綴じ器具で仮綴じされる帳票の正面図であり、(a)は綴じる前の状態、(b)は綴じた後の状態である。図5は印刷物を仮綴じする方法を説明する拡大側面図であり、(a)は綴じる前の状態、(b)は綴じた後の状態である。図6は突起と凹部の位置関係を示す拡大図である。
本発明の印刷物仮綴じ器具1を用いて印刷物Pを仮綴じする方法を説明する。図4(a)に示すよう、帳票51(印刷物P)を、電気使用量・請求予定額・前月の領収金額・契約番号・契約種別等の情報部分53が隠ぺいされるように2枚に折り曲げる。このとき、需要家の氏名、名称の情報部分52は読み取れるようにずらして2枚を重ね、印刷物仮綴じ器具1の第一部材3と第二部材5との間に挟む。
次に、図5(a)から(b)に示すように、第一部材3を指で強く押し付けることにより、各突起2と凹部4とが噛合する。図4(b)に示すように、需要家の氏名、名称の情報部分52のみ読み取れる状態で、帳票(印刷物P)が仮綴じされる。なお、この仮綴じされた帳票51の余白部分54を残すように仮綴じする。この余白部分54を摘んで、剥がし易くするためである。
本発明の突起2と凹部4との位置関係は、図6に示すように、突起2が凹部4内に隙間なく嵌合するような形状、大きさからなるものではない。第一部材3と第二部材5のそれぞれの端面が密着しても、凹部4に係合した突起2との間に隙間が形成されるようになっている。即ち、突起2の先端外径D1は凹部4の底部内径D2より短く、突起2の全長L1は凹部4の深さL2より短い。これは2枚重ねた紙片を打ち抜かないようにするためである。更に、突起2の先端と、凹部4の開口周縁部分は曲面形状に形成することが望ましい。
図7は綴じた後の印刷物の状態を示す拡大断面図である。図8は綴じた後の印刷物の他の状態を示す拡大断面図である。
2枚の紙片は、重なった状態の凹みDEが形成され、または孔Hが複数開けられ、仮綴じされる。図7は、印刷物Pに凹みDEが形成された状態を示し、凹みDEができると、2枚の紙片が密着する。このときに凹みDEの深さが深くなるほど紙片同士の密着性が高くなる。
または、図8は、印刷物Pに孔Hが開けられた状態を示し、孔Hが開けられると、2枚の紙片が密着する。この孔Hが2枚の紙片に絡み分離しづらくなり、仮綴じ効果を奏する。このとき、本発明の印刷物仮綴じ器具1は、上述したように突起2と凹部4で紙片を穿孔しないようになっている。
図9は突起の変形例を示す斜視図であり、(a)は切頭円錐形状、(b)は切頭角錐形状、(c)は複雑な錐形状に形成したものである。
本発明の突起2は、図9(a)に示すような切頭円錐形状に限定されない。重なった状態の2枚の紙片に(凹みDE、又は孔Hが開いた部分)を形成できる構造であれば、これ以外に、例えば図9(b)のように、切頭六角錐形状に形成したものでもよい。このとき凹部4も突起2に合わせて同様な形状にする。更に、図9(c)のように、底面と横断面形状が星型になる複雑な錐形状に形成したものでもよい。但し、角錐形状の突起2では印刷物Pを破断し易くするので、隣接する突起2との間隔を、切頭円錐形状のものに比較して長くとる必要がある。
図10は実施例2の印刷物仮綴じ器具を示す拡大側面図であり、(a)は綴じる前の状態、(b)は綴じた後の状態である。
実施例2の印刷物仮綴じ器具1は、第一部材3の突起2側に、印刷物Pの端縁PEを押さえる位置決め用鉤部21を形成した。位置決め用鉤部21は、需要家の氏名、名称の情報部分52に印刷物Pの端縁PEを重ねないように、印刷物Pを第一部材3と第二部材5との間に容易に挟むことができる。第一部材3にはこの位置決め用鉤部21の厚さを調整する調整部22を形成している。これにより、突起2で印刷物Pを穿孔しないようになる。
この位置決め用鉤部21では、印刷物Pにおける需要家の氏名、名称の情報部分52を常に適正な位置に露出させ、かつ剥がしやすい余白部分54も常に適正な位置に残した状態で折り曲げ、かつ仮綴じすることができる。
図11は実施例3のカッタを取り付けた印刷物仮綴じ器具を示す拡大側面図である。図12は実施例3の印刷物仮綴じ器具を示す正面図である。
実施例3の印刷物仮綴じ器具1は、第一部材3に、その長手方向にカッタ31を取り付け、第一部材3と前記第二部材5とを噛合させ、印刷物Pに凹みDE又は孔Hを形成すると同時に、印刷物Pを切断するように構成した。例えば、ハンディプリンタHPの排紙口32を挟むように、カッタ31を取り付けた第一部材3を配置し、排紙口32から器具本体7の挿通窓33に通過させた印刷物Pを第一部材3と第二部材5の間に排紙させると共に、第一部材3と第二部材5とを噛合させ、印刷物Pに凹みDE、孔Hを形成すると同時に、印刷物Pを切断する。
このように、カッタ31を取り付けた印刷物仮綴じ器具1では、印刷物Pを仮綴じすると同時に、印刷物Pを切断することができ、検針員の作業が容易になる。しかも、仮綴じする前では、ハンディプリンタHPに印刷物Pが繋がれた状態にあるため、印刷物Pを二つ折りに曲げやすくなる。
図13は複数の突起と凹部を交互に一列に配置した実施例4の印刷物仮綴じ器具の部分拡大正面図である。
実施例4の印刷物仮綴じ器具1は、複数の突起2と凹部4を交互に一列に配置した。突起2又は凹部4は、例えば第一部材3に常に同じものを配置する必要はない。凹みDE、孔Hが形成されることにより、紙片の密着性が向上するものであればよい。そこで、実施例4の印刷物仮綴じ器具1は、第一部材3の板材に、複数の突起2と凹部4を交互に一列に配置した。同じく第二部材5にも、この第一部材3の各突起2に係合する凹部4と、第一部材3の各凹部4に係合する突起2を、それぞれ交互に板材に複数配置した。その他の構造は、実施例1と同様に、印刷物Pを折り曲げて2枚を重ねた部分を、第一部材3と第二部材5との間に挟み、器具本体7のレール6で第一部材3を可動し、各突起2と凹部4の噛合により、その2枚の紙片が重なった状態の凹みDE、孔Hを複数形成して仮綴じするように構成した。
この実施例4の印刷物仮綴じ器具1でも、実施例1のものと同様に、帳票等の印刷物Pの一部の情報53を隠ぺいするように仮綴じすることができる。この実施例4でも突起2、凹部4は一列に限定されず、2列又はそれ以上の列で配置することは可能である。
なお、本発明は、ハンディターミナルHT、ハンディプリンタHPと共に携帯できる簡単な構造にすることで、検針員にとっては検針現場で印刷した帳票等の印刷物Pを折り曲げ、その一部の情報53を隠ぺいすることができ、需要家にとってはその印刷物Pを読み取る際に容易に剥がせることができれば、上述した発明の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変更できることは勿論である。
本発明の帳票等の印刷物仮綴じ器具は、電力メータの検針に限定されず、ガスメータの検針又は水道メータの検針の際にその帳票の仮綴じに利用することができる。
更に、帳票に限定されず、印刷面の一部を隠ぺいする必要がある印刷物であれば、本発明の利用することができる。
実施例1の帳票等の印刷物仮綴じ器具を示す側面図である。 実施例1の印刷物仮綴じ器具を示す正面図である。 実施例1の印刷物仮綴じ器具を示す平面図である。 本発明の印刷物仮綴じ器具で仮綴じされる帳票の正面図であり、(a)は綴じる前の状態、(b)は綴じた後の状態である。 印刷物を仮綴じする方法を説明する拡大側面図であり、(a)は綴じる前の状態、(b)は綴じた後の状態である。 突起と凹部の位置関係を示す拡大図である。 綴じた後の印刷物の状態を示す拡大断面図である。 綴じた後の印刷物の他の状態を示す拡大断面図である。 突起の変形例を示す斜視図であり、(a)は切頭円錐形状、(b)は切頭角錐形状、(c)は複雑な錐形状に形成したものである。 実施例2の印刷物仮綴じ器具を示す拡大側面図であり、(a)は綴じる前の状態、(b)は綴じた後の状態である。 実施例3のカッタを取り付けた印刷物仮綴じ器具を示す拡大側面図である。 実施例3の印刷物仮綴じ器具を示す正面図である。 複数の突起と凹部を交互に一列に配置した実施例4の印刷物仮綴じ器具の部分拡大正面図である。 ハンディターミナルとハンディプリンタを示す斜視図である。 印刷物の一例である帳票「電気ご使用量のおしらせ」を示す正面図である。
符号の説明
1 印刷物仮綴じ器具
2 突起
3 第一部材
4 凹部
5 第二部材
6 レール
7 器具本体
10 枠材
11 引張部材
21 位置決め用鉤部
31 カッタ
51 帳票
52 需要家の氏名、名称等の情報部分
53 電気使用量・請求予定額・前月の領収金額・契約番号・契約種別等の情報部分
54 余白部分
HT ハンディターミナル
HP とハンディプリンタ
P 印刷物(帳票)
PE 印刷物の端縁
DE 紙片の凹み
H 紙片の孔

Claims (9)

  1. ハンディターミナル(HT)とハンディプリンタ(HP)を使用し、各需要家の個人情報と共にその検針結果を現場で印刷した帳票等の印刷物(P)における一部の情報を隠ぺいするために、該印刷物(P)を折り曲げて仮綴じする帳票等の印刷物仮綴じ器具(1)であって、
    略長方形状の板材に、複数の突起(2)を設けた第一部材(3)と、
    前記第一部材(3)の各突起(2)に係合する凹部(4)を、略長方形状の板材に複数配置した第二部材(5)と、
    前記突起(2)が前記凹部(4)に向けて移動するように、前記第一部材(3)を支持するレール(6)を具備した器具本体(7)と、を備え、
    前記印刷物(P)を折り曲げて2枚に重ねた部分を、前記第一部材(3)と第二部材(5)との間に挟み、前記器具本体(7)のレール(6)で該第一部材(3)を可動し、各突起(2)と凹部(4)との噛合により、その2枚の紙片が重なった状態の凹み(DE)、孔(H)を形成して仮綴じするように構成した、ことを特徴とする帳票等の印刷物仮綴じ器具。
  2. ハンディターミナル(HT)とハンディプリンタ(HP)を使用し、各需要家の個人情報と共にその検針結果を現場で印刷した帳票等の印刷物(P)における一部の情報を隠ぺいするために、該印刷物(P)を折り曲げて仮綴じする帳票等の印刷物仮綴じ器具(1)であって、
    略長方形状の板材に、複数の突起(2)と凹部(4)を交互に設けた第一部材(3)と、
    前記第一部材(3)の各突起(2)に係合する凹部(4)と、前記第一部材(3)の各凹部(4)に係合する突起(2)を、それぞれ交互に板材に複数配置した第二部材(5)と、
    各突起(2)と凹部(4)とがそれぞれ対向移動するように、前記第一部材(3)を支持するレール(6)を具備した器具本体(7)と、を備え、
    前記印刷物(P)を折り曲げて2枚に重ねた部分を、前記第一部材(3)と第二部材(5)との間に挟み、前記器具本体(7)のレール(6)で該第一部材(3)を可動し、各突起(2)と凹部(4)との噛合により、その2枚の紙片が重なった状態の凹み(DE)、孔(H)を形成して仮綴じするように構成した、ことを特徴とする帳票等の印刷物仮綴じ器具。
  3. 前記突起(2)は切頭円錐形状に成り、前記凹部(4)も切頭円錐形状に形成した、ことを特徴とする請求項1又は2の帳票等の印刷物仮綴じ器具。
  4. 前記突起(2)は切頭角錐形状に成り、前記凹部(4)も切頭角錐形状に形成した、ことを特徴とする請求項1又は2の帳票等の印刷物仮綴じ器具。
  5. 前記第一部材(3)の突起(2)側に、前記印刷物(P)の端縁(PE)を押さえる位置決め用鉤部(21)を形成した、ことを特徴とする請求項1又は2の帳票等の印刷物仮綴じ器具。
  6. 前記第一部材(3)に、その長手方向にカッタ(31)を取り付け、該第一部材(3)と前記第二部材(5)とを噛合させ、前記印刷物(P)に凹み(DE)、孔(H)を形成すると同時に、該印刷物(P)を切断するように構成した、ことを特徴とする請求項1又は2の帳票等の印刷物仮綴じ器具。
  7. 前記ハンディプリンタ(HP)の排紙口(32)を挟むように、カッタ(31)を取り付けた前記第一部材(3)を配置し、該排紙口(32)から印刷物(P)を前記第一部材(3)と第二部材(5)の間に排紙させると共に、該第一部材(3)と第二部材(5)とを噛合させ、前記印刷物(P)に凹み(DE)、孔(H)を形成すると同時に、該印刷物(P)を切断するように構成した、ことを特徴とする請求項6の帳票等の印刷物仮綴じ器具。
  8. 前記器具本体(7)に、該器具本体(7)を前記ハンディターミナル(HT)又はハンディプリンタ(HP)に着脱自在に取り付ける枠材(10)を設けた、ことを特徴とする請求項1,2又は3の帳票等の印刷物仮綴じ器具。
  9. 前記枠材(10)は、前記器具本体(7)の第一部材(3)と第二部材(5)の反対側に、横断面が略コ字形状を有すると共に、該器具本体(7)に引っ張る引張部材(11)を設けた、ことを特徴とする請求項8の帳票等の印刷物仮綴じ器具。
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