JP2010140830A - 車両用の燈体 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用の燈体を、機能性の向上、および、意匠性の向上が図れたものになるように構成する。
【解決手段】ターンランプ2を、車両後方のベースハウジング3と、該ベースハウジング3に突き合わせ状に一体化される車両前方のアウターレンズ4と、車両の左右方向外方に向く光を放射する第一発光ダイオード6、7と車両前方に向く光を放射する第二発光ダイオード8とが支持され、ベースハウジング3とアウターレンズ4との間に設けられるインナーハウジング5とにより構成し、アウターレンズ4のインナーハウジング5側の面を、第一発光ダイオード6、7に対向する部位は上下方向中間部が前方に向けて退避する凹レンズ状部4gに形成し、車両前方を向く部位は上下方向中間部が後方に向けて突出する凸レンズ状部4iに形成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両のドア等に装備される車両用の燈体の技術分野に属するものである。
一般に、車両用の燈体のなかには、車両(車体)のドアに左右方向外方に向けて突出状に設けられるドアミラーにターンランプ(方向指示器)として組込まれ、車両の前後に単独で設けられるターンランプとともに点灯させることにより、車両の左右方向外方から前方に向けて光を放射して、周囲の人に対して一層強くアピールするようにしたものが知られている。
このようなものとしては、例えば、ドアミラーの突出側端部から前方に向けて光を照射するための導光体がターンランプのハウジングの外側面に沿って配設され、この導光体の外側面を発光膜で覆い、該発光膜を電機エネルギーによって光らせることにより光を放出するようにしたものが知られている。このものでは、発光膜の外側にさらに外板が積層状に設けられており、発光膜の保護が図られているとともに、発光膜の光が外板を透過して外部に放射されるように構成されている(特許文献1)。しかるに、このものでは、構造が複雑であるばかりでなく、発光膜が導光体の外表面側を被覆するように設けられて平面的なものとなっているため、視覚的に奥行き感のない光の放射状態となって意匠性に劣るという問題がある。
これに対し、ターンランプのインナーハウジングに、車両の左右方向外方と前方を照射するための光源を露出させて設けるとともに、インナーハウジングに形成される光源取付け面を三次元的に凹凸形状とし、さらに、インナーハウジングの前面に反射面を形成することにより、奥行き感のある光の放射状態としたターンランプが提唱されている(特許文献2)。
特開2000−103287号公報 特開2004−276768号公報
ところが、前記特許文献2のものは、光の放射状態に奥行き感があるものとなって意匠性に優れたものとなるが、各光源がインナーハウジングから露出して設けられるため、これら光源が周囲よりも明るくなって光りムラがある点在的な照明をすることになって均一な光の放射状態とならないうえ、三次元的なインナーハウジングがアウターレンズを透して見える。このため、光の放射状態に奥行き感があって、しかも、均一的な光の放射状態となるような燈体が要望され、ここに本発明の解決すべき課題がある。
本発明は、上記の如き実情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作されたものであって、請求項1の発明は、車両に設けられる燈体を、車両後方のベースハウジングと、該ベースハウジングに突き合わせ状に一体化される車両前方のアウターレンズと、光源が支持され、ベースハウジングとアウターレンズとの間に設けられるインナーハウジングとにより構成し、アウターレンズには、凹レンズ状部と凸レンズ状部とが形成されていることを特徴とする車両用の燈体である。
請求項2の発明は、インナーレンズは、車両の左右方向外方に向く光を放射する第一光源と車両前方に向く光を放射する第二光源とが支持されるものとし、アウターレンズは、第一光源に対向する部位は凹レンズ状部が形成され、車両前方を向く部位は凸レンズ状部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用の燈体である。
請求項3の発明は、インナーハウジングは、上下方向中間部に後方に向けて退避する凹状部が形成され、少なくとも凹状部内面が反射面に形成されるものとし、前記凹状部に第一、第二光源が設けられている請求項1または2に記載の車両用の燈体である。
請求項4の発明は、アウターレンズは、インナーハウジングの凹状部対向部位に位置して前方に向けて突出する凸状部が形成されるものとし、アウターレンズの凸状部におけるインナーハウジング側の面に凹レンズ状部と凸レンズ状部とが形成されている請求項3に記載の車両用の燈体である。
請求項5の発明は、凹レンズ状部は、光拡散手段が設けられている請求項1乃至4の何れか1項に記載の車両用の燈体である。
請求項6の発明は、凸レンズ状部は、光遮断手段が設けられている請求項1乃至4の何れか1項に記載の車両用の燈体である。
請求項7の発明は、車両用の燈体は、ドアミラーに組込まれるものであることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の車両用の燈体である。
請求項1の発明とすることにより、アウターレンズから放射される光に変化があって、意匠性の優れた燈体とすることができる。
請求項2の発明とすることにより、機能性に優れるうえ、意匠性にも優れた燈体とすることができる。
請求項3の発明とすることにより、三次元的な光を、しかも、均一な状態で放射することができる。
請求項4の発明とすることにより、一層奥行き感のある三次元的な光を放射できて、意匠性の向上が図れる。
請求項5の発明とすることにより、視認度が高められて機能性のさらなる向上が図れる。
請求項6の発明とすることにより、一層均一な光を放射できて意匠性のさらなる向上が図れる。
請求項7の発明とすることにより、本発明の燈体が組込まれたドアミラーを提供することができる。
つぎに、本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
図面において、1は乗用車のドアに配設されるドアミラーであって、該ドアミラー1を構成するミラーボディー1aの後方(車両の進行方向後方)部位に形成される開口部には図示しないミラーが位置調整自在に嵌め込まれている。前記ミラーボディー1aの前方(車両の進行方向前方)部位は前方に向けて膨出状に形成されており、該膨出部の上下方向中間部には、前方から左右方向外方にわたって横長状に開口する開口部1bが形成されており、該開口部1bに、本発明の燈体に相当するターンランプ2が一体的に組込まれている。
ここで、前記ドアミラー1は左右対称状のものが車両の左右のドア体に取り付けられるが、本実施の形態では、図1に示すように、車両に登場した運転手の視点から左側に設けられたドアミラー1について説明をし、右側に設けられるドアミラー1についての説明は省略する。
前記ターンランプ2は、ミラーボディー1aに一つの組立て部品として組込まれるように構成されており、図2に示すように、車両後方であって、ミラーボディー1aの開口部1b内側(奥側)に位置して組込まれるベースハウジング3と、車両前方に位置して設けられ、ベースハウジング3に突き当て状に一体化されるアウターレンズ4と、これらのあいだに設けられるインナーハウジング5とを備えて構成されている。
前記ベースハウジング3は、非透明部材(非透光性樹脂材)により一体型成形して形成されており、ミラーボディー1aの膨出部に形成される開口部1bの形状に対応して左右方向長尺状で、かつ、ドアミラー1の左右方向外方となる左端部位が後方に折曲するよう、前方に膨出する湾曲形状に形成されている。さらに、ベースハウジング3は、ミラーボディー1aに形成される開口部1bに対し、上下方向長さ、左右方向長さがともに長く設定された底片部3aと、該底片部3aの外周縁部から前方に突出する側片部3bとにより、前方から左方に向けて開口する凹溝部3cが形成されたものに構成されている。
前記インナーハウジング5は、非透明、透明の何れか一方の樹脂材を一体型成形することにより、ベースハウジング3と同様に前方に膨出する湾曲形状に形成されており、外周縁部5aの四周縁部となる外端部がベースハウジング3の側片部3bの前端面に突き当てられて凹部3cを塞ぐ形状に形成されている。そして、インナーハウジング5には、上下方向中間部に位置して後方に退避して、ベースハウジング3の凹部3cに遊嵌する凹状部5bが左右方向に長く形成されているが、該凹状部5bの溝幅と溝長さ(左右方向長さ)は、前記ミラーボディー1aの開口部1bの溝幅、溝長さと略同様に設定されている。
さらに、インナーハウジング5は、凹状部5bを構成する底片5cと上下方向に対向する一対の上下片5d、5eとの内側面、さらには、外周縁部5aの前面に成膜処理が施されて反射面Lに形成されている。そして、前記凹状部5bの底片5cには、左右方向外端部となる左側端部に位置して二つの切欠き孔5f、5gが左右に隣接して開設されており、これら各切欠き孔5f、5gに左右一対の第一発光ダイオード(本発明の第一光源に相当する)6、7がそれぞれ支持されている。これら左右の第一発光ダイオード6、7は、発光部6a、7aがそれぞれ左右方向外方を向いて支持され、左右方向外方(左側)に向く光を放射するように構成されている。また、凹状部5bの左右方向内端部(車体側)となる右側端部には、外周縁部5aよりも前方に突出し、凹状部5bの右側端部を前方から覆う遮蔽片5hが形成されており、該遮蔽片5hの後側面に第二発光ダイオード8が支持されている。そして、第二発光ダイオード8は、前方(アウターレンズ4)側からみたとき、遮蔽片5hの後方に位置していて外部から臨まれることがなく、また、発光部8aは、インナーハウジング凹状部5bの底片5cの右側部位に向いており、発光部8aからの光は、後述するように、凹状部5bに施された反射面Lを介して車両前方に向く光を放射するように構成されている。
一方、アウターレンズ4は、透明樹脂材(透光性樹脂材)により一体型成形することにより、ベースハウジング3、インナーハウジング5と同様に前方に膨出する湾曲形状に形成されており、四周には、インナーハウジング5の外周縁部5a前面に突き当てられる外周縁部4aが形成されている。さらに、アウターレンズ4には、上下方向中間部に位置し、前記インナーハウジング凹状部5aに前後方向に対向する状態で前方に突出する突状部4bが左右方向に長く形成されており、該突状部4bがミラーボディー1aの開口部1bに嵌入して外部(前方)に露出するように構成されている。また、アウターレンズ4の外周縁部4aの外端部には、後方に向けて突出する周片部4cが形成されている。そして、ターンランプ2は、予めベースハウジング3とアウターレンズ4とを一次射出成型体として形成し、これらの間にインナーハウジング5を挟持する状態でベースハウジング3とアウターレンズ4とを突当て、ベースハウジング側片部3bの前端部とアウターレンズ周片部4cの後端面とのあいだに樹脂材2aを二次射出することにより、各部材が一体化された組立て部品となるように構成されている。
前記アウターレンズ4とインナーレンズ5とは、前述したように、延出片部4a、5a同士が突当てられた状態となり、かつ、アウターレンズ4の突状部4bとインナーレンズ5の凹状部5bとが前後方向に対向する構成となっていて、突状部4bと凹状部5bとにより囲繞される空間Sが形成され、該空間Sにおいて第一、第二発光ダイオード6、7、8が点灯すると、アウターレンズ突状部4bから光が放射するように構成されている。これによって、第一、第二発光ダイオード6、7、8の光は、空間Sを経由してアウターレンズ4から放射することにより、奥行き感のある三次元的な光となるように構成されている。
さらに、前記アウターレンズ4の突状部4bは、左右方向外端部(左側)に位置して設けられる左第一発光ダイオード6配設部の左側に位置して後方に退避することにより、突状部4bの底片4dに傾斜底片4eが形成されており、該傾斜底片4eに左側第一発光ダイオード6の発光部6aからの光が照射するように構成されている。そして、突状部4bの底片4dのうち、左側第一発光ダイオード6からの光が照射されて外部に透過する傾斜底片4e、および、右側第一発光ダイオード7からの光が照射されて外部に透過する左側底片4fは、インナーハウジング側(空間S側、内側)の面が、前方に退避する凹レンズ状部4gに形成されている。これによって、一対の第一発光ダイオード6、7の点灯により放射される光が凹レンズ状部4gを透過することにより、図3(A)に示すように、上下方向に広角度に拡散された状態となるように構成されている。
さらに、突状部4bの左側底片4fと傾斜底片4eとの内側面は、左右方向に凹凸を繰り返すカット面を形成することによる光拡散手段が設けられている。そして、一対の第一発光ダイオード6、7の点灯に伴い放射される光は、光拡散手段を介して外部に放射することにより、左右方向に拡散された状態となるように構成され、これによって、ターンランプ2の左右方向外端部における照度が法定基準に達することができるようになるうえ、周囲への認知度を一層高めることができて、機能性の優れたターンランプ2となるように構成されている。
一方、インナーハウジング5の左右方向右端部(内端部)に設けられる第二発光ダイオード8の発光部8aは、前述したように、インナーハウジング凹状部底片5cの左右方向右端部を向いており、発光部8aからの光は、アウターレンズ突状部4bを直接照射したり、凹状部5b(底片5c、上下片5d、5e)の前方対向部位の内側面に施された反射面Lを照射するように構成されている。これによって、第二発光ダイオード8の光は、インナーレンズ凹状部5bの反射面Lによる反射光を含めてアウターレンズ4の前方対向部位となる底片4dであって、第二発光ダイオード8の光が透過する部位である前記左側底片4fと傾斜底片4e以外となる右側底片4hを透過して外部に放射されて、左右方向長尺状の光となるように構成されている。
そして、アウターレンズ突状部4bの右側底片4hは、インナーハウジング側(空間S側)の面が後方に突出する凸レンズ状部4iに形成されている。これによって、第二発光ダイオード8の点灯により放射される光が凸レンズ状部4iを透過することにより、図3(B)に示すように、上下方向に集束された状態となって光が放射されて、長尺状の光を際立たせることができて、前方からの視認性を高めることができるように構成されている。因みに、アウターレンズ突状部4bの左右方向内端部(右端部)は、インナーハウジング5の遮蔽片5hが積層されていて、該部位における光の放射はない。
また、前記第二発光ダイオード8の光が透過するアウターレンズ突状部4bの右側底片4h(凸レンズ状部4i)は、内側面にしぼ加工を施すことにより光遮断手段が設けられている。これによって、第二発光ダイオード8の一部の光は、図4に示すように、アウターレンズ突状部4bとインナーハウジング凹状部5bとの間の空間Sにおいて、アウターレンズ4の右側底片4h(凸レンズ状部4i)とインナーハウジング凹状部5b(底片5c、上下片5d、5e)の反射面Lとの間で反射を繰り返して外部に放射することになって、右側底片4hからの長尺状の光が一層均一化された状態で際立ち、前方からの視認性を高めることができて機能性に優れるとともに、意匠性の優れたターンランプ2となるように構成されている。
そして、このように組込まれたターンランプ2は、アウターレンズ4の外周縁部4aを、ミラーボディー1aの開口部1bの内側端縁部に突当てるように組込むことで、アウターレンズ4の突状部4bが開口部1bから突出する状態で組込まれるように構成されている。そして、ターンランプ2の第一、第二発光ダイオード6、7、8の点灯時では、ミラーボディー1aから突出して外部に露出するアウターレンズ突状部4bが長尺状の光を放射するように構成されている。
叙述の如く構成された本形態において、車両用のドアミラー1のミラーボディー1aに組立て部品として組込まれるターンランプ2は、第一、第二発光ダイオード6、7、8が組込まれており、これら発光ダイオード6、7、8からの光はアウターレンズ4を介して外部に放射されるが、アウターレンズ4には、光を拡散する凹レンズ状部4gと光を集束する凸レンズ状部4iとが設けられているので、第一、第二発光ダイオード6、7、8からの光は、凹レンズ状部4gと凸レンズ状部4iとで異なる放射状態となって、変化のある放射状態とすることができて、意匠性に優れたターンランプ2とすることができる。
そのうえ、本発明が実施されたターンランプ2では、第一発光ダイオード6、7が車両の左右方向外方に向く光を放射して方向指示器としての法定上の基準を満たし、第二発光ダイオード8が車両の前方に向く光を放射して前方からの視認性が高まるとともに意匠性が高められるものであるが、このものにおいて、左右の第一発光ダイオード6、7の光が透過するアウターレンズ4の左側底片4fと傾斜底片4eとは、インナーハウジング5側の面が前方に退避する凹レンズ状部4gに形成されているので、第一発光ダイオード6、7の光を拡散する状態で外部に放射することができて、法定基準を確実に満足できて機能性の優れたターンランプ2とすることができる。一方、第二発光ダイオード8が透過するアウターレンズ4の右側底片4hは、後方に突出する凸レンズ状部4iに形成されているので、第二発光ダイオード8の光を集束する状態で外部に放射することができて、左右方向長尺状の光を際立たせて放射して前方からの視認性が高められて機能性に優れるうえ、意匠性にも優れたターンランプ2とすることができる。
このように、本発明は、第一発光ダイオード6、7からの光は拡散した状態で放射され、第二発光ダイオード8からの光は集束した状態で放射されて、それぞれの機能が確実に果せるようにしたものであるが、さらにこのものでは、インナーハウジング5に後方に退避する凹状部5bが反射面Lに形成され、ここに第一、第二発光ダイオード6、7、8が設けられているので、第一、第二発光ダイオード6、7、8の光を奥行き感のある三次元的な光にできるとともに、反射光により照度をアップすることができ、しかも、アウターレンズ突状部4bによる長尺状の光を均一化することができる。
さらに、このものでは、インナーハウジング5の凹状部5bに対向してアウターレンズ4に突状部4bが形成され、これらの対向間に形成される空隙部Sにおいて第一、第二発光ダイオード6、7、8からの光が放射されるので、一層奥行き感のある三次元的な光の放射をすることができて、意匠性に優れたターランプ2とすることができる。
また、このものでは、アウターレンズ4の凹レンズ状部4gに光拡散手段が設けられているので、第一発光ダイオード6、7の光が一層拡散されることになって視認度を高めることができ、方向指示器として機能をさらに向上させることができる。
そのうえ、このものでは、アウターレンズ4の凸レンズ状部4iに光遮断手段が設けられているので、第二発光ダイオード8の光がインナーハウジング凹状部4bと凸レンズ状部4iとの間で反射を繰り返し、長尺状の光を一層均一な状態で際立たせることが可能となる。
図1(A)はドアミラーの正面図、図1(B)はターンランプの正面図である。 ターンランプの分解斜視図である。 図3(A)、(B)はそれぞれ図1(B)におけるX−X断面図、Y−Y断面図である。 図1(B)におけるZ−Z断面図である。
符号の説明
1 ドアミラー
1a ミラーボディー
1b 開口部
2 ターンランプ
3 ベースハウジング
4 アウターレンズ
4b 突状部
4d 底片
4f 左側底片
4g 凹レンズ状部
4h 右側底片
4i 凸レンズ状部
5 インナーハウジング
5b 凹状部
6 第一発光ダイオード
8 第二発光ダイオード

Claims (7)

  1. 車両に設けられる燈体を、車両後方のベースハウジングと、該ベースハウジングに突き合わせ状に一体化される車両前方のアウターレンズと、光源が支持され、ベースハウジングとアウターレンズとの間に設けられるインナーハウジングとにより構成し、アウターレンズには、凹レンズ状部と凸レンズ状部とが形成されていることを特徴とする車両用の燈体。
  2. インナーレンズは、車両の左右方向外方に向く光を放射する第一光源と車両前方に向く光を放射する第二光源とが支持されるものとし、アウターレンズは、第一光源に対向する部位は凹レンズ状部が形成され、車両前方を向く部位は凸レンズ状部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用の燈体。
  3. インナーハウジングは、上下方向中間部に後方に向けて退避する凹状部が形成され、少なくとも凹状部内面が反射面に形成されるものとし、前記凹状部に第一、第二光源が設けられている請求項1または2に記載の車両用の燈体。
  4. アウターレンズは、インナーハウジングの凹状部対向部位に位置して前方に向けて突出する凸状部が形成されるものとし、アウターレンズの凸状部におけるインナーハウジング側の面に凹レンズ状部と凸レンズ状部とが形成されている請求項3に記載の車両用の燈体。
  5. 凹レンズ状部は、光拡散手段が設けられている請求項1乃至4の何れか1項に記載の車両用の燈体。
  6. 凸レンズ状部は、光遮断手段が設けられている請求項1乃至4の何れか1項に記載の車両用の燈体。
  7. 車両用の燈体は、ドアミラーに組込まれるものであることを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の車両用の燈体。
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