JP2010140513A - 医療バリューシステム並びに医療バリュー方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】歯科医と患者の間に存在して、患者の満足度を向上させる存在として、クリニカルコーディネータを設け、このクリニカルコーディネータが患者へのコメントを行う際に、参照できる治療方針と治療計画を元に算出する情報を提供する。
【解決手段】治療方法毎の価格情報と治療期間情報とを含む治療費データと、返済計画情報とを含む返済計画データとを備えるメモリと、歯科医師の作成した治療計画によって定まる治療方法と、前記治療費データと前記治療方法とから治療見積額を算出する治療見積作成プログラムと、治療見積額から定まる返済額に対して融資期間と、支払回数と、金利方式と、返済方法とから1回あたりの返済額と返済期間を算出する返済計画作成プログラムと、前記プログラムを動作させる中央演算素子を備えるクリニカルコーディネータサーバと、データ入力用のクリニカルコーディネータ端末と、治療項目名称データを入力するドクター端末とネットワークを介して接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、医療と歯科医療に関わり、特に、医者と患者の間に立って、患者の顧客満足度を向上させる目的でクリニカルコーディネータ、又はマネージャ、受付、歯科助手を生かした医療バリューシステムに関する。
従来、歯科において、歯科医師が患者の症状を聞くとともに実際に患者の口腔内を観察して、患部を把握して理解し、治療計画を立案して、患者に説明し、治療方法を提案し、自ら治療も行うことが一般的であった。特に保険治療では、治療が適切に行われることで、患者も納得することが多かった。
たとえば、特許文献1では、患者と医師の間の意思疎通を向上させるために、個人別のカルテと交換する方法について提案している。
特開2003−299677号公報
しかしながら、歯科医師と患者との会話から、患者が必ずしも十分な納得感を得ない場合があった。特に自由診療においては治療方法の提案と治療の実施者が同一人物であるため、患者からみて、治療費用の適切性について客観的な担保がなされていないと思われてしまうことが多かった。本来、歯科医は歯科治療の専門家であって、治療以外の方法で顧客を満足させるのに適していない場合もあった。
これは、歯科のみの問題ではなく、医療全般についても同様に発生しうる課題であり、医師も医療の専門家であって、また治療以外の方法で顧客を満足させるのに適していない場合もあった。
そこで、本発明の目的は、医師または歯科医と患者の間に存在して、患者の満足度を向上させる存在として、クリニカルコーディネータを設け、このクリニカルコーディネータが患者とのコミュニケーションを行うことで、参照できる治療方針と治療計画治療費と支払い方法、院内情報、医療費控除、保険診療と一般診療相違点などを元に算出する情報を提供する医療バリューシステムを提案することである。
本発明に係るデンタルバリューシステムは、治療方法毎の治療費情報と治療期間情報とを含む治療費データと、支払計画情報とを含む支払計画データとを備えるメモリと、前記治療費データと前記治療方法とから治療見積額を算出する治療見積作成プログラムと、治療見積額から定まる返済額に対して融資期間と、支払回数と、金利方式と、返済方法とから1回あたりの返済額と返済期間を算出する返済計画作成プログラムと、前記プログラムを動作させる中央演算素子を備えるクリニカルコーディネータサーバと、データ入力用のクリニカルコーディネータ端末と、治療項目名称データを入力するドクター端末とネットワークを介して接続される。
治療計画作成プログラムは、治療内容と治療期間を定めることを備える。
前記治療計画プログラムは、予め病態毎に治療法の適性度が点数化された病態別治療法適性度テーブルに従って、最適な治療法を判定できることを特徴とする。
前記治療計画プログラムは、最適な治療法判定にあたり、保険適用治療か保険費適用治療なのかを判別して治療を選択可能なことを特徴とする。
本発明に係る医療バリュー方法は、治療方法毎の価格情報と治療期間情報とを含む治療費データと、返済計画情報とを含む返済計画データとを備えるメモリとを備え、治療見積作成プログラムが前記治療費データと前記治療方法とから治療見積額を算出し、返済計画作成プログラムが、治療見積額から定まる返済額に対して融資期間と、支払回数と、金利方式と、返済方法とから1回あたりの返済額と返済期間を算出し、クリニカルコーディネータサーバは前記プログラムを動作させる中央演算素子を備え、データ入力用のクリニカルコーディネータ端末と、治療項目名称データを入力するドクター端末とネットワークを介して接続される。クリニカルコーディネータは別名、マネージャ、受付、歯科助手が兼務する場合もある。
本発明に係る医療バリューシステムを用いることで、医師や歯科医と患者とのコミュニケーションを行うことで、患者の満足度を向上させる存在として、クリニカルコーディネータを設け、このクリニカルコーディネータが患者へのコメントを行う際に、参照できる治療計画治療費と支払い方法、院内情報、医療費控除、保険診療と一般診療相違点など治療方針と治療計画を元に算出する情報を提供するという利点がある。
本発明に係る医療バリューシステム2のブロックダイヤグラムである。 本発明に係る医療バリューシステム2のフローチャートである。 本発明に係る医療バリューシステム2のフローチャートである。 本発明に係る医療バリューシステム2のフローチャートである。 本発明に係る医療バリューシステム2におけるデータベースに格納される顧客データである。 本発明に係る医療バリューシステム2におけるデータベースに格納される予約データである。 本発明に係る医療バリューシステム2におけるデータベースに格納される自費治療費データである。 本発明に係る医療バリューシステム2におけるデータベースに格納される保険診療報酬データである。 本発明に係る医療バリューシステム2におけるデータベースに格納される資金プランデータである。 本発明に係る医療バリューシステム2におけるデータベースに格納される返済計画データである。 本発明に係る医療バリューシステム2におけるデータベースに格納される見積書作成データである。 本発明に係る医療バリューシステム2におけるデータベースに格納される請求書作成データである。 本発明に係る医療バリューシステム2におけるデータベースに格納される病態別治療方法適性度データである。 本発明に係る医療バリューシステム2におけるデータベースに格納される患部状況パラメータデータである。 本発明に係る医療バリューシステム2におけるデータベースに格納される治療法データである。 本発明に係る医療バリューシステム2におけるデータベースに格納される病態別治療方法適性度テーブルデータである。 本発明に係る医療バリューシステム2におけるデータベースに格納される治療計画データである。 本発明に係るデンタルバリューシステム102のブロックダイヤグラムである。 本発明に係るデンタルバリューシステム102のフローチャートである。 本発明に係るデンタルバリューシステム102のフローチャートである。 本発明に係るデンタルバリューシステム102のフローチャートである。 本発明に係るデンタルバリューシステム102におけるデータベースに格納される顧客データである。 本発明に係るデンタルバリューシステム102におけるデータベースに格納される予約データである。 本発明に係るデンタルバリューシステム102におけるデータベースに格納される自費治療費データである。 本発明に係るデンタルバリューシステム102におけるデータベースに格納される保険診療報酬データである。 本発明に係るデンタルバリューシステム102におけるデータベースに格納される資金プランデータである。 本発明に係るデンタルバリューシステム102におけるデータベースに格納される返済計画データである。 本発明に係るデンタルバリューシステム102におけるデータベースに格納される見積書作成データである。 本発明に係るデンタルバリューシステム102におけるデータベースに格納される請求書作成データである。 本発明に係るデンタルバリューシステム102におけるデータベースに格納される病態別治療方法適性度データである。 本発明に係るデンタルバリューシステム102におけるデータベースに格納される患部状況パラメータデータである。 本発明に係るデンタルバリューシステム102におけるデータベースに格納される治療法データである。 本発明に係るデンタルバリューシステム102におけるデータベースに格納される病態別治療方法適性度テーブルデータである。 本発明に係るデンタルバリューシステム102におけるデータベースに格納される治療計画データである。 本発明に係るデンタルバリューシステム202のブロックダイヤグラムである。 本発明に係るデンタルバリューシステム202の予約プログラム226のフローチャートである。 本発明に係るデンタルバリューシステム202の顧客管理プログラム228のフローチャートである。 本発明に係るデンタルバリューシステム202の治療見積作成プログラム230のフローチャートである。 本発明に係るデンタルバリューシステム202の返済計画作成プログラム232のフローチャートである。 本発明に係るデンタルバリューシステム202の請求書作成プログラム234のフローチャートである。 本発明に係るデンタルバリューシステム202の入金確認プログラム236のフローチャートである。
以下に、この発明の実施例を、図面を用いて説明する。
(実施例1)
(実施例1の構成)
図1は、本発明に係る医療バリューシステム2のブロックダイヤグラムである。医療バリューシステム2は、クリニカルコーディネータサーバ4と、このクリニカルコーディネータサーバ4に接続線6を介して接続されるデータベース8と、このクリニカルコーディネータサーバ4に接続線10とネットワーク12と接続線14とを介して接続されるクリニカルコーディネータ端末16と、同じくこのクリニカルコーディネータサーバ4に接続線10とネットワーク12と接続線18とを介して接続されるドクター端末20とから構成される。
クリニカルコーディネータサーバ4は、中央演算素子22と、メモリ装置24から構成される。
中央演算素子(CPU)22は、メモリ装置24に格納されるプログラムに基づいて動作する機能を備える。
メモリ装置24は、予約プログラム26と、顧客管理プログラム28と、治療見積作成プログラム30と、返済計画作成プログラム32と、治療計画作成プログラム33と、請求書作成プログラム34と、入金確認プログラム36とを備える。
予約プログラム26は、患者が診療を予約する場合に、予約のなされていない診療時間を紹介して予約登録を受け付けて、予約データ42に患者データを格納させるプログラムである。
顧客管理プログラム28は、顧客データ40にデータを格納するとともに顧客データを検索して表示するためのプログラムである。
治療見積作成プログラム30は、歯科医の作成した治療計画から治療方法を抽出して、項目別に治療費の見積もりデータを生成するプログラムである。
返済計画作成プログラム32は、治療見積作成プログラム30の算出した見積もり金額をローン等で返済する場合の返済金額を算出して返済計画を建てるプログラムである。
治療計画作成プログラム32は、治療方針を決定し、治療日程を決定するプログラムである。
請求書作成プログラム34は、返済計画作成プログラム32によって、返済計画が成立する場合に、実際に契約を成立させるために請求書を生成し、請求履歴を請求データとして格納するためのプログラムである。
入金確認プログラム36は、図示しない銀行サーバの振込先となる口座が記録されたアカウントに接続し、口座に対して入金された記録を抽出し、入金日と、入金名義と、入金額データをダウンロードし、この入金データと前記請求データとを関連付けさせ、資金回収を確認するプログラムである。
データベース8は、クリニカルコーディネータサーバ4に接続され、顧客データ40と、予約データ42と、自費治療費データ44と、保険診療報酬45と、資金プランデータ46と、治療計画データ47と、返済計画データ48と、見積書作成データ50と、請求書作成データ52とが格納されている。
顧客データ40は、図5に示すようにメールアドレス、ハンドルネーム、氏名、ふりがな、年齢、性別、職業、郵便番号、都道府県、住所、携帯電話と、来院希望月と来院希望日と来院希望時間と、来院を希望する医院名と、自由希望欄や、初診か否かの情報すなわち来院回数、過去の治療実績である過去の来院日と治療内容、現在の仕掛治療内容、来院実績と来院予定日と、治療に必要なアレルギー情報、血液型、血友病や血液感染性疾患の有無、さらに治療に必要な遺伝子情報と、無料メール相談時の入力内容と、治療予約時の入力データとからなる。
医院データ41は、クリニカルコーディネータサーバ4の属する医院のスタッフ情報と医院が提供するサービス内容データと、初診案内データと、問診質問事項データが登録される。
予約データ42は、図6に示すように、月、日、時間、歯科医院別の予約スケジュールデータと、無料メール相談項目として、相談ジャンル、顧客メールアドレス、ハンドルネーム、年齢、性別、職業、在住都道府県名、相談内容、さらに、来院予約項目として、顧客メールアドレス、ハンドルネーム、氏名、年齢、性別、職業、住所、電話番号、診断希望日、診断希望医院、日程についての要望、来院回数、診療内容、当日治療の可否、関心のある診療内容、質問が格納される。
自費治療費データ44は、自由診療治療項目、単位、単位当たり単価、病態別治療方法適性度、保険診療報酬項目、診療報酬節、診療報酬費目、診療報酬点数、病態名称、患部状況パラメータであって、各治療対象になる治療方法それぞれの価格や期間データが格納される。
保険診療報酬45は、基本診療科、入院料等、短期滞在手術基本料、医学管理等、在宅医療、検査料、投薬、注射料、リハビリテーション料、処置料、手術料、麻酔料があげられる。
資金プランデータ46は、貸出金の条件である選択可能な金利や、金利方式、金額、算出方法が格納される。
治療計画データ47は、病態別治療方法適性度と、患部状況パラメータと、治療法と、病態別治療方法適性度テーブルとが格納される。
病態別治療方法適性度は、治療方法の病気や障害に対する効果を数値で表す際のレベルである。
患部状況パラメータは、患部についてその程度を数値化したものである。患部の面積や深度、さらに初期状態なのか、進行中なのか、末期状態なのかを予め数値で示したものである。
治療法は、各医院で行われる可能性のある治療法は、保険医療と自由診療のいずれについても全て含む。治療方法の名称で管理してもよいが数値コード化してよい。
病態別治療方法適性度テーブルは、病態毎に治療法の適性度を表にしたものである。本テーブルによって、各病態に対して最適な治療法に高得点が付されるように予め登録される。より詳細には、病態の患部状況パラメータ毎に適性度を定めることが好ましい。また、複数の病態が併発している場合や、複数の治療法を組み合わせる場合の適性度も定めることでよりきめ細やかな治療方法の選択が可能となる。
返済計画データ48とは、返済計画作成プログラム32の算出される返済計画データであり、返済額と返済期間が定められる。
見積書作成データ50は、治療見積作成プログラム30により算出された見積書データが格納される。
請求書作成データ52は、請求書作成プログラム34が生成する請求書データが格納される。請求先と金額、請求番号、日付等が格納される。
クリニカルコーディネータ端末16は、互いに電気的に接続されて、接続線14とインターネット10を介して、1台のクリニカルコーディネータサーバ4に電気的に接続される。この端末から各プログラムへデータを入力するとともにデータの出力を行う。
ドクター端末20は、互いに電気的に接続されて、接続線14とインターネット10を介して、1台のクリニカルコーディネータサーバ4に電気的に接続される。医師が操作し、治療計画データを入力する。
(実施例1のフロー)
本医療バリューシステム2の動作方法について説明する。図2を用いてSA2工程からSA24工程まで説明する。
再診患者の場合は、クリニカルコーディネータ端末16に顧客番号が入力されることで、予約プログラム26が顧客データ40より顧客番号に対応する他の顧客データを読出し、クリニカルコーディネータ端末16に表示する。
顧客が顧客端末15経由で無料メール相談ページを介してクリニカルコーディネータサーバー4にアクセスし、相談ジャンル、顧客メールアドレス、ハンドルネーム、年齢、性別、職業、在住都道府県名、相談内容を入力する。予約プログラムは、これらのデータを予約データ42としてデータベース8に格納する(SA4)。
顧客来院時に、クリニカルコーディネーター端末16に、顧客番号が入力されると顧客管理プログラム28が顧客データ40にアクセスして顧客データ40に記載の顧客のその医院への来院回数を参照して顧客が初診か否かを判定する。初診である場合は、顧客管理プログラム28がデータベース8内の初診案内データを医院データ41からダウンロードしてクリニカルコーディネーター端末16に表示させる(SA6)。
初診案内には、初診プロセスと第2、第3の診療プロセスと、キュア(治療)プロセスとメンテナンスプロセスについて記載されている。
初診プロセスは、予診表と初診案内と問診とオリエンテーションと検査と応急処置・クリニーニングと、診断とが記載されている。
予診表は、受診の動機を記載する書類である。
初診案内は、初めて受診する顧客に本システムを説明する書類である。
問診は、診療を行う前に顧客から予め聞きだすことで診療すべきことを知るための質問事項等である。
オリエンテーションは、クリニカルコーディネータが顧客に説明するものであり、具体的には、診療システムの説明と、顧客が本診療を受診する理由である主訴を確認する工程である。
検査は、医師の判断で行うものであり、顧客の状態を装置などを用いて客観的に測定または観察するものであり、X線検査、患部写真撮影、患部模型作製、患部採取、血液検査、尿検査、検温を含む。
応急処置・クリニーニングは、患部に痛みや腫れがある場合にそれらを和らげる応急処置を施す。また、患部に汚れが付着している場合は、クリーニングを行う。
診断は、医師が予診表、問診結果、オリエンテーション結果、検査結果、応急処置の結果から、患部に生じている病状また傷を判断して治療方針を策定する。同時に、クリニカルコーディネータサーバー4は、予め入力されたデータから複数の治療計画を生成する。
第2、第3の診療プロセスは、第一回のカウンセリングと、第二回のカウンセリングからなる。
第一回のカウンセリングでは、クリニカルコーディネーターサーバー4の生成した治療計画に基づく、複数パターンの治療計画と、治療期間と、治療見積書とが生成される。クリニカルコーディネーターは、これらの複数パターンの治療計画と、治療期間と、治療見積書に基づいて顧客に説明する。
第二回のカウンセリングでは、治療方針の最終決定がなされ、クリニカルコーディネーターサーバー4は、治療請求書を生成し、クリニカルコーディネーターは、保険負担金と、自費治療費と請求書と支払方法について顧客に説明する。
キュア(治療)プロセスは、治療方針に基づいた治療を医師が行う。必要に応じてクリニカルコーディネーターはカウンセリングを行う。治療が完了したら治療完了通知をおこない、クリニカルコーディネーターが終了カウンセリングをおこなう。終了カウンセリングでは、治療に要した医療装置の保障について説明がなされる。
メンテナンスプロセスでは治療完了後の容体が変わった場合や、ケアが必要な場合に継続してケアを行う。
顧客が顧客端末15経由で来院予約ページを介してクリニカルコーディネータサーバー4にアクセスし、顧客メールアドレス、ハンドルネーム、氏名、年齢、性別、職業、住所、電話番号、診断希望日、診断希望医院、日程についての要望、来院回数、診療内容、当日治療の可否、関心のある診療内容、質問を入力する。予約プログラムは、これらの顧客の入力したデータを予約データ42としてデータベース8に格納する(SA8)。
顧客来院時に、クリニカルコーディネーター端末16に、顧客番号が入力されると顧客管理プログラム28が顧客データ40にアクセスして来院回数を参照して来院回数が0であれば初診と判定し、それ以上の回数であれば再診であると判定する。初診である場合は、顧客管理プログラム28が医院データ41に格納される初診案内をクリニカルコーディネーター端末16に表示させる(SA10)。
クリニカルコーディネーターサーバー4は、顧客管理プログラム28により問診入力待ち受けとなる。問診質問事項データは、医院データ40に予め登録されており、問診入力データとしては、症状が発生した発生日と、医師に診断を依頼する症状と、発生した体上の場所である部位と、原因として思い当たる行動や事故や薬や食べ物や化粧品や仕事や移動先等の原因情報と、治療したことのある場合は病院名と治療方法と、受診中の他の診療科の科名と病院名と病名と、常用している内服薬と外用薬と、薬や食品によるアレルギーの有無と薬名と食品名と、既応症と、女性の場合に、妊娠中か否かと、授乳中か否かについて質問がなされその結果がクリニカルコーディネーターサーバ4に接続される顧客データ40に登録される。これらの情報は、ドクター端末20をクリニカルコーディネータサーバ4と接続し、CPU22が顧客管理プログラム28を起動させて、すべて顧客データ40に格納する(SA12)。
問診データが顧客データ40に格納されると、クリニカルコーディネータの指示により、顧客管理プログラム28がクリニカルコーディネーター端末16経由でデータベース8内の医院データ41にアクセスして、予め登録されているこのサービスを提供する医院の特徴やスタッフと顧客の受けることのできるサービスの内容データをクリニカルコーディネーター端末16の表示装置に表示させる(SA14)。
一方、顧客管理プログラム28は、顧客データ40に格納される再診データすなわち来院日と治療内容と無料メールデータと予診データとから症状が発生した発生日と、医師に診断を依頼する症状と、発生した体上の場所である部位と、原因として思い当たる行動や事故や薬や食べ物や化粧品や仕事や移動先等の原因情報についてアクセスして、クリニカルコーディネーター端末16の表示装置に表示させる(SA16)。
オリエンテーションデータ入力工程では、(SA16)でクリニカルコーディネーター端末16に表示された顧客情報についてクリニカルコーディネーターが顧客に確認し、変更がある場合のみ、クリニカルコーディネーターが新たなデータをクリニカルコーディネーター端末16に入力すると、顧客管理プログラム28が新たに入力された顧客情報を顧客データ40に格納する(SA18)。
続いて、医師は顧客の主訴情報に基づき、診断を行うために必要な検査を決定し、検査を行う。検査結果は、顧客管理プログラム28によってドクター端末20よりクリニカルコーディネーターサーバ4に送信され、顧客データ40に格納される(SA20)。
さらに、医師は顧客の患部について痛みや腫れと汚れの有無を確認する。痛みや腫れと汚れが存在する場合は、応急処置と治療とクリーニングを実施する。さらに、この応急処置と治療とクリーニング結果は、顧客管理プログラム28により、ドクター端末20からクリニカルコーディネーターサーバ4に送信され、顧客データ40に格納される(SA22)。
続いて、医師は、顧客の患部について、病気または負傷について、その名称と程度と規模と判定する。さらに、この病気または負傷について、その名称と程度と規模の判定結果は、顧客管理プログラム28がドクター端末20よりクリニカルコーディネーターサーバ4に送信し、顧客データ40に格納する(SA24)。
続いて、図3を用いて、(SA26)工程から(SA42)工程まで説明する。顧客データ40に格納された病気または負傷について、その名称と程度と規模の判定結果を元に、クリニカルコーディネーターサーバ4はCPU22に治療見積作成プログラム30を実行させて、治療計画データ47に格納される病態別治療法適性度テーブルを参照し、治療法を選択する。具体的には、図14に示すように病態別治療法適性度テーブルは、各病状に対する、各治療法の適性度が予め登録されている。また、病態別治療法適性度テーブルは、各治療方法が自由診療であるか、保険適用療法であるかもまた登録されている。また、病態別治療法適性度は図11に示すようにより良い結果を出せて最適である場合を3点、完治するには必須治療であれば2点、完治はしないが対応可能であれば1点であり、不適切である場合は0点である。但し、この点数付は、さらに多段階評価値とすることもできる。
まず、最初に保険診療項目内で治療方法を選択する場合は、治療見積作成プログラム30は自由診療方法である治療方法は重みづけを0点とする。残る保険診療の治療方法について最適な治療方法を病態別治療法適性度テーブルから治療見積作成プログラム30が選択する。例えば、顧客の顔面に扁平母斑がある場合、保険診療では、Q−スイッチルビーレーザー治療と、炭酸レーザー治療と、色素レーザー治療が保険診療である。ここで適性度点数が最も高いのは、2点であるQ−スイッチルビーレーザー治療が最適となる。この場合は、治療見積作成プログラム30は、Q−スイッチルビーレーザー治療を選択する(SA26)。
一方、自由診療と保険診療のいずれでも良いから最適な治療方法を選択する工程の場合は、まず、治療見積作成プログラム30は、自由診療と保険診療について重みづけを一切行わない。この場合、自由診療と保険診療の中で点数が3点と最も適性度点数が高いのが、アレキサンドライト治療方法である。そこで治療見積作成プログラム30は、アレキサンドライト治療方法を選択する(SA28)。
次に、自由診療項目内で治療方法を選択する場合は、治療見積作成プログラム30は、保険診療方法である治療方法の重みづけを0点とする。残る自由診療の治療方法について最適な治療方法を病態別治療法適性度テーブルから治療見積作成プログラム30が選択する。例えば、顧客の顔面に扁平母斑がある場合、アレキサンドライト治療方法のみが自由診療である。ここで適性度点数が最も高いのは、3点であるアレキサンドライト治療方法が必然的に最適となる。この場合は、治療見積作成プログラム30は、アレキサンドライト治療方法を選択する(SA30)。
クリニカルコーディネーターサーバ4はCPU22に治療計画作成プログラム33を実行させて、治療日程を算出させる。ここで、治療計画データ47にアクセスして、Q−スイッチルビーレーザー治療では、施術日を決定、さらに、次回施術日を3か月に設定する。さらに、患部の状態によって、複数回のレーザー治療の必要性を決定する(SA32)。
以上のSA26からSA32の工程によって、CPU22が治療見積作成プログラム30は、治療計画データ47の料金データを参照して、各方針別の治療見積もりを算出する(SA34)。見積は、治療見積作成プログラム30が保険治療のみの場合と保険治療と自由診療混合の費用と、自由診療単独の場合の3種類の見積について費用を算出する。
引き続き、治療見積作成プログラム30により医師及び顧客による診療方針選択の待ち受け状態となる(SA36)。前記3種類のいずれかの見積に顧客が同意した場合は、次工程へ進む。条件の変更要求が医師または顧客からある場合は、クリニカルコーディネータがクリニカルコーディネータ端末16経由でクリニカルコーディネータサーバ4にアクセスして変更条件を治療見積作成プログラム30に実行させる。
見積が確定すると、クリニカルコーディネータがクリニカルコーディネータ端末16経由でクリニカルコーディネータサーバ4にアクセスし、治療見積作成プログラム30が見積内容を顧客データ40に登録する(SA38)。
請求書作成プログラム34は、CPU22上で実行されて見積データと保険診療報酬45に沿って保険負担金を算出する(SA40)。算出した結果を請求書作成プログラム34がクリニカルコーディネータ端末16に表示させる。
請求書作成プログラム34は、さらにCPU22上で実行されて見積データと自費治療費データ44に沿って自費治療費も算出する(SA42)。算出した結果を請求書作成プログラム34がクリニカルコーディネータ端末16に表示させる。
続いて図4を用いて、(SA44)工程から(SA62)工程について説明する。
返済計画作成プログラム32は、CPU22上で実行されて、返済計画データ48に基づいて、一括返済と分割返済とボーナス併用分割返済計画案を複数案算出する(SA44)。
返済計画作成プログラム32によって、複数算出された返済計画案のいずれの案とするかの指示待ちとなり、支払方法を変更する場合は、工程(SA44)に戻り、返済計画案の支払い回数等を変更して算出する(SA46)。
返済計画作成プログラム32は、返済計画が確定したらクリニカルコーディネータ端末16の画面上に返済計画を出力する(SA48)。
返済計画に基づいて、治療計画作成プログラム33は、返済計画を含んだ請求書案を算出し、治療計画作成プログラム33のクリニカルコーディネータ端末16の画面上に出力する(SA50)。
治療が開始されると、医師により治療行為がなされたら、治療結果をドクター端末20を介して顧客データ40に入力する(SA52)。
さらに、複数回の治療によって医師による治療が完了したら、治療完了結果をドクター端末20を介して顧客データ40に入力する(SA54)。
入力された治療完了結果は、クリニカルコーディネータ端末16の画面上に出力させる(SA56)。
治療で利用された医療器具について補償プランを生成して出力する(SA58)。
アフターケア計画を策定してクリニカルコーディネータ端末16の画面上に出力させる(SA60)。同時に次回ケア日程も出力する(SA62)。
(実施例2)
(実施例2の構成)
図18は、本発明に係るデンタルバリューシステム102のブロックダイヤグラムである。デンタルバリューシステム102は、クリニカルコーディネータサーバ104と、このクリニカルコーディネータサーバ104に接続線106を介して接続されるデータベース108と、このクリニカルコーディネータサーバ104に接続線110とネットワーク112と接続線114とを介して接続されるクリニカルコーディネータ端末116と、同じくこのクリニカルコーディネータサーバ104に接続線110とネットワーク112と接続線118とを介して接続されるドクター端末120とから構成される。
クリニカルコーディネータサーバ104は、中央演算素子122と、メモリ装置124から構成される。
中央演算素子(CPU)122は、メモリ装置124に格納されるプログラムに基づいて動作する機能を備える。
メモリ装置124は、予約プログラム126と、顧客管理プログラム128と、治療見積作成プログラム130と、返済計画作成プログラム132と、治療計画作成プログラム133と、請求書作成プログラム134と、入金確認プログラム136とを備える。
予約プログラム126は、患者が診療を予約する場合に、予約のなされていない診療時間を紹介して予約登録を受け付けて、予約データ142に患者データを格納させるプログラムである。
顧客管理プログラム128は、顧客データ140にデータを格納するとともに顧客データを検索して表示するためのプログラムである。
治療見積作成プログラム130は、歯科医の作成した治療計画から治療方法を抽出して、項目別に治療費の見積もりデータを生成するプログラムである。
返済計画作成プログラム132は、治療見積作成プログラム130の算出した見積もり金額をローン等で返済する場合の返済金額を算出して返済計画を建てるプログラムである。
治療計画作成プログラム132は、治療方針を決定し、治療日程を決定するプログラムである。
請求書作成プログラム134は、返済計画作成プログラム132によって、返済計画が成立する場合に、実際に契約を成立させるために請求書を生成し、請求履歴を請求データとして格納するためのプログラムである。
入金確認プログラム136は、図示しない銀行サーバの振込先となる口座が記録されたアカウントに接続し、口座に対して入金された記録を抽出し、入金日と、入金名義と、入金額データをダウンロードし、この入金データと前記請求データとを関連付けさせ、資金回収を確認するプログラムである。
データベース108は、クリニカルコーディネータサーバ104に接続され、顧客データ140と、予約データ142と、自費治療費データ144と、保険診療報酬145と、資金プランデータ146と、治療計画データ147と、返済計画データ148と、見積書作成データ150と、請求書作成データ152とが格納されている。
顧客データ140は、図22に示すようにメールアドレス、ハンドルネーム、氏名、ふりがな、年齢、性別、職業、郵便番号、都道府県、住所、携帯電話と、来院希望月と来院希望日と来院希望時間と、来院を希望する医院名と、自由希望欄や、初診か否かの情報すなわち来院回数、過去の治療実績である過去の来院日と治療内容、現在の仕掛治療内容、来院実績と来院予定日と、治療に必要なアレルギー情報、血液型、血友病や血液感染性疾患の有無、さらに治療に必要な遺伝子情報と、無料メール相談時の入力内容と、治療予約時の入力データとからなる。
歯科医院データ141は、クリニカルコーディネータサーバ104の属する医院のスタッフ情報と医院が提供するサービス内容データと、初診案内データと、問診質問事項データが登録される。
予約データ142は、図23に示すように、月、日、時間、歯科医院別の予約スケジュールデータと、無料メール相談項目として、相談ジャンル、顧客メールアドレス、ハンドルネーム、年齢、性別、職業、在住都道府県名、相談内容、さらに、来院予約項目として、顧客メールアドレス、ハンドルネーム、氏名、年齢、性別、職業、住所、電話番号、診断希望日、診断希望医院、日程についての要望、来院回数、診療内容、当日治療の可否、関心のある診療内容、質問が格納される。
自費治療費データ144は、自由診療治療項目、単位、単位当たり単価、病態別治療方法適性度、保険診療報酬項目、診療報酬節、診療報酬費目、診療報酬点数、病態名称、患部状況パラメータであって、各治療対象になる治療方法それぞれの価格や期間データが格納される。
保険診療報酬145は、基本診療科、入院料等、短期滞在手術基本料、医学管理等、在宅医療、検査料、投薬、注射料、リハビリテーション料、処置料、手術料、麻酔料があげられる。
資金プランデータ146は、貸出金の条件である選択可能な金利や、金利方式、金額、算出方法が格納される。
治療計画データ147は、病態別治療方法適性度と、患部状況パラメータと、治療法と、病態別治療方法適性度テーブルとが格納される。
病態別治療方法適性度は、治療方法の病気や障害に対する効果を数値で表す際のレベルである。
患部状況パラメータは、患部についてその程度を数値化したものである。患部の面積や深度、さらに初期状態なのか、進行中なのか、末期状態なのかを予め数値で示したものである。
治療法は、各医院で行われる可能性のある治療法は、保険医療と自由診療のいずれについても全て含む。治療方法の名称で管理してもよいが数値コード化してよい。
病態別治療方法適性度テーブルは、病態毎に治療法の適性度を表にしたものである。本テーブルによって、各病態に対して最適な治療法に高得点が付されるように予め登録される。より詳細には、病態の患部状況パラメータ毎に適性度を定めることが好ましい。また、複数の病態が併発している場合や、複数の治療法を組み合わせる場合の適性度も定めることでよりきめ細やかな治療方法の選択が可能となる。
返済計画データ148とは、返済計画作成プログラム132の算出される返済計画データであり、返済額と返済期間が定められる。
見積書作成データ150は、治療見積作成プログラム130により算出された見積書データが格納される。
請求書作成データ152は、請求書作成プログラム134が生成する請求書データが格納される。請求先と金額、請求番号、日付等が格納される。
クリニカルコーディネータ端末116は、互いに電気的に接続されて、ネットワーク114とインターネット110を介して、1台のクリニカルコーディネータサーバ4に電気的に接続される。この端末から各プログラムへデータを入力するとともにデータの出力を行う。
ドクター端末120は、互いに電気的に接続されて、ネットワーク114とインターネット110を介して、1台のクリニカルコーディネータサーバ104に電気的に接続される。医師が操作し、治療計画データを入力する。
(実施例2のフロー)
本デンタルバリューシステム102の動作方法について説明する。図19を用いてSB2工程からSB24工程まで説明する。
再診患者の場合は、クリニカルコーディネータ端末116に顧客番号が入力されることで、予約プログラム126が顧客データ140より顧客番号に対応する他の顧客データを読出し、クリニカルコーディネータ端末116に表示する。
顧客が顧客端末15経由で無料メール相談ページを介してクリニカルコーディネータサーバー104にアクセスし、相談ジャンル、顧客メールアドレス、ハンドルネーム、年齢、性別、職業、在住都道府県名、相談内容を入力する。予約プログラムは、これらのデータを予約データ142としてデータベース108に格納する(SB4)。
顧客来院時に、クリニカルコーディネーター端末116に、顧客番号が入力されると顧客管理プログラム128が顧客データ140にアクセスして顧客データ140に記載の顧客のその医院への来院回数を参照して顧客が初診か否かを判定する。初診である場合は、顧客管理プログラム128がデータベース108内の初診案内データを医院データ141からダウンロードしてクリニカルコーディネーター端末116に表示させる(SB6)。
初診案内には、初診プロセスと第2、第3の診療プロセスと、キュア(治療)プロセスとメンテナンスプロセスについて記載されている。
初診プロセスは、予診表と初診案内と問診とオリエンテーションと検査と応急処置・クリニーニングと、診断とが記載されている。
予診表は、受診の動機を記載する書類である。
初診案内は、初めて受診する顧客に本システムを説明する書類である。
問診は、歯科診療を行う前に顧客から予め聞きだすことで診療すべきことを知るための質問事項等である。
オリエンテーションは、クリニカルコーディネータが顧客に説明するものであり、具体的には、診療システムの説明と、顧客が本診療を受診する理由である主訴を確認する工程である。
検査は、医師の判断で行うものであり、顧客の状態を装置などを用いて客観的に測定または観察するものであり、歯周基本検査、X線検査、口腔内写真撮影、スタディー模型作製、患部採取、血液検査、尿検査、検温を含む。
応急処置・クリニーニングは、患部に痛みや腫れがある場合にそれらを和らげる応急処置を施す。また、患部に汚れが付着している場合は、クリーニングを行う。
診断は、医師が予診表、問診結果、オリエンテーション結果、検査結果、応急処置の結果から、患部に生じている病状また傷を判断して治療方針を策定する。同時に、クリニカルコーディネータサーバー104は、予め入力されたデータから複数の治療計画を生成する。
第2、第3の診療プロセスは、第一回のカウンセリングと、第二回のカウンセリングからなる。
第一回のカウンセリングでは、クリニカルコーディネーターサーバー104の生成した治療計画に基づく、複数パターンの治療計画と、治療期間と、治療見積書とが生成される。クリニカルコーディネーターは、これらの複数パターンの治療計画と、治療期間と、治療見積書に基づいて顧客に説明する。
第二回のカウンセリングでは、治療方針の最終決定がなされ、クリニカルコーディネーターサーバー104は、治療請求書を生成し、クリニカルコーディネーターは、保険負担金と、自費治療費と請求書と支払方法について顧客に説明する。
キュア(治療)プロセスは、治療方針に基づいた治療を医師が行う。必要に応じてクリニカルコーディネーターはカウンセリングを行う。治療が完了したら治療完了通知をおこない、クリニカルコーディネーターが終了カウンセリングをおこなう。終了カウンセリングでは、補綴維持、保証、ブラッシングケア、ケアプログラム、治療に要した医療装置の保障について説明がなされる。
メンテナンスプロセスでは治療完了後の容体が変わった場合や、ケアが必要な場合に継続してケアを行う。
顧客が顧客端末115経由で来院予約ページを介してクリニカルコーディネータサーバー104にアクセスし、顧客メールアドレス、ハンドルネーム、氏名、年齢、性別、職業、住所、電話番号、診断希望日、診断希望医院、日程についての要望、来院回数、診療内容、当日治療の可否、関心のある診療内容、質問を入力する。予約プログラムは、これらの顧客の入力したデータを予約データ142としてデータベース18に格納する(SB8)。
顧客来院時に、クリニカルコーディネーター端末116に、顧客番号が入力されると顧客管理プログラム128が顧客データ140にアクセスして来院回数を参照して来院回数が0であれば初診と判定し、それ以上の回数であれば再診であると判定する。初診である場合は、顧客管理プログラム128が医院データ41に格納される初診案内をクリニカルコーディネーター端末116に表示させる(SB10)。
クリニカルコーディネーターサーバー104は、顧客管理プログラム128により問診入力待ち受けとなる。問診質問事項データは、医院データ140に予め登録されており、問診入力データとしては、症状が発生した発生日と、医師に診断を依頼する症状と、発生した体上の場所である部位と、原因として思い当たる行動や事故や薬や食べ物や化粧品や仕事や移動先等の原因情報と、治療したことのある場合は病院名と治療方法と、受診中の他の診療科の科名と病院名と病名と、常用している内服薬と外用薬と、薬や食品によるアレルギーの有無と薬名と食品名と、既応症と、女性の場合に、妊娠中か否かと、授乳中か否かについて質問がなされその結果がクリニカルコーディネーターサーバ4に接続される顧客データ140に登録される。これらの情報は、ドクター端末120をクリニカルコーディネータサーバ104と接続し、CPU122が顧客管理プログラム128を起動させて、すべて顧客データ140に格納する(SB12)。
問診データが顧客データ140に格納されると、クリニカルコーディネータの指示により、顧客管理プログラム128がクリニカルコーディネーター端末116経由でデータベース108内の医院データ141にアクセスして、予め登録されているこのサービスを提供する医院の特徴やスタッフと顧客の受けることのできるサービスの内容データをクリニカルコーディネーター端末116の表示装置に表示させる(SB14)。
一方、顧客管理プログラム128は、顧客データ140に格納される再診データすなわち来院日と治療内容と無料メールデータと予診データとから症状が発生した発生日と、医師に診断を依頼する症状と、発生した体上の場所である部位と、原因として思い当たる行動や事故や薬や食べ物や化粧品や仕事や移動先等の原因情報についてアクセスして、クリニカルコーディネーター端末116の表示装置に表示させる(SB16)。
オリエンテーションデータ入力工程では、(SB16)でクリニカルコーディネーター端末116に表示された顧客情報についてクリニカルコーディネーターが顧客に確認し、変更がある場合のみ、クリニカルコーディネーターが新たなデータをクリニカルコーディネーター端末116に入力すると、顧客管理プログラム128が新たに入力された顧客情報を顧客データ140に格納する(SB18)。
続いて、医師は顧客の主訴情報に基づき、診断を行うために必要な検査を決定し、検査を行う。検査結果は、顧客管理プログラム128によってドクター端末120よりクリニカルコーディネーターサーバ104に送信され、顧客データ140に格納される(SB20)。
さらに、医師は顧客の患部について痛みや腫れと汚れの有無を確認する。痛みや腫れと汚れが存在する場合は、応急処置と治療とクリーニングを実施する。さらに、この応急処置と治療とクリーニング結果は、顧客管理プログラム128により、ドクター端末120からクリニカルコーディネーターサーバ104に送信され、顧客データ140に格納される(SB22)。
続いて、医師は、顧客の患部について、病気または負傷について、その名称と程度と規模と判定する。さらに、この病気または負傷について、その名称と程度と規模の判定結果は、顧客管理プログラム128がドクター端末120よりクリニカルコーディネーターサーバ104に送信し、顧客データ140に格納する(SB24)。
続いて、図20を用いて、(SB26)工程から(SB42)工程まで説明する。顧客データ140に格納された病気または負傷について、その名称と程度と規模の判定結果を元に、クリニカルコーディネーターサーバ104はCPU122に治療見積作成プログラム130を実行させて、治療計画データ147に格納される病態別治療法適性度テーブルを参照し、治療法を選択する。具体的には、図14に示すように病態別治療法適性度テーブルは、各病状に対する、各治療法の適性度が予め登録されている。また、病態別治療法適性度テーブルは、各治療方法が自由診療であるか、保険適用療法であるかもまた登録されている。また、病態別治療法適性度は図30に示すようにより良い結果を出せて最適である場合を3点、完治するには必須治療であれば2点、完治はしないが対応可能であれば1点であり、不適切である場合は0点である。但し、この点数付は、さらに多段階評価値とすることもできる。
まず、最初に保険診療項目内で治療方法を選択する場合は、治療見積作成プログラム130は自由診療方法である治療方法は重みづけを0点とする。残る保険診療の治療方法について最適な治療方法を病態別治療法適性度テーブルから治療見積作成プログラム130が選択する。例えば、顧客の右奥歯に欠損がある場合、保険診療では、保険診療の義歯又はブリッジが対象である。ここで適性度点数が最も高いのは、7点である義歯又はブリッジが最適となる。この場合は、治療見積作成プログラム130は、両側に正常的歯がある場合はブリッジを選択する(SB26)。
一方、自由診療と保険診療のいずれでも良いから最適な治療方法を選択する工程の場合は、まず、治療見積作成プログラム130は、自由診療と保険診療について重みづけを一切行わない。この場合、自由診療と保険診療の中で点数が3点と最も適性度点数が高いのが、自由診療義歯又はブリッジである。そこで治療見積作成プログラム130は、義歯又はブリッジを選択する(SB28)。
次に、自由診療項目内で治療方法を選択する場合は、治療見積作成プログラム130は、保険診療方法である治療方法の重みづけを0点とする。残る自由診療の治療方法について最適な治療方法を病態別治療法適性度テーブルから治療見積作成プログラム130が選択する。例えば、顧客の右奥歯に欠損がある場合、インプラントのみが自由診療であり、義歯とブリッジは自由診療あるいは保険診療可能である。ここで適性度点数が最も高いのは、3点である自由診療義歯又はブリッジが最適となる。この場合は、治療見積作成プログラム130は、義歯又はブリッジを選択する(SB30)。
クリニカルコーディネーターサーバ104はCPU122に治療計画作成プログラム133を実行させて、治療日程を算出させる。ここで、治療計画データ147にアクセスして、義歯について説明する。義歯では、型取日を決定、さらに、3日後に施術日を設定する(SB32)。
以上のSB26からSB32の工程によって、CPU122が治療見積作成プログラム130は、治療計画データ147の料金データを参照して、各方針別の治療見積もりを算出する(SB34)。見積は、治療見積作成プログラム130が保険治療のみの場合と保険治療と自由診療混合の費用と、自由診療単独の場合の3種類の見積について費用を算出する。
引き続き、治療見積作成プログラム130により医師及び顧客による診療方針選択の待ち受け状態となる(SB36)。前記3種類のいずれかの見積に顧客が同意した場合は、次工程へ進む。条件の変更要求が医師または顧客からある場合は、クリニカルコーディネータがクリニカルコーディネータ端末116経由でクリニカルコーディネータサーバ104にアクセスして変更条件を治療見積作成プログラム130に実行させる。
見積が確定すると、クリニカルコーディネータがクリニカルコーディネータ端末116経由でクリニカルコーディネータサーバ104にアクセスし、治療見積作成プログラム130が見積内容を顧客データ140に登録する(SB38)。
請求書作成プログラム134は、CPU122上で実行されて見積データと保険診療報酬145に沿って保険負担金を算出する(SB40)。算出した結果を請求書作成プログラム134がクリニカルコーディネータ端末116に表示させる。
請求書作成プログラム134は、さらにCPU122上で実行されて見積データと自費治療費データ144に沿って自費治療費も算出する(SB42)。算出した結果を請求書作成プログラム134がクリニカルコーディネータ端末116に表示させる。
続いて図21を用いて、(SB44)工程から(SB62)工程について説明する。
返済計画作成プログラム132は、CPU122上で実行されて、返済計画データ148に基づいて、一括返済と分割返済とボーナス併用分割返済計画案を複数案算出する(SB44)。
返済計画作成プログラム132によって、複数算出された返済計画案のいずれの案とするかの指示待ちとなり、支払方法を変更する場合は、工程(SB44)に戻り、返済計画案の支払い回数等を変更して算出する(SB46)。
返済計画作成プログラム132は、返済計画が確定したらクリニカルコーディネータ端末16の画面上に返済計画を出力する(SB48)。
返済計画に基づいて、治療計画作成プログラム133は、返済計画を含んだ請求書案を算出し、治療計画作成プログラム133のクリニカルコーディネータ端末116の画面上に出力する(SB50)。
治療が開始されると、医師により治療行為がなされたら、治療結果をドクター端末120を介して顧客データ140に入力する(SB52)。
さらに、複数回の治療によって医師による治療が完了したら、治療完了結果をドクター端末120を介して顧客データ140に入力する(SB54)。
入力された治療完了結果は、クリニカルコーディネータ端末116の画面上に出力させる(SB56)。
治療で利用された医療器具について補償プランを生成して出力する(SB58)。
アフターケア計画を策定してクリニカルコーディネータ端末116の画面上に出力させる(SB60)。同時に次回ケア日程も出力する(SB62)。
(実施例3)
(実施例3の構成)
図35は、本発明に係る医療バリューシステム202のブロックダイヤグラムである。デンタルバリューシステム202は、クリニカルコーディネータサーバ204と、このクリニカルコーディネータサーバ204に接続線206を介して接続されるデータベース208と、このクリニカルコーディネータサーバ204に接続線210とネットワーク212と接続線214とを介して接続されるクリニカルコーディネータ端末216と、同じくこのクリニカルコーディネータサーバ204に接続線210とネットワーク212と接続線218とを介して接続されるドクター端末220とから構成される。
クリニカルコーディネータサーバ204は、中央演算素子222と、メモリ装置224から構成される。
中央演算素子(CPU)222は、メモリ装置224に格納されるプログラムに基づいて動作する機能を備える。
メモリ装置224は、予約プログラム226と、顧客管理プログラム228と、治療見積作成プログラム230と、返済計画作成プログラム232と、請求書作成プログラム234と、入金確認プログラム236とを備える。
予約プログラム226は、患者が診療を予約する場合に、予約のなされていない診療時間を紹介して予約登録を受け付けて、予約データ242に患者データを格納させるプログラムである。
顧客管理プログラム228は、顧客データ240にデータを格納するとともに顧客データを検索して表示するためのプログラムである。
治療見積作成プログラム230は、歯科医の作成した治療計画から治療方法を抽出して、項目別に治療費の見積もりデータを生成するプログラムである。
返済計画作成プログラム232は、治療見積作成プログラム230の算出した見積もり金額をローン等で返済する場合の返済金額を算出して返済計画を建てるプログラムである。
請求書作成プログラム234は、返済計画作成プログラム232によって、返済計画が成立する場合に、実際に契約を成立させるために請求書を生成し、請求履歴を請求データとして格納するためのプログラムである。
入金確認プログラム236は、図示しない銀行サーバの振込先となる口座が記録されたアカウントに接続し、口座に対して入金された記録を抽出し、入金日と、入金名義と、入金額データをダウンロードし、この入金データと前記請求データとを関連付けさせ、資金回収を確認するプログラムである。
データベース208は、クリニカルコーディネータサーバ204に接続され、顧客データ240と、予約データ242と、治療費データ244と、資金プランデータ246と、返済計画データ248と、見積書作成データ250と、請求書作成データ252とが格納されている。
顧客データ240は、メールアドレス、ハンドルネーム、氏名、ふりがな、年齢、性別、職業、郵便番号、都道府県、住所、携帯電話と、来院希望月と来院希望日と来院希望時間と、来院を希望する歯科医院名と、自由希望欄や、初診か否かの情報、過去の治療実績と、現在の仕掛治療内容、来院実績と来院予定日と、治療に必要なアレルギー情報、血液型、血友病や血液感染性疾患の有無、さらに治療に必要な遺伝子情報とからなる。
予約データ242は、月、日、時間、歯科医院別の予約スケジュールデータが格納される。
治療費データ244は、各治療対象になる治療方法それぞれの価格や期間データが格納される。
資金プランデータ246は、貸出金の条件である選択可能な金利や、金利方式、金額、算出方法が格納される。
返済計画データ248とは、返済計画作成プログラム232の算出される返済計画データであり、返済額と返済期間が定められる。
見積書作成データ250は、治療見積作成プログラム30により算出された見積書データが格納される。
請求書作成データ252は、請求書作成プログラム234が生成する請求書データが格納される。請求先と金額、請求番号、日付等が格納される。
クリニカルコーディネータ端末216は、互いに電気的に接続されて、ネットワーク214とインターネット210を介して、1台のクリニカルコーディネータサーバ4に電気的に接続される。この端末から各プログラムへデータを入力するとともにデータの出力を行う。
ドクター端末220は、互いに電気的に接続されて、ネットワーク214とインターネット210を介して、1台のクリニカルコーディネータサーバ204に電気的に接続される。医師が操作し、治療計画データを入力する。
(実施例3のフロー)
次に、これらの各プログラムのフローについて図36より図41を用いて説明する。
予約プログラム226は、ウェブページ上で、プロフィール記入頁を図示されない予約者の端末に表示させる。このプロフィールとして、メールアドレス、ハンドルネーム、氏名、ふりがな、年齢、性別、職業、郵便番号、都道府県、住所、携帯電話の入力を待ち受ける頁を表示させる(A2)。
さらに、予約プログラム226は、来院希望月と来院希望日と来院希望時間をひとつまたは、それ以上の日時を待ち受けるように設定される。
加えて、予約プログラム226は、来院を希望する歯科医院名も選択できるように設定される(A4)。その他、自由希望欄や、初診か否かを待ち受けることができる。
これらのデータが全て入力されると、予約プログラム226は、まず、メールアドレス、ハンドルネーム、氏名、ふりがな、年齢、性別、職業、郵便番号、都道府県、住所、携帯電話と、来院希望月と来院希望日と来院希望時間と、来院を希望する歯科医院名と、自由希望欄や、初診か否かの情報を顧客データ240として登録する。
次に、予約プログラム226は、予約データ242にアクセスして、月、日、時間、歯科医院別の予約スケジュールデータにアクセスする。そこで、希望順に来院希望月と来院希望日と来院希望時間と、来院を希望する歯科医院名を検索して、予約の有無を判定する。
判定されて予約がない場合は、予約プログラム226は、その来院希望月と来院希望日と来院希望時間と、来院を希望する歯科医院名を予約データ242に格納される。また、予約者の端末に予約内容を表示させる。
判定されてその時間に予約がある場合は、予約が既にある旨を表示させる。同時に直近の予約が無い時間等を表示させる。
その後、第二希望以降の希望日を判定し、予約が無ければ予約データ242に入力し、予約があれば、予約が無い時間等を再度表示させて予約時間の再選択の必要性を表示させる。こうして、予約プログラム226は、予約日を決定し、予約者データが入力される。
続いて、図36を参照して、顧客管理プログラム228について説明する。
顧客管理プログラム228は、顧客基本情報について、予約プログラム226が登録しない情報を入力する。例えば、年齢、性別と過去の治療実績と、現在の仕掛治療内容、来院実績と来院予定日からなる。また、治療に必要なアレルギー情報、血液型、血友病や血液感染性疾患の有無、さらに治療に必要な遺伝子情報が顧客データ240に格納される(B2)。
顧客管理プログラム228は、ドクター端末220から、過去の治療実績と、現在の仕掛治療内容を除く治療情報および治療項目と治療期間が含まれた治療計画情報が顧客データ240に格納される(B4)。
顧客管理プログラム228は、顧客の治療後にドクター端末220から、治療結果情報を顧客データ240に格納される(B6)。
さらに、顧客管理プログラム228は、銀行口座への振り込み情報と、窓口での入金情報を確認して、入金結果を顧客データとして格納する(B8)。
続いて、図37を参照して、治療見積作成プログラムについて説明する。
治療見積作成プログラム230は、クリニカルコーディネータ端末216から患者の症状を入力するか、あるいは、顧客データ240から治療計画情報へアクセスする(C2)。
治療見積作成プログラム230は、前記のC2工程で得られた情報に従ってその症状に適した治療方法の名称をアクセスした端末の画面に表示させる(C4)。
治療見積作成プログラム230は、クリニカルコーディネータ端末16からの治療方法の選択の待ち受け状態となる(C6)。
治療見積作成プログラム230は、さらに、治療方法の選択がなされると、さらに治療条件入力の待ち受け状態となる(C8)。
ここで、治療条件が全て入力されると、治療見積作成プログラム30は、治療費データ44を参照して、治療日程が決定され、また、治療費用も算出されてクリニカルコーディネータ端末16に表示される(C10)。治療見積作成プログラム230は、算出した治療費用を見積書作成データ250としてデータベース8に格納する。
治療見積作成プログラム30により、治療費の見積もりを算出することができる。
図39を用いて、返済計画作成プログラム232について説明する。返済計画作成プログラム232は、治療見積作成プログラム230の算出した治療費用または任意の借入額を決定して、その額を借入額が入力される(D2)。
返済計画作成プログラム232は、融資期間と支払回数が入力されるのを待ち受ける(D4)。
融資期間と支払回数が入力されると、返済計画作成プログラム232は、金利方式や金利が入力されることを待ち受ける。金利方式としては、変動金利と、固定金利とが選択される。さらに、金利の値は、変動金利の場合は、短期プライムレートに連動させることもできる(D6)。なお、選択可能な金利や返済方式は資金プランデータ46に格納されるものを利用する。
次に、返済計画作成プログラム232は、返済方法の選択の待ち受けとなる。返済方法は、返済利率を一定とする元利均等払いと返済額を常に一定に保つ元金均等払いの選択の待ち受けである(D8)。
以上の入力が全て完了すると、返済計画作成プログラム232は、返済期間と各返済時の返済金額を示す返済計画を出力する(D10)。返済計画作成プログラム232は、返済計画を返済計画データ248としてデータベース208に格納する。
治療額に対して返済計画が決定するので患者に対して安心感を示すことができる。
図6では、返済計画が定まって、請求額が固まった顧客に対して請求書を作成するプログラムである請求書作成プログラム234について示す。
請求書作成プログラム234は、はじめに請求先入力待ち受けとなる(E2)。顧客の名称、または指摘された請求先の名称の入力待ちとなる。
続いて、請求書作成プログラム234は、請求番号と、日付入力の待ち受け状態となる(E4)。
続いて、請求番号と、日付入力が入力されると、請求書作成プログラム234は、前記日付入力の待ち受け状態、各請求項目の待ち受け状態となる(E6)。
以上の待ち受けが全て入力されると、請求書作成プログラム234は、請求書を印刷する(E8)。
印刷後、請求書作成プログラム234は、データベース208に請求書作成データ252として格納される(E10)。
請求書が発行されると、入金確認が必要となる。そこで、図41に、入金確認プログラム236のフローチャートを示す。
入金確認プログラム236は、図示しない銀行口座サーバにアクセスし、請求書で指定された口座データにアクセスする。入金確認プログラム236は、口座データをダウンロードする(F2)。
入金確認プログラム236は、ダウンロードした口座データの振込名称と請求書作成データ52の請求先データを照合する(F4)。
請求書作成データ252の請求先データが一致した場合は、入金確認プログラム236は、入金金額と登録請求書金額を照合する(F6)。
入金金額と登録請求書金額も一致した場合は、入金確認プログラム236は、顧客データ240に入金が確認された情報を格納する(F8)。
2 医療バリューシステム
4 クリニカルコーディネータサーバ
6 接続線
8 データベース
10 接続線
12 ネットワーク
14 接続線
16 クリニカルコーディネータ端末
18 接続線
20 ドクター端末
22 中央演算素子
24 メモリ装置
26 予約プログラム
28 顧客管理プログラム
30 治療見積作成プログラム
32 返済計画作成プログラム
33 治療計画作成プログラム
34 請求書作成プログラム
36 入金確認プログラム
42 予約データ
40 顧客データ
41 医院データ
44 自費治療費データ
45 保険診療報酬
46 資金プランデータ
47 治療計画データ
48 返済計画データ
50 見積書作成データ
52 請求書作成データ
102 デンタルバリューシステム
104 クリニカルコーディネータサーバ
106 接続線
108 データベース
110 接続線
112 ネットワーク
114 接続線
116 クリニカルコーディネータ端末
118 接続線
120 ドクター端末
122 中央演算素子
124 メモリ装置
126 予約プログラム
128 顧客管理プログラム
130 治療見積作成プログラム
132 返済計画作成プログラム
133 治療計画作成プログラム
134 請求書作成プログラム
136 入金確認プログラム
142 予約データ
140 顧客データ
142 予約データ
144 自費治療費データ
145 保険診療報酬
146 資金プランデータ
147 治療計画データ
148 返済計画データ
150 見積書作成データ
152 請求書作成データ
141 歯科医院データ
148 返済計画データ
202 デンタルバリューシステム
204 クリニカルコーディネータサーバ
208 データベース
210 インターネット
212 ネットワーク
214 ネットワーク
216 クリニカルコーディネータ端末
220 ドクター端末
222 中央演算素子
224 メモリ装置
226 予約プログラム
228 顧客管理プログラム
230 治療見積作成プログラム
232 返済計画作成プログラム
234 請求書作成プログラム
236 入金確認プログラム
240 顧客データ
242 予約データ
244 治療費データ
246 資金プランデータ
248 返済計画データ
250 見積書作成データ
252 請求書作成データ
248 返済計画データ

Claims (5)

  1. 治療方法毎の価格情報と治療期間情報とを含む治療費データと、返済計画情報とを含む返済計画データとを備えるメモリと、
    前記治療費データと前記治療方法とから治療見積額を算出する治療見積作成プログラムと、
    治療見積額から定まる返済額に対して融資期間と、支払回数と、金利方式と、返済方法とから1回あたりの返済額と返済期間を算出する返済計画作成プログラムと、
    前記プログラムを動作させる中央演算素子を備えるクリニカルコーディネータサーバと、データ入力用のクリニカルコーディネータ端末と、治療項目名称データを入力するドクター端末とネットワークを介して接続される医療バリューシステム。
  2. さらに、治療内容と治療期間を定める治療計画作成プログラムを備える請求項1記載の医療バリューシステム。
  3. 前記治療計画プログラムは、予め病態毎に治療法の適性度が点数化された病態別治療法適性度テーブルに従って、最適な治療法を判定できることを特徴とする請求項2記載の医療バリューシステム。
  4. 前記治療計画プログラムは、最適な治療法判定にあたり、保険適用治療か保険費適用治療なのかを判別して治療を選択可能なことを特徴とする請求項3記載の医療バリューシステム。
  5. 治療方法毎の価格情報と治療期間情報とを含む治療費データと、返済計画情報とを含む返済計画データとを備えるメモリとを備え、
    治療見積作成プログラムが前記治療費データと前記治療方法とから治療見積額を算出し、
    返済計画作成プログラムが、治療見積額から定まる返済額に対して融資期間と、支払回数と、金利方式と、返済方法とから1回あたりの返済額と返済期間を算出し、
    クリニカルコーディネータサーバは前記プログラムを動作させる中央演算素子を備え、データ入力用のクリニカルコーディネータ端末と、治療項目名称データを入力するドクター端末とネットワークを介して接続される医療バリュー方法。
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