JP2004362297A - 会員組織を利用した診療代金決済システム - Google Patents
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Abstract
【課題】患者が使用を希望する様々なクレジットカードについて、歯科医院がその対象である多くのクレジットカード会社と契約することなしに代金決済できる診療代金決済システムを提供する。
【解決手段】歯科医師を対象として組織されている会員組織であって、この会員組織に加入している歯科医師が診療および治療にあたる歯科医院において設置されているパーソナルコンピュータに内蔵または連結されている通信端末と前記会員組織により設置されているホストコンピュータとを通信回線で接続するネットワークを構築しておいて、歯科医院において診療を受けている患者が当該患者の所有するクレジットカードにより診療代金の決済を希望する場合にこのネットワークを利用して患者が利用を希望するクレジットカードに対して会員組織が与信確認と代金決済代行とを行うことを特徴とする会員組織を利用した診療代金決済システムとする。
【選択図】 図1
【解決手段】歯科医師を対象として組織されている会員組織であって、この会員組織に加入している歯科医師が診療および治療にあたる歯科医院において設置されているパーソナルコンピュータに内蔵または連結されている通信端末と前記会員組織により設置されているホストコンピュータとを通信回線で接続するネットワークを構築しておいて、歯科医院において診療を受けている患者が当該患者の所有するクレジットカードにより診療代金の決済を希望する場合にこのネットワークを利用して患者が利用を希望するクレジットカードに対して会員組織が与信確認と代金決済代行とを行うことを特徴とする会員組織を利用した診療代金決済システムとする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は歯科医療分野において患者が診療代金をクレジットカードを利用して代金決済を希望する場合にかかわり、特にその患者を診療した歯科医師が特定の会員組織の構成員となっている場合の決済システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
患者が歯科医院において診療や治療を受ける方法として、国民健康保険や特定の企業や企業集団が運営する健康保険組合の制度を利用して診療および治療行為(本明細書中では、単に診療と称する場合がある。)を受ける場合と、患者がより高度または自分に適した診療および治療行為を望みそれが受けられるような自由診療という仕組みを利用する場合とに大別される。
【0003】
保険制度を利用して患者が当該診療および治療行為への代金決済を行う場合には国または保険組合から歯科医院への支払い代金が補填されるために比較的少額で済むのである。一方、自由診療の代金決済は前述の保険制度を利用しないこともありそして手間も時間もかかり更に高価な材料を使用することも多いので、患者が歯科医院に支払う代金は高額となる場合がほとんどである。
【0004】
以前は、患者がこのような高額となる自由診療を受けるときには事前にローンを組んでおいて、歯科医院へは診療代金を一括払いするものの患者がローンを組んだ金融機関には借用相当額(つまりローンを組んだ代金)を分割払いにて返済することが多かった。
【0005】
近年は、患者が支払いのため多額な現金を持ち歩くことのリスク(紛失したり強奪されたりするような危険性)があり、さらに普通の商店における商品購入において使用されるクレジットカードが一般の人々に普及したことも相俟って、患者は自らが所有するクレジットカードで歯科医師から受けた診療および治療の代金(本明細書中では、単に診療代金と称する場合がある。)の決済を希望する場合が増えてきている。
【0006】
ところで、クレジットカードはその利便性が人々に受けて爆発的な拡がりを見せているため、現在は多くのクレジットカード会社が存在している。従って、患者がどのようなクレジットカードを所有しているのか予想がつかない状況にあるのも事実である。
【0007】
その一方で、歯科医院が患者の支払いをクレジットカードで決済しその代金を受領することを全うするためには、歯科医院が当該クレジットカード会社と予め契約を結んでおく必要がある。言い換えれば、歯科医院が契約を結んでいないクレジットカード会社のクレジットカードは患者が代金決済を希望しても利用できないということである。
【0008】
このような事態は、歯科医院を経営として見るならば消費者(つまり患者)が不便を感じるような要素であることに他ならない。その結果、患者はその歯科医院を選択肢から外してしまう、つまり患者を減らす虞がある要因となっているのである。このような虞を排除するためにはできるだけ多くのクレジットカード会社と契約すればよいのであるが、個人経営の歯科医院が多くのクレジットカード会社と契約を結ぶ手続きの煩雑さもさることながら、代金決済に絡まる諸手続について歯科医院側の仕事量も膨大になるというジレンマが存在している。
【0009】
ところで、クレジットカードを利用する代金決済のような情報のやり取りに通信回線や通信技術が大活躍していることは周知の通りである。
【0010】
そして、通信回線を利用した代金決済システムの利便性をさらに高めるような提案が種々なされているのである。加えてクレジットカード使用時における個人情報の漏洩を防止しながら消費者が安全に希望の物品を購入し代金を決済できるようなシステムも構築されつつある。具体的な例として、電子商取引において仮想商店とユーザー(消費者)の間に第三者(購入代行会社)を絡ませることで個人情報の機密性を維持しながら商取引を完結できるシステムの提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
【0011】
この他、利用者の手続きの簡便さとセキュリティ上の安全性を確保するためネットワーク上で利用者が購入した商品についてクレジットカード等を使用しないで代金決済できるようなネットワーク代金決済システムも提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0012】
この両者ともに消費者(ユーザー)と商店との間に予め消費者と契約を結んでいる第三者を介在させることで、機密性を保持しながらも消費者の利便性を損なうことがない電子商取引を実現しているのである。
【0013】
目を歯科医療分野に戻してみれば、社会的に地位も名誉も確立されている歯科医師を対象とした会員組織が、歯科医療分野に関係する製品やサービスを提供する業者により編成され運営されているという事実がある。
【0014】
これら会員組織は、運営する各社により若干の違いはあるが、歯科医師が住所や氏名そして経験年数などの必要事項を予め登録し会員として入会しておくことで、当該会社から新製品のサンプル提供や歯科関連講習会受講の機会提供など様々なサービスを受けられるという特典が設定されている。しかしながら、これら会員組織において患者のクレジットカードを利用した代金決済にまでサービスが及んでいるものは一つもなかったのである。
【0015】
【特許文献1】
特開2002−13349号公報
【特許文献2】
特開2001−290944号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
患者が使用を希望する様々なクレジットカードについて、歯科医院がその対象である多くのクレジットカード会社と契約することなしに代金決済できるようにするために、従来は前述したようなサービスしか行っていなかった任意企業が主催する歯科医師を対象とした会員組織を利用して患者の診療代金決済システムを構築することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記の課題を達成するために次のような工夫を講じている。
【0018】
すなわち、本発明に係る診療代金決済システムは、歯科医師を対象として組織されている任意企業が主催する会員組織であって、この会員組織に加入している歯科医師が診療にあたる歯科医院において当該歯科医院に設置されているパーソナルコンピュータに内蔵または連結されている通信端末と前記会員組織により設置されているホストコンピュータとを通信回線で接続するネットワークを構築しておいて、当該歯科医院において診療を受けている患者が当該患者の所有するクレジットカードにより診療代金の決済を希望する場合にこのネットワークを利用して当該患者が利用を希望する種々のクレジットカードに対して前記会員組織が与信確認と代金決済代行とを行うようにされている。
【0019】
また、本発明においては、ネットワークを構築するための通信回線がインターネットまたは前述した会員組織が設営している専用線またはINS回線の3種の中から任意で選ばれる1種またはそれらの組み合わせに対応可能にされていてもよい。
【0020】
この他、前述した会員組織が契約締結済みのクレジットカード会社との契約(登録)内容において、患者が利用を希望するクレジットカードの番号による与信要求が即時処理されるようにされていたり、患者が利用を希望する診療代金が保険診療外の代金(自由診療代金)の一部または全部であるようにされていたりしてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づき説明する。
【0022】
【実施例】
歯科医師2を対象として組織されている会員組織1aは、歯科用材料や歯科用器具器材および装置などを製造・販売する企業であったりまたは販売やサービスを主とする歯科専門商社であったりするような所謂歯科業界の任意企業1が主催し運営する組織である。また、この任意企業1は歯科業界外の企業であってもよい。
【0023】
歯科医師2は、この会員組織1aに加入と同時または後日の適当な時期に包括的なクレジットカード決済の代行契約を会員組織1aと予め締結しておく。ここで包括的と言う言葉の持つ意味は、会員組織1a自体または運営母体である任意企業1(前記会員組織1aの上部組織である企業)が予め決済代行契約を締結しているクレジットカード会社3との与信機能や金銭授受に関する手続きの総てと同等または総てに及ぶサービスが、歯科医師2側で自動的に受けられるようになることを指すものとする。すなわち、当該クレジットカード会社3と歯科医師2とが個別にいちいち契約を締結しなくても代金決済を行うことができるようにするための措置である。
【0024】
この包括的な契約についてもう少し説明を加えると、会員組織1aまたは任意企業1が既約および/または新規なクレジットカード会社3と新たに契約を締結したなら、歯科医師2と会員組織1aとの間の契約が前記の新たな契約の内容に対応して、同じ内容の項目が既存の契約に含まれように自動的に契約更新されるのである。
【0025】
また、前提条件として会員組織1aと診療および治療にあたる歯科医院2aに設置されているパーソナルコンピュータ2bに内蔵または連結されている通信端末(専用のCAT端末2bbを含む。)と前記会員組織により設置されているホストコンピュータ1bとを通信回線で接続し相互にインターネットなどを利用して情報交換が自由に行える環境の整備が必須であること、すなわち通信のネットワークが構築されていなければならないことは当然のことであり、本発明を実施するにあたり別途に説明が必要な要素ではない。
【0026】
このネットワークの構築には前述のインターネットの他、この会員組織1aが設営している専用線またはINS回線などが利用可能であり、歯科医院2aの立地場所や運営コストなどの条件においてこれら3種の中から任意で選ばれる1種またはそれらの組み合わせに対応可能にされていてもよいことは勿論である。
【0027】
一方、企業1または会員組織1aと契約締結済みのクレジットカード会社3とは、与信確認や決済などの情報の利便性を確保するため、相互のコンピュータを例えば(株)NTTデータが提供している通信サービスであるCAFIS(Credit And Finance Information System)3aで常時接続しておく。こうしておくことにより、歯科医院2aが国内のどこに存在していてもデータ照会の利便性や迅速性において同じサービスを提供することが可能になる。
【0028】
次に、当該歯科医院2aにおいて診療を受けている患者4が、患者4自身(便宜上、患者自身と記載したにすぎない。場合により、親権者など支払い代行の同意者を含むことは言うまでもない。)の所有するクレジットカード(このクレジットカードはクレジットカード会社3から貸与された体裁となっている)により診療代金の決済を希望する場合の手続きと情報の流れについて説明する。
【0029】
患者4が、クレジットカードの利用希望を、歯科医師2を含む歯科医院2aの職員に対して事前に表明する。この時、患者4のクレジットカードを借り受けた職員は、与信確認のためパーソナルコンピュータ2bおよび/またはCAT端末2bbを通じてホストコンピュータ1bに接続しておいて必要情報を打ち込み(若しくは取り込み)データを送信するのである。
【0030】
このデータを受けたホストコンピュータ1bは、与信確認のため当該クレジットカード会社に対して患者4が利用を希望するクレジットカードの番号による与信要求が即時処理されるようにされていてもよいし、当該クレジットカード会社3向けの与信確認のための件数が、ある程度(例えば10件または50件など)まとまるまでプールされるようにされていてもよい。このようにデータのプールが可能になるのは、歯科診療の特異性に由来している。つまり、一般商品の売買と異なり患者4の歯牙に補綴物が装着され診療が完結するまで時間を要するからである。しかしながら、与信確認の回答は即時処理された方が、歯科医師2と患者4の双方にとりより好ましい状況になることは言うまでもない。
【0031】
しかして、歯科医院2aからデータの送信を受けたホストコンピュータ1bはクレジットカード会社3のコンピュータに対してCAFIS 3aを利用して与信照会を行うことになる。また、この時に送信されるデータの中には、患者4が希望する金額である診療および治療の代金、すなわち保険診療外の代金(自由診療代金)の一部または全部の金額の多寡が審査対象になるようにされていると後々の事務処理が簡便になるので好ましい。さらに患者4が提示している支払い条件(分割払いや一括払いなど)が付加されているとより好ましい。
【0032】
前述の照会についてクレジットカード会社3からは、患者4が利用を希望しているクレジットカードの事故経歴の有無や利用状況の確認を経た後、ホストコンピュータ1bに対してそのクレジットカードの利用の可不可についての回答がなされることになる。この回答は直ちに当該歯科医院2aに送信されるようにされていてもよいし、歯科医院2aから照会があれば当該回答が送信されるようにされていてもよい。また、これまでの記述は例として一つの歯科医院2aとのやり取りについてのみ説明しているが、このような作業は複数の歯科医院からのデータ送信や照会が同時進行で行われることを想定しなければならないことは当然のことである。
【0033】
患者4の診療が終了した時点で支払いとなるが、当該クレジットカードは事前の照会が済んでいるので、当日の手続きはスムーズに進行することになるから待ち時間も不要になり歯科医院2aの窓口が混雑することもなくまた患者4もカード利用不可の通知を受けて狼狽したり長時間待ったりすることもなくなるのである。この一連の動きとして会員組織1aに対してクレジットカード会社3から請求金額相当分の伝票が発行(電子データとして)されることになる。一方、患者4へは、後日、利用金額相当分の請求書が発行され所定の患者4の口座から当該金額が引き落とされることになる。
【0034】
このシステムの特徴は、実際上は患者4が歯科医院2aにおいて歯科施術すなわち歯科の診療および治療行為を施されたにもかかわらず、代金の支払い上の体裁は会員組織1aにおいて施されたようになることである。あたかも患者4と会員組織1aとの間で商行為(本発明の場合には歯科の診療および治療行為となる。)が成立したような体裁をとることにある。
【0035】
しかして、それぞれのクレジットカード会社3からは会員組織1aに対して各歯科医院2aにおいて患者4がクレジットカードを利用した金額の合計が一括入金されることになる。その一方、会員組織1aからそれぞれの歯科医院2a(この他、図面中のA歯科,B歯科,C歯科で代表する。)へは、その指定の銀行口座などへ前記の一括入金と前後してそれぞれの患者4の利用した金額(代金)が入金されることになる。
【0036】
以上において説明したクレジットカードによる代金決済のほか、この会員組織1aを利用した患者サービスおよび代金決済に関係するシステムとして次のようなことが可能である。
【0037】
それは患者4が診療途中で遠隔地へ引っ越し(転居)せざるを得なくなった場合などへの対処法である。患者4から前述した申し出を受けた歯科医師2は、この会員組織1a内に登録され公開されている種々の情報の中から想定される条件(地理的要素や交通の便や担当歯科医師の出身大学など)に合致するような歯科医院を選択する(場合により複数であってもよい)。
【0038】
そして、歯科医師2は選択した歯科医院の歯科医師と、メールや電話で事前打ち合わせを行った後、インターネットなどの通信回線を利用して患者4の診療状況やカルテの写しなどを送付して患者4が希望する代金で診療を完結してもらうことの可能性を検討してもらい、可能であれば患者4を紹介というかたちで成約するのである。
【0039】
しかる後、歯科医師2は患者4に対して転居先の通院すべき歯科医院について自信を持って紹介することができるとともに、さらに患者4は転居先でも途切れることなく安心して診療を受けられ、加えて患者4が支払うべき代金の点でも心配する必要がないのである。このようなことが可能になるのは、建前上は患者4と会員組織1aとの間での貸借関係(クレジットカード支払い)をとるためである。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、患者が使用を希望する様々なクレジットカードについて歯科医院は多くのクレジットカード会社といちいち契約しなくても代金決済できるのであり、単なる新製品や新サービスの紹介の場でしかなかった任意企業が主催する歯科医師を対象とした会員組織の機能を有効利用して患者の転居時への対応や歯科医師同士の情報交換が可能な診療代金決済システムも構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる会員組織を利用した診療代金決済システムの概要を表したシステム構成図である。
【符号の説明】
1 任意企業
1a 会員組織
1b ホストコンピュータ
2 歯科医師
2a 歯科医院
2b パーソナルコンピュータ
2bb CAT端末
3 クレジットカード会社
3a CAFIS
4 患者
【発明の属する技術分野】
本発明は歯科医療分野において患者が診療代金をクレジットカードを利用して代金決済を希望する場合にかかわり、特にその患者を診療した歯科医師が特定の会員組織の構成員となっている場合の決済システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
患者が歯科医院において診療や治療を受ける方法として、国民健康保険や特定の企業や企業集団が運営する健康保険組合の制度を利用して診療および治療行為(本明細書中では、単に診療と称する場合がある。)を受ける場合と、患者がより高度または自分に適した診療および治療行為を望みそれが受けられるような自由診療という仕組みを利用する場合とに大別される。
【0003】
保険制度を利用して患者が当該診療および治療行為への代金決済を行う場合には国または保険組合から歯科医院への支払い代金が補填されるために比較的少額で済むのである。一方、自由診療の代金決済は前述の保険制度を利用しないこともありそして手間も時間もかかり更に高価な材料を使用することも多いので、患者が歯科医院に支払う代金は高額となる場合がほとんどである。
【0004】
以前は、患者がこのような高額となる自由診療を受けるときには事前にローンを組んでおいて、歯科医院へは診療代金を一括払いするものの患者がローンを組んだ金融機関には借用相当額(つまりローンを組んだ代金)を分割払いにて返済することが多かった。
【0005】
近年は、患者が支払いのため多額な現金を持ち歩くことのリスク(紛失したり強奪されたりするような危険性)があり、さらに普通の商店における商品購入において使用されるクレジットカードが一般の人々に普及したことも相俟って、患者は自らが所有するクレジットカードで歯科医師から受けた診療および治療の代金(本明細書中では、単に診療代金と称する場合がある。)の決済を希望する場合が増えてきている。
【0006】
ところで、クレジットカードはその利便性が人々に受けて爆発的な拡がりを見せているため、現在は多くのクレジットカード会社が存在している。従って、患者がどのようなクレジットカードを所有しているのか予想がつかない状況にあるのも事実である。
【0007】
その一方で、歯科医院が患者の支払いをクレジットカードで決済しその代金を受領することを全うするためには、歯科医院が当該クレジットカード会社と予め契約を結んでおく必要がある。言い換えれば、歯科医院が契約を結んでいないクレジットカード会社のクレジットカードは患者が代金決済を希望しても利用できないということである。
【0008】
このような事態は、歯科医院を経営として見るならば消費者(つまり患者)が不便を感じるような要素であることに他ならない。その結果、患者はその歯科医院を選択肢から外してしまう、つまり患者を減らす虞がある要因となっているのである。このような虞を排除するためにはできるだけ多くのクレジットカード会社と契約すればよいのであるが、個人経営の歯科医院が多くのクレジットカード会社と契約を結ぶ手続きの煩雑さもさることながら、代金決済に絡まる諸手続について歯科医院側の仕事量も膨大になるというジレンマが存在している。
【0009】
ところで、クレジットカードを利用する代金決済のような情報のやり取りに通信回線や通信技術が大活躍していることは周知の通りである。
【0010】
そして、通信回線を利用した代金決済システムの利便性をさらに高めるような提案が種々なされているのである。加えてクレジットカード使用時における個人情報の漏洩を防止しながら消費者が安全に希望の物品を購入し代金を決済できるようなシステムも構築されつつある。具体的な例として、電子商取引において仮想商店とユーザー(消費者)の間に第三者(購入代行会社)を絡ませることで個人情報の機密性を維持しながら商取引を完結できるシステムの提案がなされている(例えば、特許文献1参照。)。
【0011】
この他、利用者の手続きの簡便さとセキュリティ上の安全性を確保するためネットワーク上で利用者が購入した商品についてクレジットカード等を使用しないで代金決済できるようなネットワーク代金決済システムも提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0012】
この両者ともに消費者(ユーザー)と商店との間に予め消費者と契約を結んでいる第三者を介在させることで、機密性を保持しながらも消費者の利便性を損なうことがない電子商取引を実現しているのである。
【0013】
目を歯科医療分野に戻してみれば、社会的に地位も名誉も確立されている歯科医師を対象とした会員組織が、歯科医療分野に関係する製品やサービスを提供する業者により編成され運営されているという事実がある。
【0014】
これら会員組織は、運営する各社により若干の違いはあるが、歯科医師が住所や氏名そして経験年数などの必要事項を予め登録し会員として入会しておくことで、当該会社から新製品のサンプル提供や歯科関連講習会受講の機会提供など様々なサービスを受けられるという特典が設定されている。しかしながら、これら会員組織において患者のクレジットカードを利用した代金決済にまでサービスが及んでいるものは一つもなかったのである。
【0015】
【特許文献1】
特開2002−13349号公報
【特許文献2】
特開2001−290944号公報
【0016】
【発明が解決しようとする課題】
患者が使用を希望する様々なクレジットカードについて、歯科医院がその対象である多くのクレジットカード会社と契約することなしに代金決済できるようにするために、従来は前述したようなサービスしか行っていなかった任意企業が主催する歯科医師を対象とした会員組織を利用して患者の診療代金決済システムを構築することを課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】
本発明では、上記の課題を達成するために次のような工夫を講じている。
【0018】
すなわち、本発明に係る診療代金決済システムは、歯科医師を対象として組織されている任意企業が主催する会員組織であって、この会員組織に加入している歯科医師が診療にあたる歯科医院において当該歯科医院に設置されているパーソナルコンピュータに内蔵または連結されている通信端末と前記会員組織により設置されているホストコンピュータとを通信回線で接続するネットワークを構築しておいて、当該歯科医院において診療を受けている患者が当該患者の所有するクレジットカードにより診療代金の決済を希望する場合にこのネットワークを利用して当該患者が利用を希望する種々のクレジットカードに対して前記会員組織が与信確認と代金決済代行とを行うようにされている。
【0019】
また、本発明においては、ネットワークを構築するための通信回線がインターネットまたは前述した会員組織が設営している専用線またはINS回線の3種の中から任意で選ばれる1種またはそれらの組み合わせに対応可能にされていてもよい。
【0020】
この他、前述した会員組織が契約締結済みのクレジットカード会社との契約(登録)内容において、患者が利用を希望するクレジットカードの番号による与信要求が即時処理されるようにされていたり、患者が利用を希望する診療代金が保険診療外の代金(自由診療代金)の一部または全部であるようにされていたりしてもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面に基づき説明する。
【0022】
【実施例】
歯科医師2を対象として組織されている会員組織1aは、歯科用材料や歯科用器具器材および装置などを製造・販売する企業であったりまたは販売やサービスを主とする歯科専門商社であったりするような所謂歯科業界の任意企業1が主催し運営する組織である。また、この任意企業1は歯科業界外の企業であってもよい。
【0023】
歯科医師2は、この会員組織1aに加入と同時または後日の適当な時期に包括的なクレジットカード決済の代行契約を会員組織1aと予め締結しておく。ここで包括的と言う言葉の持つ意味は、会員組織1a自体または運営母体である任意企業1(前記会員組織1aの上部組織である企業)が予め決済代行契約を締結しているクレジットカード会社3との与信機能や金銭授受に関する手続きの総てと同等または総てに及ぶサービスが、歯科医師2側で自動的に受けられるようになることを指すものとする。すなわち、当該クレジットカード会社3と歯科医師2とが個別にいちいち契約を締結しなくても代金決済を行うことができるようにするための措置である。
【0024】
この包括的な契約についてもう少し説明を加えると、会員組織1aまたは任意企業1が既約および/または新規なクレジットカード会社3と新たに契約を締結したなら、歯科医師2と会員組織1aとの間の契約が前記の新たな契約の内容に対応して、同じ内容の項目が既存の契約に含まれように自動的に契約更新されるのである。
【0025】
また、前提条件として会員組織1aと診療および治療にあたる歯科医院2aに設置されているパーソナルコンピュータ2bに内蔵または連結されている通信端末(専用のCAT端末2bbを含む。)と前記会員組織により設置されているホストコンピュータ1bとを通信回線で接続し相互にインターネットなどを利用して情報交換が自由に行える環境の整備が必須であること、すなわち通信のネットワークが構築されていなければならないことは当然のことであり、本発明を実施するにあたり別途に説明が必要な要素ではない。
【0026】
このネットワークの構築には前述のインターネットの他、この会員組織1aが設営している専用線またはINS回線などが利用可能であり、歯科医院2aの立地場所や運営コストなどの条件においてこれら3種の中から任意で選ばれる1種またはそれらの組み合わせに対応可能にされていてもよいことは勿論である。
【0027】
一方、企業1または会員組織1aと契約締結済みのクレジットカード会社3とは、与信確認や決済などの情報の利便性を確保するため、相互のコンピュータを例えば(株)NTTデータが提供している通信サービスであるCAFIS(Credit And Finance Information System)3aで常時接続しておく。こうしておくことにより、歯科医院2aが国内のどこに存在していてもデータ照会の利便性や迅速性において同じサービスを提供することが可能になる。
【0028】
次に、当該歯科医院2aにおいて診療を受けている患者4が、患者4自身(便宜上、患者自身と記載したにすぎない。場合により、親権者など支払い代行の同意者を含むことは言うまでもない。)の所有するクレジットカード(このクレジットカードはクレジットカード会社3から貸与された体裁となっている)により診療代金の決済を希望する場合の手続きと情報の流れについて説明する。
【0029】
患者4が、クレジットカードの利用希望を、歯科医師2を含む歯科医院2aの職員に対して事前に表明する。この時、患者4のクレジットカードを借り受けた職員は、与信確認のためパーソナルコンピュータ2bおよび/またはCAT端末2bbを通じてホストコンピュータ1bに接続しておいて必要情報を打ち込み(若しくは取り込み)データを送信するのである。
【0030】
このデータを受けたホストコンピュータ1bは、与信確認のため当該クレジットカード会社に対して患者4が利用を希望するクレジットカードの番号による与信要求が即時処理されるようにされていてもよいし、当該クレジットカード会社3向けの与信確認のための件数が、ある程度(例えば10件または50件など)まとまるまでプールされるようにされていてもよい。このようにデータのプールが可能になるのは、歯科診療の特異性に由来している。つまり、一般商品の売買と異なり患者4の歯牙に補綴物が装着され診療が完結するまで時間を要するからである。しかしながら、与信確認の回答は即時処理された方が、歯科医師2と患者4の双方にとりより好ましい状況になることは言うまでもない。
【0031】
しかして、歯科医院2aからデータの送信を受けたホストコンピュータ1bはクレジットカード会社3のコンピュータに対してCAFIS 3aを利用して与信照会を行うことになる。また、この時に送信されるデータの中には、患者4が希望する金額である診療および治療の代金、すなわち保険診療外の代金(自由診療代金)の一部または全部の金額の多寡が審査対象になるようにされていると後々の事務処理が簡便になるので好ましい。さらに患者4が提示している支払い条件(分割払いや一括払いなど)が付加されているとより好ましい。
【0032】
前述の照会についてクレジットカード会社3からは、患者4が利用を希望しているクレジットカードの事故経歴の有無や利用状況の確認を経た後、ホストコンピュータ1bに対してそのクレジットカードの利用の可不可についての回答がなされることになる。この回答は直ちに当該歯科医院2aに送信されるようにされていてもよいし、歯科医院2aから照会があれば当該回答が送信されるようにされていてもよい。また、これまでの記述は例として一つの歯科医院2aとのやり取りについてのみ説明しているが、このような作業は複数の歯科医院からのデータ送信や照会が同時進行で行われることを想定しなければならないことは当然のことである。
【0033】
患者4の診療が終了した時点で支払いとなるが、当該クレジットカードは事前の照会が済んでいるので、当日の手続きはスムーズに進行することになるから待ち時間も不要になり歯科医院2aの窓口が混雑することもなくまた患者4もカード利用不可の通知を受けて狼狽したり長時間待ったりすることもなくなるのである。この一連の動きとして会員組織1aに対してクレジットカード会社3から請求金額相当分の伝票が発行(電子データとして)されることになる。一方、患者4へは、後日、利用金額相当分の請求書が発行され所定の患者4の口座から当該金額が引き落とされることになる。
【0034】
このシステムの特徴は、実際上は患者4が歯科医院2aにおいて歯科施術すなわち歯科の診療および治療行為を施されたにもかかわらず、代金の支払い上の体裁は会員組織1aにおいて施されたようになることである。あたかも患者4と会員組織1aとの間で商行為(本発明の場合には歯科の診療および治療行為となる。)が成立したような体裁をとることにある。
【0035】
しかして、それぞれのクレジットカード会社3からは会員組織1aに対して各歯科医院2aにおいて患者4がクレジットカードを利用した金額の合計が一括入金されることになる。その一方、会員組織1aからそれぞれの歯科医院2a(この他、図面中のA歯科,B歯科,C歯科で代表する。)へは、その指定の銀行口座などへ前記の一括入金と前後してそれぞれの患者4の利用した金額(代金)が入金されることになる。
【0036】
以上において説明したクレジットカードによる代金決済のほか、この会員組織1aを利用した患者サービスおよび代金決済に関係するシステムとして次のようなことが可能である。
【0037】
それは患者4が診療途中で遠隔地へ引っ越し(転居)せざるを得なくなった場合などへの対処法である。患者4から前述した申し出を受けた歯科医師2は、この会員組織1a内に登録され公開されている種々の情報の中から想定される条件(地理的要素や交通の便や担当歯科医師の出身大学など)に合致するような歯科医院を選択する(場合により複数であってもよい)。
【0038】
そして、歯科医師2は選択した歯科医院の歯科医師と、メールや電話で事前打ち合わせを行った後、インターネットなどの通信回線を利用して患者4の診療状況やカルテの写しなどを送付して患者4が希望する代金で診療を完結してもらうことの可能性を検討してもらい、可能であれば患者4を紹介というかたちで成約するのである。
【0039】
しかる後、歯科医師2は患者4に対して転居先の通院すべき歯科医院について自信を持って紹介することができるとともに、さらに患者4は転居先でも途切れることなく安心して診療を受けられ、加えて患者4が支払うべき代金の点でも心配する必要がないのである。このようなことが可能になるのは、建前上は患者4と会員組織1aとの間での貸借関係(クレジットカード支払い)をとるためである。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、患者が使用を希望する様々なクレジットカードについて歯科医院は多くのクレジットカード会社といちいち契約しなくても代金決済できるのであり、単なる新製品や新サービスの紹介の場でしかなかった任意企業が主催する歯科医師を対象とした会員組織の機能を有効利用して患者の転居時への対応や歯科医師同士の情報交換が可能な診療代金決済システムも構築できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる会員組織を利用した診療代金決済システムの概要を表したシステム構成図である。
【符号の説明】
1 任意企業
1a 会員組織
1b ホストコンピュータ
2 歯科医師
2a 歯科医院
2b パーソナルコンピュータ
2bb CAT端末
3 クレジットカード会社
3a CAFIS
4 患者
Claims (4)
- 歯科医師を対象として組織されている任意企業が主催する会員組織であって、この会員組織に加入している歯科医師が診療にあたる歯科医院において当該歯科医院に設置されているパーソナルコンピュータに内蔵または連結されている通信端末と前記会員組織により設置されているホストコンピュータとを通信回線で接続するネットワークを構築しておいて、当該歯科医院において診療を受けている患者が当該患者の所有するクレジットカードにより診療代金の決済を希望する場合にこのネットワークを利用して当該患者が利用を希望する種々のクレジットカードに対して前記会員組織が与信確認と代金決済代行とを行うようにされていることを特徴とする会員組織を利用した診療代金決済システム。
- ネットワークを構築するための通信回線がインターネットまたは当該会員組織が設営している専用線またはINS回線の3種の中から任意で選ばれる1種またはそれらの組み合わせに対応可能にされている請求項1に記載の会員組織を利用した診療代金決済システム。
- 当該会員組織が契約締結済みクレジットカード会社との契約(登録)内容において、患者が利用を希望するクレジットカードの番号による与信要求が即時処理される請求項1または2に記載の会員組織を利用した診療代金決済システム。
- 患者が利用を希望する診療代金が保険診療外の代金(自由診療代金)の一部または全部である請求項1から3のいずれか1項に記載の会員組織を利用した診療代金決済システム。
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JP2003160355A JP2004362297A (ja) | 2003-06-05 | 2003-06-05 | 会員組織を利用した診療代金決済システム |
Applications Claiming Priority (1)
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JP (1) | JP2004362297A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010140513A (ja) * | 2010-03-19 | 2010-06-24 | Tsukasa Isobe | 医療バリューシステム並びに医療バリュー方法 |
-
2003
- 2003-06-05 JP JP2003160355A patent/JP2004362297A/ja active Pending
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