JP2010136097A - カメラ装置及びカメラシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 画像処理に用いられる撮影レンズの光学特性に関する情報のレンズ装置からカメラ装置への送受信を、全てのレンズ位置に対して行うと速写性とコマ速に影響する。
【解決手段】 レンズ装置10が着脱可能なカメラ装置40において、撮像素子52から出力された画像信号を撮影光学系の光学特性に関する情報を用いて補正処理する画像処理手段62と、撮像素子から出力された画像信号を画像処理手段により補正して記録媒体に記録する撮像準備動作を行う制御手段51とを設ける。
そして、画像処理が必要なレンズ装置10のレンズ位置情報を、あらかじめレンズ制御回路21からカメラ制御回路55に送信することにより、ディストーション、シェーディング等の収差が目立たない撮影光学系のレンズ位置においては、画像処理に用いられる撮影光学系の光学特性に関する情報の通信を行わないようにしている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮像素子により得られた画像を画像処理するカメラ装置及びカメラシステムの関する。
本発明のカメラ装置は、交換レンズとしてのレンズ装置に着脱可能な装置である。
本発明のカメラシステムは、カメラ装置及びカメラ装置に着脱可能なレンズ装置を備えている。
本発明のカメラシステムは、ビデオカメラ、デジタルカメラである。
上記のようなカメラシステムは、基本的に、撮影レンズにより形成された光学像をCCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子で光電変換し、その出力である画像信号を画像処理してメモリカード等の記録媒体に記憶させる。
このようなカメラシステムには、レンズ交換式のデジタルカメラもある。
レンズ交換式のカメラシステムでは、撮影状況に応じて様々な焦点距離のレンズを自由に組み合わせて用いることができ、しかも、フィルムを用いるレンズ交換式カメラ用の撮影レンズも使用できる場合が多い。
このように、様々な撮影レンズを使用できるカメラシステムにおいては、撮影レンズの固有の撮影レンズのディストーション(歪曲収差)、シェーディング(周辺減光)および倍率色収差により撮影画像が撮影者の意図した画像とならない場合がある。
ディストーションとは、撮影レンズを通して映した物体の像が、該物体と相似形にならず、例えば、直線が歪んで映る収差を意味する。
シェーディングとは、画面中心部に比べて、画面周辺部において光量が減少して暗くなることを意味する。
また、倍率色収差とは、被写体からの光が複数の色光に分解されて撮像素子の結像面に結像される際、波長によって屈折率が異なることにより、特に、画像周辺部での波長の差が像倍率の違いとなって現れ、色ずれしてしまうことを意味する。
これらの収差等があると、被写体の像を正確に撮像素子の撮像面に撮像することができない。
上記問題を解決したものとして、特許文献1には、撮影レンズ(レンズ装置)内にディストーション情報やシェーディング情報といった撮影光学系の光学特性に関する情報を記憶する回路を設けている。
そして、撮影レンズがカメラ装置に装着された時点で、上記記憶回路に記憶された全ての撮影光学系の光学特性に関する情報を撮影レンズからカメラ装置に送る。
そして、カメラ装置内において、これらの撮影光学系の光学特性に関する情報を用いて撮像素子から得られた画像信号を補正して、高画質の画像をメモリに記憶するカメラシステムが提案されている。
また、特許文献2には、撮影レンズ内に撮影光学系の光学特性に関する情報を記憶した記憶手段が開示されている。
特許文献2では、オートフォーカス動作や測光動作等の撮像準備シーケンスの終了後、即ち、撮像シーケンスの開始に応じて、レンズ装置からカメラ装置に撮影光学系の光学特性に関する情報を送信するカメラシステムが提案されている。
また、撮像シーケンスのうち撮像素子での電荷蓄積が開始されたときにレンズ装置からカメラ装置に撮影光学系の光学特性に関する情報を送信するカメラシステムが提案されている。
特開平2−123879号公報 特開2004−112529号公報
上記各公報にて提案のカメラシステムでは、ディストーション、シェーディングおよび倍率色収差等の撮影光学系の光学特性に関する情報を、撮影レンズ毎に撮影レンズに設けた記憶回路に予め記憶させている。
そして、カメラ装置が撮影レンズの記憶回路にアクセスして情報を読み込んだり、撮影レンズがカメラ装置に装着された時点で撮影レンズ側の記憶回路に記憶されている全情報をカメラ側に送信したりする構成が採られている。
ところで、上記従来例では、撮影レンズのズーム位置やフォーカス位置によらず常に撮影レンズからカメラ装置に撮影光学系の光学特性に関する情報を送信し、撮像素子から得られた画像信号を補正していた。
しかしながら、ディストーション、シェーディング等の収差の影響は必ずしも全てのズーム位置、フォーカス位置で現れるものではなく、撮影光学系のレンズ群の構成によって目立ちやすい位置と目立ちにくい位置がある。
したがって、撮影前にカメラ装置が撮影レンズの位置を判別して、画像の補正が必要な位置の場合のみ画像の補正を行えばよく、また、そのようにした方が、カメラ装置がレンズ装置から受信する補正データの通信量を削減することができる。
逆に、従来のように全ての撮影で画像補正を行うと、以下のような問題があった。
特許文献1は、撮影レンズがカメラ装置に装着された時点で撮影レンズに記憶された全ての撮影光学系の光学特性に関する情報をカメラ装置に送る構成となっている。
従って、この通信に要する時間は撮影を開始することができず、速写性に問題があった。
また、レンズ交換式のデジタルカメラシステムでは、撮影者が意図するタイミングで撮像準備動作としてのオートフォーカス動作や測光動作を行う必要がある一方、速写性が要求される。
このため、画像処理に用いられる撮影光学系の光学特性に関する情報の、撮影レンズからカメラ装置への送受信が撮像準備動作中に行われると、撮像準備動作が遅延し、連写性が妨げられるおそれがある。
そのため、特許文献2では、オートフォーカス動作や測光動作の撮像準備シーケンスの終了後、即ち、シャッターレリーズ中に撮影レンズからカメラ装置に撮影光学系の光学特性に関する情報を送信するカメラシステムが提案されている。
しかし、撮影レンズからカメラ装置に送信するデータ量が多く、且つ、シャッター秒時の設定が短い場合は、レリーズ中にデータの通信が終わらずに、次のコマの撮像準備シーケンスが遅れるため、コマ速が遅くなるという問題があった。
本発明は、上述の問題点を解消し、画像処理によって撮像素子により得られた画像の画質を向上させるカメラシステムにおいて、画像処理が必要な撮影レンズの位置をあらかじめ撮影レンズからカメラ装置に送信している。
従って、ディストーション、シェーディング等の収差が目立たない撮影レンズにおいては、画像処理に用いられる撮影光学系の光学特性に関する情報の通信を行わないようにしている。
それにより、通信量を削減し、速写性とコマ速への影響をなくすことができるカメラシステムを提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本発明では、撮影光学系の光学特性に関する情報を記憶した記憶手段を備えたレンズ装置に対して着脱可能でかつ前記レンズ装置と通信が可能なカメラ装置であって、
前記撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と、
前記撮像素子から出力された画像信号を前記レンズ装置から前記カメラ装置に送信された前記撮影光学系の光学特性に関する情報を用いて補正する画像処理手段と、
前記レンズ装置から前記カメラ装置に送信された前記レンズ装置に関する情報を用いて前記撮像素子から出力された画像信号が前記画像処理手段にて補正することが必要であるか或いは必要でないかを判断して、前記レンズ装置から前記カメラ装置に前記記憶手段に記憶された前記撮影光学系の光学特性に関する情報を送信させるか或いは送信させないかを決定する制御手段と、を有することを特徴としている。
例えば、ズームレンズにおいてWIDE側では、ディストーションが目立ち、TELE側では、ディストーションが目立たなく画像処理の必要がない場合は、TELE側は、画像処理に用いられる撮影光学系の光学特性に関する情報を、撮影レンズ(レンズ装置)からカメラ装置へ送信しないようにしている。
これにより、収差が目立たないレンズ位置においては、通信量を削減したカメラ装置およびカメラシステムを提供することができる。
以上説明したように、本発明によれば、レンズ装置からカメラ装置への通信量を削減したカメラ装置を提供するができる。
(第1の実施形態)
図1には、本発明の第1の実施形態であるレンズ交換式のデジタルカメラシステムの構成を示している。
本カメラシステムは、レンズ装置(撮影レンズ)10とカメラ装置(デジタルカメラ)40とから構成されている。
撮影レンズ10は、カメラ装置40に対して着脱可能なズームレンズである。
本実施形態の撮影レンズ10において、被写体像を結像させるための撮影光学系は、4群の第1のレンズ11,第2のレンズ12,第3のレンズ13,第4のレンズ14により構成されている。
第2のレンズ12は、変倍のためのレンズであり、第3のレンズ13は、フォーカシングのためのレンズである。
また、撮影光学系内には、絞りユニット15が配置されている。
図示しない被写体からの光束は、第1のレンズ11,第2のレンズ12、絞りユニット15、第3のレンズ13,第4のレンズ14を介してカメラ装置40内の可動ミラー41に導かれる。
また、撮影レンズ10内には、第2のレンズ12,第3のレンズ13の位置および絞りユニット15の絞り状態を検出するためのズームエンコーダ17、フォーカスエンコーダ18および絞りエンコーダ20が設けられている。
そして、ズームエンコーダ17、フォーカスエンコーダ18および絞りエンコーダ20はレンズ制御回路21に接続されている。
レンズ制御回路21には、ズームモータ25を駆動するズーム駆動回路24、フォーカスモータ27を駆動するフォーカス駆動回路26および絞りモータ29を駆動する絞り駆動回路28が接続されている。
各駆動回路24、26、28は、レンズ制御回路21からの制御信号に応じて動作する。
また、レンズ制御回路21には、レンズスイッチ入力回路30と、不揮発性メモリ(EEPROM)31が接続されている。
さらに、レンズ制御回路21には、通信ライン32および通信コンタクト33を介してカメラ装置40との通信を行う通信コントローラ21aが設けられている。
レンズ制御回路21は、ズーム駆動回路24を介してズームモータ25を制御し、レンズ12を駆動させる。
この第2のレンズ12の初期位置や停止位置は、第2のレンズ12の移動に応じてズームエンコーダ17から出力されるパルス信号をカウントすることによって検知する。
そして、検知した位置情報を用いてズームモータ25をフィードバック制御する。
また、レンズ制御回路21は、フォーカス駆動回路26を介してフォーカスモータ27を制御し、第3のレンズ13を駆動させる。
この第3のレンズ13の初期位置や停止位置は、第3のレンズ13の移動に応じてフォーカスエンコーダ18から出力されるパルス信号をカウントすることによって検知する。
そして、検知した位置情報を用いてフォーカスモータ27をフィードバック制御する。
さらに、レンズ制御回路21は、絞り駆動回路28を介して絞りユニット15の動作を制御する。
絞りユニット15の初期状態や絞り位置は、絞りユニット15の動作状態に応じて絞りエンコーダ20から出力されるパルス信号をカウントすることによって検知する。
そして、検知した動作状態情報を用いて絞りモータ29をフィードバック制御する。
このようにして、レンズ制御回路21は、ズームエンコーダ17、フォーカスエンコーダ18および絞りエンコーダ20の出力に基づいて、ズーム駆動回路24、フォーカス駆動回路26および絞り駆動回路28を統括制御している。
そして、ズーム駆動回路24、フォーカス駆動回路26および絞り駆動回路28を統括制御するとともに、統括制御に必要な様々な演算等の処理を行う。
また、レンズ制御回路21は、通信コントローラ21a、通信ライン32および通信コンタクト33を介して、カメラ装置40と随時通信を行い、撮影レンズ10内の各回路の制御に反映させる。
また、レンズ制御回路21は、後述する撮影レンズ10の撮影光学系の光学特性に関する情報や撮影レンズ10に関する情報をカメラ40に送信する。
不揮発性メモリ31には、撮影レンズ10固有の撮影光学系の光学特性に関する情報、具体的には、ディストーションに関する情報、シェーディングに関する情報等が、第2のレンズ12,第3のレンズ13の位置や絞り値に応じて記憶されている。
なお、レンズ装置(撮影レンズ)10の固有の撮影光学系の光学特性に関する情報としては、カメラ装置40で撮像された画像の画像処理過程での補正処理に使用される情報であればどのようなものでもよい。
また、不揮発性メモリ31には、上述した画像処理に用いられる撮影光学系の光学特性に関する情報とは別の又は一部重複した、合焦制御に必要な光学特性に関する情報も記憶されている。
また、撮影レンズ10に関する情報とは、各種レンズスイッチの状態や上記各エンコーダを通じて得られるレンズ位置や絞り状態等の情報である。
レンズスイッチ入力回路30は、撮影レンズ10に設けられたスイッチ(図示せず)の状態をレンズ制御回路21に伝達する。
本実施形態では、撮影レンズ10に設けられたスイッチとして、ズーム状態をテレ、ミドルおよびワイドに設定するためのズーム選択スイッチを有している。
撮影者によってズーム選択スイッチが操作された場合には、レンズ制御回路21は、レンズスイッチ入力回路30を介して該操作を検出し、選択されたズーム状態となるようにズーム駆動回路24を介してズームモータ25を制御し、第2のレンズ12を移動させる。
次に、カメラ装置40側の構成について説明する。
撮影レンズ10を通過した被写体光は、ほぼ中央部分がハーフミラーとなっている可動ミラー41に入射する。
この可動ミラー41の中央背面側には、可動ミラー41を透過した光束を反射するサブミラー42が設けられている。
サブミラー42で下方に反射した光束は、セパレータ光学系43により2つの光束に分離され、一対のCCDラインセンサ44上に2像が結像する。
なお、セパレータ光学系43およびCCDラインセンサ44により、撮影光学系の焦点調節状態の検出(焦点検出)を行うための焦点検出ユニットが構成される。
CCDラインセンサ44で光電変換され、出力された信号は、焦点検出回路69に入力され、焦点検出回路69は一対のCCDラインセンサ44上に結像した2像の位相差を検出し、検出結果をカメラ制御回路55に入力する。
カメラ制御回路55は、入力された位相差を表す信号に基づいて撮影光学系のピントずれ量(デフォーカス量)を算出する。
すなわち、位相差検出方式による焦点検出を行う。
そして、カメラ制御回路55は、カメラ制御回路55内に設けられた通信コントローラ55a、通信ライン65および通信コンタクト66を介して、算出したデフォーカス量を表す情報をレンズ制御回路21に送信する。
レンズ制御回路21では、受信したデフォーカス量の情報に基づいて、合焦を得るのに必要な第3のレンズ13(つまりはフォーカスモータ27)の駆動量を求め、該駆動量分、フォーカスモータ27を駆動する。
これにより、自動合焦制御が行われる。
また、本実施形態のカメラ装置は、上記位相差検出方式の焦点検出に加えて山登り式焦点検出(TV−AF)も行うことが可能である。
山登り式焦点検出を行う場合は、可動ミラー41を上動させると共にシャッター50を開き、撮像素子52上に被写体像を結像させる。
そして、撮像素子52における電荷の蓄積が開始される。画像処理回路62及びカメラ制御回路55は撮像素子52上に結像された被写体像のコントラストを検出し、このコントラストが最大となるようにフォーカシングのためのレンズ13を微小駆動させる。
この微小駆動の指令は位相差検出方式と同様にレンズへの通信によって行われる。コントラストが最大となったレンズ位置で自動合焦制御が終了する。
尚、可動ミラー41を全面ハーフミラーとした構成として、可動ミラー41を上動させずに被写体像を撮像素子52上に結像させる方式でも構わない。
その場合、可動ミラー41を上動させなくとも山登り式焦点検出が可能となる。
一方、可動ミラー41による被写体光束の反射光路上には、ファインダー光学系を構成する焦点板46、ペンタプリズム47および接眼光学系48が配置されている。
また、可動ミラー41の後方には、シャッター50、光学ローパスフィルタ51および撮像素子52が配置されている。
撮像素子52は、CCDやCMOSセンサ等により構成されており、受光面上に結像した被写体像を光電変換し画像信号を出力する。
撮像素子52は、撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する。
この撮像素子52は、カメラ制御回路55から撮像指令を受けた画像処理回路62によって駆動制御される。
可動ミラー41が上動してシャッター50が開くと、撮像素子52上に被写体像が結像し、撮像素子52における電荷の蓄積が開始される。
そして、電荷蓄積が終了すると、シャッター50が閉じる。
カメラ制御回路55には、ミラー駆動回路56、ラインセンサ駆動回路57、焦点検出回路69、シャッター駆動回路58、測光センサ駆動回路59、画像処理回路62およびストロボ回路63が接続されており、これらすべての回路の動作を制御する。
また、カメラ制御回路55には、シャッター検知回路61およびスイッチ入力回路64が接続されている。
ミラー駆動回路56は、可動ミラー41を撮影光路に対して進退させるよう駆動する。
可動ミラー41が撮影光路中にある場合は、被写体光束がファインダー光学系に導かれ、可動ミラー41が撮影光路から退避した場合は、被写体光束が撮像素子52に導かれる。
ラインセンサ駆動回路57は、ラインセンサ44を駆動する。
シャッター駆動回路58は、撮像素子52の受光量を制御するためのシャッター50を駆動する。
さらに、ペンダプリズム47および接眼光学系48の上方近傍には、被写体の輝度を測光する測光センサ60が設けられている。
測光センサ60は、測光センサ駆動回路59により駆動される。
測光センサ60からの出力はカメラ制御回路55に入力され、カメラ制御回路55は入力された信号に基づいて被写体光の輝度を算出する。
シャッター検知回路61は、シャッター50の開閉状態を検知する。
画像処理回路62は、撮像素子52から出力された画像信号(アナログ信号)をデジタル信号に変換した上で、前述した撮影レンズ10の撮影光学系の光学特性に関する情報を用いた補正処理を行う。
補正処理が行われた画像信号に対応する画像は、カメラ40に着脱可能に装着された不図示の記録媒体(半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク等)に記録される。
画像処理回路62の詳細については後述する。
ストロボ回路63は、被写体を照明するための不図示の発光部を駆動する。
また、スイッチ入力回路64は、カメラ装置40に設けられた各種操作スイッチの状態を検出して、検出信号をカメラ制御回路55に入力する。
カメラ装置40側の操作スイッチとしては、レリーズスイッチがある。
このレリーズスイッチは、1段階の押し下げ操作によって、後述する撮像準備動作(撮像準備シーケンス)を開始させるSW1ON信号を出力し、さらにもう1段階の押し下げ操作によって、後述する撮像シーケンスを開始させるSW2ON信号を出力する。
また、カメラ40側の操作スイッチとして、モードスイッチがあり、このモードスイッチの操作によって(操作回数に応じて)、カメラ制御回路55は、撮像モード(絞り優先モード、シャッタースピード優先モード、プログラムモード等)を設定する。
また、カメラ装置40には、電源68が設けられている。
この電源68は、カメラ40内の各回路に電力を供給するとともに、通信コンタクト66を介して撮影レンズ10に対しても電力を供給する。
図2には、前述した画像処理回路62の構成を示している。
この画像処理回路62は、コントロール部71と、A/D変換部72と、画像処理部73と、バッファメモリ部74と、外部記録部75と、補正値メモリ部76とを有して構成される。
また、画像処理部73、バッファメモリ部74、外部記録部75および補正値メモリ部76は、共通のデータバス77によって接続されており、データのやり取りが可能な構成となっている。
さらに、A/D変換部72、画像処理部73、バッファメモリ部74、外部記録部75および補正値メモリ部76の動作は、カメラ制御回路55からの制御信号を受けたコントロール部71によって制御される。
コントロール部71は、撮像素子52の駆動制御も行う。
図2において、撮像素子52から出力されたアナログ画像信号は、A/D変換部72によってデジタル信号に変換され、画像処理部73に入力される。
コントロール部71は、撮影レンズ10側から送信されてきた撮影レンズ10の撮影光学系の光学特性に関する各情報(以下、補正データという)を一旦、補正値メモリ部76に記憶させる。
ここで、撮影光学系の光学特性に関する情報は、ディストーションに関する情報、倍率色収差に関する情報、シェーディングに関する情報、等を意味する。
画像処理部73は、A/D変換部72から入力されたデジタル画像信号に対し、補正値メモリ部76に記憶された補正データを使用してディストーション補正、色補正等の各種補正処理を行うとともに、画像圧縮等の処理を行う。
そして、画像処理部73で処理された画像信号は、バッファメモリ部74に記憶された後、更に外部記録部75に転送されて、前述した、カメラ装置40に対して着脱可能に装着された記録媒体に記録される。
次に、本実施形態におけるカメラ装置40(主としてカメラ制御回路55)の動作を図3のフローチャートを用いて説明する。
不図示の電源スイッチがONになると、カメラ制御回路55が動作を開始する。
[ステップ(図ではSと記す)101]
カメラ制御回路55は、レンズ制御回路21に対して、画像補正が必要なレンズ位置情報の送信を要求する命令を送信する。
ここで、この通信の詳細について図6のフローチャートを用いて説明する。
[ステップ301]
シェーディング、ディストーション、倍率色収差等の画像補正が必要なレンズ位置(ズーム位置、フォーカス位置)をレンズ装置10からカメラ装置40に送信する。
例えば、図5に示すように、ズーム位置によってディストーションが異なり、WIDE側ほどディストーションが大きい特性をもつ撮影光学系を備えているとする。
その場合、ズーム位置Z1〜Z3をディストーション補正が不要な位置として、そしてZ4〜Z8をディストーション補正が必要な位置としてレンズ装置10からカメラ装置40に送信する。
[ステップ302]
カメラ装置40は、上記ステップ301で受信した、画像補正が必要なレンズ位置を記憶する。
再び、図3のフローチャートに戻って説明する。
[ステップ102]
カメラ制御回路55は、スイッチ入力回路64からSW1ON信号が入力されたか否かを判定する。
入力されていれば、次のステップ103へ進み、測光動作を行う。
入力されていなければ、ステップ102へ戻る。
[ステップ103]
このステップ103から撮影準備動作(撮影準備シーケンス)に入る。
つまり、カメラ制御回路55は、測光センサ駆動回路59を起動する。
そして、カメラ制御回路55は、測光センサ60からの出力と、撮影レンズ10のFナンバー(電源スイッチのONに応じたレンズ制御回路21との初期通信で取得する)から、撮像シーケンスで使用するシャッター速度および絞り値を決定する。
[ステップ104]
次に、カメラ制御回路55は、ラインセンサ駆動回路57および焦点検出回路69を起動し、焦点検出回路69から得られた出力に基づいてデフォーカス量を算出する。
[ステップ105]
カメラ制御回路55は、ステップ104で算出したデフォーカス量を表す情報をフォーカス駆動命令としてレンズ制御回路21に送信する。
尚、本実施形態では、カメラ制御回路55からデフォーカス量情報をレンズ制御回路21に送信する場合について説明している。
しかし、カメラ制御回路55においてデフォーカス量情報と撮影レンズ10の光学情報(ズーム位置、フォーカス位置、等)とに基づいて第3のレンズ13の駆動量を決定し、決定した駆動量の情報をレンズ制御回路21に送信するようにしてもよい。
この場合、撮影レンズ10がカメラ装置40に装着された時点での初期通信によって、第3のレンズ13の駆動量演算に必要な撮影レンズ10に関する情報をカメラ制御回路55が取り込む。
そして、撮影レンズ10に関する情報をカメラ装置40内のメモリ(図示せず)に記憶させておくようにするとよい。
[ステップ106]
カメラ制御回路55は、第3のレンズ13の駆動が終了したことをレンズ制御回路21から受信する。
そうすると、再度、焦点検出回路69からの出力に基づいてデフォーカス量を算出し、この算出されたデフォーカス量が所定の許容範囲内にあるか否か(すなわち、合焦したか否か)を判定する。
合焦していなければ、再度ステップ102へ戻り、合焦していれば次のステップ107へ進む。
この合焦判定をもって撮影準備動作(撮影準備シーケンス)が終了する。
[ステップ107]
撮影準備動作(撮影準備シーケンス)が終了した後、カメラ制御回路55は、スイッチ入力回路64からSW2ON信号が入力されたか否かを判定する。
入力されていなければ、ステップ102に戻り、入力されていれば(撮像シーケンスの開始が指示されれば)、ステップ108へ進む。
[ステップ108]
現在の撮影光学系のレンズ位置を検出すため、カメラ制御回路55は、レンズ制御回路21に対して、現在のレンズ位置情報の送信を要求する命令を送信する。
その要求命令により、レンズ装置10から現在のズーム位置、フォーカス位置の撮影レンズ10に関する情報を受信する。
[ステップ109]
上記ステップ101で受信した画像補正が必要なレンズ位置情報と、ステップ108で受信した現在のレンズ位置情報とを比較して、現在のレンズ位置は画像補正が必要な位置かを判別する。
ここで、レンズ位置情報は、ズーム位置、フォーカス位置、等の撮影レンズ10に関する情報に相当する。
画像補正が必要と判断された場合はステップ110へ進み、画像補正が不要と判断された場合はステップ111へ進む。
このように本実施形態では、画像補正が必要な撮影光学系のレンズ位置でのみステップ110へ進んでレンズ装置10からカメラ装置40に補正データを送信する。
そして、画像補正が不要な撮影光学系のレンズ位置では、レンズ装置10からカメラ装置40に補正データを送信せず、通信量を削減し、速写性とコマ速への影響をなくすことができる。
尚、連写撮影の場合は、撮影コマ間でレンズのズーム位置やフォーカス位置がほとんど変わらない可能性が高いため、上記ステップ108とステップ109の処理を省略し、直ちに後述のステップ111に進むようにすれば更なる速写性とコマ速の向上が可能である。
[ステップ110]
カメラ制御回路55は、レンズ制御回路21に対して、画像処理回路62での画像処理に用いる撮影レンズ10の光学特性に関する補正データの送信を要求する命令を送信する。
ここで、命令により送信を要求する補正データは、上述した各種補正データのうち一部であってもよいし、ステップ103で決定された絞り値や第2のレンズ12,第3のレンズ13の位置に応じたものでもよい。
これにより、補正データの送受信量を必要最小限に抑えることができる。
この場合、命令は、要求する補正データの種類に応じて異なるものとしてもよいし、ステップ103で決定した絞り値を表す情報を含ませるようにしてもよい。
カメラ制御回路55は、上記通信命令を受信したレンズ制御回路21から送信された補正データを受信し、画像処理回路62内の補正値メモリ部76(図2参照)に記憶させる。
[ステップ111]
カメラ制御回路55は、ステップ103で決定した絞り値まで絞りユニット15を駆動させる絞り駆動命令をレンズ制御回路21に送信する。
[ステップ112]
次に、カメラ制御回路55は、ミラー駆動回路56を通じて可動ミラー41のアップ動作を行わせる。
[ステップ113]
次に、カメラ制御回路55は、シャッター駆動回路58を通じてステップ103で決定したシャッター速度でシャッター50を動作させる。
また、シャッター開動作と同時に画像処理回路62のコントロール部71を通じて撮像素子52での光電変換による電荷蓄積を開始させる。
尚、ステップ102で被写体判別を行うために既にシャッターを開いている場合は、電子シャッターでシャッター動作を行う。
[ステップ114]
シャッター50の動作が完了(撮像素子52での電荷蓄積が終了)すると、カメラ制御回路55は、レンズ制御回路21に絞りユニット15を開放状態に駆動する命令を送信する。
[ステップ115]
次に、カメラ制御回路55は、ミラー駆動回路56を通じて可動ミラー41のダウン動作を行わせ、その後ステップ102へ戻る。
次に、撮影レンズ10(主としてレンズ制御回路21)の動作を図4のフローチャートを用いて説明する。
カメラ装置40から電力供給が開始されるとレンズ制御回路21が起動される。
そして、以下のステップ201以降、レンズ制御回路21は、撮影レンズ10側でのスイッチ操作やカメラ制御回路55から送信された命令の解析結果に応じたレンズ等の駆動制御処理や情報送信処理を行う。
[ステップ201]
レンズ制御回路21は、レンズスイッチ入力回路30から、焦点距離を変更するためのズーム選択スイッチからの信号(ズーム選択信号)が入力されているか否かを判定する。
入力されていれば、ステップ202へ進み、入力されていなければ、ステップ203へ進む。
[ステップ202]
レンズ制御回路21は、ズーム選択スイッチからのズーム選択信号に対応したズーム状態と、現在のズーム状態とを比較し、異なっていれば、ズーム駆動回路24を通じてズーム選択信号に対応したズーム状態になるように第2のレンズ12を駆動する。
ズーム状態とは、テレ、ミドル又はワイドを意味する。
この後、ステップ201へ戻る。
[ステップ203]
レンズ制御回路21は、カメラ制御回路55から送信された命令が、画像処理に用いる撮影レンズ10の光学特性に関する補正データの送信要求命令であるか否かを判定する。
補正データの送信要求命令であれば、ステップ204へ進み、そうでなければステップ205へ進む。
[ステップ204]
レンズ制御回路21は、補正データの送信要求命令であることを判定すると、さらに該送信要求命令がどの種類の補正データを要求するものかを解析し、不揮発性メモリ31に記憶された補正データのうち要求されている補正データをカメラ制御回路55に送信する。
この後、ステップ201へ戻る。
[ステップ205]
レンズ制御回路21は、カメラ制御回路55から送信された命令が、フォーカス駆動命令であるか否かを判定を行う。
フォーカス駆動命令であれば、ステップ206へ進み、そうでなければ207へ進む。
[ステップ206]
レンズ制御回路21は、デフォーカス量情報と、不揮発性メモリ31に記憶された第3のレンズ13の駆動量を決定するために必要な撮影レンズ10の撮影光学系の光学位置に関する情報とに基づいて第3のレンズ13の駆動量を演算する。
そして、演算した駆動量分のフォーカスモータ27の駆動を行う。
撮影レンズ10に関する情報は、前述したように、画像処理に用いる補正データとは別の又は一部重複した情報を意味する。
ここで、デフォーカス量情報は、フォーカス駆動命令に含まれる。
この後、ステップ201へ戻る。
[ステップ207]
レンズ制御回路21は、カメラ制御回路55から送信された命令が、絞り駆動命令であるか否かを判定する。
絞り駆動命令であれば、ステップ208へ進み、そうでなければ、ステップ209へ進む。
[ステップ208]
レンズ制御回路21は、絞り駆動命令に応じて該命令に含まれる絞り値となるように絞りユニット15を駆動する。
この後、ステップ201へ戻る。
[ステップ209]
ここでは、以上の命令以外の命令に対応した処理やレンズ制御のための処理を行い、ステップ201へ戻る。
本実施形態によれば、画像処理によって撮像素子により得られた画像の画質を向上させるシステムにおいて、画像処理が必要な撮影レンズ10に関する情報(レンズ位置情報)を予めレンズ装置10からカメラ装置40に送信する。
従って、ディストーション、シェーディング等の収差が目立たないレンズ位置においては、画像処理に用いられる撮影レンズ10の撮影光学系の光学特性に関する各情報(補正データ)の通信を行わないようにしている。
それにより、レンズ装置10からカメラ装置40への通信量を削減し、速写性とコマ速への影響をなくすことができるカメラシステムを提供することができる。
(第2の実施形態)
図7は、本発明の第2の実施形態おけるデジタルカメラシステムの画像補正位置情報通信のフローチャートである。
これは、図6のフローチャートで説明した、第1の実施形態における画像補正位置情報通信の変形例である。
本実施形態のカメラシステムの構成を示すブロック図、画像処理回路の構成を示すブロック図、カメラ制御回路55の動作を示すフローチャート、レンズ制御回路21の動作を示すフローチャートは、第1の実施形態と同様である。
[ステップ401]
カメラ制御回路55は、レンズ制御回路21に撮像素子52のサイズ情報を送信する。
[ステップ402]
レンズ制御回路21は、上記ステップ401で受信したカメラ装置40の撮像素子のサイズに応じて、画像補正が必要な撮影レンズ10に関する情報(レンズ位置情報)をカメラ制御回路55に送信する。
[ステップ403]
カメラ装置40は、上記ステップ402で受信した、画像補正が必要なレンズ位置情報を記憶する。
本実施形態の画像補正位置情報通信の特徴は、ステップ401でカメラ制御回路55がレンズ制御回路21に撮像素子52のサイズ情報を送信することにある。
例えば、撮像素子のサイズがフルサイズの場合は、シェーディングの影響で画像周辺部の光量落ちが顕著に現れるが、APS−Cサイズなど小型の撮像素子の場合はシェーディングの影響が現れにくい。
そのため、小型の撮像素子の場合は画像処理に用いられる撮影レンズ10の撮影光学系の光学特性に関する各情報(補正データ)の通信を行わないことにより通信量を削減し、速写性とコマ速への影響をなくすことができる。
尚、本実施形態では、ステップ401で撮像素子のサイズ情報をカメラ装置40からレンズ装置10に送信したが、これに限定されるものではない。
例えば、撮像素子の画素ピッチ情報を送信し、それに応じて画像補正が必要なレンズ位置情報をカメラ制御回路55に送信するようにしても良い。
また、本発明では、レンズ装置10またはカメラ装置40がスタンバイ状態から起動状態に遷移したときに、撮影レンズ10に関する情報をレンズ装置10からカメラ装置40に送信しても良い。
本発明の第1の実施形態におけるデジタルカメラシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるデジタルカメラシステムの画像処理回路の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態におけるデジタルカメラシステムのカメラ制御回路の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるデジタルカメラシステムのレンズ制御回路の動作を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態における撮影レンズのディストーション特性の一例を説明する図である。 本発明の第1の実施形態におけるデジタルカメラシステムの画像補正位置情報通信を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態におけるデジタルカメラシステムの画像補正位置情報通信を説明するフローチャートである。
符号の説明
10 撮影レンズ(レンズ装置)
11〜14 レンズ
15 絞りユニット
17 ズームエンコーダ
18 フォーカスエンコーダ
20 絞りエンコーダ
21 レンズ制御回路
24 ズーム駆動回路
26 フォーカス駆動回路
28 絞り駆動回路
30 レンズスイッチ入力回路
31 不揮発性メモリ
40 カメラ装置
41 可動ミラー
42 サブミラー
43 セパレータ光学系
44 ラインセンサ
50 シャッター
51 光学ローパスフィルタ
52 撮像素子
55 カメラ制御回路
62 画像処理回路

Claims (7)

  1. 撮影光学系の光学特性に関する情報を記憶した記憶手段を備えたレンズ装置に対して着脱可能でかつ前記レンズ装置と通信が可能なカメラ装置であって、
    前記撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と、
    前記撮像素子から出力された画像信号を前記レンズ装置から前記カメラ装置に送信された前記撮影光学系の光学特性に関する情報を用いて補正する画像処理手段と、
    前記レンズ装置から前記カメラ装置に送信された前記レンズ装置に関する情報を用いて前記撮像素子から出力された画像信号が前記画像処理手段にて補正することが必要であるか或いは必要でないかを判断して、前記レンズ装置から前記カメラ装置に前記記憶手段に記憶された前記撮影光学系の光学特性に関する情報を送信させるか或いは送信させないかを決定する制御手段と、を有することを特徴とするカメラ装置。
  2. 前記制御手段は、被写体に対する測光動作および前記撮影光学系の合焦制御を含む撮影準備動作を行った後、前記撮像素子から出力された画像信号を前記画像処理手段により補正するように指示する請求項1に記載のカメラ装置。
  3. 前記撮影光学系の光学特性に関する情報は、ディストーションに関する情報及び倍率色収差に関する情報及びシェーディングに関する情報のうち少なくとも1つを含む請求項1又は2に記載のカメラ装置。
  4. 前記レンズ装置を前記カメラ装置に装着したときに、前記レンズ装置に関する情報を前記レンズ装置から前記カメラ装置に送信する請求項1乃至3の何れか一項に記載のカメラ装置。
  5. 前記レンズ装置または前記カメラ装置がスタンバイ状態から起動状態に遷移したときに、前記レンズ装置に関する情報を前記レンズ装置から前記カメラ装置に送信する請求項1乃至3の何れか一項に記載のカメラ装置。
  6. 前記カメラ装置から前記レンズ装置に送信された前記撮像素子のサイズに関する情報に応じて前記レンズ装置に関する情報を前記レンズ装置から前記カメラ装置に送信する請求項1乃至3の何れか一項に記載のカメラ装置。
  7. 撮影光学系の光学特性に関する情報を記憶した記憶手段を備えたレンズ装置と、前記レンズ装置に対して着脱可能でかつ前記レンズ装置と通信が可能なカメラ装置と、を有するカメラシステムであって、
    前記撮影光学系により形成された被写体像を光電変換する撮像素子と、
    前記撮像素子から出力された画像信号を前記レンズ装置から前記カメラ装置に送信された前記撮影光学系の光学特性に関する情報を用いて補正する画像処理手段と、
    前記レンズ装置から前記カメラ装置に送信された前記レンズ装置に関する情報を用いて前記撮像素子から出力された画像信号が前記画像処理手段にて補正することが必要であるか或いは必要でないかを判断して、前記レンズ装置から前記カメラ装置に前記記憶手段に記憶された前記撮影光学系の光学特性に関する情報を送信させるか或いは送信させないかを決定する制御手段と、を有することを特徴とするカメラシステム。
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