JP2010135566A - 電磁コイルおよび電気機械装置および電気機械装置を用いた装置 - Google Patents

電磁コイルおよび電気機械装置および電気機械装置を用いた装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電磁コイルの軽量化を目的とする。
【解決手段】導電性の線材が巻かれて形成される電磁コイル30であって、前記線材10は、導電性繊維100と、前記導線性繊維の周囲に設けられた絶縁層110と、を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、電磁コイル、電磁コイルを用いる電気機械装置、及びそれらの応用装置に関する。
モータや発電機などの電気機械装置には電磁コイルが使われている(例えば特許文献1)。
特開2001−298982号公報
しかし、従来は、電磁コイルに巻く線材として銅などの金属を用いていたため、電磁コイルの軽量化が難しいという問題があった。
本発明は上記課題の少なくとも1つを解決し、電磁コイルの軽量化を目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
導電性の線材が巻かれて形成される電磁コイルであって、前記線材は、導電性繊維と、 前記導線性繊維の周囲に設けられた絶縁層と、を備える電磁コイル。
この適用例によれば、コイルの線材として導電性繊維を用いるので、電磁コイルの軽量化が可能となる。
[適用例2]
適用例1に記載の電磁コイルにおいて、前記導電性繊維はカーボンナノチューブである、電磁コイル。
この適用例によれば、導電性繊維としてカーボンナノチューブを用いるので、電気伝導性を高めることが可能となる。
[適用例3]
適用例1または適用例2のいずれかに記載の電磁コイルにおいて、前記絶縁層は、シリカガラス層である、電磁コイル。
この適用例によれば、絶縁層としてシリカガラスを用いるので、絶縁性をより高めることが可能となる。
[適用例4]
適用例1から適用例3のいずれかに記載の電磁コイルにおいて、前記導電性繊維の両端に電極端子がナノコーティングされている、電磁コイル。
この適用例によれば、導電性繊維の両端に電極端子がナノコーティングされているので、外部電極との接続が容易になる。
[適用例5]
適用例2、適用例2を引用する適用例3、適用例2を引用する適用例4、適用例2を引用する適用例3をさらに引用する適用例4、のいずれかに記載の電磁コイルにおいて、前記カーボンナノチューブのチューブ内に冷媒を流している電磁コイル。
この適用例によれば、カーボンナノチューブを内側から冷却することが可能となる。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、電磁コイルの他、電気機械装置、これを用いた各種の装置(例えば、電動モータ、発電機、それらを用いたアクチュエータや電子機器、移動体、ロボット等)等、様々な形態で実現することができる。
図1は、本発明の実施例に係る電磁コイルを示す説明図である。電磁コイル30は、例えば、モータや発電機などの電気機械装置に用いられる。電磁コイル30には、コイルを形成する配線として導電性繊維が巻かれている。一般に、電磁コイル30に掛かる力Fは、F=Bt・Nc・Icで表される。ここで、Btは磁石の磁束密度、Ncはコイルの巻き数、Icはコイルに流れる電流である。磁束密度Btは、モータの永久磁石により決まるので、電磁コイル30において調整可能なものは、巻き数Ncと電流Icである。力Fを大きくするには、巻き数Ncを多くするか、電流Icを大きくする必要がある。ここで、コイルとして銅配線を用いると、配線の太さや重量の問題から巻き数Ncを多くすることは難しく、また、電流Icを大きくすることも難しかった。本実施例では、コイルを形成する配線として導電性繊維を用いているので、配線が細く、軽量である。そのため巻き数Ncを多くすることが出来る。さらに、巻き数Ncを多くしても銅などの金属配線を用いるよりも軽量化することが可能である。また、本実施例では、コイルを形成する配線として導電性繊維を用いているため、加圧することにより、コイルの形状を自由に変形させることが可能である。
図2は、コイルを形成する配線の構造を示す説明図である。配線10は、カーボンナノチューブ100と、絶縁層110とを備える。カーボンナノチューブ100(Carbon nanotube、略称CNT)の内側は空洞105となっている。絶縁層110は、カーボンナノチューブ100の外周に形成されている。
図3は、カーボンナノチューブの構造を示す説明図である。カーボンナノチューブ100は、Sp2混成軌道を持った炭素によって作られる六員環ネットワーク(グラフェンシート)が単層(同図(A))あるいは多層(同図(B))の同軸管状になった物質をいう。カーボンナノチューブ100は、非局在化したπ電子を有している。このπ電子は、カーボンナノチューブ100の表面を移動することが可能なため、カーボンナノチューブ100は、電気伝導性を有している。したがって、カーボンナノチューブ100は、導電性繊維として機能する。また、カーボンナノチューブ100の六員環ネットワークは、共有結合で構成されているので、結合強度が極めて強い。
図4は、カーボンナノチューブの製造装置の一例を示す説明図である。アーク放電装置120は、陽極125と、陰極130と、チャンバー135を備える。陽極125と陰極130は、グラファイトで構成されている。陽極125と陰極130は、チャンバー135内に配置されている。チャンバー135内を、例えばヘリウムで満たし、陽極125と陰極130とを軽く接触させる。次に陽極125と陰極130の間に、約20V、100Aの電流を流す。こうすると、アーク放電が起こり、陽極125の炭素が蒸発する。
蒸発した炭素の約半分は、気相で凝集して煤を形成し、チャンバー135の内壁に堆積する。蒸発した炭素の残りの半分は、陰極130に直接凝集し、炭素質の堆積物を形成する。この堆積物中にカーボンナノチューブ100が生成・成長する。ここで、陽極125が触媒、例えば鉄やコバルトやニッケル、を含んでいると、生成するカーボンナノチューブ100は単層となり易い。一方、陽極125が、これらの触媒金属を含んでいないと、生成するカーボンナノチューブ100は多層となり易い。なお、生成したカーボンナノチューブ100は絡み合っているため、次に、生成したカーボンナノチューブ100を一本ずつ取り出すための処理を行う。
図5は、カーボンナノチューブの分散処理に用いられるピレン系有機化合物の一例を示す説明図である。まず、疎水基と親水基の両方を有するピレン系有機物140を準備した。このピレン系有機物140は、中心部にピレンを有する扇形をしている。ピレン系有機物140は、扇の中心に疎水基(疎水性部分)を有し、扇が広がる部分に親水基(親水性部分)を有している。このピレン系有機物140とカーボンナノチューブ100とをアルコール中に入れて攪拌すると、絡み合っていたカーボンナノチューブ100は、バラバラになり、均一にアルコール中に分散する。次に、水を加えると、カーボンナノチューブ100と結合されているピレン系有機物140の疎水基が自発的に寄り集まりナノファイバーを形成する。次にテトラエトキシシラン(TEOS)のゾルゲル重合により、絶縁処理を行った。これにより、TEOSからシリコンが遊離して重合し、シリカガラス層が形成される。
図6は、絶縁処理されたカーボンナノチューブを示す説明図である。カーボンナノチューブ100は、その外壁にピレン系有機物140を有し、さらにその外側にシリカガラス層150を有している。ここで、シリカガラス層150は、カーボンナノチューブ100上に、ほぼ均一にコーティングされている。一般に、銅配線は、ショートしないように、例えばエナメルによりコーティングされているが、本実施例のカーボンナノチューブ100は、より絶縁性の高いシリカガラス層150によって均一のコーティングされている。また、カーボンナノチューブ100は規則正しく配列しており、有機物により自己組織化の効果が見られた。
以上、本実施例によれば、シリカガラス層150でコーティングされた1本のカーボンナノチューブ100を取り出すことが可能となる。これにより、カーボンナノチューブ100を線材とする電磁コイルを作成することが可能となる。
図7は、カーボンナノチューブの中に冷媒を流している状態を示す説明図である。カーボンナノチューブ100の外壁部には、シリカガラス層150と、電極端子160とが形成されている。電極端子160は、例えば酸化チタンなどの金属で構成されており、ゾルゲル技術により、カーボンナノチューブ100の外壁にナノコーティングすることにより形成することが可能である。また、カーボンナノチューブ100は、中に空洞105を有しており、この空洞105には、冷媒170を流すことが可能である。
図8は、カーボンナノチューブの断面と冷媒に用いることが可能な各種分子の大きさを示す説明図である。カーボンナノチューブ100の空洞105の直径は、例えば、水素分子、窒素分子、酸素分子の大きさよりも大きい。したがって、これらの気体分子を冷媒として用いることが可能である。同図には示していないが、冷媒としてヘリウムを用いることも可能である。なお、他の物質との反応性を考慮すると、冷媒として、不活性ガスであるヘリウムを用いることが好ましい。このように、カーボンナノチューブ100の空洞105に冷媒を流すことにより、カーボンナノチューブ100を内側から冷却することが可能となる。
図9は、カーボンナノチューブの中への冷媒供給部の構成の一例を示す説明図である。カーボンナノチューブ100の端部は、接続部185を介して冷媒供給ポンプ180に接続されている。接続部185は、例えば樹脂製で形成され、中空部187を備えている。カーボンナノチューブ100の端部は、接続部185の樹脂の壁を貫通して中空部187に繋がっている。この構造は、例えば、接続部185を形成するときに、カーボンナノチューブ100の端部を包むように接続部185を形成することにより実現することが可能である。なお、この場合、複数のカーボンナノチューブ100を用いて撚り線を構成してもよい。
図10は、カーボンナノチューブを複数連結した状態を示す説明図である。この図は、3相の電磁コイルの場合での構成で、3相全域に冷媒を流し冷却するために吸入孔と排出孔を設け、3相分の結線端子を設けた例である。このように、多数のカーボンナノチューブ100を連結することにより、長いカーボンナノチューブ100の配線を形成することが可能となる。
図11は、カーボンナノチューブを線材として用いた電磁コイルを有するモータの一例である。モータ40は、ロータ20とステータ60を備える。ロータ20は、モータ40の内側に配置され、永久磁石25と回転軸27とを備える。ステータ60は、ロータ20の周りに配置され、電磁コイル30を備える。電磁コイル30のコイルを形成する配線として、カーボンナノチューブ100による配線が用いられている。これにより、モータ40の軽量化が可能となる。また、電流Icは微弱電流であるが、巻き数Ncを非常に大きくすることが可能となるため、Ic・Ncにより結果的に、電磁コイル30に多くの電流を流すことが可能となるので、モータ40のトルクを増大させることが可能となる。
図12は、カーボンナノチューブを線材として用いた電磁コイルを有するモータの他の例である。この実施例は、モータ40と、トルク変換部50とを備える。モータ40とトルク変換部50はそれぞれ2つあり、左右対称に配置されている。トルク変換部は、トルクを変換するための歯車55を備える。この様にモータ40を複数備える装置においては、モータ40の軽量化の効果が大きい。この実施例は、例えば、ロボットに適用することが可能である。
図13は、本発明の実施例におけるブラシレス電気機械の制御回路の構成を示すブロック図である。この制御回路は、CPUシステム300と、駆動信号生成部200と、駆動ドライバ部210と、回生制御部220と、蓄電器230と、蓄電制御部240とを備えている。駆動信号生成部200は、駆動ドライバ部210に供給する駆動信号を生成する。
図14は、駆動ドライバ部210の構成を示す回路図である。この駆動ドライバ部210は、H型ブリッジ回路を構成している。駆動信号生成部200からは、第1の駆動信号DRVA1と、第2の駆動信号DRVA2のうちの一方が駆動ドライバ部210に供給される。同図に示す電流IA1,IA2は、これらの駆動信号DRVA1,DRVA2に応じて流れる電流(「駆動電流」とも呼ぶ)の方向を示している。例えば、直流駆動用磁石モジュールを用いたモータの場合には、第1の駆動信号DRVA1に応じて電流IA1が流れる場合にはモータが所定の第1の駆動方向に動作し、第2の駆動信号DRVA2に応じて電流IA2が流れる場合にはモータが第1の駆動方向とは逆の第2の駆動方向に動作する。また、交流駆動用磁石モジュールを用いたモータの場合には、第1と第2の駆動信号DRVA1,DRVA2を交互に用いてモータを駆動することが可能である。
図15は、回生制御部220の内部構成を示す回路図である。回生制御部220は、電磁コイル30に対して駆動ドライバ部と並列に接続されている。回生制御部220は、ダイオードで構成される整流回路222と、スイッチングトランジスタ224とを備えている。蓄電制御部240によってスイッチングトランジスタ224がオン状態になると、電磁コイル30で発生した電力を回生して蓄電器230を充電することが可能である。また、蓄電器230から電磁コイル30に電流を供給することも可能である。なお、制御部から、回生制御部220と蓄電器230と蓄電制御部240を省略してもよく、或いは、駆動信号生成部200と駆動ドライバ部210を省略してもよい。
このように、上述した各実施例のブラシレスモータでは、電磁コイル30のコイルを形成する線材としてカーボンナノチューブを用いているので、軽量化が可能である。また、電磁コイル30の巻き数を増やしたり、電磁コイルに流す電流を大きくできるので、高トルクなブラシレスモータを実現することが可能となる。また、発電機においては高電圧を発生できるために、発電機の後段に電圧を変換する電力変換部を設けることで、実用電圧における電力を供給することも可能となる。そして、この発電機を回生用の電動モータとして用いることも出来る。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記実施例では、ブラシレス電気機械の機械的構成や回路構成の具体例を説明したが、本発明のブラシレス電気機械の機械的構成や回路構成としては、これら以外の任意の構成を採用することが可能である。
本発明は、ファンモータ、時計(針駆動)、ドラム式洗濯機(単一回転)、ジェットコースタ、振動モータなどの種々の装置のモータ及び各種の発電機としても適用可能である。本発明をファンモータに適用した場合には、上述した種々の効果(軽量化、高トルク、あるいは高回転)が特に顕著である。このようなファンモータは、例えば、デジタル表示装置や、車載機器、燃料電池式パソコン、燃料電池式デジタルカメラ、燃料電池式ビデオカメラ、燃料電池式携帯電話などの燃料電池使用機器、プロジェクタ等の各種装置のファンモータとして使用することができる。本発明のモータは、さらに、各種の家電機器や電子機器のモータとしても利用可能である。例えば、光記憶装置や、磁気記憶装置、ポリゴンミラー駆動装置等において、本発明によるモータをスピンドルモータとして使用することが可能である。また、本発明によるモータは、移動体やロボット用のモータとしても利用可能である。
図16は、本発明の適用例によるモータを利用したプロジェクタを示す説明図である。このプロジェクタ600は、赤、緑、青の3色の色光を発光する3つの光源610R、610G、610Bと、これらの3色の色光をそれぞれ変調する3つの液晶ライトバルブ640R、640G、640Bと、変調された3色の色光を合成するクロスダイクロイックプリズム650と、合成された3色の色光をスクリーンSCに投写する投写レンズ系660と、プロジェクタ内部を冷却するための冷却ファン670と、プロジェクタ600の全体を制御する制御部680と、を備えている。冷却ファン670を駆動するモータとしては、上述した各種のブラシレスモータを利用することができる。
図17は、本発明の適用例によるモータを利用した燃料電池式携帯電話を示す説明図である。同図(A)は携帯電話700の外観を示しており、同図(B)は、内部構成の例を示している。携帯電話700は、携帯電話700の動作を制御するMPU710と、ファン720と、燃料電池730とを備えている。燃料電池730は、MPU710やファン720に電源を供給する。ファン720は、燃料電池730への空気供給のために携帯電話700の外から内部へ送風するため、或いは、燃料電池730で生成される水分を携帯電話700の内部から外に排出するためのものである。なお、ファン720を同図(C)のようにMPU710の上に配置して、MPU710を冷却するようにしてもよい。ファン720を駆動するモータとしては、上述した各種のブラシレスモータを利用することができる。
図18は、本発明の適用例によるモータ/発電機を利用した移動体の一例としての電動自転車(電動アシスト自転車)を示す説明図である。この自転車800は、前輪にモータ810が設けられており、サドルの下方のフレームに制御回路820と充電池830とが設けられている。モータ810は、充電池830からの電力を利用して前輪を駆動することによって、走行をアシストする。また、ブレーキ時にはモータ810で回生された電力が充電池830に充電される。制御回路820は、モータの駆動と回生とを制御する回路である。このモータ810としては、上述した各種のブラシレスモータを利用することが可能である。
以上、いくつかの実施例に基づいて本発明の実施の形態について説明してきたが、上記した発明の実施の形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨並びに特許請求の範囲を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることはもちろんである。
本発明の実施例に係る電磁コイルを示す説明図である。 コイルを形成する配線の構造を示す説明図である。 カーボンナノチューブの構造を示す説明図である。 カーボンナノチューブの製造装置の一例を示す説明図である。 カーボンナノチューブの分散処理に用いられるピレン系有機化合物の一例を示す説明図である。 絶縁処理されたカーボンナノチューブを示す説明図である。 カーボンナノチューブの中に冷媒を流している状態を示す説明図である。 カーボンナノチューブの断面と冷媒に用いることが可能な各種分子の大きさを示す説明図である。 カーボンナノチューブの中への冷媒供給部の構成の一例を示す説明図である。 カーボンナノチューブを複数連結した状態を示す説明図である。 カーボンナノチューブを線材として用いた電磁コイルを有するモータの一例である。 カーボンナノチューブを線材として用いた電磁コイルを有するモータの他の例である。 本発明の実施例におけるブラシレス電気機械の制御回路の構成を示すブロック図である。 駆動ドライバ部210の構成を示す回路図である。 回生制御部220の内部構成を示す回路図である。 本発明の適用例によるモータを利用したプロジェクタを示す説明図である。 本発明の適用例によるモータを利用した燃料電池式携帯電話を示す説明図である。 本発明の適用例によるモータ/発電機を利用した移動体の一例としての電動自転車(電動アシスト自転車)を示す説明図である。
符号の説明
10…配線
20…ロータ
25…永久磁石
27…回転軸
30…電磁コイル
40…モータ
50…トルク変換部
55…歯車
60…ステータ
100…カーボンナノチューブ
105…空洞
110…絶縁層
120…アーク放電装置
125…陽極
130…陰極
135…チャンバー
140…ピレン系有機物
150…シリカガラス層
160…電極端子
170…冷媒
180…冷媒供給ポンプ
185…接続部
187…中空部
200…駆動信号生成部
210…駆動ドライバ部
220…回生制御部
222…整流回路
224…スイッチングトランジスタ
230…蓄電器
240…蓄電制御部
600…プロジェクタ
610R…光源
640R…液晶ライトバルブ
650…クロスダイクロイックプリズム
660…投写レンズ系
670…冷却ファン
680…制御部
700…携帯電話
720…ファン
730…燃料電池
800…自転車
810…モータ
820…制御回路
830…充電池
DRVA1…第1の駆動信号
DRVA2…第2の駆動信号

Claims (11)

  1. 導電性の線材が巻かれて形成される電磁コイルであって、
    前記線材は、
    導電性繊維と、
    前記導線性繊維の周囲に設けられた絶縁層と、
    を備える電磁コイル。
  2. 請求項1に記載の電磁コイルにおいて
    前記導電性繊維はカーボンナノチューブである、電磁コイル。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電磁コイルにおいて、
    前記絶縁層は、シリカガラス層である、電磁コイル。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の電磁コイルにおいて、
    前記導電性繊維の両端に電極端子がナノコーティングされている、電磁コイル。
  5. 請求項2、請求項2を引用する請求項3、請求項2を引用する請求項4、請求項2を引用する請求項3をさらに引用する請求項4、のいずれかに記載の電磁コイルにおいて、さらに、
    前記カーボンナノチューブのチューブ内に冷媒を供給するための冷媒供給部を備える、電磁コイル。
  6. 電気機械装置であって、
    請求項1から請求項5のいずれかに記載の電磁コイルと、
    磁石と、
    を備える電気機械装置。
  7. 電子機器であって、
    請求項6に記載の電気機械装置を備える電子機器。
  8. 請求項7に記載の電子機器であって、
    前記電子機器はプロジェクタである、電子機器。
  9. 燃料電池使用機器であって、
    請求項6に記載の電気機械装置を備える燃料電池使用機器。
  10. ロボットであって、
    請求項6に記載の電気機械装置を備えるロボット。
  11. 移動体であって、
    請求項6に記載の電気機械装置を備える移動体。
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