JP2010135139A - Led点灯回路及びledランプ並びにledランプ点灯用変換ソケット - Google Patents

Led点灯回路及びledランプ並びにledランプ点灯用変換ソケット Download PDF

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Abstract

【課題】電源回路に自励式電子トランスが使用されていても、LEDランプを安定に点灯させることができるようにすること。
【解決手段】電源回路から供給される交流電圧は整流回路11で全波整流される。電源投入時、起動補助回路12には、所定時間、電流I1が流れ、その後、定電流負荷回路13が動作を開始すると、定電流負荷回路13に電流I2が流れる。さらにLEDドライバー21に電流I3が流れると、定電流負荷回路13の動作を電流停止回路15が停止させる。これにより電源効率を良くすることができる。電源回路に自励式電子トランスが使用されていても、その全出力電圧に亘り点灯回路10に電流が流れるため、自励式電子トランスが動作を停止したり、不安定となることがない。動作停止回路15はLED22が接続されていないとき定電流負荷回路13の動作を停止させる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、発光ダイオード(LED)を光源とするLEDランプをちらつきなく、確実に点灯させることができるLED点灯回路及び該点灯回路を有するLEDランプ並びにLEDランプ点灯用変換ソケット装置に関する。
近年、電力消費量の少ないこと、長寿命であること等の理由により、照明用の光源として、LED(発光ダイオード)を用いたランプ(以下LEDランプという)が使用されるようになってきている。
例えば、特許文献1には照明用途に供するLEDランプの点灯回路が記載され、例えばその図5には複数のLEDを点灯させる点灯回路の一例が示されている。
図13に特許文献1の図5に示される点灯回路を示す。同図に示すように、複数のLEDを直並列接続し、変圧器T2で降圧した交流電圧を整流回路DBで整流して、コンデンサC3で平滑し、電流制限用の抵抗R3を介して上記直並列接続されたLEDに印加して点灯させる。
LEDは直流駆動であり、交流電源を用いてLEDを点灯させる場合には、上記特許文献1に記載されるように交流電圧を整流して直流に変換する。
図14にLEDドライバーを用いた点灯回路の例を示す。
図14に示すように、点灯回路は、交流を整流し直流に変換する整流ダイオードD1、D2、D3、D4から成る整流回路101と、コンデンサC1などを含む平滑回路102と、LEDを駆動するDC−DCコンバータ等を具備するLEDドライバー103とから構成されるLED駆動回路を有する。
なお、LEDに定電流が供給されるようにLEDドライバー103が定電流機能を有するものもある。上記LED駆動回路には、例えば12Vの交流電圧が供給され、LEDが点灯する。
上記LED駆動回路等への電源電圧としては、一般に、商用の交流電圧100Vを、例えば12Vに降圧して供給している。
商用100Vの電圧を例えば12Vまで降圧するためにはトランスを用いる必要があるが、近年では装置の小型化などを図るため、従来から使用されている鉄心にコイルを巻きつけたトランス(銅鉄トランス)に代えて、AC−ACコンバータ、いわゆる電子トランスが使用されるようになってきている。
電子トランスは、上記銅鉄トランスを使用しないか、あるいは小型の銅鉄トランスを用いて、交流電圧を降圧もしくは昇圧するものであり、トランスを用いる場合には、周波数を商用交流周波数より高くして、トランスの小型化を図っている。
電子トランスとしては種々の方式のものが知られているが、大きく分けるとハートレー発振、ブロッキング発振等の自励式発振を利用した自励式の電子トランスと、他励式の電子トランスが知られている。
図15に自励式と、他励式の電子トランスの構成例を示す。
図15(a)は自励式の電子トランスの概略構成例である。
同図に示すように、周波数50/60Hz、電圧100Vの商用交流電圧を整流回路111により直流電圧に変換し、コンデンサCCを有する平滑回路112で平滑し、自励式発振回路113に印加する。
自励式発振回路113は、第3次巻線(フィードバック巻線)LL3を有するトランスTr1、スイッチング素子Q1、抵抗R1、ダイオードD1から構成される。
スイッチング素子Q1がスイッチングすることによりトランスTr1の一次側巻線LL1に電圧が印加され、トランスTr1の2次側巻線LL2に電圧が発生するとともに、第3次巻線LL3に電圧が発生する。第3次巻線LL3に発生する電圧は、スイッチング素子Q1に正帰還される。これにより、トランスTr1、スイッチング素子Q1からなる回路は自励式の発振動作を行い、スイッチング素子Q1はスイッチング動作を繰り返す。このためトランスTr1の2次側巻線LL2には、電圧が12V、周波数が20k〜100kHzの交流電圧が発生する。
図15(b)は他励式の電子トランスの概略構成例である。
同図に示すように、周波数50/60Hz、電圧100Vの商用交流電圧を整流回路111により直流電圧に変換し、コンデンサCCを有する平滑回路112で平滑し、他励式発振回路114に印加する。
他励式発振回路114は、トランスTr2、スイッチング素子Q2、ICなどの発振回路OSCから構成される。スイッチング素子Q2は発振回路OSCにより駆動され、該発振回路の周波数でスイッチング動作を繰り返する。これにより、トランスTr2の2次側巻線LL2には電圧が12V、周波数が20k〜100kHzの交流電圧が発生する。
ところで、従来から店舗などの照明設備においては、ハロゲンランプ等のランプが使用されている。交流12Vで点灯するハロゲンランプを照明として用いる場合、上記電子トランス等を含む電源装置が例えば天井裏に設置され、天井面に設けられたソケット等からランプに給電している。
近年では消費電力が少ないことから上記ハロゲンランプに代えて、LEDランプを使用したいというニーズがあり、ハロゲンランプの電源設備をそのまま利用して、ハロゲンランプの代わりにLEDランプを点灯させることも要望されている。
特開2006−344919号公報
商用交流電圧より低い電圧でランプを点灯させる場合、電源回路には降圧のためトランスが使用され、近年では小型化のため電子トランスを使用することが多い。
電子トランスには前述したように自励式、他励式のものがあるが、LEDランプの電源として自励式の電子トランスを用いた場合、LEDが点灯しなかったり不連続点灯になるという問題があった。
これは、自励式の電子トランスはある程度以上の負荷電流が流れないと、安定した発振をしないのに対し、LEDは、駆動回路のDC−DCコンバータが動作するまでの低電圧領域では、電流が流れないためと考えられる。
図16にLEDとハロゲンランプの電圧−電流特性を示す。同図に示すように、ハロゲンランプは印加される電圧に応じた電流が流れるが、LEDは低電圧領域では電流は流れず、ある程度以上の電圧が加わらないと電流が流れない。
このため、LEDランプの電源として自励式の電子トランスを使用した場合、十分な負荷電流が流れず、安定した発振をしない。
電源回路に自励式の電子トランスを用いなければ上記問題は生じないので、LEDランプを点灯させるための電源回路を新たに設置する場合には、他励式の電子トランスを用いるなど、LEDランプを安定に点灯させることができる電源回路を用いることができる。しかし、例えばハロゲンランプを点灯させるための既存の照明設備に、ハロゲンランプに代えてLEDランプを取り付けて点灯させることも考えられ、この場合は、電源回路に自励式の電子トランスを用いていると、LEDランプは安定に点灯しない。
ユーザは、必ずしも照明設備の電源回路にどのような回路が使用されているのか知らないので、例えば、自励式の電子トランスが使用されているハロゲンランプ用の既存の設備にLEDランプを取り付けることも考えられ、この場合はLEDランプが正常に点灯せず、LEDランプが故障しているなどの誤解を生ずる可能性もある。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであって、本発明の目的は、電源回路の回路構成にかかわらず、LEDランプを安定に点灯させることができるLED点灯回路及びLEDランプ並びにLEDランプ点灯用変換ソケットを提供することである。
ハートレー発振、ブロッキング発振などの自励式発振を利用した電子トランスで、LED駆動装置を動作させるには、LEDに電流がほとんど流れない低電圧領域でも、電子トランスにある程度の負荷電流を流すことが必要であり、電子トランスに負荷電流が流れないと、前述したように電子トランスは動作を停止したり、安定した発振をしない。
本発明では、上記問題点を解決するため、電子トランス負荷側となるLED点灯回路に、電源投入時、一時的に電流が流入する起動補助回路と、定電流の負荷電流が流入する定電流負荷回路を設ける。これにより、自励式電子トランスの全主出力電圧に亘り負荷電流を流し、電子トランスが動作を停止しないようにする。
また、LEDドライバーが駆動したとき、定電流負荷回路に流入する電流を停止する電流停止回路を設け、上記定電流負荷回路の電流を減少せしめる。これにより電源効率を改善することができる。
すなわち、本発明においては、以下のようにして前記課題を解決する。
(1)LEDを駆動するためのLEDドライバーと、交流電源との間に接続されるLED点灯回路において、上記交流電源を整流し上記LEDドライバーに直流電圧を供給する整流回路と、上記整流回路の出力側に並列に接続され、少なくともコンデンサを含み電源投入から所定時間、過渡的に電流が流入する起動補助回路と、上記起動補助回路に並列に接続され、定電流が流入する定電流負荷回路と、上記LEDドライバーに電流が流れたとき、上記定電流負荷回路に流入する電流を停止する電流停止回路とを設ける。
(2)上記(1)において、LEDが接続されていない場合、上記定電流負荷回路の動作を停止させる動作停止回路を設ける。
(3)交流電源に接続されるLED点灯回路と、該点灯回路の出力側に接続されたLEDドライバーと、該LEDドライバーにより駆動されるLEDから構成されるLEDランプにおいて、上記LED点灯回路を、上記(1)のように構成する。
(4)LEDと該LEDを駆動するためのLEDドライバーから構成されるランプユニットと、交流電源との間に接続されるLED点灯用変換ソケットに、上記(1)のように構成したLED点灯回路内蔵させる。
本発明においては、以下の効果を得ることができる。
(1)LED点灯回路に、電源投入時、一時的に電流が流入する起動補助回路と、定電流の負荷電流が流入する定電流負荷回路を設けたので、LEDランプの電源回路に自励式電子トランスが使用されていても、LEDをちらつきなく、確実に点灯させることができる。
(2)LEDドライバーに電流が流れたとき、上記定電流負荷回路に流入する電流を停止する電流停止回路とを設けているので、定電流負荷回路に常時電流が流れることがなく、電力の利用効率を低下させることがない。
図1は、電源回路と本発明の点灯回路を含むLEDランプの点灯装置の全体構成を示す図、図2は本発明のLED点灯回路と、LEDドライバとLEDから構成されるLEDモジュールの基本構成を示すブロック図である。
図1(a)はLEDランプ内に点灯回路を内蔵させた構成例を示す図であり、同図に示すように、AC100Vの商用電源が電子トランス等から構成される電源回路30に供給され、例えばAC12Vに降圧される。この交流電圧は、図2に示す本発明の点灯回路10と、LEDドライバ21とLED22からなるLEDモジュール20を含むLEDランプ40に供給される。
上記電源回路30は例えば天井裏などに設置され、上記点灯回路などを含むLEDランプ40とは、例えば天井面などに設けられた、ねじ込み式(スクリュー式)あるいはピン接続式の給電部60を介して接続される。
点灯回路10は、図2に示すように上記電源回路30が出力する交流電圧を整流し、LEDドライバー21に直流電圧を供給する整流回路11と、電源投入から所定時間、過渡的に電流が流入する起動補助回路12と、この起動補助回路12に並列に接続され、定電流が流入する定電流負荷回路13と、LEDドライバー14に電流が流れたとき上記定電流負荷回路13に流入する電流を停止する電流停止回路14と、LED22が接続されていないとき上記定電流負荷回路13の動作を停止させる動作停止回路15を備える。
図2において、整流回路11は、電源回路30が出力する交流電圧を全波整流する。
電源投入時、起動補助回路12には、所定時間、電流I1が流れ、定電流負荷回路13が動作を開始するまでの間は、起動補助回路12により電流I1を流す。
その後、定電流負荷回路13が動作を開始すると、LEDドライバー21に電流が流れるまでの間、定電流負荷回路13に電源回路30側から電流I2が流れる。
さらに、LEDドライバー21に電流I3が流れると、これを電流停止回路15が検出して、定電流負荷回路13の動作を停止させる。
動作停止回路15は、LED22が接続されていない場合、LEDドライバー21の出力電圧がLED22の順方向電圧Vfより高いことを検出して定電流負荷回路13の動作を停止させる。
LED22が接続されている場合、電源回路30の全出力電圧に亘って点灯回路10に電流が流れるため、電源回路30が自励式電子トランスで構成されていても、動作を停止したり、動作が不安定となりLEDランプがちらつくなどの問題は生じない。
図1(b)は、点灯回路を、LEDランプ内ではなくLED点灯用変換ソケット内に設け、LEDランプとは切り離せるように構成した場合のLEDランプの点灯装置の全体構成を示す図である。
同図において、LED点灯用変換ソケット50内に上記点灯回路が設けられ、LED22を含むLEDモジュール20から構成されるLEDランプは、上記LED点灯用変換ソケット50を介して電源回路30に接続される。
電源回路30とLED点灯用変換ソケット50、および上記LED点灯用変換ソケット50とLEDモジュール20は、ねじ込み式あるいはピン接続式の給電部61、62を介して接続される。
このように、LED点灯用変換ソケット50内に上記点灯回路10を設けることで、電源回路の構成とランプの種類に応じて、上記点灯回路10を選択的に使用することができる。
次に、本発明の点灯回路の具体的な構成例について説明する。
図3は本発明の第1の実施形態の点灯回路の構成を示す図であり、本発明に係る点灯回路と、LEDドライバとLEDからなるLEDモジュールを示しており、スイッチング素子Q1〜Q3としてトランジスタを用いた例を示している。
図3において、整流回路11には、全波整流回路を構成する整流ダイオードD1、D2、D3,D4が設けられ、給電部60から供給される交流電圧は全波整流され直流電圧となる。
起動補助回路12は、直列接続されたコンデンサC1と抵抗R1を備え、整流回路11の出力側に並列に接続されている。給電部60に交流電圧が供給され、起動補助回路12に直流電圧が印加されると、抵抗R1を介してコンデンサC1が充電される。コンデンサC1の充電が完了するまでの間、給電部60から整流回路11を介して、起動補助回路12に電流が流入する。
定電流負荷回路13は、抵抗R2とツェナーダイオードZD1の直列回路と、抵抗R2とツェナーダイオードZD1の接続点にベースが接続され、エミッタとコレクタに直列にそれぞれ抵抗R3、R4が接続されたスイッチング素子Q1から構成され、上記起動補助回路12に並列に接続されている。
上記抵抗R2とツェナーダイオードZD1の接続点には、電流停止回路14、動作停止回路15のスイッチング素子Q2、Q3のコレクタが接続されており、スイッチング素子Q2、Q3がオフのとき、スイッチング素子Q1はオン状態であるが、スイッチング素子Q2、Q3がオンになると、スイッチング素子Q1はオフとなる。
上記スイッチング素子Q2、Q3がオフのとき、スイッチング素子Q1のベース電位は、抵抗R2とツェナーダイオードZD1により一定電位に保たれており、エミッタの電位もベース電位とほぼ等しい値に保たれている。このため、抵抗R4にベース電位に対応した一定電流が流れる。スイッチング素子Q1に流れる電流I1は、ツェナーダイオード電圧をVz 、スイッチング素子のベース・エミッター間電圧をVbeとすると、I1=(Vz −Vbe)/R4となる。
即ち、上記スイッチング素子Q2、Q3がオフのとき、スイッチング素子Q1には、上記一定電流が流入し、スイッチング素子Q1で構成される回路は定電流負荷回路として機能する。
以上のように、本実施形態の点灯回路は、電源投入から(給電部60に電圧が印加されてから)所定時間、過渡的に電流が流入する起動補助回路12と、この起動補助回路12に並列に接続され、定電流が流入する定電流負荷回路13とを備える。
そして、給電部60に電圧が印加されると、整流回路11の出力電圧がスイッチング素子Q1の動作電圧を越し、定電流負荷回路に電流が流れだすまでの間、起動補助回路12に電流が流入し、定電流負荷回路13が動作を開始すると、定電流負荷回路に一定の電流が流れ込む。
上記のように定電流負荷回路13が動作していると、給電部60から定電流負荷回路13に電流が流入することになるが、LEDドライバー21が動作しLED22に電流が流れている間も定電流回路13に電流が流入すると、無駄な電力を消費することになる。
そこで、電流停止回路14により、LEDドライバー21に電流が流れたとき上記定電流負荷回路13に流入する電流を停止させる。
電流停止回路14は抵抗R7、R8、スイッチング素子Q3から構成され、LEDドライバ21に電流が流れ、LEDドライバに直列に接続された抵抗R8の両端に電圧が生ずることにより、スイッチング素子Q3がオンとなる。これにより、定電流負荷回路13のスイッチング素子Q1のベースがアース電位となり、スイッチング素子Q1はオフとなり、定電流の流入は停止する。
定電流負荷回路13が停止する電流Istopは、スイッチング素子Q3のベース・エミッター電圧をVbeとするとIstop=Vbe/R8である。LEDドライバー21を流れる電流がIstopを越すと定電流負荷回路13が動作を停止する。
動作停止回路15は、LEDドライバー21とLED22の+側の接続点に一方の端子が接続されたツェナーダイオードZD2と、ツェナーダイオードZD2の他方の端子とアース間に接続された抵抗R6と、スイッチング素子Q2と、スイッチング素子Q2のベースとツェナーダイオードZD2と抵抗R6の接続点間に接続された抵抗R5から構成される。
前述したようにLED22がLEDドライバー21に接続されていない場合、LEDドライバー21の出力電圧は、LED22の順方向電圧より上昇する。
上記ツェナーダイオードZD2のツェナー電圧は、LEDドライバー21の出力電圧がLED22の順方向電圧より上昇したとき、スイッチング素子Q2がオンとなるような電圧に選定されている。
このため、LED22がLEDドライバー21に接続されていないと、動作停止回路15のスイッチング素子Q2がオンとなり、定電流負荷回路13のスイッチング素子Q1のベースがアース電位となり、スイッチング素子Q1はオフとなり、定電流の流入は停止する。
すなわち、動作停止回路15は、LED22が、LEDドライバー21に接続されていない場合、定電流負荷回路13の動作を停止させ、無駄な電力を消費するのを防ぐ。
動作停止回路15の動作停止電圧Vstopは、ツェナーダイオードZD2のツェナー電圧をVz 、スイッチング素子Q2のベース・エミッター電圧をVbeするとVstop=Vz +Vbeとなり、LEDドライバー21の出力電圧がVstopより高いとき、定電流負荷回路の動作は停止し、点灯回路に電流が流れなくなる。
以上のように、本実施形態の点灯回路においては、電源投入後、所定時間、過渡的に起動補助回路12に電流が流れ、次いで定電流負荷回路13が動作を開始すると、定電流負荷回路13に定電流が流入し、LEDドライバー21に電流が流れると、定電流負荷回路13に流入する電流が停止する。
すなわち、本実施形態の点灯回路にLEDドライバー21、LED22が接続されていると、全動作電圧に渡り、電源回路30から点灯回路に電流が流れ込む。このため、電源回路に自励式電子トランスが設けられていても、自励式電子トランスが停止したり、LEDがちらつくことはない。また、LEDドライバー21に電流が流れているときは、電流停止回路14により定電流負荷回路13に流れる電流を停止させるので、無駄に電力を消費することもない。
さらに、なんらかの理由でLEDドライバー21にLED22が接続されていない場合には、動作停止回路15で定電流負荷回路13に流れる電流を停止させるので、LED22が接続されていないにもかかわらず電流が流れるといった問題は生じない。
図4は、本発明の点灯回路の動作時の各部の電圧、電流波形の概要を示すタイムチャートであり、横軸は時間を示す。
同図において、(a)は電子トランスを具備する電源回路30から、本実施形態の点灯回路に入力される入力電圧波形を示し、ピーク電圧はEである。なお、Vdownは整流回路11におけるドロップ電圧である。
(b)は整流回路11による整流後の電圧波形を示し、整流回路11において電圧がドロップしているため、ピーク値はE−Vdownとなっている。また、同図のVCstart は定電流負荷回路13の動作開始電圧、VDstart はLEDドライバー21の動作開始電圧である。
同図(c)(d)(e)の電流I1,I2,I3は、前記図2に示した箇所の電流であり、それぞれ起動補助回路11、定電流負荷回路13、LEDドライバー21に流れる電流を示し、(f)の電流Iは電流I1,I2,I3の合計を示す。
起動補助回路11のインピーダンスをZとすると、(c)に示すように起動補助回路11には、電圧の立ち上がり/立ち下がり時に、ピーク値がほぼ(E−Vdown)/Zの電流I1が流れる。
また、入力電圧の大きさがVCstart を越えると、定電流負荷回路13が動作し、同図(d)に示すように、定電流負荷回路13に電流I2が流れる。
さらに、入力電圧の大きさがVDstart を越えると、LEDドライバー21が動作し、同図(e)に示すように、LEDドライバー21に電流I3が流れる。
したがって、点灯回路に流入する電流Iは上記電流I1,I2,I3の和となり、同図(f)に示すようになる。すなわち、入力電圧がある電圧値以上であれば、点灯回路には、電流が常に流入し、電源回路30に自励式の電子トランスが使用されていても、動作が停止したり、不安定になることはない。
図5は、本発明の第2の実施形態を示す図であり、スイッチング素子Q1〜Q3としてFETを用いた例を示しており、その動作は基本的には前記図4に示したものと同じである。
図5において、整流回路11には、全波整流回路を構成する整流ダイオードD1、D2、D3,D4が設けられ、給電部60から供給される交流電圧は全波整流され直流電圧となる。
起動補助回路12は、直列接続されたコンデンサC1と抵抗R1に加え、リアクトルLLを備えている。前記したように、起動補助回路12に直流電圧が印加されると、抵抗R1、リアクトルLLを介してコンデンサC1が充電され、コンデンサC1の充電が完了するまでの間、起動補助回路12に電流が流入する。
図5の例では、起動補助回路12にリアクトルLLを用いているため、前記図4に示したものより、損失を低減化させることができる。
定電流負荷回路13は、抵抗R2〜R4とFETからなるスイッチング素子Q1,Q2から構成され、上記起動補助回路12に並列に接続される。上記スイッチング素子Q2と抵抗R4の接続点には、電流停止回路14、動作停止回路15のスイッチング素子Q3、Q4が接続されており、スイッチング素子Q3、Q4がオフのとき、定電流負荷回路13に、一定電流が流れる。
電流停止回路14は、抵抗R6、スイッチング素子Q4から構成され、LEDドライバー21に電流が流れ、LEDドライバー21に直列に接続された抵抗R6の両端に電圧が生ずることにより、スイッチング素子Q4がオンとなり、定電流負荷回路13の動作を停止させる。
また、動作停止回路15は、LEDドライバー21とLED22の+側の接続点に一方の端子が接続されたツェナーダイオードZD2と、ツェナーダイオードZD2の他方の端子とアース間に接続された抵抗R5と、スイッチング素子Q3から構成される。
そして、LED22がLEDドライバー21に接続されていない場合、前述したようにLEDドライバー21の出力電圧が上昇し、スイッチング素子Q3がオンとなり、定電流負荷回路13の動作を停止させる。
以上のように、本実施形態の点灯回路は、第1の実施形態と同様、電源投入から所定時間、過渡的に電流が流入する起動補助回路12と、この起動補助回路12に並列に接続され、定電流が流入する定電流負荷回路13とを備える。
そして、給電部60に電圧が印加されると、整流回路11の出力電圧がスイッチング素子Q1の動作電圧を越し、定電流負荷回路に電流が流れだすまでの間、起動補助回路12に電流が流入し、定電流負荷回路13が動作を開始すると、定電流負荷回路に一定の電流が流れ込む。さらに、LEDドライバー21が動作を開始すると、電流停止回路14により、定電流負荷回路13の電流は流れなくなる。
また、LED22がLEDドライバー21に接続されていないと、動作停止回路15により、定電流負荷回路13の動作は停止する。
図6は、本発明の第3の実施形態を示す図であり、スイッチング素子Q1〜Q4としてPNP型のトランジスタを用いた例を示しており、その動作は基本的には前記図4に示したものと同じである。
図6において、整流回路11により、給電部60から供給される交流電圧は全波整流され直流電圧となる。起動補助回路12は、直列接続されたコンデンサC1と抵抗R1が設けられ、前記したように、起動補助回路12に直流電圧が印加されると、コンデンサC1の充電が完了するまでの間、起動補助回路12に電流が流入する。
定電流負荷回路13は、抵抗R2〜R4とツェナーダイオードZD1と、PNP型のトランジスタからなるスイッチング素子Q1から構成され、前記したように電流停止回路14、動作停止回路15のスイッチング素子Q2、Q3がオフのとき、定電流負荷回路13に、一定電流が流れる。
電流停止回路14は、抵抗R8、R9、スイッチング素子Q4から構成され、LEDドライバー21に電流が流れ、LEDドライバー21に直列に接続された抵抗R9の両端に電圧が生ずることにより、スイッチング素子Q4がオンとなり、定電流負荷回路13の動作を停止させる。
また、動作停止回路15は、LEDドライバー21とLED22の+側の接続点に一方の端子が接続されたツェナーダイオードZD2と、ツェナーダイオードZD2の他方の端子とアース間に接続された抵抗R7と、スイッチング素子Q2,Q3及び抵抗R6から構成される。
そして、LED22がLEDドライバー21に接続されていない場合、前述したようにLEDドライバー21の出力電圧が上昇し、スイッチング素子Q2がオンとなり、定電流負荷回路13の動作を停止させる。
図7は、本発明の第4の実施形態を示す図であり、定電流負荷回路に定電流機能を有する集積回路IC1を用いるとともに、電流停止回路14、動作停止回路15にフォトカプラーPC1,PC2を用いた例を示しており、その動作は基本的には前記図4に示したものと同じである。
図7において、整流回路11により、給電部60から供給される交流電圧は全波整流され直流電圧となり、起動補助回路12に直流電圧が印加されると起動補助回路12には、コンデンサC1の充電が完了するまでの間、電流が流入する。
定電流負荷回路13は、集積回路IC1と抵抗R2〜R4とスイッチング素子Q1から構成され、電流停止回路14、動作停止回路15のフォトカプラーPC1,PC2がオフのとき、定電流負荷回路13に、一定電流が流れる。
電流停止回路14は、抵抗R6、R8、フォトカプラーPC2から構成され、LEDドライバー21に電流が流れ、LEDドライバー21に直列に接続された抵抗R8の両端に電圧が生ずることにより、フォトカプラーPC2がオンとなり、定電流負荷回路13の動作を停止させる。
また、動作停止回路15は、LEDドライバー21とLED22の+側の接続点に一方の端子が接続されたツェナーダイオードZD2と、抵抗R5と、フォトカプラーPC1から構成され、LED22がLEDドライバー21に接続されていない場合、フォトカプラーPC1がオンとなり、定電流負荷回路13の動作を停止させる。
図8は、本発明の第5の実施形態を示す図であり、前記図4において、LEDドライバー21とLED22に流れる電流を、定電流負荷回路13のスイッチング素子Q1のエミッタ側に接続されていた抵抗R4に帰還することにより、LEDドライバー21が動作したとき、定電流回路13に流れる電流を低減させ、前記図4に示した電流停止回路14を簡略化したものであり、その動作は基本的には前記図4に示したものと同じである。
図8において、整流回路11により、給電部60から供給される交流電圧は全波整流され直流電圧となり、起動補助回路12に直流電圧が印加されると起動補助回路12には、コンデンサC1の充電が完了するまでの間、電流が流入する。
定電流負荷回路13は、抵抗R2とツェナーダイオードZD1の直列回路と、抵抗R2とツェナーダイオードZD1の接続点にベースが接続され、エミッタとコレクタに直列にそれぞれ抵抗R3、R4が接続されたスイッチング素子Q1から構成される。
上記抵抗R2とツェナーダイオードZD1の接続点には、動作停止回路15のスイッチング素子Q2が接続されている。
このため、動作停止回路15のスイッチング素子Q2がオフのとき、スイッチング素子Q1はオン状態であるが、LED22が接続されておらず、スイッチング素子Q2がオンになると、スイッチング素子Q1はオフとなり、定電流負荷回路13の動作は停止する。 動作停止回路15による動作停止電圧Vstopは、ツェナーダイオードZD2のツェナー電圧をVz、スイッチング素子Q2のベース・エミッター電圧をVbeするとVstop=Vz +Vbeとなり、LEDドライバー22の出力電圧がVstopより高いとき定電流負荷回路13の動作は停止する。点灯回路に電流が流れないため、電源回路に自励式電子トランスが用いられている場合、その動作も停止する。
また、スイッチング素子Q1と抵抗4の接続点には、LEDドライバー21の接地側が接続されている。このため、LEDドライバー21が動作し、抵抗R4を介して電流が流れると、スイッチング素子Q1のエミッタ電位が大きくなり、スイッチング素子Q1に流れる電流は低減する。
抵抗R3、スイッチング素子Q1に流れる電流をI1、LEDドライバー21とLED22に流れる電流をI2、ツェナーダイオードZD2のツェナー電圧をVzとするとI1+i2=(Vz−Vbe)/R4となり、抵抗R3、スイッチング素子Q1に流れる電流はLEDドライバー21に流れる分だけ減少する。
すなわち、この回路は電流停止回路14と同様に機能し、LEDドライバー21が動作すると、定電流負荷回路13に流入する電流が減少する。
以上のように本実施形態では、スイッチング素子Q1のエミッタと抵抗4の接続点にLEDドライバー21の接地側を接続しているので、電流停止回路14と同様にLEDドライバー21に電流が流れたとき、定電流負荷回路13に流れる電流を減少させ、電力消費を低減化することができる。
図9は、本発明の第6の実施形態を示す図であり、定電流負荷回路のスイッチング素子としてFETを用いたものにおいて、図8に示したようにLEDドライバー21とLED22に流れる電流を、定電流負荷回路13の抵抗R3に帰還することにより、LEDドライバー21が動作したとき、定電流回路13に流れる電流を低減させ、前記図4に示した電流停止回路14を簡略化したものであり、その動作は基本的には前記図4に示したものと同じである。
図9において、整流回路11により、給電部60から供給される交流電圧は全波整流され直流電圧となり、起動補助回路12に直流電圧が印加されると起動補助回路12には、コンデンサC1の充電が完了するまでの間、電流が流入する。
定電流負荷回路13は、抵抗R2〜R4とFETからなるスイッチング素子Q1、トランジスタから構成されるスイッチング素子Q2から構成され、上記スイッチング素子Q2と抵抗R3の接続点には、LEDドライバー21の接地側が接続される。
このため、LEDドライバー21が動作し、抵抗R3を介して電流が流れると、前述したように、スイッチング素子Q1に流れる電流は低減化する。すなわち、この回路は電流停止回路14と同様に機能し、電力消費を低減化することができる。
動作停止回路15は、LEDドライバー21とLED22の+側の接続点に一方の端子が接続されたツェナーダイオードZD2と、ツェナーダイオードZD2の他方の端子とアース間に接続された抵抗R5と、フォトカプラーPC3から構成される。
そして、LED22がLEDドライバー21に接続されていない場合、前述したようにLEDドライバー21の出力電圧が上昇し、フォトカプラーPC3がオンとなり、スイッチング素子Q2がオフとなり、定電流負荷回路13の動作を停止させる。
次に本発明の点灯回路を前述した図1(a)(b)で説明したように、LEDランプに組み込んだ場合、あるいは変換ソケットに組み込んだ場合の構成例について説明する。
図10、図11は、前記図1(a)で説明した本発明の点灯回路が組み込まれたLEDランプの構成例を示す図である。
図10はハロゲンランプ・タイプのLEDランプの構成例を示し、(a)は給電部にスクリューソケットを有するランプ、(b)は給電部にピンソケットを有するランプを示している。
図10(a)(b)に示すように、スクリューベース1あるいは2ピンベース6に給電部であるスクリューソケット9、あるいは2ピンソケット8が取り付けられている。スクリューソケット9、あるいは、2ピンソケット8から供給される交流電圧はリード線2aを介して、本発明に係る点灯回路10を備えた点灯回路部2に供給される。点灯回路部2からの出力は、リード線2bを介してLED22を含むLEDモジュール部3に供給される。
LEDモジュール部3はリフレクタ4内に設けられ、リフレクタの前面には、前面ガラス5が設けられている。LEDが点灯すると、LEDからの光はリフレクタ4で反射して、前面ガラス5から放射される。
図11は電球タイプのLEDランプの構成例を示し、(a)は給電部にスクリューソケットを有するランプ、(b)は給電部にピンソケットを有するランプを示している。
図11(a)(b)に示すように、スクリューベース1あるいは2ピンベース6に給電部であるスクリューソケット9、あるいは2ピンソケット8が取り付けられている。スクリューソケット9、あるいは2ピンソケット8から供給される交流電圧はリード線2aを介して、本発明に係る点灯回路10を備えた点灯回路部2に供給される。点灯回路部2からの出力は、リード線2bを介してLED22を含むLEDモジュール部3に供給される。
LEDモジュール部3は球ガラス7内に設けられ、LEDが点灯すると、LEDからの光は、球ガラス7から周囲に放射される。
図12は、前記図1(b)で説明した本発明の点灯回路が組み込まれた変換ソケットの構成例を示す図である。
図12(a)はスクリューソケットと2ピンソケットを備えた変換ソケット、(b)はスクリューソケットとスクリューソケットを備えた変換ソケットの構成例を示す。
図12(a)(b)に示すように、スクリューベース1に給電部であるスクリューソケット9が取り付けられている。スクリューソケット9から供給される交流電圧はリード線2aを介して、本発明に係る点灯回路10を備えた点灯回路部2に供給される。点灯回路部2からの出力は、リード線2bを介して、2ピンソケット8あるいはスクリューソケット9に接続される。
上記変換ソケットを電源回路に接続し、上記点灯回路部2の出力が接続された2ピンソケット8あるいはスクリューソケット9にLEDモジュールを有するLEDランプを接続することで、電源回路に自励式電子トランスが用いられていても、LEDランプを安定に点灯させることができる。
電源回路と本発明の点灯回路を含むLEDランプの点灯装置の全体構成を示す図である。 本発明のLED点灯回路と、LEDドライバとLEDから構成されるLEDモジュールの基本構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態の点灯回路の構成を示す図である。 本発明の点灯回路の動作時の各部の電圧、電流波形の概要を示すタイムチャートである。 本発明の第2の実施形態の点灯回路の構成を示す図である。 本発明の第3の実施形態の点灯回路の構成を示す図である。 本発明の第4の実施形態の点灯回路の構成を示す図である。 本発明の第5の実施形態の点灯回路の構成を示す図である。 本発明の第6の実施形態の点灯回路の構成を示す図である。 本発明の点灯回路が組み込まれたハロゲンランプ・タイプのLEDランプの構成例を示す図である。 本発明の点灯回路が組み込まれた電球タイプのLEDランプの構成例を示す図である。 本発明の点灯回路が組み込まれた変換ソケットの構成例を示す図である。 従来例の図5に示される点灯回路を示す図である。 LEDドライバーを用いた点灯回路の例を示す図である。 自励式と、他励式の電子トランスの構成例を示す図である。 LEDとハロゲンランプの電圧−電流特性を示す図である。
符号の説明
1 スクリューベース
2 点灯回路部
3 LEDモジュール部
4 リフレクタ
5 前面ガラス
6 2ピンベース
7 球ガラス
8 2ピンソケット
9 スクリューソケット
10 点灯回路
11 整流回路
12 起動補助回路
13 定電流負荷回路
14 電流停止回路
15 動作停止回路
20 LEDモジュール
21 LEDドライバー
22 LED(発光ダイオード)
30 電源回路
40 LEDランプ
50 LED点灯用変換ソケット
60 給電部
C1 コンデンサ
D1〜D4 ダイオード
LL インダクタンス
Q1〜Q4 スイッチング素子
R1〜R9 抵抗
IC1 集積回路
PC1〜PC3 フォトカプラー
ZD1,ZD2 ツェナーダイオード

Claims (4)

  1. LEDを駆動するためのLEDドライバーと、交流電源との間に接続されるLED点灯回路であって、
    上記交流電源を整流し、上記LEDドライバーに直流電圧を供給する整流回路と、
    上記整流回路の出力側に並列に接続され、少なくともコンデンサを含み、電源投入から所定時間、過渡的に電流が流入する起動補助回路と、
    上記起動補助回路に並列に接続され、定電流が流入する定電流負荷回路と、
    上記LEDドライバーに電流が流れたとき、上記定電流負荷回路に流入する電流を停止する電流停止回路とを備えた
    ことを特徴とするLED点灯回路。
  2. LEDが接続されていない場合、上記定電流負荷回路の動作を停止させる動作停止回路を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のLED点灯回路。
  3. 交流電源に接続されるLED点灯回路と、該点灯回路の出力側に接続されたLEDドライバーと、該LEDドライバーにより駆動されるLEDから構成されるLEDランプであって、
    上記LED点灯回路は、
    上記交流電源を整流し、上記LEDドライバーに直流電圧を供給する整流回路と、
    上記整流回路の出力側に並列に接続され、少なくともコンデンサを含み、電源投入から所定時間、過渡的に電流が流入する起動補助回路と、
    上記起動補助回路に並列に接続され、定電流が流入する定電流負荷回路と、
    上記LEDドライバーに電流が流れたとき、上記定電流負荷回路に流入する電流を停止する電流停止回路とから構成される
    ことを特徴とするLEDランプ。
  4. LEDと該LEDを駆動するためのLEDドライバーから構成されるランプユニットと、交流電源との間に接続されるLED点灯用変換ソケットであって、
    上記変換ソケットは、LED点灯回路を内蔵し、
    上記LED点灯回路は、
    上記交流電源を整流し、上記LEDドライバーに直流電圧を供給する整流回路と、
    上記整流回路の出力側に並列に接続され、少なくともコンデンサを含み、電源投入から所定時間、過渡的に電流が流入する起動補助回路と、
    上記起動補助回路に並列に接続され、定電流が流入する定電流負荷回路と、
    上記LEDドライバーに電流が流れたとき、上記定電流負荷回路に流入する電流を停止する電流停止回路とから構成される
    ことを特徴とするLED点灯用変換ソケット。
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