JP2010132072A - 車両用サイドエアバッグ装置 - Google Patents

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重希 林
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Abstract

【課題】乗員の上腕部が乗員の胸部とエアバッグとの間に介在することを従来に比べて抑制できる車両用サイドエアバッグ装置の提供。
【解決手段】エアバッグ20が肩拘束部21より車両前側で乗員Pの脇より低い位置にあり乗員Pの上腕部が載るアームサポート縁22を備えている。そのため、エアバッグ20が展開完了し乗員Pの上腕部がエアバッグ20に当ったとき、乗員Pの上腕部はエアバッグ20に沿って滑り上がりアームサポート縁22に載る。そのため、従来に比べて、車幅方向から見たときに乗員Pの上腕部と胸部とのラップ量を低減でき、乗員Pの上腕部が乗員Pの胸部とエアバッグ20との間に介在することを抑制できる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、車両用のサイドエアバッグ装置に関する。
特許文献1は、乗員の側部後方から前方へ展開するエアバッグの少なくとも乗員の腕に当る部分の縁が、腕を上方へ跳ね上げる力が低減されるような角度で傾斜した、車両用サイドエアバッグ装置を開示している。
しかし、従来の車両用サイドエアバッグ装置にはつぎの問題点がある。
腕を積極的に上げることを目的としておらず、エアバッグ展開時における乗員の腕の跳ね上げを防止することを目的としたものであり、傾斜した縁では腕が効果的に持ち上がらないか、持ち上がったとしても持ち上がり量の制御が困難である。そのため、乗員の上腕部が乗員の胸部とエアバッグとの間に介在し胸部の撓みを増加させることが考えられる。
特開2000−280853号公報
本発明の目的は、乗員の上腕部が乗員の胸部とエアバッグとの間に介在することを従来に比べて抑制できる車両用サイドエアバッグ装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1) 本発明は、エアバッグと、エアバッグにガスを供給するインフレータと、を有する車両用サイドエアバッグ装置である。
エアバッグは、展開時に、乗員の肩部の側方に位置し肩部を拘束する肩拘束部と、肩拘束部より車両前側で乗員の脇より低い位置にあり乗員の上腕部が載るアームサポート縁と、を備えている。
(2) 上記(1)において、肩拘束部の車幅方向の幅は、上側にいくに従って小さくなっている。
(3) 上記(1)または(2)において、エアバッグは、展開時に、乗員の胸部の車幅方向外側端より車両後側で上下方向に延びる後側チューブバッグ部と、後側チューブバッグ部より車両前側で乗員の胸部の車幅方向外側端より車両前側に位置し上下方向に延びる前側チューブバッグ部と、を備えている。
後側チューブバッグ部と前側チューブバッグ部とは、絞られた連通部にて互いに連通されている。
肩拘束部は後側チューブバッグ部に設けられており、アームサポート縁は前側チューブバッグ部の上縁からなる。
(4) 上記(1)〜(3)のいずれか1つにおいて、エアバッグは、展開時に、下端部がシートクッションのサイド部の上面またはドアアームレスト部の上面に当接可能とされている。
上記(1)の車両用サイドエアバッグ装置によれば、エアバッグが肩拘束部より車両前側で乗員の脇より低い位置にあり乗員の上腕部が載るアームサポート縁を備えているため、エアバッグが展開完了し乗員の上腕部がエアバッグに当ったとき、乗員の上腕部はエアバッグに沿って滑り上がりアームサポート縁に載る。そのため、従来に比べて、車幅方向から見たときに乗員の上腕部と胸部とのラップ量を低減でき、乗員の上腕部が乗員の胸部とエアバッグとの間に介在することを抑制できる。
また、アームサポート縁が乗員の脇より低い位置にあるため、アームサポート縁に乗員の上腕部が載ったときに、上腕部が水平位置よりも上方に上がってしまうことを抑制できる。
上記(2)の車両用サイドエアバッグ装置によれば、肩拘束部の車幅方向の幅が上側にいくに従って小さくなっているため、肩拘束部の車幅方向内側面を上側かつ車幅方向外側に傾斜させることができる。そのため、肩拘束部で乗員の肩部を上側に押し上げる(持ち上げる)ことができる。そのため、乗員の肩をすくめさせることができ、肩をすくめさせない場合に比べてより一層、乗員の上腕部が乗員の胸部とエアバッグとの間に介在することを抑制できる。
上記(3)の車両用サイドエアバッグ装置によれば、エアバッグが、乗員の胸部の車幅方向外側端より車両後側で上下方向に延びる後側チューブバッグ部と、後側チューブバッグ部より車両前側で乗員の胸部の車幅方向外側端より車両前側に位置し上下方向に延びる前側チューブバッグ部と、を備えているため、後側チューブバッグ部で乗員の胸部を斜め後方から拘束でき前側チューブバッグ部で乗員の胸部を斜め前方から拘束できる。そのため、後側チューブバッグ部と前側チューブバッグ部とで乗員の胸部を、該胸部の湾曲に沿って覆うようにして拘束できる。
上記(4)の車両用サイドエアバッグ装置によれば、エアバッグが、展開時に、下端部がシートクッションのサイド部の上面またはドアアームレスト部の上面に当接可能とされているため、シートクッションのサイド部の上面またはドアアームレスト部の上面でエアバッグ反力を受けることができ(シートクッションのサイド部またはドアアームレスト部が下側からの反力構造物となり)、エアバッグが乗員の上腕部、肩部によって押されて下方に移動してしまうことを抑制できる。
以下に、本発明実施例の車両用サイドエアバッグ装置(以下、単にサイドエアバッグ装置ともいう)を、図1〜図19を参照して、説明する。なお、図中、UPは上方を示し、FRは車両前方を示し、INは車幅方向内側を示し、OUTは車幅方向外側を示す。
図1〜図9は、本発明実施例1の車両用サイドエアバッグ装置を示し、図10は、本発明実施例2の車両用サイドエアバッグ装置を示し、図11〜図13は、本発明実施例3の車両用サイドエアバッグ装置を示し、図14は、本発明実施例4の車両用サイドエアバッグ装置を示し、図15〜図19は、本発明実施例5の車両用サイドエアバッグ装置を示している。本発明全実施例にわたって共通する部分には、本発明全実施例にわたって同じ符号を付してある。
〔実施例1〕(図1〜図9)
まず、本発明実施例1の構成を、図1〜図9を参照して、説明する。
本発明実施例1のサイドエアバッグ装置10は、シートバック40に収納(格納)されている。
シートバック40(フレームのみ図示)は、図1に示すように、乗員Pの背もたれとして利用される。シートバック40は、乗員Pが着座するシートクッション41の車両後側端部に配置され、シートクッション41に対して車両前後方向に倒し・起立可能とされている。シートバック40の上部には、乗員Pの頭部を支持する図示略のベッドレストが配置される。シートクッション41の車幅方向両側端部には、図2に示すように、シートクッション41の車幅方向中間部に比べて上側に膨出(***)したサイド部41aが設けられている。
サイドエアバッグ装置10は、図1に示すように、エアバッグ20と、エアバッグ20にガスを供給するインフレータ30と、を有している。
エアバッグ20は、車両が側面衝突した際に、インフレータ30から噴出(供給)されるガスによって車両前側および上下方向に展開膨張する。エアバッグ20は、図2に示すように、乗員Pの車幅方向外側と車両内装材(ドアトリムやピラーガーニッシュ)Dとの間に展開し、乗員Pを保護する。エアバッグ20は、展開時、上端が乗員Pの肩部の上端と同じか略同じ位置にあり、乗員Pの頭部を保護しないバッグである。ただし、エアバッグ20は、展開時、乗員Pの頭部の側方および上方まで展開し乗員Pの頭部をカバーするバッグであってもよい。
エアバッグ20は、図3に示すように、展開時に、乗員(AM50(American Maleを100人並べたときの小柄な方から50番目)、以下同じ)Pの肩部の側方に位置し肩部を車幅方向外側から拘束する肩拘束部21と、肩拘束部21より車両前側で乗員Pの脇より低い位置にあり乗員Pの上腕部が載るアームサポート縁22と、を備えている。
肩拘束部21は、エアバッグ20の展開時、エアバッグ20の上端部とその近傍からなる。肩拘束部21は、アームサポート縁22より上側に位置する部分である。エアバッグ20の展開時、肩拘束部21の前後長さは乗員Pの肩部の前後長さと同じか略同じであり、肩拘束部21の車両後側端部は乗員Pの肩部の車両後側端部と同じかまたは略同じ前後位置にあり、肩拘束部21の車両前側端部は乗員Pの肩部の車両前側端部と同じかまたは略同じ前後位置にある。
エアバッグ20の展開時、図2に示すように、肩拘束部21の車幅方向の幅は上側にいくに従って小さくなっており、肩拘束部21の車幅方向内側面が上側かつ車幅方向外側に傾斜する傾斜面になっている。そのため、肩拘束部21の車幅方向内側面に当接した肩部をエアバッグ20で上側に押し上げることができる(肩部をエアバッグ20で上側に押し上げる力をエアバッグ20に発生させることができる)。
なお、エアバッグ20の展開時、エアバッグ20内の圧力は一定であるため、エアバッグ20の上端部とその近傍からなる肩拘束部21の車幅方向の幅は上側にいくに従って小さくなるのが一般的であるところ、本発明では、肩拘束部21の上下全体にわたる車幅方向の幅を、次の(i)または(ii)またはその他の方法により強制的に上側にいくに従って小さくしている。
(i)図5、図6に示す方法
図5に示すように、肩拘束部21の後側端に上側かつ前側に傾斜する傾斜面21bを設け、肩拘束部21の前後長を上側にいくに従って小さくする。その結果、エアバッグ20の展開時、肩拘束部21の上下方向と直交する断面でのバッグ周長が、上側にいくに従って小さくなる。そのため、図6に示すように、エアバッグ20の展開時、肩拘束部21の車幅方向の幅が上側にいくに従って小さくなる。なお、図5では、肩拘束部21の後側端に傾斜面21bを設けているが、傾斜面21bは、肩拘束部21の前側端であってもよく、右側端であってもよく、左側端であってもよい。
(ii)図7、図8に示す方法
図7に示すように、肩拘束部21を構成する左右のエアバッグ基布同士をストラップ23で繋ぐ。その結果、図8に示すように、エアバッグ20の展開時、肩拘束部21のストラップ23を設けた部分に段差23aができるとともに肩拘束部21(特に、肩拘束部21のストラップ23より下側の、乗員Pの肩部に斜め下側から当接し始める部分)の車幅方向の幅が上側にいくに従って小さくなる。
アームサポート縁22は、図1に示すように、エアバッグ20の展開時、肩拘束部21より車両前側に位置するエアバッグ部分の上縁からなり、肩拘束部21の車両前側端かつ下端またはその近傍から車両前側に水平または略水平(水平から±45°未満であればよく、乗員Pの腕と胸部とのラップを抑制するために好ましくは±5°未満)に延びる部分である。エアバッグ20の展開時、アームサポート縁22は、乗員Pの脇よりも低い(下側)位置で、乗員Pが腕を水平に前側に延ばしたときの上腕部の下端と同じかまたは略同じ位置にある。エアバッグ20の展開時、アームサポート縁22の前後長さは、乗員Pの上腕部を前後方向に延ばしたときの上腕部の前後長と同じかそれより短い。
エアバッグ20の展開時、エアバッグ20のアームサポート縁22の鉛直下側に位置する部分(以下、アームサポート縁下部分という)22aの上端部とその近傍(アームサポート縁22付近)は、車幅方向の幅が上側にいくに従って小さくなっており、車幅方向内側面が上側かつ車幅方向外側に傾斜する傾斜面になっている。アームサポート縁下部分22aの上端部とその近傍は、前述した肩拘束部21と同様に、図5,6に示す上記(i)の方法または図7,8に示す上記(ii)の方向またはその他の方法により、強制的に上側にいくに従って車幅方向の幅が小さくされていてもよい。
車両側面衝突時でエアバッグ20が展開し車両内装材Dが車幅方向内側に侵入してきたとき、乗員Pの上腕部が、アームサポート縁下部分22aの上端部とその近傍に当接して滑り上がり、図3、図4に示すようにアームサポート縁22に載り上がる。
インフレータ30は、図3に示すように、エアバッグ20内にたとえば1個のみ配置されている。ただし、インフレータ30はエアバッグ20内に2個以上(複数)配置されていてもよい。インフレータ30は、エアバッグ20が展開したときの、エアバッグ20の車両後側端部またはその近傍に配置されている。インフレータ30は、シートバック40の上下方向中間部に、上下方向に延びる姿勢で固定して配置されている。インフレータ30がシートバック40の上端部ではなく上下方向中間部に配置されているのは、車両が側面衝突しておらずエアバッグ20が展開していない時に、シートバック40に寄りかかっている乗員Pがインフレータ30に当り違和感を覚えることを抑制するためである。
以上の構成は、本発明実施例1だけでなく、本発明の他の全実施例にも適用される。
本発明実施例1は、さらに、つぎの特有な構成を有する。
(a)エアバッグ20は1つの袋体で構成されており、エアバッグ20内にエアバッグ20を前後または上下に分ける仕切り壁等は設けられていない。
(b)エアバッグ20の展開時、エアバッグ20の肩拘束部21の鉛直下側に位置する部分(以下、肩拘束部下部分という)21aは、乗員Pの胸部及び腰部の側方に位置して胸部及び腰部を車幅方向外側から拘束する。エアバッグ20の展開時、アームサポート縁下部分22aは、乗員Pの胸部及び腰部の側方に位置して胸部及び腰部を車幅方向外側から拘束する。肩拘束部下部分21aの下端部とアームサポート縁下部分22aの下端部は、ともにエアバッグ20の下端部を構成する。
(c)エアバッグ20の展開完了初期時、図1,2に示すように、エアバッグ20の下端部は、シートクッション41の車幅方向外側のサイド部41aの上面に当接可能とされている。図4に示すように、エアバッグ20が展開完了し車両内装材Dが車幅方向内側に侵入してきたとき、エアバッグ20の下端部がシートクッション41のサイド部41aの上面に当接しつつ、エアバッグ20の上下中間部(肩拘束部下部分21aの上下中間部とアームサポート縁下部分22aの上下中間部)がドアアームレスト部D1の上面に当接する。
(d)インフレータ30は、図1に示すように、肩拘束部21に向けて上端部から車両前側かつ上側にガスを噴出するとともに、エアバッグ20の下端部に向けて下端部から車両前側かつ下側にガスを噴出する。これは、乗員Pの肩部及び腰部と車両内装材Dとの車幅方向隙間が比較的狭いため、比較的早期に肩拘束部21とエアバッグ20の下端部とを展開膨張させる(比較的早期にエアバッグ20を上下方向に展開させる)必要があるためである。
(e)エアバッグ20の折り畳み方は、たとえば以下のとおりである。
図9に示すように、まず、エアバッグ20を平らに広げた状態で前側から後側にロール折りし、その後、上端及び下端から上下方向中間部側に蛇腹折りする。ただし、前側から後側への折りは、ロール折りではなく蛇腹折りであってもよい。また、上端及び下端からの折りは、蛇腹折りではなくロール折りであってもよい。前側から後側に折った後に上端及び下端から上下方向中間部側に折っているのは、折った順と逆に展開しようとする性質を利用し、比較的早期にエアバッグ20を上下方向に展開させるためである。
上記(b)〜(e)は、本発明実施例1だけでなく、本発明実施例2〜4にも適用される。上記(a)は、本発明実施例1だけでなく、本発明実施例5にも適用される。
次に、本発明実施例1の作用、効果を説明する。
(A)図1に示すように、車両側面衝突してエアバッグ20が展開したとき、肩拘束部21が乗員Pの肩部の側方に展開してアームサポート縁下部分22aの上端部とその近傍が乗員Pの上腕部の下半分部分またはその近傍の側方に展開する。また、エアバッグ20の下端部がシートクッション41のサイド部41aの上面に当接する。その後、車両内装材Dが車幅方向内側に侵入してきたとき、乗員Pの肩部が肩拘束部21に車幅方向内側から当り、乗員Pの上腕部がアームサポート縁下部分22aの上端部とその近傍に当る。
(B)本発明実施例1では、エアバッグ20が肩拘束部21より車両前側で乗員Pの脇より低い位置にあるアームサポート縁22を備えているため、エアバッグ20が展開完了して乗員Pの上腕部がアームサポート縁下部分22aの上端部とその近傍に当ったとき、乗員Pの上腕部はエアバッグ20に沿って滑り上がりアームサポート縁22に載る(エアバッグ20で乗員Pの上腕部を下から持ち上げ支える)。そのため、従来に比べて、車幅方向から見たときに乗員Pの上腕部と胸部とのラップ量を低減でき、乗員Pの上腕部が乗員の胸部とエアバッグ20との間に介在することを抑制できる。
なお、アームサポート縁22が乗員Pの脇より低い位置にあるため、アームサポート縁22に乗員Pの上腕部が滑り上がって載ったときに、上腕部が水平位置よりも上方に上がってしまうこと(乗員Pの上腕部をエアバッグ20で跳ね上げてしまうこと)を抑制できる。
(C)肩拘束部21の車幅方向の幅が上側にいくに従って小さくなっているため、肩拘束部21の車幅方向内側面を上側かつ車幅方向外側に傾斜させることができる。そのため、肩拘束部21で乗員Pの肩部を上側に押し上げることができる。そのため、乗員Pの肩をすくめさせることができ、肩をすくめさせない場合に比べてより一層、乗員Pの上腕部が乗員Pの胸部とエアバッグ20との間に介在することを抑制できる。
(D)エアバッグ20が、展開時に、下端部がシートクッション41のサイド部41aの上面に当接可能とされているため、シートクッション41のサイド部41aの上面でエアバッグ反力を受けることができ(シートクッション41のサイド部41aが下側からの反力構造物となり)、エアバッグ20が乗員Pの上腕部、肩部によって押されて下方に移動してしまうことを抑制できる。その結果、乗員Pの上腕部がエアバッグ20に沿って滑り上がりアームサポート縁22に載るときにエアバッグ20が下方に移動してしまい乗員Pの上腕部をエアバッグ20に沿って滑り上げることができなくなることを抑制できる。また、肩拘束部21で乗員Pの肩部を上側に押し上げるときにエアバッグ20が下方に移動してしまい乗員Pの肩部を上側に押し上げることができなくなることを抑制できる。
(E)肩拘束部21の車幅方向の幅を、肩拘束部21に傾斜面21bを設けて強制的に上側にいくに従って小さくする場合(上記(a)の方法の場合(図5、図6に示す方法の場合))、エアバッグ基布以外の別部材を設けて肩拘束部21の車幅方向の幅を強制的に上側にいくに従って小さくする場合に比べて、コストアップを抑制できる。
また、肩拘束部21の車幅方向の幅を、ストラップ23を設けて強制的に上側にいくに従って小さくする場合(上記(b)の方法の場合(図7、図8に示す方法の場合))、ストラップ23を設けるだけで容易に肩拘束部21の車幅方向の幅を強制的に上側にいくに従って小さくできる。
上記(A)〜(E)は、本発明実施例1だけでなく、本発明実施例2〜4にも適用される。上記(B)、(C)、(E)は、本発明実施例1だけでなく本発明実施例5にも適用される。
〔実施例2〕(図10)
つぎに、本発明実施例2に特有な部分を、図10を参照して、説明する。
本発明実施例2の車両用サイドエアバッグ装置10には、図10に示すように、肩拘束部下部分21a及びアームサポート縁下部分22aの上下方向中間部に(エアバッグ20の上下中間部に)、エアバッグ20を上下2チャンバに分ける仕切り壁24が設けられている。
仕切り壁24は、エアバッグ20の展開時、乗員Pの腰部より上方で乗員Pの胸部より下方にあり乗員Pの腹部に対応する上下位置にある。仕切り壁24より下側の下側チャンバ24aは、展開時、乗員Pの腰部の側方に位置し腰部を車幅方向外側から拘束可能である。仕切り壁24より上側の上側チャンバ24bは、展開時、乗員Pの胸部及び肩部の側方に位置し胸部及び肩部を車幅方向外側から拘束可能である。
インフレータ30は、下端部が下側チャンバ24a内に位置するとともに上端部が上側チャンバ24b内に位置するように配置されており、シートバックフレームに固定されている。
本発明実施例2によれば、エアバッグ20を上下2チャンバにした場合でも本発明を適用できる。
また、エアバッグ20の展開時、仕切り壁24が乗員Pの腹部に対応する上下位置にあるため、比較的耐性のある乗員Pの肩部及び腰部をエアバッグ20で車幅方向外側から拘束しつつ、比較的耐性のない乗員Pの腹部のエアバッグ20による拘束を弱めることができる。また、例えば、エアバッグ展開時における下側チャンバ24aの内圧を上側チャンバ24bの内圧よりも高く設定することもできる。
〔実施例3〕(図11〜図13)
次に、本発明実施例3に特有な部分を、図11〜図13を参照して、説明する。
本発明実施例3は、図11に示すように、エアバッグ20が前後で上下方向の長さが異なる大小2チャンバ(2チューブ)で構成される場合を示している。
エアバッグ20は、図12に示すように、展開時に、乗員Pの胸部の車幅方向外側端P1より車両後側で上下方向に延びるチューブ状の後側チューブバッグ部25と、後側チューブバッグ部25より車両前側で乗員Pの胸部の車幅方向外側端P1より車両前側に位置し上下方向に延びるチューブ状の前側チューブバッグ部26と、を備えている。
図11に示すように、後側チューブバッグ部25の上端部に肩拘束部21が設けられている。後側チューブバッグ部25の肩拘束部21の鉛直下側に位置する部分が肩拘束部下部分21aである。前側チューブバッグ部26の上縁がアームサポート縁22である。前側チューブバッグ部26のアームサポート縁22の鉛直下側に位置する部分がアームサポート縁下部分22aである。
後側チューブバッグ部25と前側チューブバッグ部26とは、後側チューブバッグ部25と前側チューブバッグ部26の展開時の上下長に比べて小さい絞られた連通部27にて互いに連通されている。連通部27は、エアバッグ20の展開時における、後側チューブバッグ部25の上下方向中間部と前側チューブバッグ部26の上下方向中間部との間にわたって設けられている。
インフレータ30は、後側チューブバッグ部25内で後側チューブバッグ部25の上下方向中間部に配置されており、シートバックフレームに固定されている。インフレータ30は、肩拘束部21とエアバッグ20の下端部(後側チューブバッグ部25の下端部)に向けてガスを噴出するとともに、前側チューブバッグ部26内に早期にガスを供給するために、連通部27に対向する上下方向中間部部分から車両前側に水平または略水平にガスを噴出する。なお、インフレータ30からのガスを早期に確実に前側チューブバッグ部26内に供給するために、インフレータ30から前側チューブバッグ部26内まで延びる図示略のチューブが設けられていてもよい。
エアバッグ20の折り畳み方は、たとえば以下のとおりである。
図13に示すように、まず、エアバッグ20を平らに広げた状態で前側から後側にロール折りし、その後、上端及び下端から上下方向中間部側に蛇腹折りする。ただし、前側から後側への折りは、ロール折りではなく蛇腹折りであってもよい。また、上端及び下端からの折りは、蛇腹折りではなくロール折りであってもよい。前側から後側に折った後に上端及び下端から上下方向中間部側に折っているのは、折った順と逆に展開しようとする性質を利用し、比較的早期にエアバッグ20を上下方向に展開させるためである。
本発明実施例3では、エアバッグ20が、乗員Pの胸部の車幅方向外側端P1より車両後側で上下方向に延びる後側チューブバッグ部25と、後側チューブバッグ部25より車両前側で乗員Pの胸部の車幅方向外側端P1より車両前側に位置し上下方向に延びる前側チューブバッグ部26と、を備えているため、後側チューブバッグ部25で乗員Pの胸部を斜め後方から拘束でき前側チューブバッグ部26で乗員Pの胸部を斜め前方から拘束できる。そのため、後側チューブバッグ部25と前側チューブバッグ部26とで乗員Pの胸部を、該胸部の湾曲に沿って覆うようにして拘束できる。
〔実施例4〕(図14)
次に、本発明実施例4に特有な部分を、図14を参照して、説明する。
本発明実施例4では、図14に示すように、肩拘束部下部分21a及びアームサポート縁下部分22aの上下方向中間部に(エアバッグ20の上下中間部に)、エアバッグ20を上下2チャンバに分ける仕切り壁24が設けられており、上側のチャンバが前後で上下方向の長さが異なる大小2チャンバ(2チューブ)で構成される場合を示している。
仕切り壁24は、エアバッグ20の展開時、乗員Pの腰部より上方で乗員Pの胸部より下方にあり乗員Pの腹部に対応する上下位置にある。仕切り壁24より下側のチャンバ(以下、下側チャンバという)24aは、展開時、乗員Pの腰部の側方に位置し腰部を車幅方向外側から拘束可能である。仕切り壁24より上側のチャンバ(以下、上側チャンバという)24bは、展開時、乗員Pの胸部及び肩部の側方に位置し胸部及び肩部を車幅方向外側から拘束可能である。
上側チャンバ24bは、展開時に、乗員Pの胸部の車幅方向外側端P1より車両後側で上下方向に延びるチューブ状の後側チューブバッグ部25と、後側チューブバッグ部25より車両前側で乗員Pの胸部の車幅方向外側端P1より車両前側に位置し上下方向に延びるチューブ状の前側チューブバッグ部26と、を備えている。
後側チューブバッグ部25の上端部に肩拘束部21が設けられている。上側チャンバ24bと下側チャンバ24aのうち、肩拘束部21の鉛直下側に位置する部分が肩拘束部下部分21aである。前側チューブバッグ部26の上縁がアームサポート縁22である。上側チャンバ24bと下側チャンバ24aのうち、アームサポート縁22の鉛直下側に位置する部分がアームサポート縁下部分22aである。
後側チューブバッグ部25と前側チューブバッグ部26とは、後側チューブバッグ部25と前側チューブバッグ部26の展開時の上下長に比べて小さい絞られた連通部27にて互いに連通されている。連通部27は、エアバッグ20の展開時における、仕切り壁24の直上で、後側チューブバッグ部25の下端部と前側チューブバッグ部26の下端部との間にわたって設けられている。
インフレータ30は、下端部が下側チャンバ24a内に位置するとともに上端部が上側チャンバ24b内で後側チューブバッグ部25内に位置するように配置されており、シートバックフレームに固定されている。インフレータ30は、肩拘束部21とエアバッグ20の下端部(下側チャンバ24a)に向けてガスを噴出するとともに、前側チューブバッグ部26内に早期にガスを供給するために、連通部27に対向する上下方向中間部部分から車両前側に水平または略水平にガスを噴出する。なお、インフレータ30からのガスを早期に確実に前側チューブバッグ部26内に供給するために、インフレータ30から前側チューブバッグ部26内まで延びる図示略のチューブが設けられていてもよい。
本発明実施例4によれば、エアバッグ20を上下2チャンバにし、上側チャンバ24bを前後2チャンバにした場合でも本発明を適用できる。
また、エアバッグ20の展開時、仕切り壁24が乗員Pの腹部に対応する上下位置にあるため、比較的耐性のある乗員Pの肩部及び腰部をエアバッグ20で車幅方向外側から拘束しつつ、比較的耐性のない乗員Pの腹部のエアバッグ20による拘束を弱めることができる。また、例えば、エアバッグ展開時における下側チャンバ24aの内圧を上側チャンバ24bの内圧よりも高く設定することもできる。
上側チャンバ24bが、乗員Pの胸部の車幅方向外側端P1より車両後側で上下方向に延びる後側チューブバッグ部25と、後側チューブバッグ部25より車両前側で乗員Pの胸部の車幅方向外側端P1より車両前側に位置し上下方向に延びる前側チューブバッグ部26と、を備えているため、後側チューブバッグ部25で乗員Pの胸部を斜め後方から拘束でき前側チューブバッグ部26で乗員Pの胸部を斜め前方から拘束できる。そのため、後側チューブバッグ部25と前側チューブバッグ部26とで乗員Pの胸部を、該胸部の湾曲に沿って覆うようにして拘束できる。
〔実施例5〕(図15〜図19)
次に、本発明実施例5に特有な部分を、図15〜図19を参照して、説明する。
エアバッグ20の展開時、図17に示すように、エアバッグ20の肩拘束部21の鉛直下側に位置する部分(以下、肩拘束部下部分という)21aは、乗員Pの胸部の側方のみに位置し(乗員Pの腰部の側方には位置しておらず)胸部のみを車幅方向外側から拘束する。エアバッグ20の展開時、アームサポート縁下部分22aは、乗員Pの胸部の側方のみに位置し(乗員Pの腰部の側方には位置しておらず)胸部のみを車幅方向外側から拘束する。肩拘束部下部分21aの下端部とアームサポート縁下部分22aの下端部は、ともにエアバッグ20の下端部(シートバック40から車両前方に展開した部分の下端部)を構成する。エアバッグ20は、ドアアームレストD1より上側で展開膨張する。
図16、図18に示すように、エアバッグ20の展開完了初期時から、エアバッグ20が展開完了して車両内装材Dが車幅方向内側に侵入してきたときまで、エアバッグ20の下端部はドアアームレスト部D1の上面に当接し続ける。
インフレータ30は、図15に示すように、肩拘束部21に向けて上端部から車両前側かつ上側にガスを噴出する。これは、乗員Pの肩部と車両内装材Dとの車幅方向隙間が比較的狭いため、比較的早期に肩拘束部21を展開膨張させる(比較的早期にエアバッグ20を上下方向に展開させる)必要があるためである。インフレータ30は、また、エアバッグ20の下端部に向けて上下方向中間部から車両前側にガスを噴出する。これは、アームサポート縁下部分22aにも早期に確実にガスを供給できるようにするためである。
エアバッグ20の折り畳み方は、たとえば以下のとおりである。
図19に示すように、まず、前側から後側にロール折りし、その後、上端から下側に蛇腹折りする。ただし、前側から後側への折りは、ロール折りではなく蛇腹折りであってもよい。また、上端から下側への折りは、蛇腹折りではなくロール折りであってもよい。前側から後側に折った後に上端から下側に折っているのは、折った順と逆に展開しようとする性質を利用し、比較的早期にエアバッグ20を上下方向に展開させるためである。
次に、本発明実施例5の作用、効果を説明する。
車両側面衝突してエアバッグ20が展開したとき、肩拘束部21が乗員Pの肩部の側方に展開しアームサポート縁下部分22aの上端部とその近傍が乗員Pの上腕部の下半分部分またはその近傍の側方に展開する。また、エアバッグ20の下端部がドアアームレストD1の上面に当接する。その後、車両内装材Dが車幅方向内側に侵入してきたとき、乗員Pの肩部が肩拘束部21に車幅方向内側から当り、乗員Pの上腕部がアームサポート縁下部分22aの上端部とその近傍に当る。
エアバッグ20が、展開時に、下端部がドアアームレストD1の上面に当接可能とされているため、ドアアームレストD1の上面でエアバッグ反力を受けることができ(ドアアームレストD1が下側からの反力構造物となり)、エアバッグ20が乗員Pの上腕部、肩部によって押されて下方に移動してしまうことを抑制できる。その結果、乗員Pの上腕部がエアバッグ20に沿って滑り上がりアームサポート縁22に載るときにエアバッグ20が下方に移動してしまい乗員Pの上腕部をエアバッグ20に沿って滑り上げることができなくなることを抑制できる。また、肩拘束部21で乗員Pの肩部を上側に押し上げるときにエアバッグ20が下方に移動してしまい乗員Pの肩部を上側に押し上げることができなくなることを抑制できる。
本発明実施例1の車両用サイドエアバッグ装置とその近傍を示す、エアバッグ展開完了直前(展開中)の透視側面図である。 本発明実施例1の車両用サイドエアバッグ装置とその近傍を示す、エアバッグ展開完了直前(展開中)の正面図である。 本発明実施例1の車両用サイドエアバッグ装置とその近傍を示す、エアバッグ展開後の透視側面図である。 本発明実施例1の車両用サイドエアバッグ装置とその近傍を示す、エアバッグ展開後の正面図である。 本発明実施例1の車両用サイドエアバッグ装置のエアバッグの、傾斜面を設けて肩拘束部の車幅方向の幅を上側にいくに従って小さくしている場合の、エアバッグ展開完了直前(展開中)の側面図である。 図5のA−A´線概略断面図である。 本発明実施例1の車両用サイドエアバッグ装置のエアバッグの、ストラップを設けて肩拘束部の車幅方向の幅を上側にいくに従って小さくしている場合の、エアバッグ展開完了直前(展開中)の側面図である。 図7のB−B´線概略断面図である。 本発明実施例1の車両用サイドエアバッグ装置のエアバッグの折り畳み方を示す工程図である。 本発明実施例2の車両用サイドエアバッグ装置とその近傍を示す、エアバッグ展開後の透視側面図である。 本発明実施例3の車両用サイドエアバッグ装置とその近傍を示す、エアバッグ展開後の透視側面図である。 図11のC−C´線概略断面図である。 本発明実施例3の車両用サイドエアバッグ装置のエアバッグの折り畳み方を示す工程図である。 本発明実施例4の車両用サイドエアバッグ装置とその近傍を示す、エアバッグ展開後の透視側面図である。 本発明実施例5の車両用サイドエアバッグ装置とその近傍を示す、エアバッグ展開完了直前(展開中)の透視側面図である。 本発明実施例5の車両用サイドエアバッグ装置とその近傍を示す、エアバッグ展開完了直前(展開中)の正面図である。 本発明実施例5の車両用サイドエアバッグ装置とその近傍を示す、エアバッグ展開後の透視側面図である。 本発明実施例5の車両用サイドエアバッグ装置とその近傍を示す、エアバッグ展開後の正面図である。 本発明実施例5の車両用サイドエアバッグ装置のエアバッグの折り畳み方を示す工程図である。
符号の説明
10 車両用サイドエアバッグ装置
20 エアバッグ
21 肩拘束部
21a 肩拘束部下部分
21b 傾斜面
22 アームサポート縁
22a アームサポート下部分
23 ストラップ
24 仕切り壁
24a 下側チャンバ
24b 上側チャンバ
25 後側チューブバッグ部
26 前側チューブバッグ部
27 連通部
30 インフレータ
40 シートバック
41 シートクッション
41a シートクッションのサイド部
P 乗員
P1 乗員の胸部の車幅方向外側端
D 車両内装材
D1 ドアアームレスト

Claims (4)

  1. エアバッグと、該エアバッグにガスを供給するインフレータと、を有する車両用サイドエアバッグ装置であって、
    前記エアバッグは、展開時に、乗員の肩部の側方に位置し肩部を拘束する肩拘束部と、 該肩拘束部より車両前側で乗員の脇より低い位置にあり乗員の上腕部が載るアームサポート縁と、を備えている、車両用サイドエアバッグ装置。
  2. 前記肩拘束部の車幅方向の幅は、上側にいくに従って小さくなっている、請求項1記載の車両用サイドエアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグは、展開時に、乗員の胸部の車幅方向外側端より車両後側で上下方向に延びる後側チューブバッグ部と、該後側チューブバッグ部より車両前側で乗員の胸部の車幅方向外側端より車両前側に位置し上下方向に延びる前側チューブバッグ部と、を備えており、
    前記後側チューブバッグ部と前記前側チューブバッグ部とは、絞られた連通部にて互いに連通されており、
    前記肩拘束部は前記後側チューブバッグ部に設けられており、前記アームサポート縁は前記前側チューブバッグ部の上縁からなる、請求項1または請求項2記載の車両用サイドエアバッグ装置。
  4. 前記エアバッグは、展開時に、下端部がシートクッションのサイド部の上面またはドアアームレスト部の上面に当接可能とされている、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用サイドエアバッグ装置。
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