JP2010131669A5 - - Google Patents
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本発明の金属製部材接合体の製造方法は、接合強度と電気伝導性とが優れた金属製部材接合体を製造するのに有用である。
本発明の金属製部材接合体は、金属製部材が金属系基板または金属部分を有する電子部品に有用である。
本発明の電気回路接続用バンプの製造方法は、半導体素子上または基板上に金属製バンプを有する電気回路接続用バンプの製造に有用である。
本発明の金属製部材接合体は、金属製部材が金属系基板または金属部分を有する電子部品に有用である。
本発明の電気回路接続用バンプの製造方法は、半導体素子上または基板上に金属製バンプを有する電気回路接続用バンプの製造に有用である。
Claims (21)
- (A)平均粒径(メディアン径D50)が0.1μmより大きく50μm以下であり融点が400℃より高く加熱焼結性である金属粒子と(B)液状フラックスとからなるペースト状物を複数の金属製部材間に介在させ、70℃以上400℃以下で加熱することにより、金属粒子(A)同士が焼結して金属粒子(A)と同等の融点を有する多孔質焼結物となり、複数の金属製部材同士を接合することを特徴とする、金属製部材接合体の製造方法。
- 金属粒子(A)がアトマイズ法で製造され表面に酸化金属層を有することを特徴とする、請求項1に記載の金属製部材接合体の製造方法。
- 金属粒子(A)が銀粒子または銅粒子であり、金属粒子(A)およびその多孔質焼結物の融点が600℃より高く、銀粒子およびその多孔質焼結物の体積抵抗率が1×10-4Ω・cm以下であり、銅粒子およびその多孔質焼結物の体積抵抗率が1×10-2Ω・cm以下であることを特徴とする、請求項1または請求項2に記載の金属製部材接合体の製造方法。
- 液状フラックス(B)が、(a)ロジンまたはその誘導体と(d)溶剤とからなる液状物、(a)ロジンまたはその誘導体と(b)酸化膜除去活性剤と(d)溶剤とからなる液状物、(a)ロジンまたはその誘導体と(c)チキソトロピック剤と(d)溶剤とからなる液状物、(a)ロジンまたはその誘導体と(b)酸化膜除去活性剤と(c)チキソトロピック剤と(d)溶剤とからなる液状物、(b)酸化膜除去活性剤と(d)溶剤とからなる液状物、または、(b)酸化膜除去活性剤と(c)チキソトロピック剤と(d)溶剤とからなる液状物であることを特徴とする、請求項1、請求項2または請求項3に記載の金属製部材接合体の製造方法。
- 多孔質焼結物の断面における空隙率が5〜50面積%であることを特徴とする、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の金属製部材接合体の製造方法。
- ペースト状物は金属粒子(A)100重量部と液状フラックス(B)5〜20重量部とからなることを特徴とする、請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の金属製部材接合体の製造方法。
- (A)平均粒径(メディアン径D50)が0.1μmより大きく50μm以下であり融点が400℃より高く加熱焼結性である金属粒子と(B)液状フラックスとからなるペースト状物であり、複数の金属製部材間で70℃以上400℃以下で加熱することにより、金属粒子(A)同士が焼結して金属粒子(A)と同等の融点を有し、かつ、焼結途上で接触していた金属製部材へ接着性を有する多孔質焼結物となることを特徴とする、金属製部材用接合剤。
- 金属粒子(A)がアトマイズ法で製造され表面に酸化金属層を有することを特徴とする、請求項7に記載の金属製部材用接合剤。
- 金属粒子(A)が銀粒子または銅粒子であり、金属粒子(A)およびその多孔質焼結物の融点が600℃より高く、銀粒子およびその多孔質焼結物の体積抵抗率が1×10-4Ω・cm以下であり、銅粒子およびその多孔質焼結物の体積抵抗率が1×10-2Ω・cm以下であることを特徴とする、請求項7または請求項8に記載の金属製部材用接合剤。
- 液状フラックス(B)が、(a)ロジンまたはその誘導体と(d)溶剤とからなる液状物、(a)ロジンまたはその誘導体と(b)酸化膜除去活性剤と(d)溶剤とからなる液状物、(a)ロジンまたはその誘導体と(c)チキソトロピック剤と(d)溶剤とからなる液状物、(a)ロジンまたはその誘導体と(b)酸化膜除去活性剤と(c)チキソトロピック剤と(d)溶剤とからなる液状物、(b)酸化膜除去活性剤と(d)溶剤とからなる液状物、または、(b)酸化膜除去活性剤と(c)チキソトロピック剤と(d)溶剤とからなる液状物であることを特徴とする、請求項7、請求項8または請求項9に記載の金属製部材用接合剤。
- 多孔質焼結物の断面における空隙率が5〜50面積%であることを特徴とする、請求項7、請求項8または請求項9に記載の金属製部材用接合剤。
- ペースト状物は金属粒子(A)100重量部と液状フラックス(B)5〜20重量部とからなることを特徴とする、請求項7〜請求項11のいずれか1項に記載の金属製部材用接合剤。
- 請求項1に記載の製造方法によって得られた金属製部材接合体であって、複数の金属製部材が、平均粒径(メディアン径D50)が0.1μmより大きく50μm以下であり融点が400℃より高く加熱焼結性である金属粒子(A)の多孔質焼結物により接合されており、該多孔質焼結物は断面における空隙率が5〜50面積%であり、融点が400℃より高く、体積抵抗率が1×10 -2 Ω・cm以下であることを特徴とする、金属製部材接合体。
- 金属粒子(A)が銀粒子または銅粒子であり、金属粒子(A)およびその多孔質焼結物の融点が600℃より高く、銀粒子およびその多孔質焼結物の体積抵抗率が1×10-4Ω・cm以下であり、銅粒子およびその多孔質焼結物の体積抵抗率が1×10-2Ω・cm以下であり、金属製部材接合体の250℃におけるせん断接着強さが5MPa以上であることを特徴とする、請求項13に記載の金属製部材接合体。
- 金属製部材が金属系基板または金属部分を有する電子部品であることを特徴とする、請求項13または請求項14に記載の金属製部材接合体。
- (A)平均粒径(メディアン径D50)が0.1μmより大きく50μm以下であり融点が400℃より高く加熱焼結性である金属粒子と(B)液状フラックスとからなるペースト状物を半導体素子上の電気回路接続用パッド部または基板上の電気回路接続用電極部にドット状に塗布し、70℃以上400℃以下で加熱することにより、該金属粒子同士を焼結して、半導体素子上または基板上に金属粒子(A)の多孔質焼結物からなる金属製バンプを形成することを特徴とする、電気回路接続用バンプの製造方法。
- 金属粒子(A)がアトマイズ法で製造され表面に酸化金属層を有することを特徴とする、請求項16に記載の電気回路接続用バンプの製造方法。
- 金属粒子(A)が銀粒子または銅粒子であり、金属粒子(A)およびその融点が600℃より高く、銀粒子およびその多孔質焼結物の体積抵抗率が1×10 -4 Ω・cm以下であり、銅粒子およびその多孔質焼結物の体積抵抗率が1×10 -2 Ω・cm以下であることを特徴とする、請求項16または請求項17に記載の電気回路接続用バンプの製造方法。
- 液状フラックス(B)が、(a)ロジンまたはその誘導体と(d)溶剤とからなる液状物、(a)ロジンまたはその誘導体と(b)酸化膜除去活性剤と(d)溶剤とからなる液状物、(a)ロジンまたはその誘導体と(c)チキソトロピック剤と(d)溶剤とからなる液状物、(a)ロジンまたはその誘導体と(b)酸化膜除去活性剤と(c)チキソトロピック剤と(d)溶剤とからなる液状物、(b)酸化膜除去活性剤と(d)溶剤とからなる液状物、または、(b)酸化膜除去活性剤と(c)チキソトロピック剤と(d)溶剤とからなる液状物であることを特徴とする、請求項16、請求項17または請求項18に記載の電気回路接続用バンプの製造方法。
- ペースト状物は金属粒子(A)100重量部と液状フラックス(B)5〜20重量部とからなることを特徴とする、請求項16〜請求項19のいずれか1項に記載の電気回路接続用バンプの製造方法。
- 電気回路と電気回路接続用電極部は、金、銀、銅、パラジウム、前記各金属の合金、または前記各金属のメッキからなることを特徴とする、請求項16〜請求項20のいずれか1項に記載の電気回路接続用バンプの製造方法。
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