JP2010130590A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被写体像の中から意図する撮影対象を容易に識別することが可能な撮像装置及び撮像方法を提供する。
【解決手段】撮像レンズを介して被写体像の画像データを取得する撮影部101,102,103,104と、撮影位置に関する第1の位置情報を取得する撮影位置情報取得部130と、主被写体の被写***置に関する第2の位置情報を取得する被写***置情報取得部140と、撮像レンズの撮影方向に関する撮影方向情報を取得する撮影方向情報取得部150と、第1の位置情報と第2の位置情報に基づいて主被写体との位置関係を算出する位置関係算出部110と、算出された主被写体との位置関係と、撮像レンズの撮像方向に基づいて、被写体像における主被写体像の位置を算出する主被写体像位置算出部110とを有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置及び撮像方法に関する。
デジタルスチルカメラやビデオカメラ等の撮像装置には、被写体にピントを合わせるため、フォーカス制御(AF:自動焦点制御)が行われるものがある。例えば、コントラスト方式のAFは、撮影して取得された画像データのコントラスト値(ぼけ具合など)に基づいて、フォーカスレンズの合焦位置を検出する。また、人物の顔認識や撮影シーン認識等の技術を用いて、焦点を合わせる場所を特定することで、自動焦点の精度を向上させる場合がある。
一方、近年では、GPS(Global Positioning System)を用いた撮像装置に関する技術がある。例えば、特許文献1には、GPSを用いて検出した位置情報を画像情報と共に記録する技術が開示されている。また、特許文献2には、GPSを用いて検出した位置情報とデータベースを用いて撮影方位を特定する技術が開示されている。更に、特許文献3には、撮影時において、GPSを用いて検出した位置情報を含むメタ情報を生成する技術が開示されている。
特開2008−148333号公報 特開2008−152374号公報 特開2008−148220号公報
ところで、従来のフォーカス制御では、撮影して取得された画像データに基づいて合焦位置を検出するため、撮影対象を正確に認識できない場合、焦点を適正に合わせることができないという問題があった。特に、被写体に撮影対象物が多数写り込んでいる場合、撮像装置はどの撮影対象物に焦点を合わせればよいか判断できず、撮影者が意図していない場所に焦点が合ってしまうという問題があった。
この問題を解決するため、顔認識技術を用いて、人物に焦点を合わせるという技術が用いられている。しかし、被写体中に人物が多数存在している場合、顔認識技術を用いても、撮影者が撮影対象として意図する人物に焦点を合わせることができるとは限られなかった。更に、撮影者が意図する人物が、被写体像中に小さく写っている場合や、人物の一部のみが映っている場合は、顔認識技術は有効ではなかった。
また、超音波等を用いて反射時間を測定することで焦点位置を検出する技術があるが、顔認識術などに比べてさらに精度が悪かった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、被写体像の中から意図する撮影対象を容易に識別することが可能な、新規かつ改良された撮像装置及び撮像方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、撮像レンズを介して被写体像の画像データを取得する撮影部と、撮影位置に関する第1の位置情報を取得する撮影位置情報取得部と、主被写体の被写***置に関する第2の位置情報を取得する被写***置情報取得部と、撮像レンズの撮影方向に関する撮影方向情報を取得する撮影方向情報取得部と、第1の位置情報と第2の位置情報に基づいて主被写体との位置関係を算出する位置関係算出部と、算出された主被写体との位置関係と、撮像レンズの撮像方向に基づいて、被写体像における主被写体像の位置を算出する主被写体像位置算出部とを有する撮像装置が提供される。
かかる構成により、主被写体との位置関係が、撮影位置に関する第1の位置情報と、主被写体の被写***置に関する第2の位置情報に基づいて算出され、被写体像における主被写体像の位置が、算出された主被写体との位置関係と、撮像レンズの撮影方向に基づいて算出される。
上記被写体像を表示し、算出された主被写体像の位置に基づいて、主被写体の位置を表示する表示部を更に有する。
上記被写体像の中から人物の顔又は人物形状を検出する形状認識部を更に有し、表示部は、検出された人物の顔又は人物形状と、被写体像における主被写体像の位置に基づいて、主被写体の位置を表示する。
上記位置関係算出部は、主被写体との距離を算出し、算出された主被写体との距離に基づいて、フォーカスレンズを駆動し、主被写体像を撮影部の撮像面に合焦させる合焦制御部を更に有する。
上記合焦制御部は、検出された人物の顔又は人物形状と、算出された主被写体との距離に基づいて、主被写体像を撮影部の撮像面に合焦させる。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、撮像レンズを介して被写体像の画像データを取得するステップと、撮影位置に関する第1の位置情報を取得するステップと、主被写体の被写***置に関する第2の位置情報を取得するステップと、撮像レンズの撮影方向に関する撮影方向情報を取得するステップと、第1の位置情報と第2の位置情報に基づいて主被写体との位置関係を算出するステップと、算出された主被写体との位置関係と、撮像レンズの撮像方向に基づいて、被写体像における主被写体像の位置を算出するステップとを有する撮像方法が提供される。
本発明によれば、被写体像の中から意図する撮影対象を容易に識別することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<一実施形態の構成>
[撮像システムの構成]
まず、本発明の一実施形態に係る撮像システムの構成について説明する。図1は、本実施形態に係る撮像システムの構成を示すブロック図である。
本実施形態の撮像システムは、撮像装置100と位置情報発信装置200からなる。撮像装置100は、例えばデジタルスチルカメラ等であり、位置情報発信装置200から被写体の位置情報を受信する。また、撮像装置100は、例えばアンテナ132を介してGPS(Global Positioning System)を用いて検出した撮像装置100自体の位置情報を取得する。
位置情報発信装置200は、例えばユーザが携帯可能な大きさであり、撮像装置100の被写体となる人物によって携行される。位置情報発信装置200は、例えばアンテナ232を介してGPSを用いて検出した装置自体の位置情報を取得する。位置情報発信装置200は、取得した位置情報を撮像装置100に送信する。位置情報発信装置200が被写体となる人物に携行されているとき、位置情報発信装置200が撮像装置100に送信する位置情報は、その人物の位置情報である。
本実施形態によれば、GPSによって撮像装置100と位置情報発信装置200の両者の位置関係を容易に取得することができる。なお、本実施形態ではGPSを用いて撮像装置100と位置情報発信装置200の位置情報を取得するとしたが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、限定された領域のみの位置情報(撮像装置100と被写体との距離や位置関係)を取得可能な局地的な位置取得システム(Positioning System)を用いてもよい。
また、図1では、アンテナ132、232が装置の外部に設けられている場合について示しているが、例えばアンテナ132、232は装置内部に設けられてもよい。
[撮像装置100の構成]
次に、本発明の一実施形態に係る撮像装置100の構成について説明する。図2は、本実施形態に係る撮像装置100の構成を示すブロック図である。撮像装置100は、例えばデジタルスチルカメラであり、静止画像を撮影することができる。
本実施形態に係る撮像装置100は、例えば、光学ブロック101と、駆動部102と、撮像素子103と、アナログ処理回路104と、画像処理部105と、MPU110と、ROM121と、RAM122と、操作入力I/F123と、操作入力部124と、表示制御部125と、表示部126と、メモリカードI/F127と、メモリカード128と、外部入出力I/F129と、GPS通信部130と、無線通信部140などからなる。
光学ブロック101は、例えば、ズームレンズ、絞り、フォーカスレンズなどからなる。光学ブロック101は、外部の光情報を撮像素子103に結像させる光学系システムであり、被写体からの光を撮像素子103まで透過させる。ズームレンズは、焦点距離を変化させて画角を変えるレンズである。絞りは、透過する光量を調節する機構であり、ズームレンズ用モータによって駆動される。フォーカスレンズは、光軸方向に移動することで撮像素子103の撮像面に被写体像を合焦させる。フォーカスレンズは、フォーカスレンズ用モータによって駆動される。モータは、それぞれ駆動部102から駆動信号を受けて駆動する。
撮像素子103は、光電変換素子の一例であり、光学ブロック101を透過して入射した光情報を電気信号に変換する光電変換が可能な複数の素子から構成される。各素子は受光した光に応じた電気信号を生成する。撮像素子103は、CCD(charge coupled device)センサー、CMOS(complementary metal oxide semiconductor)センサー等を適用することができる。
なお、撮像素子103の露光時間を制御するため、非撮影時に光を遮って撮影時のみ光が当たるように、メカニカルシャッター(図示せず。)を適用することができる。また、これに限定されず、電子シャッター(図示せず。)を適用してもよい。なお、メカニカルシャッター又は電子シャッターの動作は、シャッターボタン124a(操作入力部124の1つ)のスイッチによって行われる。
アナログ処理回路104は、例えばCDS/AMP部、A/D変換部、画像入力コントローラを有する。CDS/AMP部(相関二重サンプリング回路(correlated double sampling)/増幅器(amplifier))は、撮像素子103から出力された電気信号に含まれる低周波ノイズを除去すると共に、電気信号を任意のレベルまで増幅する。A/D変換部は、CDS/AMP部から出力された電気信号をデジタル変換してデジタル信号を生成する。A/D変換部は、生成したデジタル信号を画像入力コントローラに出力する。
なお、光学ブロック101、駆動部102、撮像素子103、アナログ処理回路104を組み合わせてなる構成は、撮像部の一例である。
画像入力コントローラは、A/D変換部から出力されたデジタル信号に対して処理を施し、画像処理が可能となる画像信号を生成する。画像入力コントローラは、生成した画像信号を例えば画像処理部105に出力する。また、画像入力コントローラは、RAM122への画像データの読み書きを制御する。
画像処理部105は、画像入力コントローラから画像信号を受け、WB制御値、γ値、輪郭強調制御値などに基づいて、画像処理された画像信号を生成する。画像処理部105は、画像信号に基づいてAE評価値及びAF評価値を算出して、それぞれをMPU110に送る。
画像処理部105は、圧縮処理を行ってもよく、圧縮処理前の画像信号を受けて、例えばJPEG圧縮形式、又はMPEG圧縮形式などの圧縮形式で画像信号を圧縮処理する。画像処理部105は、圧縮処理で生成した画像データを例えばメモリカードI/F127に送る。
MPU110は、例えばROM121に記録されたプログラムによって演算処理装置及び制御装置として機能し、撮像装置100内に設けられた各構成要素の処理を制御する。MPU110は、例えば、フォーカス制御や露出制御に基づいて駆動部102に信号を出力して光学ブロック101を駆動させる。また、MPU110は、操作入力部124からの信号に基づいて撮像装置100の各構成要素を制御する。なお、本実施形態においては、MPU110が1つだけからなる構成であるが、信号系の命令と操作系の命令とを別々のMPUで行うなど複数のMPUから構成されてもよい。
MPU110は、例えば、タイミングジェネレータと、適正AWB算出部と、ビデオAF制御部と、フォーカス制御部と、AE制御部と、絞り制御部と、画像処理選択部と、GUI管理部などを有する。
タイミングジェネレータは、撮像素子103やCDS/AMP部にタイミング信号を出力し、撮像素子103を構成している各画素の露光期間の制御や、電荷の読み出し制御を行う。
適正AWB算出部は、撮像素子103で受光した被写体像に応じた画像信号の色情報に基づいて、WB制御値を算出する。適正AWB算出部は、例えば、被写体に応じた適正なホワイトバランス(WB)が得られるようにWB制御値を算出する。適正AWB算出部は、算出したWB制御値を画像処理部105に送る。
ビデオAF制御部は、画像処理部105で算出されたAF(auto focus:自動焦点)評価値に基づいて、フォーカスレンズの合焦位置を算出する。なお、AF評価値は、画像信号の輝度値に基づいて画像処理部105で算出されたものである。AF評価値は、例えば画像のコントラスト値であり、コントラスト値がピークとなったとき、被写体像が撮像素子103の撮像面で合焦していると判断する(コントラスト検出方式)。
フォーカス制御部は、フォーカス制御開始の操作信号を受けると、フォーカスレンズを一方向に移動する制御信号を生成して、生成した制御信号を駆動部102に出力する。フォーカス制御部は、合焦制御部の一例であり、後述する方法で算出された主被写体との距離に基づいて、フォーカスレンズを駆動し、主被写体像を撮像素子103の撮像面に合焦させる。また、フォーカス制御部は、主被写体像を撮像素子103の撮像面に合焦させる際、後述する検出された人物の顔又は人物形状を更に考慮してもよい。
駆動部102は、フォーカス制御部から受けた制御信号に基づいて駆動信号を生成する。駆動部102は、生成した駆動信号をモータに送る。駆動部102は、フォーカス制御時、フォーカスレンズを光軸方向に駆動する。
AE制御部は、画像処理部105で算出されたAE(auto exposure:自動露光)評価値に基づいて、絞りの絞り量やシャッター速度を算出する。なお、AE評価値は、画像信号の輝度値に基づいて画像処理部105で算出されたものである。AE制御部は、算出の結果得られた絞り量を絞り制御部に出力する。
絞り制御部は、取得した絞り量を制御信号として駆動部102に出力する。絞り制御部は、撮影時に、本撮影に用いる絞り値に基づいて光量を制御する。駆動部102は、絞り制御部から受けた制御信号に基づいて駆動信号を生成する。駆動部102は、生成した駆動信号をモータに送る。
画像処理選択部は、画像信号に対するガンマ補正、輪郭強調処理などの画像処理を行うか否かを選択したり、各画像処理に必要なパラメータを設定したりする。画像処理選択部は、選択結果や設定したパラメータを画像処理部105に送る。
GUI管理部は、表示部126に表示される画像のサムネイル画面や、撮像装置100の操作のためのメニュー画面などのGUI(graphic user interface)を管理する。GUI管理部は、例えば、操作入力部124からの操作信号を受けて、操作信号に基づいた制御信号を表示制御部125に送る。
RAM122は、例えば、SDRAM(synchronous DRAM)であり、撮影した画像の画像データを一時的に保存する。RAM122は、複数の画像の画像データを記憶できる記憶容量を有している。また、RAM122は、フォーカス制御時の画像信号を順次保持し、画像信号を出力する。また、RAM122は、MPU110の動作プログラムを保存する。RAM122への画像の読み書きは、画像入力コントローラによって制御される。
操作入力部124は、例えば、撮像装置100に設けられた上下左右キー124b、電源スイッチ、モードダイヤル、シャッターボタン124aなどである。操作入力部124は、ユーザによる操作に基づいて操作信号を操作入力I/F123を介してMPU110等に送る。例えば、シャッターボタン124aは、ユーザによる半押し、全押し、解除が可能である。シャッターボタン124aは、半押し(S1操作)されたときフォーカス制御開始の操作信号を出力し、半押し解除でフォーカス制御が終了する。また、シャッターボタン124aは、全押し(S2操作)されたとき、撮影開始の操作信号を出力する。
表示制御部125は、例えばRAM122に割り当てられたVRAMから画像データを受けて、LCD(liquid crystal display:液晶画面)、有機ELディスプレイ等の表示部126に画像を表示する。
表示部126は、撮像装置100本体に設けられる。表示部126が表示する画像は、例えば、VRAMから読み出された撮影前の画像(被写体像)(ライブビュー表示)、撮像装置100の各種設定画面や、撮像して記録された画像などである。また、表示部126は、後述する方法で算出された主被写体像の位置に基づいて、主被写体の位置を画面に表示する。また、表示部126は、主被写体の位置を画面に表示する際、後述する形状認識部によって検出された人物の顔や人物形状を更に考慮してもよい。
VRAM(video RAM)は、画像表示用のメモリであり、複数のチャネルを有する。VRAMは、RAM122からの画像表示用の画像データの入力と、表示制御部125への画像データの出力を同時に実行できる。表示部126の解像度や最大発色数はVRAMの容量に依存する。
メモリカードI/F127は、メモリカード128への画像データの書き込み、又はメモリカード128に記録された画像データや設定情報などの読み出しを制御する。メモリカード128は、磁気ディスク、半導体記憶媒体などであり、撮影された画像データを記録する。なお、本実施形態は、メモリカードに限定されず、例えば、光ディスク(CD、DVD、ブルーレイディスク等)、光磁気ディスクなどでもよい。メモリカード128は、撮像装置100から着脱可能に構成されてもよい。
外部入出力I/F129は、例えば、USB端子、IEEE 1394端子等であり、外部装置と接続可能なインターフェースである。各種データは、外部入出力I/F129を介して、撮像装置100に各種情報や指令が入力される。
GPS通信部130は、撮影位置情報取得部の一例であり、GPS衛星から電波を受信して、撮像装置100の現在位置の位置情報(第1の位置情報)を取得する。ここで、位置情報とは、現在位置の例えば緯度、経度、高度などである。
無線通信部140は、被写***置情報取得部の一例であり、位置情報発信装置200に接続して、位置情報発信装置200から位置情報発信装置200を特定する識別情報や位置情報発信装置200の位置情報(第2の位置情報)を受信する。
電子コンパス150は、撮影方向情報取得部の一例であり、地磁気センサーを用いて方位を検知する。本実施形態では、通常用いられる電子コンパスを適用することができる。電子コンパス150は、撮像装置100の光学ブロック101の撮像レンズの方向と同一にして、撮像装置100に設置される。これにより、電子コンパス150は、撮影時の撮影方向に関する撮影方向情報を取得することができる。
また、MPU110は、位置関係算出部と、主被写体像位置算出部と、形状認識部を有する。位置関係算出部は、撮像装置100の位置情報と位置情報発信装置200の位置情報に基づいて主被写体との位置関係を算出する。主被写体像位置算出部は、算出された主被写体と撮像装置100の位置関係と、撮像レンズの撮像方向に基づいて、被写体像における主被写体像の位置を算出する。形状認識部は、被写体像の中から人物の顔又は人物形状を検出する。
[位置情報発信装置200の構成]
次に、本発明の一実施形態に係る位置情報発信装置200の構成について説明する。図3は、本実施形態に係る位置情報発信装置200の構成を示すブロック図である。
本実施形態に係る位置情報発信装置200は、例えば、MPU210と、ROM221と、RAM222と、GPS通信部230と、無線通信部240と、操作入力部224等を有する。
MPU210は、例えばROM221に記録されたプログラムによって演算処理装置及び制御装置として機能し、位置情報発信装置200内に設けられた各構成要素の処理を制御する。また、MPU210は、操作入力部224からの信号に基づいて位置情報発信装置200の各構成要素を制御する。なお、本実施形態においては、MPU110が1つだけからなる構成であるが、信号系の命令と操作系の命令とを別々のMPUで行うなど複数のMPUから構成されてもよい。
ROM221は、例えば位置情報発信装置200の識別情報を保存している。また、RAM222は、例えば、取得した位置情報を一時的に保存する。また、RAM222は、MPU210の動作プログラムを保存する。操作入力部224は、ユーザによる操作に基づいて操作信号をMPU210等に送る。
GPS通信部230は、GPS衛星から電波を受信して、位置情報発信装置200の現在位置の位置情報を取得する。ここで、位置情報とは、位置情報発信装置200の現在位置の例えば緯度、経度、高度などである。
無線通信部240は、撮像装置100に接続して、位置情報発信装置200を特定する識別情報や位置情報発信装置200の位置情報(第2の位置情報)を撮像装置100に送信する。
なお、撮像装置100及び位置情報発信装置200における一連の処理は、ハードウェアで処理してもよいし、コンピュータ上のプログラムによるソフトウェア処理で実現してもよい。
<一実施形態の動作>
次に、図4〜図6を参照して、本実施形態に係る撮像装置100の動作について説明する。図4は、本実施形態に係る撮像装置100の動作を示すフローチャートである。図5は、撮像装置100と被写体である人物20、22との関係を示す説明図である。図6は、人物20、22が表示された撮像装置100の表示部126を示す説明図である。図6では、撮像装置100が更に人物群を撮影している様子を表している。
ここでは、図5に示すように、人物20が大勢いるシーンで、撮影者10が意図する人物22を撮影する場合について、説明する。このとき、人物22は、撮影前に予め位置情報発信装置200を携行しておく。また、撮像装置100は、予め位置情報発信装置200の識別情報を取得しておく。
まず、撮像装置100は、人物22が携行している位置情報発信装置200から被写体の位置情報と、位置情報発信装置200の識別情報(被写体情報)を受信しているか否かを判断する(ステップS101)。位置情報及び識別情報を受信するまでは、待機状態となる。受信した識別情報が、予め取得しておいた識別情報と一致する場合は、被写体の人物22からの情報であると判断する。
また、撮像装置100は、電子コンパス150から撮像レンズが向いている撮影方向に関する撮影方向情報を取得する(ステップS102)。更に、撮像装置100は、GPS通信部130から撮像装置100自体の位置情報を取得する(ステップS103)。
次に、撮像装置100の位置情報と、被写体人物22の位置情報の差分を計算して、撮像装置100と被写体との間の距離を算出する(ステップS104)。これにより、被写体が撮像装置100からどの程度はなれているかが分かる。また、撮像装置100の位置と、被写体人物22の位置を結んだ線分の方向と、電子コンパス150を用いて算出した撮像装置100の撮影方向に基づいて、撮像装置100に対する被写体人物22の方向を算出する(ステップS104)。例えば、図5に示すように、被写体人物22は、撮像装置100の撮影方向に対して角度Aの方向にいるという情報を算出できる。
また、撮像装置100は、顔認識技術を用いて、被写体像に含まれる人物20、22の顔を認識する(ステップS105)。なお、顔認識技術に限定されず、人の形状を認識する形状認識技術を用いてもよい。
そして、算出された撮像装置100から被写体人物22までの距離及び方向に基づいて、被写体人物22が、撮影された被写体像(表示部126の画面)のうちどの位置にいるか、又は被写体像(表示部126の画面)から外れた位置にいるかを判断する(ステップS106)。なお、被写体人物22が表示部126の画面に含まれるかどうかは、撮像レンズの画角も考慮して計算する。被写体人物22が表示部126の画面の内側にいると判断された場合は、顔認識技術と合わせて、図6(A)に示すように、顔検出枠(被写体枠)190を画面上に表示する(ステップS108)。一方、被写体人物22が表示部126の画面の内側にいると判断された場合は、図6(B)に示すように、被写体人物22がいる方向を指した矢印192を画面上に表示する(ステップS107)。これにより、人物が大勢いるシーンでも、被写体人物22がどの辺りにいるかを簡潔に知ることができる。
そして、ユーザによってシャッターボタン124aが半押し操作されたか否かを判断する(ステップS109)。半押し操作されたときは、算出された被写体人物22までの距離を用いてフォーカス制御を開始し、ステップS108で表示された顔検出枠190にピントを合わせる(ステップS110)。
なお、半押し操作される前に、ステップS108で表示された顔検出枠190にピントが合うように、出された被写体人物22までの距離を用いて予めフォーカス制御を開始してもよい。
その後、ユーザによってシャッターボタン124aが全押し操作されたか否かを判断し(ステップS111)、全押し操作されたときは、本撮影処理をする(ステップS112)。なお、上記では、顔検出後にピントを合わせるとしたが、本実施形態では、被写体との距離も算出できるため、算出された距離に基づいてピントを合わせた後、顔検出をして顔検出枠190を表示部126に表示するとしてもよい。
上述した通り、本実施形態の撮像装置100によれば、撮像装置100側では、撮像装置100の位置情報と、位置情報発信装置200を有する撮影対象(例えば被写体人物22)の位置情報の差分を計算する。その結果、撮像装置100から撮影対象がどの程度離れているかを算出することができる。また、表示部126の画面上(ないしは、画面外)のどの位置に撮影対象が存在するかの情報も同時に得ることができる。
撮像装置100は、上記の位置情報を用いて、撮影対象の画面上の位置を判別し、その撮影対象に焦点が合うように制御を行う。さらに、撮影対象の顔を認識し、その顔に焦点が合うように制御を行えば、より高精度なフォーカス制御(自動焦点制御)を行うことができる。
また、レンズの焦点位置を合わせる際には、撮影対象がどの位置に存在しているかを撮像装置100の画面上に表示する。これにより、ユーザは、撮影対象がどこに映っているのかを容易に知ることができると共に、焦点が正しく合っていることを確認できる。また、撮影対象が画面外に出ている場合には、撮影対象がどこにいるのかを矢印のような記号で印すようにすれば、ユーザの利便性が向上する。
本実施形態は、例えば、被写体中に多数の人物が含まれている場合でも、撮影者が意図する人物を識別することができ、その人物に確実にピントを合わせることができる。例えば、運動会や学芸会など子供が大勢いて、撮影者が意図する自分の子供を見つけにくいシーン等に適用することができる。本実施形態によれば、被写体像の中から意図する撮影対象を容易に識別することができる。撮影対象となる人物に、予め位置情報発信装置200を携行させておくことで、撮像装置100が容易に撮影対象を発見することができ、更にフォーカス制御を迅速に行なうことができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態では、位置情報発信装置200が1台であり、撮像装置100が1台である撮像システムについて説明したが、本発明はかかる例に限定されない。例えば、位置情報発信装置200が複数台であり、撮像装置100が1台である撮像システムであってもよい。このとき、撮像装置100は、撮影前に予め複数台のそれぞれの位置情報発信装置200の識別番号を記憶しておけば、複数人を意図する被写体としたい時にも、それぞれの人物を識別することができる。
本発明の一実施形態に係る撮像システムの構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る撮像装置の構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る位置情報発信装置の構成を示すブロック図である。 同実施形態に係る撮像装置の動作を示すフローチャートである。 撮像装置と被写体である人物との関係を示す説明図である。 人物が表示された撮像装置の表示部を示す説明図である。
符号の説明
100 撮像装置
101 光学ブロック
102 駆動部
103 撮像素子
104 アナログ処理回路
105 画像処理部
110、210 MPU
121、221 ROM
122、222 RAM
123 操作入力I/F
124、224 操作入力部
125 表示制御部
126 表示部
127 メモリカードI/F
128 メモリカード
129 外部入出力I/F
130、230 GPS通信部
132、232 アンテナ
140、240 無線通信部
150 電子コンパス
200 位置情報発信装置

Claims (6)

  1. 撮像レンズを介して被写体像の画像データを取得する撮影部と、
    撮影位置に関する第1の位置情報を取得する撮影位置情報取得部と、
    主被写体の被写***置に関する第2の位置情報を取得する被写***置情報取得部と、
    前記撮像レンズの撮影方向に関する撮影方向情報を取得する撮影方向情報取得部と、
    前記第1の位置情報と前記第2の位置情報に基づいて前記主被写体との位置関係を算出する位置関係算出部と、
    前記算出された主被写体との位置関係と、前記撮像レンズの撮像方向に基づいて、前記被写体像における前記主被写体像の位置を算出する主被写体像位置算出部と
    を有する、撮像装置。
  2. 前記被写体像を表示し、前記算出された主被写体像の位置に基づいて、前記主被写体の位置を表示する表示部を更に有する、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記被写体像の中から人物の顔又は人物形状を検出する形状認識部を更に有し、
    前記表示部は、前記検出された人物の顔又は人物形状と、前記被写体像における前記主被写体像の位置に基づいて、前記主被写体の位置を表示する、請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記位置関係算出部は、前記主被写体との距離を算出し、
    前記算出された主被写体との距離に基づいて、フォーカスレンズを駆動し、前記主被写体像を前記撮影部の撮像面に合焦させる合焦制御部を更に有する、請求項1〜3のいずれかに記載の撮像装置。
  5. 前記合焦制御部は、前記検出された人物の顔又は人物形状と、前記算出された主被写体との距離に基づいて、前記主被写体像を前記撮影部の撮像面に合焦させる、請求項4に記載の撮像装置。
  6. 撮像レンズを介して被写体像の画像データを取得するステップと、
    撮影位置に関する第1の位置情報を取得するステップと、
    主被写体の被写***置に関する第2の位置情報を取得するステップと、
    前記撮像レンズの撮影方向に関する撮影方向情報を取得するステップと、
    前記第1の位置情報と前記第2の位置情報に基づいて前記主被写体との位置関係を算出するステップと、
    前記算出された主被写体との位置関係と、前記撮像レンズの撮像方向に基づいて、前記被写体像における前記主被写体像の位置を算出するステップと
    を有する、撮像方法。


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