JP2010130231A - 撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】顔検出処理の結果に基づいて露出を行う場合において、被写体の顔の反射率や被写体へ照射される光量に関わらず被写体に対して適正な露出を行うことが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】制御信号に基づいて撮像手段に入射される光の量を調節する光量調節手段と、撮像手段により変換された電気信号を画像データに変換する変換手段と、変換手段により変換された画像データから被写体の顔を検出する顔検出手段と、顔検出手段で検出された顔の輝度値を検出する顔輝度検出手段と、顔検出手段で検出された顔の白色部の輝度値を検出する白色部輝度検出手段と、顔の輝度値と、前記白色部の輝度値を比較する比較手段と、比較手段で算出される輝度の違いを示す値に基づいて、顔の輝度値を補正する補正手段と、補正手段で補正された顔の輝度値に応じた制御信号を出力する制御信号出力手段とを備えて撮像装置を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、顔検出機能を搭載した撮像装置に関する。
今日の撮像装置では、顔検出機能を搭載したものがある。顔検出機能では、所定周期で得られる全体の画像データから被写体の顔と思われる領域の画像データを抽出してその画像データから顔の位置や大きさの情報を得る。そして、これらの情報により得られる顔の明るさに基づいて露出制御が行われる。このように、被写界のどこに顔の位置があるかという情報や顔の大きさがどのくらいかという情報は撮像装置にとって適正な露出を行うために有効な情報になる(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、顔の明るさは、色白と呼ばれる反射率の高い肌や、(日焼けなど)色黒と呼ばれる反射率の低い肌があり、この反射率は個人差が非常に大きい。極端に反射率の高い顔や反射率の低い顔の場合、上述のように、顔の明るさに基づいて露出を決めると、被写体に対する露出がオーバーになったりアンダーになったりする可能性がある。
そこで、反射率の個人差が小さい被写体の白目の明るさに基づいて、露出制御を行うことが考えられている(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−188126号公報 特開2008−139973号公報
しかしながら、白目の明るさは、被写体へ照射される光量に応じて変化してしまうので、顔の明るさに基づいて露出制御を行う場合と同様に、被写体へ照射される光量の変化によって被写体に対する露出がオーバーになったりアンダーになったりする可能性がある。
そこで、本発明では、顔検出処理の結果に基づいて露出を行う場合において、被写体の顔の反射率や被写体へ照射される光量に関わらず被写体に対して適正な露出を行うことが可能な撮像装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明では、以下のような構成を採用した。
すなわち、本発明の撮像装置は、被写体からの光を結像する撮影レンズと、前記撮影レンズにより結像された光が入射され、その入射される光を電気信号に変換する撮像手段と、制御信号に基づいて前記撮像手段に入射される光の量を調節する光量調節手段と、前記撮像手段により変換された電気信号を画像データに変換する変換手段と、前記変換手段により変換された画像データから前記被写体の顔を検出する顔検出手段と、前記顔検出手段で検出された顔の輝度値を算出する顔輝度算出手段と、前記顔検出手段で検出された顔の白色部の輝度値を算出する白色部輝度算出手段と、前記顔の輝度値と、前記白色部の輝度値を比較する比較手段と、前記比較手段で算出される輝度の違いを示す値に基づいて、前記顔の輝度値を補正する補正手段と、前記補正手段で補正された前記顔の輝度値に応じた前記制御信号を出力する制御信号出力手段とを備える。
例えば、前記補正手段は、正の値の前記輝度の違いを示す値が大きくなるに従ってその輝度の違いを示す値に対応する負の値の補正値が大きくなり、負の値の前記輝度の違いを示す値が大きくなるに従ってその輝度の違いを示す値に対応する正の値の前記補正値が大
きくなり、前記輝度の違いを示す値がゼロのときに前記補正値がゼロになる関数を使用して前記輝度の違いを示す値に対応する前記補正値を求めるとともに、補正前の前記顔の輝度値と前記補正値とを加算した結果を補正後の前記顔の輝度値とする。また、例えば、前記制御信号出力手段は、前記補正後の顔の輝度値が大きくなると、前記撮像手段に入射される光の量が少なくなるように前記制御信号を出力し、前記補正後の顔の輝度値が小さくなると、前記撮像手段に入射される光の量が多くなるように前記制御信号を出力する。
本発明によれば、顔検出処理の結果に基づいて露出を行う撮像装置において、被写体の顔の反射率や被写体へ照射される光量に関わらず被写体に対して適正な露出を行うことができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態の撮像装置を示す図である。なお、図1に示す撮像装置は一眼レフカメラであるが、コンパクトカメラにも適用可能とする。
図1に示す撮像装置は、ボディユニット100と、交換可能なレンズユニット200と、フラッシュユニット180と、撮影した画像データを記録する記録メディア131とを備えて構成されている。なお、記録メディア131は、各種の半導体メモリカードや外付けのハードディスクドライブ(HDD)などの外部記録媒体であり、通信コネクタ130を介してボディユニット100と通信可能で、かつ、交換可能に装着される。
レンズユニット200は、撮影レンズ210a、210bと、絞り203と、レンズ駆動機構204と、絞り駆動機構202と、レンズ制御用マイクロコンピュータ(以下、Lμcomという)201とを備えて構成されている。なお、レンズユニット200は、ボディユニット100の前面に設けられた不図示のレンズマウントを介して着脱自在であり、一眼レフカメラでは交換可能な構成になっている。
撮影レンズ210a、210bは、それぞれ、レンズ駆動機構204内に備えられている不図示のDCモータにより光軸方向に駆動される。
絞り203は、絞り駆動機構202内に備えられている不図示のステッピングモータにより駆動される。
Lμcom201は、レンズ駆動機構204や絞り駆動機構202などの駆動を制御する。
ボディユニット100は、ボディ制御用マイクロコンピュータ(以下、Bμcomという)101と、画像処理IC102と、顔検出IC103と、SDRAM(Synchronous Dynamic Random Access Memory)104と、撮像素子駆動IC110と、撮像素子111と、フォーカルプレーン式のシャッタ120と、シャッタ駆動制御回路121と、通信コネクタ130と、液晶モニタ140と、カメラ操作スイッチ150と、通信コネクタ160とを備えて構成されている。なお、撮像素子111、撮像素子駆動IC110、SDRAM104、液晶モニタ140、及び通信コネクタ130を介した記録メディア131が画像処理IC102に接続されており、電子撮像機能と電子記録表示機能を実現している。また、不図示の電源の電圧は各回路に必要とする電圧に変換されて供給される。
レンズユニット200内の撮影レンズ210a、210b及び絞り203を介して入射される不図示の被写体からの光束は、シャッタ120を通り撮像素子111に結像される。撮像素子111は、撮像素子駆動IC110により動作制御され、入射される光(被写
体像)をアナログ電気信号に光電変換する。このアナログ電気信号は、撮像素子駆動IC110により画像処理IC102が処理するためのデジタル電気信号に変換される。このデジタル電気信号は、画像処理IC102により画像データに変換される。
画像処理IC102は、後述する顔検出処理を行う顔検出IC103とBμcom101とに接続されている。
Bμcom101は、連写時の撮影間隔を計測するためのタイマを備えるとともに、撮像装置全体の動作制御を行う制御手段、計数手段、モード設定手段、検出手段、判定手段、演算手段などの機能を備えている。また、Bμcom101は、通信コネクタ160、シャッタ駆動制御回路121、液晶モニタ140、カメラ操作SW150、及び不図示の電源に接続されている。なお、Bμcom101とLμcom201とは、レンズユニット200をボディユニット100へ装着することにより、通信コネクタ160を介して互いに通信可能に電気的接続がなされる。そして、Lμcom201はBμcom101からの制御信号により動作し、本実施形態の撮像装置が一眼レフカメラのデジタルカメラとして稼動する。
シャッタ駆動制御回路121は、シャッタ120における不図示の先幕及び後幕の動作を制御するとともに、Bμcom101との間で、シャッタの開閉動作の制御信号及び先幕の走行完了時の信号の授受を行う。
液晶モニタ140は、本実施形態の撮像装置の動作状態を表示出力によりユーザ(撮影者)に告知するためのものである。
カメラ操作スイッチ150は、撮影動作の実行を指示するためのレリーズボタン、撮影モードを連写モードや通常撮影モードなどに切り替えるためのモード変更スイッチ、AELAFLボタン、及び電源のオン、オフを切り替えるためのパワースイッチなどユーザが本実施形態の撮像装置を操作するために必要な複数の操作手段で構成される。なお、静止画撮影動作を開始する操作ボタンであるレリーズボタンを2段階の深さで押すことが可能なスイッチで構成している。レリーズボタンの半押し状態(レリーズボタンが押されていないときのリレーズボタンの高さからレリーズボタンが一番深くまで押されたときのレリーズボタンの高さまでの深さのうち半分程度までレリーズボタンが押されたときの状態)を1stレリーズ、レリーズボタンの全押し状態(リレーズボタンが一番深くまで押されたときの状態)を2ndレリーズと呼び、1stレリーズで撮影準備を行い、2ndレリーズで撮影動作を行わせる構成である。撮影準備とは、オートフォーカス動作(以下、AFという)や、被写界の明るさを判断し自動露出での撮影レンズの絞り値や撮像素子の露光時間(シャッタ秒時)と感度を決定する動作(以下、AEパラメータ決定という)のことである。撮影動作とは、撮影装置が記録用の画像データを得る動作であり、撮影レンズにより撮像素子上に結像した像を画像データに変換し、記録メディアに記録する動作のことである。例えば、1stレリーズでAFによるピントとAEパラメータ決定によるAEパラメータ(上記絞り値、露光時間、及び感度など)とが確定するモード1、1stレリーズでピントが確定され、2ndレリーズでAEパラメータが確定するモード2、及び1stレリーズでは何も確定せず、2ndレリーズでピントとAEパラメータを確定するモード3の何れかを選択して設定することができるように構成してもよい。このように、1stレリーズ及び2ndレリーズのそれぞれの役目を設定することによって、様々な撮影状況の撮影に対応できる。例えば、被写体の状態変化も、被写体に照射される光の変化も激しくない場合では、モード1に設定することにより、1stレリーズのとき液晶モニタ140に表示されるピントの状態やAEパラメータの状態をユーザが確認することができ、問題がなければ2ndレリーズにおいて撮影動作が行われる。
フラッシュユニット180は、フラッシュ制御用マイクロコンピュータ183と、閃光発光部181と、発光制御回路182と、不図示の電池と、フラッシュ用通信コネクタ1
85とを備えて構成され、フラッシュ用通信コネクタ185を介してボディユニット100に通信可能に装着される。
次に、本実施形態の撮像装置の「撮影動作」について説明する。
まず、Bμcom101からの制御信号により画像処理IC102の動作が制御され、撮像素子駆動IC110からのデジタル電気信号が画像処理IC102に入力されると、画像処理IC102は、デジタル電気信号を画像データに変換して一時記録用メモリであるSDRAM104に記録する。なお、SDRAM104は、画像処理IC102の画像処理のためのワークエリアとしても使用される。
次に、シャッタ駆動制御回路121は、Bμcom101から制御信号を受け取ると、シャッタ120の開閉動作を制御する。また、所定のタイミングで、Bμcom101からフラッシュ用通信コネクタ185を介してフラッシュ制御用マイクロコンピュータ183及び発光制御回路182に対し、フラッシュを発光させるための発光信号を出力する。このときに撮像素子111から出力されるアナログ電気信号は、デジタル電気信号に変換された後、画像データに変換される。
そして、その画像データは、所定の画像処理が施されるとともに、JPEGデータに変換され記録メディア131に記録される。
次に、本実施形態の撮像装置のライブビュー(以下、LVという)動作について説明する。なお、露光は、例えば、1秒当たり30枚程度の割合で連続的に行うものとする。
撮像素子駆動IC110から次々に出力されるデジタル電気信号が画像処理IC102により画像データに変換され液晶モニタ140に出力される。これにより、被写体の動画像が液晶モニタ140に表示される。このような表示動作は、「LV動作」と呼ばれている。
なお、「撮影動作」から「LV動作」に切り替える場合は、例えば、カメラ操作スイッチ150のLVボタンをユーザが操作するように構成してもよい。
また、「LV動作」時において、撮影レンズ210a、210bからの光束は常に撮像素子111に導かれているので、被写体に対するAFやAEパラメータ決定を、デジタル電気信号に基づいて画像処理IC102に行わせることができる。以下、「LV動作」時のAFを「LVAF」といい、「LV動作」時のAEパラメータ決定を「LVAE」という。
次に、本実施形態の撮像装置の顔検出処理について説明する。
まず、「LV動作」時に得られる画像データは、画像処理IC102により顔検出処理に必要な画像データに変換されSDRAM104に逐次記録される。
次に、SDRAM104に記録された画像データは、図2に示すように、顔検出IC103により所定範囲の調査領域をラスタスキャン方向にスキャンされて、図3A〜図3Cに示すような予め用意された小画像と類似度が高い調査領域を探す。例えば、図4に示すように、人物の顔の画像データと重なる調査領域Aは99%になり、お面を付けた人物の顔の画像データと重なる調査領域Bは40%になり、窓枠の画像データと重なる調査領域Cは5%になる。
そして、小画像と類似度が高い調査領域、例えば、上記調査領域Aがあると、その調査領域の位置、大きさ、及び類似度などを示す顔検出データをBμcom101に送る。
この顔検出処理は、「LV動作」中に繰り返して行われ、Bμcom101に送られる顔検出データに基づいて「LVAF」及び「LVAE」が行われる。
次に、本実施形態の撮像装置における顔検出データに基づく「LVAF」について説明する。
まず、Bμcom101は、顔検出データの位置に対応する画像データにおいてコントラストが最も大きくなる位置を探す。
そして、Bμcom101は、その位置に撮影レンズ210a、210bのピント(焦点)が合うように制御信号をLμcom201に送る。
なお、顔検出データがない場合は、予め決められた複数の領域に対して、コントラストが一番大きくなる撮影レンズ位置を探し、それら撮影レンズ位置のうち、レンズ結像面(撮像素子111の受光面)から被写体の距離が一番近い被写体に撮影レンズ位置を合わせる。
次に、本実施形態の撮像装置における顔検出データに基づく「LVAE」について説明する。
まず、Bμcom101は、撮影後の画像データに対して、図5Aのように、5列7行の測光領域を設定し、各測光領域に対して測光を行う。図5Bは図5Aの各測光領域に対する測光結果の一例を示しており、APEX(Additive System of Photographic Exposure)値におけるBV(Brightness
Value)値で測光結果が示されている。図5Bの例では、背景と重なる測光領域のBV値は5になっており、人物の顔と重なる測光領域のBV値は4になっている。すなわち、人物の顔と重なる測光領域は背景と重なる測光領域よりも一段暗くなっている。
そして、Bμcom101は、人物の顔と重なる測光領域のBV値に基づいて、又は、人物の顔と重なる測光領域のBV値と背景と重なる測光領域のBV値との加重平均に基づいて、露出制御を行う。例えば、Bμcom101は、BV+SV(撮像素子感度)=AV(撮影レンズの絞り値)+TV(シャッタ速度)に基づいて、反射率18%グレーを基準とする適正な露出制御を行う。
次に、本実施形態の撮像装置における「LV動作」から「撮影動作」までの一連の動作について説明する。
図6は、本実施形態の撮像装置における「LV動作」から「撮影動作」までの一連の動作を説明するためのフローチャートである。なお、1stレリーズ及び2ndレリーズのそれぞれの役目として、上記モード1が設定されているものとする。
まず、ユーザによりカメラ操作スイッチ150が操作されて「LV動作」が開始すると、Bμcom101は、シャッタ駆動制御回路121に制御信号を送りシャッタ120を開き(STEP1−10)、1st確定フラグをゼロに設定する(STEP1−20)。
次に、Bμcom101は、カメラ操作スイッチ150から送られてくるレリーズボタンの状態を示す信号に基づいて、「1stレリーズ」であるか否かを判断する(STEP1−30)。
「1stレリーズ」でないと判断した場合(STEP1−30がNo)、Bμcom101は、「LVAF」(STEP1−40)及び「LVAE」(STEP1−50)を行う。なお、このとき、後述のSTEP1−70で行われる顔検出処理の結果があれば、その結果である顔検出データに基づいて「LVAF」及び「LVAE」が行われる。また、撮像装置としてコンパクトカメラが適用される場合は、STEP1−40を省略してもよい。
次に、Bμcom101は、STEP1−40及びSTEP1−50の結果に基づいて、絞り203やシャッタ120を制御して撮像素子111に入射する光の量を制御し、画像処理IC102で取得される画像データをSDRAM104に記録させる(STEP1−60)。
次に、Bμcom101は、SDRAM104に記録された画像データに対して顔検出IC103により顔検出処理を行わせる(STEP1−70)。
次に、Bμcom101は、顔検出処理の結果が反映された画像データを液晶モニタ140に表示する(STEP1−80)。例えば、図7に示すような画像データが液晶モニタ140に表示される。図7に示す画像データは、部屋の中にいる人物が撮影されたものであり、部屋の壁、本棚、及び窓などが背景になっている。また、図7の例では、STEP1−70の顔検出処理で取得された顔検出データの大きさと位置に基づく枠Aが表示されている。
次に、Bμcom101は、1st確定フラグをゼロに設定し(STEP1−90)、「2ndレリーズで、かつ、1st確定フラグが1」であるか否かを判断する(STEP1−100)。なお、2ndレリーズであるか否かは、カメラ操作スイッチ150から送られてくるレリーズボタンの状態を示す信号に基づいて判断される。
「2ndレリーズで、かつ、1st確定フラグが1」でないと判断した場合(STEP1−100がNo)、Bμcom101は、STEP1−30に戻る。このループ動作により、STEP1−30において、「1stレリーズ」であると判断されるまでSTEP1−40〜STEP1−90が繰り返し行われる。すなわち、「LV動作」中は、AF、AEパラメータ決定、及び顔検出処理が繰り返し行われる。
「1stレリーズ」であると判断した場合(STEP1−30がYes)、Bμcom101は、「1st確定フラグがゼロ」であるか否かを判断する(STEP1−110)。
「1st確定フラグがゼロ」であると判断した場合(STEP1−110がYes)、Bμcom101は、LVAF(STEP1−120)及びLVAE(STEP1−130)を行い、1st確定フラグを1に設定する(STEP1−140)。なお、1stレリーズになった直後はSTEP1−70で行われた顔検出処理の結果に基づいてSTEP1−120及びSTEP1−130が行われ、その後はSTEP150で行われた顔検出処理の結果に基づいてSTEP1−120及びSTEP1−130が行われる。
一方、「1st確定フラグがゼロ」でないと判断した場合(STEP1−110がNo)、Bμcom101は、STEP1−120、STEP1−130、及びSTEP1−140を行わず、STEP1−150に進む。すなわち、「1stレリーズ」になると、STEP1−120の「LVAF」によりピントが確定するとともにSTEP1−130の「LVAE」によりAEパラメータが確定し、そのピント及びAEパラメータは「1stレリーズ」が解除されるまで変更されない。
次に、Bμcom101は、STEP1−120及びSTEP1−130の結果に基づいて、絞り203やシャッタ120を制御して撮像素子111に入射する光の量を制御し、画像処理IC102で取得される画像データをSDRAM104に記録させる(STEP1−150)。なお、STEP1−110でNoと判断された後のSTEP1−150では、STEP1−110でNoと判断される前に行われたSTEP1−120及びSTEP1−130の結果に基づいて、光量が制御される。
次に、Bμcom101は、SDRAM104に記録される画像データを液晶モニタ140に表示し(STEP1−160)、STEP1−100に進む。このとき、例えば、図8に示すような画像データが液晶モニタ140に表示される。図8に示す枠B内の領域は、STEP1−120の「LVAF」でピント合わせが行われた領域である。
次に、「2ndレリーズで、かつ、1st確定フラグが1」であると判断した場合(STEP1−100がYes)、Bμcom101は、シャッタ120を閉じて先幕と後幕を走行準備待機状態にさせる(STEP1−170)。
次に、Bμcom101は、STEP1−130で得られたBV値に基づいて、撮像素子111に適正な光の量の光束が入射されるようにするための絞り値及びシャッタ120の開状態時間を求めるとともに(STEP1−180)、撮像素子111の感度設定を行う(STEP1−190)。
次に、Bμcom101は、STEP1−180で求めた開状態時間分、シャッタ120を開き(STEP1−200)、本露出を行う(STEP1−210)。
そして、Bμcom101は、STEP1−210で得られた画像データに対して画像処理IC102において画像処理を行わせ(STEP1−220)、その画像データを記録メディア131に記録する(STEP1−230)。
次に、本実施形態の撮像装置における「LVAE」について説明する。
図9は、図5に示すSTEP1−50又はSTEP1−130における「LVAE
を説明するためのフローチャートである。
まず、Bμcom101は、上述したように、撮影後の画像データを測光領域毎に分け、各測光領域に対して測光を行い、各測光領域のそれぞれの測光値を得る(STEP3−10)。
次に、Bμcom101は、被写界全面の平均輝度値を算出する(STEP3−20)。この平均輝度値は、STEP3−10で得た各測光領域の測光値の合計を、STEP3−10で撮影後の画像データを分けたときの分割数で割った値とする。
次に、Bμcom101は、現在、被写体の顔を検出しているか否かを判断する(STEP3−30)。すなわち、Bμcom101は、図6のSTEP1−70で行われる顔検出処理の結果があるか否かを判断する。
被写体の顔を検出していないと判断した場合(STEP3−30がNo)、Bμcom101は、「LVAE」を終了する。この場合、Bμcom101は、例えば、STEP3−20で算出した平均輝度値をSTEP1−50又はSTEP1−130における「LVAE」の結果である最終測光値とする。
一方、被写体の顔を検出していると判断した場合(STEP3−30がYes)、Bμcom101は、被写体の顔の測光値を得る(STEP3−50)。この被写体の顔の測光値は、図6のSTEP1−70で得た顔検出データに示される被写体の顔の位置及び大きさに対応する各測光領域の測光値の平均値とし、以下、顔輝度BVという。図5A及び図5Bの例では、(4×6)/6=4が計算され、4が被写体の顔の測光値となる。
次に、Bμcom101は、被写体の顔の画像データから目の部分の画像データを抽出する(STEP3−60)。例えば、Bμcom101は、図10に示すように、所定範囲の調査領域をラスタスキャン方向にスキャンし、図11に示すような予め用意された小
画像と類似度が高い調査領域を探す。そして、Bμcom101は、図12に示すように、類似度が高い調査領域に対応する調査領域D及び調査領域Eを目の部分の画像データとして抽出する。
次に、Bμcom101は、目の部分の画像データから白目の部分の画像データを抽出する(STEP3−70)。例えば、まず、Bμcom101は、図13Aに示すように、STEP3−60で抽出した目の部分の調査領域Dに対して縦横比80%程度の白目輝度演算領域を設定し、この白目輝度演算領域を横方向に8分割する。次に、Bμcom101は、白目輝度演算領域に対して所定範囲の調査領域をラスタスキャン方向にスキャンし、図13Bに示すような予め用意された小画像と類似度が高い調査領域を探す。次に、Bμcom101は、類似度が高い調査領域を瞳の部分の画像データとして抽出する。そして、Bμcom101は、抽出した瞳の部分の画像データに対応する分割エリア以外の各分割エリアを白目の部分の画像データとする。
次に、Bμcom101は、白目の部分のY値を算出する(STEP3−80)。例えば、Bμcom101は、白目の部分の各分割エリアのY値をY値=係数A×R(Red)+係数B×G(Green)+係数C×B(Blue)によりそれぞれ計算する。なお、白目輝度演算領域の各分割エリアに対して左から順に目輝度演算領域番号を振り、各分割エリアのそれぞれのY値と目輝度演算領域番号とを対応させたグラフは、例えば、図13Cに示すようなグラフになる。また、STEP3−60において、複数の目の部分の画像データが抽出されている場合は、各目に対応するY値をそれぞれ算出し、それらのY値の平均値をSTEP3−80の算出結果とする。
次に、Bμcom101は、白目の部分の輝度値(以下、白目輝度BVという)を算出する(STEP3−90)。例えば、Bμcom101は、白目の部分の各分割エリアのY値の平均値(以下、白目Y値平均という)を求め、白目輝度BV=Log2(白目Y値平均/目標値)+AV(絞り203の絞り値)+TV(シャッタ120のシャッタ速度)−SV(撮像素子111の感度)により白目輝度BVを算出する。なお、上記目標値とは、反射率18%グレーのときの被写体に対して適正な露出が得られるときのY値とする。
次に、Bμcom101は、顔輝度BVから白目輝度BVを引き、肌反射率判定用輝度差を算出する(STEP3−100)。この肌反射率判定用輝度差は、正の値のとき被写体の顔の反射率が高いことを示し、被写体の顔の反射率が高い程大きな値になる。また、肌反射率判定用輝度差は、負の値のとき被写体の顔の反射率が低いことを示し、被写体の顔の反射率が低い程大きな値になる。
そして、Bμcom101は、所定の関数を使用して、肌反射率判定用輝度差に対応する顔輝度補正値を求め、補正後の顔輝度BV=補正前の顔輝度BV+顔輝度補正値を計算することにより顔輝度BVを補正し、最終測光値=γ×補正後の顔輝度BV+(1−γ)×平均輝度値を計算することにより最終測光値を求める(STEP3−110)。なお、ポートレート撮影など、背景の画像データに対して被写体の顔の画像データが大きくなるように撮影を行うとき、上記γを大きくしてもよい(例えば、γを「0.6」から「0.7」にする)。
例えば、Bμcom101は、上記所定の関数として、図14に示すように、肌反射率判定用輝度差と顔輝度補正値とが1:1の関係を示す顔輝度補正直線を使用して、肌反射率判定用輝度差に対応する顔輝度補正値を求める。なお、図14の横軸は肌反射率判定用輝度差(eV)を示し、横軸は顔輝度補正値(eV)を示している。また、図14に示す顔輝度補正直線において、肌反射率判定用輝度差の下限を−5eVとし、上限を+0.5eVとしている。また、上記関数により求められる顔輝度補正値は、補正後の顔輝度BV
が反射率18%グレーのときの顔輝度BVになるように設定されているものとする。
これにより、被写体の顔の反射率が18%グレーであるものとして最終測光値が求められるので、被写体の顔の反射率に関わらず適正な露出で撮影を行なうことができる。そのため、顔の反射率が低い被写体に対する露出をオーバーにさせないようにすることができるとともに、顔の反射率が高い被写体に対する露出をアンダーにさせないようにすることができる。
このように、本実施形態の撮像装置では、顔検出処理の結果に基づいて「LVAE」を行う際、顔の反射率が低い被写体に対して適正な露出で撮影が行なわれ撮影後の画像データの被写体の顔が白くならないようにすることができるとともに、顔の反射率が高い被写体に対しても適正な露出で撮影が行われ撮影後の画像データの被写体の顔が黒くならないようにすることができる。
また、本実施形態の撮像装置では、顔検出処理の結果に基づいて「LVAE」を行う際、顔輝度BVから白目輝度BVを引いた肌反射率判定用輝度差に応じて、適正な露出が可能な顔輝度補正値を決定しているため、被写体へ照射される光量の影響を無くした顔輝度BVに基づいて露出を行うことができ被写体に対して適正な露出を行うことができる。
なお、上記実施形態では、肌反射率判定用輝度差に対応する顔輝度補正値を求める際、所定の関数として、顔輝度補正直線を使用する構成であるが、所定の関数として、図15Aに示すような顔輝度補正曲線を使用してもよい。図15Aに示す顔輝度補正曲線では、デジタルカメラで得られる画像データは露出がアンダーになるよりもオーバーになる方が破綻し易いことと、被写体の白目の反射率と被写体の顔の反射率との差を考慮して、負の値の肌反射率判定用輝度差が大きくなるときの正の値の顔輝度補正値の変化量が正の値の肌反射率判定用輝度差が大きくなるときの負の値の顔輝度補正値の変化量よりも大きくなっている。例えば、顔の反射率が35%の被写体に対して、約+1段の顔輝度補正値が求められ、顔の反射率が5%の被写体に対して、約−2段の顔輝度補正値が求められるように顔輝度補正曲線が設定されるものとする。
また、上記実施形態では、1つの顔輝度補正直線(又は1つの顔輝度補正曲線)を使用する構成であるが、互いに異なる複数の顔輝度補正直線(又は、図15Bに示すように、互いに異なる複数の顔輝度補正曲線)をBμcom101に予め記憶しておき、STEP3−20で算出される平均輝度値、STEP3−50で算出される顔輝度BV、又はSTEP3−10で取得される各測光値のうち被写体の顔に対応する測光値以外の背景の測光値に応じて、複数の顔輝度補正直線(又は複数の顔輝度補正曲線)の中から使用する顔輝度補正直線(又は顔輝度補正曲線)を切り替えてもよい。このように構成する場合は、平均輝度値、顔輝度BV、又は背景の測光値と顔輝度補正直線(又は顔輝度補正曲線)とが対応したマップをBμcom101に記憶しておくことが考えられる。例えば、Bμcom101は、平均輝度値、顔輝度BV、又は背景の測光値が大きくなるに従って、顔輝度補正値の変化量が大きくなるような顔輝度補正直線(顔輝度補正曲線)に切り替える。このように構成することにより、ある被写体へ照射される光の量が多くなり被写体の顔のコントラストが大きくなったときに、より大きな値の顔輝度補正値で顔輝度BVを補正することができるので、より適正な露出を行うことができる。
また、上記実施形態では、撮像素子111から出力されるアナログ電気信号に基づく画像データにより顔輝度BV及び白目輝度BVを求める構成であるが、撮像素子111に入射される光と略同じ光が入射される測光用撮像素子をさらに撮像装置に備え、この測光用撮像素子から出力されるアナログ電気信号に基づいて顔輝度BV及び白目輝度BVを求めるように構成してもよい。なお、測光用撮像素子を使用した顔輝度BV及び白目輝度BV
の求め方は、上述した求め方と同じものでもよい。また、測光用撮像素子は、測光用であるため、撮像素子111よりも画素が荒くてもよい。
また、上記実施形態では、顔輝度BVから白目輝度BVを引いた肌反射率判定用輝度差に基づいて顔輝度補正値を求める構成であるが、顔輝度BVから被写体の顔の白色部(歯など)の輝度値を引いた肌反射率判定用輝度差に基づいて顔輝度補正値を求めるように構成してもよい。
本発明の実施形態の撮像装置を示す図である。 顔検出処理時のスキャン動作を示す図である。 小画像の一例を示す図である。 小画像の一例を示す図である。 小画像の一例を示す図である。 類似度が互いに異なる各調査領域を示す図である。 測光領域の一例を示す図である。 図5Aの各測光領域に対する測光結果の一例を示す図である。 本実施形態の撮像装置における「LV動作」から「撮影動作」までの一連の動作を説明するためのフローチャートである。 液晶モニタに表示される画像データの一例を示す図である。 液晶モニタに表示される画像データの一例を示す図である。 STEP1−50又はSTEP1−130における「LVAE」を説明するためのフローチャートである。 目の部分の画像データの抽出時のスキャン動作を示す図である。 小画像の一例を示す図である。 目の部分の画像データの一例を示す図である。 目輝度演算領域の一例を示す図である。 小画像の一例を示す図である。 目輝度演算領域番号とY値との関係が示されたグラフの一例を示す図である。 顔輝度補正直線の一例を示す図である。 顔輝度補正曲線の一例を示す図である。 顔輝度補正曲線を切り替えて使用する場合の複数の顔輝度補正曲線の一例を示す図である。
符号の説明
100 ボディユニット
101 ボディ制御用マイクロコンピュータ
102 画像処理IC
103 顔検出IC
104 SDRAM
110 撮像素子駆動IC
111 撮像素子
120 シャッタ
121 シャッタ駆動制御回路
130 通信コネクタ
131 記録メディア
140 液晶モニタ
150 カメラ操作スイッチ
160 通信コネクタ
180 フラッシュユニット
181 閃光発光部
182 発光制御回路
183 フラッシュ制御用マイクロコンピュータ
185 フラッシュ用通信コネクタ
200 レンズユニット
202 絞り駆動機構
203 絞り
204 レンズ駆動機構
210a 撮影レンズ
210b 撮影レンズ

Claims (8)

  1. 被写体からの光を結像する撮影レンズと、
    前記撮影レンズにより結像された光が入射され、その入射される光を電気信号に変換する撮像手段と、
    制御信号に基づいて前記撮像手段に入射される光の量を調節する光量調節手段と、
    前記撮像手段により変換された電気信号を画像データに変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された画像データから前記被写体の顔を検出する顔検出手段と、
    前記顔検出手段で検出された顔の輝度値を算出する顔輝度算出手段と、
    前記顔検出手段で検出された顔の白色部の輝度値を算出する白色部輝度算出手段と、
    前記顔の輝度値と、前記白色部の輝度値を比較する比較手段と、
    前記比較手段で算出される輝度の違いを示す値に基づいて、前記顔の輝度値を補正する補正手段と、
    前記補正手段で補正された前記顔の輝度値に応じた前記制御信号を出力する制御信号出力手段と、
    を備えることを特徴とする撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記補正手段は、正の値の前記輝度の違いを示す値が大きくなるに従ってその輝度の違いを示す値に対応する負の値の補正値が大きくなり、負の値の前記輝度の違いを示す値が大きくなるに従ってその輝度の違いを示す値に対応する正の値の前記補正値が大きくなり、前記輝度の違いを示す値がゼロのときに前記補正値がゼロになる関数を使用して前記輝度の違いを示す値に対応する前記補正値を求めるとともに、補正前の前記顔の輝度値と前記補正値とを加算した結果を補正後の前記顔の輝度値とし、
    前記制御信号出力手段は、前記補正後の顔の輝度値が大きくなると、前記撮像手段に入射される光の量が少なくなるように前記制御信号を出力し、前記補正後の顔の輝度値が小さくなると、前記撮像手段に入射される光の量が多くなるように前記制御信号を出力する
    ことを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項2に記載の撮像装置であって、
    前記関数は、負の値の前記輝度の違いを示す値が大きくなるときの前記正の値の補正値の変化量が正の値の前記輝度の違いを示す値が大きくなるときの前記負の値の補正値の変化量よりも大きい
    ことを特徴とする撮像装置。
  4. 請求項2又は請求項3に記載の撮像装置であって、
    前記補正手段は、+0.5eVから−5eVまでの範囲の前記輝度の違いを示す値に対応する前記補正値を求める
    ことを特徴とする撮像装置。
  5. 請求項1〜4の何れか1項に記載の撮像装置であって、
    前記補正手段は、予め記憶される複数の関数の中から前記顔輝度算出手段により算出された顔の輝度値に基づく関数を選択し、その選択した関数を使用する
    ことを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の撮像装置であって、
    前記撮影レンズにより結像された光が入射され、その入射される光を電気信号に変換する測光用撮像手段を備え、
    前記白色部輝度算出手段は、前記測光用撮像手段により変換された電気信号に基づいて
    、前記顔検出手段で検出された顔の白色部の輝度値を算出する
    ことを特徴とする撮像装置。
  7. 請求項1〜6の何れか1項に記載の撮像装置であって、
    前記撮影レンズにより結像された光が入射され、その入射される光を電気信号に変換する測光用撮像手段を備え、
    前記顔輝度算出手段は、前記測光用撮像手段により変換された電気信号に基づいて、前記顔検出手段で検出された顔の輝度値を算出する
    ことを特徴とする撮像装置。
  8. 被写体からの光を結像する撮影レンズと、前記撮影レンズにより結像された光が入射され、その入射される光を電気信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段により変換された電気信号を画像データに変換する変換手段とを備える撮像装置において前記撮像手段に入射される光の量を調節する光量調節方法であって、
    前記変換手段により変換された画像データから前記被写体の顔を検出し、
    前記被写体の顔の輝度値を算出し、
    前記被写体の顔の白色部の輝度値を算出し、
    前記顔の輝度値と、前記白色部の輝度値を比較し、
    前記比較結果である輝度の違いを示す値に基づいて、前記顔の輝度値を補正し、
    前記補正後の顔の輝度値に応じて、前記撮像手段に入射される光の量を調節する、
    ことを特徴とする光量調節方法。
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