JP2010129353A - 燃料電池システムの起動制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池の零下起動性を向上させる燃料電池システムを提供する。
【解決手段】燃料電池スタックと、燃料電池スタックを冷却する冷却水が循環する冷却水通路と、冷却水の流量を制御する流量制御機構と、冷却水に熱量を与えてその冷却水を加熱する加熱機構と、加熱機構と並列に設けられ、冷却水の温度が低いときほど圧力損失が増加する圧力損失可変機構と、を備える燃料電池システムの起動制御装置であって、燃料電池スタックの内部で生成水が凍結するおそれのある低温起動時は、冷却水に与える熱量を増大させるとともに、冷却水の流量を通常時よりも減少させて、燃料電池スタックの温度を上昇させるスタック温度上昇手段S4,S5を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は燃料電池システムの起動制御装置に関する。
従来の燃料電池システムは、冷却水を加熱するヒータと、燃料電池スタックをバイパスして冷却水を流すバイパス管とを備え、起動時には冷却水をヒータで加熱するとともに、バイパス管に冷却水が流れようにしていた。(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−294499号公報
しかしながら、前述した従来の燃料電池システムでは、加熱した冷却水が燃料電池スタックに流れにくくなるので、零下時には燃料電池スタックの昇温に時間がかかるという問題点があった。
本発明はこのような従来の問題点に着目してなされたものであり、燃料電池スタックを早期に昇温することを目的とする。
本発明は以下のような解決手段によって前記課題を解決する。
本発明は、燃料電池スタックと、燃料電池スタックを冷却する冷却水が循環する冷却水通路と、冷却水の流量を制御する流量制御機構と、冷却水に熱量を与えてその冷却水を加熱する加熱機構とを備える。そして、加熱機構と並列に設けられ、冷却水の温度が低いときほど圧力損失が増加する圧力損失可変機構と、を備える燃料電池システムの起動制御装置である。そして、燃料電池スタックの内部で生成水が凍結するおそれのある低温起動時は、前記冷却水に与える熱量を増大させるとともに、冷却水の流量を通常時よりも減少させて、その燃料電池スタックの温度を上昇させることを特徴とする。
本発明によれば、低温起動時には、冷却水流量を通常時よりも少なくするので、燃料電池スタック内部の発電反応によって生じる熱(自己発熱)によって、燃料電池スタックを昇温させることができる。
また、冷却水温が低いときは圧力損失可変機構の圧力損失が大きいため、加熱機構に冷却水が流れやすくなる。そのため、冷却水流量を通常時よりも少なくしても、加熱機構に流入する冷却水の流量は確保できる。これにより、加熱機構によって冷却水に与える熱量を増大させることができるので、冷却水を早期に暖めることができ、より短時間で燃料電池スタックを昇温させることができる。
以下、図面等を参照して本発明の実施形態について説明する。
(第1実施形態)
燃料電池は電解質膜をアノード電極(燃料極)とカソード電極(酸化剤極)とによって挟み、アノード電極に水素を含有するアノードガス(燃料ガス)、カソード電極に酸素を含有するカソードガス(酸化剤ガス)を供給することによって発電する。アノード電極及びカソード電極の両電極において進行する電極反応は以下の通りである。
アノード電極 : 2H2 →4H+ +4e- …(1)
カソード電極 : 4H+ +4e- +O2 →2H2O …(2)
この(1)(2)の電極反応によって燃料電池は1ボルト程度の起電力を生じる。
このような燃料電池を自動車用動力源として使用する場合には、要求される電力が大きいため、数百枚の燃料電池を積層した燃料電池スタックとして使用する。そして、燃料電池スタックにアノードガス及びカソードガスを供給する燃料電池システムを構成して、車両駆動用の電力を取り出す。
図1は、本発明の第1実施形態による燃料電池システム100の概略構成図である。
燃料電池システム100は、燃料電池スタック1と、燃料電池スタック1を冷却する冷却装置2と、コントローラ3と、を備える。
燃料電池スタック1は、アノードガス及びカソードガスの供給を受けて発電する。燃料電池スタック1にアノードガス及びカソードガスを供給するガス供給装置については、本発明の主要部ではないので、発明の理解を容易にするため図示を省略した。
冷却装置2は、冷却水通路21と、バイパス通路22と、三方弁23と、ラジエータ24と、冷却水循環ポンプ25と、冷却水ヒータ26と、イオン交換フィルタ27と、水温センサ28と、を備える。
冷却水通路21は、燃料電池スタック1を冷却する冷却水が流れる通路である。冷却水通路21は、燃料電池スタック1の冷却水出口孔11と冷却水入口孔12とに接続される。なお、本実施形態では冷却水として不凍液を使用する。特にエチレングリコール50%に希釈したものを使用すると、0℃以下から粘性が上昇するため本実施形態の効果を得やすくなる。
バイパス通路22は、ラジエータ24をバイパスする通路である。
三方弁23は、バイパス通路22に流れる冷却水の流量を調節する。バイパス通路22に流れる冷却水の流量は、コントローラ3によって制御される。
ラジエータ24は、通過する冷却水の温度を下げる。
冷却水循環ポンプ25は、冷却水通路21の冷却水を循環させる。冷却水循環ポンプ25は、回転速度によって吐出流量が連続的に変化する。冷却水循環ポンプ25の吐出流量は、コントローラ3によって制御される。
冷却水ヒータ26は、電気によって冷却水を加熱して冷却水の温度を上げる。冷却水ヒータ26の出力は、コントローラ3によって制御される。
イオン交換フィルタ27は、冷却水ヒータ26と並列に設けられる。以下では、図中のA点を「分流点」といい、B点を「合流点」という。イオン交換フィルタ27は、粒子状のイオン交換樹脂を内蔵し、冷却水中の有害なイオンを除去する。
本実施形態では、このイオン交換フィルタ27のイオン交換樹脂が充填された充填層の空間率を調整して、冷却水の粘度が増加する低水温時(冷却水温がおおよそ−30℃〜0℃のとき)において、イオン交換フィルタ27の圧力損失(通過抵抗)が冷却水ヒータ26の圧力損失よりも大きくなるようにしている。すなわち、低水温時には、冷却水がイオン交換フィルタ27に流れにくくなるようにしている。イオン交換フィルタ27の圧力損失は、充填層の空間率が小さいときほど充填層内の空間が少なくなるので増加する。
図2及び図3は、本実施形態における冷却水ヒータ26及びイオン交換フィルタ27の圧力損失特性について説明する図である。図2は、低水温時における圧力損失特性を示した図である。図3は、高水温時における圧力損失特性を示した図である。
図2に示すように、低水温時は、イオン交換フィルタ27の圧力損失が冷却水ヒータ26の圧力損失よりも大きくなる(Pi>Ph)。一方で、図3に示すように、高水温時は、イオン交換フィルタ27の圧力損失が冷却水ヒータ26の圧力損失よりも小さくなる(Pi<Ph)。
再び図1を参照して、燃料電池システム100の構成について説明する。
水温センサ28は、冷却水の温度を検出する。水温センサ28は、燃料電池スタック1の冷却水出口孔側及び冷却水入口孔側の冷却水通路21にそれぞれ1つずつ設けられる。
コントローラ3は、中央演算装置(CPU)、読み出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)及び入出力インタフェース(I/Oインタフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。コントローラ3は、運転状態に応じて前述した冷却水循環ポンプ25の吐出流量及び冷却水ヒータ26の出力を制御する。
ところで、燃料電池システム100を車両に搭載する場合、外気温度が0℃を下回るような低温環境下での起動が求められる。燃料電池システム100は、前回停止時に燃料電池スタック内の水分を除去しておくことで、次回起動時に低温環境下でもすぐに発電することができる。しかしながら、早期に温度を上げて燃料電池スタック内の温度を0℃以上にしなければ、前述した(2)式の反応によって生成された水が凍結し、発電性能が低下するという問題点がある。
そこで本実施形態では、低温環境下での起動初期には、冷却水循環ポンプ25の吐出流量を少なくする。これにより、発電反応によって発生した熱を燃料電池スタック1の内部に留めておきつつ、発電電力を冷却水ヒータ26で消費し、冷却水ヒータ26で暖めた冷却水を燃料電池スタック1に供給することができる。そのため、燃料電池スタック1の温度上昇速度を速めることができる。
しかしながら、冷却水ヒータ26で暖められて燃料電池スタック1に供給される冷却水の温度が、燃料電池スタック内で暖められて燃料電池スタック1から排出される冷却水の温度よりも低いと、燃料電池スタック1の温度が低下してしまう。そのため、燃料電池スタック1の温度上昇速度が低下してしまう。
そこで本実施形態では、冷却水循環ポンプ25の吐出流量を減らした後に、燃料電池スタック1に供給される冷却水の温度が排出される冷却水の温度よりも低くなったときは、冷却水循環ポンプ25の吐出流量を増やす。これにより、燃料電池スタック1から排出された暖かい冷却水を早期に再び燃料電池スタック1に戻すことができる。そのため、燃料電池スタック1の温度上昇速度の低下を抑制することができる。
図4は、コントローラ3が実施する燃料電池システム100の起動制御について説明するフローチャートである。コントローラ3は、本ルーチンを燃料電池システム100の運転中に所定の演算周期(例えば10ms)で実行する。
ステップS1において、コントローラ3は、発電反応によって発生する生成水の凍結のおそれがある低温環境下での起動(以下「零下起動」という)か否かを判定する。コントローラ3は、零下起動であればステップS2に処理を移行する。一方で、零下起動でなければ今回の処理を終了する。
ステップS2において、コントローラ3は、冷却水流量推定処理を実施する。冷却水流量推定処理の具体的な内容については、図5を参照して後述する。
ステップS3において、コントローラ3は、燃料電池スタック1に流入した冷却水量(以下「スタック流入冷却水量」という)が初期冷却水量を超えたか否かを判定する。ここで、初期冷却水量とは、起動時に燃料電池スタック内に存在する冷却水(以下「初期冷却水」という)の量のことをいう。コントローラ3は、スタック流入冷却水量が初期冷却水量を超えていればステップS5に処理を移行する。一方で、スタック流入冷却水量が初期冷却水量を超えていなければステップS4に処理を移行する。
ステップS4において、コントローラ3は、冷却水ヒータ26の出力を上昇させる。
ステップS5において、コントローラ3は、冷却水ヒータ26の出力に応じて冷却水循環ポンプ25の吐出流量を制御して、燃料電池スタック1に供給される冷却水の流量を減らす。具体的には、冷却水ヒータ26で冷却水が局所的な沸騰をおこさない程度まで冷却水循環ポンプ25の吐出流量を減らす。
ステップS6において、コントローラ3は、燃料電池スタック1から排出された冷却水の温度がいったん上昇した後に低下したか否かを判定する。コントローラ3は、燃料電池スタック1から排出された冷却水の温度が低下していればステップS7に処理を移行する。一方で、燃料電池スタック1から排出された冷却水の温度が低下していなければステップS8に処理を移行する。
ステップS7において、コントローラ3は、冷却水循環ポンプ25の回転速度を最大にして、吐出流量を増やし、燃料電池スタック1に供給される冷却水の流量を増やす。
ステップS8において、コントローラ3は、冷却水ヒータ26の出力に基づいて算出される冷却水循環ポンプ25の目標吐出流量(以下「ヒータ要求吐出流量」という)と、燃料電池スタック1の要求出力に基づいて算出される冷却水循環ポンプ25の目標吐出流量(以下「スタック要求吐出流量」)と、のうち大きい方の目標吐出流量となるように冷却水循環ポンプ25を制御する。
図5は、冷却水流量推定処理について説明するフローチャートである。
ステップS21において、コントローラ3は、冷却水温を検出する。
ステップS22において、コントローラ3は、冷却水温に基づいて冷却装置全体の圧力損失特性を算出する。冷却装置全体の圧力損失特性は、冷却水温ごとに予め実験等で定められているものである。
ステップS23において、コントローラ3は、冷却水循環ポンプ25の回転速度を検出する。
ステップS24において、コントローラ3は、冷却水循環ポンプ25の回転速度に基づいてポンプ特性を算出する。ポンプ特性は、回転速度ごとに予め実験等で定められているものである。
ステップS25において、コントローラ3は、冷却装置全体の圧力損失と、ポンプ特性と、に基づいて冷却水循環ポンプ25の吐出流量を算出する。具体的な算出方法については、図6を参照して後述する。
ステップS26において、コントローラ3は、冷却水温に基づいて、冷却水ヒータ26とイオン交換フィルタ27との合計圧力損失特性を算出する。合計圧力損失は、冷却水温ごとに予め実験等で定められているものである。
ステップS27において、コントローラ3は、冷却水温と、冷却水循環ポンプ25の吐出流量と、に基づいて分流点と合流点との差圧(AB点の差圧)を算出する。具体的な算出方法については、図7を参照して後述する。
ステップS28において、コントローラ3は、AB点の差圧に基づいて、冷却水ヒータ26の流量特性と、イオン交換フィルタ27の流量特性と、を温度毎に算出する。
ステップS29において、冷却水ヒータ26の流量特性と、イオン交換フィルタ27の流量特性と、に基づいて、ステップS21で検出した冷却水温のときの冷却水ヒータ26及びイオン交換フィルタ27に流入する冷却水の流量を算出する。具体的な算出方法については、図8を参照して後述する。
図6は、冷却水循環ポンプ25の吐出流量の算出方法について説明する図である。
図6に示すように、冷却水がステップS21で検出した温度Tのときの冷却装置全体の圧力損失特性と、冷却水循環ポンプ25がステップS23で検出した回転速度Aのときのポンプ特性と、の交点から冷却水循環ポンプ25の吐出流量Qpを算出する。
図7は、AB点の差圧の算出方法について説明する図である。
図7は、冷却水循環ポンプ25の吐出流量QpからAB点の差圧ΔPを算出するテーブルであり、冷却水温ごとの冷却水ヒータ26とイオン交換フィルタ27との合計圧力損失特性から予め実験等によって求められるテーブルである。したがって、冷却水温ごとにそれぞれ異なるテーブルが用意されている。
図8は、冷却水ヒータ26及びイオン交換フィルタ27に流入する冷却水流量の算出方法について説明する図である。
図8は、冷却水温Tから冷却水ヒータ26に流入する冷却水流量Qh及びイオン交換フィルタ27に流入する冷却水流量Qiを算出するテーブルであり、AB点の差圧から予め実験等によって求められるテーブルである。したがって、AB点の差圧ごとにそれぞれ異なるテーブルが用意されている。
図8に示すように、冷却水温が低いときは冷却水の粘度が大きいため、イオン交換フィルタ27に流入する冷却水流量Qiは、冷却水ヒータ26に流入する冷却水流量Qhよりも少なくなる。冷却水の温度が高くなるにつれて冷却水の粘度が小さくなるため、冷却水温が所定温度よりも高くなると、イオン交換フィルタ27に流入する冷却水流量Qiの方が多くなる。
次に、図9を参照して本実施形態による燃料電池システム100の起動制御の作用効果について説明する。
図9は、本実施形態による燃料電池システム100の起動制御の動作について説明するタイムチャートである。フローチャートとの対応を明確にするため、フローチャートのステップ番号を併記して説明する。
時刻t1で、燃料電池システム100が起動されて、零下起動であると判断されると(S1でYes)、冷却水ヒータ26に流入する冷却水流量及びイオン交換フィルタ27に流入する冷却水流量を算出する(図9(B);S2)。そして、冷却水ヒータ26及びイオン交換フィルタ27に流入する冷却水流量から燃料電池スタック1に流入する冷却水流量を算出し(図9(B);S2)、燃料電池システム100を起動してから燃料電池スタック1に流入した冷却水の総量を算出する(S3)。
このとき、燃料電池スタック1に流入する冷却水の総量が所定値に満たない時刻t1から時刻t2までの間は、冷却水ヒータ26の出力を上げる(図9(C);S3でNo,S4)。また、冷却水循環ポンプ25の吐出流量を減らして、冷却水ヒータ26の出力に応じて冷却水ヒータ26の内部で冷却水が沸騰しない程度の低流量に制御する(図9(D);S5)。
起動初期の時刻t1から時刻t2の間は、分流点(A点)を流れる冷却水の冷却水温は低いので、冷却水ヒータ26へ流入する冷却水の方が、イオン交換フィルタ27へ流入する冷却水よりも多くなる。そのため、冷却水ヒータ26へ流れる冷却水の流量を確保できるため、出力を上昇させて燃料電池スタック1に流入する冷却水温を早期に上昇させることができる。
また、冷却水温を冷却水ヒータ26で上昇させると共に、冷却水循環ポンプ25の吐出流量を低流量に制御するので、燃料電池スタック1で発生した熱を内部に留めておくことができる。これにより、燃料電池システム100の起動初期において、発電反応で発生する生成水の凍結を抑制できる。
時刻t2で、燃料電池スタック1に流入した冷却水の総量が所定値を超えて(S3でYes)、初期冷却水が燃料電池スタック1から排出されると、コントローラ3は、冷却水循環ポンプ25の回転速度を最大にする(図9(D);S6でNo,S7)。
初期冷却水は、発電反応による熱で暖められながら燃料電池スタック1から排出される。初期冷却水が燃料電池スタック1から排出されるまでの間は、燃料電池スタック1が持っている熱量が高くなり、比較的安定して発電することができる。
しかしながら、初期冷却水が燃料電池スタック1から排出された後も冷却水循環ポンプ25の回転速度を低回転に抑えて吐出流量を低流量に制御していると、高温の初期冷却水が再び燃料電池スタック1に流入するまでに時間がかかり、その間の発電性能が低下する。
また、高温の初期冷却水が冷却水ヒータ26へ流れてくるので、沸騰防止のために冷却水ヒータ26の出力を落とす必要がある。そうすると、電力消費先である冷却水ヒータ26の出力を落とすために、燃料電池スタック1の発電電力も落とす必要がでてくるので、燃料電池スタック1の早期昇温ができなくなる。
そこで、初期冷却水が燃料電池スタック1から排出された後は、冷却水循環ポンプ25の回転速度を最大して吐出流量を大きくすることで、高温の初期冷却水を素早く燃料電池スタック1に戻すことができる。また、冷却水ヒータ26に流入する冷却水の流量も増加するので、沸騰防止のために冷却水ヒータ26の出力を落とす必要もない。
これにより、早期に高温の冷却水を燃料電池スタック1に戻すことができる。また、冷却水ヒータ26に流入する冷却水の流量も多いので、沸騰防止のために出力を落とす必要もない。したがって、燃料電池スタック1を早期に昇温でき、発電反応で発生する生成水の凍結を抑制できる。
時刻t2で、冷却水循環ポンプ25の回転速度を最大して吐出流量を高流量にするため、次第に燃料電池スタック1から排出される冷却水温は低下してくる。
そこで、時刻t3で、燃料電池スタック1から排出される冷却水温が低下し始めたら、冷却水循環ポンプ25の回転速度を下げて、吐出流量を低下させる(S6でYes,S8)。これにより、冷却水ヒータ26に流入する冷却水の流量を減らして冷却水の昇温を促進させる。
このとき、冷却水循環ポンプ25は以下のように制御する。
まず、冷却水循環ポンプ25の吐出流量を、冷却水ヒータ26で冷却水が沸騰しない流量に制御する必要がある。また、起動時から時間が経過して燃料電池スタック1もある程度発電しているので、燃料電池スタック1の要求発電電力に応じた冷却水の流量となるように制御する必要がある。
したがって、ヒータ要求吐出流量及びスタック要求吐出流量のうち、大きい方となるように冷却水循環ポンプ25の吐出流量を制御する。
以上説明した本実施形態によれば、イオン交換フィルタ27のイオン交換樹脂充填層の空間率を調整して、低水温時にはイオン交換フィルタ27の圧力損失が冷却水ヒータ26の圧力損失よりも大きくなるようにし、イオン交換フィルタ27に流入する冷却水流量が少なくなるようにした。そして、零下起動の初期には、冷却水ヒータ26の出力を上げるとともに、冷却水循環ポンプ25の吐出流量を低流量に制御した。
これにより、零下起動初期において、冷却水循環ポンプ25の吐出流量を低流量に制御しても、冷却水ヒータ26へ流入する冷却水の流量が確保できるので、冷却水ヒータ26の出力を上昇させることができる。したがって、燃料電池スタック1に流入する冷却水の温度を早期に上昇させることができる。その結果、より短時間で燃料電池スタック1を昇温できる。
また、冷却水循環ポンプ25の吐出流量を低流量に制御することで、冷却水による燃料電池スタック1の冷却効果を抑えて、燃料電池スタック1の温度低下を抑制することができる。そのため、零下起動初期において、燃料電池スタック内部の発電反応によって発生した生成水の凍結を抑制できるので、発電性能の低下をおさえることができる。したがって、より短時間で燃料電池スタック1を昇温できる。
また、冷却水ヒータ26の出力に応じて、冷却水循環ポンプ25の吐出流量を制御するので、流量不足による冷却水ヒータ26内部での冷却水の沸騰を抑え、冷却水の劣化及び冷却水ヒータ26の劣化を抑制することができる。
また、初期冷却水が燃料電池スタック1から排出された後は、冷却水循環ポンプ25の回転速度を最大にして、吐出流量を増加させた。
これにより、燃料電池スタック内部の発電反応による熱(自己発熱)で暖められた初期冷却水を早期に燃料電池スタック1に戻すことができる。そのため、高温の初期冷却水が排出された後の燃料電池スタック1の熱量低下を抑制して発電性能の低下を抑制できる。また、吐出流量を増加させることで、冷却水ヒータ26に流入する冷却水の流量が増すので、冷却水ヒータ26内部での冷却水の沸騰を抑制できる。そのため、発電電力の消費先である冷却水ヒータ26の出力を下げる必要がないので、燃料電池スタック1の発電電力を下げる必要もない。したがって、発電電力の低下による燃料電池スタック1の発熱量の低下を抑制でき、自己発熱量が増加する。
よって、燃料電池スタック1の昇温を促進でき、より短時間で燃料電池スタック1を昇温できる。さらに、発電反応によって発生した生成水の凍結を抑制できるので、発電性能の低下をおさえることができる。
また、冷却水循環ポンプ25を最大にした後、燃料電池スタック1から排出される冷却水の温度が低下し始めたら、最大にしていた冷却水循環ポンプ25の吐出流量を減少させる。具体的には、ヒータ出力から定まるヒータ要求吐出流量と、燃料電池スタック1の目標発電電力から定まるスタック要求吐出流量と、のうちの大きい方となるように、冷却水循環ポンプ25の吐出流量を制御する。
これにより、冷却水ヒータ26での冷却水の温度上昇幅が増すので、燃料電池スタック1に供給される冷却水の温度が増し、燃料電池スタック1の昇温を促進でき、より短時間で燃料電池スタック1を昇温できる。
(第2実施形態)
次に、図10を参照して本発明の第2実施形態について説明する。本発明の第2実施形態は、燃料電池スタック1の発電電力量に応じて冷却水循環ポンプ25の吐出流量を制御する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点について説明する。なお、以下に示す各実施形態では前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、同一の符号を用いて重複する説明を適宜省略する。
第1実施形態では、冷却水温等に基づいて推定した流入冷却水量が初期冷却水量を超えたときに、冷却水循環ポンプ25の回転速度を最大にして吐出流量を増やしていた。
しかしながら、冷却水通路21の冷却水温に基づいて冷却装置全体の圧力損失特性を算出していたので(ステップS22)、燃料電池スタック1の内部の冷却水温と冷却水通路21の冷却水温との間の温度差が大きいときには、流入冷却水量の推定精度が低下してしまうおそれがある。
そこで本実施形態では、初期冷却水が燃料電池スタック1から排出されたことを、目標発電電力量と実発電電力量との差が所定値より大きくなったか否かで判断する。
図10は、本実施形態による燃料電池システム100の起動制御について説明するフローチャートである。コントローラ3は、本ルーチンを燃料電池システム100の運転中に所定の演算周期(例えば10ms)で実行する。
ステップS101において、コントローラ3は、燃料電池スタック1の目標発電電力を算出する。目標発電電力は、冷却水ヒータ26などの電気負荷で使用される電力量が大きいときほど大きくなる。
ステップS102において、目標発電電力と実発電電力との電力差が所定値より大きいか否かを判定する。コントローラ3は、電力量の差が所定値より大きければステップS6に処理を移行する。一方で、電力量の差が所定値より小さければステップS4に処理を移行する。
以上説明した本実施形態によれば、初期冷却水が燃料電池スタック1から排出されると発電電力が低下することを利用して、初期冷却水が燃料電池スタック1から排出されたか否かを判定する。具体的には、目標発電電力量と実発電電力量との差が所定値より大きくなったか否かで判断する。これにより、燃料電池スタック1の内部の冷却水温と冷却水通路21の冷却水温との間に温度差があるか否かに関わらず、初期冷却水が燃料電池スタック1から排出されたことを精度良く判断できる。これにより、第1実施形態と比較して、より早期の燃料電池スタック1を昇温できる。
(第3実施形態)
次に、図11及び図12を参照して本発明の第3実施形態について説明する。本発明の第3実施形態は、冷却水ヒータ26にバッテリ4からの電力を供給する点で第1実施形態と相違する。以下、その相違点について説明する。
図11は、本発明の第3実施形態による燃料電池システム100の概略構成図である。
燃料電池システム100は、燃料電池スタック1の発電電力を蓄えるともに、冷却水ヒータ26などの電気負荷に蓄えた電力を供給するバッテリ4を備える。
図12は、本実施形態による燃料電池システム100の起動制御について説明するフローチャートである。コントローラ3は、本ルーチンを燃料電池システム100の運転中に所定の演算周期(例えば10ms)で実行する。
ステップS201において、コントローラ3は、スタック要求吐出流量がヒータ要求吐出流量よりも大きいか否かを判定する。コントローラ3は、スタック要求吐出流量がヒータ要求吐出流量よりも大きければステップS203に処理を移行する。一方で、スタック要求吐出流量がヒータ要求吐出流量よりも小さければステップS202に処理を移行する。
ステップS202において、コントローラ3は、冷却水の沸騰を防止するため、冷却水循環ポンプ25の吐出流量をヒータ要求吐出流量に制御する。
ステップS203において、コントローラ3は、冷却水循環ポンプ25の吐出流量をスタック要求吐出流量に制御する。
ステップS204において、コントローラ3は、バッテリ4から冷却水ヒータ26に電力を供給する。これは、冷却水循環ポンプ25の吐出流量をスタック要求吐出流量に制御したときは、冷却水ヒータ26の出力を上昇させる余裕があるためである。
以上説明した本実施形態によれば、冷却水循環ポンプ25の吐出流量をスタック要求吐出流量に制御したときは、バッテリ4から冷却水ヒータ26に電力を供給して冷却水が沸騰しない程度まで冷却水ヒータ26の出力を上昇させる。これにより、第1実施形態と比較して、より早期の燃料電池スタック1を昇温できる。
なお、本発明は上記の実施形態に限定されずに、その技術的な思想の範囲内において種々の変更がなしうることは明白である。
例えば、第1実施形態では、冷却水流量を推定していが、冷却水流路に流量計を設けて直接検出してもよい。
第1実施形態による燃料電池システムの概略図である。 低水温時の冷却水ヒータ及びイオン交換フィルタの圧力損失特性について説明する図である 高水温時の冷却水ヒータ及びイオン交換フィルタの圧力損失特性について説明する図である。 第1実施形態による燃料電池システムの起動制御について説明するフローチャートである。 冷却水流量推定処理について説明するフローチャートである。 冷却水循環ポンプの吐出流量の算出方法について説明する図である。 AB点の差圧の算出方法について説明する図である。 冷却水ヒータ及びイオン交換フィルタに流入する冷却水流量の算出方法について説明する図である。 第1実施形態による燃料電池システムの起動制御の動作について説明するタイムチャートである。 第2実施形態による燃料電池システムの起動制御について説明するフローチャートである。 第3実施形態による燃料電池システムの概略構成図である。 第3実施形態による燃料電池システムの起動制御について説明するフローチャートである。
符号の説明
1 燃料電池スタック
4 バッテリ(蓄電機構)
21 冷却水通路
25 冷却水循環ポンプ(流量制御機構)
26 冷却水ヒータ(加熱機構)
27 イオン交換フィルタ(圧力損失可変機構)
28 水温センサ(冷却水温検出手段)
S2 流入冷却水量算出手段
S4,S5,S7,S8,S202〜S204 スタック温度上昇手段
S101 目標発電電力算出手段

Claims (8)

  1. 燃料電池スタックと、
    前記燃料電池スタックを冷却する冷却水が循環する冷却水通路と、
    前記冷却水の流量を制御する流量制御機構と、
    前記冷却水に熱量を与えてその冷却水を加熱する加熱機構と、
    前記加熱機構と並列に設けられ、前記冷却水の温度が低いときほど圧力損失が増加する圧力損失可変機構と、
    を備える燃料電池システムの起動制御装置であって、
    低温起動時は、前記冷却水に与える熱量を増大させるとともに、前記冷却水の流量を通常時よりも減少させて、その燃料電池スタックの温度を上昇させるスタック温度上昇手段を備える
    ことを特徴とする燃料電池システムの起動制御装置。
  2. 前記圧力損失可変機構の圧力損失は、所定温度以下のとき前記加熱機構の圧力損失より大きく、所定温度より大きいとき前記加熱機構の圧力損失より小さい
    ことを特徴とする請求項1に記載の燃料電池システムの起動制御装置。
  3. 前記冷却水の温度に応じて前記燃料電池スタックに流入した流入冷却水量を算出する流入冷却水量算出手段を備え、
    前記スタック温度上昇手段は、前記流入冷却水量が所定量を超えたときに、前記冷却水の流量を増加させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池システムの起動制御装置。
  4. 前記所定量は、起動時に前記燃料電池スタックの内部に存在する冷却水量である
    ことを特徴とする請求項3に記載の燃料電池システムの起動制御装置。
  5. 前記スタック温度上昇手段は、前記燃料電池スタックの発電電力の増加量が負になったときに、前記冷却水の流量を増加させる
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の燃料電池システムの起動制御装置。
  6. 前記燃料電池スタックから排出された前記冷却水の温度を検出する冷却水温検出手段を備え、
    前記スタック温度上昇手段は、前記冷却水の流量を増加させた後に前記燃料電池スタックから排出された前記冷却水の温度が低下したときは、増加させていた前記冷却水の流量を、前記冷却水に与えられる熱量に基づいて算出される要求流量と、前記燃料電池スタックの発電電力に基づいて算出される要求流量と、のうちの大きい方の要求流量まで減少させる
    ことを特徴とする請求項3から5のいずれか1つに記載の燃料電池システムの起動制御装置。
  7. 前記燃料電池スタックの発電電力を蓄える蓄電機構を備え、
    前記スタック温度上昇手段は、前記冷却水の流量を前記燃料電池スタックの発電電力に基づいて算出される要求流量まで減少させるときは、前記燃料電池スタックの発電電力と前記蓄電機構に蓄えられた電力とを前記加熱機構へ供給して前記冷却水に与える熱量を増大させる
    ことを特徴とする請求項6に記載の燃料電池システムの起動制御装置。
  8. 前記圧力損失可変機構は、イオン交換樹脂充填層の空間率を小さくして圧力損失を増加させた電気伝導物質除去フィルタである
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1つに記載の燃料電池システムの起動制御装置。
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