JP2010126898A - 入退室管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】入退室管理システムにおいて、ゲートのスムーズな通行を実現しつつ、不正な入退室をも防止する。
【解決手段】扉6付近のタグリーダーからは、まず質問信号を大エリア106において受信可能なように送信し、大エリア106内に進入したユーザーAに対して質問信号を送信し、それに対する応答信号に含まれるタグのIDを受信する。ゲートコントローラは、タグのIDに基づいて認証成功すれば、そのIDを判定済IDリストとして記録する。それと共に、タグリーダーから送信する質問信号の受信可能領域を、大エリア106から小エリア108へと切り替える。続いてゲートコントローラは、小エリア108内に進入したユーザーAのタグのIDを取得し、判定済IDリストと照合し、一致すれば解錠指示を扉6へと送る。
【選択図】図4

Description

本発明は、部屋などの区域へのユーザーの通行を管理する入退室管理システムに関する。
入退室管理システムにおいては、ユーザーが携行するタグ(応答器)とゲート付近に設置されたタグリーダー(質問器)とを含んで構成される。タグリーダーは、かざされたタグに対して識別情報を問い合わせる質問信号を送信し、質問信号に対する応答信号に含まれる識別情報を受信し(以下、この識別情報の送信・受信をまとめて「識別情報の読み取り」ということがある。)、この識別情報に基づいて、電気錠の解錠/施錠やバーの上げ下げなどのゲートの通行を物理的に制限(制御)するというものである。
このようなかざす方式(非接触方式)では、ユーザーが荷物を持つなどして両手がふさがっている場合には不便さが残る。このため、携帯端末や基地局を利用して携帯端末の識別情報を無線で読み取ることにより、ユーザーの操作性を向上しようとする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007-023619号公報
上記のように無線で識別情報を読み取る方式を採用する場合、無線通信した情報に基づき、ゲート通行権限があることを判定するための処理(認証処理)に、ある程度の時間を要することから、ゲートのスムーズな出入りを追求するのであれば、識別情報を読み取る対象となるエリアを可能な限り拡大することが好ましい。
しかしながら、単純にこのエリアの拡大を進めると、通行権限を有さない者の入退室(以下、「不正な入退室」という。)の危険性が高まるという問題がある。
このことを入退室管理システムの模式図である図9,図10を用いて説明する。図9,図10に示すように、入退室管理システムは、部屋どうしを仕切る壁202、部屋の出入り口となる電気錠付きの扉204,扉204付近に設置されたタグリーダー(不図示)、タグリーダーが識別情報を問い合わせる質問信号を送信する大エリア206または小エリア208を含む。また、各ユーザーA,Bは図示しないタグを携行し、扉204の通行権限を有するのに対して、ユーザーC,Dは、タグを携行していないか、携行していても扉204の通行権限を有さないものとする。
図9(a)に示すように、タグリーダーは大エリア206に質問信号を送信する。大エリア206は大きいため、タグリーダーは、ユーザーAは扉204に接近するより手前の段階で、ユーザーAのタグから識別情報を読み取って、扉204の電気錠を解錠することができる。従って、ユーザーAは、スムーズに扉204を通過することができる。
しかしながら、エリア206は大きいゆえ、タグリーダーは、偶然扉204の前を通りがかっただけのユーザーBのタグからも識別情報を読み取ってしまい、ユーザーBは扉204を通行する意図が無いにも関わらず、扉204の電気錠を解錠してしまうことがある。
このように、扉204が無人となる状態での解錠は、図9(b)に示すように、ユーザーC,Dのような不正な入退室者を招く可能性が高い。
不正な入退室を回避するためには、図10に示すように、質問信号を送信するエリアを小エリア208とすれば、ある程度は防ぐことができるが、エリア208は小さいゆえユーザーAのタグを読み取るのが遅れて、電気錠の解錠も遅れ、扉204を通過しようとするユーザーAを扉204前で待たせてしまうことも考えられる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、無線によりタグから識別情報を読み取ることにより、ゲートの通行可否の制御を行う入退室管理システムであって、ゲートのスムーズな通行を実現しつつ、不正な入退室をも防止する入退室管理システムを提供することを目的とする。
本発明に係る入退室管理システムは、応答器の識別情報を問い合わせる質問信号を送信する質問器と、質問信号を受信すると自器の識別情報を含む応答信号を送信する応答器と、ゲートコントローラとを備える入退室管理システムであって、質問器は、ゲートから離れた領域を含む第1エリアにおいて受信可能なように質問信号を送信し、当該質問信号に対する応答信号を受信する第1送受信手段と、前記第1送受信手段が送信する質問信号よりも、後続して受信可能なゲート近傍の第2エリアに質問信号を送信し、当該質問信号に対する応答信号を受信する第2送受信手段とを有し、ゲートコントローラは、質問器の第1送受信手段が受信した応答信号に含まれる識別情報を受信する第1受信手段と、前記第1受信手段により受信された識別情報が、ゲートを通行する権限を有するものであるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により権限有りと判定された場合に、前記受信された識別情報を記憶する記憶手段と、質問器の第2送受信手段が受信した応答信号に含まれる識別情報を受信する第2受信手段と、前記第2受信手段により受信された識別情報を、前記記憶手段に記憶された識別情報と照合し、一致していれば、当該識別情報を含む応答器を携行するユーザーがゲートを通行できるよう制御する通行制御手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る入退室管理システムの構成によれば、第1送受信手段は、ゲートから離れた領域を含む第1エリアにおいて受信可能なように質問信号を送信して対応する応答信号を受信し、ゲートコントローラの判定手段は、この応答信号に含まれる識別情報に基づいて、ゲートの通行権限を判定する。このため、ゲートから離れた領域において、早めに通行権限を判定することができる。
また、第2送受信手段は、ゲート近傍の第2エリアに質問信号を送信して対応する応答信号を受信し、ゲートコントローラの通行制御手段は、この応答信号に含まれる識別情報を、記憶手段に記憶された識別情報と照合し、一致していればゲートを通行できるよう制御する。上記照合は、既に記憶手段に記憶された識別情報を利用するため、上記判定に要する時間よりも短縮することができ、その結果、ゲート近傍の第2エリアにおいて、応答器を携行するユーザーが認証完了まで待たされるような事態を防止できる。
また、前記記憶手段は、前記受信された識別情報を、第1エリア内に進入した応答器が、その後、第2エリア内に進入すると予測される時間が経過するまで記憶し、当該時間を経過すると前記識別情報を破棄するとしても構わない。
この構成によれば、上記予測される時間までは上記識別情報を記憶し続けることで、通行制御手段による照合時間の短縮化に貢献できる。また、この時間を経過すると上記識別情報を破棄することで、余分な識別情報の滞留による上記照合の停滞を防止できる。
また、前記第2送受信手段は、前記質問信号を所定間隔で繰り返し送信して、対応する応答信号を繰り返し受信し、前記通行制御手段は、前記第2受信手段により識別情報が受信される毎に、前記照合を繰り返し、当該照合による一致が複数の所定回数以上なされると、前記制御を行うとしても構わない。
この構成によれば、複数回以上、照合を繰り返すので、応答器を携行するユーザーがゲート通行の意図があるかどうかを入念に確認することができ、扉が無人となる状態など不用意な解錠に起因する不正な入退室を防ぐことができる。
また、前記第1送受信手段は、前記質問信号を所定間隔で繰り返し送信し、前記所定間隔は、応答器を携行するユーザーの推定移動速度および前記第1エリア内の前記第2エリアとは重複しない領域の大きさに基づいて、前記第1エリアを通る応答器が、前記第1送受信手段が送信する質問信号を前記領域において少なくとも1回は受信できる間隔に設定されるとしても構わない。
この構成によれば、前記第1送受信手段の質問信号を所定間隔で繰り返し送信するため、絶えず連続して送信する場合と比べて質問器の消費電力を節約できる。しかも、前記第1エリア内の前記第2エリアとは重複しない領域において、少なくとも1回は前記第1送受信手段の質問信号が受信できるように間隔を設定するため、応答器を携行するユーザーが第2エリアに進入するより前の時点で通行権限有無の判定を行うことができ、スムーズなゲートの通行に資する。
(実施の形態)
以下、本実施の形態について、応答器を携行するユーザーの通行を認証する入退室管理システムを例に挙げて説明する。
<構成>
図1は、入退室管理システム1のシステム構成を示す図である。
入退室管理システム1は、ゲートコントローラ50、PC(Personal Computer)4、扉(ゲート扉)6、タグリーダー10、タグ30を備えており、ゲートコントローラ50、PC4、扉6、およびタグリーダー10の間はそれぞれケーブルを介して接続されている。
入退室管理システムの概要としては次の通りである。
扉6付近に設置されたタグリーダー10は、ユーザーが携行するタグ30に対してID(識別情報)を問い合わせる質問信号を送信し、タグ30はその応答として自己のIDを含む応答信号を返す。タグリーダー10は、応答信号に含まれるIDをゲートコントローラ50に転送し、ゲートコントローラ50は転送されたIDを、ID毎にゲート通行の権限有無を示すIDのリストと照らし合わせて、通行権限有りと判定すれば(認証成功)、扉6の電気錠6aを一定時間(例えば5秒程度)解錠してユーザーの通行を可能にする。渡されたIDに関して、通行権限無しと判定すれば(認証失敗)、タグリーダー10のブザー18を鳴らしてその旨を回答する。
タグリーダー10は、制御部12、表示部14、操作部16、ブザー18、LF(Low Frequency)送信部20、RF(Radio Frequency)受信部22、送信切り替え部24、エリア設定受付部26を備えている。
制御部12は、制御プログラムを実行するCPU、制御プログラムを格納するROMを含んで構成される。
表示部14は、例えばLEDランプやディスプレイに各種の表示出力を行う。操作部16は押しボタンなどの入力インターフェイスから入力を受け付ける。
LF送信部20は、コイル型のLFアンテナ21を用いてLF帯(例えば、134kHz)にて質問信号を送信する。
質問信号は、所定のバイト数のデータ長を持つ信号であり、送信に要する時間は例えば数十ms程度である。また、質問信号は、数百msごとの周期で繰り返し送信され、この質問信号が受信可能な範囲は大エリアと小エリアとの2種類がある。大エリアの範囲は、タグリーダー10(扉6)を中心に半径5〜10m程度の範囲、小エリアの範囲は半径1〜2m程度である。
上記した範囲の数値はあくまでも一例であって、システムの各種仕様により変更され得る。
小エリアは、タグ30の通行の記録に利用されるエリアであり、タグ30を携行するユーザーが扉6を確実に通行すると見込まれる扉6近傍の範囲に設定される。設定の際には、単に扉6の前を通り過ぎるようなユーザーのタグ30からはIDを読み取らないよう範囲を広げすぎないよう注意する必要がある。
大エリアは、ゲートである扉6の通行権限があるかどうかの判定に利用されるエリアであり、この判定は、大エリア内のタグ30からIDを読み取り、読み取ったIDをタグリーダー10からゲートコントローラ50へ転送し、ゲートコントローラ50においてIDの通行権限有無を判定するという流れであり、一連の処理を完了するまで時間を要する(例えば、1秒程度)。
このため、大エリアは、小エリアに進入して扉6を通行しようとするユーザーの進行経路上、手前の領域(通常は、ゲートより遠い領域となる。)を含ませるべく、小エリアよりもある程度大きい範囲に設定される。そして、その範囲は、タグ30を携行するユーザーが扉6をスムーズに通行できるように(扉6の前のユーザーが解錠まで停止して待たなくて済むように)、上記ユーザーが小エリアに進入するまでに、上記手前の領域で認証を完了しておけるような大きさとする。
なお、LF送信部20はACK信号も送信する。
RF受信部22は、応答信号の受信を行う。
タグ30は、制御部32、表示部34、操作部36、LF受信部40、RF送信部42、電池部44を備えている。
制御部32は、制御プログラムを実行するCPU、制御プログラムを格納するROMを含んで構成される。
表示部34は、LEDランプの点滅・点灯により各種表示を行う。操作部36は押しボタンなどを含み、入力を受け付ける。
LF受信部40は、コイル型のLFアンテナ41を用いてLF帯にて質問信号を受信する。
RF送信部42は、自己のIDを含む応答信号をRFアンテナ43を介してRF帯(例えば、UHF帯の420MHz)にて送信する。
電池部44は、例えばコイン形リチウム電池から構成されており、各部に信号送受のための電力を供給する。
図2は、ゲートコントローラ50の機能ブロック図である。
ゲートコントローラ50は、判定部52、送受信部54、通行制御部56、判定用IDリスト58、判定済IDリスト60を備える。
なお、判定用IDリスト58、判定済IDリスト60は図示しないROMに格納される。
判定用IDリスト58は、テーブル59に示すように、タグ30のID毎に、各ゲート(G1,G2,G3)を通行する権限があるかを示すリストである。図2中には、IDを4個しか示していないが、特にIDの数が数百、数千と多いと、膨大なリストの中から目的とするIDを検索するまである程度の時間を要する。なお、ゲートへの入場と退場とで分けて権限を記憶するようにしてもよい。
判定部52は、タグリーダー10から転送されてきたID(質問信号(大エリア)に対する応答信号に含まれる。)を受け取ると、判定用IDリスト58と参照し、当該IDが通行権限有りかどうか判定する。権限有りと判定すると、判定部52は、当該IDとゲートIDと認証に成功した旨(OK)を、判定済IDリスト60に判定済として一時的に記憶する。
また、判定部52は、タグリーダー10から転送されてきたID(質問信号(小エリア)に対する応答信号に含まれる。)を受け取ると、まず当該IDを判定済IDリスト60と照合し、一致していれば、通行制御部56から扉6へと電気錠6aを一定時間解錠する旨の指示を送る。
送受信部54は、ゲートコントローラ50の入出力インターフェイスを実現し、タグリーダー10からのID受信や、タグリーダー10への判定結果の送信を行う。
<動作>
次に、本入退室管理システムの具体的な動作について説明する。
図3に示すように、タグリーダー10のLF送信部20により大エリアに向けて周期的に質問信号を送信する(S11)。この質問信号には、例えば(A)PR(Preamble)、(B)UW(Unique Word)、(C)タグリーダー10を示す質問器のID、(D)CRC値が含まれている。大エリア内に入ったタグ30が質問信号を受信すると、タグ30のRF送信部42は質問信号に対する応答信号を送信する(S12)。
タグリーダー10の制御部12は、RF受信部22が受信した応答信号に含まれるIDをゲートコントローラ50の送受信部54へと転送する(S13)。なお、この転送で送る情報には、大エリア(小エリアでなく)の質問信号に対する応答信号である旨を示すエリア情報や質問器ID(ゲートIDを一意に特定する。)も含まれている。
ゲートコントローラ50においては、上記エリア情報を参照し、判定部52が転送されてきたIDがゲートの通行権限有りかどうか判定する「ID判定1」処理を行う(S14)。
図4は、「ID判定1」処理の詳細を示すフローチャートである。
「ID判定1」処理では、転送されたIDを、判定用IDリスト58と参照し、当該IDが通行しようとするゲートIDに関して、通行権限有りかどうか判定する(S21)。
判定の結果、通行権限有りならば(S22:OK)、送受信部54はOKの旨の判定結果をタグリーダー10へと送信する(S23)。そして判定に用いたIDを、ゲートIDと関連付けて認証済であるとして判定済IDリスト61に記録する(S24)。
判定の結果、通行権限無しならば(S22:NG)、送受信部54はNGの旨の判定結果をタグリーダー10へと送信する(S25)。
図3に戻って、OKの旨の判定結果を受信すると(S23)、タグリーダー10の送信切り替え部24は、LF送信部20に大エリアから小エリアへと送信を切り替える指示を送る(S15)。この切り替えは、例えばLF送信部20の送信電力を低下させることにより行われる。指示を受けて、LF送信部20は、それまで周期的に送信していた大エリアの質問信号を停止し、小エリアの質問信号の周期的な送信を開始する(S16)。
そして、小エリア内に入ったタグ30は質問信号を受信すると、RF送信部42により質問信号に対する応答信号を送信する(S17)。タグリーダー10の制御部12は、RF受信部22が受信した応答信号に含まれるIDをゲートコントローラ50へと転送する(S19)。この転送で送る情報には、小エリアの質問信号に対する応答信号である旨を示すエリア情報や質問器ID(ゲートIDを一意に特定する。)も含まれている。
ゲートコントローラ50においては、上記エリア情報を参照して、小エリアの質問信号に対する応答信号であると判断し、「ID判定2」処理に移行する(S36)。
図5は、「ID判定2」処理の詳細を示すフローチャートである。
「ID判定2」処理では、判定部52は、転送されたIDを、判定済IDリスト60と参照し、当該IDが通行しようとするゲートIDに関して、認証済かどうか判定する(S31)。この判定処理は、既に判定された結果を利用するので、数多くのリストを用いて判定する処理(S21)と比べて短時間で行うことができる。
判定の結果、判定済IDリスト60においてOKとして判定済であれば(S32:OK)、送受信部54はOKの旨の判定結果をタグリーダー10へと送信し、通行制御部は扉6へと解錠指示を送信する(S36)。
なお、タグ30を携行するユーザーの入室意思をより入念に確認するために、ステップS31,S32:OKの処理を複数回(例えば3回)繰り返してはじめてステップS36に移行するようにしても構わない。
判定の結果、判定済IDリスト60にIDが存在しない場合には(S32:NG)、IDを判定用IDリスト58と参照する(S33)。判定の結果、通行権限有りならば(S34:OK)、上記ステップS36の処理に移行する。通行権限無しならば(S34:NG)、送受信部54はNGの旨の判定結果をタグリーダー10へと送信する。
図3に戻って、タグリーダー10は、OKの旨の判定結果を受信すると(S36)、送信切り替え部24は、LF送信部20に小エリアから大エリアへと送信を切り替える指示を送る(S20)。
図6は、図3〜図5を用いて説明した動作例に対応し、エリア切り替えの様子を模式的に説明する図である。(a)(b)は扉6を通行しようとするユーザーAを示し、(c)(d)(e)は扉6の近くを通り過ぎるだけのユーザーBを示す。図4では、壁102に沿って電気錠付きの扉6が設置され、扉6付近に図示しないタグリーダーが設置されているものとし、ユーザーA,BはそれぞれIDの異なるタグ30を携行しているものとする。
図6(a)に示すように、最初は質問信号の送信領域は大エリア106であり、ゲートコントローラ50は、扉6からある程度離れた所に存在しているユーザーAのタグ30からIDを受信することで、早めに通行権限の有無を判定し、判定済IDリスト60に記録する。
そして、図6(b)に示すように、大エリア106から小エリア108に切り替えた後は、上記のように通行権限の有無の判定結果を記録した判定済IDリスト60を利用することで、小エリア108に進入したタグのID読み取りから扉6の解錠までの時間を短縮できる。つまり、扉6の前で正規のユーザーAが待たされるような事態を防止できる。
これに対して、図6(c)に示すように、大エリア106の領域は大きいので、扉6近くを近くを通り過ぎるだけのユーザーBのタグ30からIDを受信して認証を済ますことがあるが、その後、図6(d)に示すように、小エリア108に切り替えるのでユーザーBのような扉6を通行する意思のないユーザーからタグを読み取ってしまうような事態を回避できる。このため、無為な解錠を避けて、不正な入退室を防止できる。
なお、大エリア106から小エリア108に切り替えた後、一定時間経過後は、元の小エリア108から大エリアに戻して広範なエリアに対応できるようにすることが好ましい。上記一定時間とは、大エリアに進入したユーザーがタグ、その後、小エリア内に進入すると予測される時間であり、大エリア・小エリアの大きさなどの仕様に依存するが、例えば、一定時間を30秒程度に設定することができる。なお、この一定時間経過後、大エリアに切り替える場合には、もはや判定済IDリストの有効利用は考えにくいため記憶していた判定済IDリストも合わせて破棄する。
なお、図6の例では、小エリア108と大エリア106とは同心円状であるとして示したが、これに限られない。小エリアは、タグ30を携行するユーザーがゲートの確実な通行が見込まれると判断できる領域(例えば、ゲート近傍など)に設定すればよい。上述のように、大エリアはユーザーが小エリアに進入するより先行して信号を受信できる範囲に設定すれば足りる。
<補足>
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の内容に限定されず、本発明の目的とそれに関連又は付随する目的を達成するための各種形態においても実施可能であり、例えば、以下であっても構わない。
(1)実施の形態では触れなかったが、ゲート通行の円滑化という観点からは、移動するユーザー(タグ30)に関して、小エリアにおいて質問信号を受信するより、先行して大エリアにおいて質問信号を受信できるようにすることが必要である。質問信号を絶えず連続して送信していれば、大エリアを小エリアを包含する大きさに設定さえすれば概ね足りると考えられる。もっとも、電力を節約するためには、特に電力を消費しがちな大エリアの質問信号をできるだけ間隔を空けて送ることが求められる。
図7は、大エリア106と小エリア108の関係を示す模式図である。
大エリア106(平面視半径R)と小エリア108(平面視半径r)は点O(ほぼ扉6が位置する。)を中心とした同心円上のエリアである。大エリア106内の小エリア108とは重複しない領域をドーナツエリア106aとし、タグを携行するユーザーAが秒速v(m/s)で円の半径方向に移動し、LF質問信号の送信周期をT(s)とすると、
周期T<(R-r)/v
を満たすように、周期Tを設定することでドーナツエリア106aにおいて、タグは少なくとも1回は小エリアの質問信号を受信する前に、大エリアの質問信号を受信することができる。
例えば、R=8m,r=2m,v=1.5m/sとすると、
T<6.0/1.5=4(s)
と求めることができる。
(2)実施の形態では、1つのLF送信部25が、送信切り替え部24の制御を受けて、大エリアの質問信号の送信と小エリアの質問信号の送信とを切り替えるとして説明したが、LF送信部を2つ備えて、両方の質問信号を分担して送信するとしても構わない。
具体的には、図8のタグリーダー11の機能ブロックに示すように、LF送信部20aは、大エリアの質問信号を送信し、LF送信部20bは、小エリアの質問信号を送信する。
送信制御部24は、LF送信部20aには、大エリアの質問信号を周期的に送信させる。また、送信制御部24は、LF送信部20bに、小エリアの質問信号を周期的に送信させる。なお、送信の省電力化のために、小エリアの質問信号の送信を、小エリア内に扉6aを通行したい権限を有するユーザーが存在するであろうと想定される時間、すなわち、「ID判定1」処理(図4」S14)において、OKの判定結果が得られた後の所定時間(例えば30秒程度)に限定してもよい。
LF送信部20aとLF送信部20bとで、互いに送信に用いる周波数を異ならせることにより(周波数分割多重送信)、両方の質問信号を同時に送信することができる。
また、特に図示しないが、信号をそれぞれ異なる符号で拡散変調させることによっても両方の質問信号を同時に送信することができる(符号多重送信)。
実施の形態では、小エリアに切り替えると大エリア内のタグのIDを読み取れなかったが、このように、周波数分割多重送信や符号多重送信で大小エリア2つの信号を同時に送信することにより、大小両方のエリアに存在するタグからよりスムーズにIDを読み取ることができる。
(3)実施の形態では詳しく述べなかったが、タグリーダー10のエリア設定受付部26は、大小エリアそれぞれの大きさの設定を、タグリーダー10の管理者から受け付ける。
大エリアの範囲(例えば、メートル単位)および小エリアの範囲を個別に受け付けることで、入退室管理システムの運用の実情に沿うきめ細やかな制御を行うことができる。
(4)実施の形態では、扉6の電子錠6aの施錠/解錠を行うことによりタグ30を携行するユーザーの通行を制御する例について説明したが、ユーザーの通行を止めるか止めないか制御できる手段であればこれに限られない。例えば、扉6に代えて、通行を阻むバー付きゲートを用い、バーの上げ下げによりユーザーの通行を制御するようにしても構わない。
また、壁によって仕切られた部屋への入退室を例に挙げて説明してが、建物内の特定の区域(エリア)であれば足りる。例えば、建物の通路部分にゲートを設けたり、建物のエレベータホールへの入退場を管理する構成でもよい。
(5)実施の形態では、ゲートコントローラ50のROM内に判定済IDリスト60を記憶するとして説明したが、これに代えて、判定済リストをタグリーダー10に記憶させ、タグリーダー10から扉6へと解錠指示を送るようにしても構わない。
こうすることで、タグリーダー10からゲートコントローラ50へのID転送の処理(図3:S18)などを省略できる分、小エリアでの応答性を迅速にできる。
入退室管理システム1のシステム構成を示す図である。 ゲートコントローラ50の機能ブロック図である。 入退室管理システム1に係るシーケンス図である。 「ID判定1」処理の詳細を示すフローチャートである。 「ID判定2」処理の詳細を示すフローチャートである。 エリア切り替えの様子を模式的に説明する図である。(a)(b)は扉6を通行しようとするユーザーAを示し、(c)(d)(e)は扉6の近くを通り過ぎるだけのユーザーBを示す。 大エリア106と小エリア108の関係を示す模式図である。 LF送信部20a,20bを2つ有するタグリーダー11の機能ブロック図である。 入退室管理システムの模式図である。 入退室管理システムの模式図である。
符号の説明
1 入退室管理システム
6 扉
6a 電気錠
10 タグリーダー(質問器)
20 LF送信部
22 RF受信部
24 送信切り替え部
30 タグ(応答器)
40 LF受信部
42 RF送信部
50 ゲートコントローラ
106 大エリア
108 小エリア

Claims (4)

  1. 応答器の識別情報を問い合わせる質問信号を送信する質問器と、質問信号を受信すると自器の識別情報を含む応答信号を送信する応答器と、ゲートコントローラとを備える入退室管理システムであって、
    質問器は、
    ゲートから離れた領域を含む第1エリアにおいて受信可能なように質問信号を送信し、当該質問信号に対する応答信号を受信する第1送受信手段と、
    前記第1送受信手段が送信する質問信号よりも、後続して受信可能なゲート近傍の第2エリアに質問信号を送信し、当該質問信号に対する応答信号を受信する第2送受信手段とを有し、
    ゲートコントローラは、
    質問器の第1送受信手段が受信した応答信号に含まれる識別情報を受信する第1受信手段と、
    前記第1受信手段により受信された識別情報が、ゲートを通行する権限を有するものであるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段により権限有りと判定された場合に、前記受信された識別情報を記憶する記憶手段と、
    質問器の第2送受信手段が受信した応答信号に含まれる識別情報を受信する第2受信手段と、
    前記第2受信手段により受信された識別情報を、前記記憶手段に記憶された識別情報と照合し、一致していれば、当該識別情報を含む応答器を携行するユーザーがゲートを通行できるよう制御する通行制御手段とを有する
    ことを特徴とする入退室管理システム。
  2. 前記記憶手段は、前記受信された識別情報を、第1エリア内に進入した応答器が、その後、第2エリア内に進入すると予測される時間が経過するまで記憶し、当該時間を経過すると前記識別情報を破棄する
    ことを特徴とする請求項1に記載の入退室管理システム。
  3. 前記第2送受信手段は、前記質問信号を所定間隔で繰り返し送信して、対応する応答信号を繰り返し受信し、
    前記通行制御手段は、前記第2受信手段により識別情報が受信される毎に、前記照合を繰り返し、当該照合による一致が複数の所定回数以上なされると、前記制御を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の入退室管理システム。
  4. 前記第1送受信手段は、前記質問信号を所定間隔で繰り返し送信し、
    前記所定間隔は、応答器を携行するユーザーの推定移動速度および前記第1エリア内の前記第2エリアとは重複しない領域の大きさに基づいて、前記第1エリアを通る応答器が、前記第1送受信手段が送信する質問信号を前記領域において少なくとも1回は受信できる間隔に設定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の入退室管理システム。
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