JP2010119051A - 撮像装置及び撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理負荷を増やさずにホワイトバランスを補正する画像信号処理が可能な撮像装置を提供すること。
【解決手段】撮像素子より得られた画像信号を複数の第1ブロックに分割する第1分割手段と、第1ブロックをさらにM個の第2ブロックに分割する第2分割手段と、演算対象の第2ブロックをフレーム毎に変化させる位置変更手段と、記録前には位置変更手段が変化させた第2ブロックに対して演算処理を実行し、記録時には第1ブロックに対して演算処理を実行する演算手段と、積算手段の、第2ブロックに対する直近Mフレームの演算結果および第1ブロックに対する演算結果を用いて画像信号の光源を推定する光源推定手段と、を備える撮像装置が提供される。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮像装置及び撮像方法に関する。
デジタルスチルカメラなど、被写体を電子的に撮影する電子的撮像装置においては、照明の光源にかかわらず、白い被写体が白く撮影されるように、ホワイトバランスを補正する画像信号処理(ホワイトバランス補正処理)が、一般的に組み込まれている。ホワイトバランス補正処理は、照明光源によっては、肉眼で観察した被写体像と、撮影された画像との間に色彩上の差異が生じる。この場合に、特に白色の被写体が白く再現されるようにするための補正処理である。例えば、日光などの自然光と、蛍光灯などの人工光とでは、両光源の色温度に相違があり、この結果、撮影された画像の白色再現性に大きな影響を及ぼすこととなる。従って、ホワイトバランス補正処理を施すことにより、撮像装置によって再現される画像に違和感が生じないようにすることができる。
ホワイトバランスの補正は、撮像素子より得られた画像信号を複数のブロックに分割し、分割したブロック毎にR(赤色)、G(緑色)、B(青色)などの色別積算値を求め、無彩色として制御するか有彩色として処理をするか判断する。そして、無彩色と判断したブロックにおける積算値がR=G=Bとなるように、ホワイトバランス制御を行うことが一般的である。
ところが、分割したブロックにおいて複数の色が存在することにより混色が発生すると、正しく有彩色・無彩色の判断ができなくなってしまう。そこで、ブロックを細かく分割することで混色の発生を出来るだけ抑えて、ホワイトバランスの判断が正常になされるような技術が開示されている(例えば特許文献1〜4参照)。
特開2007−336107号公報 特開2007−228516号公報 特開2006−211440号公報 特開2005−12763号公報
しかし、混色の発生を抑えるために、画像信号処理の対象となるブロックを細かく分割すると、その分ホワイトバランス制御の処理時間が長くなり、1フレーム内に処理を終えることができないという問題があった。特に、撮像素子から得られる画像を撮像装置に備えられたモニタに逐次表示するライブビュー時においては、ホワイトバランスゲインの算出時間が延びると、実際に眼で見ているシーンと、モニタにライブビュー表示されているシーンとに時間差が発生してしまう。また、静止画撮影時においても、ホワイトバランス制御の処理時間が長くなると、撮影終了までの時間が長くなってしまうという問題があり、特に短時間で連続して撮影をする場合などでは、次の撮影処理への動作遅延が発生してしまう。さらに、携帯電話他の携帯端末に撮像素子を備えてカメラ機能を持たせる場合には、低消費電力化の観点から処理時間を短縮させることが出来れば良いことは言うまでも無い。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、混色の発生を抑えるために、記録前の段階では画像信号処理の対象となるブロックを細かく分割し、記録時には、記録前の段階における、細かく分割したブロックに対する評価結果を用いることで、処理負荷を増やさずにホワイトバランスを補正する画像信号処理が可能な、新規かつ改良された撮像装置及び撮像方法を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、撮像素子より得られた画像信号を複数の第1ブロックに分割する第1分割手段と、第1ブロックをさらにM個の第2ブロックに分割する第2分割手段と、演算対象の第2ブロックをフレーム毎に変化させる位置変更手段と、記録前には位置変更手段が変化させた第2ブロックに対して演算処理を実行し、記録時には第1ブロックに対して演算処理を実行する演算手段と、第2ブロックに対する直近Mフレームの演算手段の演算結果および第1ブロックに対する演算結果を用いて画像信号の光源を推定する光源推定手段と、を備える撮像装置が提供される。
かかる構成によれば、第1分割手段は撮像素子より得られた画像信号を複数の第1ブロックに分割し、第2分割手段は第1ブロックをさらにM個の第2ブロックに分割する。そして、位置変更手段は演算対象の第2ブロックをフレーム毎に変化させ、光源推定手段は、第2ブロックに対する直近Mフレームの演算手段の演算結果および第1ブロックに対する演算結果を用いて画像信号の光源を推定する。その結果、記録前の段階では画像信号処理の対象となるブロックを第2ブロックとして細かく分割し、記録時には、記録前の段階における、細かく分割した第2ブロックに対する演算結果と、記録時における第1ブロックに対する演算結果を用いることで、処理負荷を増やさずに画像信号処理ができる。
光源推定手段の光源推定結果を少なくともMフレーム分記憶する記憶手段と、記憶手段で記憶した第2ブロックに対する直近Mフレーム分の光源推定結果および第1ブロックに対する光源推定結果を用いてホワイトバランスを補正するゲインを算出するゲイン算出手段と、をさらに備えていてもよい。
ゲイン算出手段は、第2ブロックに対する直近Mフレーム分の光源推定結果を用いて所定の重み係数を決定し、第1ブロックに対する演算結果に当該所定の重み係数を乗じてゲインを算出してもよい。
所定の重み係数は、光源推定手段における光源推定の結果、無彩色であると判断した小ブロックの数が大きいほど大きな係数であってもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、撮像素子より得られた画像信号を複数の第1ブロックに分割する第1分割ステップと、第1ブロックをさらにM個の第2ブロックに分割する第2分割ステップと、演算対象の第2ブロックをフレーム毎に変化させる位置変更ステップと、記録前には位置変更ステップで変化させた第2ブロックに対して演算処理を実行し、記録時には第1ブロックに対して演算処理を実行する演算ステップと、演算ステップにおける第2ブロックに対する直近Mフレームの演算結果および第1ブロックに対する演算結果を用いて画像信号の光源を推定する光源推定ステップと、を備える撮像方法が提供される。
以上説明したように本発明によれば、記録前の段階では、画像信号処理の対象となるブロックを、混色の発生を抑えるために細かく分割し、記録時には、記録前の段階における、細かく分割したブロックに対する評価結果を用いることで、処理負荷を増やさずにホワイトバランスを補正する画像信号処理が可能な、新規かつ改良された撮像装置及び撮像方法を提供することができる。これにより、特に高速連写時には、撮影前の画面表示時と静止画撮影時の時間差の影響を受けることなく、静止画撮影時にホワイトバランス補正の処理負担を軽減できる分、処理時間を短縮することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
まず、本発明の好適な実施の形態について説明する前に、従来技術の問題点について図面を参照しながら説明する。
図10は、従来のホワイトバランス補正処理におけるブロック分割について説明する説明図である。従来のホワイトバランス補正処理は、図10に示したように、CCDやCMOS等の撮像素子より取り出された画像信号を、複数のブロックに分割し、分割したそれぞれのブロックに対し、R、G、B各色の画素の積算値(ΣR、ΣG、ΣB)を算出する。このR、G、B各色の画素の積算値(ΣR、ΣG、ΣB)を算出すると、ブロック毎に、当該ブロックを無彩色として制御するか、または有彩色として処理をするか等を判断し、適切なホワイトバランスゲイン(Kr、Kg、Kb)を算出するという方法が一般的である。
ここで、分割したブロック内に複数の色が混在する場合には、混色が発生しホワイトバランス補正処理を正しく判断することができなくなる。また、分割するブロックの面積を大きくすると、混色が発生する頻度が高くなる。
図11は、ホワイトバランス補正処理の対象となる、CCDやCMOS等の撮像素子より取り出された画像信号から得られる画像の一例を示す説明図であり、図12は、図11に示した画像が得られる画像信号を横4ブロック×縦3ブロックに分割した場合を示す説明図であり、図13は、図11に示した画像が得られる画像信号を横12ブロック×縦9ブロックに分割した場合を示す説明図である。通常のホワイトバランス補正処理においては、画像中の赤い花びらの部分及び緑の葉の部分は光源とは見なされずに有彩色と判断される。しかし、各ブロックでの積算処理時に、ブロック内で赤色と緑色が混在していると、混色が発生し、(赤色と緑色が混ざって)黄色の被写体であると誤判断される。この黄色の被写体が、タングステン光などの光源と同じカラーバランスであった場合、光源色(無彩色)と判断されてしまい、ホワイトバランスを誤って判断してしまう。そこで、混色の発生頻度を減らすために、ブロックの数を多くしてブロックの面積を減らす手法がある。
図14は、画像信号を横4ブロック×縦3ブロックに分割した場合に、混色によって黄色い被写体であると誤って判断されたブロックの配置を示す説明図であり、図15は、画像信号を横12ブロック×縦9ブロックに分割した場合に、混色によって黄色い被写体であると誤って判断されたブロックの配置を示す説明図である。
図14および図15に示した場合では、4×3に分割した場合には83%のブロックが黄色い被写体であると誤判断されたのに対し、12×9に分割した場合には28%が黄色い被写体であると誤判断されている。このように、ブロックの数を多くして、1ブロックあたりの面積を小さくすることで混色の発生頻度を抑えることができる。
しかし、ブロックの数を多くすると、1度に処理を行わなければならないデータ数が増え、ホワイトバランスゲインを算出するまでの処理時間が増大してしまい、1フレーム内に処理を終えることができなくなってしまうという問題があった。特に、撮像素子から得られる画像を撮像装置に備えられたモニタに逐次表示するライブビュー時においては、ホワイトバランスゲインの算出時間が延びると、実際に眼で見ているシーンと、モニタにライブビュー表示されているシーンとに時間差が生じてしまう。
また、静止画撮影時においても、ホワイトバランス制御の処理時間が長くなると、撮影終了までの時間が長くなってしまうという問題があり、特に短時間で連続して撮影をする場合などでは、次の撮影処理への動作遅延が発生してしまう。さらに、携帯電話他の携帯端末に撮像素子を備えてカメラ機能を持たせる場合には、低消費電力化の観点から処理時間を短縮させることが出来れば良いことは言うまでも無い。
そこで、以下で説明する本発明の好適な実施形態においては、混色の発生頻度を抑えるためにブロックの面積を小さくしながらも、処理時間の増大を抑えることを特徴とする撮像装置および画像処理方法について説明する。
まず、本発明の一実施形態にかかる撮像装置の構成について説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる撮像装置100の構成について示す説明図である。以下、図1を用いて本発明の一実施形態にかかる撮像装置100の構成について説明する。
図1に示したように、本発明の一実施形態に係る撮像装置100は、ズームレンズ102と、絞り104と、フォーカスレンズ106と、CCD(Charge Coupled Devices)素子108と、アンプ一体型のCDS(Correlated Double Sampling)回路110と、A/D変換器112と、画像入力コントローラ114と、画像信号処理部116と、圧縮処理部120と、LCD(Liquid Crystal Display)ドライバ122と、LCD124と、タイミングジェネレータ126と、モータドライバ142a、142b、142cと、CPU(Central Processing Unit)128と、操作部132と、メモリ134と、VRAM(Video Random Access Memory)136と、メディアコントローラ138と、記録メディア140とを含む。
ズームレンズ102と、絞り104と、フォーカスレンズ106と、CCD素子108とで露光部を構成する。本実施形態ではCCD素子108を用いて露光部を構成しているが、本発明は係る例に限定されず、CCD素子の代わりにCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)素子を用いてもよい。CMOS素子は、CCD素子よりも高速に被写体の映像光を電気信号に変換できるので、被写体を撮影してから画像を記録するまでの時間を短縮することができる。
ズームレンズ102は、光軸方向に前後して移動させることで焦点距離が連続的に変化するレンズであり、被写体の大きさを変化して撮影する。絞り104は、画像を撮影する際に、CCD素子108に入ってくる光量の調節を行う。フォーカスレンズ106は、光軸方向に前後して移動させることで被写体のピントを調節するものである。
モータドライバ142a、142b、142cはズームレンズ102、絞り104およびフォーカスレンズ106を動作させるモータの制御を行う。モータドライバ142a、142b、142cを介してズームレンズ102、絞り104およびフォーカスレンズ106を動作させることで、被写体の大きさや光の量、ピントの調節を行う。
CCD素子108は、ズームレンズ102、絞り104およびフォーカスレンズ106から入射された光を電気信号に変換するための素子である。本実施形態においては電子シャッタによって入射光を制御して、電気信号を取り出す時間を調節しているが、メカシャッタを用いて入射光を制御して、電気信号を取り出す時間を調節してもよい。
CDS回路110は、CCD素子108から出力された電気信号の雑音を除去する、サンプリング回路の一種であるCDS回路と、雑音を除去した後に電気信号を増幅するアンプとが一体となった回路である。本実施形態ではCDS回路とアンプとが一体となった回路を用いて撮像装置100を構成しているが、CDS回路とアンプとを別々の回路で構成してもよい。
A/D変換器112は、CCD素子108で生成された電気信号をデジタル信号に変換して、画像の生データを生成するものである。
画像信号処理部116は、A/D変換器112で生成された画像の生データに対する各種信号処理を行う回路である。
圧縮処理部120は、画像信号処理部116で信号処理が施されたデータを、適切な形式の画像データに圧縮する圧縮処理を行う。画像の圧縮形式は可逆形式であっても非可逆形式であってもよい。適切な形式の例として、JPEG(Joint Photographic Experts Group)形式やJPEG2000形式に変換してもよい。
LCD124は、撮影操作を行う前のライブビュー表示や、撮像装置100の各種設定画面や、撮影した画像の表示等を行う。画像データや撮像装置100の各種情報のLCD124への表示は、LCDドライバ122を介して行われる。
タイミングジェネレータ126は、CCD素子108にタイミング信号を入力する。タイミングジェネレータ126からのタイミング信号によりシャッタ速度が決定される。つまり、タイミングジェネレータ126からのタイミング信号によりCCD素子108の駆動が制御され、CCD素子108が駆動する時間内に被写体からの映像光を入射することで、画像データの基となる電気信号が生成される。
CPU128は、CCD素子108やCDS回路110などに対して信号系の命令を行ったり、操作部132の操作に対する操作系の命令を行ったりする。本実施形態においては、CPUを1つだけ含んでいるが、本発明においては信号系の命令と操作系の命令とを別々のCPUやDSP(Digital Signal Processor)で行うようにしてもよい。
操作部132は、撮影モード選択部としての機能を含み、撮像装置100の操作を行ったり、撮影時の各種の設定を行ったりするための部材が配置されている。操作部132に配置される部材には、電源ボタン、撮影モードや撮影ドライブモードの選択および効果パラメータの設定を行う十字キーおよび選択ボタン、撮影操作を開始するシャッタボタン等が配置される。
メモリ134は、撮影した画像や画像信号処理部116で信号処理が施された画像を一時的に記憶するものである。メモリ134は、複数の画像を記憶できるだけの記憶容量を有している。メモリ134への画像の読み書きは画像入力コントローラ114によって制御される。
VRAM136は、LCD124に表示する内容を保持するものであり、LCD124の解像度や最大発色数はVRAM136の容量に依存する。
記録メディア140は、撮影した画像を記録するものである。記録メディア140への入出力は、メディアコントローラ138によって制御される。記録メディア140には、フラッシュメモリにデータを記録するカード型の記憶装置であるメモリカードを用いることができる。
以上、図1を用いて本発明の一実施形態にかかる撮像装置100の構成について説明した。次に、本発明の一実施形態にかかる撮像装置100に含まれる、画像信号処理部116の構成について説明する。
図2は、本発明の一実施形態にかかる撮像装置100に含まれる、画像信号処理部116の構成について説明する説明図である。以下、図2を用いて、本発明の一実施形態にかかる撮像装置100に含まれる、画像信号処理部116の構成について説明する。
図2に示したように、本発明の一実施形態にかかる画像信号処理部116は、イメージフロントプロセス処理部152と、画像評価部154と、ホワイトバランスゲイン算出部156と、ホワイトバランス補正部158と、デモザイク処理部160と、色補正処理部162と、ガンマ補正処理部164と、を含んで構成される。
イメージフロントプロセス処理部152は、CCD素子108で光電変換され、A/D変換器でデジタル信号に変換された画像信号に対して、欠陥画素補正や黒レベル補正などのイメージフロントプロセス処理を実行するものである。イメージフロントプロセス処理部152でイメージフロントプロセス処理が施された画像信号は、画像評価部154およびホワイトバランス補正部158に送られる。
画像評価部154は、イメージフロントプロセス処理部152でイメージフロントプロセス処理が施された画像信号に対して、ホワイトバランスゲイン算出部156でホワイトバランスを補正するためのホワイトバランスゲインを算出するために、画像評価処理を実行するものである。画像評価部154では、イメージフロントプロセス処理が施された画像信号を複数のブロックに分割し、分割したそれぞれのブロックに対してRGB画素の積算値(ΣR、ΣG、ΣB)を求めたり、RGB画素の積算値に基づいて光源を推定したりする。画像評価部154の構成については後に詳述する。画像評価部154での画像評価処理の結果はホワイトバランスゲイン算出部156に送られる。
ホワイトバランスゲイン算出部156は、画像評価部154での画像評価処理の結果に基づいて、ホワイトバランスゲイン(Kr、Kg、Kb)を算出するものである。ホワイトバランスゲイン算出部156で算出されたホワイトバランスゲインはホワイトバランス補正部158に送られる。
ホワイトバランス補正部158は、イメージフロントプロセス処理部152でイメージフロントプロセス処理が施された画像信号に対して、ホワイトバランスゲイン算出部156で算出されたホワイトバランスゲインを掛けるものである。ホワイトバランス補正部158で、画像信号にホワイトバランスゲインを掛けることで、画像信号に対するホワイトバランス補正処理を実行することができる。ホワイトバランス補正処理が施された画像信号はデモザイク処理部160に送られる。
デモザイク処理部160は、ホワイトバランス補正処理が施された画像信号に対して色補完処理(デモザイク処理)を施すものである。ホワイトバランス補正処理が施された画像信号に対して、デモザイク処理部160でデモザイク処理を施すことでカラー画像を生成することができるが、デモザイク処理の詳細については本発明とは直接の関係は無いので詳細な説明は省略する。デモザイク処理が施された画像信号は、色補正処理部162に送られる。
色補正処理部162は、デモザイク処理部160で補完処理(デモザイク処理)が施された画像信号に対して色補正処理を施すものである。色補正処理部162で色補正処理を施すことで適切なカラー画像を生成することができるが、色補正処理の詳細については本発明とは直接の関係は無いので詳細な説明は省略する。色補正処理が施された画像信号は、ガンマ補正処理部164に送られる。
ガンマ補正処理部164は、色補正処理部162で色補正処理が施された画像信号に対してガンマ補正処理を施すものである。ガンマ補正処理の詳細については本発明とは直接の関係は無いので詳細な説明は省略する。ガンマ補正処理が施された画像信号は、圧縮処理部120に送られて圧縮処理が施されたり、記録メディア140に記録されたり、LCD124に表示されたりする。
以上、本発明の一実施形態にかかる画像信号処理部116の構成について説明した。次に、本発明の一実施形態にかかる画像信号処理部116に含まれる、画像評価部154の構成について説明する。
図3は、本発明の一実施形態にかかる画像信号処理部116に含まれる、画像評価部154の構成について説明する説明図である。以下、図3を用いて、本発明の一実施形態にかかる画像信号処理部116に含まれる、画像評価部154の構成について説明する。
図3に示したように、本発明の一実施形態にかかる画像評価部154は、第1ブロック分割部172と、第2ブロック分割部174と、ブロック位置変更部176と、積算処理部178と、記憶部180と、光源推定部182と、を含んで構成される。
第1ブロック分割部172は、画像評価部154に送られる画像信号を所定のサイズのブロック(大ブロック)に分割するものである。第1ブロック分割部172は、画像信号を例えば上述したように、横4ブロック×縦3ブロックに分割してもよく、横12ブロック×縦9ブロックに分割してもよい。もちろん、分割数はこれらの例に限られないことは言うまでも無い。また、分割する際の大ブロックの形状は、正方形であってもよく、長方形であってもよく、その他の形状であってもよい。
第2ブロック分割部174は、第1ブロック分割部172が分割した各大ブロックを、さらに所定のサイズのブロック(小ブロック)に分割するものである。例えば、第1ブロック分割部172で、画像信号を横4ブロック×縦3ブロックの大ブロックに分割し、さらにそれぞれの大ブロックに対して、第2ブロック分割部174において横3ブロック×縦3ブロックの小ブロックに分割する。もちろん、分割数はかかる例に限られないことは言うまでも無い。また、分割する際の小ブロックの形状は、正方形であってもよく、長方形であってもよく、その他の形状であってもよい。なお、以下の説明においては、1つの大ブロックを横3ブロック×縦3ブロックの9つの小ブロックに分割したものとして説明する。
図4は、第2ブロック分割部174において、1つの大ブロックを横3ブロック×縦3ブロックの小ブロックに分割した場合について示す説明図である。図4では、説明の便宜上、小ブロックにA〜Iのアルファベットを付して示している。
ブロック位置変更部176は、撮像処理の前の段階(撮像装置100への記録前の段階)では後述の積算処理部178の処理対象の小ブロックをフレームごとに変更し、撮像処理の段階(撮像装置100へ記録する段階)では、積算処理部178の処理対象の大ブロックを指定するものである。例えば、第2ブロック分割部174で1つの大ブロックを図4のように横3ブロック×縦3ブロックの9つの小ブロックに分割すると、撮像処理の前の段階では、ブロック位置変更部176は、フレーム毎にA〜Iの小ブロックから1つの小ブロックをサイクリックに選択する。
図5は、撮像処理の前の段階での、ブロック位置変更部176におけるブロック位置の変更処理を説明する説明図である。図5では、第2ブロック分割部174で分割したA〜Iの小ブロックから、処理対象の小ブロックをフレーム毎に、変化させている例を示している。なお、図5では、小ブロックを、A→E→G→C→H→F→B→D→I→A→・・・、の順に変化させている場合について示している。もちろん、順番は図5に示したものに限られないことは言うまでも無い。また、本実施形態では、ブロック位置変更部176は小フレームをサイクリックに変化させているが、本発明では積算処理部178の処理対象となる小ブロックをランダムに変更してもよい。
そして、撮影者が撮像装置100の操作部132を操作して撮像処理を実行すると、ブロック位置変更部176は積算処理部178の処理対象の大ブロックを指定する。図6は、撮像処理の前後での、ブロック位置変更部176におけるブロック位置の変更処理を説明する説明図である。撮像処理の前の段階では、ブロック位置変更部176は、第2ブロック分割部174で分割したA〜Iの小ブロックから、処理対象となる小ブロックをフレーム毎に変化させており、撮像処理が開始されると、ブロック位置変更部176は、処理対象となる大ブロックJを指定している。
積算処理部178は、ブロック位置変更部176によって指定された小ブロックまたは大ブロックに含まれているR、G、Bそれぞれの色の画素に対して、ホワイトバランスゲインを求めるための、小ブロックにおけるRGB画素の積算値ΣR、ΣG、ΣBおよび大ブロックにおけるRGB画素の積算値ΣR2、ΣG2、ΣB2を求めるものである。RGB画素の積算値ΣR、ΣG、ΣB、ΣR2、ΣG2、ΣB2を求めることで、当該小ブロックまたは大ブロックにおける彩色を判定することができる。積算処理部178において求められたRGB画素の積算値ΣR、ΣG、ΣB、ΣR2、ΣG2、ΣB2や、当該小ブロックまたは大ブロックにおける彩色の判定結果は、記憶部180に一時的に記憶しても良い。そして、積算処理部178において求められたRGB画素の積算値ΣR、ΣG、ΣB、ΣR2、ΣG2、ΣB2は、光源推定部182に送られて、光源推定部182における光源推定処理に用いられる。
光源推定部182は、積算処理部178で求められたRGB画素の積算値ΣR、ΣG、ΣB、ΣR2、ΣG2、ΣB2を用いて、光源を推定する光源推定処理を実行するものである。光源推定部182における光源推定処理の結果は記憶部180に一時的に記憶しても良い。光源推定部182における光源推定処理の結果は、ホワイトバランスゲイン算出部156に送られて、ホワイトバランスゲインの算出に用いられる。
図7は、光源推定部182で光源を推定する際の評価対象のブロックとフレームとの関係の一例について説明する説明図である。図7に示した例は、撮像処理の前の段階で取得した直近9フレーム分の小ブロック(A〜I)の光源推定結果と、撮像処理の段階で取得した1フレーム分の大フレーム(J)光源推定結果を用いて、光源推定処理を実行する場合を示したものである。
なお、本実施形態では、光源推定部182を画像評価部154に含めた構成について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでも無い。例えば、光源推定部182の機能をホワイトバランスゲイン算出部156に含めるようにしてもよい。
以上、本発明の一実施形態にかかる画像信号処理部116に含まれる、画像評価部154の構成について説明した。次に、本発明の一実施形態にかかる撮像方法について説明する。
図8は、本発明の一実施形態にかかる撮像方法について説明する流れ図である。以下、図8を用いて本発明の一実施形態にかかる撮像方法について説明する。
まず、ブロック位置変更部176において、ホワイトバランスの評価対象となる小ブロックを選択する(ステップS102)。上述したように、ブロック位置変更部176が選択するホワイトバランスの評価対象となる小ブロックは、1フレーム毎に変化させる。
上記ステップS102で、ブロック位置変更部176がホワイトバランスの評価対象となる小ブロックを選択すると、当該小ブロックにおけるRGB画素の積算値ΣR、ΣG、ΣBを積算処理部178で算出する(ステップS104)。ステップS104でRGB画素の積算値ΣR、ΣG、ΣBを積算処理部178で算出すると、次に、光源推定部182において、RGB画素の積算値ΣR、ΣG、ΣBを用いて、当該小ブロックの彩色を判定する(ステップS106)。
上記ステップS106において、RGB画素の積算値ΣR、ΣG、ΣBを用いて、当該小ブロックの彩色を光源推定部182で判定すると、続いて、当該小ブロックの彩色判定結果を用いて、当該小ブロックの光源を光源推定部182で推定し、当該小ブロックが有彩色であるか無彩色であるかを判断する(ステップS108)。有彩色であるか無彩色であるかの情報は、2値であってもよいし、3段階以上の値であってもよい。そして、ステップS108で当該小ブロックの光源を光源推定部182で推定すると、推定結果を記憶部180に記憶する(ステップS110)。
上記ステップS110で、光源の推定結果が記憶部180に記憶されると、記憶部180に記憶された推定結果を用いて、ホワイトバランスゲインを算出する。まず、ホワイトバランスゲイン算出部156は、記憶部180に記憶された直近のフレームにおける推定結果を読み出す(ステップS112)。本実施形態では、1つの大ブロックを9つの小ブロックに分割しているので、ステップS112では、ホワイトバランスゲイン算出部156は、直近9フレーム分の推定結果を記憶部180から読み出す。
上記ステップS112で、記憶部180に記憶された直近のフレームにおける推定結果を読み出すと、ホワイトバランスゲイン算出部156は、読み出した推定結果を加重平均する(ステップS114)。ここでは、加重平均の一例を説明する。評価フレームをf、各フレームで無彩色として扱うブロックの数をn、無彩色として扱うブロックのRGB積算値をr、g、bとすると、9フレーム分のカラーバランスCr、Cg、Cbは、以下の数式1で求めることができる。
Figure 2010119051
上記数式1のように9フレーム分のカラーバランスCr、Cg、Cbを求めると、続いてホワイトバランスゲイン算出部156は、求めたカラーバランスCr、Cg、Cbを用いて、画像信号に対するホワイトバランスゲインを算出する(ステップS116)。ホワイトバランスゲインKr、Kg、Kbは、以下の数式2で求めることができる。
Figure 2010119051
なお、上記数式2は、カラーバランスCr、Cg、Cbの中でCgの値が最も大きい場合の算出式であり、その他の色の値が大きい場合にはその色のホワイトバランスゲインが1となるように上記数式を適宜変更する。
上記ステップS116でホワイトバランスゲインを算出すると、続いて、撮影者による撮影動作が実行されたかどうかを判定する(ステップS118)。撮影者による撮影動作は、操作部132に含まれるシャッタボタンの押下であってもよい。また、撮影者による撮影動作が実行されたかどうかは、CPU128で判定してもよい。
上記ステップS118の判定の結果、撮影者によって撮影動作が実行されていないと判定された場合には、上記ステップS102に戻り、ブロック位置変更部176において、ホワイトバランスの評価対象となる小ブロックを選択する。一方、上記ステップS118の判定の結果、撮影者によって撮影動作が実行されたと判定された場合には、ブロック位置変更部176は、ホワイトバランスの評価対象となる大ブロックを選択する(ステップS120)。
上記ステップS120で、ブロック位置変更部176によってホワイトバランスの評価対象となる大ブロックが選択されると、続いて当該大ブロックにおけるRGB画素の積算値ΣR2、ΣG2、ΣB2を積算処理部178で算出する(ステップS122)。RGB画素の積算値ΣR2、ΣG2、ΣB2を積算処理部178で算出すると、続いて光源推定部182において、当該大ブロックにおけるRGB画素の積算値ΣR2、ΣG2、ΣB2を用いて、当該大ブロックの彩色を判定する(ステップS124)。
上記ステップS124で、光源推定部182によって大ブロックの彩色を判定すると、続いて、上記ステップS110で記憶部180に記憶した小ブロックの光源推定結果を、直近9フレーム分読み出す(ステップS126)。そして、ステップS126で読み出した直近9フレーム分の光源推定結果を用いて、ホワイトバランスゲイン算出部156でホワイトバランスゲインを算出する。
ホワイトバランスゲイン算出部156でホワイトバランスゲインを算出するには、まず大ブロックの演算処理結果に対する重みを決定する(ステップS128)。大ブロックの演算処理結果に対する重みは、無彩色であると判断した小ブロックの数の大小によって決定してもよい。図9は、無彩色であると判断した小ブロックの数と、大ブロックの演算処理結果に対する重み係数との関係の一例をグラフで示す説明図である。図9に示したグラフでは、横軸に無彩色であると判断した小ブロックの数を、縦軸に大ブロックの演算処理結果に対する重み係数を、それぞれ表している。そして、図9に示した例では、無彩色であると判断した小ブロックの数が増えると、2次関数的に重み係数を大きくしている場合を表している。もちろん、無彩色であると判断した小ブロックの数と、重み係数との関係は、図9に示した例に限られないことはいうまでもない。
図9に示したグラフを用いて説明すると、無彩色であると判断した小ブロックが最大の9つである場合には、重み係数を最大の1.0としている。また、無彩色であると判断した小ブロックが8つである場合には、重み係数を0.75としており、無彩色であると判断した小ブロックが7つである場合には、重み係数を0.5としている。このように、静止画撮影時において、大ブロックが無彩色であるかどうかの信頼度を表す重み係数を適用することで、混色が発生する可能性の高い大ブロックにおいては、当該大ブロックに対する演算処理結果の影響度を下げて、誤判断を低減することができる。
上記ステップS128で大ブロックの演算処理結果に対する重みを決定すると、決定した重みを用いて、上記ステップS120で選択した大ブロックにおける光源を推定する(ステップS130)。そして、ステップS130で推定した光源の情報を用いて、ホワイトバランスゲイン算出部156でホワイトバランスゲインを算出する(ステップS132)。撮像装置100は、算出したホワイトバランスゲインをホワイトバランス補正部158で適用することで、ホワイトバランスを補正する。
以上、図8を用いて本発明の一実施形態にかかる撮像方法について説明した。このように、撮影前の時点では複数フレームにまたがって、位置が異なる小ブロックに対する信号処理を実行し、撮影時には、直前のフレームにおける小ブロックに対する信号処理の結果と、撮影動作実行時点での大ブロックに対する信号処理の結果とを用いる事で、1フレームあたりの処理負荷を増加させることなく、より小さいブロック分割が行うことが可能となり、混色発生を抑制することができる。
以上説明したように、本発明の一実施形態によれば、記録前の段階では、画像信号処理の対象となるブロックを、混色の発生を抑えるために小ブロックとして細かく分割し、記録時には、複数の小ブロックからなる大ブロックに対する評価結果と、記録前の直近のフレームにおける細かく分割した小ブロックに対する評価結果を用いることで、処理負荷を増やさずにホワイトバランスを補正する画像信号処理を実行することが可能となる。また、ホワイトバランスを補正するゲインは、撮影時の画素の積算値を元に算出し、過去のフレームにおいて算出したデータは重み係数の決定にのみ使用されるため、ブロックを細かく分割した際に生じる、評価データの算出の遅延による弊害は発生しなくなる。そして、特に複数の静止画を短時間で連続して撮影する高速連写時には、撮影前の画面表示時と静止画撮影時の時間差の影響を受けることなく、静止画撮影時にホワイトバランス補正の処理負担を軽減できる分、処理時間を短縮することができる。
なお、上述した撮像装置100の動作は、撮像装置100の内部にコンピュータプログラムを記憶させ、当該コンピュータプログラムをCPU128が読み出して順次実行することによってなされるようにしてもよい。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、撮像装置及び画像処理方法に適用可能であり、特に被写体を電子的に撮影する電子的撮像装置及び電子的撮像装置を用いた及び画像処理方法に適用可能である。
本発明の一実施形態にかかる撮像装置100の構成について示す説明図である。 画像信号処理部116の構成について説明する説明図である。 画像評価部154の構成について説明する説明図である。 1つの大ブロックを横3ブロック×縦3ブロックの小ブロックに分割した場合について示す説明図である。 撮像処理の前の段階での、ブロック位置変更部176におけるブロック位置の変更処理を説明する説明図である。 撮像処理の前後での、ブロック位置変更部176におけるブロック位置の変更処理を説明する説明図である。 光源推定部182で光源を推定する際の評価対象のブロックとフレームとの関係の一例について説明する説明図である。 本発明の一実施形態にかかる撮像方法について説明する流れ図である。 無彩色であると判断した小ブロックの数と、小ブロックの光源推定結果に対する重みとの関係の一例をグラフで示す説明図である。 従来のホワイトバランス補正処理におけるブロック分割について説明する説明図である。 ホワイトバランス補正処理の対象となる、CCDやCMOS等の撮像素子より取り出された画像信号から得られる画像の一例を示す説明図である。 図11に示した画像が得られる画像信号を横4ブロック×縦3ブロックに分割した場合を示す説明図である。 図11に示した画像が得られる画像信号を横12ブロック×縦9ブロックに分割した場合を示す説明図である。 画像信号を横4ブロック×縦3ブロックに分割した場合の混色の発生の一例を示す説明図である。 画像信号を横12ブロック×縦9ブロックに分割した場合の混色の発生の一例を示す説明図である。
符号の説明
100 撮像装置
102 ズームレンズ
104 絞り
106 フォーカスレンズ
108 CCD素子
110 CDS回路
112 A/D変換器
114 画像入力コントローラ
116 画像信号処理部
120 圧縮処理部
122 LCDドライバ
124 LCD
126 タイミングジェネレータ
128 CPU
132 操作部
134 メモリ
138 メディアコントローラ
140 記録メディア
142a、142b、142c モータドライバ
152 イメージフロントプロセス処理部
154 画像評価部
156 ホワイトバランスゲイン算出部
158 ホワイトバランス補正部
160 デモザイク処理部
162 色補正処理部
164 ガンマ補正処理部
172 第1ブロック分割部
174 第2ブロック分割部
176 ブロック位置変更部
178 積算処理部
180 記憶部
182 光源推定部

Claims (5)

  1. 撮像素子より得られた画像信号を複数の第1ブロックに分割する第1分割手段と、
    前記第1ブロックをさらにM個の第2ブロックに分割する第2分割手段と、
    演算対象の前記第2ブロックをフレーム毎に変化させる位置変更手段と、
    記録前には前記位置変更手段が変化させた前記第2ブロックに対して演算処理を実行し、記録時には前記第1ブロックに対して演算処理を実行する演算手段と、
    前記演算手段の、前記第2ブロックに対する直近Mフレームの演算結果および前記第1ブロックに対する演算結果を用いて前記画像信号の光源を推定する光源推定手段と、
    を備える撮像装置。
  2. 前記光源推定手段の光源推定結果を少なくともMフレーム分記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段で記憶した前記第2ブロックに対する直近Mフレーム分の光源推定結果および前記第1ブロックに対する光源推定結果を用いてホワイトバランスを補正するゲインを算出するゲイン算出手段と、
    をさらに備える、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記ゲイン算出手段は、前記第2ブロックに対する直近Mフレーム分の光源推定結果を用いて所定の重み係数を決定し、前記第1ブロックに対する演算結果に前記所定の重み係数を乗じてゲインを算出する、請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記所定の重み係数は、前記光源推定手段における光源推定の結果、無彩色であると判断した小ブロックの数が大きいほど大きな係数である、請求項3に記載の撮像装置。
  5. 撮像素子より得られた画像信号を複数の第1ブロックに分割する第1分割ステップと、
    前記第1ブロックをさらにM個の第2ブロックに分割する第2分割ステップと、
    演算対象の前記第2ブロックをフレーム毎に変化させる位置変更ステップと、
    記録前には前記位置変更ステップで変化させた前記第2ブロックに対して演算処理を実行し、記録時には前記第1ブロックに対して演算処理を実行する演算ステップと、
    前記演算ステップにおける前記第2ブロックに対する直近Mフレームの演算結果および前記第1ブロックに対する演算結果を用いて前記画像信号の光源を推定する光源推定ステップと、
    を備える撮像方法。
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