JP2010116490A - 塗布用アンカーコート剤 - Google Patents

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【課題】フィルムなどの基材に対して透明性高い、優れた密着性を持つ、かつ低温硬化できるシリコーン層の塗布用アンカーコート剤を提供する。
【解決手段】有機溶媒中に、(1)一般式RSi(OR4−n(式中、Rは有機基を表す。ORは加水分解可能な基を表す。nは0〜2の整数を表す。)で表されるアルコキシシランと、(2)一般式R Si(OR4−m(式中、Rは、(メタ)アクリロイル基を表す。mは1〜2の整数を表す。)で表されるアルコキシシランと、金属キレートとを添加して得られた塗布用アンカーコート剤(ただし、前記(1)で表されるアルコキシシランは、(メタ)アクリロイル基を有することはない)。
【選択図】なし

Description

本発明は、塗布用アンカーコート剤に関する。
従来、紙、プラスチックなどの基材に粘着物質が付着または固着しないように、無溶剤型の機能性シリコーン組成物が使用されている。これらの機能性シリコーン組成物は、紙、ラミネート紙などに対する密着性は良いが、プラスチックフィルム、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレンフィルムに対しては不十分である。とくに、フィルムの収縮防止のために機能性シリコーン組成物を低温で硬化させると、密着性が悪化するという問題点があり、また、多湿状況下では指でこすったときに得られた硬化シリコーン被膜が剥げ落ちてしまうという問題点もあった。
そのため、従来の機能性シリコーン組成物についてはプラスチックフィルムへの密着性を良くする目的で、ある種のシラン、シロキサンなどを配合して自己接着性を付与することも提案されている。これらはいずれも縮合反応を用いて硬化させるもので、硬化に高温が必要とされるため、プラスチックフィルム上に硬化シリコーン被膜を形成するにあっては不向きである。また、このエポキシ基を末端または側鎖に含有するシロキサンを用い、これを付加反応で硬化させるようにした組成物も知られている。しかしながら硬化皮膜の非粘着性において満足できるものではなかった。
また、機能性シリコーン組成物を用いた積層体としては、ポリエステルフィルムの少なくとも片面にビニルシロキサン基を有するシリコーン化合物の付加重合硬化物、アルキルオキシシランもしくはオキシシラン化合物の縮重合硬化物等よりなる皮膜を設けたものが用いられている。この硬化物は非粘着で機能性効果に優れるという利点を有するが、一方ベースフィルムであるポリエステルフィルムとの密着性が不足し、耐久性が低い問題を有する。
なお、従来技術としては、下記特許文献1〜7が例示される。
特開昭50−141591号公報 特開昭57−77395号公報 特開昭52−24258号公報 特開昭52−147657号公報 特開平1−5838号公報 特開平6−220327号公報 特開2004−43625号公報
ポリエステルフィルムとシリコーン層との密着性を向上するため、シリコーン変性ウレタンあるいはアクリル樹脂を機能性層として用いる方法もあるが、この方法では機能性層の機能性が劣るという本質的な欠点がある。
また、シリコーン層とポリエステルフィルムの密着性を改善する方法として、シランカップリング剤の架橋プライマー層を設ける方法が提案されている。しかし、この方法ではシランカップリング剤の反応性の制御が難しく、塗液のポットライフが短いことや均一膜を形成しにくく、生産性が低い。
さらに、フィルム基材への密着性を改良するために、特定シリコーン組成物の作製や、専用フィルムの作製などの改善方法があるが、コストと適用範囲などの問題を解決していない。
そこで、本発明は前記従来技術の問題点を解決し、フィルムなどの基材に対して透明性高い、優れた密着性を持つ、かつ低温硬化できるシリコーン層の塗布用アンカーコート剤を提供することを目的とする。また、それを用いた機能性シリコーンフィルムである積層体を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、有機溶媒中に、(1)一般式RSi(OR4−n(式中、Rは有機基を表す。ORは加水分解可能な基を表す。nは0〜2の整数を表す。)で表されるアルコキシシランと、(2)一般式R Si(OR4−m(式中、Rは、(メタ)アクリロイル基を表す。mは1〜2の整数を表す。)で表されるアルコキシシランと、金属キレートとを添加して得られた塗布用アンカーコート剤(ただし、前記(1)で表されるアルコキシシランは、(メタ)アクリロイル基を有することはない)である。
請求項2に記載の発明は、前記有機溶媒が、親水性溶媒と疎水性有機溶媒の両者をともに含むことを特徴とする請求項1記載の塗布用アンカーコート剤である。
請求項3に記載の発明は、前記金属キレートが、一般式ROH(Rは炭素1〜8のアルキル基を示す。)及び/又はRCOCHCOR(Rは炭素1〜8のアルキル基、Rは炭素1〜8のアルキル基又はアルコキシ基を示す。)で表される化合物を配位子とし中心に金属を有する少なくとも1種類の金属キレートであることを特徴とする請求項1記載の塗布用アンカーコート剤である。
請求項4に記載の発明は、 前記(1)アルコキシシラン100重量部に対し、(2)アルコキシシランが20〜500重量部の割合で添加され、前記(1)および(2)のアルコキシシランが0.2〜3.0重量%の割合で添加され、前記金属キレートが前記(1)および(2)のアルコキシシランに対して0.5〜30.0重量%の割合で添加されることを特徴とする請求項1記載の塗布用アンカーコート剤である。
請求項5に記載の発明は、前記塗布用アンカーコート剤溶液中に含まれる水分が、全アルコキシシランを加水分解するに必要な理論水分量の0.5〜1.5倍であることを特徴とする請求項4記載の塗布用アンカーコート剤である。
請求項6に記載の発明は、前記塗布用アンカーコート剤溶液により形成されたアンカーコート層の硬化温度が100〜200℃であり、かつ硬化時間が10〜60秒であることを特徴とする請求項1記載の塗布用アンカーコート剤である。
請求項7に記載の発明は、基材上に、請求項1〜6のいずれかに記載の塗布用アンカーコート剤溶液を用いてアンカーコート層を設け、さらに該アンカーコート層上にシリコーン層を形成したことを特徴とする積層体である。
本発明の塗布用アンカーコート剤はコーティングにより簡便に効率よく、透明性高い薄膜を形成できる。尚、本発明の塗布用アンカーコート剤は優れた密着性があるという特徴を有する。このために、シリコーンコーティングへ応用した時、密着性が良い膜を得ることができる。本発明の塗布用アンカーコート剤は低い硬化温度(100〜200℃)で、硬化でき、密着性と透明性を持っている。本発明の塗布用アンカーコート剤を作製する場合に、酸触媒の添加が必要ないので、普通のゾルゲル方法により作製方法は簡単、便利である。さらに、塗布用本発明のアンカーコート剤は親水性溶媒と疎水性有機溶媒の割合によって、含水率を調整することができるため反応が相対的に安定であり、密着性に対して有利な環境を提供した。
本発明の、(1)一般式RSi(OR4−n(式中、Rは有機基を表す。ORは加水分解可能な基を表す。nは0〜2の整数を表す。)で表されるアルコキシシランとしては、2官能基または3官能基または4官能基を有するものを用いることができる。密着性を向上するために、3官能基または4官能基のアルコキシシランが好ましい。また、エポキシ基を備えるアルコキシシランを用いることもできる。ただし、前記(1)で表されるアルコキシシランは、(メタ)アクリロイル基を有することはない。
4官能基のアルコキシシランとしては、テトラメトキシラン、テトラエトキシランなどが挙げられるが、この限りではない。
3官能基のアルコキシシランとしては、トリメトキシラン、トリエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキシシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、プロピルトリメトキシシラン、プロピルトリエトキシシラン、イソブチルトリメトキシシラン、イソブチルトリエトキシシラン、シクロヘキシルトリメトキシシラン、フェニルトリメトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、アリルトリエトキシシランなどが挙げられるが、この限りではない。
2官能基のアルコキシシランとしては、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエトキシシラン、ジエチルジメトキシシラン、ジエチルジエトキシシラン、ジメチルジ(n−プロポキシ)シラン、ジメチルジ(イソ−プロポキシ)シラン、ジメチルジ(n−プロポキシ)シラン、ジメチルジ(sec−ブトキシキシ)シラン、ジメチルジ(tert−ブトキシキシ)シラン、ジメチルジ(sec−ブトキシキシ)シラン、ジエチルジ(n−プロポキシ)シラン、ジエチルジ(イソ−プロポキシ)シラン、ジエチルジ(n−プロポキシ)シラン、ジエチルジ(sec−ブトキシキシ)シラン、ジエチルジ(tert−ブトキシキシ)シラン、ジエチルジ(sec−ブトキシキシ)シランなどが挙げられるが、この限りではない。
エポキシ基を備えるアルコキシシランとしては、2−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、3−グリシドキシプロピルメチルジエトキシシラン、3−グリシドキシプロピルトリエトキシシランなどが挙げられるが、この限りではない。
本発明の、(2)(2)一般式R Si(OR4−m(式中、Rは、(メタ)アクリロイル基を表す。mは1〜2の整数を表す。)で表されるアルコキシシランとしては、2官能基または3官能基を有するものを用いることができる。密着性を向上するために、3官能基のアルコキシシランが好ましい。
前記(2)のアルコキシシランとしては、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−メタクリロキプロピルトリエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、3−アクリロキシプロピルトリメトキシシランなどが挙げられるが、この限りではない。
前記有機溶媒としては、親水性溶媒と疎水性有機溶媒の両者をともに含むことが好ましい。親水性溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールなどのアルコール類あるいはメチルエチルケトンなどのケトン類を使用することができる。そして、疎水性有機溶媒としてはトルエン、へキサンなどの溶媒を使用することができる。なお、以上の溶媒類に限定されるものではない。
金属キレートとしては、一般式ROH(Rは炭素1〜8のアルキル基を示す。)及び/又はRCOCHCOR(Rは炭素1〜8のアルキル基、Rは炭素1〜8のアルキル基又はアルコキシ基を示す。)で表される化合物を配位子とし、中心に金属を有する少なくとも1種類の金属キレートが挙げられる。このとき、中心金属としてはAl、Ti、ZrまたはSnなどが挙げられる。例えば、ジイソプロポキシエチルアセトアセテートアルミニウム、ジイソプロポキシアセチルアセトナートアルミニウム、イソプロポキシビス( エチルアセトアセテート) アルミニウム、イソプロポキシビス( アセチルアセトナート) アルミニウム、トリス( エチルアセトアセテート) アルミニウム、トリス( アセチルアセトナート) アルミニウム、モノアセチルアセトナート・ビス( エチルアセトアセテート) アルミニウムなどのアルミニウムキレート化合物や、ジイソプロポキシ・ビス( エチルアセトアセテート) チタニウム、ジイソプロポキシ・ビス( アセチルアセテート) チタニウム、ジイソプロポキシ・ビス( アセチルアセトン) チタニウムなどのチタニウムキレート化合物などが挙げられるが、この限りではない。
本発明の塗布用アンカーコート剤において、(1)アルコキシシラン100重量部に対し、(2)アルコキシシランが20〜500重量部の割合で添加され、前記(1)および(2)のアルコキシシランが0.2〜3.0重量%の割合で添加され、前記金属キレートが前記(1)および(2)のアルコキシシランに対して0.5〜30.0重量%の割合で添加されることが好ましい。
アルコキシシラン濃度が低い場合、反応は不十分であり、成膜性が悪くなることがある。一方、アルコキシシラン濃度が高い場合、反応が速い、アンカーコート剤の安定性が弱く、密着性も悪くなる。また、(1)アルコキシシラン100重量部に対し、(2)アルコキシシランが20〜500重量部の割合の範囲外であると、アンカーコート効果が十分に発揮されなくなり、密着性が弱くなる恐れがある。さらに、金属キレートの添加量が上記範囲外であると、反応促進不十分(0.5重量%未満)または成膜阻害(30.0重量%超)となる恐れがある。
さらに、アルコキシシランの濃度が0.2〜3.0重量%であるために、アルコキシシラン加水分解反応速度を調整することができる。
本発明の塗布用アンカーコート剤溶液において、その中に含まれる水分は、全アルコキシシランを加水分解するに必要な理論水分量の0.5〜1.5倍であることが好ましい。水分量が多くなると反応が加速し、アンカーコート剤とシリコーンとの密着性が悪くなり、アンカーコート剤のポットライフも短くなる。水分量が少なくなると反応が不十分となり、アンカーコート剤とシリコーンの密着性も悪くなる。即ち、上記水分量を達成することで、アンカーコート剤とシリコーンとの密着性が一層良好となる。
前記塗布用アンカーコート剤溶液により形成されたアンカーコート層の硬化温度が100〜200℃であり、かつ硬化時間が10〜60秒である形態が好ましい。
プラスチック基材(特に光学フィルム)は熱収縮し易いため、硬化時間が長く、又は硬化温度が高くなると熱シワが多くなる。本発明は上記の特徴を持っているために、熱シワの改善することができる。
また本発明は、基材上に、前記の本発明の塗布用アンカーコート剤溶液を用いてアンカーコート層を設け、さらに該アンカーコート層上にシリコーン層を形成した積層体を提供する。
本発明の塗布用アンカーコート剤は、例えば、室温で1時間攪拌した後、基材上に塗布し、100〜200℃で加熱乾燥、硬化させることによりアンカーコート層を形成することができる。その上に、シリコーン層を作製する。得られた積層体は優れた密着性を持っている。
本発明の上記基材としては、三酢酸セルロース(TAC)フィルム、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリアミド(PA)、ポリカーボネート(PC)、ポリアクリル(PMMA)、ナイロン(Ny)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリプロピレン(PP)などのプラスチックフィルム系基材、ガラス基材などが挙げられる。
プラスチックフィルム系基材を構成する有機高分子に、公知の添加剤、例えば、紫外線吸収剤、可塑剤、着色剤、酸化防止剤、難燃剤、滑剤等を含有させたものも使用することができる。また、このフィルム基材としては、単層、あるいは、複数の有機高分子を積層したものでも良い。また、その厚みは特に限定されるものではないが、25〜300μmが好ましい。
また、前記基材とアンカーコート層との間にハードコート層を設けても良い。
ハードコート層としては、透明性が高く、反射防止材の表面硬度、機械強度を向上させるものであれば特に限定するものではなく、公知のものを用いることができる。
シリコーン層を形成するためのシリコーン系材料としては、付加硬化型、UV硬化型などの硬化反応タイプのシリコーンコート剤を用いることができる。具体的には東レ・ダウェーニング(株)製 SRX211、LTC750A、LTC760A、BY24−510、信越化学(株)製 KS774、KS847、KS5508、モメンティブパフォーマンスマテリアルズ製 TPR6700、TPR6702、TPR6710、TPR6721、TPR6500、荒川化学工業(株)製 UV−POLY200,UV−POLY201などを用いることができるが、これらは限定されるものではない。
また、シリコーン層形成材料にあっては、硬化タイプにあわせて、各種硬化触媒や光開始剤が用いられ、適宜添加される。例えば、東レ・ダウェーニング(株)製SRX212,NC−25,BY24−835など、信越化学(株)製 PL−50Tなど、モメンティブパフォーマンスマテリアルズ社製 CM670、UV9380など、荒川化学工業(株)製UV−CATA211などを硬化触媒、光開始剤として用いることができる。
また、シリコーン層形成材料には添加剤として、表面調整剤、レベリング剤、密着性向上剤、光増感剤等を加えることもできる。
なお、本発明に適用される塗布工程は、湿式成膜法が挙げられ、必要に応じて、塗布工程後に溶媒を除去するための乾燥工程が設けられ、硬化工程として電離放射線照射工程、加熱工程が設けられる。塗布方法としては、ロールコーター、リバースロールコーター、グラビアコーター、マイクログラビアコーター、ナイフコーター、バーコーター、ワイヤーバーコーター、ダイコーター、ディップコーターを用いた塗布方法を用いることができる。
フィルム基材として厚さ75μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(帝人製 メリネックスS)を用い、下記組成のアンカーコート剤をバーコーターにて塗布し、塗布後、オーブンで150℃、30sec乾燥硬化させ、アンカーコート層を形成した。得られたアンカーコート層の膜厚は50nmであった。
<アンカーコート剤(塗液)>
3−メタクリロキプロピルトリエトキシシラン(信越化学製) 2.5重量部
テトラエトキシラン(東京化成製) 2.5重量部
アルミキレートBY24−846E
(東レ・ダウェーニング社製40wt%) 2.5重量部
トルエンとメチルエチルケトン(1:1wt%) 492重量部
蒸留水(溶媒中含まれた水分と合わせて) 1.2重量部
各成分を混合して約1時間攪拌するとアンカーコート剤塗液が得られた。
次に、アンカーコート層が形成されたフィルム基材に対し、下記組成のシリコーン機能性層形成材料をバーコーターにて塗布し、塗布後、オーブンで100℃、1分乾燥硬化させ、さらに、コンベア式UV硬化装置にて積算露光量500mJ/cmで紫外線照射して機能性層を形成した。得られたシリコーン機能性層の膜厚は98nmであった。
<シリコーン機能性層形成材料(塗液)>
シリコリースUV POLY200(荒川化学工業(株)製) 4重量部
シリコリースUV CVATA211
(光開始剤/モメンティブ製) 0.2重量部
酢酸エチル 48重量部
n−ヘキサン 48重量部
以上により、実施例1のシリコーン機能性フィルムを作製した。
[基材への密着性評価]
硬化直後のシリコーン機能性層及びこれを室温下で半年間保存後の硬化シリコーン機能性層の表面を人差し指で1 0 回(往復)擦った後、黒マジックインキを塗布して、表面の状態を観察し、下記の基準で評価した。
◎ : 硬化シリコーン機能性層の全面でマジックインキを弾く、
○ : 擦った部分に僅かにマジックインキが塗布される、
◇ : 擦った部分にマジックインキが塗布される、
△ : マジックインキが塗布される〜 シリコーン機能性層が部分的に脱落する、
× : シリコーン機能性層が脱落する。
[分光透過率の測定]
得られたシリコーン機能性フィルムは自動分光光度計(日立製作所製、U−4000)を用い、C光源、2度視野の条件下で、低屈折率層形成面について入射角5°における分光透過率を測定した。
[基材への密着性の促進評価]
硬化後のシリコーン機能性層を40℃、90%湿度の環境下で1ヶ月保存した後、25℃、50%湿度で1日放置した。そのシリコーン機能性層の表面を人差し指で10 回(往復)擦った後、黒マジックインキを塗布して、表面の状態を観察し、上記の基準で評価した。
[基材への密着性の促進評価1]
硬化後のシリコーン機能性層を90℃蒸留水中に浸漬5時間後、25℃、50%湿度で1日放置した。そのシリコーン機能性層の表面を人差し指で10 回(往復)擦った後、黒マジックインキを塗布して、表面の状態を観察し、上記の基準で評価した。
[防汚性の測定]
得られたシリコーン機能性層と半年間保存後の硬化シリコーン機能性層の表面の上で、油性黒マジックインキを塗布して、キムタオル(日本製紙クレシア社製)で10回軽く擦る。表面の状態を観察し、下記の基準で評価した。
A: マジックインキが完全に無くなる、
B: マジックインキが僅かに残る、
C: マジックインキが残る。
実施例1の評価結果は表1に示した。その結果から、アンカーコート層がある場合、得られたシリコーン機能性フィルムは防汚性、高い透明性と優れた密着性を持っていることが分かった。
比較例1
実施例1において、アンカーコート層が形成されず、その以外は実施例1同様に操作しシリコーン機能性フィルムを得た。比較例1の評価結果は表1に示した。アンカーコート層がない場合、得られたシリコーン機能性フィルムは密着性を持っていない、剥離したことが確認された。
実施例1のアンカーコート層の塗工と同様の操作を行い、アンカーコート層を得た。以下のように示したシリコーン機能性材料(塗液)を用いてシリコーン機能性材料をバーコーターにて塗布し、塗布後、オーブンで150℃、30秒乾燥硬化させてシリコーン機能性層を形成した。得られたシリコーン機能性層の膜厚は92nmであった。
<シリコーン機能性層形成材料(塗液)>
シリコーン LTC750A(東レ・ダウェーニング(株)製) 2重量部
シリコーン触媒 SRX−212(東レ・ダウェーニング(株)製)0.02重量部
トルエン 49重量部
メチルエチルケトン 49重量部
実施例2の評価結果は表1に示した。その結果から、アンカーコート層がある場合、得られたシリコーン機能性フィルムは優れた密着性、防汚性と高い透明性を持っていることが分かった。
比較例2
実施例2において、アンカーコート層が形成されず、その以外は実施例2同様に操作しシリコーン機能性フィルムを得た。比較例2の評価結果は表1に示した。アンカーコート層はない場合、得られたシリコーン機能性フィルムは密着性を持っていない、剥離することが確認された。
フィルム基材として厚さ75μmの二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(帝人製 メリネックスS)を用い、下記組成のアンカーコート剤をバーコーターにて塗布し、塗布後、オーブンで150℃、30秒乾燥硬化させ、アンカーコート層を形成した。得られたアンカーコート層の膜厚は50nmであった。
<アンカーコート剤(塗液)>
3−アクリロキシプロピルトリエトキシシラン(信越化学製) 2.5重量部
テトラエトキシラン(東京化成製) 2.5重量部
アルミキレートBY24−846E
(東レ・ダウェーニング社製40wt%) 2.5重量部
トルエンとメチルエチルケトン(1:1wt%) 492重量部
蒸留水(溶媒中含まれた水分と合わせて) 1.2重量部
各成分を混合して約1時間攪拌するとアンカーコート剤塗液が得られた。
次に、アンカーコート層が形成されたフィルム基材に対し、下記組成のシリコーン機能性層形成材料をバーコーターにて塗布し、塗布後、オーブンで150℃、30秒乾燥硬化させてシリコーン機能性層を形成した。得られたシリコーン機能性層の膜厚は95nmであった。
<シリコーン機能性層形成材料(塗液)>
シリコーン LTC750A(東レ・ダウェーニング(株)製) 2重量部
シリコーン触媒 SRX−212(東レ・ダウェーニング(株)製) 0.02重量部
トルエン 49重量部
メチルエチルケトン 49重量部
以上により、実施例3のシリコーン機能性フィルムを作製した。実施例3の評価結果から、アンカーコート層がある場合、得られたシリコーン機能性フィルムは優れた密着性、高い透明性と防汚性を持っている。
実施例3において、以下のアンカーコート剤(塗液)を用いてその以外は実施例1同様に操作しシリコーン機能性フィルムを得た。評価結果(表1)から、アンカーコート層がある場合得られたシリコーン機能性フィルムは密着性、防汚性と透明性を持っている。
<アンカーコート剤(塗液)>
3−メタクリロキプロピルトリエトキシシラン(信越化学社製) 2.5重量部
3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン(信越化学社製) 2.5重量部
アルミキレートBY24−846E
(東レ・ダウェーニング社製40wt%) 2.5重量部
トルエンとメチルエチルケトン(1:1wt%) 492重量部
蒸留水(溶媒中含まれた水分と合わせて) 1.2重量部
実施例4において以下のアンカーコート剤(塗液)を使用してその以外は実施例4同様に操作しシリコーン機能性フィルムを得た。評価結果(表1)から、請求項4で規定するアルコキシシラン量の範囲を超えると得られたシリコーン機能性フィルムの密着性が弱くなることが分かった。
<アンカーコート剤(塗液)>
3−メタクリロキプロピルトリエトキシシラン(信越化学社製) 4.5重量部
3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン(信越化学社製) 0.5重量部
アルミキレートBY24−846E
(東レ・ダウェーニング社製40wt%) 2.5重量部
トルエンとメチルエチルケトン(1:1wt%) 492重量部
蒸留水(溶媒中含まれた水分と合わせて) 1.2重量部
実施例4において以下のアンカーコート剤(塗液)を使用してその以外は実施例4同様に操作しシリコーン機能性フィルムを得た。評価結果(表1)から、請求項4で規定するアルコキシシラン量の範囲未満であると得られたシリコーン機能性フィルムの密着性も弱くなることを確認した。
<アンカーコート(塗液)>
3−メタクリロキプロピルトリエトキシシラン(信越化学社製) 0.5重量部
3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン(信越化学社製) 4.5重量部
アルミキレートBY24−846E
(東レ・ダウェーニング社製40wt%) 2.5重量部
トルエンとメチルエチルケトン(1:1wt%) 492重量部
蒸留水(溶媒中含まれた水分と合わせて) 1.2重量部
実施例4において以下のアンカーコート剤(塗液)を使用してその以外は実施例4同様に操作しシリコーン機能性フィルムを得た。評価結果(表1)から、請求項4で規定する金属キレート量の範囲を超えると得られたシリコーン機能性層フィルムの密着性が弱い。
<アンカーコート剤(塗液)>
3−メタクリロキプロピルトリエトキシシラン(信越化学社製) 2.5重量部
3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン(信越化学社製) 2.5重量部
アルミキレートBY24−846E
(東レ・ダウェーニング社製40wt%) 5.0重量部
トルエンとメチルエチルケトン(1:1wt%) 488重量部
蒸留水(溶媒中含まれた水分と合わせて) 1.2重量部
実施例4において以下のアンカーコート剤(塗液)を使用してその以外は実施例4同様に操作しシリコーン機能性フィルムを得た。評価結果(表1)から、請求項4で規定する金属キレート量の範囲未満であると得られたシリコーン機能性フィルムの密着性も弱い。
<アンカーコート剤(塗液)>
3−メタクリロキプロピルトリエトキシシラン(信越化学社製) 2.5重量部
3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン(信越化学社製) 2.5重量部
アルミキレートBY24−846E
(東レ・ダウェーニング社製40wt%) 0.05重量部
トルエンとメチルエチルケトン(1:1wt%) 495重量部
蒸留水(溶媒中含まれた水分と合わせて) 1.2重量部
実施例4において以下のアンカーコート剤(塗液)を使用してその以外は実施例4同様に操作しシリコーン機能性フィルムを得た。評価結果(表1)から、請求項5で規定する水分量を超えると得られたシリコーン機能性フィルムを反応し過ぎ、密着性が悪くなる。
<アンカーコート剤(塗液)>
3−メタクリロキプロピルトリエトキシシラン(信越化学社製) 2.5重量部
3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン(信越化学社製) 2.5重量部
アルミキレートBY24−846E
(東レ・ダウェーニング社製40wt%) 2.5重量部
トルエンとメチルエチルケトン(1:1wt%) 491重量部
蒸留水(溶媒中含まれた水分と合わせて) 2.0重量部
実施例4において以下のアンカーコート剤(塗液)を使用してその以外は実施例4同様に操作しシリコーン機能性フィルムを得た。評価結果(表1)から、請求項5で規定する水分量未満であると得られたシリコーン機能性フィルムを反応不十分であり、密着性悪くなることが確認された。
<アンカーコート剤(塗液)>
3−メタクリロキプロピルトリエトキシシラン(信越化学社製) 2.5重量部
3−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン(信越化学社製) 2.5重量部
アルミキレートBY24−846E
(東レ・ダウェーニング社製40wt%) 2.5重量部
トルエンとメチルエチルケトン(1:1wt%) 492重量部
蒸留水(溶媒中含まれた水分と合わせて) 0.5重量部
アンカーコート剤の中で、含水量は加水分解するに必要な理論水分量の0.5〜1.5倍以外になると得られたシリコーン機能性フィルムの密着性が弱くなる。
Figure 2010116490
以上の例から、本発明における塗布用アンカーコート剤を用い、その上に塗工したシリコーン機能性フィルムは優れた密着性、高い透明性及び防汚性を持っていることが分かった。

Claims (7)

  1. 有機溶媒中に、(1)一般式RSi(OR4−n(式中、Rは有機基を表す。ORは加水分解可能な基を表す。nは0〜2の整数を表す。)で表されるアルコキシシランと、(2)一般式R Si(OR4−m(式中、Rは、(メタ)アクリロイル基を表す。mは1〜2の整数を表す。)で表されるアルコキシシランと、金属キレートとを添加して得られた塗布用アンカーコート剤(ただし、前記(1)で表されるアルコキシシランは、(メタ)アクリロイル基を有することはない)。
  2. 前記有機溶媒が、親水性溶媒と疎水性有機溶媒の両者をともに含むことを特徴とする請求項1記載の塗布用アンカーコート剤。
  3. 前記金属キレートが、一般式ROH(Rは炭素1〜8のアルキル基を示す。)及び/又はRCOCHCOR(Rは炭素1〜8のアルキル基、Rは炭素1〜8のアルキル基又はアルコキシ基を示す。)で表される化合物を配位子とし中心に金属を有する少なくとも1種類の金属キレートであることを特徴とする請求項1記載の塗布用アンカーコート剤。
  4. 前記(1)アルコキシシラン100重量部に対し、(2)アルコキシシランが20〜500重量部の割合で添加され、前記(1)および(2)のアルコキシシランが0.2〜3.0重量%の割合で添加され、前記金属キレートが前記(1)および(2)のアルコキシシランに対して0.5〜30.0重量%の割合で添加されることを特徴とする請求項1記載の塗布用アンカーコート剤。
  5. 前記塗布用アンカーコート剤溶液中に含まれる水分が、全アルコキシシランを加水分解するに必要な理論水分量の0.5〜1.5倍であることを特徴とする請求項4記載の塗布用アンカーコート剤。
  6. 前記塗布用アンカーコート剤溶液により形成されたアンカーコート層の硬化温度が100〜200℃であり、かつ硬化時間が10〜60秒であることを特徴とする請求項1記載の塗布用アンカーコート剤。
  7. 基材上に、請求項1〜6のいずれかに記載の塗布用アンカーコート剤溶液を用いてアンカーコート層を設け、さらに該アンカーコート層上にシリコーン層を形成したことを特徴とする積層体。
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