JP2010115947A - 車両用座席間エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】側面衝突等の際に運転席乗員が助手席側に移動することを効果的に抑制することができる車両用座席間エアバッグ装置を得る。
【解決手段】ファーサイドエアバッグ装置10は、運転席12と助手席14との間に配置されたセンタコンソール16に設けられたファーサイドエアバッグ20を備える。ファーサイドエアバッグ20は、助手席14の着座乗員Pが存在する場合の側突時には、運転席12と助手席14との間で展開されて運転席12の着座乗員Dに対する助手席14側の空間を埋め、助手席14の着座乗員Pが存在しない場合に場合の側突時には、運転席12と助手席14側の助手席14側のサイドドアSDとの間で展開されて運転席12の着座乗員Dに対する助手席14側の空間を埋めるように展開される。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用座席間エアバッグ装置に関する。
運転席と助手席との間にエアバッグを展開させて、側面衝突の際にこれら乗員同士の接触を防止するようにした技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−217109号公報
しかしながら、上記の如き従来の技術では、助手席に乗員が着座していない場合には、展開させたエアバッグが車幅方向に支持されない構造であるため、該エアバッグにて運転席乗員の助手席側への移動を抑制することが困難であった。
本発明は、上記事実を考慮して、側面衝突等の際に運転席乗員が助手席側に移動することを効果的に抑制することができる車両用座席間エアバッグ装置を得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係る車両用座席間エアバッグ装置は、運転席と助手席との間に配置されたセンタコンソールに格納され、前記助手席の乗員の着座の有無に応じてガス供給による展開形状が異なるエアバッグによって、助手席の乗員の有無に依らず前記運転席の乗員に対する前記助手席側の空間を埋めるようにした。
請求項1記載の車両用座席間エアバッグ装置では、例えば車両の側面衝突が検出又は予測された場合に、エアバッグにガスが供給され、このエアバッグがセンタコンソールの上方で展開される。ここで、本車両用座席間エアバッグ装置では、助手席への乗員の有無に応じて運転席乗員に対する助手席側でのエアバッグの展開形状を異ならせることで、該運転席乗員に対する助手席側の空間を埋める。
すなわち、助手席に乗員が存在する場合には、エアバッグは、運転席乗員と助手席乗員との間に展開される形状によって、運転席乗員に対する助手席側の空間を埋めることができる。一方、助手席に乗員が存在しない場合には、エアバッグは、例えば運転席乗員と助手席側の車室内面との間に展開される形状によって、運転席乗員に対する助手席側の空間を埋めることができる。このため、助手席の乗員の有無に依らず、エアバッグ自体が車幅方向に支持されるので、該エアバッグによって運転席乗員の助手席側への移動を効果的に抑制することができる。
このように、請求項1記載の車両用座席間エアバッグ装置では、側面衝突等の際に運転席乗員が助手席側に移動することを効果的に抑制することができる。
請求項2記載の発明に係る車両用座席間エアバッグ装置は、運転席と助手席との間に配置されたセンタコンソールに格納されたエアバッグが、前記助手席に乗員が存在している場合にはガス供給を受けて前記運転席と助手席との間で展開され、前記助手席に乗員が存在していない場合にはガス供給を受けて前記運転席から助手席側のサイドドアまで至るように展開される構成とされている。
請求項2記載の車両用座席間エアバッグ装置では、例えば車両の側面衝突が検出又は予測された場合に、エアバッグにガスが供給され、このエアバッグがセンタコンソールの上方で展開される。このエアバッグは、助手席に乗員が存在する場合には運転席乗員と助手席乗員との間に展開され、助手席に乗員が存在しない場合には運転席乗員から助手席側のサイドドアまで至るように展開される。このため、本車両用座席間エアバッグ装置では、助手席の乗員の有無に依らず、エアバッグ自体が車幅方向に支持されるので、該エアバッグによって運転席乗員の助手席側への移動を効果的に抑制することができる。
このように、請求項2記載の車両用座席間エアバッグ装置では、側面衝突等の際に運転席乗員が助手席側に移動することを効果的に抑制することができる。
請求項3記載の発明に係る車両用座席間エアバッグ装置は、請求項1又は請求項2記載の車両用座席間エアバッグ装置において、前記エアバッグは、ガスが供給されることで、前記運転席と助手席との間に前記センタコンソールから上方に向けて展開される主バッグと、前記助手席に乗員が存在していない場合に、前記主バッグを介してガスが供給されることで、該主バッグから前記助手席側のサイドドアに向かって展開される副バッグと、を含んで構成されている。
請求項3記載の車両用座席間エアバッグ装置では、例えば車両の側面衝突が検出又は予測された場合に、エアバッグの主バッグにガスが供給される。このエアバッグは、助手席に乗員が存在する場合には主バッグが主に展開され、助手席に乗員が存在しない場合には主バッグ及び副バッグが共に展開される。このように、簡単な構造で、乗員の有無に応じた展開状態を得ることができる。
請求項4記載の発明に係る車両用座席間エアバッグ装置は、請求項3記載の車両用座席間エアバッグ装置において、前記副バッグは、前記主バッグの内圧が所定値以上の場合に破断されるティアシームによって該主バッグに対し区画されており、前記主バッグの内圧を前記所定値未満とする第1の出力と、前記主バッグの内圧を前記所定値以上とする第2の出力とを切り替え得る出力可変インフレータと、前記助手席の乗員の有無を検出する助手席乗員検出器と、前記助手席乗員検出器より前記助手席に乗員が存在していることが検出された場合には前記インフレータから前記第1の出力で前記主バッグにガスが供給され、前記助手席乗員検出器より前記助手席に乗員が存在していないことが検出された場合には前記インフレータから前記第2の出力で前記主バッグにガスが供給されるように、該インフレータを制御する制御装置と、を備えている。
請求項4記載の車両用座席間エアバッグ装置では、例えば車両の側面衝突が検出又は予測された場合であって、助手席乗員検出器によって助手席乗員の存在が検出された場合に、制御装置は、インフレータを第1の出力で作動させてエアバッグの主バッグにガスを供給する。この場合、主バッグの内圧が所定値未満となるので、副バッグは展開されない。したがって、エアバッグは、運転席乗員と助手席乗員との間で展開される。
一方、例えば車両の側面衝突が検出又は予測された場合であって、助手席乗員検出器によって助手席乗員が検出されない場合に、制御装置は、インフレータを第2の出力で作動させてエアバッグの主バッグにガスを供給する。この場合、主バッグの内圧が所定値以上となるので、ティアシームが破断されて主バッグから副バッグにもガスが供給される。このため、主バッグと共に副バッグが展開され、エアバッグは、全体として運転席乗員と助手側の車室内面(サイドドア)との間で展開される。
以上により、本車両用座席間エアバッグ装置では、インフレータの出力制御によって、助手席への乗員の有無に応じてエアバッグの展開形状を異ならせる構成が実現される。
請求項5記載の発明に係る車両用座席間エアバッグ装置は、請求項3記載の車両用座席間エアバッグ装置において、前記副バッグを前記主バッグに対し展開されないように保持する保持手段と、前記保持手段による保持状態を解除するための解除手段と、前記助手席の乗員の有無を検出する助手席乗員検出器と、前記助手席乗員検出器より前記助手席に乗員が存在していることが検出された場合には前記保持手段による保持状態が維持され、前記助手席乗員検出器より前記助手席に乗員が存在していないことが検出された場合には前記保持手段による保持状態が解除されるように、前記解除手段を制御する制御装置と、を備えている。
請求項5記載の車両用座席間エアバッグ装置では、例えば車両の側面衝突が検出又は予測された場合であって、助手席乗員検出器によって助手席乗員の存在が検出された場合に、制御装置は、解除手段を作動させず、主バッグにガスを供給させる。この場合、保持手段による副バッグの主バッグへの展開不能な保持状態が維持されるので、副バッグは展開されない。したがって、エアバッグは、運転席乗員と助手席乗員との間で展開される。
一方、例えば車両の側面衝突が検出又は予測された場合であって、助手席乗員検出器によって助手席乗員が検出されない場合に、制御装置は、解除手段を作動させると共に主バッグにガスを供給させる。この場合、保持手段による副バッグの主バッグへの展開不能な保持状態が解除されるので、副バッグは展開され、エアバッグは、全体として運転席乗員と助手側の車室内面(サイドドア)との間で展開される。
以上により、本車両用座席間エアバッグ装置では、保持手段の保持状態の維持又は解除を制御することで、助手席への乗員の有無に応じてエアバッグの展開形状を異ならせる構成が実現される。
請求項6記載の発明に係る車両用座席間エアバッグ装置は、請求項3記載の車両用座席間エアバッグ装置において、前記エアバッグは、前記主バッグと前記副バッグとを隔てるベントホール付の隔壁を、さらに含んで構成されている。
請求項6記載の車両用座席間エアバッグ装置では、主バッグにガスが供給されると、先ず主バッグが展開される。この場合、助手席に乗員が存在すると、隔壁によって主バックに対する展開タイミングが遅れる副バッグは、助手席乗員に干渉して展開が規制される。一方、助手席に乗員が存在しない場合には、隔壁のベントホールを通じて副バッグにガスが供給され、副バッグは展開される。したがって、エアバッグは、全体として運転席乗員と助手側の車室内面(サイドドア)との間で展開される。
以上により、本車両用座席間エアバッグ装置では、制御に頼ることなく、自律的に助手席への乗員の有無に応じてエアバッグの展開形状を異ならせることができる。
以上説明したように本発明に係る車両用座席間エアバッグ装置は、側面衝突等の際に運転席乗員が助手席側に移動することを効果的に抑制することができるという優れた効果を有する。
本発明の実施形態に係る車両用座席間エアバッグ装置としてのファーサイドエアバッグ装置10について、図1〜図5に基づいて説明する。なお、各図に適宜記す矢印FR、矢印UP、矢印RH、矢印LHは、それぞれファーサイドエアバッグ装置10が適用された自動車Aの前方向(進行方向)、上方向、前側を向いた場合の右側、左側(車幅方向の一方、他方)を示している。先ず、自動車Aにおけるファーサイドエアバッグ装置10の適用の前提となる構成の概要を説明し、次いで、ファーサイドエアバッグ装置10について説明することとする。
図4には、ファーサイドエアバッグ装置10の非作動状態における自動車Aの車室C内の前部が一部切り欠いた模式的な正面図にて示されている。この図に示される如く、車室C内前部における右側には、車両用シートである運転席12が配置されており、車室C内前部における左側には、車両用シートである助手席14が配置されている。また、運転席12と助手席14との間すなわち車室Cの車幅方向中央部には、車室内部材としてのセンタコンソール16が配置されている。センタコンソール16は、車両前後方向に沿って延在されており、例えば内部は小物等を入れるための収納部とされている。なお、運転席12と助手席14とは左右逆に配置されても良い。
また、運転席12、助手席14を構成する各シートバック12A、14Aにおける車幅方向外側部分には、それぞれサイドエアバッグ装置18が設けられている。サイドエアバッグ装置18は、側面衝突が検出又は予測された場合に、図示しないインフレータが作動されることで、該インフレータからガス供給を受けたサイドエアバッグ18Aを、図1(A)に示される如く運転席12、助手席14の着座乗員Pの車幅方向外側(サイドドアSD側)で膨張、展開させるように構成されている。したがって、各サイドエアバッグ装置18は、運転席12の着座乗員D(運転者)、助手席14の着座乗員Pの車幅方向外側への移動を抑制するようになっている。
そして、ファーサイドエアバッグ装置10は、自動車Aに適用され、運転席12の着座乗員D(運転者)の助手席14側への移動を抑制するように設けられている。また、ファーサイドエアバッグ装置10は、助手席14の着座乗員Pが存在する場合には、該着座乗員Pの運転席12側への移動を抑制するようになっている。以下、具体的に説明する。
図4に示される如く、ファーサイドエアバッグ装置10は、センタコンソール16の上端部16Aに形成されたエアバッグ収納部16Bに折り畳み状態で収納されたエアバッグとしてのファーサイドエアバッグ20と、ファーサイドエアバッグ20にガスを供給するためのインフレータ22とを備えている。
ファーサイドエアバッグ20は、図1(A)に示される如く運転席12と助手席14との間で展開される正面視I字状の展開形状と、図1(B)に示される如く運転席12から助手席14側のサイドドアSDまで至る正面視で横臥T字状の展開形状とをとり得る構成とされている。具体的には、図2(A)に示される如く、ファーサイドエアバッグ20は、インフレータ22からガスが供給されて正面視I字状に展開される主バッグ24と、主バッグ24を通じてガスが供給されると主バッグ24の上下方向中央部から助手席14側に突出して展開され得る副バッグ26とを有する。
図2(B)に拡大して示される如く、副バッグ26は、主バッグ24の内側に折り込まれており、該主バッグ24との境界部(付根部)がティアシーム28によって縫製されている。このティアシーム28は、主バッグ24に作用する内圧が所定値以上になると破断されるように構成されている。
したがって、ファーサイドエアバッグ20は、主バッグ24の内圧が所定値未満の場合には、副バッグ26にはガスが供給されずに、図3(A)に示される如く該副バッグ26は展開されない構成とされている。一方、ファーサイドエアバッグ20は、主バッグ24の内圧が所定値以上になるとティアシーム28が破断されることで、図3(B)に示される如く副バッグ26が展開されるようになっている。副バッグ26は、展開された状態における先端26Aが、図1(B)に示される如く助手席14側のサイドドアSDに当接するか、又は極近接するように形成されている。
インフレータ22は、2つの着火部を有し、作動させる着火部の数に応じて高出力と低出力とを切り替え得る(切り替え得る)出力可変インフレータとしてのデュアルインフレータとされている。ファーサイドエアバッグ装置10では、インフレータ22が高出力で作動された場合に主バッグ24の内圧が上記した所定値以上となり、インフレータ22が低出力で作動された場合に主バッグ24内圧が上記した所定値未満となる設定とされている。
さらに、図4に示される如く、ファーサイドエアバッグ装置10は、その作動を制御する制御装置としてのECU30を備えている。ECU30は、インフレータ22の他、助手席14の着座乗員Pの有無を検出する助手席乗員センサ32、及び自動車Aの側面衝突を検出又は予測するための側突センサ34にそれぞれ電気的に接続されている。このECU30による制御は、本実施形態の作用と共に後述する。
また、この実施形態では、ECU30は、左右のサイドエアバッグ装置18の作動を制御する機能を兼ねており、側面衝突対応用の制御装置として捉えることができる。この実施形態では、ECU30は、助手席乗員センサ32からの信号に基づく助手席14の着座乗員Pの存在を条件に助手席用のサイドエアバッグ装置18を作動させるようになっている。
次に、第1の実施形態の作用について、ECU30の制御フローを示す図5のフローチャートを参照しつつ説明する。
上記構成のファーサイドエアバッグ装置10では、ECU30は、ステップS10で側突センサ34からの信号に基づいて自動車Aへの側面衝突が検出又は予測されたか否かを判断する。自動車Aに側面衝突が生じていない場合、ステップS10に戻り、この判断を繰り返す。一方、自動車Aへの側面衝突が検出又は予測された場合、ECU30は、ステップS12に進み、助手席乗員センサ32からの信号に基づいて、助手席14の着座乗員Pの有無を判断する。
助手席14の着座乗員Pが存在する場合、ECU30は、ステップS14に進み、運転席側、助手席側のサイドエアバッグ装置18を共に作動させる。次いでECU30はステップS16に進み、ファーサイドエアバッグ装置10のインフレータ22を低出力で作動させる。
これらにより、図1(A)に示される如く、左右のサイドエアバッグ18Aが運転席12の着座乗員D、助手席14の着座乗員Pと対応するサイドドアSDとの間で展開されると共に、ファーサイドエアバッグ20がセンタコンソール16の上方に向けて展開される。この場合、主バッグ24の内圧が所定値未満となり、ティアシーム28は破断されず、副バッグ26は展開されない。
例えば図1(A)に示される如く運転席12側に衝突体Iが衝突した場合には、運転席12の着座乗員Dはサイドエアバッグ18AによってサイドドアSD等の車室Cの内面部材との直接的な干渉が防止され、側面衝突に対し保護される。また、助手席14の着座乗員Pは、該運転席12と助手席14との間で展開されたファーサイドエアバッグ20(主バッグ24)によって運転席12側(衝突側)への移動が抑制される。この際、ファーサイドエアバッグ20は、運転席12の着座乗員Dによって助手席14の着座乗員Pの支持反力が支持される。
さらに、運転席12の着座乗員Dは、側面衝突の初期にサイドエアバッグ装置18のサイドエアバッグ18Aにて保護されて揺り戻される場合、該運転席12と助手席14との間で展開されたファーサイドエアバッグ20(主バッグ24)によって助手席14側(反衝突側)への移動が抑制される。この際、ファーサイドエアバッグ20は、助手席14の着座乗員P(助手席側のサイドエアバッグ18A)によって運転席12の着座乗員Dの支持反力が支持される。
以上は、運転席12側に衝突体Iが衝突した場合の例を説明したが、助手席14側に衝突体Iが衝突した場合は、左右対称に作用することとなる。
他方、ECU30は、ステップS12で助手席14の着座乗員Pが存在しないと判断した場合、ステップS18に進み、運転席12側のサイドエアバッグ装置18のみを作動させた後、ステップS20に進む。ステップS20でECU30は、ファーサイドエアバッグ装置10のインフレータ22を高出力で作動させる。
これらにより、図1(B)に示される如く、運転席側のサイドエアバッグ18Aが該運転席12の着座乗員DとサイドドアSDとの間で展開されると共に、ファーサイドエアバッグ20がセンタコンソール16の上方に向けて展開される。この場合、主バッグ24の内圧が所定値以上となり、ティアシーム28が破断されて副バッグ26は助手席14側のサイドドアSDに至るまで展開される。
例えば運転席12側に衝突体Iが衝突した場合には、運転席12の着座乗員Dはサイドエアバッグ18AによってサイドドアSD等の車室Cの内面部材との直接的な干渉が防止され、側面衝突に対し保護される。また、運転席12の着座乗員Dは、側面衝突の初期にサイドエアバッグ18Aにて保護されて揺り戻される際に、該運転席12と助手席14側のサイドドアSDとの間で展開されたファーサイドエアバッグ20(主バッグ24及び副バッグ26)によって助手席14側(反衝突側)への移動が抑制される。
また、助手席14側に衝突体Iが衝突した場合には、運転席12の着座乗員Dは、側面衝突の初期に、該運転席12と助手席14側のサイドドアSDとの間で展開されたファーサイドエアバッグ20(主バッグ24及び副バッグ26)によって助手席14側(衝突側)への移動が抑制される。
ここで、ファーサイドエアバッグ装置10では、助手席14の着座乗員Pが存在しない場合には、存在する場合に対しファーサイドエアバッグ20の展開形状が変化され、ファーサイドエアバッグ20自体で運転席12の着座乗員Dと助手席14側のサイドドアSDとの空間を埋める。このため、ファーサイドエアバッグ20による運転席12の着座乗員Dの支持反力が助手席14側のサイドドアSDによって支持される。すなわちファーサイドエアバッグ20自体が助手席14側に移動することが抑制される。
したがって、ファーサイドエアバッグ装置10では、助手席14の着座乗員Pの有無に拘わらず、自動車Aに側面衝突が生じた場合に運転席12の着座乗員Dが助手席14側に移動することを効果的に抑制することができる。また、ファーサイドエアバッグ装置10では、助手席14に着座乗員Pが存在する場合には、該助手席14の着座乗員Pが運転席12側に移動することを効果的に抑制することができる。
また、ファーサイドエアバッグ装置10では、ファーサイドエアバッグ20がセンタコンソール16のほぼ直上で展開される主バッグ24と、該主バッグ24の上下方向中央部から突出される副バッグ26とを主要部として構成されているため、簡単な構造で、乗員の有無に応じた展開状態を得ることができる。また、ファーサイドエアバッグ20の容量を比較的小さく抑えることができる。
次に、本発明の他の実施形態を説明する。なお、上記第1の実施形態又は前出の構成と基本的に同一の部品・部分については、上記第1の実施形態又は前出の構成と同一の符号を付して説明を省略する。
(第2の実施形態)
図6には、第2の実施形態に係るファーサイドエアバッグ装置40を構成するファーサイドエアバッグ42の展開過程が斜視図にて示されている。また、図7には、ファーサイドエアバッグ装置40の制御系等が主にブロック図にて示されている。これらの図に示される如く、ファーサイドエアバッグ装置40を構成するファーサイドエアバッグ42は、主バッグ24と、該主バッグ24の外側で折り畳まれた副バッグ44と、副バッグ44の折り畳み状態を維持するための保持手段としてのストラップ46とを有して構成されている。
ファーサイドエアバッグ42は、図6(A)に示される如く副バッグ44がエアバッグ収納部16B内で露出されるように折り畳まれており、主バッグ24にガスが供給されると、図6(B)に示される如く主バッグ24が展開されるようになっている(図6(B)は主バッグ24の展開過程を示している)。
一方、後述するストラップカッタ48にてストラップ46が切断された場合には、ファーサイドエアバッグ42は、ストラップ46による副バッグ44の拘束が解除されるようになっている。この場合、エアバッグ42は、図6(C)に示される如く、副バッグ44にガスが供給され、図6(D)に示される如く主バッグ24及び副バッグ44が展開されるようになっている。図示は省略するが、副バッグ44の展開形状は、副バッグ26の展開形状と略同等とされている。
図7に模式的に示される如く、解除手段としてのストラップカッタ48は、ストラップ46を切断するためのカッタ48Aと、カッタ48Aを駆動するアクチュエータ48Bとを主要部として構成されている。カッタ48Aは、ファーサイドエアバッグ42が展開される際に該ファーサイドエアバッグ42(特にストラップ46)に干渉しないように、かつストラップ46を切断し得るように配置されており、アクチュエータ48Bが作動されることでストラップ46を切断するようになっている。
このストラップカッタ48のアクチュエータ48Bは、例えば高速でカッタ48Aを駆動し得るマイクロガスジェネレータ等とされており、側面衝突を検出又は予測した後に短時間でストラップ46を切断し得る構成とされている。また、ファーサイドエアバッグ装置40は、デュアルインフレータであるインフレータ22に代えて、シングルインフレータであるインフレータ50を備えている。インフレータ50は、主バッグ24及び副バッグ44を展開させるのに十分な容量を有する。
そして、ファーサイドエアバッグ装置40では、ストラップカッタ48(アクチュエータ48B)、インフレータ50は、ECU30に代えて設けられた制御装置としてのECU52によって作動が制御されるようになっている。
以下、第2の実施形態の作用について、ECU52の制御フローを示す図5のフローチャートを参照しつつ、主にファーサイドエアバッグ装置10の作用と異なる部分を説明する。
ECU52は、ステップS12で助手席14の着座乗員Pが存在すると判断した場合、ステップS14に進み、運転席側、助手席側のサイドエアバッグ装置18を共に作動させる。次いでECU52はステップS22に進み、ファーサイドエアバッグ装置40のインフレータ50を作動させる。
これらにより、図1(A)(括弧内の符号参照)に示される如く、左右のサイドエアバッグ18Aが運転席12の着座乗員D、助手席14の着座乗員Pと対応するサイドドアSDとの間で展開されると共に、ファーサイドエアバッグ42がセンタコンソール16の上方に向けて展開される。この場合、ストラップ46による副バッグ44の保持状態は維持され、副バッグ44は展開されない。このように主に主バッグ24が展開されたファーサイドエアバッグ42による運転席12の着座乗員D、助手席14の着座乗員Pの保護についての作用効果は、ファーサイドエアバッグ装置10の場合と同じである。
他方、ECU52は、ステップS12で助手席14の着座乗員Pが存在しないと判断した場合、ステップS18に進み、運転席12側のサイドエアバッグ装置18のみを作動させた後、ステップS24に進む。ステップS24でECU52は、ストラップカッタ48を作動してストラップ46を切断させる。その後、ECU52は、ステップS22に進んでインフレータ50を作動させる。
これらにより、図1(B)(括弧内の符号参照)に示される如く、運転席側のサイドエアバッグ18Aが該運転席12の着座乗員DとサイドドアSDとの間で展開されると共に、ファーサイドエアバッグ42がセンタコンソール16の上方に向けて展開される。この場合、ストラップ46による主バッグ24への保持状態が解除された副バッグ44は、助手席14側のサイドドアSDに至るまで展開される。
このように、ファーサイドエアバッグ装置40は、ファーサイドエアバッグ42の展開形状を助手席14の着座乗員Pの有無に応じて異ならせるための構造、制御がファーサイドエアバッグ装置10とは異なるだけである。したがって、第2の実施形態に係るファーサイドエアバッグ装置40によっても、基本的に(ファーサイドエアバッグ42による乗員保護作用に関し)第1の実施形態に係るファーサイドエアバッグ装置10と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。
すなわち、ファーサイドエアバッグ装置40では、助手席14の着座乗員Pの有無に拘わらず、自動車Aに側面衝突が生じた場合に運転席12の着座乗員Dが助手席14側に移動することを効果的に抑制することができる。また、ファーサイドエアバッグ装置40では、助手席14に着座乗員Pが存在する場合には、該助手席14の着座乗員Pが運転席12側に移動することを効果的に抑制することができる。
(第3の実施形態)
図9(A)には、第3の実施形態に係るファーサイドエアバッグ装置60を構成するファーサイドエアバッグ62の展開状態が斜視図にて示されている。この図に示される如く、ファーサイドエアバッグ62は、副バッグ26に代えて副バッグ64、ストラップ66を有する。
副バッグ64は、図9(B)に示される如く、主バッグ24の外側で折り畳まれると共に、ストラップ66によって折り畳み状態が維持されるようになっている。また、副バッグ64の主バッグ24との境界(付根)側の端部近傍には、ベントホール68Aを有する隔壁68が設けられている。副バッグ64は、ベントホール68Aによってのみ主バッグ24と連通されている。
ストラップ66は、副バッグ64が隔壁68の設置位置まで展開されることを許容するように、折り畳み状態の副バッグ64を拘束している。また、ストラップ66は、副バッグ64が拘束されていない場合には、該副バッグ64の展開圧によって破断されるようになっている。なお、ファーサイドエアバッグ62においては、副バッグ64における隔壁68よりも助手席14側に突出して展開される部分のみを、本発明における副バッグと捉えることも可能である。
以上説明したファーサイドエアバッグ62は、インフレータ50(図9(B)参照)からのガス供給によって展開されるようになっている。この実施形態では、インフレータ50は、図示しないECUによって、側突センサ34からの信号に基づいて側面衝突が検出又は予測された場合に、作動されるようになっている。
以下、第3の実施形態の作用について、主にファーサイドエアバッグ装置10の作用と異なる部分を説明する。
上記構成のファーサイドエアバッグ装置10では、側突センサ34からの信号に基づいて側面衝突が検出又は予測された場合にECUは、左右のサイドエアバッグ装置18、及びファーサイドエアバッグ装置60のインフレータ50を作動させる。すると、ファーサイドエアバッグ62の主バッグ24にインフレータ50からのガスが供給され、主バッグ24及び副バッグ64における隔壁68に対する主バッグ24側の部分が展開される。
助手席14の着座乗員Pが存在する場合には、ファーサイドエアバッグ62は、隔壁68の設置部分まで展開された副バッグ64が図9(B)に示される如く該着座乗員Pに干渉する(ベントホール68Aが非展開部分にて塞がれる)。これにより、ファーサイドエアバッグ62のそれ以上の展開が規制される。
これらにより、ファーサイドエアバッグ装置60では、図1(A)(括弧内の符号参照)に示される如く、左右のサイドエアバッグ18Aが運転席12の着座乗員D、助手席14の着座乗員Pと対応するサイドドアSDとの間で展開されると共に、ファーサイドエアバッグ62がセンタコンソール16の上方に向けて展開される。このように主に主バッグ24が展開されたファーサイドエアバッグ62による運転席12の着座乗員D、助手席14の着座乗員Pの保護についての作用効果は、ファーサイドエアバッグ装置10の場合と同じである。
一方、助手席14の着座乗員Pが存在しない場合には、ファーサイドエアバッグ62は、主バッグ24及び副バッグ64における隔壁68に対する主バッグ24側の部分が展開された後、副バッグ64の展開圧でストラップ66が破断され、図9(A)に示される如く副バッグ64が展開される。これにより、図1(B)(括弧内の符号参照)に示される如く、運転席側のサイドエアバッグ18Aが該運転席12の着座乗員DとサイドドアSDとの間で展開されると共に、ファーサイドエアバッグ62が助手席14側のサイドドアSDに至るまで展開される。
このように、ファーサイドエアバッグ装置60は、ファーサイドエアバッグ42の展開形状を助手席14の着座乗員Pの有無に応じて異ならせるための構造(制御)がファーサイドエアバッグ装置10、40とは異なるだけである。したがって、第3の実施形態に係るファーサイドエアバッグ装置40によっても、基本的に(ファーサイドエアバッグ62による乗員保護作用に関し)第1の実施形態に係るファーサイドエアバッグ装置10と同様の作用によって同様の効果を得ることができる。
すなわち、ファーサイドエアバッグ装置60では、助手席14の着座乗員Pの有無に拘わらず、自動車Aに側面衝突が生じた場合に運転席12の着座乗員Dが助手席14側に移動することを効果的に抑制することができる。また、ファーサイドエアバッグ装置60では、助手席14に着座乗員Pが存在する場合には、該助手席14の着座乗員Pが運転席12側に移動することを効果的に抑制することができる。また、ファーサイドエアバッグ装置60では、ECUの制御によるインフレータ22の出力切り替えやストラップカッタ48の作動有無の制御に頼ることなく、助手席14の着座乗員Pの有無に応じて自律的にファーサイドエアバッグ62の展開形状を異ならせることができる。
なお、上記した各実施形態では、助手席14の着座乗員Pが存在しない場合に助手席14側のサイドエアバッグ装置18を作動させない例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、助手席14の着座乗員Pが存在しない場合に助手席14側のサイドエアバッグ装置18を作動させる構成としても良い。この場合、副バッグ26、44、64は、助手席14側のサイドドアSDではなく、展開されたサイドエアバッグ18Aに至るまで展開される構成としても良い。
また、上記した実施形態では、隣席への着座乗員の有無に応じてエアバッグの展開形状を異ならせる技術思想を運転席12、助手席14間で展開されるファーサイドエアバッグ20、42、62に適用した例を示したが、例えば、このような技術思想を2列目以降のシートに適用することも可能である。この場合、例えば主バッグ24に左右一対の副バッグ64を設けた構成としたり、左右対称に形成された左右一対のファーサイドエアバッグ20、42を設けた構成とすることができる。
本発明の第1の実施形態に係るファーサイドエアバッグ装置を示す図であって、(A)は助手席乗員存在時の作動状態を模式的に示す正面図、(B)は助手席乗員不存在時の作動状態を模式的に示す正面図である。 本発明の第1の実施形態に係るファーサイドエアバッグ装置を構成するファーサイドエアバッグを示す図あって、(A)は概略全体構成を示す正断面図、(B)は要部を拡大して示す正断面図である。 本発明の第1の実施形態に係るファーサイドエアバッグ装置を構成するファーサイドエアバッグを示す図であって、(A)は助手席乗員存在時の展開形状を示す正面図、(B)は助手席乗員不存在時の展開形状を示す正面図である。 本発明の第1の実施形態に係るファーサイドエアバッグ装置が適用された自動車の車室内を模式的に示す一部切り欠いた正面図である。 本発明の第1の実施形態に係るファーサイドエアバッグ装置を構成するECUの制御フローを示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係るファーサイドエアバッグ装置を構成するファーサイドエアバッグの展開過程を示す図であって、(A)は展開初期の斜視図、(B)は主バックの展開状態を示す斜視図、(C)は副バッグの展開途中を示す斜視図、(D)は副バッグの展開完了状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るファーサイドエアバッグ装置を構成するストラップカッタ及び制御系を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係るファーサイドエアバッグ装置を構成するECUの制御フローを示すフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係るファーサイドエアバッグ装置を構成するファーサイドエアバッグを示す図であって、(A)は助手席乗員不存在時の展開形状を示す斜視図、(B)は助手席乗員存在時の展開形状を示す正面図である。
符号の説明
10 ファーサイドエアバッグ装置
12 運転席
14 助手席
16 センタコンソール
20 ファーサイドエアバッグ(エアバッグ)
22 インフレータ(出力可変インフレータ)
24 主バッグ
26 副バッグ
28 ティアシーム
30 ECU(制御装置)
32 助手席乗員センサ(助手席乗員検出器)
40・60 ファーサイドエアバッグ装置
42・62 ファーサイドエアバッグ
44・64 副バッグ
46 ストラップ(保持手段)
48 ストラップカッタ(解除手段)
52 ECU(制御装置)
68 隔壁
68A ベントホール
D 着座乗員(運転席の乗員)
P 着座乗員(助手席の乗員)
SD サイドドア

Claims (6)

  1. 運転席と助手席との間に配置されたセンタコンソールに格納され、前記助手席の乗員の着座の有無に応じてガス供給による展開形状が異なるエアバッグによって、助手席の乗員の有無に依らず前記運転席の乗員に対する前記助手席側の空間を埋めるようにした車両用座席間エアバッグ装置。
  2. 運転席と助手席との間に配置されたセンタコンソールに格納されたエアバッグが、前記助手席に乗員が存在している場合にはガス供給を受けて前記運転席と助手席との間で展開され、前記助手席に乗員が存在していない場合にはガス供給を受けて前記運転席から助手席側のサイドドアまで至るように展開される構成とされている車両用座席間エアバッグ装置。
  3. 前記エアバッグは、
    ガスが供給されることで、前記運転席と助手席との間に前記センタコンソールから上方に向けて展開される主バッグと、
    前記助手席に乗員が存在していない場合に、前記主バッグを介してガスが供給されることで、該主バッグから前記助手席側のサイドドアに向かって展開される副バッグと、
    を含んで構成されている請求項1又は請求項2記載の車両用座席間エアバッグ装置。
  4. 前記副バッグは、前記主バッグの内圧が所定値以上の場合に破断されるティアシームによって該主バッグに対し区画されており、
    前記主バッグの内圧を前記所定値未満とする第1の出力と、前記主バッグの内圧を前記所定値以上とする第2の出力とを切り替え得る出力可変インフレータと、
    前記助手席の乗員の有無を検出する助手席乗員検出器と、
    前記助手席乗員検出器より前記助手席に乗員が存在していることが検出された場合には前記インフレータから前記第1の出力で前記主バッグにガスが供給され、前記助手席乗員検出器より前記助手席に乗員が存在していないことが検出された場合には前記インフレータから前記第2の出力で前記主バッグにガスが供給されるように、該インフレータを制御する制御装置と、
    を備えている請求項3記載の車両用座席間エアバッグ装置。
  5. 前記副バッグを前記主バッグに対し展開されないように保持する保持手段と、
    前記保持手段による保持状態を解除するための解除手段と、
    前記助手席の乗員の有無を検出する助手席乗員検出器と、
    前記助手席乗員検出器より前記助手席に乗員が存在していることが検出された場合には前記保持手段による保持状態が維持され、前記助手席乗員検出器より前記助手席に乗員が存在していないことが検出された場合には前記保持手段による保持状態が解除されるように、前記解除手段を制御する制御装置と、
    を備えている請求項3記載の車両用座席間エアバッグ装置。
  6. 前記エアバッグは、前記主バッグと前記副バッグとを隔てるベントホール付の隔壁を、さらに含んで構成されている請求項3記載の車両用座席間エアバッグ装置。
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