JP2010112336A - フランシス型水力機械およびそのランナ - Google Patents

フランシス型水力機械およびそのランナ Download PDF

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Abstract

【課題】通常のランナに対して整流板および翼長が短い中間羽根の両方を付加したランナは、ほかの従来型ランナよりも非設計点での効率向上が見込まれるが、水力損失を低減する上でまだ十分とはいえない。
【解決手段】ランナクラウン2と、ランナバンド3と、ランナ羽根4と、ランナクラウン2およびランナバンド3間の流路に沿うように設けられ、かつ、各ランナ羽根4と交差する整流羽根6と、ランナクラウン、整流羽根6および隣接するランナ羽根4で形成された流路に設けられ、ランナ羽根4よりも翼長が短い短翼ランナ羽根5a、5bと、を備え、ランナ外周側のランナクラウンと整流羽根との距離をB1、ランナクラウンと整流羽根で形成される側のランナ羽根入口部でのランナ羽根間の距離をL1、ランナ羽根の圧力面から短翼ランナ羽根の負圧面までの距離をL11、としたとき、式(1)を満たすようにランナクラウン2と整流羽根6との距離B1を設定した。
0.8×L11≦B1≦1.2×L11 ・・・ (1)
【選択図】図1

Description

本発明はフランシス型水力機械に係り、特にランナクラウンとランナバンドとの間に整流板を設けたフランシス型水力機械およびそのランナに関する。
フランシス型水力機械には、フランシス型水車、フランシス型ポンプあるいはフランシス型ポンプ水車等がある。
以下、図8を参照してフランシス型水力機械の代表例として、フランシス型水車について説明する。
図8は一般的なフランシス型水車のランナ部分に注目して描いた縦断面図である。
フランシス型水車のランナ1は、主軸11の下端部に取り付けられ、ほぼ円錐状に形成されたランナクラウン2と、主軸11の中心線の延長線上にランナクラウン2から離間して配置された円環状のランナバンド3と、これらランナクラウン2およびランナバンド3の間に形成された流路に対して周方向にほぼ等ピッチで配置された翼状の複数枚のランナ羽根4とから形成されている。なお、2Cはランナクラウン2の中心部(出口側)に設けられたランナコーンである。
7はこのように構成されたランナ1の流水入口部となる外周部を囲繞するように形成された渦巻状のケーシングであり、このケーシング7の内周部出口の全周に亘ってほぼ等ピッチで放射状にステーベーン8を配置し、さらに、このステーベーン8のさらに内周側、すなわちステーベーン8とランナ1入口との間に開度の調整可能なガイドベーン9を設けている。
フランシス型水車の発電運転時、ケーシング7からステーベーン8およびガイドベーン9を通って流出した水は、ランナ1外周部の流水入口部から中心部のランナコーン2Cに向かって流入し、軸方向下流に流出する。このとき流水はランナ羽根4に作用するので、ランナ1は反動力によって回転駆動される。ランナ1を駆動した流水はランナ出口に接続された吸出し管10を経て図示しない放水路へと流出する。そして、ランナ1は主軸11により発電機12を駆動する。
ガイドベーン9は、運転中に開度を変化させることにより、ランナ1に流入する水量を調整し、発電量を変化させている。ところで、ガイドベーン9の開度を調整し水量を変化させると、ランナ1内を流れる流水の分布は図9のように運転状態により大きく変化する。
図9は水量の違いによるランナ1内の子午面流れの模式を示したものであって、図中(a)は設計点での子午面流れの模式図、(b)は小流量運転時の子午面流れの模式図、(c)は大流量運転時の子午面流れの模式図である。
図9(a)〜(c)において、ランナ1の子午面流れは、流れを内周側に押し込もうとする水流の動圧力14(ガイドベーン9からランナ1に流入する向きの矢印)と、流れを外周側に押し出そうとするランナ1の回転による遠心力15(矢印14と対向する矢印)のバランスにより決まる。
このため、図9(a)の設計点すなわち、発電効率を最高にしたい点で運転する場合は、ランナクラウン2の先端部のランナコーン2Cの直下にわずかな死水領域16ができるものの、安定流が維持されている。これに対して、設計点よりも水量が少ない運転点では遠心力15が相対的に大きくなって水の流れが外周側に偏るため、図9(b)のようにランナクラウン2からランナコーン2Cの直下に沿って大きな死水領域16ができる。逆に、設計点よりも水量が多い運転点図9(c)では遠心力15が相対的に小さくなり水の流れが内周側に偏り、吸出管10側に沿って死水領域16ができる。
上述した水の流れの偏りは2次流れと称され、非設計点において、ランナ1内で発生する水力損失の主因となっている。このような、非設計点の2次流れを低減する方法として、従来、図10で示すように、ランナクラウン2とランナバンド3との間の入口側流路に、ランナ羽根4の翼弦長より短い整流羽根6を設ける方法が提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、図11で示すように、隣接する通常のランナ羽根4の間に通常のランナ羽根4よりも翼長が短いランナ羽根5を周方向に設ける方法も提案されている(例えば、特許文献3、4参照)。
さらに、図示はしないが、ランナクラウンおよびランナバンドとの間の入口側流路にランナ羽根の翼弦長より短い整流板(整流羽根)を設けるとともに、隣接するランナ羽根の間に翼長が短い中間羽根を周方向に設ける方法も提案されている(例えば、特許文献5参照)。
特開平8−296544号公報、 特開2005−133698号公報、 特許第3782752号公報、 特開2003−65198号公報 特開昭57−126566号公報、
しかしながら、特許文献1および2のように、ランナクラウンとランナバンドの間に整流羽根を設けたランナや、特許文献3および4のように、ランナ羽根と短翼ランナ羽根とを交互に設けたランナを適用した場合でも、非設計点での2次流れ損失を低減するには限界がある。
さらに、特許文献5のように、通常のランナに対して整流板および翼長が短い中間羽根の両方を付加したランナは、ほかの従来型ランナよりも非設計点での効率向上が見込まれるが、水力損失を低減する上でまだ十分とはいえない。例えば、中間羽根や整流板の位置の最適な範囲を規定するとか、あるいは水車運転時に過負荷を重視するか、部分負荷を重視するかでランナ羽根、短翼ランナ羽根の枚数を適正化することにより更なる効率向上の余地はあるものと考えられる。
そこで、本発明は、ランナクラウンとランナバンドの間の流路にランナ羽根を円周方向に所定ピッチで設け、ランナクラウンおよびランナバンドにほぼ平行な整流羽根を設け、さらに、隣接するランナ羽根間に翼長の短い短翼ランナ羽根を設けたフランシス型水力機械のランナにおいて、整流羽根の位置の最適化や、ランナ羽根、短翼ランナ羽根の枚数の適正化を図ることにより、水力損失をさらに低減することが可能なフランシス型水力機械およびそのランナを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、主軸に取付けられたランナクラウンと、主軸中心線の延長線上の前記ランナクラウンから離間した位置に配置された円環状のランナバンドと、これらランナクラウンおよびランナバンド間に形成された流路に対して周方向にほぼ所定ピッチで複数枚配置されたランナ羽根と、前記ランナクラウンおよびランナバンド間の流路に沿うように設けられ、かつ、各ランナ羽根と交差する整流羽根と、前記ランナクラウン、整流羽根および隣接するランナ羽根で形成された流路に設けられ、前記ランナ羽根よりも翼長が短い短翼ランナ羽根と、を備え、ランナ外周側のランナクラウンと整流羽根との距離をB1、ランナクラウンと整流羽根で形成される側のランナ羽根入口部でのランナ羽根間の距離をL1、ランナ羽根の圧力面から短翼ランナ羽根の負圧面までの距離をL11、としたとき、0.8×L11≦B1≦1.2×L11・・・(1)を満たすようにランナクラウンと整流羽根との距離B1を設定したことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、主軸に取付けられたランナクラウンと、主軸中心線の延長線上の前記ランナクラウンから離間した位置に配置された円環状のランナバンドと、これらランナクラウンおよびランナバンド間に形成された流路に対して周方向にほぼ所定ピッチで複数枚配置されたランナ羽根と、前記ランナクラウンおよびランナバンド間の流路に沿うように設けられ、かつ、各ランナ羽根と交差する整流羽根と、前記ランナバンド、整流羽根および隣接するランナ羽根で形成された流路に設けられ、前記ランナ羽根よりも翼長が短い短翼ランナ羽根と、を備え、ランナ外周側の整流羽根とランナバンドとの距離をB2、ランナバンドと整流羽根で形成される側の羽根入口部でのランナ羽根間の距離をL2、ランナ羽根の圧力面から短翼ランナ羽根の負圧面までの距離をL22としたとき、0.8×L22≦B2≦1.2×L22・・・(2)を満たすように整流羽根とランナバンドとの距離B2を設定したことを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、主軸に取付けられたランナクラウンと、主軸中心線の延長線上の前記ランナクラウンから離間した位置に配置された円環状のランナバンドと、これらランナクラウンおよびランナバンド間に形成された流路に対して周方向にほぼ所定ピッチで複数枚配置されたランナ羽根と、前記ランナクラウンおよびランナバンド間の流路に沿うように設けられ、かつ、各ランナ羽根と交差する整流羽根と、前記ランナクラウン、整流羽根および隣接するランナ羽根で形成された流路に設けられ、前記ランナ羽根よりも翼長が短い短翼ランナ羽根と、を備え、ランナクラウンと整流羽根で形成される側のランナ羽根入口部でのランナ羽根間の距離をL1、ランナ羽根の圧力面から短翼ランナ羽根の負圧面までの距離をL11としたとき、0.4×L1≦L11≦0.6×L1・・・(3)が満たされる条件でランナ外周の長さをL11で分割して得られた値に近い整数をランナ羽根および短翼ランナ羽根の羽根枚数として設定したことを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、主軸に取付けられたランナクラウンと、主軸中心線の延長線上の前記ランナクラウンから離間した位置に配置された円環状のランナバンドと、これらランナクラウンおよびランナバンド間に形成された流路に対して周方向にほぼ所定ピッチで複数枚配置されたランナ羽根と、前記ランナクラウンおよびランナバンド間の流路に沿うように設けられ、かつ、各ランナ羽根と交差する整流羽根と、前記ランナバンド、整流羽根および隣接するランナ羽根で形成された流路に設けられ、前記ランナ羽根よりも翼長が短い短翼ランナ羽根と、を備え、ランナバンドと整流羽根で形成される側の羽根入口部でのランナ羽根間の距離をL2、ランナ羽根の圧力面から短翼ランナ羽根の負圧面までの距離をL22としたとき、0.4×L2≦L22≦0.6×L2・・・(4)が満たされる条件でランナ外周の長さをL22で分割して得られた値に近い整数をランナ羽根および短翼ランナ羽根の羽根枚数として設定したことを特徴とする。
さらに、請求項5に係る発明は、主軸に取付けられたランナクラウンと、主軸中心線の延長線上の前記ランナクラウンから離間した位置に配置された円環状のランナバンドと、これらランナクラウンおよびランナバンド間に形成された流路に対して周方向にほぼ所定ピッチで複数枚配置されたランナ羽根と、前記ランナクラウンおよびランナバンド間の流路に沿うように設けられ、かつ、各ランナ羽根と交差する整流羽根と、前記ランナクラウン、整流羽根および隣接するランナ羽根で形成された流路に設けられ、前記ランナ羽根よりも翼長が短い短翼ランナ羽根と、を備え、ランナ外周側のランナクラウンと整流羽根との距離をB1、ランナクラウンと整流羽根で形成される側の羽根入口部でのランナ羽根間の距離をL1、ランナ羽根の圧力面から短翼ランナ羽根の負圧面までの距離をL11、としたとき、0.8×L11≦B1≦1.2×L11・・・(1)を満たすようにランナクラウンと整流羽根との距離B1を設定し、かつ、0.4×L1≦L11≦0.6×L1・・・(3)が満たされる条件でランナ外周の長さをL11で分割して得られた値に近い整数をランナ羽根および短翼ランナ羽根の羽根枚数として設定したことを特徴とする。
さらにまた、請求項6に係る発明は、主軸に取付けられたランナクラウンと、主軸中心線の延長線上の前記ランナクラウンから離間した位置に配置された円環状のランナバンドと、これらランナクラウンおよびランナバンド間に形成された流路に対して周方向にほぼ所定ピッチで複数枚配置されたランナ羽根と、前記ランナクラウンおよびランナバンド間の流路に沿うように設けられ、かつ、各ランナ羽根と交差する整流羽根と、前記ランナバンド、整流羽根および隣接するランナ羽根で形成された流路に設けられ、前記ランナ羽根よりも翼長が短い短翼ランナ羽根と、を備え、ランナ外周側の整流羽根とランナバンドとの距離をB2、ランナバンドと整流羽根で形成される側の羽根入口部でのランナ羽根間の距離をL2、ランナ羽根の圧力面から短翼ランナ羽根の負圧面までの距離をL22としたとき、0.8×L22≦B2≦1.2×L22・・・(2)を満たすように整流羽根とランナバンドとの距離B2を設定し、かつ、0.4×L2≦L22≦0.6×L2・・・(4)が満たされる条件でランナ外周の長さをL22で分割して得られた値に近い整数をランナ羽根および短翼ランナ羽根の羽根枚数として設定したことを特徴とする。
本発明によれば、ランナクラウンとランナバンドの間の流路にランナ羽根を円周方向に所定ピッチで設け、ランナクラウンおよびランナバンドにほぼ平行な整流羽根を設け、さらに、隣接するランナ羽根間に翼長の短い短翼ランナ羽根を設けたフランシス型水力機械のランナにおいて、整流羽根の位置の最適化あるいは、ランナ羽根、短翼ランナ羽根の枚数の適正化を図ることにより、水力損失をさらに低減することが可能なフランシス型水力機械およびそのランナを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明に係るフランシス型水力機械の実施形態について説明する。
なお、各図に共通する部分には同一符号または同一符号に添字を付けることにより重複する説明を適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態によるフランシス型水力機械のランナの模式断面図であり、図1(a)はフランシス型水車の子午断面、図1(b)は図1(a)のX矢視図である。
図1(a)、(b)において、本実施形態のフランシス型水力機械のランナ(以下、単にランナと称する)1は、図示しない主軸の下端部に取り付けられ、かつ、ほぼ円錐台状に形成されたランナクラウン2と、主軸中心線の延長線上に前記ランナクラウン2の流路面から所定距離だけ離間するように配置された円環状のランナバンド3と、これらランナクラウン2およびランナバンド3の間の流路に周方向にほぼ等ピッチで配置された複数枚のランナ羽根4とを備えている。
そして、ランナクラウン2およびランナバンド3の流路面にほぼ平行し、かつ、複数枚の各ランナ羽根4と交差するように整流羽根6を設け、さらに、ランナクラウン2、隣接するランナ羽根4および整流羽根6で形成した流路にランナ羽根4よりも翼長の短い短翼ランナ羽根5aを設け、ランナバンド3、隣接するランナ羽根4および整流羽根6で形成した流路中にランナ羽根4よりも翼長の短い短翼ランナ羽根5bを備えている。なお、以下では、説明の便宜上、ランナ羽根4すなわち、通常の翼長を有するランナ羽根4を長翼4と称し、通常の翼長のランナ羽根4よりも翼長の短い短翼ランナ羽根5a、5bを短翼5a、5bと称する。
本実施形態は、以上のように構成されたフランシス型水力機械のランナにおいて、整流羽根6を次の式(1)または式(2)を満たす範囲に配置したことを特徴とするものである。
0.8×L11≦B1≦1.2×L11 ・・・ (1)
0.8×L22≦B2≦1.2×L22 ・・・ (2)
ここで、
B;ランナ1入口側(ランナ1外周側)の羽根高さ、
B1;ランナクラウン2と整流羽根6との間の距離、
B2;整流羽根6とランナバンド3との間の距離、
L1;ランナクラウン2と整流羽根6で形成される側の羽根入口部での隣接する長翼4間の距離、
L2;ランナバンド3と整流羽根6で形成される側の羽根入口部での長翼4間の距離、
L11;ランナ1の回転方向と反対方向に向かって長翼4の圧力面側から隣接する短翼5aの負圧面までの距離、
L22;ランナの回転と反対方向に向かって長翼4の圧力面から短翼5aの負圧面までの距離、
とする。
上記した式(1)または式(2)を満たす場合、図1(b)で示すX矢視図のように、ランナクラウン2、整流羽根6、ランナバンド3および隣接する長翼4の圧力面と短翼5a,5bの負圧面で形成される四角形状の流路は、縦横比が1:1に近い形状になる。
図4は、ランナ1入口部におけるランナクラウン2および整流羽根6間の距離B1を変化させた時の過負荷運転時(設計点よりも流量の多い運転時)における、ランナクラウン2、整流羽根6、長翼4の圧力面と短翼5aの負圧面間で形成される領域で発生する2次流れ損失の変化を示した図である。
ここで、2次流れは整流羽根6側からランナクラウン2側に向かう2次流れによる損失成分と、長翼4の圧力面から負圧面に向かう2次流れ成分による損失、およびこれら2つの損失成分を合成した損失を示している。
一般に、過負荷運転状態ではランナバンド3側からランナクラウン2側に向かう2次流れ成分が増大し、水力損失が増大する。この2次流れは整流羽根6を設けることにより低減することが可能となるが、更に長翼4の相互間に短翼5aを設けることにより羽根の圧力面から負圧面に向かう2次流れ成分も低減することが可能となる。
ランナクラウン2と整流羽根6間の距離B1が大きくなると、ランナクラウン2側から整流羽根6方向の2次流れ損失が増加し、逆に距離B1が小さい場合は、相対的に長翼4の圧力面から短翼5aの負圧面方向への2次流れ損失が大きくなる。これらの2次流れ損失を足し合わせると、ランナクラウン2と整流羽根6間の距離B1は、前掲の式(1)を満たす範囲で損失が小さくなっていることがわかる。
図5はランナ1入口部における整流羽根6およびランナバンド3間の距離B2を変化させた時の部分負荷運転時(設計点よりも流量の少ない運転時)における、ランナバンド3、整流羽根6、長翼4の圧力面と短翼5bの負圧面間で形成される領域で発生する2次流れ損失の変化を示した図である。
一般に部分負荷運転時では、ランナクラウン2側からランナバンド3側に向かう2次流れ損失が増大することになるが、これも整流羽根6を配置することにより低減することが可能となる。また、長翼4の相互間に短翼5bを設けることにより長翼4の羽根圧力面から短翼5bの負圧面に向かう2次流れも低減することが可能となる。
整流羽根6とランナバンド3と間の距離B2が大きくなると、整流羽根6側からランナバンド3方向の2次流れ損失が増加し、逆に距離B2が小さい場合は、相対的に長翼4の圧力面から短翼5bの負圧面方向への2次流れ損失が大きくなる。これらの2次流れ損失を足し合わせると、整流羽根6とランナバンド3と間の距離B2は、前掲の式(2)を満たす範囲で損失が小さくなっていることがわかる。
したがって、整流羽根6の位置を、式(1)のL11または式(2)のL22を満たす範囲に配置すると、過負荷運転または部分負荷運転で水力損失の発生を効果的に抑制することが可能となる。
以上は、整流羽根6の位置を、上記式(1)または式(2)を満たすように配置した場合、過負荷運転時または部分負荷運転時に水力損失の発生を効果的に抑制できることを説明したが、以下は、長翼4および短翼5a、5bの枚数を調整することで、水力損失を更に効果的に抑制できることを説明する。
図6は、短翼5aの周方向の位置を変化させた時の整流羽根6とランナクラウン2と、長翼4で形成される領域での周方向の2次流れ損失分布を示した図である。
図6において、長翼4の圧力面から短翼5aの負圧面への2次流れ損失は、初めのL11ゼロから0.4L1を少し超えた距離まではL11の増加に伴って緩やかな勾配で増加するが、0.5L1あたりから急な勾配で増加する。これに対して、短翼5aの圧力面から長翼4の負圧面への2次流れ損失は、L11がゼロの位置で最大で、L11の増加に伴って逆比例的に減少し、L1になるとゼロとなる。そして、これらの二つの損失を足し合わせた損失合計を見ると、ランナ1の回転方向と反対方向に向かって長翼4の圧力面側から隣接する短翼5aの負圧面までの距離L11が0.4L1から0.6L1の範囲にあるとき、損失合計が小さくなることがわかる。
以上の関係から、次の(3)式が導かれる。
0.4×L1≦L11≦0.6×L1 ・・・ (3)
この(3)式が満たされる条件でランナ外周の長さをL11で分割して得られた値に近い整数を長翼4および短翼5aの羽根枚数にすれば、ランナクラウン2、整流羽根6、長翼4負圧面と短翼5a圧力面間で形成される領域でも水力損失を効果的に抑制することができる。
一方、図7は短翼5bの周方向の位置を変化させた時の整流羽根6とランナバンド3と長翼4で形成される領域での周方向の2次流れ損失分布を示した図である。
図7において、長翼4の圧力面から短翼5bの負圧面への2次流れ損失は、初めのL22がゼロから0.4L2を少し超えた距離まではL22の増加に伴って緩やかな勾配で増加するが、0.5L2あたりから急な勾配で増加する。これに対して、短翼5bの圧力面から長翼4の負圧面への2次流れ損失は、L22がゼロの位置で最大で、L22の増加に伴って逆比例的に減少し、L2になるとゼロとなる。そして、これらの二つの損失を足し合わせた損失合計を見ると、L22が0.4L2から0.6L2の範囲にあるとき、損失合計が小さくなることがわかる。
以上の関係から、次の(4)式が導かれる。
0.4×L2≦L22≦0.6×L2 ・・・ (4)
この(4)式が満たされる条件でランナ外周の長さをL22で分割して得られた値に近い整数を長翼4および短翼5bの羽根枚数にすれば、ランナバンド3、整流羽根6、長翼4負圧面と短翼5a圧力面間で形成される領域でも水力損失を効果的に抑制することができる。
以上述べたように、第1の実施形態によれば、ランナクラウンとランナバンドの間の流路にランナ羽根を円周方向に所定ピッチで設け、ランナクラウンおよびランナバンドにほぼ平行な整流羽根を設け、さらに、隣接するランナ羽根間に翼長の短い短翼ランナ羽根を設けたフランシス型水力機械のランナにおいて、整流羽根の位置の最適化し、さらに、長翼、短翼の枚数の適正化を図ることにより、特に非設計点での水力損失を低減することができる。
(第2の実施形態)
図2は本発明の第2の実施形態を示すフランシス型水力機械のランナの模式断面図であり、図2(a)はフランシス型水力機械の子午断面、図2(b)は図2(a)のX矢視図である。
本実施形態のフランシス型水力機械のランナが第1の実施形態のフランシス型水力機械のランナと異なるのは、図2(a)、(b)で示したように、ランナクラウン2と整流羽根6との間の短翼5aのみを残して、ランナバンド3と整流羽根6との間の短翼5bを省いた構成としたことであり、その他の構成は第1の実施形態の場合と同じである。
したがって、本実施形態の場合、図4および図6を参照して2次流れ損失の低減を説明することができ、整流羽根6の位置調整については前掲した式(1)を、また、長翼4および短翼5aの枚数調整については前掲した式(3)を適用することができる。
0.8×L11≦B1≦1.2×L11 ・・・ (1)
0.4×L1≦L11≦0.6×L1 ・・・ (3)
この結果、整流羽根6を0.8×L11≦B1≦1.2×L11・・・(1)に位置させることにより、過負荷運転で水力損失の発生を効果的に抑制することが可能となり、また、0.4×L1≦L11≦0.6×L1・・・(3)が満たされる条件でランナ外周の長さをL11で分割して得られた値に近い整数を長翼4および短翼5aの羽根枚数に調整することにより、ランナクラウン2、整流羽根6、長翼4負圧面と短翼5a圧力面間で形成される領域でも水力損失の低減が図られることになり、更に水力損失を効果的に抑制することができる。
以上述べたように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様、整流羽根の位置の最適化し、さらに、長翼、短翼の枚数の適正化を図ることにより、特に非設計点での水力損失を低減することができる。
(第3の実施形態)
図3は本発明の第3の実施形態を示すフランシス型水力機械のランナの模式断面図であり、図3(a)はフランシス型水車の子午断面、図3(b)は図3(a)のX矢視図である。
本実施形態のフランシス型水力機械のランナが第1の実施形態のフランシス型水力機械のランナと異なるのは、図3(a)、(b)に示したように、ランナバンド3と整流羽根6との間の短翼5bのみを残して、ランナクラウン2と整流羽根6との間の短翼5aを省いた構成としたことであり、その他の構成は第1の実施形態の場合と同じである。
したがって、本実施形態の場合、図5および図7を参照して2次流れ損失の低減を説明することができ、整流羽根6の位置調整については前掲の式(2)を、また、長翼4および短翼5bの枚数調整については前掲の(4)式を適用することができる。
0.8×L22≦B2≦1.2×L22 ・・・ (2)
0.4×L2≦L22≦0.6×L2 ・・・ (4)
この結果、整流羽根6を0.8×L22≦B2≦1.2×L22・・・(2)に位置させることにより、過負荷運転で水力損失の発生を効果的に抑制することが可能となり、また、0.4×L2≦L22≦0.6×L2・・・(4)が満たされる条件でランナ外周の長さをL22で分割して得られた値に近い整数を長翼4および短翼5bの羽根枚数に調整することにより、ランナバンド3、整流羽根6、長翼4負圧面と短翼5b圧力面間で形成される領域でも水力損失の低減が図られることになり、更に水力損失を効果的に抑制することができる。
以上述べたように、本実施形態によれば、第1の実施形態と同様、整流羽根の位置の最適化し、さらに、長翼、短翼の枚数の適正化を図ることにより、特に非設計点での水力損失を低減することができる。
本発明の第1の実施形態を示すフランシス型水力機械のランナの模式断面図であり、図1(a)はフランシス型水力機械のランナの子午断面、図1(b)は図1(a)のX矢視図。 本発明の第2の実施形態を示すフランシス型水力機械のランナの模式断面図であり、図2(a)はフランシス型水力機械のランナの子午断面、図2(b)は図2(a)のX矢視図。 本発明の第3の実施形態を示すフランシス型水力機械のランナの模式断面図であり、図3(a)はフランシス型水力機械のランナの子午断面、図3(b)は図3(a)のX矢視図。 第1および第2の実施形態における水力損失と整流羽根の位置の相関図。 第1および第3の実施形態における水力損失と整流羽根の位置の相関図。 第1および第2の実施形態における水力損失と短翼位置の相関図。 第1および第3の実施形態における水力損失と短翼位置の相関図。 従来のフランシス型水力機械のランナの模式図。 水量の違いによるランナ内の子午面流れの模式図。 従来のフランシス型水力機械のランナ子午面形状の模式図。 従来の複数の異なる形状の羽根を有するフランシス型水力機械のランナの模式図。
符号の説明
1…ランナ、2…ランナクラウン、3…ランナバンド、4…ランナ羽根(長翼)、5a,5b…ランナ羽根(短翼)、6……整流羽根、7…ケーシング、8…ステーベーン、9…ガイドベーン、10…吸出し管、11…主軸、12…発電機、14…水流の動圧力、15…ランナ回転遠心力、16…死水領域。

Claims (7)

  1. 主軸に取付けられたランナクラウンと、
    主軸中心線の延長線上の前記ランナクラウンから離間した位置に配置された円環状のランナバンドと、
    これらランナクラウンおよびランナバンド間に形成された流路に対して周方向にほぼ所定ピッチで複数枚配置されたランナ羽根と、
    前記ランナクラウンおよびランナバンド間の流路に沿うように設けられ、かつ、各ランナ羽根と交差する整流羽根と、
    前記ランナクラウン、整流羽根および隣接するランナ羽根で形成された流路に設けられ、前記ランナ羽根よりも翼長が短い短翼ランナ羽根と、を備え、
    ランナ外周側のランナクラウンと整流羽根との距離をB1、ランナクラウンと整流羽根で形成される側のランナ羽根入口部でのランナ羽根間の距離をL1、ランナ羽根の圧力面から短翼ランナ羽根の負圧面までの距離をL11としたとき、次の式(1)を満たすようにランナクラウンと整流羽根との距離B1を設定したことを特徴とするフランシス型水力機械のランナ。
    0.8×L11≦B1≦1.2×L11 ・・・ (1)
  2. 主軸に取付けられたランナクラウンと、
    主軸中心線の延長線上の前記ランナクラウンから離間した位置に配置された円環状のランナバンドと、
    これらランナクラウンおよびランナバンド間に形成された流路に対して周方向にほぼ所定ピッチで複数枚配置されたランナ羽根と、
    前記ランナクラウンおよびランナバンド間の流路に沿うように設けられ、かつ、各ランナ羽根と交差する整流羽根と、
    前記ランナバンド、整流羽根および隣接するランナ羽根で形成された流路に設けられ、前記ランナ羽根よりも翼長が短い短翼ランナ羽根と、を備え、
    ランナ外周側の整流羽根とランナバンドとの距離をB2、ランナバンドと整流羽根で形成される側の羽根入口部でのランナ羽根間の距離をL2、ランナ羽根の圧力面から短翼ランナ羽根の負圧面までの距離をL22としたとき、次の式(2)を満たすように整流羽根とランナバンドとの距離B2を設定したことを特徴とするフランシス型水力機械のランナ。
    0.8×L22≦B2≦1.2×L22 ・・・ (2)
  3. 主軸に取付けられたランナクラウンと、
    主軸中心線の延長線上の前記ランナクラウンから離間した位置に配置された円環状のランナバンドと、
    これらランナクラウンおよびランナバンド間に形成された流路に対して周方向にほぼ所定ピッチで複数枚配置されたランナ羽根と、
    前記ランナクラウンおよびランナバンド間の流路に沿うように設けられ、かつ、各ランナ羽根と交差する整流羽根と、
    前記ランナクラウン、整流羽根および隣接するランナ羽根で形成された流路に設けられ、前記ランナ羽根よりも翼長が短い短翼ランナ羽根と、を備え、
    ランナクラウンと整流羽根で形成される側のランナ羽根入口部でのランナ羽根間の距離をL1、ランナ羽根の圧力面から短翼ランナ羽根の負圧面までの距離をL11としたとき、次の式(3)が満たされる条件でランナ外周の長さをL11で分割して得られた値に近い整数をランナ羽根および短翼ランナ羽根の羽根枚数として設定したことを特徴とするフランシス型水力機械のランナ。
    0.4×L1≦L11≦0.6×L1 ・・・ (3)
  4. 主軸に取付けられたランナクラウンと、
    主軸中心線の延長線上の前記ランナクラウンから離間した位置に配置された円環状のランナバンドと、
    これらランナクラウンおよびランナバンド間に形成された流路に対して周方向にほぼ所定ピッチで複数枚配置されたランナ羽根と、
    前記ランナクラウンおよびランナバンド間の流路に沿うように設けられ、かつ、各ランナ羽根と交差する整流羽根と、
    前記ランナバンド、整流羽根および隣接するランナ羽根で形成された流路に設けられ、前記ランナ羽根よりも翼長が短い短翼ランナ羽根と、を備え、
    ランナバンドと整流羽根で形成される側の羽根入口部でのランナ羽根間の距離をL2、ランナ羽根の圧力面から短翼ランナ羽根の負圧面までの距離をL22としたとき、次の式(4)が満たされる条件でランナ外周の長さをL22で分割して得られた値に近い整数をランナ羽根および短翼ランナ羽根の羽根枚数として設定したことを特徴とするフランシス型水力機械のランナ。
    0.4×L2≦L22≦0.6×L2 ・・・ (4)
  5. 主軸に取付けられたランナクラウンと、
    主軸中心線の延長線上の前記ランナクラウンから離間した位置に配置された円環状のランナバンドと、
    これらランナクラウンおよびランナバンド間に形成された流路に対して周方向にほぼ所定ピッチで複数枚配置されたランナ羽根と、
    前記ランナクラウンおよびランナバンド間の流路に沿うように設けられ、かつ、各ランナ羽根と交差する整流羽根と、
    前記ランナクラウン、整流羽根および隣接するランナ羽根で形成された流路に設けられ、前記ランナ羽根よりも翼長が短い短翼ランナ羽根と、を備え、
    ランナ外周側のランナクラウンと整流羽根との距離をB1、ランナクラウンと整流羽根で形成される側の羽根入口部でのランナ羽根間の距離をL1、ランナ羽根の圧力面から短翼ランナ羽根の負圧面までの距離をL11としたとき、次の式(1)を満たすようにランナクラウンと整流羽根との距離B1を設定し、かつ、次の式(3)が満たされる条件でランナ外周の長さをL11で分割して得られた値に近い整数をランナ羽根および短翼ランナ羽根の羽根枚数として設定したことを特徴とするフランシス型水力機械のランナ。
    0.8×L11≦B1≦1.2×L11 ・・・ (1)
    0.4×L1≦L11≦0.6×L1 ・・・ (3)
  6. 主軸に取付けられたランナクラウンと、
    主軸中心線の延長線上の前記ランナクラウンから離間した位置に配置された円環状のランナバンドと、
    これらランナクラウンおよびランナバンド間に形成された流路に対して周方向にほぼ所定ピッチで複数枚配置されたランナ羽根と、
    前記ランナクラウンおよびランナバンド間の流路に沿うように設けられ、かつ、各ランナ羽根と交差する整流羽根と、
    前記ランナバンド、整流羽根および隣接するランナ羽根で形成された流路に設けられ、前記ランナ羽根よりも翼長が短い短翼ランナ羽根と、を備え、
    ランナ外周側の整流羽根とランナバンドとの距離をB2、ランナバンドと整流羽根で形成される側の羽根入口部でのランナ羽根間の距離をL2、ランナ羽根の圧力面から短翼ランナ羽根の負圧面までの距離をL22としたとき、次の式(2)を満たすように整流羽根とランナバンドとの距離B2を設定し、かつ、次の式(4)が満たされる条件でランナ外周の長さをL22で分割して得られた値に近い整数をランナ羽根および短翼ランナ羽根の羽根枚数として設定したことを特徴とするフランシス型水力機械のランナ。
    0.8×L22≦B2≦1.2×L22 ・・・ (2)
    0.4×L2≦L22≦0.6×L2 ・・・ (4)
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載のフランシス型水力機械のランナを備えたフランシス型水力機械。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103807084A (zh) * 2014-01-24 2014-05-21 中国船舶重工集团公司第七○二研究所 水轮机转轮体内的消涡装置
CN106087904A (zh) * 2016-08-05 2016-11-09 浙江水利水电学院 水工建筑物出水口消涡装置
CN110242474A (zh) * 2012-12-19 2019-09-17 通用电气再生能源技术公司 用于涡轮的弗兰西斯型转轮及包括此类转轮的能量转换设备

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