JP2010107097A - 加湿器 - Google Patents
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Abstract
【課題】 水を補給する作業が必要ない加湿器を提供すること。
【解決手段】 加湿器1は、加湿器1を水に浮かせるために浮きを構成する蓋部3および底部5と、水を霧状にする振動子13と、振動子13に外部から水を供給するポンプ19、タンク53および給水棒51と、を備える。蓋部3および底部5により構成される浮きにより加湿器1が水に浮き、振動子13に外部から水が供給されるので、加湿器1を水面に浮遊させて駆動することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 加湿器1は、加湿器1を水に浮かせるために浮きを構成する蓋部3および底部5と、水を霧状にする振動子13と、振動子13に外部から水を供給するポンプ19、タンク53および給水棒51と、を備える。蓋部3および底部5により構成される浮きにより加湿器1が水に浮き、振動子13に外部から水が供給されるので、加湿器1を水面に浮遊させて駆動することができる。
【選択図】 図1
Description
この発明は、加湿器に関し、特に水に浮かべて駆動する加湿器に関する。
加湿器は、通常はタンクに貯留された水を振動子で霧状にして空中に放散する。このため、タンクに水を溜めておかなければならず、タンク内の水が少なくなると、タンクに水を供給する必要がある。
特開2008―29574号公報には、大きさの異なる2つのタンクを保持し、水が供給されるタンクを切り換える空気除菌装置が記載されている。この空気除菌装置によれば、給水作業の軽減と給水作業により運転を停止することなく連続して運転することが可能となる。
しかしながら、従来の空気除菌装置であってもユーザが2つのタンクに給水する作業をしなければならないといった問題がある。
特開2008―29574号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の一つは、水を補給する作業が必要ない加湿器を提供することである。
上述した目的を達成するために、この発明のある局面によれば、加湿器は、装置を水に浮かせるための浮きと、水を霧状にする振動子と、振動子に外部から水を供給する供給手段と、を備える。
この局面によれば、浮きにより装置が水に浮くので、水面に浮遊させて駆動することができる。このため、外部の水を供給することができるので、ユーザが水を補給する必要がない。その結果、水を補給する作業が必要ない加湿器を提供することができる。
好ましくは、所定量の水を貯留可能なタンクと、タンク内に貯留された水の量を検出する水量検出手段と、タンク内に貯留された水を電気分解する電気分解手段と、
をさらに備え、供給手段は、水量検出手段により所定量の水量が検出されることに応じて、タンクに外部の水を補給する補給手段と、タンク内に貯留された水を振動子に導く給水棒と、を含む。
をさらに備え、供給手段は、水量検出手段により所定量の水量が検出されることに応じて、タンクに外部の水を補給する補給手段と、タンク内に貯留された水を振動子に導く給水棒と、を含む。
この局面によれば、外部から補給された水がタンクに貯留され、電気分解され、タンク内に貯留された水が霧状にされる。このため、電気分解した後の水を霧状にして空中に放出することができる。その結果、除菌効果のある霧状の水を空中に放出することができる。
好ましくは、所定量の水を貯留可能なタンクと、タンク内に貯留された水の量を検出する水量検出手段と、タンク内に貯留された水を電気分解する電気分解手段と、をさらに備え、振動子は、タンク内に設けられ、供給手段は、水量検出手段により所定量の水量が検出されることに応じて、タンクに外部の水を補給する補給手段を含む。
この局面によれば、外部から補給された水がタンクに貯留され、電気分解され、タンク内に貯留された水が霧状にされる。このため、電気分解下の地の水が霧状となって空中に放出することができる。その結果、除菌効果のある霧状の水を空中に放出することができる。
好ましくは、水量検出手段は、タンクの水平面で異なる位置に配置され、タンク内に貯留された水の水位を検出する少なくとも3つの水位センサを含む。
この局面によれば、タンクの水平面で異なる位置の水位が検出されるので、装置が傾いた場合であっても、タンク内の水の量を検出することができる。
好ましくは、供給手段は、外部とタンクとの間に設けられたフィルタを含む。
この局面に従えば、外部から補給される水に含まれるごみを取り除くことができ、装置が故障するのを未然に防止することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の実施の形態の一つにおける加湿器の概観を示す斜視図である。図1を参照して、加湿器1は、球状の形状をしており、半球状の蓋部3と、半球状の底部5と、蓋部3と、底部5との境界に設置されるリング7とを備える。蓋部3と、底部5とは、内部に水が浸入しないように、防水加工されており、内部が密閉されている。このため、蓋部3と、底部5とで浮きを構成し、加湿器1は、水に浮くことが可能である。
蓋部3は、最上部に振動子13を備え、その下方側面にLED16と、スイッチ18とを備える。底部5は、水に浸かる部分に給水口12を備えている。リング7は、加湿器1が水に浮く際に、蓋部3が水面上となるように、加湿器1の姿勢を保つための安定機構である。また、リング7を中空としてもよい。さらに、リンク7を中空とすることにより、リング7を浮きとして機能させるようにしてもよい。
なお、本実施の形態における加湿器1は、球状の形状としたが、形状はこれに限定されるものではなく、任意の形状とすることができる。
図2は、加湿器の内部構造を示す断面図である。図2を参照して、加湿器1は、水を溜めるためのタンク53と、振動子13と、タンク53内の水を振動子13に供給するための給水棒51と、タンク53内の水を電気分解するための第1電極15Aおよび第2電極15Bと、タンク53内の水位を検出するための3つの渇水電極17A,17B,17Cと、フィルタ55と、ポンプ19と、送水管59と、二次電池33と、を含む。
二次電池33は、底部5の内側で最下部に設置される。これにより、加湿器1の重心が下方になるため、加湿器1が水に浮く場合に、振動子13が上になるように姿勢を保持することができる。
加湿器1が水に浮く場合、底部5が水中に位置し、底部5の表面が水と接する。このため、給水口12が水中となる。
ポンプ19は、一方がフィルタ55を介して給水口12に接続され、他方が送水管59を介してタンク53に接続される。ポンプ19は、後述する制御部(図4参照)により制御され、駆動することにより、給水口12から水を吸い取り、タンク53に供給する。給水口12とポンプ19との間にはフィルタ55が設けられ、ごみを取り除いた水がタンク53に供給される。
第1電極15Aと第2電極15Bとは、後述する制御部11(図4参照)により制御されて駆動する。第1電極15Aと第2電極15Bとは、タンク53に貯留された水に着水する位置に配置され、駆動するとタンク53に貯留された水を電気分解して電解水を作る。タンク53に貯留される水は、塩化物イオンを含む場合、水が電気分解されると、2種類の「次亜塩素酸」および「OHラジカル」である活性酸素が生成される。生成された活性酸素は、タンク53内の水の中に高密度に保持される。なお、活性酸素は、ウイルスを抑制する作用を有する。
渇水電極17A,17B,17Cそれぞれは、第1電極15Aおよび第2電極15Bと同様の導電材料で形成され、タンク53内に一定量以上の水が溜められているかどうかを検出するために、それの下端が第1電極15Aおよび第2電極15Bの下端より所定の距離だけ高くなるように設置される。
給水棒51は、複数の細い管を備えており、毛細管現象によりタンク53内の水を吸い上げて振動子13に供給する。振動子13は、後述する制御部11(図4参照)により制御されて駆動する。振動子13は、給水棒51から供給される水を霧状にする。これにより振動子13により霧状にされた水が、空中に放散する。上述したように、タンク53に貯留されている水は、第1電極15Aおよび第2電極15Bにより電気分解され、活性酸素を高密度に保持されているので、それらが空気中に放散されることにより、空気中のウイルスを抑制(除菌)することができる。
図3は、3つの渇水電極の設置位置を説明するための図である。図3は、タンク53を上側から見た図である。渇水電極17A,17B,17Cは、タンク53に溜められる水の水面で異なる位置に配置される。このため、水に浮く加湿器1が、水面に対して傾いた場合であっても、渇水電極17A,17B,17Cのいずれかがタンク53内の水量を検出することができる。このため、加湿器1の姿勢が傾いた場合であっても、誤ってタンク53内に水がなくなったことを検出するのを防止することができる。
図4は、加湿器の機能の概要を示す機能ブロック図である。図4を参照して、加湿器1は、加湿器1の全体を制御するための制御部11と、水を振動させて霧状にする振動子13と、第1電極15Aおよび第2電極15Bとを含む電解部15と、渇水電極17A,17B,17Cと、スイッチ18と、ポンプ19と、制御部11で実行するプログラム等を記憶するためのROM(Read Only Memory)21と、LED16と、制御部11の作業領域として使用されるRAM(Random Access Memory)23と、電源制御部31と、を含む。
電源制御部31は、外部電源41が接続される外部電源端子37と、加湿器1の各負荷に電力を供給するための二次電池33と、二次電池33と外部電源端子37との間に設けられた充電回路35と、を含む。外部電源41は、商用電源に接続されたACアダプタ、車両のバッテリー等である。二次電池33は、ニッカド電池、ニッケル水素電池またはリチウムポリマ電池等であり、温度センサ34を内蔵している。温度センサ34は、二次電池33の温度を検出し、検出した温度を制御部11に出力する。充電回路35は、制御部11により制御され、外部電源端子37が外部電源41から受電した電力を、二次電池33に出力するオン状態と、二次電池33に出力しないオフ状態とを切り換える。外部電源端子37は、制御部11にも接続される。
スイッチ18は、加湿器1の電源のONまたはOFFを切り換えるためのスイッチである。LED16は、赤色と青色とのいずれかで発光するカラーLEDであり、制御部11により制御されて発光し、加湿器1の運転モードを表示する。
図5は、制御部の機能の概要を示す機能ブロック図である。図5を参照して、制御部11は、LED16を制御する表示制御部71と、振動子13を制御する振動子制御部73と、電解部15を制御する電気分解部75と、ポンプ19を制御するポンプ制御部77とを含む。表示制御部71は、運転モードがタンク53内に水を給水する給水モードの場合に、LED16を赤色で発光させ、運転モードが振動子13を駆動する駆動モードの場合にLED16を青色で発光させる。
ポンプ制御部77は、渇水電極17A,17B,17Cのすべてが水を検出しなくなると、ポンプ19を所定時間駆動させる。これにより、給水口12から水が吸い込まれ、タンク53に水が搬送され、タンク53内に所定量の水が貯留される。
振動子制御部73は、渇水電極17A,17B,17Cのいずれかがタンク53内の水を検出している間、振動子13を駆動する。これにより、給水棒51により供給される水が振動子13により霧状にされ、空中に放出される。
電気分解部75は、渇水電極17A,17B,17Cのいずれかがタンク53内の水を検出している間、電解部15を駆動する。これにより、タンク53内の水が電気分解される。これにより、タンク53内の水から、2種類の「次亜塩素酸」および「OHラジカル」である活性酸素が生成される。
図6は、駆動制御処理の流れの一例を示すフローチャートである。駆動制御処理は、制御部11が駆動制御プログラムを実行することにより、制御部11により実行される処理である。図6を参照して、制御部11は、スイッチ18がONに切り換えられたか否かを判断する(ステップS01)。スイッチ18がONに切り換えられるまで待機状態となり(ステップS01でNO)、スイッチ18がONに切り換えられると(ステップS01でNO)、処理をステップS02に進める。
ステップS02においては、3つの渇水電極17A,17B,17Cのいずれもが所定時間以上水を検出しない状態であるか否かを判断する。3つの渇水電極17A,17B,17Cのいずれもが所定時間以上水を検出しない状態ならば処理をステップS03に進め、そうでなければ処理をステップS07に進める。3つの渇水電極17A,17B,17Cのいずれもが所定時間以上水を検出しない状態の場合、タンク53内に水が所定量以上ない場合である。3つの渇水電極17A,17B,17Cのいずれか1つでも水を検出するならば、タンク53内に所定量以上の水が存在すると判断する。
ステップS03においては、ポンプ19を駆動させる。これにより外部の水が給水口12を介してタンク53に供給される。次のステップS04においては、LED16を赤色で点灯させ、給水モードであることを示す給水中表示をする。そして、次のステップS05においてポンプ19を駆動してから所定時間が経過したか否かを判断する。所定時間が経過したならば処理をステップS06に進めるが、そうでなければ処理をステップS04戻す。所定時間は、タンク53内に貯留される水が所定量になるまでの時間である。次のステップS06においては、ポンプ19の駆動を停止する。これにより、ポンプ19が所定時間駆動するので、タンク53に所定量の水を貯留することができる。
次のステップS07においては、電解部15を制御して、電気分解を開始する。これにより、タンク53内に貯留された水が電気分解され、2種類の「次亜塩素酸」および「OHラジカル」である活性酸素が生成される。
そして、振動子13を駆動させる(ステップS08)。これにより、給水棒51によりタンク53から振動子に供給される水が、振動子13により霧状にされ、空中に放散される。次のステップS09においては、LED16を青色で点灯させ、駆動モードであることを示す駆動中表示をする。
次のステップS10においては、スイッチ16がOFFに切り換えられたが否かを判断する。スイッチ16がOFFに切り換えられたならば処理を終了し、そうでなければ処理をステップS02に戻す。処理を終了する場合、ポンプ19、振動子13および電解部15のすべての駆動を停止する。
以上説明したように、本実施の形態における加湿器1は、蓋部3と底部5とで装置を水に浮かせるための浮きを構成し、水を霧状にする振動子13と、振動子13に外部から水を供給する給水機構と、を備える。このため、蓋部3と底部5とで構成される浮きにより加湿器1が水に浮くので、水面に浮遊させて駆動することができる。したがって、ユーザが水を補給する必要がない。
また、所定量の水を貯留可能なタンク53と、タンク内に貯留された水の量を検出する渇水電極17A,17B,17Cと、タンク53内に貯留された水を電気分解する電解部15と、をさらに備え、供給機構は、水渇水電極17A,17B,17Cにより所定量の水量が検出されることに応じて、タンク53に外部の水を補給するポンプ19と、タンク53内に貯留された水を振動子に導く給水棒51と、を含む。このため、外部から補給された水がタンク53に貯留され、電解部15により電気分解され、タンク53内に貯留された水が振動子13により霧状にされる。このため、電気分解した後の水を霧状にして空中に放出することができる。
また、好ましくは、渇水電極17A,17B,17Cは、タンクの水平面で異なる位置に配置されるので、加湿器1が傾いた場合であっても、タンク53内の水量が所定量になったことを検出することができる。
また、外部とタンク53との間に設けられたフィルタ55を含むので、外部から補給される水に含まれるごみを取り除くことができ、装置が故障するのを未然に防止することができる。
<第1の変形例>
図7は、第1の変形例における加湿器の内部構造を示す断面図である。図7を参照して、加湿器1Aは、振動子13と、外部の水を振動子13に供給するための給水棒51Aと、二次電池33と、を含む。また、加湿器1Aは、蓋部3、底部5およびリング7を備える点で、上述した加湿器1と同じである。
図7は、第1の変形例における加湿器の内部構造を示す断面図である。図7を参照して、加湿器1Aは、振動子13と、外部の水を振動子13に供給するための給水棒51Aと、二次電池33と、を含む。また、加湿器1Aは、蓋部3、底部5およびリング7を備える点で、上述した加湿器1と同じである。
給水棒51Aは、底部5を貫通して、外部に突出する。このため、加湿器1Aが水面に浮かぶと、給水棒51Aの底部5から突出した部分が、水に浸される。このため、給水棒51Aは、外部の水を毛細管現象を利用して吸い上げ、振動子13に供給する。
第1の変形例における加湿器1Aは、図4に示した加湿器1と同様の機能を有するが、タンク53、ポンプ19、電解部15および渇水電極17A,17B,17Cを備えていない点で異なる。このため、制御部11は、スイッチ18がONに切り換えられると、振動子13を駆動する。これにより、振動子13から霧状の水が空中に放散される。
第1の変形例における加湿器1Aは、水上に浮かべるだけで、振動子13に水が供給されるので、二次電池33が駆動するのに十分な電力を蓄電している限り、または、外部電源端子37が外部電源41から電力の供給を受けている限り、霧状の水を空中に放散することができる。
第1の変形例における加湿器1は、水面に浮上して駆動し、給水棒51Aが外部から水を振動部13に供給するので、水を補給する作業をする必要がない。
<第2の変形例>
図8は、第2の変形例における加湿器の内部構造を示す断面図である。図8を参照して、加湿器1Bは、図2に示した加湿器1と異なる点は、振動子13がタンク53内に配置される点、給水棒51が削除された点、送風管63、送風口65、送風ファン61および外気取り込み口67が追加された点である。
図8は、第2の変形例における加湿器の内部構造を示す断面図である。図8を参照して、加湿器1Bは、図2に示した加湿器1と異なる点は、振動子13がタンク53内に配置される点、給水棒51が削除された点、送風管63、送風口65、送風ファン61および外気取り込み口67が追加された点である。
第2の変形例における加湿器1Bは、振動子13がタンク53内に設けられるため、上述した加湿器1が有する給水棒51が不要である。振動子13は、タンク53内の水を霧状にすると、タンク53内に貯留された水面上に霧が放出される。
外気取り込み口67は、蓋部3の上側で、送風口65の近傍に設けられた穴である。送風管63は、一端が送風口65に接続され、他端がタンク53に接続される。送風ファン61は、送風管63中で、送風口65とタンク53との間に配置される。また、送風管63は、送風ファン61の下方で、タンク53の上部に穴69を有する。送風ファン61が駆動することにより、外気取り込み口67から取り込まれた空気が、加湿器1の内部に取り込まれ、穴69から送風管63内に進入し、送風管63内を通って、送風口65から排出される。これにより、振動子13により水面上に放出された霧状の水が送風口65から空中に放出される。したがって、上述した加湿器1と同様に、殺菌力のある霧状の水が空中に放出される。
第2の変形例における加湿器1Bは、制御部11に送風ファン61が接続される他は、図4に示した加湿器1の機能と同じである。送風ファン61は、制御部11により制御される。制御部11は、渇水電極17A,17B,17Cのいずれかがタンク53内の水を検出している間、送風ファン61を駆動する。これにより、タンク53に貯留された水の水面に振動子13により放出される霧が送風口65から外部に放出される。
第2の変形例における加湿器1Bは、所定量の水を貯留可能なタンク53と、タンク内に貯留された水の量を検出する渇水電極17A,17B,17Cと、タンク53内に貯留された水を電気分解する電解部15と、をさらに備え、振動子13は、タンク53内に設けられ、渇水電極17A,17B,17Cにより所定量の水量が検出されることに応じて、タンク53に外部の水を補給するポンプ19を含む。このため、ポンプ19により外部から補給された水がタンク53に貯留され、振動子13により電気分解され、タンク53内に貯留された水が霧状にされる。さらに、送風ファン61により霧状の水が空中に放出される。このため、電気分解した後の水を霧状にして空中に放出することができる。
さらに、第2の変形例における加湿器1Bは、上述した加湿器1と同様の効果を奏することができ、水上に浮かべるだけで、霧を空中に放散することができるので、水を供給する必要がない。
なお、上述した実施の形態においては、加湿器を例に説明したが、水を霧状にして空中に放出する装置であればよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A,1B 加湿器、3 蓋部、5 底部、7 リング、11 制御部、12 給水口、13 振動子、15 電解部、15A 第1電極、15B 第2電極、16 スイッチ、17A,17B,17C 渇水電極、18 スイッチ、19 ポンプ、31 電源制御部、33 二次電池、34 温度センサ、35 充電回路、37 外部電源端子、41 外部電源、51,51A 給水棒、53 タンク、55 フィルタ、59 送水管、61 送風ファン、63 送風管、65 送風口、71 表示制御部、73 振動子制御部、75 電気分解部、77 ポンプ制御部。
Claims (5)
- 装置を水に浮かせるための浮きと、
水を霧状にする振動子と、
前記振動子に外部から水を供給する供給手段と、を備えた加湿器。 - 所定量の水を貯留可能なタンクと、
前記タンク内に貯留された水の量を検出する水量検出手段と、
前記タンク内に貯留された水を電気分解する電気分解手段と、をさらに備え、
前記供給手段は、前記水量検出手段により所定量の水量が検出されることに応じて、前記タンクに外部の水を補給する補給手段と、
前記タンク内に貯留された水を前記振動子に導く給水棒と、を含む、請求項1に記載の加湿器。 - 所定量の水を貯留可能なタンクと、
前記タンク内に貯留された水の量を検出する水量検出手段と、
前記タンク内に貯留された水を電気分解する電気分解手段と、をさらに備え、
前記振動子は、前記タンク内に設けられ、
前記供給手段は、前記水量検出手段により所定量の水量が検出されることに応じて、前記タンクに外部の水を補給する補給手段を含む、請求項1に記載の加湿器。 - 前記水量検出手段は、前記タンクの水平面で異なる位置に配置され、前記タンク内に貯留された水の水位を検出する少なくとも3つの水位センサを含む、請求項2または3に記載の加湿器。
- 前記供給手段は、外部と前記タンクとの間に設けられたフィルタを含む、請求項1〜4のいずれかに記載の加湿器。
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