JP2010105670A - リザーバタンクとキャップの取付構造 - Google Patents

リザーバタンクとキャップの取付構造 Download PDF

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Abstract

【課題】作動油の漏出を確実に防止できる取付構造とする。
【解決手段】ゴム製のシール部材4で蓄油室12とニップル22とを区画し、キャップ2の凹部23にシール部材4が当接することで環状の通気路28を形成しシール部材4のスリット41をニップル22と反対側で通気路28に表出させた。ゴムの弾性によってシールできるので、従来の迷路構造に比べて作動油の外部への漏出を確実に防止できる。
【選択図】 図3

Description

本発明は車両のブレーキあるいはクラッチマスタシリンダなどの作動油が貯留されるリザーバタンクと、その給油口を塞ぐキャップとの取付構造に関する。さらに詳しくは、作動油が通気路から外部へ漏れるのを防止できる取付構造に関する。
車両のブレーキあるいはクラッチマスタシリンダなどの作動油が貯留されるリザーバタンクは、作動油が給油口から漏出しないようにシールしてキャップで蓋をしている。一方、リザーバタンク内を大気圧とするために、リザーバタンク又はキャップには通気口が設けられている。そして振動などによってリザーバタンク内に貯留された作動油が通気口へ到達して外部へ漏出するのを防止するために、種々の工夫がなされている。
例えば特開平07−237659号公報あるいは実開平06−067903号公報には、キャップの裏面側に迷路状の通気路を形成し、通気路の先端に通気口を形成したリザーバタンクとキャップの取付構造が記載されている。また特開2005−082125号公報には、複数の突出壁をもつバッフル部材をタンク本体に形成された通気口の近くに配設し、バッフル部材とタンク本体との間に迷路状の通気路を形成することが記載されている。
このように迷路状の通気路を形成することで、通気路へ流入した作動油が通気口へ到達するためには長い距離を移動しなければならないため、通気口から外部への漏出を防止することができる。
ところが近年のエンジンルームでは、各種装置が増えたために搭載スペースが制約され、リザーバタンクの大きさも制限されるために、通気口とタンク内の液面との距離が近くなっている。したがって、通気口からの作動油の漏出をさらに防止できる構造とすることが求められている。
特開平07−237659号公報 実開平06−067903号公報 特開2005−082125号公報
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、作動油の漏出をさらに防止できる取付構造とすることを解決すべき課題とする。
上記課題を解決する本発明のリザーバタンクとキャップの取付構造の特徴は、蓄油室と給油口とをもつタンク本体と、給油口にシールリングを介して気密に取付けられたキャップと、キャップに形成され蓄油室と外部とを連通する通気口と、弾性体からなり一部に表裏を貫通するスリットをもつ板状のシール部材と、よりなり、
キャップの表面には蓄油室に向かって突出する凹部が形成され、凹部の底部にはさらに蓄油室に向かって突出するピン部を有し、
ピン部がシール部材に形成された係合部に係合することでシール部材がキャップに固定され、シール部材の周縁部がキャップ又はタンク本体の内壁に弾接することで蓄油室と通気口とが区画され、凹部の底部がシール部材に当接することで凹部の外周に通気路が形成され、通気口とスリットとは凹部に対してそれぞれ反対側に形成されていることにある。
ピン部は凹部の中心に対して偏芯し、係合部はシール部材の中心に対して偏芯していることが望ましい。
またキャップ又はタンク本体の内壁面には、シール部材の周縁部が弾接するシート部をもつことが望ましく、シート部はキャップの内壁面に形成された段部であることが望ましい。
凹部の底面にはピン部を囲むリング状の突条が形成され、突条がシール部材に弾接することでシールしていることが望ましい。
凹部には、キャップをタンク本体に取り付ける工具が係合可能であることが望ましい。
本発明のリザーバタンクとキャップの取付構造によれば、シール部材が蓄油室と通気口とを区画している。一方、シール部材に形成されたスリットからは、空気は流通するものの液体は流通し難い。したがって蓄油室には、通気口とスリットから大気が容易に流通する。しかし蓄油室に貯留された作動油は、振動時に跳ね上げられたとしてもシール部材に衝突して蓄油室に戻るため、シール部材の反対側へ進入するのが防止され、通気口から漏出するのを確実に防止できる。
そして凹部の外周に通気路が形成され、通気口とスリットとは凹部に対してそれぞれ反対側に形成されている。したがって蓄油室内の作動油がスリットを通過してシール部材の反対側へ進入しても、凹部の外壁面が障壁となり、進入した作動油は通気路を通過してから通気口へ到達するため、通気口からの漏出がさらに防止されている。また凹部には、レンチなどの工具を係合可能とすれば、キャップの着脱作業性が高い。
また、ピン部は凹部の中心に対して偏芯し、係合部はシール部材の中心に対して偏芯している構造とすれば、キャップにシール部材を取付ける際にスリットの位置を通気口と 180°反対側にするための位置決めが容易となり、スリットが凹部に対して通気口と 180°反対側になるようにシール部材を確実に取付けることができる。
さらに、キャップ又はタンク本体の内壁面にシール部材の周縁部が弾接するシート部を形成すれば、シール部材の周縁部とキャップ又はタンク本体の内壁面との間から作動油が漏れるのをより確実に防止することができる。またキャップの内壁面に形成された段部をシート部とすれば、キャップをタンク本体に取り付ける前にシール部材の状態を視認できるので、シール部材の取付け異常を防止することができる。
そして、シール部材に形成された係合部が係合孔である場合には、凹部の底面にピン部を囲むリング状の突条を形成して突条がシール部材に弾接するように構成することが望ましい。このようにすれば、ピン部の周囲から作動油が漏れるのをさらに確実に防止することができる。
本発明のリザーバタンクとキャップの取付構造は、タンク本体と、キャップと、シールリングと、シール部材とから構成されている。
タンク本体は、作動油が貯留される蓄油室と、蓄油室へ作動油が給油される給油口とを有している。給油口には、シールリングを介してキャップが着脱可能に固定されている。シールリングはシールパッキンとも称されてタンク本体とキャップとの間を液密にシールするものであり、ゴム、熱可塑性エラストマーなどからなるリング状の軟質体である。
キャップは、例えば、給油口に挿入される筒部と、給油口を覆う蓋部とからなるものである。キャップをタンク本体に固定する固定手段は特に制限されず、螺合によって固定してもよいし、実施例に示すような切り欠きフランジどうしの係合によって固定することもできる。
キャップにはシール部材が固定されている。このシール部材は、ゴムあるいは熱可塑性エラストマーなどの弾性体から板状に形成され、周縁部がキャップ又はタンク本体の内壁に弾接することで、蓄油室と通気口とを区画している。このシール部材は、一部に表裏を貫通するスリットをもち、スリットを介して大気が蓄油室に出入する。すなわち蓄油室と通気口側との圧力が略同一である時には、シール部材の弾性によってスリットは閉じた状態にある。そして蓄油室と通気口側との圧力差に応じてシール部材が撓むと、スリットが開いて大気が出入し圧力差が解消する。この動きは瞬間的に行われるため、スリットが開いている時間はきわめて短く、その間に作動油がスリットからキャップ側へ進入する確率はきわめて小さい。
スリットの長さは、シール部材の板厚にもよるが、4〜7mmの範囲が好ましい。スリットの長さがこの範囲より短いと圧力差によって開きにくくなり、通気抵抗も大きくなるため好ましくない。逆にスリットの長さがこの範囲より長くなると、閉じにくくなるために作動油がキャップ側へ進入し易くなる。またスリットの数は1本でよく、多くても2本とすべきである。スリットの数が多すぎると作動油がキャップ側へ進入する確率が高まってしまう。
キャップの表面には、蓄油室に向かって突出する凹部を有し、凹部の底部にはさらに蓄油室に向かって突出するピン部を有し、ピン部がシール部材に形成された係合部に係合することでシール部材がキャップに固定されている。この係合部としては、凹状穴部、貫通孔などとすることができ、ピン部が係合部に挿通され、シール部材の裏面側からプッシュナットなどを嵌合することでシール部材をピン部に固定することができる。
ここで係合部が貫通孔の場合には、挿通されたピン部の周囲からの作動油の漏れを防止する必要がある。この手段としては、貫通孔の径をピン部の径より小さくしてもよいが、凹部の底面にピン部を囲むリング状の突条を形成し、この突条がシール部材に弾接することでシールすることが好ましい。
キャップに形成された凹部の底部がシール部材に当接することで、凹部の外周に通気路が形成されている。底部をシール部材に確実に当接させるには、上記したように凹部の底面にピン部を囲むリング状の突条を形成し、この突条がシール部材に弾接するように構成することが望ましい。リング状の突条によってシール部材を確実に弾接させることができ、通気路へ作動油が漏れるのを確実に防止することができる。
ピン部は凹部の中心に対して偏芯し、係合部はシール部材の中心に対して偏芯していることが望ましい。このように構成することで、キャップにシール部材を取付ける際にスリットの位置を通気口と反対側にするための位置決めが容易となり、スリットが凹部に対して通気口と反対側になるようにシール部材を確実に取付けることができる。したがって、万一スリットから作動油がキャップ側へ進入したとしても、凹部が障壁となり比較的長い通気路を通ってから通気口へ到達することになるので、通気口からの漏出を防止することができる。
凹部は、例えば六角形、四角形など、工具が係合可能な形状に形成することが望ましい。このようにすれば、キャップの着脱時にレンチなどの工具を用いることができ、取付工数を低減することができる。
さらに本発明では、シール部材の周縁部がキャップ又はタンク本体の内壁に形成されたシート部に弾接することで蓄油室と通気口とを区画することが望ましい。シート部は、タンク本体に形成することも可能であるが、キャップ又はタンク本体の内壁面に形成された段部をシート部とすることが望ましい。このようにすれば、シール性を確保しやすくなるとともに、キャップをタンク本体に取り付ける前にシール部材の状態を視認できるので、シール部材の取付け異常を防止することができる。なお段部は段差表面が下方に向かうように形成し、シール部材の周縁部が下方から段部に弾接するように構成する。
この場合、シール部材は上方に凸となるように湾曲した状態で取付けられるように構成するのが望ましい。このようにすることでシール部材の周縁部を段部へ確実に弾接させることができる。また万一キャップ側へ作動油が進入したとしても、シール部材の表面を流れた作動油は重力によって周縁部へ溜まり、その重量が周縁部の弾接力より上回ると、シール部材の周縁部と段部との間に生じる隙間から作動油を蓄油室へ戻すことができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
(実施例1)
図1に本実施例に係るリザーバタンクとキャップの取付構造の斜視図を示し、図2にその部品構成を示す分解斜視図を、図3にその断面図を示す。この取付構造は、樹脂製のタンク本体1に樹脂製のキャップ2が取付けられてなる。
タンク本体1は共に箱状のアッパー部材10とロアー部材11とからなり、アッパー部材10とロアー部材11とは開口周縁に形成されたフランジ部どうしが互いに溶着されて一体化され、内部に蓄油室12が形成されている。アッパー部材10の上底部には蓄油室12に連通する筒部13(給油口)が形成され、筒部13の根元部には周方向に複数箇所で切り欠かれたタンク側切り欠きフランジ14が内周方向に突出して形成されている。なおタンク本体1には、蓄油室12に貯留された作動油を外部へ供給するニップルなど図示しない流路が形成されている。
キャップ2は、筒部20と、筒部20の一端に形成された円板形状の蓋部21とからなり、蓋部21の一部には筒部20に連通するニップル22が突出形成されている。また蓋部21の中心には、六角形状の凹部23が形成され、凹部23は筒部20内へ突出している。筒部20には、シールリング3が保持されるリング溝24が形成されている。
凹部23の底部には、筒部20内へ突出するピン部25が形成されている。このピン部25は、図3に示すように、蓋部21及び凹部23の中心軸C−Cから偏芯して形成されている。
筒部20の蓋部21と反対側の端部には、周方向に複数箇所で切り欠かれたキャップ側切り欠きフランジ26が外周方向に突出して形成されている。また筒部20の内周表面には、筒部20の蓋部21と反対側の端部へ向かうリング状の段部27が形成され、段部27は凹部23の底面より下方に位置している。
キャップ2には、ゴム製のシール部材4が保持されている。このシール部材4は、筒部20の内径に相当する直径をもつ円板形状に形成されている。またその中心から偏芯した位置に、ピン部25が挿通可能な係合孔40が貫通形成されている。さらに、係合孔40の中心とシール部材4の中心とを結ぶ直線上であって係合孔40から離れた位置には、直線状のスリット41が貫通形成されている。
シール部材4は、係合孔40にピン部25が挿通され、さらにピン部25にプッシュナット5が嵌合されることによって、凹部23の底面に圧接された状態でキャップ2に固定されている。その状態では、シール部材4は周縁部より中央部が筒部20に深く入って上に凸の湾曲形状となり、シール部材4の周縁部が筒部20の段部27に圧接されてシールされている。したがって、凹部23の外周面と、筒部20の内周面と、シール部材4との間に、ニップル22と連通する通気路28が形成されている。そして通気路28には、凹部23に対してニップル22と 180°反対側でスリット41が表出している。
すなわちキャップ2にシール部材4を固定する際には、ピン部25及び係合孔40が偏芯して形成されているので、係合孔40にピン部25を挿通するだけで、キャップ2に対するシール部材4の周方向の位置が一義的に決まる。したがって、キャップ2に対するスリット41の位置を確実にしかも容易に決めることができる。またシール部材4の取付け状態を視認できるので、取付け異常を防止することができる。
キャップ2は、上記のようにシール部材4が固定された状態で、リング溝24にシールリング3を保持し、次いでキャップ2の筒部20をタンク本体1の筒部13内に挿入して、キャップ側切り欠きフランジ26をタンク側切り欠きフランジ14に係合させる。キャップ側切り欠きフランジ26とタンク側切り欠きフランジ14とが互いに係合するのは、周方向で一箇所のみとなるように形成されている。すなわちキャップ側切り欠きフランジ26をタンク側切り欠きフランジ14の下方へ挿通し、凹部23に六角レンチを係合させてキャップ2を回動させる。するとキャップ側切り欠きフランジ26とタンク側切り欠きフランジ14とが互いに係合し、キャップ2はタンク本体1に対する周方向位置が決められた状態でタンク本体1に固定される。
すなわち本実施例の取付構造によれば、ゴム製のシール部材4が段部27、凹部23の底面にそれぞれ弾接し、通常時はスリット41は閉じている。したがって高いシール性が発現され、振動などによって蓄油室12の作動油が跳ね上げられたとしても、通気路28に作動油が進入するのが防止され漏出を防止することができる。
また蓄油室12と通気路28との圧力差に応じてシール部材4が撓むと、スリット41が開いて大気が出入し圧力差が解消する。この動きは瞬間的に行われるため、スリット41が開いている時間はきわめて短く、その間に蓄油室12に貯留された作動油がスリット41から通気路28へ進入する確率はきわめて小さい。
さらに万一スリット41から作動油が通気路28へ進入したとしても、凹部23が障壁となり、凹部23の周囲を約 180°移動した後にニップル22から漏出することになる。したがって従来と同様の迷路効果が得られ、漏出を防止することができる。また通気路28に進入した作動油は、重力によってシール部材4の周縁部に溜まり、その重量がシール部材4の段部27への弾接力より大きくなった時点で蓄油室12へ流下する。したがって作動油が通気路28に溜まるのも防止することができ、漏出をさらに防止することができる。
(実施例2)
図4に本実施例に係るリザーバタンクとキャップの取付構造の要部断面図を示す。本実施例は、凹部23の底面でピン部25の周囲にリング状の突条29を形成したこと以外は実施例1と同様である。
このように突条29を形成することで、凹部23とシール部材4とのシール性がさらに向上するので、ピン部25と係合孔40との間からの作動油の漏れをさらに確実に防止することができる。
(実施例3)
図5に本実施例に係るリザーバタンクとキャップの取付構造の要部断面図を示す。本実施例の取付構造では、シール部材4はキャップ2の筒部20を超える大きさに形成され、周縁部がタンク本体1の筒部13の根元でアッパー部材10の上底面(シート部)に弾接していること以外は実施例2と同様である。なお本実施例では、タンク本体1の筒部13の内周壁面と、キャップ2の凹部23の内外周壁面と、シール部材4とで通気路28が区画されている。
本実施例の取付構造によれば、スリット41とニップル22との距離をさらに大きくすることができるので、作動油の漏出を確実に防止することができる。
本発明の一実施例に係るリザーバタンクとキャップの取付構造を示す全体斜視図である。 本発明の一実施例に係るリザーバタンクとキャップの取付構造の分解斜視図である。 本発明の一実施例に係るリザーバタンクとキャップの取付構造の断面図である。 本発明の第2の実施例に係るリザーバタンクとキャップの取付構造の要部断面図である。 本発明の第3の実施例に係るリザーバタンクとキャップの取付構造の要部断面図である。
符号の説明
1:タンク本体 2:キャップ 3:シールリング
4:シール部材 5:プッシュナット 22:ニップル(通気口)
23:凹部 25:ピン部 28:通気路
40:係合孔(係合部) 41:スリット

Claims (6)

  1. 蓄油室と給油口とをもつタンク本体と、該給油口にシールリングを介して気密に取付けられたキャップと、該キャップに形成され該蓄油室と外部とを連通する通気口と、弾性体からなり一部に表裏を貫通するスリットをもつ板状のシール部材と、よりなり、
    該キャップの表面には該蓄油室に向かって突出する凹部が形成され、
    該凹部の底部にはさらに該蓄油室に向かって突出するピン部を有し、
    該ピン部が該シール部材に形成された係合部に係合することで該シール部材が該キャップに固定され、該シール部材の周縁部が該キャップ又は該タンク本体の内壁に弾接することで該蓄油室と該通気口とが区画され、該凹部の底部が該シール部材に当接することで該凹部の外周に通気路が形成され、
    該通気口と該スリットとは該凹部に対してそれぞれ反対側に形成されていることを特徴とするリザーバタンクとキャップの取付構造。
  2. 前記ピン部は前記凹部の中心に対して偏芯し、前記係合部は前記シール部材の中心に対して偏芯している請求項1に記載のリザーバタンクとキャップの取付構造。
  3. 前記キャップ又は前記タンク本体の内壁面には前記シール部材の周縁部が弾接するシート部をもつ請求項1又は請求項2に記載のリザーバタンクとキャップの取付構造。
  4. 前記シート部は前記キャップの内壁面に形成された段部である請求項3に記載のリザーバタンクとキャップの取付構造。
  5. 前記凹部の底面には前記ピン部を囲むリング状の突条が形成され、該突条が前記シール部材に弾接することでシールしている請求項1〜4のいずれかに記載のリザーバタンクとキャップの取付構造。
  6. 前記凹部には前記キャップを前記タンク本体に取り付ける工具が係合可能である請求項1〜5のいずれかに記載のリザーバタンクとキャップの取付構造。
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