JP2010105298A - 配線構造体の製造方法及び回路体 - Google Patents

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Abstract

【課題】接続を簡単にしたまま電気接続信頼性をより向上させる。
【解決手段】本発明の製法は、熱伸縮が可逆性を有する基材41の上面に電極ランド42aを有する複数の導線42を形成する工程と、基材41の上面にて導線42を覆うように、基材41よりも熱膨張率が小さく且つその熱伸縮が可逆性を有する被覆層43を形成する工程と、基材41における電極ランド42aの配設箇所にスルーホール41aを形成する工程と、スルーホール41aに電極ランド42aと導通する中継導体44を形成する工程と、圧電アクチュエータ12の電極端子24aの上に導電性及び柔軟性を有するバンプ39を形成する工程と、FPC13を加熱することでスルーホール41aを拡径させる工程と、拡径したスルーホール41a内にバンプ39が挿入された状態で加熱を解除してスルーホール41aを縮径させる工程とを備える。
【選択図】図9

Description

本発明は、配線構造体の製造方法及び回路体に関するものである。
インクジェットヘッドには、インクを吐出する複数のノズルに夫々対応する複数の圧力室が設けられた流路ユニットと、圧力室内のインクに移送圧力を与えるべく流路ユニットに重ねられた圧電アクチュエータとを備えたものがある。その圧電アクチュエータの表面には、各圧力室に夫々対応する複数の電極端子が形成されており、駆動信号を供給するためのFPC(Flexible Printed Circuit)の電極ランドが電極端子に対して夫々電気的に接続されている。
具体的には、圧電アクチュエータの電極端子の上にハンダ等の導電性材料をバンプ状に形成し、FPCの圧電アクチュエータに対向する面に電極ランドを覆うように未硬化の熱硬化性樹脂層を塗布し、未硬化の熱硬化性樹脂層にバンプを押し当てて合成樹脂層を貫通させ、バンプと電極ランドとを接触させるとともにバンプの周囲を熱硬化性樹脂で覆い、その後、熱硬化性樹脂層を硬化させている。つまり、バンプの先端部に電極ランドが接触することで電気的に接続し、熱硬化性樹脂層がバンプの周囲において圧電アクチュエータの電極端子と機械的に接続している。これにより、FPCと圧電アクチュエータとが電気的かつ機械的に接続される(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−305847号公報
しかしながら、FPCが圧電アクチュエータに接続された後の組立工程において、FPCに外部からの力が作用すると、FPCが圧電アクチュエータから剥がれてしまい、特に電気的導通がバンプと電極ランドとの接触のみで行なわれているため、FPCの剥がれにより、容易に電気的断線が起こってしまう虞がある。
そこで本発明は、接続を簡単にしたまま電気接続信頼性をより向上させることを目的としている。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、本発明に係る配線構造体の製造方法は、複数の電極端子が表面に形成された部材と、前記複数の電極端子に電気的に接続された回路体とを備える配線構造体の製造方法であって、熱伸縮が可逆性を有する基材を備えた前記回路体の前記基材の前記部材と反対側の面において、前記電極端子と対応する位置に電極ランドを有する複数の導線を形成する工程と、前記基材の前記部材と反対側の面において少なくとも前記導線を覆うように、前記基材よりも熱膨張率が小さく且つその熱伸縮が可逆性を有する被覆層を形成する工程と、前記基材における前記電極ランドの配設箇所に前記部材側に開口するスルーホールを形成する工程と、前記スルーホールを画定する面に前記電極ランドと導通する中継導体を形成する工程と、前記部材の表面に、前記複数の電極端子と夫々電気的に接続された導電性及び柔軟性を有する複数のバンプを形成する工程と、前記回路体を加熱することで前記スルーホールを前記部材側に向けて拡径させる工程と、前記拡径したスルーホール内に前記バンプが挿入された状態において、前記加熱を解除することで前記スルーホールを縮径させる工程と、を備えていることを特徴とする。
これによれば、被覆層の熱膨張率が基材の熱膨張率よりも小さいため、回路体を加熱すると、スルーホールが部材側に向けて拡径するように回路体が変形する。そうすると、バンプをスルーホールに挿入しやすくなる。そして、バンプがスルーホールに挿入された状態において加熱を解除すると、基材及び被覆層の熱伸縮が可逆性を有しているので、スルーホールが元の状態に復帰するように収縮する。そうすると、スルーホールを画定する面に形成された中継導体がバンプを挟み込み、中継導体がバンプと安定的に接触する。したがって、複数の電極端子を有する部材に対して回路体を簡単に接続することができ、かつ、電気的かつ機械的な接続信頼性を向上させることができる。
前記基材は熱膨張性を有し、前記被覆層は熱収縮性を有していてもよい。
これによれば、基材と被覆層との間の熱膨張率の差が大きくなり、スルーホールにある部位において回路体は被覆層側に向けて顕著に反り返るため、スルーホールを部材側に向けて十分に拡径させることができる。
前記基材の前記部材側の面における少なくとも前記スルーホールの周囲に、前記スルーホールと連通する開口を有する合成樹脂層を形成する工程と、前記合成樹脂層が前記バンプを囲むように前記部材の表面に接触した状態で硬化させる工程とを備えていてもよい。
これによれば、スルーホールの周囲の合成樹脂層が部材の表面に接触して硬化し、合成樹脂層を接着剤として回路体が部材に機械的に接合される。よって、回路体の部材に対する剥離強度がさらに向上する。また、合成樹脂層はスルーホールと連通する開口を有するので、バンプと電極ランドとの間に合成樹脂が挟みこまれるのを防止することができる。さらに、合成樹脂層はバンプを囲むように硬化するので、バンプが密封されてマイグレーションの発生等を好適に防止することができる。
前記合成樹脂層は、熱可塑性樹脂層からなり、前記合成樹脂層を硬化させる工程は、前記加熱を解除する工程であってもよい。
これによれば、スルーホールを縮径させるべく加熱を解除するのと同時に、合成樹脂層を硬化させることができ、作業工数を抑制することができる。
前記部材は、前記電極端子へ供給される信号に応じて変形する活性部が前記複数の電極端子の間に配置されたアクチュエータであり、前記合成樹脂層は、前記活性部に対応する位置で間隔をあけるように部分的に形成され、前記バンプを囲むように前記電極端子の表面に接触した状態で硬化してもよい。
これによれば、加熱により回路体が変形して活性部に近づいても、合成樹脂層が活性部に付着することが防止され、アクチュエータの不具合発生を防ぐことができる。また、合成樹脂層は電極端子の表面上で接触しているため、活性部の変形に影響を及ぼさず、アクチュエータの不具合発生をより好適に防ぐことができる。
前記基材の前記部材側の面における前記スルーホールの周囲に切込部を形成してもよい。
これによれば、加熱工程において、切込部を基点としてスルーホールが部材側に向けて拡径しやすくなる。また、基材の部材側の面に合成樹脂層を形成した場合には、切込部の内部に入り込んでいた合成樹脂が、スルーホールの拡径時に切込部から押し出され、合成樹脂層がスルーホール周囲において部材に接触し易くなる。
前記基材の前記部材側の面における前記スルーホールの周囲に、前記中継導体と導通する第2の電極ランドを形成してもよい。
これによれば、バンプが第2の電極ランドにも接触し、回路体に対するバンプの電気接続面積が増加するため、電気接続信頼性がより向上する。
前記被覆層は、複数の前記電極ランドの間の位置で間隔をあけるよう部分的に形成されてもよい。
これによれば、加熱工程において、基材と被覆層との熱膨張率の違いにより生じる応力がスルーホールに対して効果的に働き、スルーホールを円滑に拡径させることができる。
前記部材は、前記電極端子へ供給される信号に応じて変形する活性部が前記複数の電極端子の間に配置されたアクチュエータであり、前記回路体の前記被覆層側の表面は、前記電極ランドに対応する部分の表面が、前記活性部に対応する部分の表面よりも高く形成され、前記加熱工程では、前記回路体の表面を平坦な加熱面を有するヒータにより押圧してもよい。
これによれば、ヒータの加熱面は、回路体における電極ランドに対応する部分に優先的に接触するので、ヒータにより与えられる熱と押圧力が電極ランドに対応する部分に集中してスルーホールの拡径と中継導体へのバンプの接触とを確実にし、さらに回路体におけるアクチュエータの活性部に対応する部分へ作用する熱と押圧力が緩和され、回路体が活性部に接触するのを防止することができる。
また本発明の回路体は、基材と、前記基材の一面に形成されて、電極ランドを有する複数の導線と、前記基材の一面において少なくとも前記導線を覆うように形成された被覆層と、を備え、前記基材には、前記電極ランドが配設された箇所に前記基材の他面側に開口するスルーホールが形成され、前記スルーホールを画定する面には、前記電極ランドと導通する中継導体が形成され、前記基材及び前記被覆層は、その熱伸縮が可逆性を有し、前記被覆層の熱膨張率は、前記基材の熱膨張率よりも小さいことを特徴とする。
これによれば、被覆層の熱膨張率が基材の熱膨張率よりも小さいため、回路体を加熱すれば、スルーホールが手部材に向けて拡径するように回路体が変形する。そうすると、相手部材の電気接続部分(例えば、バンプ)をスルーホールに挿入しやすくなる。そして、その挿入状態において加熱を解除すると、基材及び被覆層の熱収縮が可逆性を有しているので、スルーホールが元の状態に復帰するように収縮する。そうすると、中継導体がバンプを挟み込み、中継導体がバンプと安定的に接触する。したがって、相手部材に対して簡単に接続でき、かつ、電気接続信頼性が向上する。
前記基材は熱膨張性を有し、前記被覆層は熱収縮性を有していてもよい。
これによれば、基材と被覆層との間の熱膨張率の差が大きくなり、スルーホールにある部位において回路体は被覆層側に向けて顕著に反り返るため、スルーホールを相手部材に向けて十分に拡径させることができる。
前記基材の他面における少なくとも前記スルーホールの周囲に、前記スルーホールと連通する開口を有する合成樹脂層をさらに備えていてもよい。
これによれば、回路体を加熱することで、スルーホール周囲の合成樹脂層が接続相手部材の表面に接触して硬化し、合成樹脂層を接着剤として回路体が相手部材に機械的に接合される。よって、回路体の相手部材に対する剥離強度がさらに向上する。
前記基材の他面には、前記スルーホールの周囲に切込部が形成されていてもよい。
これによれば、回路体を加熱すれば、切込部を基点としてスルーホールが部材側に向けて拡径しやすくなる。また、基材の他面に合成樹脂層を形成した場合には、切込部の内部に入り込んでいた合成樹脂が、スルーホールの拡径時に切込部から押し出され、合成樹脂層がスルーホール周囲において相手部材の表面に接触し易くなる。
前記基材の他面における前記スルーホールの周囲に、前記中継導体と導通する第2の電極ランドが形成されていてもよい。
これによれば、相手部材の電気接続部分が第2の電極ランドにも接触し、回路体に対する相手部材の電気接続面積が増加するため、電気接続信頼性がより向上する。
前記被覆層は、複数の前記電極ランドの間の位置で間隔をあけるよう部分的に形成されてもよい。
これによれば、回路体を加熱すれば、基材と被覆層との熱膨張率の違いにより生じる応力がスルーホールに対して効果的に働き、スルーホールを円滑に拡径させることができる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、複数の電極端子を有する部材に対して回路体を簡単に接続することができ、かつ、電気的かつ機械的な接続信頼性を向上させることができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面を参照して説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態に係るFPC13が接続されたインクジェットヘッド10の分解斜視図である。インクジェットヘッド10は、インクジェットプリンタ(図示せず)の走査方向に往復移動可能なキャリッジ(図示せず)の下部に搭載されていて、キャリッジの下方には、走査方向と直交する紙送り方向に印刷用紙が搬送され、インクカートリッジからのインクがインクジェットヘッドに供給され、インクジェットヘッドから印刷用紙にインクを吐出することにより、印刷を行う。
図1に示すように、インクジェットヘッド10は、複数枚のプレートが積層された流路ユニット11と、その流路ユニット11に対して重ねて接着されるユニモルフ方式の圧電アクチュエータ12とを備えている。流路ユニット11は、最下層の下面側に開口したノズル孔18a(図2参照)から下向きにインクが噴射される構成となっている。圧電アクチュエータ12は、流路ユニット11に対面配置される振動板19と、振動板19の上面に形成された後述する共通電極22(図2参照)と、共通電極22の上面を覆うように設けられた圧電シート23と、圧電シート23の上面に多数配列された個別電極24とを備えている。個別電極24は、後述する圧力室33と相似の略長円状の主電極部24aと、この主電極部24aの長手方向の端部から圧力室33と重ならない位置まで引き出された個別電極端子24bとを有している。圧電シート23の上面の所要箇所には、共通電極22(図3参照)と導通する共通電極端子25が形成されている。
圧電アクチュエータ12の上面には、駆動信号供給源となる制御装置と電気的接続を行うための回路体であるFPC(Flexible Printed Circuit)13が重ねて配置され、そのFPC13の下面に露出した電極ランド42a(図2参照)が、圧電アクチュエータ12の各電極端子24a,25に導通接続されている。また、振動板19にはメッシュ状のフィルタ35が被せられたインク供給口36が形成されており、流路ユニット11にもそのインク供給口36と連通するインク供給口37が形成されている。
図2は図1に示すFPC13が接続されたインクジェットヘッド10の要部断面図である。なお、図2は紙送り方向に直交する面で切断した断面を表している。図2に示すように、流路ユニット11は、圧力室プレート15と、接続流路プレート16と、マニホールドプレート17と、ノズルプレート18とがそれぞれ接着積層された構成となっている。ノズルプレート18はポリイミド等の樹脂シートでレーザ加工等により流路を構成する開口が形成されていると共に、それ以外の各プレート15〜17はステンレス板等の金属板でエッチング等により流路を構成する開口が形成されている。
圧力室プレート15は、平面視(振動板19の面に直交する方向からの目視)で長辺に沿うように2列に並べられた多数の圧力室孔15aを有している。圧力室孔15aは、平面視で走査方向(圧力室孔15aの列方向と直交する方向)の長軸を有する長円形状となっている(図5参照)。接続流路プレート16は、圧力室孔15aの一端部に連通する連通孔16aと、圧力室15aの他端部に連通する流出用貫通孔16bとを有している。マニホールドプレート17は、圧力室孔15aの各列にそれぞれ連通孔16aを介して連通するように列方向に延在するマニホールド孔17aと、流出用貫通孔16bにそれぞれ連通する流出用貫通孔17bとを有している。ノズルプレート18は、流出用貫通孔17bに連通して外部にインクを噴射するノズル孔18aを有している。
流路ユニット11内には、マニホールド孔17aの上下が接続流路プレート16とノズルプレート18とで挟まれて閉鎖されることで共通液室31が形成されている。この共通液室31は、インクタンク(図示せず)からインクが供給されるインク供給口36,37(図1参照)に連通している。共通液室33は、接続流路プレート16の連通孔16aにより形成された接続流路32を介して上方の圧力室孔15aの一端部に連通している。この圧力室孔15aの上下が振動板19と接続流路プレート16とで挟まれて閉鎖されることで圧力室33が形成されている。圧力室33の他端部には、流出用貫通孔16b,17bにより形成されたディセンダ34が連通しており、ディセンダ34は、下方のノズル孔18aに連通している。
圧電アクチュエータ12は、流路ユニット11の上面に重ねて接着された振動板19を有している。振動板19は、ステンレス板などの金属板からなる振動板本体20と、振動板本体20の上面に成膜されたアルミナ等からなる絶縁層21とを有している。振動板19の上面には、多数の圧力室孔15aに対応して連続配置された共通電極22が印刷形成されている。共通電極22の上面には、チタン酸ジルコン酸鉛(PZT)のセラミックス材料からなるシート状の圧電シート23が形成されている。圧電シート23は、エアロゾルデポジション法、スパッタ法、蒸着法又はゾルゲル法などの成膜法により、接着剤を用いずに振動板19及び共通電極22上に形成されている。圧電シート23の上面には、各圧力室孔15aの夫々に対応するよう配置された多数の個別電極24が2列に印刷形成されている。共通電極22及び個別電極24は、例えばAg−Pd系などの金属材料からなる。
圧電アクチュエータ12の圧電シート23の分極方向はその厚み方向であり、圧電アクチュエータ12は、上側の1枚の圧電シート23を変形する活性部Aが存在する活性層とし、下側の振動板19を非活性層とした、いわゆるユニモルフタイプの構成となっている。活性部Aは、複数の個別電極端子24bの間に位置している。電極端子24aを介して個別電極24に所定電圧を印加すると、例えば電界と分極とが同方向であれば圧電シート23中の電極に挟まれた電界印加部分が活性部Aとして働き、圧電横効果により分極方向と直角方向に縮む。一方、振動板19は、電界の影響を受けず自発的には縮まないため、圧電シート23と振動板19との間で、分極方向と垂直な方向への歪みに差を生じることとなり、圧電シート23及び振動板19が圧力室33に向けて凸となるように変形する(ユニモルフ変形)。なお、振動板19の代わりに、電界の影響を受けない非活性層となる圧電シートを設けた構成としてもよい。
個別電極24の個別電極端子24bの表面には、Agなどの金属材料と樹脂とを含む導電性接着剤のバンプ39(例えば、ニホンハンダ社製のNH-070A(T)等)が上方に向けて突出するように形成されており、このバンプ39にFPC13の電極ランド42aが電気的に接続されている。
FPC13は、フィルム状の基材41と、この基材41の上面に銅箔等の導電性金属により形成された複数の導線42および電極ランド42aと、この導線42を上側から覆うように基材41の上面に形成された被覆層43とを有する。導線42は、バンプ39と対応する位置に電極ランド42aを有しており、FPC13上に搭載されたドライバIC(図示せず)と複数の電極ランド42aとを個別に接続する配線パターンに形成されている。また、被覆層43の上面は、電極ランド42aに対応する部分が活性部Aに対応する部分よりも高く形成されている。基材41は、加熱すると膨張し(熱膨張性)、加熱を解除すると元に戻る性質(可逆性)を有する絶縁材料からなり、例えば、ポリイミドなどの熱による膨張率が高い絶縁材料からなる。被覆層43は、加熱すると収縮し(熱収縮性)、加熱を解除すると元に戻る性質(可逆性)を有する絶縁材料からなる。例えば、被覆層43は、Na2SO4、KNO3又はNa2CO3をカプセル状にして一般的なソルダーレジスト材(例えば、エポキシ樹脂等)に混ぜたもの、若しくは、タングステン酸ジルコニウム等からなる。
基材41には、電極ランド42aが配設された箇所に下面側に開口するスルーホール41aが形成されている。スルーホール41aを画定する内周面には、電極ランド42aと導通する中継導体44がCuメッキにより形成されている。さらに、基材41の下面におけるスルーホール41aの周囲には、中継導体44と導通する第2の電極ランド45が形成されている。第2の電極ランド45は、平面視円環状であり、平面視でバンプ39と略同一の外径に形成されている。基材41の下面には、スルーホール41aの周囲であって第2の電極ランド45の周囲に、断面V字状の切込部41bが平面視円環状に形成されている。さらに、基材41の下面には、スルーホール41aの周囲においてスルーホール41aと連通する開口46aを有する熱可塑性樹脂層46が形成されている。この熱可塑性樹脂層46は、活性部Aに対応する位置で間隔をあけるように部分的に形成されている。バンプ39は、この開口46aを通じてスルーホール41a内に入り込み、中継導体44及び第2の電極ランド45と接触し、熱可塑性樹脂層46がそのバンプ39を囲んで密閉した状態で個別電極端子24bに機械的に接続されている。このようにして、FPC13と圧電アクチュエータ12とからなる配線構造体50が形成されている。
次に、配線構造体50の製造手順について説明する。図3〜8は図1に示すFPC13を製造する際の第1〜6工程を示す要部断面図である。なお、図3〜8は走査方向に直交する面で切断した断面を表している。まず、図3に示すように、基材41の上面において、電極ランド42aを有する複数の導線42を所要の配線パターンに印刷形成する。次いで、図4に示すように、基材41の上面に、導線42を覆うように被覆層43を印刷形成する。この際、被覆層43の上面は、電極ランド42aに対応する部分43aが活性部Aに対応する部分よりも高くなるように形成する。
次いで、図5に示すように、基材41の下面に、電極ランド42aの配設箇所において下方に開口する円筒状のスルーホール41aをエッチングやレーザ加工等で形成する。即ち、スルーホール41aの上側開口が電極ランド42aで閉鎖された状態となっている。次いで、図6に示すように、スルーホール41aを画定する内周面に電極ランド42aと導通する中継導体44を形成するとともに、基材41の下面におけるスルーホール41aの周囲に、中継導体44と導通する第2の電極ランド45を形成する。この際、中継導体44は、下方に開口する有底円筒状に形成され、第2の電極ランド45は、その内周縁が中継導体44の下端と連続する平面視円環状に形成される。
次いで、図7に示すように、基材41の下面に、スルーホール41aの周囲であって第2の電極ランド45の周囲に平面視円環状の切込部41bを形成する。この切込部41bは、レーザ加工又はエッチング加工により、基材41の上面に到達しないように断面V字形状に形成される。次いで、図8に示すように、基材41の下面のスルーホール41aの周囲に、中継導体44が設けられたスルーホール41aと連通する開口46aを有する熱可塑性樹脂層46(例えば、アクリロニトリル/スチレン樹脂、メタクリル樹脂)を塗布する。この熱可塑性樹脂層46は、スルーホール41aに対応する位置に部分的に設けられ、活性部A(図2参照)に対向する位置には設けられていない。また、熱可塑性樹脂46は、切込部41bの断面V字形状の空間を充填している。以上の手順により、FPC13が形成されることとなる。なお、図3〜8における各部材41〜46の形成順序は変わってもよく、例えば、スルーホール41aを形成した後に電極ランド42aを形成してもよいし、切込部41bを形成した後にスルーホール41a内の中継導体44と第2の電極ランド45とを形成してもよい。また、第2の電極ランド45は、電極ランド42aを形成するときに、両面側に印刷形成しておいてもよく、その場合、基材41の上面側に第1の電極ランド42aを、下面側に第1の電極ランド42aと対応する位置にランドを形成したのち、スルーホール41aを形成するときに、基材41とともにそのランドも加工することで円環状の第2の電極ランド45を形成し、のちに中継導体44を設けてもよい。
図9〜11は図1に示すFPC13を圧電アクチュエータ12に接続する際の第1〜3工程を示す要部断面図である。なお、図9〜11は走査方向に直交する面で切断した断面を表している。図9に示すように、圧電アクチュエータ12のAg-Pd系材料にて形成された個別電極端子24bの上面に、導電性のバンプ39を形成する。このバンプ39は、Agなどの金属材料と樹脂とを含む導電性接着剤により形成されて、外力により容易に変形しうる柔軟性を有し、外力が掛からない状態ではドーム状の外形が維持されるようになっている。
次いで、図10に示すように、ヒータ60の平坦な加熱面60aをFPC13の上面に押し当ててFPC13を加熱する。そうすると、基材41が熱膨張するのに対して被覆層43が熱収縮されるとともに、ヒータ60によりFPC13が下方に押圧されているため、FPC13はスルーホール41aが下方に向けて拡径するように変形する。この際、FPC13が切込部41bを基点として変形することで、スルーホール41aが下方に向けて拡径しやすくなっている。また、スルーホール41aの拡径に伴って切込部41bの断面V字形状の空間が狭くなることで、その空間内部に入り込んでいた熱可塑性樹脂46が切込部41bから押し出され、熱可塑性樹脂層46に下方に向けて突出した突出部46bが形成されることなる。
次いで、ヒータ60でFPC13を下方に押圧して、スルーホール41a内にバンプ39を挿入させ、熱可塑性樹脂層46の突出部46bを個別電極端子24bに接触させる。その際、スルーホール41aは拡径しているため、バンプ39がスルーホール41aに挿入されやすくなっている。また、バンプ39は、外力により容易に変形しうる柔軟性を有しているので、スルーホール41a及び中継導体44により形成された空間を満たすように変形する。また、熱可塑性樹脂層46はスルーホール41aと連通する開口46aを有するので、バンプ39と電極ランド42aとの間に熱可塑性樹脂46が挟みこまれることが防止される。
また、加熱によりFPC13が変形して圧電アクチュエータ12の活性部Aに近づいても、活性部Aに対向する位置には熱可塑性樹脂層46が設けられていないので、熱可塑性樹脂46が活性部Aに付着することが防止される。被覆層43の上面は、電極ランド42aに対応する部分43aが活性部Aに対応する部分よりも高く形成されているので、ヒータ60の加熱面60aは、当該部分43aに優先的に接触し、ヒータ60により与えられる熱と押圧力が当該部分43aに集中してスルーホール41aの拡径と中継導体44へのバンプ39の接触とを確実にし、さらにFPC13における活性部Aに対応する部分へ作用する熱と押圧力が緩和され、FPC13が活性部Aに接触することが防止される。
次いで、その状態からヒータ60を離して加熱を解除する。そうすると、基材41の熱膨張と被覆層43の熱収縮とが共に可逆性を有しているので、スルーホール41aが元の形状に復帰するように縮径する。そうすると、中継導体44がバンプ39を挟み込み、中継導体44がバンプ39と安定的に接触することとなる。従って、FPC13と圧電アクチュエータ12との電気的かつ機械的な接続信頼性が向上する。
また、加熱解除により、スルーホール41aが縮径して元の形状に復帰するのと同時に、熱可塑性樹脂層46が個別電極端子24bに接触した状態で硬化し、熱可塑性樹脂層46を接着剤としてFPC13が個別電極端子24bに機械的に接合される。よって、FPC13の圧電アクチュエータ12に対する接合強度がさらに向上する。また、熱可塑性樹脂層46は、スルーホール41aが拡径したときに、熱可塑性樹脂46が切込部41bから押し出され、熱可塑性樹脂層46に下方に向けて突出した突出部46bが形成され、熱可塑性樹脂層が厚くなっているため、バンプ39がスルーホール41a内に入り込んだときに、バンプ39の周囲が多くの熱可塑性樹脂で覆われ、接合強度を向上させることができる。さらに熱可塑性樹脂層46は個別電極端子24の表面に接触してバンプ39を密封するため、マイグレーションの発生等を好適に防止することができる。また、活性部Aの変形に影響を及ぼさず、圧電アクチュエータ12の不具合発生も防止される。
以上のようにして、FPC13と圧電アクチュエータ12とからなる配線構造体50が形成される。
(第2実施形態)
図12は本発明の第2実施形態に係るFPC113を説明する要部断面図である。なお、第1実施形態と共通する構成については同一符号を付して説明を省略する。図12に示すように、本実施形態のFPC113では、被覆層143が、電極ランド42aの間の位置で間隔をあけるように基材41の上面に部分的に形成されている。つまり、導線42を覆う箇所に被覆層143を設ける一方で、導線42が配置されていない箇所では被覆層143を設けないようにしている。これによれば、ヒータ60(図10参照)をFPC113に押し当てたときに、基材41と被覆層143との熱膨張率の違いにより生じる応力がスルーホール41aに対して効果的に働き、スルーホール41aが円滑に拡径することとなる。なお、他の構成は前述した第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
なお、前述した各実施形態では、基材41が熱膨張性を有し、被覆層43,143が熱収縮性を有しているが、これに限定されず、被覆層の熱膨張率が基材の熱膨張率よりも小さければよい。また、前述した各実施形態では、第2の電極ランド45が設けられているが、中継導体44とバンプ39との間で十分に安定した導通が図れる場合には、第2の電極ランド45を設けなくてもよい。また、熱可塑性樹脂層46の代わりに熱硬化性樹脂層(例えば、エポキシ樹脂やソルダレジスト等)を設けてもよい。その場合、加熱によりスルーホール41aを拡径させる際には、未硬化の熱硬化性樹脂層が硬化温度に達しないようにヒータ60の温度を設定し、加熱解除によりスルーホール41aがバンプ39を挟み込むように縮径した後に、再びヒータ60によりFPC13を加熱し、熱硬化性樹脂層を硬化温度まで昇温させるようにすればよい。
以上のように、本発明に係る配線構造体の製造方法及び回路体は、複数の電極端子を有する部材に対して回路体を簡単に接続することができ、かつ、電気的かつ機械的な接続信頼性を向上させることができる優れた効果を有し、この効果の意義を発揮できるインクジェットヘッドとFPCとの接続構造等に広く適用すると有益である。
本発明の第1実施形態に係るFPCが接続されたインクジェットヘッドの分解斜視図である。 図1に示すFPCが接続されたインクジェットヘッドの要部断面図である。 図1に示すFPCを製造する際の第1工程を示す要部断面図である。 図1に示すFPCを製造する際の第2工程を示す要部断面図である。 図1に示すFPCを製造する際の第3工程を示す要部断面図である。 図1に示すFPCを製造する際の第4工程を示す要部断面図である。 図1に示すFPCを製造する際の第5工程を示す要部断面図である。 図1に示すFPCを製造する際の第6工程を示す要部断面図である。 図1に示すFPCをアクチュエータに接続する際の第1工程を示す要部断面図である。 図1に示すFPCをアクチュエータに接続する際の第2工程を示す要部断面図である。 図1に示すFPCをアクチュエータに接続する際の第3工程を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態に係るFPCを説明する要部断面図である。
符号の説明
12 圧電アクチュエータ(部材)
13 FPC(回路体)
24a 個別電極端子
39 バンプ
41 基材
41a スルーホール
41b 切込部
42 導線
42a 電極ランド
43,143 被覆層
44 中継導体
45 第2の電極ランド
46 熱可塑性樹脂層
46a 開口
50 配線構造体
60 ヒータ
60a 加熱面

Claims (15)

  1. 複数の電極端子が表面に形成された部材と、前記複数の電極端子に電気的に接続された回路体とを備える配線構造体の製造方法であって、
    熱伸縮が可逆性を有する基材を備えた前記回路体の前記基材の前記部材と反対側の面において、前記電極端子と対応する位置に電極ランドを有する複数の導線を形成する工程と、
    前記基材の前記部材と反対側の面において少なくとも前記導線を覆うように、前記基材よりも熱膨張率が小さく且つその熱伸縮が可逆性を有する被覆層を形成する工程と、
    前記基材における前記電極ランドの配設箇所に前記部材側に開口するスルーホールを形成する工程と、
    前記スルーホールを画定する面に前記電極ランドと導通する中継導体を形成する工程と、
    前記部材の表面に、前記複数の電極端子と夫々電気的に接続された導電性及び柔軟性を有する複数のバンプを形成する工程と、
    前記回路体を加熱することで前記スルーホールを前記部材側に向けて拡径させる工程と、
    前記拡径したスルーホール内に前記バンプが挿入された状態において、前記加熱を解除することで前記スルーホールを縮径させる工程と、
    を備えていることを特徴とする配線構造体の製造方法。
  2. 前記基材は熱膨張性を有し、前記被覆層は熱収縮性を有していることを特徴とする請求項1に記載の配線構造体の製造方法。
  3. 前記基材の前記部材側の面における少なくとも前記スルーホールの周囲に、前記スルーホールと連通する開口を有する合成樹脂層を形成する工程と、
    前記合成樹脂層が前記バンプを囲むように前記部材の表面に接触した状態で硬化させる工程とを備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載の配線構造体の製造方法。
  4. 前記合成樹脂層は、熱可塑性樹脂層からなり、
    前記合成樹脂層を硬化させる工程は、前記加熱を解除する工程であることを特徴とする請求項3に記載の配線構造体の製造方法。
  5. 前記部材は、前記電極端子へ供給される信号に応じて変形する活性部が前記複数の電極端子の間に配置されたアクチュエータであり、
    前記合成樹脂層は、前記活性部に対応する位置で間隔をあけるように部分的に形成され、前記バンプを囲むように前記電極端子の表面に接触した状態で硬化することを特徴とする請求項3又は4に記載の配線構造体の製造方法。
  6. 前記基材の前記部材側の面における前記スルーホールの周囲に切込部を形成することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の配線構造体の製造方法。
  7. 前記基材の前記部材側の面における前記スルーホールの周囲に、前記中継導体と導通する第2の電極ランドを形成することを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の配線構造体の製造方法。
  8. 前記被覆層は、複数の前記電極ランドの間の位置で間隔をあけるよう部分的に形成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の配線構造体の製造方法。
  9. 前記部材は、前記電極端子へ供給される信号に応じて変形する活性部が前記複数の電極端子の間に配置されたアクチュエータであり、
    前記回路体の前記被覆層側の表面は、前記電極ランドに対応する部分の表面が、前記活性部に対応する部分の表面よりも高く形成され、
    前記加熱工程では、前記回路体の表面を平坦な加熱面を有するヒータにより押圧することを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の配線構造体の製造方法。
  10. 基材と、
    前記基材の一面に形成されて、電極ランドを有する複数の導線と、
    前記基材の一面において少なくとも前記導線を覆うように形成された被覆層と、を備え、
    前記基材には、前記電極ランドが配設された箇所に前記基材の他面側に開口するスルーホールが形成され、前記スルーホールを画定する面には、前記電極ランドと導通する中継導体が形成され、
    前記基材及び前記被覆層は、その熱伸縮が可逆性を有し、
    前記被覆層の熱膨張率は、前記基材の熱膨張率よりも小さいことを特徴とする回路体。
  11. 前記基材は熱膨張性を有し、前記被覆層は熱収縮性を有していることを特徴とする請求項10に記載の回路体。
  12. 前記基材の他面における少なくとも前記スルーホールの周囲に、前記スルーホールと連通する開口を有する合成樹脂層をさらに備えていることを特徴とする請求項10又は11に記載の回路体。
  13. 前記基材の他面には、前記スルーホールの周囲に切込部が形成されていることを特徴とする請求項10乃至12のいずれかに記載の回路体。
  14. 前記基材の他面における前記スルーホールの周囲に、前記中継導体と導通する第2の電極ランドが形成されていることを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載の回路体。
  15. 前記被覆層は、複数の前記電極ランドの間の位置で間隔をあけるよう部分的に形成されることを特徴とする請求項10乃至14のいずれかに記載の回路体。
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