JP2010105138A - ロボット制御装置 - Google Patents

ロボット制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010105138A
JP2010105138A JP2008282312A JP2008282312A JP2010105138A JP 2010105138 A JP2010105138 A JP 2010105138A JP 2008282312 A JP2008282312 A JP 2008282312A JP 2008282312 A JP2008282312 A JP 2008282312A JP 2010105138 A JP2010105138 A JP 2010105138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
calculation unit
unit
joint
angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008282312A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5242342B2 (ja
Inventor
Junichiro Oga
淳一郎 大賀
Junji Oaki
準治 大明
Hideki Ogawa
秀樹 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2008282312A priority Critical patent/JP5242342B2/ja
Priority to PCT/JP2009/004941 priority patent/WO2010050119A1/en
Priority to US12/597,958 priority patent/US8155790B2/en
Publication of JP2010105138A publication Critical patent/JP2010105138A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5242342B2 publication Critical patent/JP5242342B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1628Programme controls characterised by the control loop
    • B25J9/1633Programme controls characterised by the control loop compliant, force, torque control, e.g. combined with position control
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/39Robotics, robotics to robotics hand
    • G05B2219/39353Joint space observer
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/39Robotics, robotics to robotics hand
    • G05B2219/39355Observer, disturbance observer
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/41Servomotor, servo controller till figures
    • G05B2219/41374Observe position and driving signal, predict, estimate disturbance signal
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/41Servomotor, servo controller till figures
    • G05B2219/41387Observe reference torque, position and feedback position, estimate contact force

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Robotics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

【課題】力覚センサを使用せずに、外力をより高精度に推定し、安定した力制御を実現できるロボット制御装置を提供する。
【解決手段】先端位置と位置指令値との誤差を算出する誤差算出部112と、誤差から関節角差分を算出する関節角差分算出部113と、関節角差分からトルク指令値を算出するトルク指令値算出部114と、アクチュエータ115の駆動トルクを推定する駆動トルク推定部107と、駆動トルク及びトルク指令値との差を外部トルクとして算出する外部トルク算出部108と、関節軸角度に基づいてヤコビ行列を算出するヤコビ行列算出部105と、ヤコビ行列及び外部トルクから外力を算出する外力算出部109と、コンプライアンスモデル及び外力から位置指令値に対する修正量を算出する修正量算出部110とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボットの力制御を行うロボット制御装置に関する。
ロボットのアーム先端部などの先端(以下、単に「先端」という。)が対象物と接触しながら、作業座標系での位置及び接触力を制御する、いわゆる力制御では、先端において作用している外力を推定し、外力に応じた動作の修正を柔軟に行うことが重要である。先端に力覚センサを取り付けた場合、外力を高精度に測定できるが、力覚センサは高価である上に衝撃に対して脆弱であるため、力覚センサの使用が敬遠されることが多い。
力覚センサを使用しない場合においては、外力を推定するために、ロボットに作用している外力の影響で発生するアクチュエータの外部トルクを推定する必要がある。外部トルクは、アクチュエータの運動に必要な駆動トルクを推定し、駆動部(アンプ)への実際のトルク指令値から推定した駆動トルクを引くことにより算出される。例えば、関節ごとに関節指令から駆動トルクを算出し、トルク指令値との差から外部トルクを推定し、これを作業座標系における外力へと変換する手法が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
ところが、駆動トルクを推定するには、動力学モデルのパラメータを高精度に推定しておくことが必要であるが、実現には困難を伴う。特に摩擦力は駆動トルクの中で影響力の大きい項であるが、その摩擦係数は、アクチュエータの動作速度・動作方向・動作履歴・動作環境、また先端に取り付けられた負荷等により大きく変化するため、正確に推定することは困難である。作業座標系での運動では関節軸での動作方向が頻繁かつ複雑に変化するため、特許文献1のような各関節軸での外力推定だけでは充分とはいえない。このように、外力推定において力覚センサを使用しない場合において、外力をより高精度に推定し、安定した力制御を実現することは困難であった。
特許第4054984号
本発明の目的は、力覚センサを使用せずに、外力をより高精度に推定し、安定した力制御を実現できるロボット制御装置を提供することである。
本願発明の一態様によれば、関節軸及び関節軸に駆動力を伝達する駆動軸を有するロボットを制御するロボット制御装置であって、(イ)関節軸を駆動するアクチュエータと、(ロ)駆動軸の角度を検出する駆動軸角度検出部と、(ハ)駆動軸の角度から関節軸の角度を算出する関節軸角度算出部と、(ニ)関節軸の角度からロボットの先端位置を算出する先端位置算出部と、(ホ)先端位置の位置指令値を生成する位置指令値生成部と、(ヘ)先端位置と位置指令値との誤差を算出する誤差算出部と、(ト)誤差から逆運動学計算により関節角差分を算出する関節角差分算出部と、(チ)関節角差分を積分することによりトルク指令値を算出するトルク指令値算出部と、(リ)トルク指令値に基づいてアクチュエータを駆動させる駆動部と、(ヌ)関節軸の角度からアクチュエータを駆動させるための駆動トルクを推定する駆動トルク推定部と、(ル)推定された駆動トルク及びトルク指令値との差を外部トルクとして算出する外部トルク算出部と、(ヲ)関節軸の角度に基づいてロボットの作業座標系と関節座標系との間のヤコビ行列を算出するヤコビ行列算出部と、(ワ)ヤコビ行列及び外部トルクから、先端位置に作用する外力を算出する外力算出部と、(カ)先端位置におけるコンプライアンスモデルを記憶するコンプライアンスモデル記憶部と、(ヨ)コンプライアンスモデルを用いて、外力に応じて位置指令値に対する修正量を算出する修正量算出部とを備えるロボット制御装置が提供される。
本発明によれば、力覚センサを使用せずに、外力をより高精度に推定し、安定した力制御を実現できるロボット制御装置を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、具体的な寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
本発明の実施の形態に係るロボット制御装置は、図1に示すように、中央演算処理装置(CPU)100、駆動部(アンプ)101、駆動軸角度検出部102、位置データ記憶部200、摩擦係数記憶部201、リンクパラメータ記憶部202、閾値記憶部203、ヤコビ行列記憶部204及びコンプライアンスモデル記憶部205を備える。
本発明の実施の形態において制御対象の一例とするロボットは、図2に模式的に示すように、本体300と、本体300に設けられた可動部310を備える。可動部310は、複数のリンク301,302と、駆動プーリ303及び従動プーリ304等から構成される複数の関節306,307と、駆動プーリ303及び従動プーリ304に巻きつけた伝達機構308を有する。
図3に模式的に示すように、駆動プーリ303、減速機309、アクチュエータ115及び駆動軸角度検出部102が、駆動軸(関節)306に取り付けられている。アクチュエータ115が回転駆動し、減速機309が回転数を落としトルクを上げる。一方、従動プーリ304及び関節軸角度検出部305が関節軸(関節)307に取り付けられている。駆動軸306の回転により、駆動プーリ303、伝達機構(ベルト)308及び従動プーリ304を介して関節軸307が回転駆動する。本発明の実施の形態では、簡単のために、駆動軸306及び関節軸307に対して制御する場合について述べる。
駆動軸角度検出部102及び関節軸角度検出部305のそれぞれは、エンコーダ等の位置センサが使用可能であり、所定の周波数成分を除去するフィルタを備えていても良い。駆動軸角度検出部102は、駆動軸306の位置の変位量(駆動軸角度)を検出する。関節軸角度検出部305は、関節軸307の位置の変位量(関節軸角度)を検出する。
図1に示したCPU100は、関節軸角度算出部103、先端位置算出部104、ヤコビ行列算出部105、駆動トルク推定部107、外部トルク算出部108、外力算出部109、修正量算出部110、位置指令値生成部111、誤差算出部112、関節角差分算出部113及びトルク指令値算出部114をハードウェア資源であるモジュール(論理回路)として論理的に備える。
関節軸角度算出部103は、駆動軸角度検出部102により算出された駆動軸角度から、減速機309の減速比など、伝達機構308のもつ駆動軸306と関節軸307の比に応じて関節軸角度を算出する。なお、関節軸307に取り付けた関節軸角度検出部305により関節軸角度を直接算出してもよい。
先端位置算出部104は、リンクパラメータ記憶部202からリンクパラメータを読み出し、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度から、リンクパラメータを用いて順運動学計算によりロボットの作業座標系における先端位置を算出する。
ヤコビ行列算出部105は、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度から、ヤコビ行列を算出し、ヤコビ行列記憶部204に格納する。ヤコビ行列とは、ロボットの作業座標系と関節座標系との間の微小変位関係を表現した行列である。ヤコビ行列をJとして、誤差Δxと関節角差分Δθには式(1)の関係が成立している。
Figure 2010105138
駆動トルク推定部107は、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度から、ロボットの関節軸307を駆動するのに必要な駆動トルクを推定する。駆動トルク推定部107は、図4に示すように、駆動軸速度算出部400、重力トルク算出部403、慣性力トルク算出部402、摩擦力トルク算出部401及び加算部404を備える。
駆動軸速度算出部400は、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度から例えば時間差分を取ることにより駆動軸速度を算出する。摩擦力トルク算出部401は、摩擦係数記憶部201に格納された摩擦係数を読み出して、駆動軸速度算出部400により算出された駆動軸速度と摩擦係数からクーロン摩擦、粘性摩擦等に相当する摩擦力トルクを算出する。
慣性力トルク算出部402は、速度算出ユニット410、加速度算出ユニット411、慣性モーメント算出ユニット412及び慣性力トルク算出ユニット413を備える。速度算出ユニット410は、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度から関節角速度を算出する。加速度算出ユニット411は、速度算出ユニット410により算出された関節角速度から関節角加速度を算出する。慣性モーメント算出ユニット412は、リンクパラメータ記憶部202からリンクパラメータを読み出し、リンクパラメータ及び関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度から各リンク301,302の慣性モーメントを算出する。慣性力トルク算出ユニット413は、加速度算出ユニット411により算出された関節角加速度、及び慣性モーメント算出ユニット412により算出された慣性モーメントから慣性力トルクを算出する。
重力トルク算出部403は、リンクパラメータ記憶部202からリンクパラメータを読み出し、リンクパラメータを用いて、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度から各リンク301,302に作用する重力を算出し、この重力を補償する重力トルクを算出する。
加算部404は、摩擦力トルク算出部401により算出された摩擦力トルク、慣性力トルク算出ユニット413により算出された慣性力トルク及び重力トルク算出部403により算出された重力トルクを加算して推定した駆動トルクとして算出する。
図1に示した外部トルク算出部108は、駆動トルク推定部107により推定された駆動トルクと、トルク指令値算出部114により算出されたトルク指令値との差を外部トルクとして算出する。
外力算出部109は、外部トルク算出部108により算出された外部トルクからヤコビ行列算出部105により算出されたヤコビ行列を用いて外力を算出する。外力算出部109は、図5に示すように、不感帯処理ユニット501、飽和処理ユニット502、トルク−力変換ユニット503、座標変換ユニット504及び閾値設定ユニット505を備える。
不感帯処理ユニット501は、閾値記憶部203に記憶された最小閾値(最小外部トルク)τdminを読み出して、外部トルク算出部108により算出された各軸における外部トルクτdが最小閾値より小さいか判定する。式(2)のように外部トルクτdが最小閾値τdminより小さければ、ノイズの可能性が高い等の理由から、不感帯として外部トルクτdを0とみなす。
Figure 2010105138
飽和処理ユニット502は、閾値記憶部203に記憶された最大閾値(最大外部トルク)τdmaxを読み出して、外部トルク算出部108により算出された各軸における外部トルクτdが最大閾値τdmaxより大きいか判定する。式(3)のように外部トルクτdが最大外部トルクを越えると判定された場合、先端にて接触している作業対象を破損することを避けるため、外部トルクτdを最大閾値τdmaxの値とする。
Figure 2010105138
トルク−力変換ユニット503は、ヤコビ行列算出部105により算出されたヤコビ行列を用いて、外部トルクを作業座標系における外力へと変換する。仮想仕事の原理より、式(4)のように外部トルクτdにヤコビ行列Jの転置行列JTの逆行列を乗じることにより外力fdを算出する。
Figure 2010105138
ここで、式(4)の外力fdは先端で作用していると想定したときの外力である。外力fdが先端以外を作用点としている場合は、座標変換ユニット504が、外力fdを実際の作用点での外力に座標変換する。
閾値設定ユニット505は、ヤコビ行列記憶部204に記憶されているヤコビ行列に基づいて、最小閾値τdmin及び最大閾値τdmaxをそれぞれ設定し、閾値記憶部203に格納する。ここで、摩擦力はアクチュエータ115の速度や動作方向によりその摩擦係数が変化する。特に静止時からの動き出し時においては最大静止摩擦力が支配的となり、速度が増加するに従って支配的となる粘性摩擦力や動摩擦力に比べて大きくなっている。速度0付近における不連続性が摩擦力トルク、さらには駆動トルクの推定誤差に大きな影響を及ぼす。そこで、軸速度が0近傍においては不感帯を大きくする、すなわち最小閾値τdminを大きくするように最小閾値τdminを設定する。軸速度が0近傍であるかどうかは、ヤコビ行列の行列式が減少したり、ヤコビ行列の対角成分の絶対値が減少するなどの現象に基づいて判断する。特に作業座標系における直線運動中に、ある関節の動作方向のみ変化することが起こりうるが、このとき変化の前後においてヤコビ行列は極小値を取る。よって、閾値設定ユニット505は、ヤコビ行列記憶部204に記憶されているヤコビ行列の変化率を算出し、このヤコビ行列の変化率に基づいて軸速度が0近傍であるかどうかを判断する。
図1に示した修正量算出部110は、コンプライアンスモデル記憶部205からコンプライアンスモデルを読み出して、コンプライアンスモデルを用いて、外力算出部109により算出された外力に応じた先端位置の修正量を算出する。ここで、コンプライアンスモデルとは、例えば式(5)のように先端と接触対象との間において仮想的に慣性、粘性、剛性を想定したものである。
Figure 2010105138
ここで、Δxは作業座標系での誤差、Δ
Figure 2010105138
は作業座標系での速度、Δ
Figure 2010105138
は作業座標系での加速度ベクトル、Mは慣性行列、Dは粘性係数行列、Kは剛性係数行列、Kfは力フィードバックゲイン行列である。力と位置の作用させる軸を切り替えるコンプライアンス選択行列は力フィードバックゲイン行列Kfに含んだ形になっている。誤差の速度Δ
Figure 2010105138
及び加速度ベクトルΔ
Figure 2010105138
は、それぞれ位置誤差ベクトルΔxの時間一回差分、二回差分で近似できることから、コンプライアンスモデルにおける先端位置の修正量Δxcompは式(6)のように算出できる。
Figure 2010105138
位置指令値生成部111は、位置データ記憶部200に記憶された目標先端位置データを読み出して、目標先端位置データから各制御周期における補間された先端位置指令値を算出する。
誤差算出部112が、位置指令値生成部111により生成した先端位置指令値xR、先端位置算出部104により算出された現在の先端位置x、及び修正量算出部110により算出された修正量Δxcompから、式(7)のように修正量Δxcompを考慮した誤差Δxを算出する。
Figure 2010105138
関節角差分算出部113は、誤差算出部112により算出された誤差Δxからヤコビ行列Jの逆行列を用いて関節角差分Δθを式(8)のように算出する。
Figure 2010105138
トルク指令値算出部114は、関節角差分算出部113により算出された関節角差分を積分することによりトルク指令値(制御目標値)を生成する。駆動部101は、トルク指令値算出部114により算出されたトルク指令値にしたがってアクチュエータ115を駆動する。
位置データ記憶部200、摩擦係数記憶部201、リンクパラメータ記憶部202、閾値記憶部203、ヤコビ行列記憶部204及びコンプライアンスモデル記憶部205としては、例えば半導体メモリ、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスクや磁気テープ等が採用可能である。
位置データ記憶部200は、位置指令値生成部111が先端位置指令値を生成するために使用する目標先端位置データ列を記憶している。摩擦係数記憶部201は、摩擦力トルク算出部401が摩擦力トルクを算出するために使用する、予め定速運転において速度−トルク関係から求めておいた摩擦係数データを記憶している。リンクパラメータ記憶部202は、ロボットのリンク301,302に関するリンクパラメータを記憶している。閾値記憶部203は、予め作業内容及び動作速度によって設定された最小閾値τdmin及び最大閾値τdmaxや、閾値設定ユニット505により設定された最小閾値τdmin及び最大閾値τdmaxを記憶している。ヤコビ行列記憶部204は、ヤコビ行列算出部105により算出されるヤコビ行列を記憶している。コンプライアンスモデル記憶部205は、予め設定されたコンプライアンスモデルや、修正量算出部110により変更されたコンプライアンスモデルを記憶している。
<ロボット制御方法>
次に、本発明の実施の形態に係るロボット制御方法を、図6のフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)ステップS100において制御演算を開始する。ステップS101において、位置指令値生成部111が、位置データ記憶部200から目標先端位置データ列を読み出して、目標先端位置データ列に基づいて各制御周期における先端位置指令値を生成する。ステップS102において、誤差算出部112が、位置指令値生成部111により生成された先端位置指令値と、先端位置算出部104により算出された先端位置との誤差に、後述する先端位置の修正量を考慮した誤差を算出する。ステップS103において、関節角差分算出部113が、誤差算出部112により算出された誤差に対して、ヤコビ行列記憶部から読み出したヤコビ行列を用いて式(8)にあるような逆運動学計算を行って関節角差分を算出する。ステップS104において、トルク指令値算出部114が、関節角差分算出部113により算出された関節角差分を積分することによりトルク指令値を算出する。ステップS105において、駆動部101が、トルク指令値算出部114により算出されたトルク指令値を制御目標値としてアクチュエータ115を駆動することにより、駆動軸306を駆動させ、先端位置を制御する。ステップS106において、制御演算の終了を確認し、ステップS107で処理を終了する。ステップS106において制御演算が終了でなければステップS108に進む。
(ロ)ステップS108において、駆動軸角度検出部102が、駆動軸角度を検出する。ステップS109において、関節軸角度算出部103が、駆動軸角度検出部102により算出された駆動軸角度から、減速機の減速比などに基づいて関節軸角度を算出する。ステップS110において、先端位置算出部104が、リンクパラメータ記憶部202からリンクパラメータを読み出し、リンクパラメータを用いて、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度から順運動学計算により先端位置を算出する。ステップS111において、ヤコビ行列算出部105が、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度からヤコビ行列を算出する。
(ハ)ステップS112において、駆動トルク推定部107が、駆動軸角度検出部102により算出された駆動軸角度、及び関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度から駆動トルクを推定する。ステップS113において、外部トルク算出部108が、駆動トルク推定部107により推定された駆動トルクと、トルク指令値算出部114により算出された実際のトルク指令値との差から外部トルクを算出する。ステップS114において、外力算出部109は、外部トルク算出部108により算出された外部トルクからヤコビ行列算出部105により算出されたヤコビ行列を用いて式(4)のように外力を算出する。ステップS115において、修正量算出部110が、コンプライアンスモデル記憶部205からコンプライアンスモデルを読み出し、コンプライアンスモデルを用いて式(6)のように外力算出部109により算出された外力に応じた先端位置の修正量を算出する。ステップS102に戻り、誤差算出部112が、式(7)のように位置指令値生成部111により生成された先端位置指令値と、先端位置算出部104により算出された先端位置との誤差に、修正量算出部110により算出された修正量を考慮した誤差を算出する。
<駆動トルク推定処理>
次に、図6に示したステップS112の駆動トルク推定処理を図7のフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)ステップS200において、駆動トルク推定処理を開始する。ステップS201において、駆動軸速度算出部400が、駆動軸角度検出部102により検出された駆動軸角度から時間差分を取ることにより駆動軸速度を算出する。更に、摩擦力トルク算出部401が、摩擦係数記憶部201から摩擦係数を読み出し、摩擦係数及び駆動軸速度算出部400により算出された駆動軸速度から摩擦力トルクを算出する。
(ロ)ステップS202において、速度算出ユニット410が、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度の時間差分を取ることにより関節角速度を算出する。ステップS203において、加速度算出ユニット411が、速度算出ユニット410により関節角速度の時間差分を取ることにより関節角加速度を算出する。ステップS204において、慣性モーメント算出ユニット412が、リンクパラメータ記憶部202からリンクパラメータを読み出し、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度とリンクパラメータから各関節におけるリンクの慣性モーメントを算出する。ステップS205において、慣性力トルク算出ユニット413が、加速度算出ユニット411により算出された関節角加速度及び慣性モーメント算出ユニット412により算出された慣性モーメントから慣性力トルクを算出する。
(ハ)ステップS206において、重力トルク算出部403が、リンクパラメータ記憶部202からリンクパラメータを読み出し、関節軸角度算出部103により算出された関節軸角度関節軸角度とリンクパラメータから各リンク301,302に作用する重力を算出し、これを補償する重力トルクを算出する。
(ニ)ステップS207において、加算部404が、摩擦力トルク算出部401により算出された摩擦力トルク、慣性力トルク算出ユニット413により算出された慣性力トルク及び重力トルク算出部403により算出された重力トルクを加算して推定した駆動トルクとして算出する。ステップS208において駆動トルク推定処理を終了する。
<外力算出処理>
次に、図6に示したステップS114の外力算出処理を図8のフローチャートを参照しながら説明する。
(イ)ステップS300において、外力算出処理を開始する。ステップS301において、不感帯処理ユニット501が、閾値記憶部203に記憶された最小閾値(最小外部トルク)を読み出して、外部トルク算出ユニットにより算出された各軸における外部トルクが最小閾値より小さいか判定する。外部トルクが最小閾値より小さければ、ステップS302に進み、不感帯処理ユニット501が、式(2)のように不感帯として外部トルクを0とみなす。外部トルクが最小閾値以上と判定された場合、外部トルクの値をそのまま維持する。
(ロ)ステップS303において、飽和処理ユニット502が、閾値記憶部203に記憶された最大閾値(最大外部トルク)を読み出して、外部トルクが最大閾値より大きいか判定する。外部トルクが最大閾値より大きいと判定された場合、ステップS304に進み、先端にて接触している作業対象を破損してしまうことを避けるため、式(3)のように外部トルクを最大閾値の値とする。
(ハ)ステップS305において、トルク−力変換ユニット503が、ヤコビ行列算出部105により算出されたヤコビ行列を用いて式(4)のように仮想仕事の原理より、外部トルクにヤコビ行列の転置行列の逆行列を乗じることにより外部トルクを外力に変換する。ステップS306において、外力が先端以外を作用点としている場合は、座標変換ユニット504が、先端以外を作用点としている外力を作業座標系における外力へと座標変換する。
(ニ)ステップS307において、閾値設定ユニット505が、ヤコビ行列記憶部204からヤコビ行列を読み出して、ヤコビ行列の変化率に応じて最小閾値及び最大閾値を設定する。ステップS308において外力算出処理を終了する。
以上説明したように、本発明の実施の形態によれば、ロボットの作業形態や動作速度などに基づいて、摩擦係数や不感帯閾値などのアルゴリズムに含まれるパラメータを動的に変更させて、ロボットに作用する外力により発生した外部トルクをより高精度に算出することができ、正確な先端位置の修正量を算出することができる。この結果、力覚センサを用いることなく、作業座標系における位置及び力を制御する、安定した力制御を実現できる。
なお、図6〜図8に示した一連の手順、例えば:駆動軸角度検出部102が、駆動軸角度を検出するステップ;関節軸角度算出部103が、駆動軸角度から関節軸角度を算出するステップ;先端位置算出部104が、関節軸の角度からロボットの先端位置を算出するステップ;位置指令値生成部111が、先端位置の位置指令値を生成するステップ;誤差算出部112が、先端位置と位置指令値との誤差を算出するステップ;関節角差分算出部113が、誤差から逆運動学計算により関節角差分を算出するステップ;トルク指令値算出部114が、関節角差分を積分することによりトルク指令値を算出するステップ;駆動部101が、トルク指令値に基づいてアクチュエータ115を駆動させるステップ;駆動トルク推定部107が、関節軸角度からアクチュエータ115を駆動させるための駆動トルクを推定するステップ;外部トルク算出部108が、推定された駆動トルク及びトルク指令値との差を外部トルクとして算出するステップ;ヤコビ行列算出部105が、関節軸の角度に基づいてロボットの作業座標系と関節座標系との間のヤコビ行列を算出するステップ;外力算出部109が、ヤコビ行列及び外部トルクから、先端位置に作用する外力を算出するステップ;修正量算出部110が、コンプライアンスモデル記憶部205に記憶されている先端位置におけるコンプライアンスモデルを用いて、外力に応じて位置指令値に対する修正量を算出するステップ等は、図6〜図8と等価なアルゴリズムのプログラムにより、図1に示したロボット制御装置を制御して実行できる。このプログラムは、例えば位置データ記憶部200等の記憶装置に記憶させればよい。又、このプログラムは、コンピュータ読取り可能な記録媒体に保存し、この記録媒体を位置データ記憶部200等に読み込ませることにより、本発明の実施の形態の一連の手順を実行することができる。更に、インターネット等の情報処理ネットワークを介して、位置データ記憶部200等に格納することが可能である。
(第1の変形例)
本発明の実施の形態の第1の変形例として、コンプライアンスモデルのパラメータ(ゲイン)の変更方法を説明する。ロボットの関節ごとに減速機のスペックの違いなどから摩擦力トルクの大きさは異なっているため、コンプライアンスモデルを持たない場合、先端における外力に対する硬さ(微小変位の大きさ)は作業座標系の軸方向において等方的ではない。そこで関節軸ごとに設定している不感帯の閾値、すなわち最小外部トルクτの違いをパラメータに反映させることにより、より外力の推定精度を向上させるものである。外部トルクと作業座標系における外力の間には式(4)の関係があることから、修正量算出部110は、閾値記憶部203に記憶している最小外部トルクτdmin及びヤコビ行列記憶部204に記憶しているヤコビ行列の転置行列から、式(9)のように異方性パラメータベクトルkを算出する。
Figure 2010105138
修正量算出部110は、異方性パラメータベクトルkを用いて式(10)のようにコンプライアンスモデルのパラメータを修正する。
Figure 2010105138
ここで、Kfiは作業座標系における第i軸(x、y、z、a、b、c)における力フィードバック行列の対角成分要素、Kfi’は修正したKfi、|k|はkのノルムである。これによりロボットの作業形態、すなわち先端方向と作業時の動作方向に応じて異方的に設定されているコンプライアンスモデルのパラメータについても矛盾なく表現できる。
(第2の変形例)
本発明の実施の形態の第2の変形例として、式(8)のようにヤコビ行列を用いずに、先端位置から関節角を直接算出できる逆変換を用いる場合を説明する。この場合、関節角差分算出部113は、位置指令値生成部111により生成した先端位置指令値xRに、修正量算出部110により算出した先端位置の修正量Δxcompを加算した新たな先端位置xを式(11)のように算出する。
Figure 2010105138
トルク指令値算出部114は、新たな先端位置xに逆変換Λ-1を乗じてトルク指令値θRを式(12)のように算出する。
Figure 2010105138
(その他の実施の形態)
上記のように、本発明は実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、本発明の実施の形態において、慣性力トルクの算出の際に、速度算出ユニット410及び加速度算出ユニット411による関節軸角度の時間二回差分で算出された関節角加速度を用いているが、制御周期によっては時間遅れが大きくなりトルク誤差が大きくなりやすくなる。その場合は、図9に示すようにリンク301に搭載した加速度センサ311からリンク301の加速度を検出し、検出した加速度を加速度算出ユニット411が関節角加速度へ変換して、この関節角加速度を基に慣性力トルクを算出してもよい。
又、駆動トルク推定処理としては、摩擦力トルク、慣性力トルク及び重力トルクから駆動トルクを推定する一例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、遠心力やコリオリの力等のパラメータを更に考慮しても良い。
又、CPU100、位置データ記憶部200、摩擦係数記憶部201、リンクパラメータ記憶部202、閾値記憶部203、ヤコビ行列記憶部204及びコンプライアンスモデル記憶部205等が制御対象であるロボットの内部に埋め込まれて一体化されていても良い。又、CPU100、位置データ記憶部200、摩擦係数記憶部201、リンクパラメータ記憶部202、閾値記憶部203、ヤコビ行列記憶部204及びコンプライアンスモデル記憶部205等が制御対象であるロボットの外部にあり、ロボットを有線或いは無線で遠隔制御することも可能である。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施の形態に係るロボット制御装置の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る制御対象の一例を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る制御対象の一例を示す他の概略図である。 本発明の実施の形態に係る駆動トルク推定部の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る外力算出部の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係るロボット制御方法の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る駆動トルク推定処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る外力算出処理の一例を示すフローチャートである。 本発明のその他の実施の形態に係るロボット制御装置の一例を示すブロック図である。
符号の説明
100…中央演算処理装置(CPU)
101…駆動部
102…駆動軸角度検出部
103…関節軸角度算出部
104…先端位置算出部
105…ヤコビ行列算出部
107…駆動トルク推定部
108…外部トルク算出部
109…外力算出部
110…修正量算出部
111…位置指令値生成部
112…誤差算出部
113…関節角差分算出部
114…トルク指令値算出部
115…アクチュエータ
200…位置データ記憶部
201…摩擦係数記憶部
202…リンクパラメータ記憶部
203…閾値記憶部
204…ヤコビ行列記憶部
205…コンプライアンスモデル記憶部
300…本体
301,302…リンク
303…駆動プーリ
304…従動プーリ
305…関節軸角度検出部
306…駆動軸(関節)
307…関節軸(関節)
308…伝達機構
309…減速機
310…可動部
311…加速度センサ
400…駆動軸速度算出部
401…摩擦力トルク算出部
402…慣性力トルク算出部
403…重力トルク算出部
404…加算部
410…速度算出ユニット
411…加速度算出ユニット
412…慣性モーメント算出ユニット
413…慣性力トルク算出ユニット
501…不感帯処理ユニット
502…飽和処理ユニット
503…力変換ユニット
504…座標変換ユニット
505…閾値設定ユニット

Claims (6)

  1. 関節軸及び前記関節軸に駆動力を伝達する駆動軸を有するロボットを制御するロボット制御装置であって、
    前記関節軸を駆動するアクチュエータと、
    前記駆動軸の角度を検出する駆動軸角度検出部と、
    前記駆動軸の角度から前記関節軸の角度を算出する関節軸角度算出部と、
    前記関節軸の角度から前記ロボットの先端位置を算出する先端位置算出部と、
    前記先端位置の位置指令値を生成する位置指令値生成部と、
    前記先端位置と前記位置指令値との誤差を算出する誤差算出部と、
    前記誤差から逆運動学計算により関節角差分を算出する関節角差分算出部と、
    前記関節角差分を積分することによりトルク指令値を算出するトルク指令値算出部と、
    前記トルク指令値に基づいて前記アクチュエータを駆動させる駆動部と、
    前記関節軸の角度から前記アクチュエータを駆動させるための駆動トルクを推定する駆動トルク推定部と、
    前記推定された駆動トルク及び前記トルク指令値との差を外部トルクとして算出する外部トルク算出部と、
    前記関節軸の角度に基づいて前記ロボットの作業座標系と関節座標系との間のヤコビ行列を算出するヤコビ行列算出部と、
    前記ヤコビ行列及び前記外部トルクから、前記先端位置に作用する外力を算出する外力算出部と、
    前記先端位置におけるコンプライアンスモデルを記憶するコンプライアンスモデル記憶部と、
    前記コンプライアンスモデルを用いて、前記外力に応じて前記位置指令値に対する修正量を算出する修正量算出部と
    を備えることを特徴とするロボット制御装置。
  2. 前記先端位置における摩擦係数を記憶する摩擦係数記憶部を更に備え、
    前記駆動トルク推定部が、
    前記関節軸の角度から前記駆動軸の速度を算出する駆動軸速度算出部と、
    前記駆動軸の速度及び前記摩擦係数から摩擦トルクを算出する摩擦力トルク算出部と、
    前記関節軸の角度から重力トルクを算出する重力トルク算出部と、
    前記関節軸の角度から慣性力トルクを算出する慣性力トルク算出部と、
    前記摩擦力トルク、前記重力トルク及び前記慣性力トルクを加算して前記駆動トルクとする加算部
    とを備えることを特徴とする請求項1に記載のロボット制御装置。
  3. 前記慣性力トルク算出部は、
    前記関節軸の角度から関節角速度を算出する速度算出ユニットと、
    前記関節角速度から関節角加速度を算出する加速度算出ユニットと、
    前記関節軸の角度から前記ロボットのリンクの慣性モーメントを算出する慣性モーメント算出ユニットと、
    前記関節角加速度と前記慣性モーメントから慣性力トルクを算出する慣性力トルク算出ユニット
    とを備えることを特徴とする請求項2に記載のロボット制御装置。
  4. 前記外部トルクに対する最小閾値及び最大閾値を記憶する閾値記憶部と、
    前記ロボットのリンクパラメータを記憶するリンクパラメータ記憶部とを更に備え、
    前記外力算出部が、
    前記外部トルクが前記最小閾値よりも小さい場合に前記外部トルクを0とみなす不感帯処理ユニットと、
    前記外部トルクが前記最大閾値よりも大きい場合に前記外部トルクを前記最大閾値の値とする飽和処理ユニットと、
    前記ヤコビ行列を用いて前記外部トルクを外力に変換するトルク−力変換ユニットと、
    前記リンクパラメータを用いて前記外力を実際の作用点での外力に変換する座標変換ユニットと、
    前記ヤコビ行列から前記最小閾値及び最大閾値をそれぞれ設定する閾値設定ユニット
    とを備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のロボット制御装置。
  5. 前記修正量算出部が、前記ヤコビ行列から前記コンプライアンスモデルに対するゲインを変更することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のロボット制御装置。
  6. 前記ロボットのリンクに搭載され、前記リンクの加速度を検出する加速度センサを更に備え、
    前記加速度算出ユニットが、前記検出された加速度から関節角加速度を算出することを特徴とする請求項3に記載のロボット制御装置。
JP2008282312A 2008-10-31 2008-10-31 ロボット制御装置 Active JP5242342B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008282312A JP5242342B2 (ja) 2008-10-31 2008-10-31 ロボット制御装置
PCT/JP2009/004941 WO2010050119A1 (en) 2008-10-31 2009-09-28 Robot control apparatus
US12/597,958 US8155790B2 (en) 2008-10-31 2009-09-28 Robot control apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008282312A JP5242342B2 (ja) 2008-10-31 2008-10-31 ロボット制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010105138A true JP2010105138A (ja) 2010-05-13
JP5242342B2 JP5242342B2 (ja) 2013-07-24

Family

ID=41396473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008282312A Active JP5242342B2 (ja) 2008-10-31 2008-10-31 ロボット制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8155790B2 (ja)
JP (1) JP5242342B2 (ja)
WO (1) WO2010050119A1 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012024877A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Toshiba Corp ロボット制御装置
JP2012135825A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Mitsubishi Electric Corp 力制御装置
JP2013528066A (ja) * 2010-05-14 2013-07-08 インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド 位置測定を備える医療機器における駆動力制御
JP2014044625A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Nagoya Institute Of Technology 移動体制御装置、その制御方法、及び制御プログラム
JP2014046417A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Honda Motor Co Ltd 駆動装置
US8694159B2 (en) 2011-09-21 2014-04-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Robot control apparatus, disturbance determination method, and actuator control method
JPWO2013027250A1 (ja) * 2011-08-19 2015-03-05 株式会社安川電機 ロボットシステム、ロボット及びロボット制御装置
CN108873925A (zh) * 2018-08-02 2018-11-23 深圳市吉影科技有限公司 一种水下无人机的定俯仰角运动控制方法及其装置
WO2019102820A1 (ja) * 2017-11-27 2019-05-31 アズビル株式会社 位置決め装置
WO2020017370A1 (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 ソニー株式会社 制御装置、制御方法、及び制御システム

Families Citing this family (53)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4715863B2 (ja) * 2008-05-01 2011-07-06 ソニー株式会社 アクチュエータ制御装置及びアクチュエータ制御方法、アクチュエータ、ロボット装置、並びにコンピュータ・プログラム
WO2011036750A1 (ja) 2009-09-24 2011-03-31 株式会社 東芝 ロボット制御装置
WO2011161765A1 (ja) * 2010-06-22 2011-12-29 株式会社 東芝 ロボット制御装置
KR101766755B1 (ko) * 2010-08-17 2017-08-10 삼성전자주식회사 보행 로봇 및 그 제어방법
US9119655B2 (en) 2012-08-03 2015-09-01 Stryker Corporation Surgical manipulator capable of controlling a surgical instrument in multiple modes
US9566710B2 (en) 2011-06-02 2017-02-14 Brain Corporation Apparatus and methods for operating robotic devices using selective state space training
JP5907678B2 (ja) * 2011-07-20 2016-04-26 オリンパス株式会社 医療用動作機構およびマニピュレータ
JP5399593B2 (ja) * 2011-11-10 2014-01-29 パナソニック株式会社 ロボット、ロボットの制御装置、制御方法、及び制御プログラム
JP5360254B2 (ja) * 2012-03-21 2013-12-04 トヨタ自動車株式会社 トルク検出方法及びアーム装置
GB2518576B (en) * 2012-08-02 2015-09-02 Toshiba Machine Co Ltd Robotic apparatus and control method therefor
KR20240093729A (ko) 2012-08-03 2024-06-24 스트리커 코포레이션 로봇 수술을 위한 시스템 및 방법
US9226796B2 (en) 2012-08-03 2016-01-05 Stryker Corporation Method for detecting a disturbance as an energy applicator of a surgical instrument traverses a cutting path
JP5919143B2 (ja) * 2012-08-31 2016-05-18 本田技研工業株式会社 駆動装置
US9764468B2 (en) 2013-03-15 2017-09-19 Brain Corporation Adaptive predictor apparatus and methods
US9242372B2 (en) 2013-05-31 2016-01-26 Brain Corporation Adaptive robotic interface apparatus and methods
US9384443B2 (en) 2013-06-14 2016-07-05 Brain Corporation Robotic training apparatus and methods
US9314924B1 (en) 2013-06-14 2016-04-19 Brain Corporation Predictive robotic controller apparatus and methods
US9792546B2 (en) 2013-06-14 2017-10-17 Brain Corporation Hierarchical robotic controller apparatus and methods
US9579789B2 (en) 2013-09-27 2017-02-28 Brain Corporation Apparatus and methods for training of robotic control arbitration
US9463571B2 (en) 2013-11-01 2016-10-11 Brian Corporation Apparatus and methods for online training of robots
US9597797B2 (en) 2013-11-01 2017-03-21 Brain Corporation Apparatus and methods for haptic training of robots
US9358685B2 (en) * 2014-02-03 2016-06-07 Brain Corporation Apparatus and methods for control of robot actions based on corrective user inputs
US9346167B2 (en) 2014-04-29 2016-05-24 Brain Corporation Trainable convolutional network apparatus and methods for operating a robotic vehicle
JP6399437B2 (ja) * 2014-06-04 2018-10-03 パナソニックIpマネジメント株式会社 制御装置及びそれを用いた作業管理システム
US9308648B2 (en) * 2014-07-24 2016-04-12 Google Inc. Systems and methods for robotic self-right
US9630318B2 (en) 2014-10-02 2017-04-25 Brain Corporation Feature detection apparatus and methods for training of robotic navigation
US10434644B2 (en) * 2014-11-03 2019-10-08 The Board Of Trustees Of The Leland Stanford Junior University Position/force control of a flexible manipulator under model-less control
WO2016110320A1 (en) * 2015-01-07 2016-07-14 Abb Technology Ag Method for estimation of external forces and torques on a robot arm
US9717387B1 (en) 2015-02-26 2017-08-01 Brain Corporation Apparatus and methods for programming and training of robotic household appliances
WO2017073052A1 (ja) * 2015-10-30 2017-05-04 川崎重工業株式会社 ロボットシステムの監視装置
KR102584754B1 (ko) 2015-11-11 2023-10-05 마코 서지컬 코포레이션 로봇식 시스템 및 그를 역구동하는 방법
US10471594B2 (en) * 2015-12-01 2019-11-12 Kindred Systems Inc. Systems, devices, and methods for the distribution and collection of multimodal data associated with robots
DE102017000063B4 (de) * 2016-01-14 2019-10-31 Fanuc Corporation Robotereinrichtung mit Lernfunktion
US10241514B2 (en) 2016-05-11 2019-03-26 Brain Corporation Systems and methods for initializing a robot to autonomously travel a trained route
US9987752B2 (en) 2016-06-10 2018-06-05 Brain Corporation Systems and methods for automatic detection of spills
US10282849B2 (en) 2016-06-17 2019-05-07 Brain Corporation Systems and methods for predictive/reconstructive visual object tracker
US10016896B2 (en) 2016-06-30 2018-07-10 Brain Corporation Systems and methods for robotic behavior around moving bodies
US10274325B2 (en) 2016-11-01 2019-04-30 Brain Corporation Systems and methods for robotic mapping
US10001780B2 (en) 2016-11-02 2018-06-19 Brain Corporation Systems and methods for dynamic route planning in autonomous navigation
JP6895242B2 (ja) 2016-11-25 2021-06-30 株式会社東芝 ロボット制御装置、ロボット制御方法及びピッキング装置
US10723018B2 (en) 2016-11-28 2020-07-28 Brain Corporation Systems and methods for remote operating and/or monitoring of a robot
US11202682B2 (en) 2016-12-16 2021-12-21 Mako Surgical Corp. Techniques for modifying tool operation in a surgical robotic system based on comparing actual and commanded states of the tool relative to a surgical site
US10377040B2 (en) 2017-02-02 2019-08-13 Brain Corporation Systems and methods for assisting a robotic apparatus
US10852730B2 (en) 2017-02-08 2020-12-01 Brain Corporation Systems and methods for robotic mobile platforms
US10293485B2 (en) 2017-03-30 2019-05-21 Brain Corporation Systems and methods for robotic path planning
JP2018202504A (ja) * 2017-05-31 2018-12-27 ソニー株式会社 医療用支持アームシステム、医療用支持アームの制御方法、および医療用支持アームの制御装置
WO2020030272A1 (en) * 2018-08-09 2020-02-13 Abb Schweiz Ag Method for estimating a wrench
KR20190117421A (ko) * 2019-09-27 2019-10-16 엘지전자 주식회사 운송 로봇 및 그의 제어 방법
CN113733079B (zh) * 2020-05-29 2022-12-20 配天机器人技术有限公司 机器人安装角度校验方法、装置以及计算机存储介质
CN111772794B (zh) * 2020-06-29 2023-06-23 郑州大学 用于微创手术的主端、从端机器人控制方法与装置
CN112353492B (zh) * 2020-11-10 2023-01-24 西安工程大学 一种绳索驱动微器械外力间接检测模型的设计方法
CN113043283B (zh) * 2021-04-23 2022-07-08 江苏理工学院 一种机器人末端外力预估方法
CN115778752A (zh) * 2022-11-24 2023-03-14 浙江工业大学 一种用于坐卧式康复机器人中可抑制抖动的零力控制方法

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4975856A (en) * 1986-02-18 1990-12-04 Robotics Research Corporation Motion controller for redundant or nonredundant linkages
US8004229B2 (en) * 2005-05-19 2011-08-23 Intuitive Surgical Operations, Inc. Software center and highly configurable robotic systems for surgery and other uses
US7390309B2 (en) * 2002-09-23 2008-06-24 Honda Motor Co., Ltd. Human assist system using gravity compensation control system and method using multiple feasibility parameters
JP4054984B2 (ja) 2001-12-20 2008-03-05 株式会社安川電機 ロボットの制御装置および制御方法
JP4587738B2 (ja) * 2003-08-25 2010-11-24 ソニー株式会社 ロボット装置及びロボットの姿勢制御方法
US8924021B2 (en) * 2006-04-27 2014-12-30 Honda Motor Co., Ltd. Control of robots from human motion descriptors

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6012048996; 久保亮吾、大西公平: 'パラレルメカニズムを用いた平面状エンドエフェクタの姿勢制御と接触位置の推定' 電気学会論文誌D VOL.126 NO.9, 20060901, P1243-1250 *

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013528066A (ja) * 2010-05-14 2013-07-08 インテュイティブ サージカル オペレーションズ, インコーポレイテッド 位置測定を備える医療機器における駆動力制御
JP2012024877A (ja) * 2010-07-22 2012-02-09 Toshiba Corp ロボット制御装置
JP2012135825A (ja) * 2010-12-24 2012-07-19 Mitsubishi Electric Corp 力制御装置
JPWO2013027250A1 (ja) * 2011-08-19 2015-03-05 株式会社安川電機 ロボットシステム、ロボット及びロボット制御装置
US8694159B2 (en) 2011-09-21 2014-04-08 Kabushiki Kaisha Toshiba Robot control apparatus, disturbance determination method, and actuator control method
JP2014044625A (ja) * 2012-08-28 2014-03-13 Nagoya Institute Of Technology 移動体制御装置、その制御方法、及び制御プログラム
JP2014046417A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Honda Motor Co Ltd 駆動装置
WO2019102820A1 (ja) * 2017-11-27 2019-05-31 アズビル株式会社 位置決め装置
WO2020017370A1 (ja) * 2018-07-17 2020-01-23 ソニー株式会社 制御装置、制御方法、及び制御システム
JPWO2020017370A1 (ja) * 2018-07-17 2021-07-15 ソニーグループ株式会社 制御装置、制御方法、及び制御システム
JP7375754B2 (ja) 2018-07-17 2023-11-08 ソニーグループ株式会社 制御装置、制御方法、及び制御システム
US11850751B2 (en) 2018-07-17 2023-12-26 Sony Corporation Control device, control method, and control system
CN108873925A (zh) * 2018-08-02 2018-11-23 深圳市吉影科技有限公司 一种水下无人机的定俯仰角运动控制方法及其装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20110060460A1 (en) 2011-03-10
US8155790B2 (en) 2012-04-10
JP5242342B2 (ja) 2013-07-24
WO2010050119A1 (en) 2010-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5242342B2 (ja) ロボット制御装置
JP5238885B2 (ja) ロボット制御装置
JP5383911B2 (ja) ロボット制御装置
JP4319232B2 (ja) パワーアシスト装置およびその制御方法
JP5231935B2 (ja) ロボット制御装置
JP4983812B2 (ja) ロボットの制御方法および制御装置
JP4271249B2 (ja) 嵌合装置
JP2012024877A (ja) ロボット制御装置
JP2008296310A (ja) 加工ロボットの制御装置
JP2005056254A (ja) 工作機械の位置制御装置及び工作機械の位置制御方法
JP4997145B2 (ja) パワーアシスト装置およびその制御方法
JP2010284758A (ja) ロボットの制御装置、及びロボットの制御方法
JP3933158B2 (ja) ロボットの衝突検出方法
JP2014174842A (ja) S字加減速制御プログラム、動作制御プログラム、記録媒体、コントローラ、s字加減速制御演算方法およびワーク動作制御システム
JP4807260B2 (ja) モータ制御装置とその制御方法
KR20210065791A (ko) 로봇 매니퓰레이터를 제어하기 위한 장치 및 이를 위한 방법
JP5660482B2 (ja) 工作機械の送り駆動系の制御方法及び制御装置
JP2018192535A (ja) 部品嵌合方法及び部品嵌合装置
JP6711536B2 (ja) 外力検出方法
JP4367041B2 (ja) 機械制御装置
JP2006119958A (ja) ロボット制御装置およびその制御方法
JP2011093056A (ja) 情報処理方法及び装置並びにプログラム
JP2019188520A (ja) 再現装置
JP2022177607A (ja) マニピュレータ
JPH0863233A (ja) スライダ駆動制御方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100223

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120918

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121105

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130312

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130403

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5242342

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160412

Year of fee payment: 3