JP2010102137A - 3次元撮影装置および方法並びにプログラム - Google Patents

3次元撮影装置および方法並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】3次元表示を行うための複数の画像に含まれる被写体間の視差を容易に適切なものにする。
【解決手段】撮影部21A,21Bが取得した第1および第2の画像G1,G2を重ねてモニタ20に表示する。撮影者が選択した撮影系の許容視差量に対応する幅方向のサイズを有するポインタPをモニタ20に表示する。撮影者はポインタPのサイズにより、第1および第2の画像G1,G2に含まれる被写体間の視差が許容視差量の範囲内にあるか否かを確認できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、被写体を異なる位置から撮影することにより、3次元表示するための複数の画像を取得する3次元撮影装置および方法並びに3次元撮影方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに関するものである。
複数の画像を組み合わせて3次元表示することにより、視差を利用して立体視できることが知られている。このような立体視は、同一の被写体を異なる位置から複数のカメラを用いて撮影することにより複数の画像を取得し、複数の画像に含まれる被写体の視差を利用して複数の画像を3次元表示することにより生成することができる。
具体的には、裸眼平衡法により立体視を実現する方式の場合、複数の画像を並べて配置して3次元表示を行うことができる。また、複数の画像の色を例えば赤と青のように異ならせて重ね合わせたり、複数の画像の偏光方向を異ならせて重ね合わせることにより、複数の画像を合成して3次元表示を行うことができる。この場合赤青メガネや偏光メガネ等の画像分離メガネを用いて、3次元表示された画像を目の自動焦点機能により融合視することにより、立体視を行うことができる(アナグリフ方式、偏光フィルタ方式)。
また、偏光メガネ等を使用しなくても、パララックスバリア方式およびレンチキュラー方式のように、複数の画像を立体視可能な3次元表示モニタに表示して立体視することも可能である。この場合、複数の画像を垂直方向に短冊状に切り取って交互に配置することにより、3次元表示が行われる。また、画像分離メガネを使用したり、光学素子を液晶に貼ることで左右の画像の光線方向を変えながら、左右の画像を交互に表示することにより、3次元表示を行う方式も提案されている(スキャンバックライト方式)。
また、このような3次元表示を行うための撮影を行う、複数の撮影部を有する複眼カメラが提案されている。このような複眼カメラは、所定の間隔にて配置された複数の撮影部を備え、複数の撮影部が取得した複数の画像から3次元表示用画像を生成し、生成した3次元表示用画像をモニタに3次元表示することができる。
ところで、複眼カメラで撮影を行った場合に被写体間の視差が大きいと、立体視を行った際に不自然に見える場合がある。例えば、レンチキュラー方式の場合、視差がつきすぎると縦線が二重に見えたり不自然に幅が広がって見える場合があり、アナグリフ方式の場合、被写体が二重に見えたりする場合がある。また、パララックスバリア方式やスキャンバックライト方式においても、視差がつきすぎると同様に被写体が不自然に見える場合がある。
このため、例えば特許文献1に記載されたように、画像に含まれる被写体間の視差が適切なものとなるように、撮影部の間隔すなわち基線長を変更することにより、適切な立体感を有する3次元表示を行うことができるように、複数の画像を取得することができる。また、基線長のみならず、輻輳角を変更することによっても、適切な立体感を有する3次元表示を行うことができるように、複数の画像を取得することができる。このように複数の撮影部の基線長や視差を変更することにより、画像に含まれる被写体間の視差を適切なものとすることができ、その結果、適切な立体感となるように3次元表示を行うことができる。
特開2008−129439号公報
しかしながら、複数の画像に含まれる被写体間の視差が適切なものとなるように基線長や輻輳角を変更することは容易ではない。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、3次元表示を行うための複数の画像に含まれる被写体間の視差を容易に適切なものにすることを目的とする。
本発明による3次元撮影装置は、互いに異なる位置において被写体を撮影することにより、3次元表示のために視差を有する複数の画像を取得する複数の撮影手段と、
各種表示を行う表示手段と、
前記複数の画像を3次元表示する複数種類の観察系についての許容視差量を表す視差情報を記憶する記憶手段と、
前記複数の画像を重ねて前記表示手段に表示するとともに、選択された観察系の種類に応じた前記許容視差量を前記記憶手段から読み出し、該読み出した許容視差量に応じたサイズを有するポインタを前記表示手段に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とするものである。
「観察系」は複数の画像を3次元表示する媒体を意味し、複数の画像を3次元表示するモニタ、およびプリント出力により3次元表示を行う場合のプリントが観察系として挙げられる。また、観察系の種類とは、媒体の種類およびサイズの種類を意味する。
なお、本発明による3次元撮影装置においては、前記ポインタの移動の指示を受け付ける指示手段をさらに備えるものとし、
前記表示制御手段を、前記指示手段に対する指示により、前記ポインタを前記表示手段上において移動させる手段としてもよい。
また、本発明による3次元撮影装置においては、前記複数の画像および前記選択された観察系の情報を関連づけて保存する保存手段をさらに備えるものとしてもよい。
「複数の画像および選択された観察系の情報を関連づけて保存する」とは、複数の画像および観察系の情報が管理上一体不可分の関係となることを意味する。具体的には複数の画像および観察系の情報を同一のフォルダに保存する、複数の画像および観察系の情報に共通のファイル名を付与する、複数の画像および観察系の情報が関連することを表す情報を保存する、複数の画像および観察系の情報を1つのファイルに保存する、並びに複数の画像の画像ファイルのヘッダ領域に観察系の情報を記述する等の手法により、複数の画像および観察系の情報を関連づけて保存することができる。
本発明による3次元撮影方法は、互いに異なる位置において被写体を撮影することにより、3次元表示のために視差を有する複数の画像を取得する複数の撮影手段と、
各種表示を行う表示手段とを備えた3次元撮影装置における3次元撮影方法であって、
前記複数の画像を重ねて前記表示手段に表示し、
前記複数の画像を3次元表示する複数種類の観察系についての許容視差量を表す視差情報を記憶する記憶手段から、選択された観察系の種類に応じた前記許容視差量を読み出し、
該読み出した許容視差量に応じたサイズを有するポインタを前記表示手段に表示することを特徴とするものである。
なお、本発明による3次元撮影方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明によれば、複数の画像が重ねられて表示手段に表示され、選択された観察系の種類についての許容視差量に応じたサイズを有するポインタが表示手段に表示される。このため、撮影者は、ポインタのサイズと複数の画像に含まれる被写体間との視差を比較することにより、被写体間の視差が、ポインタにより示される観察系に応じた許容視差量の範囲内にあるか否かを容易に確認することができる。したがって、撮影者は、被写体間の視差が許容視差量より小さくなるように、複数の撮影手段の基線長および輻輳角、さらには撮影場所を変更することができ、その結果、複数の画像に含まれる被写体間の視差を容易に適切なものとすることができる。
また、ポインタを表示手段上において移動させることにより、被写体間の視差と、許容視差量との比較が容易となる。
また、複数の画像および選択された観察系の情報を関連づけて保存することにより、観察系の情報を参照して、複数の画像を適切に再生することができる。とくに、観察系がプリントの場合には、観察系の情報を参照して、プリントサイズを適切に選択することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は本発明の実施形態による3次元撮影装置を適用した複眼カメラの内部構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように本実施形態による複眼カメラ1は、2つの撮影部21A,21B、撮影制御部22、画像処理部23、圧縮/伸長処理部24、フレームメモリ25、メディア制御部26、内部メモリ27、および表示制御部28を備える。なお、撮影部21A,21Bは、基線長および輻輳角を変更して被写体を撮影可能なように移動自在に配置されている。
図2は撮影部21A,21Bの構成を示す図である。図2に示すように、撮影部21A,21Bは、フォーカスレンズ10A,10B、ズームレンズ11A,11B、絞り12A,12B、シャッタ13A,13B、CCD14A,14B、アナログフロントエンド(AFE)15A,15BおよびA/D変換部16A,16Bをそれぞれ備える。また、撮影部21A,21Bは、フォーカスレンズ10A,10Bを駆動するフォーカスレンズ駆動部17A,17Bおよびズームレンズ11A,11Bを駆動するズームレンズ駆動部18A,18Bを備える。
フォーカスレンズ10A,10Bは被写体に焦点を合わせるためものであり、モータとモータドライバとからなるフォーカスレンズ駆動部17A,17Bによって光軸方向に移動可能である。フォーカスレンズ駆動部17A,17Bは、後述する撮影制御部22が行うAF処理により得られる合焦データに基づいてフォーカスレンズ10A,10Bの移動を制御する。
ズームレンズ11A,11Bは、ズーム機能を実現するためのものであり、モータとモータドライバとからなるズームレンズ駆動部18A,18Bによって光軸方向に移動可能である。ズームレンズ駆動部18A,18Bはズームレバーを操作することによりCPU33において得られるズームデータに基づいて、ズームレンズ11A,11Bの移動を制御する。
絞り12A,12Bは、撮影制御部22が行うAE処理により得られる絞り値データに基づいて、不図示の絞り駆動部により絞り径の調整が行われる。
シャッタ13A,13Bはメカニカルシャッタであり、不図示のシャッタ駆動部により、AE処理により得られるシャッタスピードに応じて駆動される。
CCD14A,14Bは、多数の受光素子を2次元的に配列した光電面を有しており、被写体光がこの光電面に結像して光電変換されてアナログ撮影信号が取得される。また、CCD14A,14Bの前面にはR,G,B各色のフィルタが規則的に配列されたカラーフィルタが配設されている。
AFE15A,15Bは、CCD14A,14Bから出力されるアナログ撮影信号に対して、アナログ撮影信号のノイズを除去する処理、およびアナログ撮影信号のゲインを調節する処理(以下アナログ処理とする)を施す。
A/D変換部16A,16Bは、AFE15A,15Bによりアナログ処理が施されたアナログ撮影信号をデジタル信号に変換する。なお、撮影部21Aにより取得されるデジタルの画像データにより表される画像を第1の画像G1、撮影部21Bにより取得される画像データにより表される画像を第2の画像G2とする。
撮影制御部22は、不図示のAF処理部およびAE処理部からなる。AF処理部は入力部34に含まれるレリーズボタンの半押し操作により撮影部21A,21Bが取得したプレ画像に基づいて合焦領域を決定するとともにレンズ10A,10Bの焦点位置を決定し、撮影部21A,21Bに出力する。AE処理部は、プレ画像に基づいて絞り値とシャッタ速度とを決定し、撮影部21A,21Bに出力する。
また、撮影制御部22は、レリーズボタンの全押し操作により、撮影部21A,21Bに対して第1および第2の画像G1,G2の本画像を取得させる本撮影の指示を行う。なお、レリーズボタンが操作される前は、撮影制御部22は、撮影部21Aに対して画角を確認させるための、第1および第2の画像G1,G2よりも画素数が少ないスルー画像を、所定時間間隔(例えば1/30秒間隔)にて順次取得させる指示を行う。
画像処理部23は、撮影部21A,21Bが取得した第1および第2の画像G1,G2のデジタルの画像データに対して、ホワイトバランスを調整する処理、階調補正、シャープネス補正、および色補正等の画像処理を施す。なお、画像処理部23における処理後の第1および第2の画像についても、処理前の参照符号G1,G2を用いるものとする。
圧縮/伸長処理部24は、画像処理部23によって処理が施され、後述するように3次元表示のために第1および第2の画像G1,G2の本画像から生成された3次元表示用画像を表す画像データに対して、例えば、JPEG等の圧縮形式で圧縮処理を行い、3次元表示を行うための3次元画像ファイルを生成する。この3次元画像ファイルは、第1および第2の画像G1,G2の画像データおよび3次元表示用画像の画像データを含むものとなる。また、この画像ファイルには、Exifフォーマット等に基づいて、後述する観察系情報および撮影日時等の付帯情報が格納されたタグが付与される。
フレームメモリ25は、撮影部21A,21Bが取得した第1および第2の画像G1,G2を表す画像データに対して、前述の画像処理部23が行う処理を含む各種処理を行う際に使用する作業用メモリである。
メディア制御部26は、記録メディア29にアクセスして3次元画像ファイル等の書き込みと読み込みの制御を行う。
内部メモリ27は、複眼カメラ1において設定される各種定数、およびCPU33が実行するプログラム等を記憶する。
表示制御部28は、撮影時においてフレームメモリ25に格納された第1および第2の画像G1,G2をモニタ20に2次元表示させたり、記録メディア29に記録されている第1および第2の画像G1,G2をモニタ20に2次元表示させたりする。また、表示制御部28は、後述するように3次元処理が行われた第1および第2の画像G1,G2をモニタ20に3次元表示したり、記録メディア29に記録されている3次元画像ファイルをモニタ20に3次元表示することも可能である。なお、3次元表示が行われている場合、レリーズボタンが押下されるまでは、第1および第2の画像G1,G2のスルー画像がモニタ20に3次元表示される。
なお、表示モードが3次元表示に切り替えられた場合には、後述するように第1および第2の画像G1,G2の双方が表示に用いられ、2次元表示に切り替えられた場合は第1および第2の画像G1,G2のいずれか一方が表示に用いられる。
また、表示制御部28は、後述するようにスルー画像の3次元表示中において、視差確認の指示がなされた場合に、第1および第2の画像G1,G2を重ねてモニタ20に表示する。また、第1および第2の画像G1,G2の観察系の種類に応じた許容視差量を表すポインタを、重ね合わせた第1および第2の画像G1,G2とともにモニタ20に表示する。
ここで、第1および第2の画像G1,G2を3次元表示するための観察系としては、複眼カメラ1のモニタ20の他、外部のディスプレイおよびプリントが用いられる。さらに、ディスプレイおよびプリントのサイズも種々異なるものとなる。このように、3次元表示される観察系の種類によって、最適な立体感を得るための視差が異なる。このため、本実施形態においては、観察系の種類についての許容視差量に応じた幅方向のサイズを有するポインタをモニタ20に表示し、ポインタにより表される許容視差量よりも小さい視差量となるように、第1および第2のカメラ21A,21Bの基線長および輻輳角を変更したり、撮影位置を変更したりすることができるようにしたものである。
なお、観察系の種類に応じた許容視差量はテーブルとして内部メモリ27にあらかじめ記憶されている。図3は観察系の種類に応じた許容視差量のテーブルを示す図である。図3に示すように、テーブルT1には、ディスプレイ大、ディスプレイ小、Lプリント、2Lプリントおよび六切プリントが観察系の種類として含まれている。また、テーブルT1には、ディスプレイ大、ディスプレイ小、Lプリント、2Lプリントおよび六切プリントのそれぞれについての許容視差量a1〜a5が含まれている。
表示制御部28は、撮影者が選択した観察系の種類に応じて、テーブルT1を参照して許容視差量を取得し、モニタ20上におけるポインタの幅方向のサイズを算出する。ここで、選択された観察系がLプリントであるとすると、Lプリントのサイズは、89mm×127mmである。また、CCD14A,14Bのサイズが5.99mm×7.98mmであるとすると、CCD14A,14BからLプリントへの拡大率K=127/7.98となる。したがって、Lプリント上における許容視差量a3は、CCD14A,14B上においては、W=a3/Kとなる。表示制御部28は、CCD14A,14B上における許容視差量Wを算出し、許容視差量Wをモニタ20の画素数に適合するように換算してポインタPの幅方向のサイズを算出する。
なお、許容視差量Wをあらかじめ算出しておき、テーブルT1に含めておくようにしてもよい。
また、本実施形態による複眼カメラ1は3次元処理部30を備える。3次元処理部30は、第1および第2の画像G1,G2をモニタ20に3次元表示させるために、第1および第2の画像G1,G2に3次元処理を行う。ここで、本実施形態における3次元表示としては、公知の任意の方式を用いることができる。例えば、第1および第2の画像G1,G2を並べて表示して裸眼平衡法により立体視を行う方式、またはモニタ20にレンチキュラーレンズを貼り付け、モニタ20の表示面の所定位置に画像G1,G2を表示することにより、左右の目に第1および第2の画像G1,G2を入射させて3次元表示を実現するレンチキュラー方式を用いることができる。また、第1および第2の画像G1,G2の色を例えば赤と青のように異ならせて重ね合わせたり、第1および第2の画像G1,G2の偏光方向を異ならせて重ね合わせることにより、第1および第2の画像G1,G2を合成して3次元表示を実現するアナグリフ方式を用いることができる。さらに、モニタ20のバックライトの光路を光学的に左右の目に対応するように交互に分離し、モニタ20の表示面に第1および第2の画像G1,G2をバックライトの左右への分離にあわせて交互に表示することにより、3次元表示を実現するスキャンバックライト方式等を用いることができる。
なお、モニタ20は3次元処理部30が行う3次元処理の方式に応じた加工がなされている。例えば、3次元表示の方式がレンチキュラー方式の場合には、モニタ20の表示面にレンチキュラーレンズが取り付けられており、スキャンバックライト方式の場合には、左右の画像の光線方向を変えるための光学素子がモニタ20の表示面に取り付けられている。
また、第1および第2の画像G1,G2の3次元表示は、プリントにおいても行うことができる。例えば、レンチキュラー方式およびアナグリフ方式等は、3次元表示のために生成した3次元表示用画像をプリント出力し、プリントに対して3次元表示に必要な加工を施したり、必要な画像分離メガネを用いたりすることにより、立体視を行うことができる。このため、3次元処理部30は、3次元表示の方式がレンチキュラー方式およびアナグリフ方式等の場合には、3次元処理部30が第1および第2の画像G1,G2から生成した3次元表示用画像を記録メディア29に記録する。
CPU33は、レリーズボタンおよび十字キー等を含む入力部34からの信号に応じて複眼カメラ1の各部を制御する。
データバス35は、複眼カメラ1を構成する各部およびCPU33に接続されており、複眼カメラ1における各種データおよび各種情報のやり取りを行う。
次いで、本実施形態において行われる処理について説明する。図4は本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。なお、本実施形態においては、視差確認の指示が行われた場合の動作についてのみ説明する。視差確認の指示が入力部34から行われることによりCPU33が処理を開始し、表示制御部28が第1および第2の画像G1,G2を重ねてモニタ20に表示する(ステップST1)。次いで、表示制御部28は、内部メモリ27からテーブルT1を読み出して、観察系の選択画面をモニタ20に表示する(ステップST2)。
図5は観察系の選択画面を示す図である。図5に示すようにモニタ20には、ディスプレイ大、ディスプレイ小、Lプリント、2Lプリントおよび六切プリントの5種類の観察系を選択するための選択画面40が表示される。撮影者は、入力部34を用いて所望とする観察系を選択画面40において選択することができる。このため、CPU33は観察系が選択されたか否かの監視を開始し(ステップST3)、ステップST3が肯定されると、表示制御部28は、観察者が選択した観察系の許容視差量に対応した、モニタ20上におけるポインタのサイズを算出し(ステップST4)、算出したサイズのポインタをモニタ20に表示する(ステップST5)。
図6はポインタがモニタに表示された状態を示す図である。図6に示すようにモニタ20には、重ねられた第1および第2の画像G1,G2とともに、ポインタPが表示されている。撮影者は、入力部34を用いてポインタPをモニタ20上において移動して、ポインタPのサイズと被写体間の視差とを比較することにより、第1および第2の画像G1,G2に含まれる被写体間の視差が許容視差量の範囲内にあるか否かを確認することができる。ここで、図6に示す画像の場合、手前側の人物の視差は許容視差量の範囲内にあるが、人物の後の木の視差は許容視差量を超えていることが分かる。
なお、被写体間の視差が許容視差量を超えている場合、撮影者は、撮影部21A,21Bの基線長および輻輳角を変更したり、撮影場所を移動したりして、複眼カメラ1の画角内にある被写体の視差が許容視差量の範囲内にあるものとなるように、フレーミングを行うことができる。フレーミングが完了すると、撮影者は撮影を行う。
このため、CPU33は、撮影の指示がなされたか否かを判定し(ステップST6)、ステップST6が否定されるとステップST5に戻る。ステップST6が肯定されると、撮影部21A,21Bが第1および第2の画像G1,G2の本画像を取得し、3次元処理部30が第1および第2の画像G1,G2から3次元表示用画像を生成し、圧縮/伸張処理部24が、第1および第2の画像G1,G2並びに3次元表示用画像の画像データからなる3次元画像ファイルを生成する(ステップST7)。さらに圧縮/伸張処理部24は、撮影者が選択した観察系の情報を3次元画像ファイルのタグに記述する(ステップST8)。そして、メディア制御部26が3次元画像ファイルを記録メディア29に記録し(ステップST9)、処理を終了する。
このように本実施形態においては、第1および第2の画像G1,G2を重ねて表示するとともに、撮影者が選択した観察系の種類についての許容視差量に応じたサイズを有するポインタPを表示するようにしたため、撮影者は、撮影中に第1および第2の画像G1,G2に含まれる被写体間の視差が、ポインタにより示される観察系に応じた許容視差量の範囲内にあるか否かを容易に確認することができる。したがって、撮影者は、被写体間の視差が許容視差量より小さくなるように、撮影部21A,21Bの基線長および輻輳角、さらには撮影場所を変更することができ、その結果、第1および第2の画像G1,G2に含まれる被写体間の視差を容易に適切なものとすることができる。
また、ポインタPを移動可能としているため、被写体間の視差と、許容視差量との比較が容易となる。
また、選択された観察系の情報を3次元画像ファイルのタグに記述しているため、観察系の情報を参照して、第1および第2の画像G1,G2を適切に再生することができる。とくに、観察系がプリントの場合には、観察系の情報を参照して、プリントサイズを適切に選択することができる。
なお、上記実施形態においては、複眼カメラ1に2つの撮影部21A,21Bを設け、2つの画像G1,G2を用いて3次元表示を行っているが、3以上の撮影部を設け、3以上の画像を用いて3次元表示を行う場合にも本発明を適用することができる。この場合、モニタ20には、最も外側にある2つの撮影部により取得された画像を重ねて表示すればよい。
また、上記実施形態においては、ポインタPをモニタ20において移動可能としているが、あらかじめ定められた位置に固定させて表示するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、観察系の情報を3次元画像ファイルのタグに記述しているが、第1および第2の画像G1,G2および観察系の情報を同一のフォルダに保存する、第1および第2の画像G1,G2および観察系の情報に共通のファイル名を付与する、第1および第2の画像G1,G2および観察系の情報が関連することを表す情報を保存する、第1および第2の画像G1,G2および観察系の情報を1つのファイルに保存する等、第1および第2の画像G1,G2および観察系の情報が管理上一体不可分となれば、どのような態様にて第1および第2の画像G1,G2および観察系の情報を保存するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、コンピュータを、上記の表示制御部28に対応する手段として機能させ、図4に示すような処理を行わせるプログラムも、本発明の実施形態の1つである。また、そのようなプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体も、本発明の実施形態の1つである。
本発明の実施形態による3次元撮影装置を適用した複眼カメラの内部構成を示す概略ブロック図 撮影部の構成を示す図 観察系の種類に応じた許容視差量のテーブルを示す図 本実施形態において行われる処理を示すフローチャート 観察系の選択画面を示す図 ポインタがモニタに表示された状態を示す図
符号の説明
1 複眼カメラ
20 モニタ
21A,21B 撮影部
22 撮影制御部
28 表示制御部
30 3次元処理部

Claims (5)

  1. 互いに異なる位置において被写体を撮影することにより、3次元表示のために視差を有する複数の画像を取得する複数の撮影手段と、
    各種表示を行う表示手段と、
    前記複数の画像を3次元表示する複数種類の観察系についての許容視差量を表す視差情報を記憶する記憶手段と、
    前記複数の画像を重ねて前記表示手段に表示するとともに、選択された観察系の種類に応じた前記許容視差量を前記記憶手段から読み出し、該読み出した許容視差量に応じたサイズを有するポインタを前記表示手段に表示する表示制御手段とを備えたことを特徴とする3次元撮影装置。
  2. 前記ポインタの移動の指示を受け付ける指示手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、前記指示手段に対する指示により、前記ポインタを前記表示手段上において移動させる手段であることを特徴とする請求項1記載の3次元撮影装置。
  3. 前記複数の画像および前記選択された観察系の情報を関連づけて保存する保存手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1または2記載の3次元撮影装置。
  4. 互いに異なる位置において被写体を撮影することにより、3次元表示のために視差を有する複数の画像を取得する複数の撮影手段と、
    各種表示を行う表示手段とを備えた3次元撮影装置における3次元撮影方法であって、
    前記複数の画像を重ねて前記表示手段に表示し、
    前記複数の画像を3次元表示する複数種類の観察系についての許容視差量を表す視差情報を記憶する記憶手段から、選択された観察系の種類に応じた前記許容視差量を読み出し、
    該読み出した許容視差量に応じたサイズを有するポインタを前記表示手段に表示することを特徴とする3次元撮影方法。
  5. 互いに異なる位置において被写体を撮影することにより、3次元表示のために視差を有する複数の画像を取得する複数の撮影手段と、
    各種表示を行う表示手段とを備えた3次元撮影装置における3次元撮影方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記複数の画像を重ねて前記表示手段に表示する手順と、
    前記複数の画像を3次元表示する複数種類の観察系についての許容視差量を表す視差情報を記憶する記憶手段から、選択された観察系の種類に応じた前記許容視差量を読み出す手順と、
    該読み出した許容視差量に応じたサイズを有するポインタを前記表示手段に表示する手順とをコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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