JP2010102084A - 露光装置、露光方法、及び表示用パネル基板の製造方法 - Google Patents

露光装置、露光方法、及び表示用パネル基板の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の光ビーム照射装置を用い、複数の光ビームにより基板の走査を行う際に、光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれによる描画品質の低下を防止する。
【解決手段】チャック10の位置を検出し、チャック10の位置の検出結果に基づき、ステージ5,7の移動を制御して、チャック10を位置決めし、チャック10に設けられた受光手段51により、光ビーム照射装置20のヘッド部20aから照射された光ビームを受光する。受光した光ビームから、各光ビーム照射装置20のヘッド部20aの位置ずれを検出する。各光ビーム照射装置20のヘッド部20aの位置ずれの検出結果に基づき、各光ビーム照射装置20のDMD駆動回路27へ供給する描画データの座標を補正し、補正した座標の描画データを、各光ビーム照射装置20のDMD駆動回路27へ供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶ディスプレイ装置等の表示用パネル基板の製造において、フォトレジストが塗布された基板へ光ビームを照射し、光ビームにより基板を走査して、基板にパターンを描画する露光装置、露光方法、及びそれらを用いた表示用パネル基板の製造方法に係り、特に複数の光ビーム照射装置を用い、複数の光ビームにより基板の走査を行う露光装置、露光方法、及びそれらを用いた表示用パネル基板の製造方法に関する。
表示用パネルとして用いられる液晶ディスプレイ装置のTFT(Thin Film Transistor)基板やカラーフィルタ基板、プラズマディスプレイパネル用基板、有機EL(Electroluminescence)表示パネル用基板等の製造は、露光装置を用いて、フォトリソグラフィー技術により基板上にパターンを形成して行われる。露光装置としては、従来、レンズ又は鏡を用いてフォトマスク(以下、「マスク」と称す)のパターンを基板上に投影するプロジェクション方式と、マスクと基板との間に微小な間隙(プロキシミティギャップ)を設けてマスクのパターンを基板へ転写するプロキシミティ方式とがあった。
近年、フォトレジストが塗布された基板へ光ビームを照射し、光ビームにより基板を走査して、基板にパターンを描画する露光装置が開発されている。光ビームにより基板を走査して、基板にパターンを直接描画するため、高価なマスクが不要となる。また、描画データ及び走査のプログラムを変更することにより、様々な種類の表示用パネル基板に対応することができる。この様な露光装置として、例えば、特許文献1、特許文献2、及び特許文献3に記載のものがある。
特開2003−332221号公報 特開2005−353927号公報 特開2007−219011号公報
液晶ディスプレイ装置等の表示用パネル基板の製造においては、露光領域が広いため、1つの光ビーム照射装置を用い、一本の光ビームにより基板全体を走査すると、基板全体の走査に時間が掛かり、タクトタイムが長くなる。タクトタイムを短縮するためには、複数の光ビーム照射装置を用い、複数の光ビームにより基板の走査を並行して行う必要がある。
光ビームによる基板の走査は、基板と光ビームとを相対的に移動して行われるが、精密な光学系を含む光ビーム照射装置を固定し、基板を保持するチャックをステージにより移動して行うのが一般的である。光ビーム照射装置は、光ビームを基板へ照射する照射光学系を含むヘッド部を有し、ヘッド部の位置が、例えばヘッド部を支持する支持部材の熱膨張等の原因により、所定の位置からずれることがある。1つの光ビーム照射装置を用い、一本の光ビームにより基板全体を走査する場合、光ビーム照射装置のヘッド部の位置がずれても、描画されるパターン全体が基板上でずれるだけなので、大きな問題とはならない。しかしながら、複数の光ビーム照射装置を用い、複数の光ビームにより基板の走査を行う場合、光ビーム照射装置のヘッド部の位置がずれると、各光ビーム照射装置からの光ビームにより描画されるパターンが互いにずれるので、パターンの描画が精度良く行われず、描画品質が著しく低下するという問題があった。
本発明の課題は、複数の光ビーム照射装置を用い、複数の光ビームにより基板の走査を行う際に、光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれによる描画品質の低下を防止することである。また、本発明の課題は、高品質な表示用パネル基板を短いタクトタイムで製造することである。
本発明の露光装置は、フォトレジストが塗布された基板を保持するチャックと、チャックを移動するステージと、光ビームを変調する空間的光変調器、描画データに基づいて空間的光変調器を駆動する駆動回路、及び空間的光変調器により変調された光ビームを照射する照射光学系を含むヘッド部を有する複数の光ビーム照射装置とを備え、ステージによりチャックを移動し、複数の光ビーム照射装置からの複数の光ビームにより基板を走査して、基板にパターンを描画する露光装置であって、チャックの位置を検出する位置検出手段と、位置検出手段の検出結果に基づき、ステージの移動を制御して、チャックを位置決めする制御手段と、チャックに設けられ、光ビーム照射装置のヘッド部から照射された光ビームを受光する受光手段と、受光手段により受光した光ビームから、各光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれを検出するヘッド位置ずれ検出手段と、ヘッド位置ずれ検出手段の検出結果に基づき、各光ビーム照射装置の駆動回路へ供給する描画データの座標を補正し、補正した座標の描画データを、各光ビーム照射装置の駆動回路へ供給する手段とを備えたものである。
また、本発明の露光方法は、フォトレジストが塗布された基板をチャックで保持し、チャックをステージにより移動し、光ビームを変調する空間的光変調器、描画データに基づいて空間的光変調器を駆動する駆動回路、及び空間的光変調器により変調された光ビームを照射する照射光学系を含むヘッド部を有する複数の光ビーム照射装置からの複数の光ビームにより基板を走査して、基板にパターンを描画する露光方法であって、チャックの位置を検出し、チャックの位置の検出結果に基づき、ステージの移動を制御して、チャックを位置決めし、チャックに設けられた受光手段により、光ビーム照射装置のヘッド部から照射された光ビームを受光し、受光した光ビームから、各光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれを検出し、各光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれの検出結果に基づき、各光ビーム照射装置の駆動回路へ供給する描画データの座標を補正し、補正した座標の描画データを、各光ビーム照射装置の駆動回路へ供給するものである。
各光ビーム照射装置の空間的光変調器は、光ビームを反射する複数の微小なミラーを二方向に配列して構成され、駆動回路が描画データに基づいて各ミラーの角度を変更することにより、基板へ照射する光ビームを変調する。空間的光変調器により変調された光ビームは、各光ビーム照射装置の照射光学系を含むヘッド部から照射される。チャックの位置を検出し、チャックの位置の検出結果に基づき、ステージの移動を制御して、チャックを位置決めし、チャックに設けられた受光手段により、光ビーム照射装置のヘッド部から照射された光ビームを受光する。そして、受光した光ビームから、各光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれを検出し、各光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれの検出結果に基づき、各光ビーム照射装置の駆動回路へ供給する描画データの座標を補正し、補正した座標の描画データを、各光ビーム照射装置の駆動回路へ供給するので、各光ビーム照射装置のヘッド部の位置がずれても、パターンの描画が精度良く行われる。
さらに、本発明の露光装置は、第1の検出手段が、レーザー光を発生する光源と、チャックに取り付けられた反射手段と、光源からのレーザー光と反射手段により反射されたレーザー光との干渉を測定する干渉計とを含むレーザー測長系を有するものである。また、本発明の露光方法は、レーザー光を発生する光源と、チャックに取り付けられた反射手段と、光源からのレーザー光と反射手段により反射されたレーザー光との干渉を測定する干渉計とを含むレーザー測長系を用いて、チャックの位置を検出するものである。レーザー測長系を用いてチャックの位置が精度良く検出されるので、チャックの位置決めが精度良く行われ、チャックに設けられた受光手段により受光した光ビームから、各光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれが精度良く検出される。従って、描画データの座標の補正が正確に行われ、パターンの描画がさらに精度良く行われる。
さらに、本発明の露光装置は、受光手段を複数備え、各受光手段が、チャックに、各光ビーム照射装置のヘッド部の間隔と同じ間隔で設けられたものである。また、本発明の露光方法は、チャックに各光ビーム照射装置のヘッド部の間隔と同じ間隔で設けられた複数の受光手段により、光ビーム照射装置のヘッド部から照射された光ビームを受光するものである。チャックに各光ビーム照射装置のヘッド部の間隔と同じ間隔で設けられた複数の受光手段により、光ビーム照射装置のヘッド部から照射された光ビームを受光するので、全ての光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれを検出するのに必要なステージの移動量が少なく済む。従って、露光装置の光ビームによる基板の走査方向と直交する方向の寸法を、小さくすることができる。
本発明の表示用パネル基板の製造方法は、上記のいずれかの露光装置又は露光方法を用いて基板の露光を行うものである。上記の露光装置又は露光方法を用いることにより、複数の光ビームにより基板の走査が並行して行われ、パターンの描画が精度良く行われるので、高品質な表示用パネル基板が短いタクトタイムで製造される。
本発明の露光装置及び露光方法によれば、各光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれを検出し、各光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれの検出結果に基づき、各光ビーム照射装置の駆動回路へ供給する描画データの座標を補正し、補正した座標の描画データを、各光ビーム照射装置の駆動回路へ供給することにより、各光ビーム照射装置のヘッド部の位置がずれても、パターンの描画を精度良く行うことができる。従って、複数の光ビーム照射装置を用い、複数の光ビームにより基板の走査を行う際に、各光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれによる描画品質の低下を防止することができる。
さらに、本発明の露光装置及び露光方法によれば、レーザー光を発生する光源と、チャックに取り付けられた反射手段と、光源からのレーザー光と反射手段により反射されたレーザー光との干渉を測定する干渉計とを含むレーザー測長系を用いて、チャックの位置を検出することにより、チャックの位置を精度良く検出することができるので、チャックの位置決めを精度良く行うことができ、チャックに設けられた受光手段により受光した光ビームから、各光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれを精度良く検出することができる。従って、描画データの座標の補正を正確に行うことができ、パターンの描画をさらに精度良く行なうことができる。
さらに、本発明の露光装置及び露光方法によれば、チャックに各光ビーム照射装置のヘッド部の間隔と同じ間隔で設けられた複数の受光手段により、光ビーム照射装置のヘッド部から照射された光ビームを受光することにより、全ての光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれを検出するのに必要なステージの移動量を少なくすることができる。従って、露光装置の光ビームによる基板の走査方向と直交する方向の寸法を、小さくすることができる。
本発明の表示用パネル基板の製造方法によれば、複数の光ビームにより基板の走査を並行して行い、パターンの描画を精度良く行うことができるので、高品質な表示用パネル基板を短いタクトタイムで製造することができる。
図1は、本発明の一実施の形態による露光装置の概略構成を示す図である。また、図2は本発明の一実施の形態による露光装置の側面図、図3は本発明の一実施の形態による露光装置の正面図である。露光装置は、ベース3、Xガイド4、Xステージ5、Yガイド6、Yステージ7、θステージ8、チャック10、ゲート11、光ビーム照射装置20、リニアスケール31,33、エンコーダ32,34、レーザー測長系、レーザー測長系制御装置40、ヘッド位置ずれ検出回路50、CCDカメラ51、ステージ駆動回路60、及び主制御装置70を含んで構成されている。なお、図2及び図3では、レーザー測長系のレーザー光源41、レーザー測長系制御装置40、ヘッド位置ずれ検出回路50、ステージ駆動回路60、及び主制御装置70が省略されている。露光装置は、これらの他に、チャック10へ基板1を供給する供給ユニット、チャック10から基板1を回収する回収ユニット、装置内の温度管理を行う温度制御ユニット等を備えている。
なお、以下に説明する実施の形態におけるXY方向は例示であって、X方向とY方向とを入れ替えてもよい。
図1及び図2において、チャック10は、基板1の受け渡しを行う受け渡し位置にある。受け渡し位置において、図示しない供給ユニットにより基板1がチャック10へ供給され、また図示しない回収ユニットにより基板1がチャック10から回収される。チャック10は、基板1の裏面を真空吸着して保持する。基板1の表面には、フォトレジストが塗布されている。
基板1の露光を行う露光位置の上空に、ベース3をまたいでゲート11が設けられている。ゲート11には、複数の光ビーム照射装置20が搭載されている。なお、本実施の形態は、8つの光ビーム照射装置20を用いた露光装置の例を示しているが、光ビーム照射装置の数はこれに限らず、本発明は2つ以上の光ビーム照射装置を用いた露光装置に適用される。
図4は、光ビーム照射装置の概略構成を示す図である。光ビーム照射装置20は、光ファイバー22、レンズ23、ミラー24、DMD(Digital Micromirror Device)25、投影レンズ26、及びDMD駆動回路27を含んで構成されている。光ファイバー22は、レーザー光源ユニット21から発生された紫外光の光ビームを、光ビーム照射装置20内へ導入する。光ファイバー22から射出された光ビームは、レンズ23及びミラー24を介して、DMD25へ照射される。DMD25は、光ビームを反射する複数の微小なミラーを二方向に配列して構成された空間的光変調器であり、各ミラーの角度を変更して光ビームを変調する。DMD25により変調された光ビームは、投影レンズ26を含むヘッド部20aから照射される。DMD駆動回路27は、主制御装置70から供給された描画データに基づいて、DMD25の各ミラーの角度を変更する。
図2及び図3において、チャック10は、θステージ8に搭載されており、θステージ8の下にはYステージ7及びXステージ5が設けられている。Xステージ5は、ベース3に設けられたXガイド4に搭載され、Xガイド4に沿ってX方向へ移動する。Yステージ7は、Xステージ5に設けられたYガイド6に搭載され、Yガイド6に沿ってY方向へ移動する。θステージ8は、Yステージ7に搭載され、θ方向へ回転する。
θステージ8のθ方向への回転により、チャック10に搭載された基板1は、直交する二辺がX方向及びY方向へ向く様に回転される。Xステージ5のX方向への移動により、チャック10は、受け渡し位置と露光位置との間を移動される。露光位置において、Xステージ5のX方向への移動により、各光ビーム照射装置20のヘッド部20aから照射された光ビームが、基板1をX方向へ走査する。また、Yステージ7のY方向への移動により、各光ビーム照射装置20のヘッド部20aから照射された光ビームによる基板1の走査領域が、Y方向へ移動される。図1において、主制御装置70は、ステージ駆動回路60を制御して、θステージ8のθ方向へ回転、Xステージ5のX方向への移動、及びYステージ7のY方向への移動を行う。
図1及び図2において、ベース3には、X方向へ伸びるリニアスケール31が設置されている。リニアスケール31には、Xステージ5のX方向への移動量を検出するための目盛が付けられている。また、Xステージ5には、Y方向へ伸びるリニアスケール33が設置されている。リニアスケール33には、Yステージ7のY方向への移動量を検出するための目盛が付けられている。
図1及び図3において、Xステージ5の一側面には、リニアスケール31に対向して、エンコーダ32が取り付けられている。エンコーダ32は、リニアスケール31の目盛を検出して、パルス信号を主制御装置70へ出力する。また、図1及び図2において、Yステージ7の一側面には、リニアスケール33に対向して、エンコーダ34が取り付けられている。エンコーダ34は、リニアスケール33の目盛を検出して、パルス信号を主制御装置70へ出力する。主制御装置70は、エンコーダ32のパルス信号をカウントして、Xステージ5のX方向への移動量を検出し、エンコーダ34のパルス信号をカウントして、Yステージ7のY方向への移動量を検出する。
図5は、レーザー測長系の動作を説明する図である。なお、図5においては、図1に示したゲート11及び光ビーム照射装置20が省略されている。レーザー測長系は、公知のレーザー干渉式の測長系であって、レーザー光源41、レーザー干渉計42,44、及びバーミラー43,45を含んで構成されている。バーミラー43は、チャック10のY方向の一側面に取り付けられている。また、バーミラー45は、チャック10のX方向の一側面に取り付けられている。
レーザー干渉計42は、レーザー光源41からのレーザー光をバーミラー43へ照射し、バーミラー43により反射されたレーザー光を受光して、レーザー光源41からのレーザー光とバーミラー43により反射されたレーザー光との干渉を測定する。この測定は、Y方向の2箇所で行う。レーザー測長系制御装置40は、主制御装置70の制御により、レーザー干渉計42の測定結果から、チャック10のX方向の位置及び回転を検出する。
一方、レーザー干渉計44は、レーザー光源41からのレーザー光をバーミラー45へ照射し、バーミラー45により反射されたレーザー光を受光して、レーザー光源41からのレーザー光とバーミラー45により反射されたレーザー光との干渉を測定する。レーザー測長系制御装置40は、主制御装置70の制御により、レーザー干渉計44の測定結果から、チャック10のY方向の位置を検出する。
本実施の形態では、基板1の露光を行う前、定期的に、各光ビーム照射装置20のヘッド部20aの位置ずれを検出する。図6は、光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれを検出する動作を説明する図である。また、図7は図6に示したチャックの上面図、図8は図6に示したチャックの正面図である。なお、図6及び図7においては、図1に示したゲート11及び光ビーム照射装置20が省略され、光ビーム照射装置20のヘッド部20aが破線で示されている。
図7及び図8において、チャック10には切り欠き部10aが設けられており、切り欠き部10aには2つのCCDカメラ51が設置されている。各光ビーム照射装置20のヘッド部20aは、Y方向に等間隔で配置されており、2つのCCDカメラ51は、チャック10に、各光ビーム照射装置20のヘッド部20aの間隔と同じ間隔で設けられている。各CCDカメラ51の焦点は、チャック10に搭載される基板1の表面の高さに合っている。なお、本実施の形態では、チャック10に2つのCCDカメラ51が設けられているが、チャック10に3つ以上のCCDカメラ51を設けてもよい。
図6において、チャック10に基板が搭載されていない状態で、主制御装置70は、レーザー測長系制御装置40の検出結果に基づき、ステージ駆動回路60を制御して、Xステージ5をX方向へ移動させ、チャック10に設けられた2つのCCDカメラ51のX方向の位置が、各光ビーム照射装置20のヘッド部20aのX方向の所定の位置と同じになる様に、チャック10のX方向の位置決めを行う。このとき、レーザー測長系を用いて、チャック10のX方向の位置が精度良く検出されるので、チャック10のX方向の位置決めが精度良く行われる。
次に、主制御装置70は、レーザー測長系制御装置40の検出結果に基づき、ステージ駆動回路60を制御して、Yステージ7をY方向へ移動させ、チャック10に設けられた2つのCCDカメラ51のY方向の位置が、2つの光ビーム照射装置20のヘッド部20aのY方向の所定の位置と同じになる様に、チャック10のY方向の位置決めを行う。このとき、レーザー測長系を用いて、チャック10のY方向の位置が精度良く検出されるので、チャック10のY方向の位置決めが精度良く行われる。図6〜図8は、2つのCCDカメラ51のX方向の位置及びY方向の位置が、2つの光ビーム照射装置20のヘッド部20aのX方向の所定の位置及びY方向の所定の位置と同じになった状態を示している。
続いて、主制御装置70は、後述する描画制御部から、位置ずれ検出用の描画データを、ヘッド部20aの位置ずれを検出する光ビーム照射装置20のDMD駆動回路27へ供給する。図8において、位置ずれ検出用の描画データが供給された光ビーム照射装置20は、ヘッド部20aから、位置ずれ検出用の光ビームを照射する。位置ずれ検出用の光ビームは、例えば十字形状や櫛歯形状等の様に、画像信号の処理に適した像を形成する光ビームとする。各CCDカメラ51は、位置ずれを検出するヘッド部20aから照射された位置ずれ検出用の光ビームを受光する。
図6において、各CCDカメラ51は、受光した位置ずれ検出用の光ビームの画像信号を、ヘッド位置ずれ検出回路50へ出力する。ヘッド位置ずれ検出回路50は、各CCDカメラ51の画像信号を処理して、位置ずれ検出用の光ビームを照射したヘッド部20aのX方向の所定の位置からの位置ずれ及びY方向の所定の位置からの位置ずれを検出する。このとき、チャック10のXY方向の位置決めが精度良く行われているので、光ビーム照射装置20のヘッド部20aのXY方向の位置ずれが精度良く検出される。
2つの光ビーム照射装置20のヘッド部20aの位置ずれの検出が終了すると、主制御装置70は、レーザー測長系制御装置40の検出結果に基づき、ステージ駆動回路60を制御して、Yステージ7をY方向へ移動させ、チャック10に設けられた各CCDカメラ51のY方向の位置が、他の2つの光ビーム照射装置20のヘッド部20aのY方向の所定の位置と同じになる様に、チャック10のY方向の位置決めを行う。そして、前述と同様にして、他の2つの光ビーム照射装置20のヘッド部20aのXY方向の位置ずれを検出する。これらの動作を繰り返して、全ての光ビーム照射装置20のヘッド部20aのXY方向の位置ずれを検出する。
チャック10に各光ビーム照射装置20のヘッド部20aの間隔と同じ間隔で設けられた複数のCCDカメラ51により、光ビーム照射装置20のヘッド部20aから照射された光ビームを受光するので、全ての光ビーム照射装置20のヘッド部20aの位置ずれを検出するのに必要なYステージ7の移動量が少なく済む。
図1において、主制御装置70は、光ビーム照射装置20のDMD駆動回路27へ描画データを供給する描画制御部を有する。図9は、描画制御部の概略構成を示す図である。描画制御部71は、メモリ72、バンド幅設定部73、中心点座標決定部74、及び座標決定部75を含んで構成されている。メモリ72は、各光ビーム照射装置20のDMD駆動回路27へ供給する描画データを、そのXY座標をアドレスとして記憶している。
バンド幅設定部73は、メモリ72から読み出す描画データのY座標の範囲を決定することにより、光ビーム照射装置20のヘッド部20aから照射される光ビームのY方向のバンド幅を設定する。
中心点座標決定部74は、エンコーダ32,34からのパルス信号をカウントして、Xステージ5のX方向への移動量及びYステージ7のY方向への移動量を検出し、チャック10の中心点のXY座標を決定する。
座標決定部75は、中心点座標決定部74が決定したチャック10の中心点のXY座標に基づき、各光ビーム照射装置20のDMD駆動回路27へ供給する描画データのXY座標を決定する。そして、座標決定部75は、ヘッド位置ずれ検出回路50の検出結果に基づき、決定したXY座標を補正する。メモリ72は、座標決定部75が補正したXY座標をアドレスとして入力し、入力したXY座標のアドレスに記憶された描画データを、各光ビーム照射装置20のDMD駆動回路27へ出力する。
各光ビーム照射装置20のヘッド部20aの位置ずれを検出し、各光ビーム照射装置20のヘッド部20aの位置ずれの検出結果に基づき、各光ビーム照射装置20のDMD駆動回路27へ供給する描画データの座標を補正し、補正した座標の描画データを、各光ビーム照射装置20のDMD駆動回路27へ供給するので、各光ビーム照射装置20のヘッド部20aの位置がずれても、パターンの描画が精度良く行われる。
図10〜図13は、光ビームによる基板の走査を説明する図である。図10〜図13は、8つの光ビーム照射装置20からの8本の光ビームにより、基板1のX方向の走査を4回行って、基板1全体を走査する例を示している。図10〜図13においては、各光ビーム照射装置20のヘッド部20aが破線で示されている。各光ビーム照射装置20のヘッド部20aから照射された光ビームは、Y方向にバンド幅Wを有し、Xステージ5のX方向への移動によって、基板1を矢印で示す方向へ走査する。
図10は、1回目の走査を示し、X方向への1回目の走査により、図10に灰色で示す走査領域でパターンの描画が行われる。1回目の走査が終了すると、Yステージ7のY方向への移動により、基板1がY方向へバンド幅Wと同じ距離だけ移動される。図11は、2回目の走査を示し、X方向への2回目の走査により、図11に灰色で示す走査領域でパターンの描画が行われる。2回目の走査が終了すると、Yステージ7のY方向への移動により、基板1がY方向へバンド幅Wと同じ距離だけ移動される。図12は、3回目の走査を示し、X方向への3回目の走査により、図12に灰色で示す走査領域でパターンの描画が行われる。3回目の走査が終了すると、Yステージ7のY方向への移動により、基板1がY方向へバンド幅Wと同じ距離だけ移動される。図13は、4回目の走査を示し、X方向への4回目の走査により、図13に灰色で示す走査領域でパターンの描画が行われ、基板1全体の走査が終了する。
なお、図10〜図13では、基板1のX方向の走査を4回行って、基板1全体を走査する例を示したが、走査の回数はこれに限らず、基板1のX方向の走査を3回以下又は5回以上行って、基板1全体を走査してもよい。
以上説明した実施の形態によれば、各光ビーム照射装置20のヘッド部20aの位置ずれを検出し、各光ビーム照射装置20のヘッド部20aの位置ずれの検出結果に基づき、描画データの座標を補正し、補正した座標の描画データを、各光ビーム照射装置20のDMD駆動回路27へ供給することにより、各光ビーム照射装置20のヘッド部20aの位置がずれても、パターンの描画を精度良く行うことができる。従って、複数の光ビーム照射装置20を用い、複数の光ビームにより基板1の走査を行う際に、各光ビーム照射装置20のヘッド部20aの位置ずれによる描画品質の低下を防止することができる。
さらに、以上説明した実施の形態によれば、レーザー測長系を用いて、チャック10の位置を検出することにより、チャック10の位置を精度良く検出することができるので、チャック10のXY方向の位置決めを精度良く行うことができ、チャック10に設けられたCCDカメラ51により受光した光ビームから、各光ビーム照射装置20のヘッド部20aのXY方向の位置ずれを精度良く検出することができる。従って、描画データの座標の補正を正確に行うことができ、パターンの描画をさらに精度良く行なうことができる。
さらに、以上説明した実施の形態によれば、チャック10に各光ビーム照射装置20のヘッド部20aの間隔と同じ間隔で設けられた複数のCCDカメラ51により、光ビーム照射装置20のヘッド部20aから照射された光ビームを受光することにより、全ての光ビーム照射装置20のヘッド部20aの位置ずれを検出するのに必要なYステージ7の移動量を少なくすることができる。従って、露光装置の光ビームによる基板1の走査方向(X方向)と直交する方向(Y方向)の寸法を、小さくすることができる。
本発明の露光装置又は露光方法を用いて基板の露光を行うことにより、複数の光ビームにより基板の走査を並行して行い、パターンの描画を精度良く行うことができるので、高品質な表示用パネル基板を短いタクトタイムで製造することができる。
例えば、図14は、液晶ディスプレイ装置のTFT基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。薄膜形成工程(ステップ101)では、スパッタ法やプラズマ化学気相成長(CVD)法等により、基板上に液晶駆動用の透明電極となる導電体膜や絶縁体膜等の薄膜を形成する。レジスト塗布工程(ステップ102)では、ロール塗布法等によりフォトレジストを塗布して、薄膜形成工程(ステップ101)で形成した薄膜上にフォトレジスト膜を形成する。露光工程(ステップ103)では、露光装置を用いて、フォトレジスト膜にパターンを形成する。現像工程(ステップ104)では、シャワー現像法等により現像液をフォトレジスト膜上に供給して、フォトレジスト膜の不要部分を除去する。エッチング工程(ステップ105)では、ウエットエッチングにより、薄膜形成工程(ステップ101)で形成した薄膜の内、フォトレジスト膜でマスクされていない部分を除去する。剥離工程(ステップ106)では、エッチング工程(ステップ105)でのマスクの役目を終えたフォトレジスト膜を、剥離液によって剥離する。これらの各工程の前又は後には、必要に応じて、基板の洗浄/乾燥工程が実施される。これらの工程を数回繰り返して、基板上にTFTアレイが形成される。
また、図15は、液晶ディスプレイ装置のカラーフィルタ基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。ブラックマトリクス形成工程(ステップ201)では、レジスト塗布、露光、現像、エッチング、剥離等の処理により、基板上にブラックマトリクスを形成する。着色パターン形成工程(ステップ202)では、印刷法等により、基板上に着色パターンを形成する。この工程を、R、G、Bの着色パターンについて繰り返す。保護膜形成工程(ステップ203)では、着色パターンの上に保護膜を形成し、透明電極膜形成工程(ステップ204)では、保護膜の上に透明電極膜を形成する。これらの各工程の前、途中又は後には、必要に応じて、基板の洗浄/乾燥工程が実施される。
図14に示したTFT基板の製造工程では、露光工程(ステップ103)において、図15に示したカラーフィルタ基板の製造工程では、ブラックマトリクス形成工程(ステップ201)及び着色パターン形成工程(ステップ202)の露光処理において、本発明の露光装置又は露光方法を適用することができる。
本発明の一実施の形態による露光装置の概略構成を示す図である。 本発明の一実施の形態による露光装置の側面図である。 本発明の一実施の形態による露光装置の正面図である。 光ビーム照射装置の概略構成を示す図である。 レーザー測長系の動作を説明する図である。 光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれを検出する動作を説明する図である。 図6に示したチャックの上面図である。 図6に示したチャックの正面図である。 描画制御部の概略構成を示す図である。 光ビームによる基板の走査を説明する図である。 光ビームによる基板の走査を説明する図である。 光ビームによる基板の走査を説明する図である。 光ビームによる基板の走査を説明する図である。 液晶ディスプレイ装置のTFT基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。 液晶ディスプレイ装置のカラーフィルタ基板の製造工程の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1 基板
3 ベース
4 Xガイド
5 Xステージ
6 Yガイド
7 Yステージ
8 θステージ
10 チャック
11 ゲート
20 光ビーム照射装置
20a ヘッド部
21 レーザー光源ユニット
22 光ファイバー
23 レンズ
24 ミラー
25 DMD(Digital Micromirror Device)
26 投影レンズ
27 DMD駆動回路
31,33 リニアスケール
32,34 エンコーダ
40 レーザー測長系制御装置
41 レーザー光源
42,44 レーザー干渉計
43,45 バーミラー
50 ヘッド位置ずれ検出回路
51 CCDカメラ
60 ステージ駆動回路
70 主制御装置
71 描画制御部
72 メモリ
73 バンド幅設定部
74 中心点座標決定部
75 座標決定部

Claims (8)

  1. フォトレジストが塗布された基板を保持するチャックと、
    前記チャックを移動するステージと、
    光ビームを変調する空間的光変調器、描画データに基づいて空間的光変調器を駆動する駆動回路、及び空間的光変調器により変調された光ビームを照射する照射光学系を含むヘッド部を有する複数の光ビーム照射装置とを備え、
    前記ステージにより前記チャックを移動し、前記複数の光ビーム照射装置からの複数の光ビームにより基板を走査して、基板にパターンを描画する露光装置であって、
    前記チャックの位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段の検出結果に基づき、前記ステージの移動を制御して、前記チャックを位置決めする制御手段と、
    前記チャックに設けられ、前記光ビーム照射装置のヘッド部から照射された光ビームを受光する受光手段と、
    前記受光手段により受光した光ビームから、各光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれを検出するヘッド位置ずれ検出手段と、
    前記ヘッド位置ずれ検出手段の検出結果に基づき、各光ビーム照射装置の駆動回路へ供給する描画データの座標を補正し、補正した座標の描画データを、各光ビーム照射装置の駆動回路へ供給する手段とを備えたことを特徴とする露光装置。
  2. 前記位置検出手段は、レーザー光を発生する光源と、前記チャックに取り付けられた反射手段と、光源からのレーザー光と反射手段により反射されたレーザー光との干渉を測定する干渉計とを含むレーザー測長系を有することを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記受光手段を複数備え、
    各受光手段は、前記チャックに、各光ビーム照射装置のヘッド部の間隔と同じ間隔で設けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の露光装置。
  4. フォトレジストが塗布された基板をチャックで保持し、
    チャックをステージにより移動し、
    光ビームを変調する空間的光変調器、描画データに基づいて空間的光変調器を駆動する駆動回路、及び空間的光変調器により変調された光ビームを照射する照射光学系を含むヘッド部を有する複数の光ビーム照射装置からの複数の光ビームにより基板を走査して、基板にパターンを描画する露光方法であって、
    チャックの位置を検出し、
    チャックの位置の検出結果に基づき、ステージの移動を制御して、チャックを位置決めし、
    チャックに設けられた受光手段により、光ビーム照射装置のヘッド部から照射された光ビームを受光し、
    受光した光ビームから、各光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれを検出し、
    各光ビーム照射装置のヘッド部の位置ずれの検出結果に基づき、各光ビーム照射装置の駆動回路へ供給する描画データの座標を補正し、
    補正した座標の描画データを、各光ビーム照射装置の駆動回路へ供給することを特徴とする露光方法。
  5. レーザー光を発生する光源と、チャックに取り付けられた反射手段と、光源からのレーザー光と反射手段により反射されたレーザー光との干渉を測定する干渉計とを含むレーザー測長系を用いて、チャックの位置を検出することを特徴とする請求項4に記載の露光方法。
  6. チャックに各光ビーム照射装置のヘッド部の間隔と同じ間隔で設けられた複数の受光手段により、光ビーム照射装置のヘッド部から照射された光ビームを受光することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の露光方法。
  7. 請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の露光装置を用いて基板の露光を行うことを特徴とする表示用パネル基板の製造方法。
  8. 請求項4乃至請求項6のいずれか一項に記載の露光方法を用いて基板の露光を行うことを特徴とする表示用パネル基板の製造方法。
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