JP2010098469A - 移動局および基地局 - Google Patents

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Abstract

【課題】通信効率に優れた移動局および基地局を提供すること。
【解決手段】移動局が、基地局との間で通信を行う期間である通信期間と通信を行わない期間である非通信期間とを有する間欠通信を行っている場合に、隣接基地局の電波の受信状況を取得する期間であるスキャン期間が複数の通信期間と重複する場合に、スキャン期間、通信期間および非通信期間の長さに応じてスキャン期間の始期および終期を設定する。これにより、通信期間がスキャン期間と重複して基地局との通信機会が失われる期間を最短に抑制し、通信効率を向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、移動局および基地局に関する。
無線通信システムには、移動局(MS:Mobile Station)の電力消費を抑えるために、間欠通信を行うものがある。間欠通信の一例を図17に示す。図17に示すように、間欠通信においては、移動局は、基地局(BS:Base Station)との同期を取りつつ、予め決められた通信期間で基地局と通信を行う。そして、移動局は、通信期間以外の非通信期間では通信のための処理部を休止させて、消費電力を抑制することができる。このような間欠通信を行う状態は、スリープモードと呼ばれることもある(例えば、特許文献1参照)。
また、セル方式の無線通信システムでは、移動局がセル間を移動する際にスムーズにハンドオーバを実行できるように、スキャン処理が実行される。スキャン処理とは、次の通信先となる基地局を決定するため、現在通信を行っている基地局であるサービング基地局(SBS:ServingBS)に隣接する隣接基地局(NBS:NeighborBS)の電波の受信品質を測定する処理である。
スキャン処理の一例を図18に示す。図18に示すように、移動局(MS)は、所定の条件が満たされると、サービング基地局(SBS)に対してスキャン期間を要求し、サービング基地局はその応答を返す。スキャン期間とは、スキャン処理が実行される期間である。そして、移動局は、スキャン期間において、隣接基地局(NBS)に同期し、隣接基地局の電波をスキャンした後にサービング基地局に同期を戻す。このように、スキャン期間においては、移動局は、隣接基地局に同期し、サービング基地局と通信を行わなくともよい。
国際公開第2005/086379号パンフレット
無線通信システムは、上記のような間欠通信を行う機能とスキャン処理を行う機能とを併せもつことができるが、そのような無線通信システムでは、通信効率が低下することがあった。この問題について図19を参照しながら説明する。
図19に示すように、間欠通信を行う機能とスキャン処理を行う機能とを併せもつ無線通信システムでは、スキャン期間が間欠通信における通信期間と重なってしまうことがある。間欠通信における通信期間は、移動局がサービング基地局と通信を行って音声等のユーザデータを送受信することができる期間であるが、この期間がスキャン期間と重なると、その重複期間は、移動局がサービング基地局と通信できない通信不能期間となる。その結果、移動局がサービング基地局との間でユーザデータを送受信する機会が減少し、通信効率が低下する。
本発明の1側面では、通信効率に優れた移動局および基地局を提供することを目的とする。
第1の案では、移動局は、一つの態様において、第1の基地局との間で通信を行う期間である通信期間と通信を行わない期間である非通信期間とを管理する間欠通信管理部と、第2の基地局の電波の受信状況を取得するスキャン処理を実行する期間であるスキャン期間が複数の通信期間と重複する場合に、前記スキャン期間を前記通信期間との重複期間が小さくなるようにシフトして設定するスキャン期間設定部と、前記スキャン期間設定部によって設定された前記スキャン期間において前記スキャン処理を実行するスキャン処理部とを備える。
また、第2の案では、基地局は、一つの態様において、移動局との間で通信を行う期間である通信期間と通信を行わない期間である非通信期間とを管理する間欠通信管理部と、前記移動局が他の基地局の電波の受信状況を取得するスキャン処理を実行する期間であるスキャン期間が複数の通信期間と重複する場合に、前記スキャン期間を前記通信期間との重複期間が小さくなるようにシフトして設定するスキャン期間設定部と、前記スキャン期間設定部によって設定された前記スキャン期間において前記移動局に前記スキャン処理を実行させるスキャン処理部とを備える。
通信効率に優れた移動局および基地局を得ることができる。
以下に添付図面を参照して、本発明の実施例について説明する。以下、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)方式の無線通信システムを1例に挙げて説明するが、本発明の適用対象はこれに限定されない。すなわち、本発明は、例えば、間欠通信を行う機能とスキャン処理を行う機能とを併せもった3Gや3.9G等の携帯電話システムにも適用することができる。
まず、本実施例におけるスキャン期間設定方法について図1を用いて説明する。図1に示すように、本実施例におけるスキャン期間設定方法では、スキャン期間が間欠通信における通信期間と重複する場合に、スキャン期間の位置を調整することによって重複期間を短縮させる。
具体的には、本実施例におけるスキャン期間設定方法では、スキャン期間の始期がいずれかの非通信期間に含まれ、かつ、スキャン期間の終期がいずれかの非通信期間に含まれるように設定される。
スキャン期間の位置をこのように調整することにより、通信期間であるにも関わらずスキャン期間と重なったためにサービング基地局と通信を行わなくともよい期間である通信不能期間を短縮することができる。図1に示した例では、スキャン期間の位置をこのように調整することによって、未調整の場合における後半の通信不能期間が消滅している。
上記のように調整することができない場合、本実施例におけるスキャン期間設定方法では、図2に示すようにスキャン期間の始期が非通信期間の始期と一致するか、図3のようにスキャン期間の終期が非通信期間の終期と一致するように調整が行われる。このように調整することにより、スキャン期間が非通信期間と重複する期間を増やし、通信不能期間を相対的に短くすることができる。
なお、例えば、非通信期間の長さが変動するような場合には、スキャン期間の始期を非通信期間の始期と一致させた場合と、スキャン期間の終期を非通信期間の終期と一致させた場合とで、スキャン期間と通信期間の重複期間の長さが異なる。このような場合には、スキャン期間と通信期間の重複期間が短くなる方にスキャン期間の位置が調整される。
次に、上記のスキャン期間設定方法を実行する移動局10の構成について説明する。なお、移動局10を含むネットワーク構成として、図4のような構成を想定する。すなわち、サービング基地局(SBS)と隣接基地局(NBS)の仕様は、以下の通りであるものとする。
[SBS]中心周波数:2498.5MHz,バンド幅:5MHz
[NBS]中心周波数:2503.5MHz,バンド幅:5MHz
図5は、移動局10の構成を示すブロック図である。図5に示すように、移動局10は、基地局20と無線通信を行う通信装置であり、スキャン実行判定部11と、スキャン期間長決定部12と、間欠通信管理部13と、優先度決定部14と、通信量測定部15と、スキャン期間設定部16と、重複期間算出部17と、スキャン処理部18とを有する。なお、図5では、間欠通信を行う機能とスキャン処理を行う機能に関連する部位以外の図示を省略している。
スキャン実行判定部11は、所定の実行条件に基づいて、スキャン処理の実行が必要か否かを判定する。スキャンの実行条件の一例を図6に示す。図6に示す実行条件は、移動局10が隣接基地局から受信する受信信号の強度(RSSI:Receive Signal Strength Indicator)をスキャン実行判定部11が監視し、受信信号強度に対する信号雑音の比(CINR:Carrior Interference Noise Ratio)が閾値である20dBよりも小さくなるとスキャンの実行を決定することを示している。
スキャン期間長決定部12は、スキャン期間の長さを決定する。スキャン期間の長さの決定は、どのような方式で行ってもよく、例えば、隣接基地局1つにつき40フレームというように、隣接基地局の数に応じて決定することができる。移動局10は、サービング基地局から周期的に送信されるMOB_NBR−ADVから隣接基地局に関する情報を取得して図7に示すように保持しており、スキャン期間長決定部12は、この情報から隣接基地局の数を知ることができる。
間欠通信管理部13は、間欠通信の状態を管理する。具体的には、間欠通信管理部13は、PSC(PowerSavingClass)から、Listening Window(通信期間)の長さ、Sleeping Window(非通信期間)の長さ等の情報を取得して、間欠通信状態情報として保持する。
間欠通信状態情報の一例を図8に示す。図8に示すように、間欠通信状態情報は、CID(Connection ID)、Listening Window長、Sleeping Window長、PSCの状態、間欠通信開始フレーム番号といった項目を有し、サービング基地局との通信接続を構成しているコネクション毎に情報が格納される。
CIDは、コネクションを識別するための識別番号である。Listening Window長は、間欠通信における通信期間の長さであり、Sleeping Window長は、間欠通信における非通信期間の長さである。PSCの状態は、コネクションが間欠通信中であるか否かを示し、「活性化」と「非活性化」の何れかの値をとる。PSCの値が「活性化」の場合、対応するコネクションが間欠通信を行う状態であることを意味し、PSCの値が「非活性化」の場合、対応するコネクションが間欠通信を行う状態でないことを意味する。間欠通信開始フレーム番号は、間欠通信を開始したフレームの番号である。
このように、移動局10は、コネクション毎に間欠通信を行うか否かを切り換えることができ、また、通信期間と非通信期間のタイミングをコネクション毎に独立して設定することができる。
優先度決定部14は、各コネクションの優先度を決定する。優先度の決定は、どのような方式で行ってもよいが、ここでは、通信量測定部15によって測定されたコネクション毎の通信量に基づいて、通信量が多いコネクションほど優先度を高くするものとする。なお、優先度の決定は、例えば、コネクション毎に設定されたQoS(Quality of Service)に基づいて行ってもよい。
通信量測定部15は、コネクション毎に通信量を測定する。通信量測定部15による通信量の測定結果の一例を図9に示す。図9に示す例では、コネクション毎の通信量がフレーム単位で測定されている。
スキャン期間設定部16は、スキャン実行判定部11によってスキャン処理の実行が必要であると判定された場合に、スキャン期間長決定部12によって決定された長さのスキャン期間の開始タイミングを決定する。
具体的には、スキャン期間設定部16は、間欠通信管理部13に対して間欠通信を行う状態にあるコネクションがあるか否かを問い合わせる。ここで、間欠通信を行う状態にあるコネクションがなければ、スキャン期間の開始タイミングとしても通信効率は同等である。そのため、間欠通信を行う状態にあるコネクションがない場合は、スキャン期間設定部16は、所定時間後をスキャン期間の開始タイミングとして決定する。
一方、間欠通信を行う状態にあるコネクションがあれば、スキャン期間設定部16は、間欠通信管理部13から各コネクションの通信期間と非通信期間を取得し、それらの論理和を求めて、共通非通信期間を取得する。ここでいう論理和は、いずれかのコネクションが通信期間であればその期間を通信期間とみなす処理を意味する。また、共通非通信期間は、いずれかのコネクションも通信期間となっていない期間を意味する。
続いて、スキャン期間設定部16は、図10に示すように、スキャン期間の始期がいずれかの共通非通信期間に含まれ、かつ、スキャン期間の終期がいずれかの共通非通信期間に含まれるようにスキャン期間の開始タイミングを設定できるかを確認する。そして、設定できる場合は、その場合の開始タイミングをスキャン期間の開始タイミングと決定する。このように設定できれば、共通非通信期間とスキャン期間の重複時間を最も長く設定し、スキャン期間と通信期間の重複のために各コネクションがサービング基地局と通信を行うことができない期間を相対的に短くできるからである。
上記のタイミングを設定できない場合、スキャン期間設定部16は、スキャン期間の始期を共通非通信期間の始期と一致させた場合における各コネクションの通信期間とスキャン期間の重複期間の長さを重複期間算出部17に算出させる。そして、スキャン期間設定部16は、算出された各コネクションの重複時間を、優先度決定部14によって決定された優先度が高いコネクションの重複時間が長く評価されるように重みを付けて集計する。
さらに、スキャン期間設定部16は、スキャン期間の終期を共通非通信期間の終期と一致させた場合における各コネクションの通信期間とスキャン期間の重複期間の長さを重複期間算出部17に算出させる。そして、スキャン期間設定部16は、算出された各コネクションの重複時間を、優先度決定部14によって決定された優先度が高いコネクションの重複時間が長く評価されるように重みを付けて集計する。
そして、スキャン期間設定部16は、重複時間の集計値の小さい方のスキャン期間を採用する。重複時間は、間欠通信の観点からはサービング基地局と通信を行うことができる期間であるにも関わらず、スキャン期間との重複のためにサービング基地局と通信を行うことができない期間であり、通信効率を向上させるには短い方が好ましいからである。
ここで、優先度に応じた重み付けを行うのは、優先度の高いコネクションの通信効率を優先的に向上させるためである。したがって、重みの大きさは、優先度の高いコネクションの通信効率をどれだけ優先することが必要かに応じて決定される。
図11は、重複期間の比較の一例を示す図である。図11に示す例では、スキャン期間の始期が共通非通信期間の始期に一致するように、スキャン期間の開始タイミングをフレーム番号35の位置に設定した場合における各コネクションの重複期間は以下の通りになっている。
CID=1のコネクション:15フレーム
CID=2のコネクション:20フレーム
また、図11に示す例では、スキャン期間の終期が共通非通信期間の終期に一致するように、スキャン期間の開始タイミングをフレーム番号90の位置に設定した場合における各コネクションの重複期間は以下の通りになっている。
CID=1のコネクション:10フレーム
CID=2のコネクション:25フレーム
ここで、CID=1のコネクションの優先度が最も高く、最も優先度が高いコネクションの重複時間を2倍に評価する重み付けが行われているとすると、重複時間の集計値は以下のようになる。
開始タイミングがフレーム番号35の場合:50
開始タイミングがフレーム番号90の場合:45
この例では、スキャン期間の開始タイミングをフレーム番号90の位置に設定した場合の方が重複時間の集計値が小さいため、スキャン期間設定部16は、スキャン期間の開始タイミングをフレーム番号90の位置に決定する。
図5の説明に戻って、重複期間算出部17は、通信期間とスキャン期間の重複期間の長さをコネクション毎に算出する。スキャン処理部18は、スキャン期間設定部16によって決定されたタイミングでスキャン期間が開始するようにサービング基地局と調整を行い、スキャン期間にスキャン処理を実行する。サービング基地局との間でのスキャン期間の調整は、例えば、MOB_SCN−REQとMOB_SCN−RSPのやりとりによって実現できる。
次に、移動局10によるスキャン期間設定処理の処理手順について説明する。図12は、スキャン期間設定処理の処理手順を示すフローチャートである。図12に示すように、スキャン実行判定部11は、スキャン処理の実行が必要であるか否かを判定し(ステップS101)、必要ないと判断した場合は(ステップS101否定)、判定を再実行する(ステップS101)。
そして、スキャン実行判定部11が、スキャン処理の実行が必要であると判断した場合は(ステップS101肯定)、スキャン期間長決定部12が、スキャン期間の長さを決定する(ステップS102)。続いて、スキャン期間設定部16が、間欠通信中のコネクションがあるか否かを間欠通信管理部13に問い合わせる。ここで、間欠通信中のコネクションがなければ(ステップS103否定)、スキャン期間設定部16は、所定時間後をスキャン期間の開始タイミングとして決定する(ステップS104)。そして、スキャン処理部18が、その開始タイミングでスキャン処理を実行し(ステップS115)、その後、ステップS101から処理が再開される。
一方、間欠通信中のコネクションがあれば(ステップS103肯定)、スキャン期間設定部16は、間欠通信管理部13から各コネクションの通信期間と非通信期間を取得する(ステップS105)。そして、それらの論理和を求めて、共通非通信期間を取得する(ステップS106)。続いて、スキャン期間設定部16は、スキャン期間の始期がいずれかの共通非通信期間に含まれ、かつ、スキャン期間の終期がいずれかの共通非通信期間に含まれるようにスキャン期間の開始タイミングを設定できるかを判定する(ステップS107)。
そして、設定できる場合は(ステップS108肯定)、スキャン期間設定部16は、その場合の開始タイミングをスキャン期間の開始タイミングと決定する(ステップS109)。そして、スキャン処理部18が、その開始タイミングでスキャン処理を実行し(ステップS115)、その後、ステップS101から処理が再開される。
上記のタイミングを設定できない場合(ステップS108否定)、スキャン期間設定部16は、スキャン期間の始期を共通非通信期間の始期と一致させた場合における各コネクションの通信期間とスキャン期間の重複期間の長さを重複期間算出部17に算出させる(ステップS110)。そして、スキャン期間設定部16は、算出された各コネクションの重複時間を、優先度に応じた重みを付けて集計する(ステップS111)。
さらに、スキャン期間設定部16は、スキャン期間の終期を共通非通信期間の終期と一致させた場合における各コネクションの通信期間とスキャン期間の重複期間の長さを重複期間算出部17に算出させる(ステップS112)。そして、スキャン期間設定部16は、算出された各コネクションの重複時間を、優先度に応じた重みを付けて集計する(ステップS113)。
そして、スキャン期間設定部16は、重複時間の集計値の小さい方のスキャン期間を採用する(ステップS112)。そして、スキャン処理部18が、採用された開始タイミングでスキャン処理を実行し(ステップS115)、その後、ステップS101から処理が再開される。
実施例1では、各コネクションの優先度をスキャン期間の設定に反映させるために優先度に応じて重複期間に重み付けを行う例を示したが、実施例2では、他のやり方で各コネクションの優先度をスキャン期間の設定に反映させる例を示す。
まず、本実施例に係る移動局30の構成について説明する。なお、以下の説明では、既に説明した部位と同一の部位には、既に説明した部位と同一の符号を付し、重複する説明を省略することとする。
図13は、移動局30の構成を示すブロック図である。図13に示すように、移動局30は、基地局20と無線通信を行う通信装置であり、スキャン実行判定部11と、スキャン期間長決定部12と、間欠通信管理部13と、優先度決定部14と、通信量測定部15と、スキャン期間設定部36と、重複期間算出部17と、スキャン処理部18とを有する。なお、図13では、間欠通信を行う機能とスキャン処理を行う機能に関連する部位以外の図示を省略している。
スキャン期間設定部36は、スキャン実行判定部11によってスキャン処理の実行が必要であると判定された場合に、スキャン期間長決定部12によって決定された長さのスキャン期間の開始タイミングを決定する。
具体的には、スキャン期間設定部36は、間欠通信管理部13に対して間欠通信を行う状態にあるコネクションがあるか否かを問い合わせる。ここで、間欠通信を行う状態にあるコネクションがなければ、スキャン期間設定部36は、所定時間後をスキャン期間の開始タイミングとして決定する。
一方、間欠通信を行う状態にあるコネクションがあれば、スキャン期間設定部36は、間欠通信管理部13から各コネクションの通信期間と非通信期間を取得し、それらの論理和を求めて、共通非通信期間を取得する。
続いて、スキャン期間設定部36は、図10に示したように、スキャン期間の始期がいずれかの共通非通信期間に含まれ、かつ、スキャン期間の終期がいずれかの共通非通信期間に含まれるようにスキャン期間の開始タイミングを設定できるかを確認する。そして、設定できる場合は、その場合の開始タイミングをスキャン期間の開始タイミングと決定する。
上記のタイミングを設定できない場合、スキャン期間設定部36は、優先度決定部14によって決定された優先度が最も低いコネクションを対象外として、共通非通信期間を取得し直す。
続いて、スキャン期間設定部36は、スキャン期間の始期がいずれかの共通非通信期間に含まれ、かつ、スキャン期間の終期がいずれかの共通非通信期間に含まれるようにスキャン期間の開始タイミングを設定できるかを確認する。そして、設定できる場合は、その場合の開始タイミングをスキャン期間の開始タイミングと決定する。
例えば、図10に示した例において上記のタイミングを設定できない場合、スキャン期間設定部36は、優先度の低い方のコネクションを対象外として共通非通信期間を取得し直す。この例の場合、CID=2のコネクションの方が優先度が低いとすると、CID=2のコネクションが対象外とされ、図14のように共通非通信期間が再設定される。再設定後の共通非通信期間は、再設定前よりも広くなり、上記のタイミングが設定され易くなっている。
このように、優先度の低いコネクションを1つずつ対象外としていきながら、最適なスキャン期間を設定できる開始タイミングを探索することにより、優先度の高いコネクションの通信効率を向上させることができる。
次に、移動局30によるスキャン期間設定処理の処理手順について説明する。図15は、スキャン期間設定処理の処理手順を示すフローチャートである。図15に示すように、スキャン実行判定部11は、スキャン処理の実行が必要であるか否かを判定し(ステップS201)、必要ないと判断した場合は(ステップS201否定)、判定を再実行する(ステップS201)。
そして、スキャン実行判定部11が、スキャン処理の実行が必要であると判断した場合は(ステップS201肯定)、スキャン期間長決定部12が、スキャン期間の長さを決定する(ステップS202)。続いて、スキャン期間設定部36が、間欠通信中のコネクションがあるか否かを間欠通信管理部13に問い合わせる。ここで、間欠通信中のコネクションがなければ(ステップS203否定)、スキャン期間設定部36は、所定時間後をスキャン期間の開始タイミングとして決定する(ステップS204)。そして、スキャン処理部18が、その開始タイミングでスキャン処理を実行し(ステップS215)、その後、ステップS201から処理が再開される。
一方、間欠通信中のコネクションがあれば(ステップS203肯定)、スキャン期間設定部36は、間欠通信管理部13から各コネクションの通信期間と非通信期間を取得する(ステップS205)。そして、それらの論理和を求めて、共通非通信期間を取得する(ステップS206)。続いて、スキャン期間設定部36は、スキャン期間の始期がいずれかの共通非通信期間に含まれ、かつ、スキャン期間の終期がいずれかの共通非通信期間に含まれるようにスキャン期間の開始タイミングを設定できるかを判定する(ステップS207)。
そして、設定できる場合は(ステップS208肯定)、スキャン期間設定部36は、その場合の開始タイミングをスキャン期間の開始タイミングと決定する(ステップS209)。そして、スキャン処理部18が、その開始タイミングでスキャン処理を実行し(ステップS215)、その後、ステップS201から処理が再開される。
上記のタイミングを設定できない場合(ステップS208否定)、スキャン期間設定部36は、共通非通信期間の取得対象外となっていないコネクションが1つだけであるかを確認する(ステップS210)。ここで、1つだけでなければ(ステップS210否定)、スキャン期間設定部36は、共通非通信期間の取得対象外となっていないコネクションのうち最も優先度の低いものを共通非通信期間の取得対象外とする(ステップS211)。そして、その後、ステップS205から処理が再開される。
一方、ステップS210で共通非通信期間の取得対象外となっていないコネクションが1つだけであった場合は(ステップS210肯定)、スキャン期間の始期を非通信期間の始期と一致させた場合における各コネクションの通信期間とスキャン期間の重複期間の長さを重複期間算出部17に算出させる(ステップS212)。
さらに、スキャン期間設定部36は、スキャン期間の終期を共通非通信期間の終期と一致させた場合における各コネクションの通信期間とスキャン期間の重複期間の長さを重複期間算出部17に算出させる(ステップS213)。
そして、スキャン期間設定部36は、重複時間の小さい方のスキャン期間を採用する(ステップS214)。そして、スキャン処理部18が、採用された開始タイミングでスキャン処理を実行し(ステップS215)、その後、ステップS201から処理が再開される。
実施例1および2では、移動局側でスキャン期間を設定することとしたが、基地局側でスキャン期間を設定することとしてもよい。そこで、実施例3では、基地局側でスキャン期間を設定する例について説明する。
まず、本実施例に係る基地局40の構成について説明する。図16は、基地局40の構成を示すブロック図である。図16に示すように、基地局40は、移動局50と無線通信を行う通信装置であり、スキャン実行判定部41と、スキャン期間長決定部42と、間欠通信管理部43と、優先度決定部44と、通信量測定部45と、スキャン期間設定部46と、重複期間算出部47と、スキャン処理部48とを有する。なお、図16では、間欠通信を行う機能とスキャン処理を行う機能に関連する部位以外の図示を省略している。
スキャン実行判定部41は、所定の実行条件に基づいて、スキャン処理の実行が必要か否かを、当該の基地局40と通信中の移動局50毎に判定する。例えば、スキャン実行判定部41は、通信中の移動局50から通知されるCINRに基づいて、スキャン処理の実行の要否の判定を行う。
スキャン期間長決定部42は、スキャン期間の長さを、当該の基地局40と通信中の移動局50毎に決定する。スキャン期間の長さの決定は、どのような方式で行ってもよく、例えば、隣接基地局1つにつき40フレームというように、移動局50の隣接基地局の数に応じて決定することができる。
間欠通信管理部43は、間欠通信の状態を、当該の基地局40と通信中の移動局50毎に管理する。具体的には、間欠通信管理部43は、PSCから、Listening Window(通信期間)の長さ、Sleeping Window(非通信期間)の長さ等の情報を取得して、間欠通信状態情報として保持する。
優先度決定部44は、各コネクションの優先度を、当該の基地局40と通信中の移動局50毎に決定する。優先度の決定は、どのような方式で行ってもよいが、ここでは、通信量測定部45によって測定されたコネクション毎の通信量に基づいて、通信量が多いコネクションほど優先度を高くするものとする。なお、優先度の決定は、例えば、コネクション毎に設定されたQoS(Quality of Service)に基づいて行ってもよい。
スキャン期間設定部46は、スキャン実行判定部41によってスキャン処理の実行が必要であると判定された移動局50に関して、スキャン期間長決定部42によって決定された長さのスキャン期間の開始タイミングを決定する。
具体的には、スキャン期間設定部46は、間欠通信管理部43に対して、スキャン処理の実行が必要であると判定された移動局50との間に間欠通信を行う状態にあるコネクションがあるか否かを問い合わせる。ここで、間欠通信を行う状態にあるコネクションがない場合は、スキャン期間設定部46は、所定時間後をスキャン期間の開始タイミングとして決定する。
一方、間欠通信を行う状態にあるコネクションがあれば、スキャン期間設定部46は、間欠通信管理部43から、スキャン処理の実行が必要であると判定された移動局50の各コネクションの通信期間と非通信期間を取得する。そして、それらの論理和を求めて、共通非通信期間を取得する。
続いて、スキャン期間設定部46は、図10に示したように、スキャン期間の始期がいずれかの共通非通信期間に含まれ、かつ、スキャン期間の終期がいずれかの共通非通信期間に含まれるようにスキャン期間の開始タイミングを設定できるかを確認する。そして、設定できる場合は、その場合の開始タイミングをスキャン期間の開始タイミングと決定する。
上記のタイミングを設定できない場合、スキャン期間設定部46は、スキャン期間の始期を共通非通信期間の始期と一致させた場合における各コネクションの通信期間とスキャン期間の重複期間の長さを重複期間算出部47に算出させる。なお、ここでの重複期間の算出は、スキャン処理の実行が必要であると判定された移動局50の各コネクションを対象とすればよい。そして、スキャン期間設定部46は、算出された各コネクションの重複時間を、優先度決定部44によって決定された優先度が高いコネクションの重複時間が長く評価されるように重みを付けて集計する。
さらに、スキャン期間設定部46は、スキャン期間の終期を共通非通信期間の終期と一致させた場合における各コネクションの通信期間とスキャン期間の重複期間の長さを重複期間算出部47に算出させる。なお、ここでの重複期間の算出も、スキャン処理の実行が必要であると判定された移動局50の各コネクションを対象とすればよい。そして、スキャン期間設定部46は、算出された各コネクションの重複時間を、優先度決定部44によって決定された優先度が高いコネクションの重複時間が長く評価されるように重みを付けて集計する。
そして、スキャン期間設定部46は、重複時間の集計値の小さい方のスキャン期間を採用する。
なお、スキャン期間の始期がいずれかの共通非通信期間に含まれ、かつ、スキャン期間の終期がいずれかの共通非通信期間に含まれるようにスキャン期間の開始タイミングを設定できない場合は、実施例2に示した方式でスキャン期間を設定してもよい。すなわち、優先度の低いコネクションから順に対象外として共通非通信期間を再設定しながら上記の条件が満たされる開始タイミングを探索することとしてもよい。
重複期間算出部47は、通信期間とスキャン期間の重複期間の長さをコネクション毎に算出する。スキャン処理部48は、スキャン期間設定部46によって決定されたタイミングでスキャン期間が開始されるように移動局50と調整を行う。移動局50との間でのスキャン期間の調整は、例えば、MOB_SCN−REQとMOB_SCN−RSPのやりとりによって実現できる。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)第1の基地局との間で通信を行う期間である通信期間と、該第1の基地局との間で通信を行わない期間である非通信期間とを管理する間欠通信管理部と、
第2の基地局の電波の受信状況を取得するスキャン処理を実行可能な期間であるスキャン期間が、複数の前記通信期間と重複する場合に、前記スキャン期間を前記通信期間との重複期間が小さくなるようにシフトして設定するスキャン期間設定部と、
前記スキャン期間設定部によって設定されたスキャン期間において前記スキャン処理を実行するスキャン処理部と、
を備えたことを特徴とする移動局。
(付記2)前記スキャン期間設定部は、前記スキャン期間を、該スキャン期間の始期が前記非通信期間のいずれかに含まれ、かつ、該スキャン期間の終期が前記非通信期間のいずれかに含まれるように設定することを特徴とする付記1に記載の移動局。
(付記3)前記スキャン期間設定部は、前記スキャン期間の始期を前記非通信期間の始期と一致させることを特徴とする付記1に記載の移動局。
(付記4)前記スキャン期間設定部は、前記スキャン期間の終期を前記非通信期間の終期と一致させることを特徴とする付記1に記載の移動局。
(付記5)前記スキャン期間と前記通信期間の重複期間の長さを算出する重複期間算出部をさらに備え、
前記スキャン期間設定部は、始期を前記非通信期間の始期と一致させたスキャン期間と、終期を前記非通信期間の終期と一致させたスキャン期間のうち、前記重複期間算出部によって算出された重複期間の長さが短い方のスキャン期間を選択することを特徴とする付記1に記載の移動局。
(付記6)前記スキャン期間設定部は、前記第1の基地局との間で複数のコネクションが確立されている場合に、優先度が高いコネクションほど前記スキャン期間と前記通信期間の重複期間の長さが短くなるように前記スキャン期間を設定すること特徴とする付記1に記載の移動局。
(付記7)移動局との間で通信を行う期間である通信期間と、該第1の基地局との間で通信を行わない期間である非通信期間とを管理する間欠通信管理部と、
前記移動局が他の基地局の電波の受信状況を取得するスキャン処理を実行可能な期間であるスキャン期間が複数の前記通信期間と重複する場合に、前記スキャン期間を前記通信期間との重複期間が小さくなるようにシフトして設定するスキャン期間設定部と、
前記スキャン期間設定部によって設定されたスキャン期間において前記移動局に前記スキャン処理を実行させるスキャン処理部と、
を備えたことを特徴とする基地局。
(付記8)前記スキャン期間設定部は、前記スキャン期間を、該スキャン期間の始期が前記非通信期間のいずれかに含まれ、かつ、該スキャン期間の終期が前記非通信期間のいずれかに含まれるように設定することを特徴とする付記7に記載の基地局。
(付記9)前記スキャン期間設定部は、前記スキャン期間の始期を前記非通信期間の始期と一致させることを特徴とする付記7に記載の基地局。
(付記10)前記スキャン期間設定部は、前記スキャン期間の終期を前記非通信期間の終期と一致させることを特徴とする付記7に記載の基地局。
(付記11)前記スキャン期間と前記通信期間の重複期間の長さを算出する重複期間算出部をさらに備え、
前記スキャン期間設定部は、始期を前記非通信期間の始期と一致させたスキャン期間と、終期を前記非通信期間の終期と一致させたスキャン期間のうち、前記重複期間算出部によって算出された重複期間の長さが短い方のスキャン期間を選択することを特徴とする付記7に記載の基地局。
(付記12)前記スキャン期間設定部は、前記移動局との間で複数のコネクションが確立されている場合に、優先度が高いコネクションほど前記スキャン期間と前記通信期間の重複期間の長さが短くなるように前記スキャン期間を設定すること特徴とする付記7に記載の基地局。
本実施例におけるスキャン期間設定方法について説明するための図である。 スキャン期間の始期を非通信期間の始期と一致させた場合の一例を示す図である。 スキャン期間の終期を非通信期間の終期と一致させた場合の一例を示す図である。 ネットワーク構成の一例を示す図である。 実施例1に係る移動局の構成を示すブロック図である。 スキャンの実行条件の一例を示す図である。 隣接基地局情報の一例を示す図である。 間欠通信状態情報の一例を示す図である。 通信量の測定結果の一例を示す図である。 スキャン期間の設定の一例を示す図である。 重複期間の比較の一例を示す図である。 実施例1に係る移動局によって実行されるスキャン期間設定処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施例2に係る移動局の構成を示すブロック図である。 コネクションの排除の一例を示す図である。 実施例2に係る移動局によって実行されるスキャン期間設定処理の処理手順を示すフローチャートである。 実施例3に係る基地局の構成を示すブロック図である。 間欠通信について説明するための図である。 スキャン期間について説明するための図である。 非通信期間とスキャン期間が重なった場合の一例を示す図である。
符号の説明
10、30、50 移動局
11 スキャン実行判定部
12 スキャン期間長決定部
13 間欠通信管理部
14 優先度決定部
15 通信量測定部
16、36 スキャン期間設定部
17 重複期間算出部
18 スキャン処理部
20、40 基地局
41 スキャン実行判定部
42 スキャン期間長決定部
43 間欠通信管理部
44 優先度決定部
45 通信量測定部
46 スキャン期間設定部
47 重複期間算出部
48 スキャン処理部

Claims (6)

  1. 第1の基地局との間で通信を行う期間である通信期間と、該第1の基地局との間で通信を行わない期間である非通信期間とを管理する間欠通信管理部と、
    第2の基地局の電波の受信状況を取得するスキャン処理を実行可能な期間であるスキャン期間が、複数の前記通信期間と重複する場合に、前記スキャン期間を前記通信期間との重複期間が小さくなるようにシフトして設定するスキャン期間設定部と、
    前記スキャン期間設定部によって設定されたスキャン期間において前記スキャン処理を実行するスキャン処理部と、
    を備えたことを特徴とする移動局。
  2. 前記スキャン期間設定部は、前記スキャン期間を、該スキャン期間の始期が前記非通信期間のいずれかに含まれ、かつ、該スキャン期間の終期が前記非通信期間のいずれかに含まれるように設定することを特徴とする請求項1に記載の移動局。
  3. 前記スキャン期間設定部は、前記スキャン期間の始期を前記非通信期間の始期と一致させることを特徴とする請求項1に記載の移動局。
  4. 前記スキャン期間設定部は、前記スキャン期間の終期を前記非通信期間の終期と一致させることを特徴とする請求項1に記載の移動局。
  5. 前記スキャン期間設定部は、前記第1の基地局との間で複数のコネクションが確立されている場合に、優先度が高いコネクションほど前記スキャン期間と前記通信期間の重複期間の長さが短くなるように前記スキャン期間を設定すること特徴とする請求項1に記載の移動局。
  6. 移動局との間で通信を行う期間である通信期間と、該第1の基地局との間で通信を行わない期間である非通信期間とを管理する間欠通信管理部と、
    前記移動局が他の基地局の電波の受信状況を取得するスキャン処理を実行可能な期間であるスキャン期間が複数の前記通信期間と重複する場合に、前記スキャン期間を前記通信期間との重複期間が小さくなるようにシフトして設定するスキャン期間設定部と、
    前記スキャン期間設定部によって設定されたスキャン期間において前記移動局に前記スキャン処理を実行させるスキャン処理部と、
    を備えたことを特徴とする基地局。
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