JP5903172B2 - 不連続受信時の適応的隣接セルサーチ持続時間における省電力の方法及び装置 - Google Patents

不連続受信時の適応的隣接セルサーチ持続時間における省電力の方法及び装置 Download PDF

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Description

本出願は、2012年1月31日付で出願され「METHODS FOR POWER SAVING IN DISCONTINUOUS RECEPTION−ADAPTIVE NEIGHBOR CELL SEARCH DURATION」と題された米国特許仮出願第61/593,202号に対して優先権を主張し、2013年1月30日付で出願され「METHODS FOR POWER SAVING IN DISCONTINUOUS RECEPTION−ADAPTIVE NEIGHBOR CELL SEARCH DURATION」と題された同時係属中の共有米国特許出願第13/754,774号に対して優先権を主張するものであり、これら出願は各々、この参照によりその全部が本明細書内に組み込まれるものである。
本出願は、2012年9月20日付で出願され「METHOD FOR POWER SAVING IN DISCONTINUOUS RECEPTION OF WIRELESS RECEIVER−ADAPTIVE WAKE−UP」と題された米国特許出願第13/623,807号、2012年9月26日付で出願され「METHOD FOR POWER SAVING IN DISCONTINUOUS RECEPTION OF WIRELESS RECEIVER−STAGGERED MEASUREMENT」と題された第13/627,936号、及び2012年9月28日付で出願され「METHOD FOR POWER SAVING IN DISCONTINUOUS RECEPTION OF WIRELESS RECEIVER−ADAPTIVE RECEIVER MODE SELECTION」と題された第13/631,650号に関連し、これら出願は各々、この参照によりその全部が本明細書内に組み込まれる。
本開示は、広くは無線通信及びネットワークの分野に関する。より具体的には、本開示は、とりわけ、不連続受信中の省電力を管理し改善する方法及び装置を対象とする。
本開示のその他の特徴及び利点は、添付図面、及び以下に記載されるような例示的実施形態の詳細な説明を参照することで、当業者によって即座に認識されるであろう。
本開示は、とりわけ不連続受信中の省電力を管理及び改善する改善された方法及び装置を提供することにより、上述の要求を満たす。
先ず、モバイル装置のパラメータを適応的に管理する方法を開示する。一実施形態において、この方法は、パラメータを管理するために少なくとも部分的に使用される一連の評価基準を初期化すること、パラメータの適応的管理に有用な測定値を取得すること、測定値を一連の評価基準のうちのそれぞれと比較すること、比較に少なくとも部分的に基づいて、パラメータを更新する必要があるか否かを判定すること、及びパラメータの更新が必要であると判定された場合に前記パラメータを更新すること、を含む。
改良された電力管理を有するモバイル装置を開示する。一実施形態において、モバイル装置は、セルラー(例えば、LTE)ネットワーク内の動作が可能なユーザ機器(UE)を備え、一連の評価基準に基づいてパラメータの調節を実施するように構成された論理を備えている。
コンピュータ可読装置を開示する。一実施形態において、この装置は、実行されると、例えば、モバイル装置内の省電力を改良するように、不連続チャネル動作の管理を実施するように構成された、少なくとも1つの開示のコンピュータプログラムをその上に有する記憶媒体を備えている。
集積回路(IC)を開示する。一実施形態において、この集積回路は、例えば、モバイル装置内の省電力を改良するように、不連続チャネル動作の管理を実施するように構成された論理を備えている。
無線システムを開示する。一実施形態において、このシステムは、複数の基地局、及び複数のモバイルユーザ装置を含んでいる。このモバイルユーザ装置は、省電力を改良するように、不連続チャネル動作の管理を実施するように構成されている。
モバイル装置のサーチ持続時間を適応的に管理する方法を開示する。一実施形態において、この方法は、1つ以上の閾値の集合を確立することと、サーチ持続時間の集合を確立すること、通信信号の1つ以上の物理品質の少なくとも1つの示度を提供すること、1つ以上の物理品質の少なくとも一部に基づいて、少なくとも1つの示度が対応する1つ以上の閾値の集合内であるか否かを判定すること、及び判定に基づくサーチ持続時間の集合を使用して、サーチ持続時間を更新することと、を含む。
モバイル装置の改良された電力管理の能力を有する基地局装置を開示する。一実施形態において、この基地局は、モバイル装置の省電力を改良するように、セルラーネットワーク内のモバイル装置のセルサーチ持続時間を適応的に制御するように構成されている。
他の特徴及び有利点は、添付図面、及び以下に記載されるような例示的実施形態の詳細な説明を参照することで、当業者によって即座に認識されるであろう。
本開示の様々な態様と共に有用な一例示的ロングタームエボリューション(LTE)セルラーネットワークの図表示である。 本開示に係る物理パラメータを設定する一般化した方法の一実施形態を図示した論理フローチャートである。 図2の方法の一例示的実施をサーチ持続時間の文脈で図示した論理フローチャートである。 本開示に係る第1並びに第2の閾値及び持続時間の一例示的集合の図表示である。 本開示の様々な態様と共に有用なLTE無線フレームの図表示である。 本開示の様々な態様と共に有用な同期シーケンスを含むLTE無線フレームの図表示である。 本開示の様々な態様と共に有用な同期信号を検出するための一般化した相関機構の論理ブロック図である。 本開示に係る、不連続受信中の電力消費を改善するための一般化した方法の一実施形態を図示した論理フローチャートである。 図6の方法の一例示的実施を図示した論理フローチャートである。 本開示に係る装置の一実施形態の図である。
全ての図は、2012年に作成され、2013年に最終更新されたものであり、その全ての著作権はApple Inc.が保持している。
ここで図面を参照するが、全体を通して、同様の番号は同様の部分を指す。
本開示の例示的実施形態を、ここで詳細に説明する。これらの実施形態は、主として第3世代(3G)ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)無線ネットワーク、ワイマックス(WiMAX)、ロングタームエボリューション(LTE)無線ネットワーク、及びその他の第4世代(4G)又はLTEアドバンスト(LTE−A)無線ネットワークを含むがこれに限定されないセルラーネットワークの文脈で述べられているものの、当業者であれば、本開示がこれに限定されないことを認識するであろう。実際、本開示の様々な特徴は、本明細書内で説明する適応サーチ手順の恩恵を受けることのできる任意の無線ネットワークにとって有用であり、これに容易に適合することができる。
概要
多くの既存のセルラーネットワークにおいて、無線ユーザ機器(UE)(例えば、携帯電話機、スマートフォン、タブレットなど)の電力消費を抑え、電池寿命を改善するために、不連続受信(DRX)の概念が活用されている。受信又は送信すべきパケットが存在しないときには、DRXはUE回路のほとんどをパワーダウンさせ、指定された時間にネットワークをリッスンするためにのみUEをウェイクアップさせる。
DRX中、UEにとって1つの重要なタスクは、RRC_IDLEモードにおけるUEのセルを再選択し、又はRRC_CONNECTEDモードにおける基地局(BS)によるハンドオーバーの決定について稼働中のBSに報告するために、隣接セルの必要な測定を実行することである。しかし、測定を行うことができるようになる前に、隣接セルをサーチし、検出しなければならない。UEは、ウェイクアップ状態に入ると同時に、隣接セルによって送信される連続した周期的なサンプルと同期する試みを実行することにより、隣接セルを検出しようと試みる。UEは、隣接セルの検出の信頼性を高めるために、同期の試みを繰り返し実行することができる。このような試みを繰り返すプロセスは、UEのウェイクアップ時間のかなりの部分を占め、UEによる電力消費の増加が必要となる。
この問題及びその他の問題に対処するために、本開示の種々の実施形態は、UEによる必須の電力消費を最小限に抑えながら検出の十分な信頼性を提供するように物理層メトリックに基づいて隣接セルを検出するために、例えば、同期を試みる回数及び/又は使用されるサンプル数の調整をはじめとする適応解を実施している。
セルラーネットワークにおける電力消費及びその管理
以下の検討では、各々がセルサイト又は基地局(BS)として知られる送信局によってサービスが提供される無線セルのネットワークを含むセルラー無線方式について説明する。無線ネットワークは、複数のユーザ機器(UE)送受信機向けの無線通信サービスを提供する。BSが連係して機能するネットワークは、単一でサービスを提供するBSによって提供される無線カバレージよりも広範囲に亘る無線サービスを可能とする。個々のBSは、リソース管理及び場合によっては他のネットワーク方式(インターネット、他のセルラーネットワークなど)へのアクセスのための追加のコントローラを含むコアネットワークに接続されている。
図1は、ユーザ機器(UE)102が多数の基地局(BS)104によって提供される無線アクセスネットワーク(RAN)のカバレージ内で動作する一例示的ロングタームエボリューション(LTE)セルラーネットワーク100を図示している。LTE基地局は、一般的に「拡張ノードB」(eNB)と呼ばれる。無線アクセスネットワーク(RAN)は、無線ネットワークコントローラ(RNC)を伴うeNBの集合体である。ユーザは、多くの一般的な使用事例としてはセルラー電話機又はスマートフォンであるUEを介してRANとインターフェースする。しかし、本明細書内で使用する「UE」、「クライアント装置」、及び「ユーザ装置」という言葉には、セルラー電話機、スマートフォン(例えば、本出願の譲受人によって製造されるiPhone(商標)など)、例えばiMac(商標)、Mac Pro(商標)、Mac Mini(商標)、若しくはMacBook(商標)などのパーソナルコンピュータ(PC)、デスクトップ、ラップトップ、ないしはその他の種類のミニコンピュータ、並びにハンドヘルドコンピュータ、PDA、例えば、iPod(商標)のようなパーソナルメディア装置(PMD)などのモバイル装置、又はこれらの任意の組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
eNB 104の各々は、例えば、ブロードバンドアクセスによってコアネットワーク106と直接連結されている。更に、ネットワークによっては、eNBは、2次的なアクセスチャネルを介して相互に連係することができる。コアネットワークは、経路指定及びサービスの両方の機能を提供する。例えば、第1のeNBに接続されている第1のUEは、コアネットワークを介した経路指定によって第2のeNBに接続されている第2のUEと通信することができる。同様に、UEは、コアネットワークを介して、例えば、インターネットのような他の種類のサービスをアクセすることができる。
無線ユーザ機器(UE)の電力消費を低減させ、電池寿命を改善するために、特定の無線技術は所謂「不連続受信(DRX)」及び「不連続送信(DTX)」を実施している。DRX及びDTX動作中は、UEは、受信又は送信すべきパケットが存在しないときには無線送受信機回路のほとんどをパワーダウンする。パワーダウンされた(「スリープモード」にある)構成要素は、例えば、ネットワークからデータを受信(「リスニング」)するために指定された時間間隔でパワーアップ(「ウェイクアップ」、「ウォームアップ」)される。ウェイクアップ中、UEは、例えば、UEの時刻及び周波数をBSと同期させ、フィードバックループを安定させることを可能とすることなどにより、無線送受信機に受信をさせるように準備しなければならない。DRX及びDTXを使用することにより装置のスタンバイ時間が大幅に改善され、使用頻度の低いシナリオでの電力消費をかなり低減させることができる。
DRXは、異なるネットワーク接続状態でイネーブルすることができるが、これらのネットワーク接続状態には、UEが無線リソース接続(RRC)を有するとき、及びUEがアイドル状態にあるときが含まれる。接続モードでのDRX動作中、UEは、基地局(BS)によって決定された特定認識パターン(例えば、パケットヘッダなど)の後に続くダウンリンク(DL)パケットをリッスンする。これに対してアイドルモードでのDRX動作中、UEは、UEがネットワークに接続してアップリンク(UL)のタイミングを取得する必要があるかどうかを判定するために、BSからのページングメッセージを周期的に探す。LTEネットワークの例示的な文脈内で、DRXモード動作は、(i)RRC_CONNECTED、及び(ii)RRC_IDLEの2つの全く異なる状態の指定を受ける。
RRC_CONNECTED状態では、DRXモードは、ダウンリンク(DL)パケットの到着のアイドル期間中にイネーブルされる。RRC_IDLE状態では、UEは、(ページングスケジュールに従って)DLトラヒックのためにページングされるか、又はサービス中のeNBとのRRC接続を要求することによってアップリンク(UL)トラヒックを開始しなければならない。
現在、DRX及びDTX技術は、例えば、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)、LTE(ロングタームエボリューション)、及びWiMAX(ワイマックス)をはじめとする幾つかの無線技術に使用されている。初期の技術は、動作中にかなりの量の電力を消費する技術を使用することによって非常に高速なデータレートをサポートするであろう。その結果、非活動中の送受信機の使用を低減することにより、送受信機の電力消費が大幅に改善されるであろう。DRXの既存の方式はBSによって制御されており、即ち、BSからUEにDRX送信が行われる時間はBSが決定するが、UEは独立してそのウェイクアップ手順を管理してDRX送信を確実に受信する。
更に、DRXモード中の1つの重要なタスクは、RRC_IDLE状態でUEのセルを再選択し、又はRRC_CONNECTED状態でBSのハンドオーバーの決定に関する報告をサービス中のBSに行うために、隣接eNBの必要な測定を実行することである。測定を行うことができるようになる前に、隣接eNBをサーチし、検出しなければならない。UEは、eNBが周期的に送る同期信号に基づいて、隣接eNBを検出する。UEは、隣接eNBの検出の信頼性を高めるために、同期の試みを繰り返し実行することができる。DRXモードでは、同期はUEのウェイク時間の大きな一因となることがある。
eNBがサーチされ、検出された後、測定中のeNBの無線アクセス技術(RAT)によっては、例示的なUEによって実行される4種類のセル測定がある。第1の種類の測定は、サービス中のセルの測定であり、これは、UEが「キャンプオン」しているサービス中のセルの信号強度の測定である。サービス中のセルの測定は、一般的には他の測定よりもより頻繁に測定される。例えば、LTEでは、サービス中のセルの測定は、DRXサイクル毎に少なくとも1回測定される必要がある。
第2の種類の測定は、周波数内セルの測定である。この測定は、通常、サービス中のセルの基準信号受信電力(RSRP)又は基準信号受信品質(RSRQ)がそれぞれの閾値よりも下がったときに開始される。
第3の測定は、周波数間セルの測定である。UEは、ネットワークの閾値の設定に基づいて、周波数間LTE隣接セルの関連した測定値の品質を検出し、測定する必要がある。
第4の種類の測定は、RAT間セルの測定である。サービス中のセル/BSの品質が優先度の高い閾値よりも高い場合、RAT間セル測定を行うことができ、UEが特定の周期性で優先度のより高いRAT間周波数層をサーチすることができる。サービス中のセルの品質が別の閾値未満であれば、UEは設定された測定周波数について全てのRAT間セルをサーチし、測定する。
方法
図2は、本開示に係る物理チャネルメトリックを使用して不連続受信中の電力消費を改善する方法200の一実施形態を図示している。この方法は、サービス中のセル/基地局(BS)の物理チャネルに関連した評価基準に従ってパラメータ(例えば、サーチウィンドウの期間など)を調節する。
図2を参照すると、方法200のステップ202において、UEが、対象とするパラメータを適応的に変更するために使用する隣接セルサーチパラメータを初期化する。
図2の例示的な実施形態において、対象とするパラメータを増減させるために別個の評価基準が維持される。隣接セルパラメータを増減させるための別個の評価基準を維持する利点は、パラメータを増減させるための単一の評価基準の集合のみを導入すると、常に特定の評価基準の周辺で測定が行われた場合、パラメータ(例えば、サーチ持続時間)が2つのサーチ持続時間の間を頻繁に振動し、又は揺らぐことが起こり得るであろう点にある。別個の評価基準を維持することによって、パラメータを変更する前に、測定値の十分な増減を反映することができる。
図2に戻って、ステップ204において、UEが、UEとの通信範囲内にあるBSから物理層の測定値を取得する(例えば、自ら取りに行くか、又は別のソースから受け取る)。
ステップ206において、物理層の測定値が第1の評価基準を満たすか否かをUEが判定する。測定値が評価基準を満たす場合、隣接セルパラメータ(例えばサーチ持続時間)の調節は不要であり、この方法はステップ212に進む。評価基準が満たされていなければ、それは現行の隣接セルパラメータを使用した隣接セルの識別の信頼性が損なわれる可能性があり、十分な信頼性を提供するようにパラメータを調節すべきであることを示している。ステップ208において、新しい隣接セルパラメータが決定される。
ステップ208において、物理層の測定値が第1の評価基準を満たすか否かをUEが判定する。この判定がなされた後、この方法はステップ210に進む。
ステップ210において、UEが隣接セルサーチパラメータを更新する。隣接セルサーチパラメータが更新された後、UEはステップ204に戻ることができる。
ステップ212に進んで、物理層の測定値が第2の評価基準を満たすか否かをUEが判定する。測定値が評価基準を満たす場合、それはセルの識別に関して決定されたレベルの信頼性を維持しながらパラメータを調節するのに十分な品質であるとみなされる。この方法は、次に、ステップ214に進む。
方法200のステップ214において、物理層の測定値が第2の評価基準を満たすか否かをUEが判定する。評価基準が満たされている場合、この方法は、次に、ステップ216に進む。
ステップ216において、UEが隣接セルサーチパラメータを更新する。隣接セルサーチパラメータが更新された後、UEはステップ204に戻ることができる。
ステップ218において、物理チャネルの測定値が(ステップ236によって)第1の評価基準を満たしており、(ステップ212によって)第2の評価基準を満たしていないと判定された後、UEは、隣接セルパラメータを更新しない。次に、この方法は、ステップ204に戻る。
図2aは、図2に係る信号強度及び品質を示す物理チャネルメトリックを使用して不連続受信中の電力消費を改善する一般化された方法200のもう1つの具体的な実施形態230を図示している。一態様において、この方法は、サービス中のセル/基地局(BS)から受信した信号の品質に従ってサーチウィンドウの期間を調節する。具体的には、ユーザ機器(UE)又はその他の装置は、UEが測定したサービス中のBSの基準信号受信品質(RSRQ)を様々な事前設定されたRSRQ閾値限界値と比較することによって隣接セルとの同期の試みを実行するためのサーチウィンドウの持続時間を構成することができる。
図2aを参照すると、方法230のステップ232において、UEが、サーチウィンドウの持続時間を適応的に変更するために使用する隣接セルサーチパラメータを初期化する。このような別の一実施形態において、候補となる隣接セルサーチ持続時間(NCSDUR)の集合の大きさNの離散集合Sが、最短許容NCSDUR時間から最長許容NCSDUR時間までの範囲で昇順で選択される。更に、NCSDURを増加させるべきか、又は減少させるべきかを判定するために使用されるRSRQ値を示す、2組のRSRQ閾値の集合が確立される。降順に配列された第1のRSRQ閾値(RSRQ_Thresholdlow)の集合は、UEが現行のNCSDURよりも長い持続時間の特定のNCSDURを選択する場合を判定するために使用される。降順に配列された第2のRSRQ閾値(RSRQ_Thresholdhigh)の集合は、UEが、現在使用中のNCSDURよりも短い持続時間の特定のNCSDURを選択する場合を判定するために使用される。RSRQ_Thresholdlow及びRSRQ_Thresholdhighの閾値集合は共に、N−1の集合の大きさ(即ち、集合の大きさSよりも1だけ小さい集合の大きさ)を有する。集合の添え字(i)は、下記の式(1)、式(2)、及び式(3)に従って集合の最初の値(即ち、i=0)で初期化される。
NCSDUR=S(i); (式1)
RSRQlow=RSRQ_Thresholdlow(i); (式2)
RSRQhigh=RSRQ_Thresholdhigh(i); (式3)
図3は、NCSDUR、RSRQ_Thresholdlow、及びRSRQ_Thresholdhighの値の例示的な集合の図解である。本開示の方法の別の一実施形態において、RSRQ_Thresholdlow及びRSRQ_ThresholdhighはdBmで表されるRSRQ閾値の集合であるが、一方で、NCSDURはミリ秒(ms)の持続時間の集合である。図2に関して上述したとおり、隣接セルサーチ持続期間を増減させるための別個の評価基準(ここでは閾値)を維持する利点は、サーチ持続時間を増減させるための閾値の単一の集合のみを実施すると、RSRQが常に特定の閾値の周辺で測定される場合、サーチ持続時間が2つのサーチ持続時間の間を頻繁に振動し、又は揺らぐことが起こり得るであろう点にある。別個の閾値の集合を維持することにより、サーチ持続時間を変更する前に、RSRQの十分な増減を反映することができる。
図2aに戻って、ステップ234において、UEが、UEとの通信範囲内にあるBSから物理層の測定値を取得する(例えば、自ら取りに行くか、又は別のソースから受け取る)。一実施形態において、UEがCONNECTEDモードにあるとき、UEはサービス中のBSのRSRQを測定し、計算する。簡単な余談として、RSRQは、基準信号受信電力(RSRP)と受信信号強度インジケータ(RSSI)との比である。RSRPは特定のセルの信号強度を判定するためにその特定のセルからの全帯域幅に亘る全てのダウンリンクの基準信号(RS)の電力の平均であるが、RSRPは信号品質の表示は示さない。例示的な受信信号強度インジケータ(RSSI)のパラメータは、サービス中のセルからの、全ての干渉及び熱雑音を含む総受信信号電力である。RSRPをRSSIと比較することにより、RSRQは、サービス中のBSから受信した信号の品質及び電力の示度を提供する。したがって、UEがRSRQを監視することにより、適応的隣接セルサーチ持続時間は、サービス中の基地局の受信信号電力レベル及び意思決定を行うにあたって受けた干渉の量の両方を反映することができる。
ステップ236において、UEが、物理層の測定値が第1の閾値以内であるか否かを判定する。例示的な一実施形態において、測定されたRSRQがRSRQlowと比較される。RSRQがRSRQlowの閾値よりも大きな値であれば、隣接セルサーチ持続時間を増加させる必要はなく、この方法はステップ242に進む。RSRQがRSRQlow未満であれば、それは、現行の隣接セルサーチ持続時間を使用した隣接セルの識別の信頼性が損なわれる可能性があり、十分な信頼性を提供するためには持続時間を増加するべきであることを示している。ステップ238において、隣接セルサーチ持続時間の増加が決定される。
ステップ238では、UEが、物理層の測定値が第1の閾値の範囲の集合の中にあるか否かを判定する。一実施形態において、UEは、式(4)を満たす添え字iを見つけるためにRSRQ_Thresholdlowの集合を検索する。
RSRQ_Thresholdlow(i+1)<RSRQ≦RSRQ_Thresholdlow(i) (式4)
RSRQ_Thresholdlowの値の集合を検索することにより、UEは、低RSRQ測定値が幾つの閾値を超えたかを判定して隣接セルサーチ持続時間のウィンドウを正しく更新することができる。式(4)を満たすiの値がなければ、それは、RSRQがRSQP_Thresholdlowの最低値よりも低いことを示しており、したがってiが候補中の最低値であるRSQP_Thresholdlowのi=(N−1)に設定される。このような場合、NCSDURは候補中最長の持続時間に設定されることに留意されたい。添え字iが決定された後、この方法はステップ240に進む。
ステップ240において、UEが隣接セルサーチパラメータを更新する。一実施形態において、UEは、ステップ238によって決定された添え字iの値を使用して隣接セルサーチパラメータを更新する。式(1)、式(2)、及び式(3)をそれぞれ使用して、サーチパラメータであるNCSDUR、RSRQlow、及びRSRQhighが更新される。隣接セルサーチパラメータを更新することにより、隣接セルサーチの持続時間が修正されると共に、別のセルサーチ持続時間の調節が必要となるかもしれない場合を示す閾値も更新される。したがって、隣接セルサーチ持続時間を更新することにより、本開示は、不必要に長いセルサーチ持続時間を回避することによって、電力消費を低減しながらセル識別の最低限のレベルの信頼性を有利に確保する。隣接セルサーチパラメータが更新された後、UEはステップ234に戻ることができる。
ステップ242に進んで、物理層の測定値が第2の閾値以内であるか否かをUEが判定する。例示的な一実施形態において、測定されたRSRQがRSRQhighの値と比較される。RSRQがRSRQhigh未満であれば、それは、RSRQが隣接セルサーチをより短い持続時間に変更するのに十分な改善がされていないことを示しており、この方法はステップ248に進む。RSRQがRSRQhighよりも大きければ、RSRQは、セルを認識するために判定された信頼性のレベルを維持しながら隣接セルサーチ持続時間のウィンドウを減少させるのに十分な品質であるとみなされる。RSRQがRSRQhighよりも大きいと判定された後、この方法はステップ244に進む。
方法230のステップ244では、UEが、物理層の測定値が第2の閾値の集合の中にある場合を判定する。一実施形態において、UEは、式(5)を満たす添え字iを見つけるためにRSRQ_Thresholdhighの集合を検索する。
RSRQ_Thresholdhigh(i)<RSRQ≦RSRQ_Thresholdhigh(i−1) (式5)
RSRQ_Thresholdhighの値の集合を検索することにより、UEは、高RSRQ測定値が幾つの閾値を超えたかを判定して隣接セルサーチ持続時間のウィンドウを正しく更新することができる。式(5)を満たすiの値が存在しなければ、それは、RSRQがRSRQ_Thresholdhighの最大値よりも大きいことを示している。このような場合、添え字iは、RSRQ_Thresholdhighの最大値、即ちi=0として決定される。添え字iの値が決定された後、この方法はステップ246に進む。
ステップ246において、UEが隣接セルサーチパラメータを更新する。一実施形態において、UEは、ステップ244によって決定された添え字iの値を使用して隣接セルサーチパラメータを更新する。式(1)、式(2)、及び式(3)をそれぞれ使用して、サーチパラメータであるNCSDUR、RSRQlow、及びRSRQhighが更新される。隣接セルサーチパラメータが更新された後、UEはステップ234に戻ることができる。
ステップ248において、物理チャネルの測定値が(ステップ236によって)第1の閾値以内ではなく、(ステップ242によって)第2の閾値以内ではないと判定された後は、UEは、隣接セルサーチパラメータを更新しない。一実施形態において、UEは、格納されているNCSDUR、RSRQlow、及びRSRQhighの値を再使用し、次にステップ234に戻る。
別の方法の実施形態において、UEは前回使用した添え字iの値を保持し、式(1)、式(2)、及び式(3)をそれぞれ使用してNCSDUR、RSRQlow、及びRSRQhighを再初期化する。前述のパラメータが再初期化された後、UEはステップ234に戻ることができる。
例示的な隣接セルサーチ持続時間の動作
その結果、本開示の例示的な一態様において、測定された物理チャネルの特性に基づいて関連するパラメータ(例えば、隣接セルサーチ持続時間)を適応的に調節する隣接セルサーチ手順を改善する方式が開示されている。隣接パラメータ(例えば、セルサーチ持続時間)の既存の解決策が所定のタイマーに基づいているのに対して、本開示の例示的な一実施形態は、基準信号受信電力(RSRP)、受信信号強度表示(RSSI)、信号対干渉雑音比(SINR)、及びサービス中のBSの受信ブロック誤り率(BLER)、加えてサービス中のBS並びに以前に検出された隣接セルの双方からの一次同期シーケンス(PSS)及び二次同期シーケンス(SSS)のSNRなどの重要な性能メトリックに基づいて隣接セルサーチ持続時間を適応的に調節する。
適応的隣接セルサーチの詳細に取りかかる前に、ここで本開示の種々の実施形態と共に有用な種々の構成要素及び手順について、より詳細に述べる。
不連続送受信(DRX/DTX)
本開示の拡張ノードB(eNB)は、ユーザ機器(UE)に伝えられる様々なタイマー及び/又はパラメータを使用してDRX動作を制御する。簡単な余談として、LTE通信は、フレーム、サブフレーム、及びスロットを含むタイムスケジュールに従って運営される。このような一つの例示的なLTEフレーム400を図4に図示する。
UEが無線リソース接続を有するとき、UEに通信用の1つ以上のタイムスロットを割り当てることができる。UEのRRC接続モードでDRX動作がイネーブルされている場合、UEは、そのリソースの割り当てに従ってウェイクアップし、スリープする。RRCアイドルモード中、UEは無線リソース接続を有しない。UEは、周期的にウェイクアップしてデータのフレーム内でページングされているかを確かめる。フレームがUEのためのページングを有しなければ、UEはスリープに戻る。
接続モードのDRX(RCC_CONNECTED状態にある時に実行されるDRX)では、DRX非活動タイマーがDRXをイネーブルするまで待たなければならない時間を連続サブフレームの数で示す。
更に、DRX動作は短サイクルと長サイクルとに分割される。短DRXサイクル及び長DRXサイクルによって、eNBが進行中のアプリケーションの活動に基づいてDRXのサイクルを調節することが可能となる。例えば、短時間の活動停止中には、始めにUEを短DRXサイクルに置くことができる。DRXの短サイクルタイマーが、長DRXサイクルに移行すべき時期を判定する。即ち、UEの動作が一切ないままにDRXの短サイクルタイマーが終了したならば、UEは電力消費を更に低減させる長DRXサイクルへと移行する。
首尾よくパケットを受信した後に長時間に亘って新しいパケットが伝送されなければ(パケット受信の失敗は接続のフェージング/遮断の徴候であり、回復/再接続手順によって処理される)、eNBはRRC接続を解放することができる。UEがRRC_IDLE状態に移行した後は、アイドルモードDRXがイネーブルされる。
アイドルモードDRX(RRC_IDLE状態にある間に実行されるDRX)では、ON持続時間タイマーがダウンリンク(DL)制御チャネルを読み出すまでにUEがスリープし続けることのできるフレーム数を判定する。ON持続時間タイマーに一般的に使用される値は、1、2、3、4、5、6、8、10、20、30、40、50、60、80、100、及び200である。アイドルモードDRXの間には、UEは、DRXサイクル(即ち、1サブフレーム)当たり1回のページングの発生を監視するだけでよい。アイドルDRXサイクルは、320ミリ秒、640ミリ秒、1.28秒、及び2.56秒である。
セルサーチ及び選択
隣接セルの測定を行うことができるようになる前に、UEは、eNBから周期的に送信される既知の同期シーケンスを取得することによって隣接セルを検出し、これと同期する必要がある。LTEでは、一次同期シーケンス(PSS)及び二次同期シーケンス(SSS)の2種類の同期シーケンスが送信される。
ここで図4Aを参照すると、同期信号の構成を示す無線フレーム構造が図示されている。指定されたルートインデックスを有する周波数領域Zadoff ChuシーケンスによってPSS 402が形成されている。PSSがセルの物理層IDを指定する。PSSは、最初のサブフレーム(即ち、サブフレーム0)の最初のタイムスロットの最後のOFDMシンボル内で伝送される。PSSの位置が、サイクリックプレフィクスから独立したスロット境界を取得するためにUEをイネーブルする。例示的な図の中で、PSSは無線フレーム当たり2回伝送され、サブフレーム5(即ち、スロット10)の中で繰り返される。PSSをサブフレーム0及び5の中で伝送することにより、PSSは半フレームだけ分離されるので、UEは半フレームの5ミリ秒に基づいて同期することができる。UEが5ミリ秒のタイミングを決定した後、UEはSSS 404によって無線フレームのタイミング及びセルのグループ識別子の判定を続行する。
SSSは5ミリ秒の周期性を有し、PSSの前のシンボルの中で伝送される。SSSは、周波数領域内の2つの2進シーケンスをインターリーブすることによって形成される。LTEでは、SSSは、物理層のセル識別子グループを識別する168個の異なるシーケンスから構成される。PSSの物理層識別子及びSSSのセル識別子グループを確認することにより、特定のeNBを識別する物理層セル識別子を判定することができる。
ここで図5を参照すると、図5は、セルの識別を判定する例示的な相関機構500を図示している。移動無線チャネルにおいて、フェージングにより受信信号レベルが悪影響を受ける可能性がある。したがって、検出の信頼性を改善するために、UEは、1つ以上の半フレームからのPSS/SSSサンプルを使用して同期を取得し、フェージングチャネル内に存在する時間ダイバーシティを使用することができる。取得のために半フレームの数を増加することにより、検出の信頼性が改善する。しかし、半フレームの数を増加すると、UEのDRXウェイクアップ時間の持続時間もまた増加する場合があるので、消費電力が増加する。
ブロック502で、周期的なeNB伝送から受信した入力サンプルに対してPSS相関が実行される。PSS相関によって、同期タイミングのオフセットを判定するためのPSS伝送の5ミリ秒の周期性に基づく推定タイミングが提供される。更に、入力サンプルからeNBのPSSの物理層IDが得られる。ブロック504で、同期タイミングのオフセットを使用して入力サンプルのタイミングが調節される。入力サンプルのタイミングを調節することにより、ブロック506で、入力サンプルのSSSを得るための高速フーリエ変換(FFT)を実行することができる。ブロック508で、セル識別子グループの値を得るために、複数のSSSサンプルが相関される。物理層ID及びセル識別子グループの両方が決定された後、ブロック510で物理セル識別子を計算することができる。
例示的動作
隣接セルをサーチし、選択する過程で、隣接セルサーチ持続時間の増加により、セルの検出及び取得の信頼性の両方に加えてDRX中のウェイク時間が増加する可能性がある。隣接セルサーチの目的は最終的に再選択/ハンドオーバーする隣接セルを検出することにあるので、サービス中のセルと同程度の受信信号強度を有する比較的強力な隣接セルの確率が高い場合のシナリオでは、隣接セルの検出の信頼性がより重要となる。したがって、隣接セルを有する確率が低いシナリオでは、サーチ及び対応する覚醒時間を最小限に抑えることができ、又は隣接セルサーチは一斉に停止させることができる。したがって、所与の状況下で隣接セルが存在する可能性がどのくらいあるかを予知する手段を有することができることが重要である。
特定の実施形態又は実施において、無線チャネルの物理層メトリックが、隣接セルが存在し得る可能性がどのくらいであるかの良好な示度を提供できることが認識される。例えば、サービス中のBSの基準信号受信電力(RSRP)が非常に低い場合、それは隣接セルが存在することを示している可能性がある。例えば、サービス中のBSが非常に低いRSPRを報告している場合、UEはキャンプオンするためのより良好なRSRPを有する新しいセルを見つけることができる筈であり、又はサービス中のBSは、適切に設計されたセルラーネットワークであるという前提でより良好なRSRPのセルにハンドオーバーする決定を開始している筈である。更に、RSRPと比較して受信信号強度表示(RSSI)のレベルが高い場合、それは大きな干渉が隣接セルの存在に起因している可能性があることを示している。受信信号受信品質(RSRQ)はRSSIに対するRSRPの比であるので、RSRQは隣接セルの存在の良好な示度を提供する。更に、受信信号の信号対干渉雑音比(SINR)が低くRSRPが著しく大きい場合、隣接セルがSINRを低下させている可能性が高い。更に、変調及び符号化方式が堅牢なシナリオで受信ブロック誤り率(BLER)が高くRSRPが高い場合、それは隣接セルによって生じている干渉が受信性能を低下させているという強い示度である。
無線移動セルラーチャネルは、上述の状況の多くが発生し得る多数のシナリオを可能とする。したがって、適応アルゴリズムは、物理層メトリックを使用して、必要のないときにはサーチに掛ける時間を最小限に留めることによって電池寿命を節約しながら、隣接セルサーチの持続時間を決定することができる。更に、これら物理層メトリックを組み合わせることによって、サーチ時間の最適化を助けることができる。強い干渉を受けているサービス中のBSの信号品質が低い(例えば、非常に低いRSRP、又はRSRPの高いBLERの)場合のように隣接セルが存在する可能性が高い例では、サーチウィンドウを広げて隣接セル検出の信頼性を改善することができる。隣接セルが存在する可能性が低い(例えば、低干渉状態の)場合は、信頼性の向上は不要なので、サーチウィンドウは小さいままとすることができる。
ここで図6を参照すると、複数の物理チャネルメトリックを使用した不連続受信中の電力消費を改善する、例示的な一般化された方法600が示され、説明されている。一態様において、この方法は、隣接セル及びサービス中のBSによって送信された第1のメトリックの品質、並びにサービス中のBSからの品質に関連した1つ以上のパラメータを解析する。
ステップ602において、UEが隣接セルパラメータ(例えば、図2aの例にあるようなサーチ持続時間など)を適応的に調節するうえで有用な隣接セルサーチパラメータを初期化する。
ステップ604において、UEが、サービス中のBS及び全ての隣接セルに関連した物理層メトリックを取得する。全ての必要な測定及び計算が実行された後、この方法は、ステップ606に進む。
方法600のステップ606において、UEが、第1のメトリック(例えば、識別シーケンス)の品質が第1の評価基準を満たすか否かを判定する。評価基準が満たされていれば、この方法はステップ608に進み、満たされていなければ、この方法はステップ610に進む。
ステップ608において、干渉が隣接セルの確実な検出に及ぼす悪影響の可能性があると判定され、関連するパラメータが更新される。隣接セルパラメータが更新された後、この方法はステップ604に戻ることができる。
ステップ610において、物理層の測定値が第2の評価基準を満たすか否かをUEが判定する。評価基準が満たされていなければ、それは現行の隣接セルサーチパラメータを使用した隣接セルの識別の信頼性が損なわれる可能性があり、十分な信頼性を提供するようにパラメータを調節すべきであることを示している。ステップ612において、必要な調節が決定される。
ステップ612において、UEが、物理層の測定値が第3の評価基準を満たすか否か、及び調節が必要であるか否かを判定する。何らかの必要な調節が決定された後、この方法はステップ614に進む。
ステップ614において、UEが隣接セルサーチパラメータを更新する。隣接セルサーチパラメータが更新された後、UEはステップ604に戻ることができる。
ステップ616に進んで、物理層の測定値が第4の評価基準を満たすか否かをUEが判定する。測定値が、決定されたセル識別の信頼性のレベルを維持しながら関連したサーチパラメータを調節するために十分な品質であるとみなされれば、この方法はステップ618に進む。
ステップ618において、物理層の測定値が第5の評価基準を満たすか否かをUEが判定する。関連した調節が決定された後、この方法はステップ620に進む。
ステップ620において、UEが隣接セルサーチパラメータを更新する。隣接セルサーチパラメータが更新された後、UEはステップ604に戻ることができる。
ステップ622において、物理チャネルの測定値が(ステップ610によって)第2の評価基準も(ステップ616によって)第3の評価基準も満たしていないと判定された後、UEは、隣接セルサーチパラメータを更新しない。
ここで図6aを参照すると、図6の複数の物理チャネルメトリックを使用した不連続受信中の電力消費を改善する方法630の例示的な実施が示され、説明されている。一態様において、この方法は、隣接セル及びサービス中のBSによって送信された識別シーケンスの品質、並びにサービス中のBSからの信号品質を解析する。具体的には、UEは、セル間干渉を示す物理層の測定値に基づいて隣接セルサーチ持続時間を調節する。更に、UEは、サービス中のBSのRSRQ測定値と様々な閾値との比較に基づいて隣接セルサーチ持続時間を調節することもできる。
ステップ632において、UEが隣接セルサーチ持続時間を適応的に調節するうえで有用な隣接セルサーチパラメータを初期化する。最小NCSDURから最大NCSDURまでを昇順に配列したN個のNCSDURから、隣接セルサーチ持続時間(NCSDUR)の集合Sが選択される。更に、集合の大きさN−1の2つの閾値の集合が決定される。第1の集合はRSRQ_Thresholdlowであり、隣接セルサーチ持続時間を増加すべき場合を決定する閾値の集合である。第2の集合はRSRQ_Thresholdhighであり、隣接セルサーチ持続時間を減少すべき場合を決定する閾値の集合である。上述の集合は共に、最大値から最小値までの降順に配列されている。UEは、それぞれ式(1)、式(2)、及び式(3)に従って、NCSDUR、RSRQlow、及びRSRQhighのパラメータを初期化する。更に、サービス中のBS及び隣接セルの識別信号の信号対雑音比(SNR)の差を比較するうえで有用な1対の閾値パラメータが決定される。第1の閾値パラメータはSNR_Thresholdlowであり、第2の閾値はSNR_Thresholdhighである。SNR_Thresholdlow及びSNR_Thresholdhighは、隣接セルとサービス中のBSとの間の干渉の実質的な可能性を示すSNR値の範囲を規定する。ある例示的な変異型において、SNR_Threshold値の複数の集合を値の複数の集合として定義することができる。例えば、セルサーチウィンドウ持続時間に基づいてSNR_Threshold値の集合を使用することができる。
ステップ634において、UEが、サービス中のBS及び任意の隣接セルに関連した物理層メトリックを取得する。例示的な一実施形態において、UEは、サービス中のBSのRSRQを測定し、計算すると共に、一次同期シーケンス(PSS)及び二次同期シーケンス(SSS)の両方のSNRを計算する。更に、UEは、隣接セルサーチウィンドウの期間中、任意の検出可能な隣接セルのPSS/SSSのSNRを計算する。サービス中のBSのPSS/SSSのSNR(SNRserving)及び隣接セルのそれ(SNRneighbor)を決定すると同時に、式(6)に従ってΔSNRが計算される。
ΔSNR=SNRneighbor−SNRserving (式6)
別の一実施形態において、SNRserving及びSNRneighborは、PSSのSNRにのみ基づく。別の方法の実施形態では、SNRserving及びSNRneighborは、SSSのSNRからのみ決定される。更に別の実施において、SNRserving及びSNRneighborは、PSS及びSSSのNSRの組み合わせに基づいて計算される。全ての必要な測定及び計算が実行された後、この方法はステップ636に進む。
方法630のステップ636において、UEが、識別シーケンスの品質が閾値の範囲内であるか否かを判定する。一実施形態において、UEは、ΔSNRがSNR_ThresholdlowとSNR_Thresholdhighとの間の範囲内であるか否かを判定する。(式(7)を参照。)
SNR_Thresholdlow<ΔSNR<SNR_Thresholdhigh (式7)
前述のとおり、SNR_Thresholdlow及びSNR_Thresholdhighが、同程度の信号強度のレベルに基づいて、隣接セル及びサービス中のBSが相互に実質的に干渉し合っている確率を示す範囲を規定する。SNR_Thresholdlowよりも低いΔSNRは、サービス中のBSからの信号が隣接セルのそれよりも遙かに強力であるか、又は隣接セルが検出するできないほど遠くにあり、隣接セルの信号強度が測定を検討するには弱過ぎることを示している。一方、ΔSNRがSNR_Thresholdhighよりも高い場合は、隣接セルの信号がサービス中のBSよりも十分に強力であり、隣接セルを確実に検出する確率が高まることを示している。したがって、隣接セルを検出するうえで必要な信頼性を維持しながら隣接セルサーチ持続時間を短縮できる可能性がある。ΔSNRが式(7)の条件を満たしていれば、この方法はステップ638に進む。ΔSNRが式(7)を満たしていなければ、この方法はステップ640に進む。
ステップ638に進んで、信号強度に関して隣接セルとサービス中のBSとの間のSNRが近すぎるので、干渉によって隣接セルの確実な検出に悪影響を及ぼすと判定された。一実施形態において、UEは、検出の信頼性を向上させるために、NCSDURを候補中の最も長いサーチ持続時間に更新する。したがって、式(1)がNCSDURをi=N(即ち、最長持続時間)で設定する一方、RSRQlow及びRSRQhighは式(2)及び式(3)に従ってi=N−1(即ち最小閾値)を使用して設定される。隣接セルサーチパラメータが更新された後、この方法はステップ634に戻ることができる。
ステップ640において、UEが、物理層の測定値が第1の閾値内であるか否かを判定する。例示的な一実施形態において、測定されたRSRQがRSRQlowと比較される。RSRQがRSRQlowの閾値よりも大きな値であれば、隣接セルサーチ持続時間を増加させる必要はなく、この方法はステップ646に進む。RSRQがRSRQlow未満であれば、それは、現行の隣接セルサーチ持続時間を使用した隣接セルの識別の信頼性が損なわれる可能性があり、十分な信頼性を提供するためには持続時間を増加するべきであることを示している。ステップ642において、隣接セルサーチ持続時間の増加が決定される。
ステップ642では、UEが、物理層の測定値が第1の閾値の範囲の集合の中にあるか否かを判定する。一実施形態において、UEは、式(4)を満たす添え字iを見つけるためにRSRQ_Thresholdlowの集合を検索する。式(4)を満たすiの値がなければ、それは、RSRQがRSQP_Thresholdlowの最低値よりも低いことを示しており、したがって、iが候補中の最低値であるRSQP_Thresholdlowのi=(N−1)に設定される。このような場合、NCSDURは候補中最長の持続時間に設定されることに留意されたい。添え字iが決定された後、この方法はステップ644に進む。
ステップ644において、UEが隣接セルサーチパラメータを更新する。一実施形態において、UEは、ステップ642によって決定された添え字iの値を使用して隣接セルサーチパラメータを更新する。式(1)、式(2)、及び式(3)をそれぞれ使用して、サーチパラメータであるNCSDUR、RSRQlow、及びRSRQhighが更新される。隣接セルサーチパラメータが更新された後、UEはステップ634に戻ることができる。
ステップ646に進んで、物理層の測定値が第2の閾値以内であるか否かをUEが判定する。一例示的な実施形態において、測定されたRSRQがRSRQhighの値と比較される。RSRQがRSRQhigh未満であれば、それは、RSRQが隣接セルサーチをより短い持続時間に変更するのに十分な改善がされていないことを示しており、この方法はステップ622に進む。RSRQがRSRQhighよりも大きければ、RSRQは、セルを認識するために決定された信頼性のレベルを維持しながら隣接セルサーチ持続時間のウィンドウを減少させるのに十分な品質であるとみなされる。RSRQがRSRQhighよりも大きいと判定された後、この方法はステップ648に進む。
ステップ648において、UEが、物理層の測定値が第2の閾値の集合内にあるか否かを判定する。一実施形態において、UEは、式(5)を満たす添え字iを見つけるためにRSRQ_Thresholdhighの集合を検索する。式(5)を満たすiの値が存在しなければ、RSRQがRSRQ_Thresholdhighの最大値よりも大きいことを示している。このような場合、添え字iは、RSRQ_Thresholdhighの最大値であるi=0であるとして決定される。添え字iの値が決定された後、この方法はステップ650に進む。
ステップ650において、UEが隣接セルサーチパラメータを更新する。一実施形態において、UEは、ステップ618によって決定された添え字iの値を使用して隣接セルサーチパラメータを更新する。式(1)、式(2)、及び式(3)をそれぞれ使用して、サーチパラメータであるNCSDUR、RSRQlow、及びRSRQhighが更新される。隣接セルサーチパラメータが更新された後、UEはステップ634に戻ることができる。
ステップ652において、物理チャネルの測定値が(ステップ640によって)第1の閾値以内ではなく、(ステップ646によって)第2の閾値以内ではないと判定された後は、UEは、隣接セルサーチパラメータを更新しない。一実施形態において、UEは、格納されているNCSDUR、RSRQlow、及びRSRQhighの値を再使用し、次にステップ644に戻る。
装置
ここで図7を参照すると、不連続受信中の電力消費を改良した例示的なユーザ装置700が図示されている。本明細書内では具体的な一装置構成及びレイアウトが示され、説明されているが、本開示による図7の装置700は本開示のより広範な原理の例示に過ぎないことから、当業者によってその他多くの構成を容易に実施できることが認識される。
図7の装置700は、1つ以上の無線送受信機702、コンピュータ可読メモリ704、及び処理サブシステム706を含んでいる。
処理サブシステム706は、マイクロプロセッサ、デジタル信号処理装置、フィールドプログラマブルゲートアレイ、RISCコア、若しくは1つ以上の基板上に搭載された複数の処理構成要素のような1つ以上の中央演算処理装置(CPU)又はデジタルプロセッサを含んでいる。処理サブシステムは、例えば、SRAM、フラッシュ、SDRAM、及び/又はHDD(ハードディスクドライブ)といった構成要素を含むことのできるコンピュータ可読メモリ904に連結している。本明細書内で使用される「メモリ」という言葉は、ROM、PROM、EEPROM、DRAM、SDRAM、DDR/2 SDRAM、EDO/FPMS、RLDRAM、SRAM、「フラッシュ」メモリ(例えばNAND/NOR)、及びPSRAMを含むがこれに限定されない、デジタルデータを格納するように構成されている任意の種類の集積回路又はその他の記憶装置を含む。処理サブシステムはまた、専用グラフィックアクセラレータ、ネットワークプロセッサ(NP)、又はオーディオ/ビデオプロセッサなどの追加のコプロセッサを備えることもできる。図示のとおり、処理サブシステム706は個別部品を含んでいるが、実施形態によってはこれらを統合し、又はSoC(システムオンチップ)構成に作り上げることができることが理解される。
処理サブシステム706は、無線送受信機702から1つ以上のデータストリームを受信するように構成されている。この例示的な実施形態の無線送受信機は、一般的には、隣接セルサーチ持続時間を調節する能力を有する1つ以上の構成要素を有するセルラー無線送受信機を備えている。
本開示を考慮すれば、当業者によって、適応的隣接セルサーチ持続時間のための無数の他の方式が認識されるであろう。本開示の特定の特徴は、ある方法の特定の一連のステップの観点から説明されているが、これらの説明は、より広範な開示の方法の例示に過ぎないものであり、特定の用途によって、必要に応じて修正することができる点が理解されるであろう。特定のステップは、特定の状況下では、不必要又は任意選択とすることができる。更には、特定のステップ又は機能性を、開示される実施形態に追加することができ、あるいは2つ以上のステップの実行の順序を、置き換えることもできる。全てのそのような変更形態は、本明細書で開示され特許請求される、本開示の範囲内に包含されると見なされる。
上述の詳細な説明は、様々な実施形態に適用される本開示の新規の特徴を図示し、説明し、かつ指摘しているが、当業者が、本開示から逸脱することなく、例示の装置又はプロセスの形態及び詳細に様々な省略、代替、及び変更を施すことができることが理解されるであろう。前述の説明は、本開示の実行に関して現時点で想到される最良の様式である。本説明は、限定することを決して意図するものではなく、むしろ、本開示の一般的原理の例示として解釈されるべきである。本開示の範囲は、特許請求の範囲に準拠して決定されるべきである。

Claims (20)

  1. 不連続受信モードで動作するように構成されたモバイル装置であって、
    プロセッサと、
    前記プロセッサとデータ通信する少なくとも1つの無線インターフェースと、
    前記プロセッサ及び前記少なくとも1つの無線インターフェースとデータ通信する論理であって、
    ービス中の基地局及び1つ以上の隣接セルの複数の物理層メトリックであって、異なる種別の信号品質を示す前記複数の物理層メトリックを取得し、
    前記取得した複数の物理層メトリックのうちの第1のメトリックを、複数の閾値セットのうちの1つの閾値セットである現在の第1閾値及び現在の第2閾値と比較し、
    前記第1のメトリックが前記現在の第1閾値と前記現在の第2閾値との間の範囲外であると判定することに応じて、前記現在の第1閾値及び前記現在の第2閾値を、前記複数の閾値セットのうちの1つの閾値セットである新たな第1閾値及び新たな第2閾値に更新し、隣接セルサーチ持続時間パラメータを前記新たな第1閾値及び前記新たな第2閾値に対応する値に調整するように構成された、前記論理部と、
    を備え
    前記隣接セルサーチ持続時間パラメータは、隣接セルサーチを実行する期間を含む、モバイル装置。
  2. 前記現在の第1閾値及び前記現在の第2閾値を更新することは、
    前記第1のメトリックが前記現在の第1閾値より小さいと、前記第1のメトリックに基づき前記新たな第1閾値のために前記複数の閾値セットを検索し、前記現在の第1閾値を前記新たな第1閾値に更新し、前記現在の第2閾値を、前記新たな第1閾値に対応する前記新たな第2閾値に更新し、
    前記第1のメトリックが前記現在の第2閾値より大きいと、前記第1のメトリックに基づき前記新たな第2閾値のために前記複数の閾値セットを検索し、前記現在の第2閾値を前記新たな第2閾値に更新し、前記現在の第1閾値を、前記新たな第2閾値に対応する前記新たな第1閾値に更新する、
    ことを含む、請求項1に記載のモバイル装置。
  3. 記隣接セルサーチ持続時間パラメータは、前記新たな第1閾値のインデックス値、又は、前記新たな第2閾値のインデックス値に少なくとも部分的に基づき調整される、請求項2に記載のモバイル装置。
  4. 前記複数の物理層メトリックの少なくとも1つは、前記1つ以上の隣接セル及び前記サービス中の基地局から受信した受信同期信号から決定される、請求項1からのいずれか1項に記載のモバイル装置。
  5. 前記第1のメトリックは、前記サービス中の基地局の基準信号受信品質(RSRQ)を含む、請求項1から4のいずれか1項に記載のモバイル装置
  6. 前記論理部は、前記取得した複数の物理層メトリックのうちの第2のメトリックを評価範囲と比較するようにさらに構成され
    前記隣接セルサーチ持続時間パラメータを調整することは、前記第2のメトリックを前記評価範囲と比較することに基づき実行される、請求項1から5のいずれか1項に記載のモバイル装置。
  7. 前記第1のメトリックを前記現在の第1閾値及び前記現在の第2閾値と比較することは、前記第2のメトリックが前記評価範囲内にあることに応じて実行される、請求項6に記載のモバイル装置。
  8. 前記第のメトリック、前記サービス中の基地局及び前記1つ以上の隣接セルから受信した識別信号の信号対雑音比(SNR)を含、請求項6又は7に記載のモバイル装置。
  9. 前記論理部は、前記第2のメトリックが前記評価範囲外であるとき、前記第2のメトリックに基づき前記隣接セルサーチ持続時間パラメータを調整する様にさらに構成されることを特徴とする請求項6から8のいずれか1項に記載のモバイル装置。
  10. モバイル装置の隣接セルサーチ持続時間パラメータを適応的に管理する方法であって、
    サービス中の基地局及び1つ以上の隣接セルの複数の物理層メトリックであって、異なる種別の信号品質を示す前記複数の物理層メトリックを取得することと、
    前記取得した複数の物理層メトリックのうちの第1のメトリックを、複数の閾値セットのうちの1つの閾値セットである現在の第1閾値及び現在の第2閾値と比較することと、
    前記第1のメトリックが前記現在の第1閾値と前記現在の第2閾値との間の範囲外であると判定することに応じて、前記現在の第1閾値及び前記現在の第2閾値を、前記複数の閾値セットのうちの1つの閾値セットである新たな第1閾値及び新たな第2閾値に更新し、隣接セルサーチ持続時間パラメータを前記新たな第1閾値及び前記新たな第2閾値に対応する値に調整することと、
    を含み、
    前記隣接セルサーチ持続時間パラメータは、隣接セルサーチを実行する期間を含む、方法。
  11. 前記現在の第1閾値及び前記現在の第2閾値を更新することは、
    前記第1のメトリックが前記現在の第1閾値より小さいと、前記第1のメトリックに基づき前記新たな第1閾値のために前記複数の閾値セットを検索し、前記現在の第1閾値を前記新たな第1閾値に更新し、前記現在の第2閾値を、前記新たな第1閾値に対応する前記新たな第2閾値に更新し、
    前記第1のメトリックが前記現在の第2閾値より大きいと、前記第1のメトリックに基づき前記新たな第2閾値のために前記複数の閾値セットを検索し、前記現在の第2閾値を前記新たな第2閾値に更新し、前記現在の第1閾値を、前記新たな第2閾値に対応する前記新たな第1閾値に更新する、
    ことを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記隣接セルサーチ持続時間パラメータは、前記新たな第1閾値のインデックス値、又は、前記新たな第2閾値のインデックス値に少なくとも部分的に基づき調整される、請求項11に記載の方法。
  13. 前記複数の物理層メトリックの少なくとも1つは、前記1つ以上の隣接セル及び前記サービス中の基地局から受信した受信同期信号から決定される、請求項10から12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記第1のメトリックは、前記サービス中の基地局の基準信号受信品質(RSRQ)を含む、請求項10から13のいずれか1項に記載の方法
  15. 前記取得した複数の物理層メトリックのうちの第2のメトリックを評価範囲と比較することをさらに含み、
    前記隣接セルサーチ持続時間パラメータを調整することは、前記第2のメトリックを前記評価範囲と比較することに基づき実行される、請求項10から14のいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記第1のメトリックを前記現在の第1閾値及び前記現在の第2閾値と比較することは、前記第2のメトリックが前記評価範囲内にあることに応じて実行される、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第2のメトリックは、前記サービス中の基地局及び前記1つ以上の隣接セルから受信した識別信号の信号対雑音比(SNR)を含む、請求項15又は16に記載の方法。
  18. モバイル装置の隣接セルサーチ持続時間パラメータを適応的に管理するための複数の命令を含む、コンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記複数の命令は実行されると、前記モバイル装置に、
    サービス中の基地局及び1つ以上の隣接セルの複数の物理層メトリックであって、異なる種別の信号品質を示す前記複数の物理層メトリックを取得させ、
    前記取得させた複数の物理層メトリックのうちの第1のメトリックを、複数の閾値セットのうちの1つの閾値セットである現在の第1閾値及び現在の第2閾値と比較させ、
    前記第1のメトリックが前記現在の第1閾値と前記現在の第2閾値との間の範囲外であると判定することに応じて、前記現在の第1閾値及び前記現在の第2閾値を、前記複数の閾値セットのうちの1つの閾値セットである新たな第1閾値及び新たな第2閾値に更新させ、隣接セルサーチ持続時間パラメータを前記新たな第1閾値及び前記新たな第2閾値に対応する値に調整させる様に構成され、
    前記隣接セルサーチ持続時間パラメータは、隣接セルサーチを実行する期間を含む、コンピュータ可読記憶媒体
  19. 前記現在の第1閾値及び前記現在の第2閾値を更新させることは、
    前記第1のメトリックが前記現在の第1閾値より小さいと、前記第1のメトリックに基づき前記新たな第1閾値のために前記複数の閾値セットを検索させ、前記現在の第1閾値を前記新たな第1閾値に更新させ、前記現在の第2閾値を、前記新たな第1閾値に対応する前記新たな第2閾値に更新させ、
    前記第1のメトリックが前記現在の第2閾値より大きいと、前記第1のメトリックに基づき前記新たな第2閾値のために前記複数の閾値セットを検索させ、前記現在の第2閾値を前記新たな第2閾値に更新させ、前記現在の第1閾値を、前記新たな第2閾値に対応する前記新たな第1閾値に更新させる、
    ことを含む、請求項18に記載のコンピュータ可読記憶媒体
  20. 前記複数の命令は、さらに、前記取得させた複数の物理層メトリックのうちの第2のメトリックを評価範囲と比較させ、
    前記隣接セルサーチ持続時間パラメータを調整することは、前記第2のメトリックを前記評価範囲と比較させることに基づき実行される、請求項18又は19に記載のコンピュータ可読記憶媒体。
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