JP2010097769A - 電池端子、二次電池、電池端子の製造方法及び二次電池の製造方法 - Google Patents

電池端子、二次電池、電池端子の製造方法及び二次電池の製造方法 Download PDF

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正純 大石
Katsuo Hashizaki
克雄 橋▲崎▼
Kazuyuki Adachi
和之 足立
Shinji Murakami
慎治 村上
Yoshihiro Wada
好広 和田
Hiroyuki Shibata
裕之 柴田
Koji Kurayama
功治 倉山
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Abstract

【課題】バスバーと強い結合力で接続できる電池端子を提供することにある。
【解決手段】柱状の第1端子部材10と、第1端子部材10と接合する柱状の第2端子部材12と、第1端子部材10及び第2端子部材12のうちの少なくとも一方の側面から外側へ突出する鍔部12aとを具備する。
【選択図】図1

Description

本発明は二次電池に関し、特に電池端子、電池端子の製造方法及び二次電池の製造方法に関する。
二次電池の電池端子は、電池の化学反応への適合性や、接触抵抗を低減させることを考慮して材料や構造において様々な検討がなされている。特許文献1には、リチウム二次電池において、簡易な構成で異種金属間の接合部で腐食が発生することを防止する電池端子に関する技術が開示されている。この電池端子は、金属から形成された第1の部分と、第1の部分とは異なる金属から形成された第2の部分とを有し、電極群を収容する内部空間から孔を通じて外側に延び出ている。第1の部分は内部空間から孔に向かって延び、第2の部分は第1の部分に接合され孔から内部空間の外側へ延び出ている。更に、この電池端子は第1の部分と第2の部分との境界位置を覆い、孔を封止するシール部材を備える。
特開2007−134233号公報
二次電池は、電池端子と外部接続するバスバーとの接続が不十分であると接触抵抗が増加してしまうため、性能を十分に発揮することが出来ない。従って、電池端子とバスバーとは接触抵抗が少なくなるように接続することが必須である。そこで、接触抵抗を低減するために、バスバーと強い結合力で接続出来る電池端子が求められている。更に、電池端子は、取り付け箇所において、電解液や内部で発生したガスを外部へ漏出しない安全性を有することも重要である。
本発明の目的は、バスバーと強い結合力で接続できる電池端子を提供することにある。
本発明の他の目的は、密閉性を有する電池端子を提供することにある。
以下に、発明を実施するための最良の形態で使用される符号を括弧付きで用いて、課題を解決するための手段を記載する。この符号は、特許請求の範囲の記載と発明を実施するための最良の形態の記載との対応を明らかにするために付加されたものであり、特許請求の範囲に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明の電池端子(4、5)は、柱状の第1端子部材(10、14、20、24)と、第1端子部材(10、14、20、24)と接合する柱状の第2端子部材(12、13、22)と、第1端子部材(10、14、20、24)及び第2端子部材(12、13、22)のうちの少なくとも一方の側面から外側へ突出する鍔部(12a、13a、13c、22a)とを具備する。このような電池端子(4、5)は、円柱、楕円柱、多角柱などの柱状に形成されるため、断面の長辺が同じ長さの薄板と比較して断面積が大きい。従って、強度があり折れ曲がり難い。更に、柱状は、断面積が大きいことで導電性に優れ、薄板よりも大電流を流すうえで有利となる。また、鍔部(12a、13a、13c、22a)は、二次電池(1)に設置された場合に、電池端子(4、5)と樹脂部材(6)とが結合する表面積を増加し、且つ鍔部(12a、13a、13c、22a)の突出方向と直交する方向に引掛りをもたらし、樹脂部材(6)との結合力を上げる。更に、鍔部(12a、13a、13c、22a)は、電池端子(4、5)と樹脂部材(6)との間から外部へ漏出することが考えられる電池内部(8)で発生したガス又は非水電解液の漏出経路(30)を屈曲させ、漏出経路(30)を長くすることで、それらを外部へ漏出させ難くすることが出来る。
本発明の電池端子(4、5)における第1端子部材(10、14、20、24)は、銅又は真鍮から形成される。このような電池端子(4、5)は、バスバーとして使用されることの多い銅又は真鍮を用いることで、汎用性を高め、且つ接触抵抗を低減させることが可能である。更に、銅又は真鍮は強度が高いため、電池端子(4、5)の機械的強度を上げることが出来る。尚、第1端子部材(10、14、20、24)は、銅又は真鍮を主に含んでいれば良く、銅又は真鍮のみから形成されることに限定しない。
本発明の電池端子(4、5)における第2端子部材(12、13、22)は、アルミニウム又は銅から形成される。このような電池端子(4、5)は、アルミニウム又は銅を電極として用いる二次電池に適応することが出来る。尚、第2端子部材(12、13、22)は、アルミニウム又は銅を主に含んでいれば良く、アルミニウム又は銅のみから形成されることに限定しない。
本発明の電池端子(4、5)における鍔部(12a、13a、13c、22a)は、第2端子部材(12、13、22)の側面から突出する。このような電池端子(4、5)の鍔部(12a、13a、13c、22a)は、二次電池(1)に設置された場合に、電池内部(8)で発生したガス又は非水電解液が境界面(11、18、21)まで到達する距離を長くする。従って、境界面(11、18、21)は、電池内部(8)で発生したガス又は非水電解液に曝され難く、それらに基づく腐食から保護される。
本発明の電池端子(4、5)における鍔部(12a、13a、13c、22a)は、第2端子部材(12、13、22)から外側へ円形且つ面状に突出する。このような電池端子(4、5)は、鍔部(12a、13a、13c、22a)と樹脂部材(6)との結合箇所における熱による変形が対称的となるため、樹脂部材(6)に応力の集中が生じ難い。
本発明の電池端子(4、5)における第1端子部材(10、14、20、24)は、めねじ又はおねじである。このような電池端子(4、5)は、バスバーとの結合において、ねじ締結に基づく強い結合力を付与することが可能である。
本発明の二次電池(1)は、電池端子(4、5)と、挿通孔を有する電池蓋(3)と、挿通孔を挿通する電池端子(4、5)と電池蓋(3)とを、鍔部(12a、13a、13c、22a)を覆い挿通孔を塞ぐように結合する樹脂部材(6)と、電池蓋(3)が結合する電池容器(2)とを具備する。電池端子(4、5)は、第1端子部材(10、14、20、24)が電池容器(2)から突出し、第2端子部材(12、13、22)が電池容器(2)の内側に含まれる。このような二次電池(1)は、第1端子部材(10、14、20、24)の強度が強く、且つ樹脂部材(6)によって電池端子(4、5)と電池蓋(3)との結合が強いため、バスバーと強い結合力で接続することが可能となる。
本発明の電池端子(4、5)の製造方法は、第1金属材料と、第2金属材料とを摩擦圧接で接合する工程と、第1金属材料と第2金属材料との接合体を、鍔部(12a、13a、13c、22a)を有する柱状の電池端子(4、5)へ加工する工程とを具備する。鍔部(12a、13a、13c、22a)は電池端子(4、5)の側面から外側へ突出し、電池端子(4、5)は、第1金属部材から形成される第1端子部材(10、14、20、24)と、第2金属部材から形成される第2端子部材(12、13、22)とを含む。このような電池端子(4、5)の製造方法は、第1端子部材(10、14、20、24)と第2端子部材(12、13、22)との接触抵抗を低減させる。更に、第1端子部材(10、14、20、24)と第2端子部材(12、13、22)との接合した境界面(11、18、21)の強度が強い電池端子(4、5)を形成することが出来る。
本発明の電池端子(4、5)の製造方法における第1金属材料は、銅又は真鍮を含む。
本発明の電池端子(4、5)の製造方法における第2金属材料は、アルミニウム又は銅を含む。
本発明の電池端子(4、5)の製造方法における鍔部(12a、13a、13c、22a)は、第2端子部材(12、13、22)の側面から外側へ突出する。
本発明の電池端子(4、5)の製造方法における鍔部(12a、13a、13c、22a)は、第2端子部材(12、13、22)の側面から円形且つ面状に突出する。
本発明の電池端子(4、5)の製造方法であって、第1端子部材(10、14、20、24)をおねじ又はめねじに加工する工程を更に具備する。
本発明の二次電池(1)の製造方法は、電池端子(4、5)を製造する工程と、電池端子(4、5)と挿通孔を有する電池蓋(3)とを、鍔部(12a、13a、13c、22a)を覆い挿通孔を塞ぐように樹脂部材(6)で結合する工程と、電池端子(4、5)が結合した電池蓋(3)を、第1端子部材(10、14、20、24)が電池容器(2)から突出し、第2端子部材(12、13、22)が電池容器(2)の内側に含まれるように電池容器(2)に結合する工程とを具備する。
本発明の電池端子は、バスバーと強い結合力で接続することが出来るため、接触抵抗を減少させ、信頼性の高い電池端子を提供することが出来る。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態による電池端子を説明する。本発明の電池端子は、二次電池に適用されるが、リチウム二次電池1を例に説明をする。
図1は、本発明の第1の実施の形態によるリチウム二次電池1の斜視図である。図1を参照すると、リチウム二次電池1は、電池容器2と、電池蓋3と、正極端子4と、負極端子5と、樹脂部材6と、安全弁7とを具備する。
電池容器2は、充放電部(図示省略)を保持する。充放電部は、内部に正極、負極及び非水電解液を含み充電及び放電を行う部位である。電池容器2は、側面と底面を含む中空の容器であり、略直方体形状が例示される。電池容器2は、ステンレスやアルミニウムなどの金属又は樹脂から形成される。電池容器2の材質、形成方法及び充放電部ついては周知の技術を用いることが出来る。
電池蓋3は、電池容器2と結合する上蓋である。電池蓋3は、正極端子4及び負極端子5を挿通する挿通孔を有している。電池蓋3は、電池容器2同様に、ステンレスやアルミニウムなどの金属又は樹脂から形成される。電池蓋3の材質、形成方法及び電池容器2との結合方法は、周知の技術を用いることが出来る。
正極端子4は、電池容器2に保持される充放電部の正極と接続し、電池蓋3から突出する。負極端子5は、電池容器2に保持される充放電部の負極と接続し、電池蓋3から突出する。突出した正極端子4の端子上部10及び負極端子5の端子上部20は、外部接続するためのバスバーと接続する。バスバーは、銅又は真鍮からなる導体である。バスバーの接続部は、正極端子4及び負極端子5の形状に合わせて形成される。端子上部10及び端子上部20とバスバーとの接続方法は、接触抵抗を低減する十分な結合力が得られること、接続方法が容易であること、接続部の形成が容易であることが好ましい。そこで、本発明は、おねじ及びめねじに基づくねじ締結を接続方法として使用する。本発明の第1の実施の形態では、端子上部10及び端子上部20がめねじであり、バスバーとの接続ではボルト等のおねじ部を有する。正極端子4及び負極端子5の詳細は後述する。
樹脂部材6は、挿通孔を挿通する正極端子4及び負極端子5を、挿通孔を塞ぐように電池蓋3に結合する。樹脂部材6は、正極端子4及び負極端子5を固定できる強度と、電池容器2に保持される充放電部の非水電解液に対する耐薬品性とを有する樹脂である。樹脂は、フェノール樹脂などの熱硬化性樹脂、ポリフェニレンスルファイド(PPS)などの熱可塑性樹脂が例示される。樹脂部材6は、電池蓋3と正極端子4及び負極端子5とを強固に結合する。樹脂部材6に基づく結合力は、正極端子4及び負極端子5とバスバーとの接触抵抗を低減するために付与される、おねじ及びめねじに基づく結合力よりも大きい。従って、樹脂部材6は、正極端子4及び負極端子5とバスバーとを十分に結合させるために締付けられても、破断しない。
樹脂部材6は、正極端子4及び負極端子5と電池蓋3との間を隙間なく充填する。従って、樹脂部材6によって、電池容器2と電池蓋3とは充放電部を密閉する。つまり、非水電解液又は電池容器2の内部で発生したガスは、樹脂部材6によって正極端子4及び負極端子5と電池蓋3との間から外部へ漏出しない。
安全弁7は、アルミニウム薄膜から形成される。安全弁7は、リチウム二次電池1の内圧が許容圧力を超えた場合、内部のガスを放出するように機能する。安全弁7に係る技術は、周知の技術を用いることが出来る。
図2は、図1に示したリチウム二次電池1のA1−A2部分断面図である。図2を参照して、正極端子4及び負極端子5の詳細を説明する。尚、電池容器2と電池蓋3とで覆われた電池内部8に含まれる正極、負極及び非水電解液を含む充放電部は図示を省略する。
まず、正極端子4について説明する。正極端子4は、端子上部10と、端子下部12とを備える。
端子上部10は、バスバーと外部接続するためのボルト等のおねじ部を有する部品が接続するめねじである。従って、端子上部10は、バスバーと結合可能なねじ穴を有する。端子上部10は、バスバーとの接触抵抗を小さく保つこと、バスバーとのねじ締結に耐えうる機械的強度を有すること及び汎用性が高いことを満たす材料で形成される。材料には、銅又は、真鍮などの銅を主原料とする合金が好ましい。尚、ねじ穴は、端子下部12に達していてもよいが、端子下部12の強度がねじ締結に耐えうる機械的強度を有しない場合は、端子下部12に達していないことが好ましい。
端子下部12は、電池内部8に含まれる充放電部の正極と接続する。端子下部12は、正極との接触抵抗を低減すること及び電池内部8の非水電解液と反応しないことを満たす材料から形成される。正極はアルミニウムによって形成されるため、端子下部12もアルミニウムから形成されることが好ましい。尚、端子上部10と端子下部12とは、異なる金属材料から形成されるため、接触抵抗を低減させる必要がある。そこで、端子上部10と端子下部12とは、摩擦圧接、電子ビーム溶接など接触抵抗を低減し、端子上部10と端子下部12との境界面11の強度が強い溶接によって接合される。また、境界面11は、異種金属の接触に基づく腐食を防ぐために、樹脂部材6によって覆われる。
端子下部12の詳細を説明する。端子下部12は、鍔部12aと、鍔下部12bと、接続部12cとを含む。図3は、本発明の第1の実施の形態による正極端子4を示した斜視図である。図3を参照すると、鍔部12aは、端子下部12の側面から外側へ突出した部位である。鍔部12aは、樹脂部材6との結合力を上げる効果と、電池内部8で発生したガス又は非水電解液を外部へ漏出させ難くする効果をもたらす。
鍔部12aが正極端子4と樹脂部材6との結合力を上げる効果について説明する。図2を参照すると、鍔部12aは、樹脂部材6に周囲を覆われる。従って、鍔部12aは、正極端子4と樹脂部材6とが結合する表面積を増加し、且つ鍔部12aの突出方向と直交する方向(主にリチウム二次電池1の上下方向)に引掛りをもたらす。これらの作用に基づいて、鍔部12aは、正極端子4と樹脂部材6との結合をより強固にする。
鍔部12aが、電池内部8で発生したガス又は非水電解液を外部へ漏出させ難くする効果について説明する。図4は、図2に示した正極端子4の拡大図である。図4を参照すると、電池内部8で発生したガス又は非水電解液は、正極端子4と樹脂部材6との間から外部へ漏出することが考えられる。その場合、電池内部8で発生したガス又は非水電解液は、漏出経路30を通る。鍔部12aは、正極端子4と樹脂部材6との間の漏出経路30を屈曲させ、漏出経路30を長くする。漏出経路30が長くなると、漏出経路30内で完全に塞がれている箇所が存在する確率が高くなり、電池内部8で発生したガス又は非水電解液は外部へ漏出できなくなる。即ち、鍔部12aは、漏出経路30を長くすることで、それらを外部へ漏出し難い構成をリチウム二次電池1にもたらす。
鍔部12aは、樹脂部材6との結合力を上げる効果と、電池内部8で発生したガス又は非水電解液が外部へ漏出させ難くする効果を奏するために、端子下部12の側面から外側へ面状に突出する形状が好ましい。更に、鍔部12aが端子下部12の側面から外側へ円形に突出する形状は、角を有する形状に比べて、正極端子4及び樹脂部材6の熱による変形にも応力が局所的に角に集中することがないため大変有効である。また、鍔部12aは、外周端が波打つ形状や、外周端に向かうに従って厚くなる形状や、薄くなる形状など厚みが変化してもよい。その他、鍔部12aが、端子下部12の側面から突出する複数の突起でも、結合力を上げる効果をもたらすことが可能である。また、鍔部12aは、三角状、四角状など角を有して形成することも可能である。
鍔部12aは、境界面11が電池内部8で発生したガス又は非水電解液に曝され難くするために、端子下部12に含まれることが好ましい。鍔部12aが、電池内部8で発生したガス又は非水電解液と、端子上部10と端子下部12とが接合した境界面11とを接触させ難くすると、境界面11はそれらに基づく腐食から保護される。但し、鍔部12aは、端子上部10と同じ金属で端子上部10に含まれるとしてもよい。鍔部12aが端子上部10に含まれると、鍔部12aの強度において優れる。また、鍔部12aは、端子上部10及び端子下部12との接合体の境界面11を含み、両方の金属から形成されてもよい。また、鍔部12aは、端子上部10と端子下部12との境界面11の近傍に位置しているが、境界面11から離れて配置されてもよい。
鍔下部12bは、鍔部12aと接続部12cとの中間に位置する部位である。鍔下部12bは、正極端子4の強度をもたらすこと及び正極端子4へ大電流を流せるようにすることから、端子上部10と同じ形状、同じ太さであることが好ましい。但し、鍔下部12bは、端子上部10と異なる形状及び太さで形成することも可能である。接続部12cは、電池内部8に含まれる充放電部の正極と接続する。接続部12cと正極との接続方法は、周知の技術を用いることが出来る。従って、図2では、正極と接続している接続部12cの部位は略して示されている。
また、正極端子4の端子上部10及び鍔下部12bは、端子上部10にねじ穴が設け易い、円柱、楕円柱、多角柱など、柱状に形成される。また、柱状は、断面の長辺が同じ長さの薄板と比較して、断面積が大きいため、強度があり折れ曲がり難い。更に、柱状は、断面積が大きいことで導電性に優れ、薄板よりも大電流を流すうえで有利となる。柱状の内でも特に円柱は、端子上部10及び鍔下部12bと樹脂部材6との結合箇所における熱による変形が対称的となるため、樹脂部材6に応力の集中が生じ難いため好ましい。熱による変形が対称となる効果を発揮させるには、鍔部12aも端子上部10及び鍔下部12bと同心円状であることが好ましい。
正極端子4の製造方法について説明する。前述した端子上部10に適合する金属材料と、前述した端子下部20に適合する金属材料とは、摩擦圧接、電子ビーム溶接など溶接によって接合される。接合された金属材料は、切削又はプレスを施され、鍔部12aを含む柱状を含む柱状の正極端子4に加工される。この正極端子4は、端子上部10と、鍔部12aを含む端子下部12とを備える。端子上部10は、バスバーをボルト等のおねじ部を有する部品で結合するためのねじ穴が切削に基づき形成され、めねじとなる。端子下部12は、充放電部の正極に接続するために接続部12cを正極に合わせて加工される。
次に、図2を参照して、負極端子5について説明する。負極端子5は、正極端子4と同様に、端子上部20と、端子下部22とを備える。
端子上部20は、端子上部10と同様に、バスバーをボルト等のおねじ部を有する部品で接続するためのめねじである。そして、端子上部20は、端子上部10と同様に、バスバーとの接触抵抗を小さく保つこと、バスバーとのねじ締結に耐えうる機械的強度を有すること及び汎用性が高いことを満たす材料で形成される。材料には、銅又は、真鍮などの銅を主原料とする合金が好ましい。
端子下部22は、電池内部8に含まれる充放電部の負極と接続する。端子下部22は、負極との接触抵抗を低減すること及び電池内部8の非水電解液と反応しないことを満たす材料から形成される。負極は銅によって形成されるため、端子下部22も銅から形成されることが好ましい。従って、負極端子5は、端子上部20と端子下部22とが真鍮と銅の異種金属の場合と、何れも銅の場合とがある。
端子下部22は、鍔部22aと、鍔下部22bと、接続部22cとを含む。鍔部22aは前述した鍔部12aと同様であり、鍔下部22bは前述した鍔下部12bと同様である。尚、端子上部20と端子下部22とが異種金属で形成される場合、鍔部22aは、境界面21が電池内部8で発生したガス又は非水電解液に曝され難くするために、端子下部22に含まれることが好ましいが、端子上部20と同じ金属で端子上部20に含まれるとしてもよい。また、端子上部20と端子下部22とが異種金属の場合、鍔部22aは、端子上部20及び端子下部22との接合体の境界面21を含み、両方の金属から形成されてもよい。また、鍔部22aは、端子上部20と端子下部22との境界面21の近傍に位置しているが、境界面21から離れて配置されてもよい。
接続部22cは、電池内部8の充放電部の負極と接続する。接続部22cと負極との接続方法は、周知の技術を用いることが出来る。従って、図2では、負極と接続している接続部22cの部位は略して示されている。
負極端子5の製造方法について説明する。負極端子5は、端子上部20と端子下部22とが異種金属の場合と、何れも銅の場合とがあり、負極端子5を形成する方法も異なる。異種金属の場合は、正極端子4と同様に、前述した端子上部20に適合する柱状の金属材料と、前述した端子下部22に適合する柱状の金属材料とは、摩擦圧接、電子ビーム溶接など溶接によって接合される。金属材料の接合体は、切削又はプレスを施され、鍔部22aを含む柱状の負極端子5に加工される。この負極端子5は、端子上部20と、鍔部22aを含む端子下部22とを備える。端子上部20は、バスバーをおねじ部を有する部品で結合するためのねじ穴が切削に基づき形成され、めねじとなる。端子下部22は、充放電部の負極に接続するために接続部22cを負極に合わせて加工される。端子上部20と、端子下部22とが何れも銅の場合は、銅からなる柱状の金属材料が、切削又はプレスを施され、鍔部22aを含む柱状の負極端子5に加工される。そして、異種金属の接合の場合と同様に、端部の一方にめねじが形成され端子上部20となる。もう一方の端部は、充放電部の負極に接続するための接続部22cが形成される。
正極端子4又は負極端子5を備えるリチウム二次電池1の製造方法を説明する。正極端子4又は負極端子5と電池蓋3とは、正極端子4の鍔部12a又は負極端子5の鍔部22aを覆い挿通孔を塞ぐように樹脂部材6によって結合される。正極端子4の接合部12c又は負極端子5の接合部22cは、電池容器2の内部の電極と接続される。そして、正極端子4又は負極端子5を含む電池蓋3は、電池容器2に結合される。リチウム二次電池1に係るその他の製造方法は、周知の方法を用いることが出来る。
本発明の第1の実施の形態によるリチウム二次電池1の電池端子、即ち正極端子4又は負極端子5は、構造及び材料強度に基づいて強い結合力でバスバーと接続することが出来るため、バスバーとの接続において生じる接触抵抗を低減し、電池端子としての信頼性及び汎用性を高めることが出来る。構造及び材料強度は、正極端子4については、正極端子4に備わる鍔部12aと、端子上部10と、更に正極端子4を固定する樹脂部材6との各部に基づいている。特に、鍔部12aは樹脂部材6との結合力を強める効果を奏し、端子上部10は材料強度とめねじによってバスバーと強い結合力を容易に付与させることが出来き、且つ外れ難い効果をもたらしている。
また、鍔部12aは、非水電解液又は電池内部8で発生したガスの外部への漏出に対して、漏出経路30を屈曲して漏出し難い効果を奏しているため、より安全な構造をリチウム二次電池1へ提供する。また、端子上部10及び鍔下部12bの柱状は、強度及び大電流を流す上で薄板よりも有効であり、めねじを形成しやすい効果も奏している。尚、これらの効果は、負極端子5も同様である。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。本発明の第2の実施の形態によるリチウム二次電池1の斜視図は図1と同様である。図5は、本発明の第2の実施の形態による正極端子4の図1のA1−A2部分断面図である。図5を参照すると、正極端子4は、端子上部10と、端子下部13とを備える。本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態と比較して端子下部13の構成が異なるものである。端子上部10及びその他のリチウム二次電池1に係る構成及び製造方法は、第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
端子下部13は、第1の実施の形態の端子下部12と同様に、電池内部8に含まれる充放電部の正極と接続する。端子下部13は、正極との接触抵抗を低減すること及び電池内部8の非水電解液と反応しないことを満たす材料から形成される。正極はアルミニウムによって形成されるため、端子下部13もアルミニウムから形成されることが好ましい。尚、端子上部10と端子下部13とは、第1の実施の形態と同様に、摩擦圧接、電子ビーム溶接など、接触抵抗を低減し、境界面18の強度が強い溶接によって接合される。また、境界面18は、異種金属の接触に基づく腐食を防ぐために、樹脂部材6によって覆われる。
端子下部13は、鍔部13aと、胴部13bと、鍔部13cと、鍔下部13dと、接続部13eとを含む。本発明の第2の実施の形態は、鍔部を複数有することが第1の実施の形態と異なる。
鍔部13a及び鍔部13cは、第1の実施の形態の鍔部12aと同様に、端子下部13の側面から外側へ突出した部位である。鍔部13a及び鍔部13cの各々の機能及び形状は、鍔部12aと同様である。従って、鍔部13a及び鍔部13cの各々は、正極端子4と樹脂部材6との結合力を上げる効果と、電池内部8で発生したガス又は非水電解液を外部へ漏出させ難くする効果を奏する。つまり、正極端子4は、鍔部を複数有することでこれらの効果を一層向上させる。
胴部13bは、鍔部13aと鍔部13cとの間の部位である。胴部13bは、正極端子4への強度をもたらすこと及び正極端子4へ大電流を流せるようにすることから、端子上部10と同じ太さ、形状であることが好ましい。
鍔下部13dは、鍔部13cと接続部13eとの中間に位置する部位である。鍔下部13dは、胴部13bと同様に、端子上部10と同じ太さ、形状であることが好ましい。
接続部13eは、電池内部8に含まれる充放電部の正極と接続する。接続部13eと正極との接続方法は、周知の技術を用いることが出来る。従って、図5では、正極と接続している接続部13eの部位は略して示されている。
尚、鍔部13a、胴部13b、及び鍔部13cは、端子上部10と端子下部13との境界面18が電池内部8で発生したガス又は非水電解液に曝され難くするために、端子下部13に含まれることが好ましいが、端子上部10と同じ金属で端子上部10に含まれるとしてもよい。また、鍔部13a又は胴部13b又は鍔部13cは、端子上部10及び端子下部13との接合体の境界面18を含み、両方の金属から形成されてもよい。また、鍔部13a及び鍔部13cは、境界面18の近傍に位置しているが、境界面18から離れて配置されてもよい。また、図5は正極端子4としているが、負極端子5も同様の構成とすることも可能である。
本発明の第2の実施の形態によるリチウム二次電池1の電池端子、即ち正極端子4又は負極端子5は、複数の鍔部を有することで、樹脂部材6との結合力を上げる効果と、電池内部8で発生したガス又は非水電解液を外部へ漏出させ難くする効果を一層向上させる。尚、鍔部を同様の方法で更に増やすことも可能である。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図6は、本発明の第3の実施の形態によるリチウム二次電池1の斜視図である。図6を参照すると、リチウム二次電池1は、電池容器2と、電池蓋3と、正極端子4と、負極端子5と、樹脂部材6と、安全弁7とを具備する。本発明の第3の実施の形態は、正極端子4の端子上部14及び負極端子5の端子上部24の構成が第1及び第2の実施の形態と異なる。リチウム二次電池1に係るその他の構成及び製造方法は、第1及び第2の実施の形態と同様である。
正極端子4は、電池容器2の内部に含まれる充放電部の正極と接続し、電池蓋3から突出する。負極端子5は、電池容器2の内部に含まれる充放電部の負極と接続し、電池蓋3から突出する。突出した正極端子4の端子上部14及び負極端子5の端子上部24は、外部接続するためのバスバーと接続するが、第1及び第2の実施の形態と異なり、おねじである。バスバーの接続部は、正極端子4及び負極端子5の形状に合わせて形成されるため、第3の実施の形態では、バスバーとの接続にはナット等のめねじ部を有する部品が用いられる。
図7は、図6に示したリチウム二次電池1のB1−B2部分断面図である。図7を参照して、本発明の第3の実施の形態による正極端子4及び負極端子5の詳細を説明する。尚、電池容器2と電池蓋3とで覆われた電池内部8に含まれる正極、負極及び非水電解液を含む充放電部は、図2と同様に図示を省略する。
正極端子4について説明する。正極端子4は、端子上部14と、端子下部12とを備える。端子上部14は、第1及び第2の実施の形態による端子上部10同様に、外部接続するためにバスバーが接続する部位である。端子上部14は、第1及び第2の実施の形態と同様に、バスバーとの接触抵抗を小さく保つこと、バスバーとのねじ締結に耐えうる機械的強度を有すること及び汎用性が高いことを満たす材料で形成される。材料には、銅又は、真鍮などの銅を主原料とする合金が好ましい。尚、端子下部12は、本発明の第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
端子上部14は、バスバーと結合するおねじである。端子上部14は、ネジ台部14aと、ネジ部14bとを含む。ネジ台部14aは、柱状に形成された部位であり、電池蓋3に形成された挿通孔から突出している。ネジ台部14aの柱状は、端子上部10と同様に、円柱、楕円柱、多角柱を含む。ネジ台部14aの柱状は、ネジ部14bを設けやすい効果と、薄板よりも強度に優れ折れ曲がり難い効果と、導電性に優れ大電流を流しやすい効果とを奏する。
ネジ部14bは、ネジ台部14aの上に形成され、バスバーとナット等のめねじ部を有する部品で結合できるように、端子上部14が突出する方向に形成された部位である。ネジ部14bとバスバーとが結合したとき、ネジ台部14aのネジ部14bが配置する平面はバスバーとの接触面となる。
次に、負極端子5について説明する。負極端子5は、端子上部24と、端子下部22とを備える。端子上部24は、正極端子4と同様に、バスバーとナット等のめねじ部を有する部品が接続する。そして正極端子4と同様に、端子上部24は、銅又は真鍮によって形成される。端子上部24は、ネジ台部24aと、ネジ部24bとを含む。ネジ台部24aは、前述したネジ台部14aと同様であり、ネジ部24bは前述したネジ部14bと同様である。尚、端子下部22は、本発明の第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
本発明の第3の実施の形態によるリチウム二次電池1の電池端子、即ち正極端子4又は負極端子5は、端子上部14及び端子上部24がおねじであるため、ナット等のめねじ部を有する部品を用いてバスバーに適合させることが可能となる。
本発明の第4の実施の形態について説明する。図8は、本発明の第4の実施の形態による正極端子4の斜視図である。図8を参照すると、正極端子4は、端子上部10と、端子下部12と、つまみ部15とを備える。本発明の第4の実施の形態は、第1から第3の実施の形態に、つまみ部15を更に備えるものである。つまみ部15は、端子上部10とバスバーとを締付け易くすることが出来る。つまみ部15は平らな側面15aを含み、側面15aはスパナやモンキーレンチなどレンチによって挟むことが可能である。つまみ部15がレンチで挟めることによって、端子上部10とバスバーとは締付け易い効果が得られる。尚、つまみ部15は、本発明の第3の実施の形態に含まれる場合、ネジ台部14aとネジ部14bとの間に含まれる。また、負極端子5に含まれることも可能である。
本発明の第1から第4の実施の形態による正極端子4及び負極端子5の各々の端子上部と端子下部とを、任意の組み合わせで用いることが可能である。更に、任意の組み合わせで構成された正極端子4と負極端子5とを、任意に組み合わせてリチウム二次電池1を構成することも可能である。
図1は、本発明の第1及び第2の実施の形態によるリチウム二次電池1の斜視図である。 図2は、図1に示したリチウム二次電池1のA1−A2部分断面図である。 図3は、本発明の第1の実施の形態による正極端子4を示した斜視図である。 図4は、図2に示した正極端子4の拡大図である。 図5は、本発明の第2の実施の形態による正極端子4の図1のA1−A2部分断面図である。 図6は、本発明の第3の実施の形態によるリチウム二次電池1の斜視図である。 図7は、図6に示したリチウム二次電池1のB1−B2部分断面図である。 図8は、本発明の第4の実施の形態による正極端子4の斜視図である。
符号の説明
1 二次電池
2 電池容器
3 電池蓋
4 正極端子
5 負極端子
6 樹脂部材
7 安全弁
8 電池内部
10 端子上部(第一端子部材)
11 境界面
12 端子下部(第二端子部材)
12a 鍔部
12b 鍔下部
12c 接続部
13 端子下部(第二端子部材)
13a 鍔部
13b 胴部
13c 鍔部
13d 鍔下部
13e 接続部
14 端子上部(第一端子部材)
14a ネジ台部
14b ネジ部
15 つまみ部
15a 側面
18 境界面
20 端子上部(第一端子部材)
21 境界面
22 端子下部(第二端子部材)
22a 鍔部
22b 鍔下部
22c 接続部
24 端子上部(第一端子部材)
24a ネジ台部
24b ネジ部
30 漏出経路

Claims (14)

  1. 柱状の第1端子部材と、
    前記第1端子部材と接合する柱状の第2端子部材と、
    前記第1端子部材及び前記第2端子部材のうちの少なくとも一方の側面から外側へ突出する鍔部と
    を具備する
    電池端子。
  2. 請求項1に記載の電池端子であって、
    前記第1端子部材は、銅又は真鍮から形成される
    電池端子。
  3. 請求項2に記載の電池端子であって、
    前記第2端子部材は、アルミニウム又は銅から形成される
    電池端子。
  4. 請求項3に記載の電池端子であって、
    前記鍔部は、前記第2端子部材の側面から外側へ突出する
    電池端子。
  5. 請求項4に記載の電池端子であって、
    前記鍔部は、前記第2端子部材の側面から外側へ円形且つ面状に突出する
    電池端子。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項に記載の電池端子であって、
    前記第1端子部材は、めねじ又はおねじである
    電池端子。
  7. 請求項1乃至6の何れか一項に記載の電池端子と、
    挿通孔を有する電池蓋と、
    前記挿通孔を挿通する前記電池端子と前記電池蓋とを、前記鍔部を覆い前記挿通孔を塞ぐように結合する樹脂部材と、
    前記電池蓋が結合する電池容器と
    を具備し、
    前記電池端子は、前記第1端子部材が前記電池容器から突出し、前記第2端子部材が前記電池容器の内側に含まれる
    二次電池。
  8. 第1金属材料と、第2金属材料とを摩擦圧接で接合する工程と、
    前記第1金属材料と前記第2金属材料との接合体を、鍔部を有する柱状の電池端子へ加工する工程と
    を具備し、前記電池端子は、前記第1金属部材から形成される第1端子部材と、前記第2金属部材から形成される第2端子部材と、前記第1端子部材及び前記第2端子部材のうちの少なくとも一方の側面から外側へ突出する前記鍔部とを含む
    電池端子の製造方法。
  9. 請求項8に記載の電池端子の製造方法であって、
    前記第1金属材料は、銅又は真鍮を含む
    電池端子の製造方法。
  10. 請求項9に記載の電池端子の製造方法であって、
    前記第2金属材料は、アルミニウム又は銅を含む
    電池端子の製造方法。
  11. 請求項10に記載の電池端子の製造方法であって、
    前記鍔部は、前記第2端子部材の側面から外側へ突出する
    電池端子の製造方法。
  12. 請求項11に記載の電池端子の製造方法であって、
    前記鍔部は、前記第2端子部材の側面から外側へ円形且つ面状に突出する
    電池端子の製造方法。
  13. 請求項8乃至12の何れか一項に記載の電池端子の製造方法であって、
    前記第1端子部材をおねじ又はめねじに加工する工程
    を更に具備する
    電池端子の製造方法。
  14. 請求項8乃至13の何れか一項に記載の電池端子の製造方法に基づいて、前記電池端子を製造する工程と、
    前記電池端子と挿通孔を有する前記電池蓋とを、前記鍔部を覆い前記挿通孔を塞ぐように樹脂部材で結合する工程と、
    前記電池端子が結合した前記電池蓋を、前記第1端子部材が電池容器から突出し、前記第2端子部材が前記電池容器の内側に含まれるように前記電池容器に結合する工程と
    を具備する
    二次電池の製造方法。
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