JP2010094407A - スロットマシン - Google Patents

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Akira Iwata
旭 岩田
Chihiro Nakada
千尋 中田
Takanobu Sato
貴信 佐藤
Shin Yoshida
慎 吉田
Takeshi Sakamoto
健 坂本
Tomoya Sasaki
友哉 佐々木
Tomoya Shinozaki
智也 篠崎
Kazuo Kobayashi
一雄 小林
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Abstract

【課題】 投入したメダルを直接外部に排出することで、常に衛生的で綺麗なメダルを遊技者に提供することができる。また、メダルの滞りや詰まりが少なく、スムーズにメダルを誘導することができる。
【解決手段】 外部から補給されて遊技媒体となるメダルを貯留するホッパーが設けられたスロットマシン1であって、スロットマシン1に投入されたメダルを外部に排出する排出口11aと、メダルを投入するメダル投入口2とを備え、メダル投入口2から投入されたメダルを、排出口11aに直接誘導するとともに、メダル投入口2を、排出口11aから正面方向Aに向かう直線上に配置した構成としてある。
【選択図】 図4

Description

本発明は、スロットマシンに関し、特に、投入されたメダルを直接外部に排出し、外部で循環して洗浄されたメダルをホッパーへ補給することで、遊技者に洗浄済みのメダルを提供できるスロットマシンに関する。
一般に、スロットマシンは、遊技者が遊技媒体となるメダルをメダル投入口から投入し、スタートレバーを押下することで、リールが回転を開始し、遊技者の停止ボタンの押下によりリールが停止する。そして、リールが停止したときの停止図柄の組合せによりはずれ又は当たりを判定して、所定の組合せの場合は、所定枚数の遊技メダルが払い出される。これを遊技の1単位として、繰り返すことで遊技が進行する。
このようなスロットマシンにおいては、通常、遊技におけるメダルの移動経路は、メダルがメダル投入口から投入されて、所定の規格に適合しないメダルを排除するメダルセレクタに導かれる。そして、所定の規格に適合する場合には、メダルは内部に貯留可能なホッパーへ誘導される。また、遊技において所定の子役等に入賞すると、ホッパーに貯留されているメダルが、遊技者に払い出されるようになっている。このように、通常のスロットマシンでは、投入されたメダルが払い出され、払い出されたメダルが再びスロットマシンに投入されて遊技が続けられる。
そして、投入されたメダルをホッパーへ貯留する構成では、メダルの移動経路において、メダルが研磨・洗浄されることなく、そのままメダル払出口に払い出されて再び遊技に使用される。遊技に使用するメダルは、遊技者の手の汚れ、皮脂成分、煙草の灰や飲料等が付着することもある。このような様々な汚れがメダルに付着することとなり、これが何度となく繰り返されると、徐々にメダルは汚れていくことになり、またメダル表面の腐食をも引き起こし、遊技者にとって衛生的でないといった問題があった。
このような、メダルに付着する汚れを防止するための技術として、例えば、投入されたメダルの経路を、ホッパーからオーバーフロー部へ変化させるメダル移動装置が提案されている(特許文献1)。このメダル移動装置によって、メダルは、オーバーフロー部に設けた排出口を通過し、回収手段を介してメダル研磨手段へ送出される。これにより、メダルが研磨・洗浄されるため、遊技者が快適に遊技をすることができる。
特開2007−7370号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、メダル移動装置を通常のスロットマシンのメダル経路に追加したものであるため、投入されたメダルはホッパーへ向かって導かれた後、排出口へ誘導されることになる。そして、このようなスロットマシンにおいては、メダル投入口はスロットマシンの右側に配置され、ホッパーは中央に配置されている。このような配置関係により、メダル投入口から投入されたメダルをホッパーへ誘導するメダルセレクタは、転送方向が約90°湾曲した流路として形成されていた。そのため、メダルの転送方向を変更する部分でメダルの滞りや詰まりが発生するという問題があった。
本発明は、上記のような従来の技術が有する問題を解決するために提案されたものであり、メダル投入口から投入されたメダルを、スロットマシン外部に排出する排出口に直接誘導する。これにより、外部でメダルが循環して洗浄がされ、ホッパーへ補給が行われることで、遊技者へ常に洗浄されたメダルを払い出すことができるスロットマシンを提供することを目的とする。
さらに、メダル投入口を排出口から正面方向に向かう直線上に配置するとともに、メダルセレクタを直線状に設けることで、メダル投入口から排出口へスムーズにメダルを誘導することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のスロットマシンは、外部から補給されて遊技媒体となるメダルを貯留するホッパーが設けられたスロットマシンであって、スロットマシンに投入されたメダルを外部に排出する排出口と、メダルを投入するメダル投入口とを備え、メダル投入口から投入されたメダルを、排出口に直接誘導する構成としてある。
本発明によれば、投入したメダルを排出口に直接誘導して、メダルが循環することにより、常に洗浄済みのメダルを遊技者に提供することが可能となる。また、メダルの滞りや詰まりが少なく、スムーズにメダルを排出口へ誘導することができる。
以下、本発明に係るスロットマシンの好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るスロットマシンの前面構成を示す斜視図、図2は、本実施形態に係るスロットマシンの内部構造を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、スロットマシン1は、複数のリール40(40a〜40c)を備えるドラムユニット4、メダル(遊技媒体)を貯蓄するホッパー7aを備えるメダル払出装置7、メダルをスロットマシン1外部へ誘導する排出誘導部11、コンピュータで構成される制御部50等が収納可能な正面方向Aに開口した筐体1bと、筐体1bの正面方向開口を開閉可能に覆う前扉1aを備えている。
前扉1aは、 スロットマシン1の筐体1bにヒンジなどを介して開閉自在に取り付けられる扉体であり、この前扉1aは各操作手段、表示窓6が備えられてスロットマシン1の正面部を構成している。
前扉1aの下部には、メダル払出口8が設けられ、メダルがこのメダル払出口8から払い出されるようになっている。また、後述するメダルセレクタ30により、所定の規格ではないメダルが選別された場合には、このメダルを前扉1aの裏面に沿って設けられているシュート9を経由して、メダル払出口8から遊技者へ返却する。
前扉1aの中央部には、スタートレバー3,停止ボタン5(5a〜5c),投入ボタン10(10a、10b),メダル投入口2等が備えられている。
スタートレバー3は、三つの各リール40の回転を開始させるゲームスタート手段であり、傾動可能に設けられている。また、このスタートレバー3が遊技者の操作によって押下されることで、制御部50にスタート信号が出力され、本体内部の各リール40a〜40cが一斉に又は順次回転するようになっている。
停止ボタン5は、回転するリール40を停止させる停止手段であり、左リール40a,中リール40b,右リール40cに対応して設けられた左停止ボタン5a,中停止ボタン5b,右停止ボタン5cが備えられている。この各停止ボタン5が遊技者の任意のタイミングで押下されると、制御部50にストップ信号が出力され、対応する各リール40a〜40cの回転が停止する。
従って、遊技者は、これらスタートレバー3及び停止ボタン5を操作することにより、三つのリール40a〜40cを回転及び停止させて、各リール40a〜40cに付された図柄を所定の入賞配列となるように揃えるスロットマシン遊技を行うことができる。
投入ボタン10は、内部貯留されたクレジットメダルがある場合に、そのクレジットメダルをゲームに投入するためのスイッチである。一回の押下によって一ゲームに投入可能な最大数のメダル(通常3枚)をクレジットメダルから投入するMAX投入ボタン10aと、一回の押下で1枚のメダルをクレジットメダルから投入する1枚投入ボタン10bとが設けられている。
メダル投入口2は、遊技に使用されるメダルの受け入れ口であり、このメダル投入口2から投入されたメダル数に応じてゲームが行えるようになっている。
本実施形態のスロットマシン1では、メダル投入口2は、長辺と短辺を有する開口部20を備えており、この開口部20における開口部長辺が正面方向Aとほぼ平行となるように配置されている。
また、メダル投入口2には、メダルをメダル投入口2へ導く壁部が立設されている。この壁部は、上部中央一部を切り欠いた切欠部が形成されている。このように壁部の一部を切り欠くことによって、例えば、遊技者が複数枚のメダルを狭持して、壁部へ押し当てながらメダルを投入する場合に、壁部が指の動きを妨げることがなくなり、スムーズに投入操作をすることができる。
筐体1bの右下底面にはスロットマシン1の外部と連通する排出口11aが設けられている。この排出口11aは、メダル投入口2から投入され、メダルセレクタ30によって誘導されたメダルが排出される孔部であり、スロットマシン1の外部に設けられた、後述する循環機構100に直接連通している。すなわち、メダル投入口2から投入されたメダルは、直接循環機構100へ誘導される。
これにより、投入されたメダルは全て外部へ排出されて、スロットマシン1内部にそのまま貯留されることがない。また、排出口11aへメダルが確実に誘導されるように、排出口11aの四方を囲む角筒状の排出誘導部11が設けられている。
そして、排出誘導部11を筐体1bの右下部に配置したため、排出口11aから正面方向Aへ向かう直線上にメダル投入口2を配置すると、排出口11aとメダル投入口2は、一直線上に位置する。なお、排出誘導部11とメダル投入口2との具体的な配置関係は後述する。
メダル投入口2の本体内部側には、本発明のメダルセレクタ30が備えられている。このメダルセレクタ30は、セレクタ部30aとセレクタレール部30bとで構成されており、セレクタ部30aは、上端がメダル投入口2に連通した鉛直部と、鉛直部の下端から斜めに傾斜した傾斜部とを備えている。そして、メダル投入口2から投入されたメダルを転動させて排出口11aに誘導するとともに、所定の規格に適合しないメダルはメダル払出口8に誘導して返却する。
スロットマシン1に投入されるメダルの規格は、直径、厚さ等がスロットマシン1によってそれぞれ決められている。そして、例えば、所定の規格より直径が小さいメダルは、セレクタ部30aによって、シュート9へ誘導される。
また、メダルセレクタ30を通過するメダルはセンサSによって検出される。具体的には、セレクタ部30aは下流側の位置にセンサS(図5)が設けられている。このセンサSは、光センサで構成されており、遊技の待機状態などにおいてメダルが投入され、光の遮断を検知することで流下するメダルを検出し、メダル検出信号を制御部50へ出力する。
さらに、セレクタ部30aには、ソレノイドSO(図5)が設けられている。遊技の待機状態などでは、ソレノイドSOは励磁されており、この状態において投入されたメダルはセンサSにより検出された後、排出口11aに誘導される。一方、例えば、リール回転中、再遊技当選時などの所定の遊技状態では、ソレノイドSOの励磁が解除されることで、メダル流路が切替わってメダル払出口8から返却される。
セレクタレール部30bは、セレクタ部30aの端部と連通しており、筐体1bの内部右壁に固定して取り付けられている。そして、セレクタ部30a及び排出口11aと直線上に連結することで、セレクタ部30aから導かれたメダルが自重により転動して排出口11aへと誘導する誘導路となる。
ホッパー7aは、筺体1bの中央に配置されており、上部に開口したタンク容器状のメダル貯留部である。スロットマシン1の外部で循環されたメダルが、スロットマシン1の背後に設けられている補給口12を介して、補給装置105からホッパー7aへ補給される。
上述したように、メダル投入口2から投入されたメダルは、排出口11aへ誘導されるため、ホッパー7aには投入されたメダルは直接貯留されない。そのため、ホッパー7aには、循環されてきたメダルのみが補給されて貯留がされる。なお、補給装置105からホッパー7aへメダルの補給を行う場合には、ホッパー7aに備えられた、図示しないセンサによって、所定の信号を出力してメダル補給の指示をすることでメダルの補給が行われる。
また、ホッパー7aは、例えば、遊技において役が成立した場合や、クレジットされているメダルをキャンセルする操作を行った場合等では、ホッパー7aに貯留されているメダルを払い出す。遊技において役が成立した場合では、成立役に応じた所定枚数のメダルが払い出され、前扉1aのメダル払出口8から遊技者にメダルが払い出される。
次に、本実施形態に係るスロットマシンのメダル流路における詳細な構成について、図3〜図5を参照して説明する。図3は、本実施形態に係るメダルの流れを示すブロック図であり、図4は、本実施形態に係るスロットマシンの内部構造を一部切り欠いた右側面図であり、図5は、本実施形態に係るスロットマシンのメダル投入口の上部付近における断面図である。
まず、本実施形態におけるメダルの移動経路について、図3を参照して説明する。
遊技を始める場合、遊技者はメダルをメダル投入口2からスロットマシン1内へ投入する。そして、メダル投入口2を通過したメダルは、メダルセレクタ30に導かれるとともに、所定の規格に適合するか選別される。リール回転中、再遊技当選時などの所定の遊技状態では、ソレノイドSOの励磁が解除されて、メダルはメダル払出口8へ導かれる。
一方、適合であると判定された場合には、メダルは励磁されたソレノイドSOによって排出口11aへ導かれ、スロットマシン1の外部へメダルが排出される。
次に、外部へ排出されたメダルは、循環機構100へ送出される。
循環機構100は、排出口11aから排出されたメダルを搬送するとともに、研磨・洗浄をした後に、再度スロットマシン1へ補給する循環装置である。具体的には、循環機構100は、搬送装置101、洗浄装置102、揚送装置103、分配装置104及び補給装置105から構成されている。
循環機構100へ送出されたメダルは、一定方向に作動する搬送装置101によって回収され搬送される。次に、搬送されたメダルは、搬送経路上に設けられた洗浄装置102によってメダル表面に付着した汚れが除去される。そして、揚送装置103は、メダルを筐体1bの上部まで揚送する。次に、分配装置104は、揚送されたメダルを各スロットマシンに対応した補給装置105へ振り分ける。補給装置105は、振り分けられたメダルを整列して貯留し、スロットマシン1からのメダル補給要求量に応じたメダルをホッパー7aへ補給する。
このように、循環機構100は、スロットマシン1の排出口11aから排出された使用済みのメダルを、表面に付着した汚れを除去して、連続してスロットマシン1上方に揚送し、スロットマシン1に再度補給する。なお、循環機構100における各装置は他の構成としてもよい。
このようなメダルの移動経路とするによって、投入されたメダルは直接外部に排出されて循環する。そして、メダルが循環することにより、洗浄がされてホッパー7aへ洗浄済のメダルが補給され、遊技者へ常に洗浄された衛生的で綺麗なメダルを提供することができる。また、スロットマシン1においてメダルが投入及び排出を繰り返すことにより、繰り返し洗浄がされるので、メダルは常に衛生的で綺麗な状態を保つことができる。
さらに、常に衛生的で綺麗な状態のメダルを遊技者に提供できるのであれば、遊技場の評価も高まる可能性があり、遊技場にとっても望ましい。そのため、本発明はメダル循環システムにも適用が可能である。
さらに、従来のように、投入されたメダルをホッパー7aに貯留すると、例えば、遊技中にスロットマシン1から遊技者に払い出されるメダルの数より、遊技者がスロットマシン1に投入するメダルの数の方が多い状態が長時間続いた場合、ホッパー7aはメダルで飽和状態になってしまうため、メダルがホッパー7aからオーバーフローする。このため、遊技場の店員に筐体1b内に残ったメダルを取り除く作業を強いることになっていた。これに対し、本発明では、メダル投入口2から投入されたメダルを、排出口11aに直接誘導することにより、筐体1b内にメダルが残ってしまうことを防ぐことができる。
また、本発明では、ホッパー7aは外部から循環されてきたメダルのみが補給され貯留がされるため、メダルを大量に貯留するための容量を必要としない。そのため、ホッパー7aの構造を小さくすることができ、コストの軽減、省スペース化を図ることが可能となる。
次に、本発明の特徴である、メダル流路における各部の配置関係について図4及び図5を参照して説明する。
メダル投入口2は、メダル投入口2の開口部20を、開口部20長辺が正面方向Aとほぼ平行となるように配置している。すなわち、メダル投入口2は、開口部20を遊技者からスロットマシンの方向へ向けてI型状に配置されている。
また、メダルセレクタ30の上端がメダル投入口2と連通しているため、このようなメダル投入口2の形状に伴って、メダルセレクタ30は正面方向Aとほぼ平行に、縦型状として配置される。
さらに、図5に示すように、メダル投入口2を、排出口11aから正面方向Aに向かう直線上に配置している。また、メダルセレクタ30は直線状に設けられて、排出口11aと対向して配置されている。すなわち、メダル投入口2、メダルセレクタ30(セレクタ部30a、セレクタレール部30b)及び排出口11aが一直線上に連結されて配置されることになる。このような配置構成によって、メダル投入口2から投入されたメダルが起立した状態で転動して排出口11aへ直線的に流下する。
これによって、メダル投入口2から投入されたメダルが排出口11aへ放出されるまでの流路では、メダルの滞りや詰まりが少なく、容易にメダルを誘導することができる。
このように、本実施形態のスロットマシン1によれば、従来のようにセレクタレール部30bの転送方向を曲げてメダルを転送する必要がなく、転送方向を直線的に設けることができる。そのため、メダルセレクタ30(セレクタ部30a、セレクタレール部30b)を従来の機構よりも短く構成することができ、コストの軽減や省スペース化を図ることが可能となる。
また、図5に示すように、メダルセレクタ30はメダル投入口2の配置位置である右側に位置するとともに、上述のように正面方向Aとほぼ平行に、縦型状に配置される。これによって、メダルセレクタ30は前扉1aの正面方向Aに沿って立設された壁面に近くなる。このため、メダルセレクタ30の主要部であるセレクタ部30aにアクセスする場合には、前扉1aを約90°開けなくてはならないことから、スロットマシン1におけるセキュリティ性が向上する。
図4及び図5において、排出誘導部11は緩衝吸収部60を備えている。具体的には、緩衝吸収部60は、メダルセレクタ30から放出されたメダルが、排出誘導部11に直接落下しないように誘導する。また、緩衝吸収部60は、垂れ幕状の帯を吊り下げたもので形成されており、メダルがこの緩衝吸収部60に衝突して、衝突された側と逆方向に揺れて衝突を緩衝するとともに、排出誘導部11の底部に形成された排出口11aへメダルを誘導する。
これによって、メダルの衝突音により発生する騒音を防止する消音効果を奏する。緩衝吸収部60は、例えば、ナイロン製の布などの消音部材で構成されている。なお、緩衝吸収部60は衝突音を消音できるものであればよく、例えば、合成樹脂やゴム材などを用いてもよい。
さらには、セレクタレール部30bを蛇行路として形成してもよい。これにより、メダルは蛇行しながら排出誘導部11へ誘導されるとともに減速されて、落下による衝撃音が緩和されることになる。
このようにすれば、メダルの落下による衝突音を防ぐことによって、遊技客は集中して遊技を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態のスロットマシン1によれば、メダル投入口2から投入したメダルを、スロットマシン1外部に排出する排出口11aに直接誘導することで、メダルが循環して、洗浄済みのメダルを常に遊技者に提供することが可能となる。
さらに、メダル投入口2の開口部20における開口部長辺を正面方向Aとほぼ平行となるように配置するとともに、メダルセレクタ30、排出口11aが一直線上に連結されるように配置される。その結果、メダルの滞りや詰まりが少なく、スムーズに排出口11aにメダルを誘導することができる。
以上、本発明のスロットマシンの好ましい実施形態について説明したが、本発明に係るスロットマシンは上述した実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の範囲で種々の変更実施が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態においては、排出口11aを、筐体1bの右下底面に設けることとしたが、排出口11aを他の位置に設けてもよい。例えば、排出口11aを筐体1b中央に設けた場合では、ホッパー7a底部に排出口11aを設け、この排出口11aを貫通して、直接外部へ通じるバイパスを設けるなどでメダルを排出する構成としてもよい。これによって、従来の筐体内部の配置を変更することなく実現が可能である。
本発明は、遊技媒体としてメダルを使用して遊技を行う機器や装置に利用することでき、特に、メダルを外部へ排出する排出口を備えるとともに、メダル流路に循環機構を用いたスロットマシンに好適に利用可能である。
本発明の実施形態に係るスロットマシンの前面構成を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るスロットマシンの内部構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るメダルの流れを示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るスロットマシンの内部構造を一部切り欠いた右側面図である。 本発明の実施形態に係るスロットマシンのメダル投入口の上部付近における断面図である。
符号の説明
1 スロットマシン
1a 前扉
1b 筐体
2 メダル投入口
7a ホッパー
11 排出誘導部
11a 排出口
20 開口部
30 メダルセレクタ
30a セレクタ部
30b セレクタレール部
60 緩衝吸収部

Claims (5)

  1. 外部から補給されて遊技媒体となるメダルを貯留するホッパーが設けられたスロットマシンであって、
    当該スロットマシンに投入されたメダルを外部に排出する排出口と、
    メダルを投入するメダル投入口とを備え、
    前記メダル投入口から投入されたメダルを、前記排出口に直接誘導することを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記排出口を、正面方向に開口した筐体内部に形成し、
    前記メダル投入口を、前記筐体の正面方向開口を開閉可能に覆う前扉に設けるとともに、前記排出口から正面方向に向かう直線上に配置した請求項1記載のスロットマシン。
  3. 前記メダル投入口から投入されたメダルを検出するとともに、前記排出口へ誘導する誘導手段を備え、
    当該誘導手段を直線状に形成した請求項2記載のスロットマシン。
  4. 前記メダル投入口の開口部を、当該開口部長辺が正面方向とほぼ平行となるように配置した請求項1〜3のいずれか一項に記載のスロットマシン。
  5. 前記誘導手段から放出されたメダルが衝突する緩衝吸収部を備え、前記緩衝吸収部がメダルの衝撃音を緩和する消音部材からなる請求項1〜4のいずれか一項に記載のスロットマシン。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011251176A (ja) * 2011-09-15 2011-12-15 Fujishoji Co Ltd 遊技機
JP2012166105A (ja) * 2012-06-15 2012-09-06 Fujishoji Co Ltd 遊技機

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