JP2010089094A - レーザ加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】マスク交換することなく、ワークへのレーザ光線の結像幅である加工ラインの幅を容易に調整可能として、作業の効率化やコスト上昇を抑える。
【解決手段】光学系55のミラー56とリレーレンズ57との間に、レーザ光線Lの光軸と直交する平板状のマスク60を配設する。マスク60は水平方向に移動可能とし、マスク60に形成した移動方向に延びる細長い台形状の開口61に、レーザ光線Lを透過させる。ウェーハ1には開口61を透過する部分のレーザ光線Lの断面形状が結像する。マスク60を移動させることにより、ウェーハ1へのレーザ光線Lの結像幅を調整可能とした。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば半導体ウェーハ等のワークにレーザ光線を照射して溝やスリット等を形成するレーザ加工装置に関する。
半導体デバイスのチップ製造工程においては、略円板状の半導体ウェーハの表面に、格子状に配列された分割予定ラインによって多数の矩形状のチップ領域を区画し、これらチップ領域にICやLSI等の電子回路を形成した後、ウェーハに対して裏面研削など必要な処理を行ってから、ウェーハを分割予定ラインに沿って切断して分割する、すなわちダイシングして、各チップ領域を半導体チップとして得ている。このようにして得られた半導体チップは、樹脂封止によりパッケージングされて、携帯電話やPC(パーソナル・コンピュータ)等の各種電気・電子機器に広く用いられている。
ウェーハを半導体チップに個片化するダイシングの手段としては、高速回転させた薄い円板状のブレードをウェーハに切り込ませるブレードダイシングが一般的である。一方、近年では、透過性のレーザ光線を分割予定ラインに沿って照射することによりウェーハをダイシングするレーザダイシングも開発され、採用されてきている(特許文献1)。このレーザダイシングにおいては、ワークへのレーザ光線の結像形状をマスクによって所望の形状に変形させて加工ラインを調整するといった技術が提案されている(特許文献2)。
特開平10−305420号公報 特開2005−209719号公報
上記特許文献2に記載されるように、マスクに形成した開口にレーザ光線を透過させる技術は、ワークへのレーザ光線の結像形状を変形させる他に、結像の幅を変えて、形成する溝やスリット等の加工ラインの幅を所望の幅に調整可能とするといった応用が考えられる。ところがそのためには、開口の幅が異なるマスクを複数用意し、加工ラインの幅に応じてマスクを選択して交換するといった作業を要することになり、煩雑であることやコスト上昇などが欠点として懸念される。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであって、マスクの交換を必要とせずワークへのレーザ光線の結像幅である加工ラインの幅を容易に調整することができ、その結果、作業の効率化やコスト上昇を抑えることができるレーザ加工装置を提供することを目的としている。
本発明は、ワークを保持する保持手段と、該保持手段に保持されたワークにレーザ光線を照射する発振器、および該レーザ光線をワークに導いて該レーザ光線の焦点を該ワークの所望箇所に結ぶ光学系を備えたレーザ加工手段とを含むレーザ加工装置であって、レーザ加工手段の光学系は、レーザ光線が透過する透過部を有し、該透過部を透過させることによりレーザ光線の照射領域の一部を遮光するマスクと、該マスクを、レーザ光線の光軸と略直交する方向に移動させることにより、透過部を透過するレーザ光線の遮光領域を変化させて、ワークへの該レーザ光線の結像幅を変化させるマスク移動手段とを少なくとも備えることを特徴としている。
本発明によれば、発振器から照射されるレーザ光線がマスクの透過部を透過し、保持手段に保持されているワークに照射され、結像する。ワークへのレーザ光線の結像幅は、透過部の幅に対応したものとなり、マスク移動手段でマスクを移動させることにより、結像幅、すなわち加工ラインの幅が変化する。このため、マスク移動手段によりマスクを移動させるといった簡便な動作で、レーザ光線による加工ラインの幅を所望の幅に容易に調整することができる。
ワークへのレーザ光線の結像幅を具体的に変化させる形態としては、マスクの透過部がマスクの移動方向に向かうにしたがって幅が変化するテーパ状に形成されている形態が挙げられる。
なお、本発明で言うワークは特に限定はされないが、例えばシリコンウェーハ等の半導体ウェーハや、チップ実装用としてウェーハの裏面に設けられるDAF(Die Attach Film)等の粘着部材、半導体製品のパッケージ、あるいはセラミック、ガラス系、シリコン系等の基板、各種電子部品、液晶表示装置を制御駆動するLCDドライバ等の各種ドライバ、さらにはミクロンオーダーの精度が要求される各種加工材料等が挙げられる。
本発明によれば、マスクの交換を必要とせずワークへのレーザ光線の結像幅である加工ラインの幅を容易に変化させることができ、作業の効率化やコスト上昇を抑えることができるといった効果を奏する。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
[1]半導体ウェーハ
図1の符号1は、一実施形態でのワークである半導体ウェーハ(以下、ウェーハと略称)を示している。このウェーハ1はシリコン等の単結晶材料からなる円板状のもので、外周部の一部には、結晶方位を示すマークとしてオリエンテーションフラット1aが形成されている。
ウェーハ1の表面には、格子状に形成された分割予定ライン2により多数の矩形状のチップ3が区画されている。これらチップ3の表面には、図示せぬICやLSI等の電子回路が形成されている。ウェーハ1は全ての分割予定ライン2が切断され、多数のチップ3にダイシングされる。
分割予定ライン2の切断は、レーザ光線照射によって溝を形成した後にブレードでフルカットしたり、レーザ光線照射のみでフルカットしたりすることによってなされる。いずれにしろ、分割予定ライン2にはレーザ光線が照射されてレーザ加工される。この場合のレーザ加工は上記の溝形成やフルカットなどであり、該レーザ加工は、図2に示す一実施形態に係るレーザ加工装置10により好適になされる。
ウェーハ1がレーザ加工装置10に供給される際には、図1に示すように環状のフレーム4の内側に粘着テープ5を介して保持された状態とされる。フレーム4は、金属等の板材からなる剛性を有するものである。粘着テープ5は片面が粘着面とされたもので、その粘着面にフレーム4とウェーハ1の裏面が貼着される。このようにして粘着テープ4およびフレーム5で保持されたウェーハ1は、フレーム5をハンドリングすることにより運搬されてレーザ加工装置10にセットされる。以下に、レーザ加工装置10を説明する。
[2]レーザ加工装置
[2−1]全体構成
本実施形態のレーザ加工装置10では、ウェーハ1は、円板状のチャックテーブル(保持手段)41に表面を上に向けて水平にセットされる。そして、レーザ加工手段50のレーザヘッド52から分割予定ライン2にレーザ光線が照射されるようになっている。
図2に示すように、レーザ加工装置10は基台11を有しており、この基台11上には、XY移動テーブル12が、水平なX方向およびY方向に移動自在に設けられている。このXY移動テーブル12の上に上記チャックテーブル41が設置されており、XY移動テーブル12がX方向やY方向に移動することにより、レーザヘッド52からウェーハ1の分割予定ラインに沿ってレーザ光線が照射されるようになっている。
XY移動テーブル12は、基台11上にX方向に移動自在に設けられたX軸ベース20と、このX軸ベース20上にY方向に移動自在に設けられたY軸ベース30との組み合わせで構成されている。X軸ベース20は、基台11上に固定されたX方向に延びる一対の平行なガイドレール21に摺動自在に取り付けられており、モータ22でボールねじ23を作動させるX軸駆動機構24によってX方向に移動させられる。一方、Y軸ベース30は、X軸ベース20上に固定されたY方向に延びる一対の平行なガイドレール31に摺動自在に取り付けられており、モータ32でボールねじ33を作動させるY軸駆動機構34によってY方向に移動させられる。
Y軸ベース30の上面には、円筒状のチャックベース40が固定されており、このチャックベース40の上に、チャックテーブル41がZ方向(上下方向)を回転軸として回転自在に支持されている。チャックテーブル41は、ウェーハ1を真空吸引作用により吸着して保持する一般周知の真空チャック式のものであって、チャックベース40内に収容された図示せぬ回転駆動機構によって一方向または両方向に回転させられる。チャックテーブル41の周囲には、フレーム5を着脱自在に保持する一対のクランプ42が、互いに180°離れた位置に配設されている。これらクランプ42は、チャックベース40に取り付けられている。
この場合のXY移動テーブル12においては、X軸ベース20のX方向への移動が、レーザ光線を分割予定ライン2に沿って照射する加工送りとされる。そして、Y軸ベース30のY方向への移動が、レーザ光線を照射する対象の分割予定ライン2を切り替える割り出し送りとされる。なお、加工送りと割り出し送りの方向は、この逆、つまり、Y方向が加工送り、X方向が割り出し送りに設定されてもよく、限定はされない。
次に、レーザ加工手段50を説明する。レーザ加工手段50は、チャックテーブル41の上方に向かってY方向に延びる直方体状のケーシング51を有しており、このケーシング51の先端に、上記レーザヘッド52が支持されている。ケーシング51は、基台11の上面に立設されたコラム13に、Z方向に沿って上下動自在に設けられており、コラム13内に収容された図示せぬ上下駆動機構によって上下動させられる。
ケーシング51内には、レーザ加工手段50の構成要素として、図3に示すように、パルスレーザ光線発振手段53と、伝送光学系54が収容されている。パルスレーザ光線発振手段53は、YAGレーザ発振器、あるいはYVO4レーザ発振器からなるパルスレーザ光線発振器53aを有しており、このパルスレーザ光線発振器53aには、繰り返し周波数設定手段53bが付設されている。伝送光学系54は、ビームスプリッタ等の適宜な光学要素を含んでいる。
上記レーザヘッド52内には、図3に示すように、集光光学系55が収容されている。集光光学系55は、ミラー56と、ミラー56の下方に配設されたマスク60と、マスク60の下方に配設された2組のレンズ(リレーレンズ57と対物レンズ58)とを備えている。ミラー56は、パルスレーザ光線発振器53aから伝送光学系54を通して水平に照射されたレーザ光線Lを下方のマスク60の方向に向けて直角に反射し、光軸を図2でZ方向と平行にするものである。
マスク60は、ミラー56で反射されたレーザ光線Lの一部を透過させることによりレーザ光線Lの横断面形状を元の円形状から所望の形状に変形させるものである。マスク60は本発明に係るものであり、後で詳述する。マスク60を透過したレーザ光線Lはリレーレンズ57と対物レンズ58を透過し、チャックテーブル41に保持されたウェーハ1の分割予定ライン2に照射される。
図2に示すように、ケーシング51の先端であってレーザヘッド52の隣には、撮像手段70が配設されている。この撮像手段70は、レーザヘッド52から照射されるレーザ光線の照射領域を撮像して検出するものであり、チャックテーブル41にセットされたウェーハ1を照明する照明手段や、可視光線によって撮像するCCD等からなる撮像素子を備えている。本実施形態のレーザ加工装置10にあっては、撮像手段70で撮像されたウェーハ1の表面の画像データが図示せぬ制御手段に送られ、該制御手段によってなされるアライメントに基づき、ウェーハ1の分割予定ライン2に対するレーザ加工が遂行される。この場合のアライメントとは、該画像データを画像処理して、レーザ光線を照射する領域を検出する作業を言う。
[2−2]動作概要
以上がレーザ加工装置10の基本構成であり、該装置10によるレーザ加工は次のようにしてなされる。まず、レーザ加工すべきウェーハ1は、図1に示したように粘着テープ4を介してフレーム5に保持される。そしてこのウェーハ1は、チップ3が形成されている表面が上に向けられて、予め真空運転されているチャックテーブル41の上面に同心状に載置され、真空吸着作用で吸着、保持される。また、フレーム5がクランプ42によって保持される。
次に、XY移動テーブル12がX方向およびY方向に移動してウェーハ1が撮像手段70の直下に移動させられ、ウェーハ1の表面が撮像手段70で撮像される。続いて、撮像手段70で撮像されたウェーハ1の表面の画像データが上記制御手段に送られ、該制御手段によって上記アライメントが行われ、レーザ加工を分割予定ライン2に施すために必要な動作データが作成され、記憶される。
次に、レーザ加工手段50のケーシング51が上下動させられ、レーザヘッド52とウェーハ1との間の距離が、ウェーハ1に対するレーザ加工に適した距離に調整される。次いで、上記動作データに基づいてXY移動テーブル12のX軸ベース20をX方向に移動させる加工送りを行いながら1本の分割予定ライン2にレーザ光線を照射するレーザ加工(溝形成やフルカットなど)と、レーザ加工対象の分割予定ライン2にレーザ光線が照射されるようにY軸ベース20をY方向に移動させる割り出し送りを繰り返して、一方向に延びる多数の分割予定ライン2にレーザ加工を施す。一方向に延びる全ての分割予定ライン2へのレーザ加工を終えたら、チャックテーブル41を90°回転させ、一方向と直交する他方向に延びる全ての分割予定ライン2に対し、同じ要領でレーザ加工を施す。
ここで、レーザ加工のために照射するレーザ光線の条件の一例を挙げておく。
・光源…YAGレーザまたはYVO4レーザ
・波長…355nm
・出力(パルスエネルギー)…1.0〜2.0W
・繰り返し周波数…50kHz
・パルス幅…10ns
[2−3]チップのピックアップ
全ての分割予定ライン2にレーザ光線が照射されて1枚のウェーハ1に対するレーザ加工が終了したら、該レーザ加工の形態に応じた後工程にウェーハ1は移され、最終的に各チップ3を得る。例えばレーザ加工が溝形成であった場合には、残りの厚さがブレードでフルカットされてダイシングされ、各チップ3が粘着テープ4から剥離されてピックアップされる。また、レーザ加工がフルカットの場合はダイシングは完了であり、この後は各チップ3が粘着テープ4から剥離されてピックアップされる。
[3]マスク
[3−1]マスクの構成
次に、上記集光光学系55のマスク60について説明する。
マスク60は、図4に示すように矩形板状のものであって、上記ミラー56とリレーレンズ57との間の適宜な位置に、水平な状態で設置されている。マスク60の長手方向一端部には、マスク移動手段の一部を構成するアーム65が接続されている。このアーム65の先にはシリンダ等の駆動手段が連結されており、この駆動手段によってマスク60は矢印で示す方向に往復移動させられる。この往復移動方向は、上記加工送りと平行な方向(図2、図4でX方向)であって、ミラー56で反射されてマスク60方向に照射されるZ方向と平行なレーザ光線Lの光軸に直交している。
マスク60の材質としては、レーザ光線の照射を受けても影響を受けないものが選択されるが、例えばステンレス(SUS)やセラミック等が用いられる。特にステンレスはレーザ光線が反射して加熱されにくいことから好適とされる。
マスク60の中央には、レーザ光線が透過するスリット状の開口(透過部)61が形成されている。この開口61は、マスク60の往復方向に延びる細長い左右対称の台形状に形成されており、その幅は、往復方向の一方向に向かうにしたがい一定の割合で変化している。開口61の幅広側の端部の幅、すなわち最大幅は、レーザ光線の円形状の横断面の直径と同等か、それよりも小さく設定されている。マスク60が往復移動すると、開口61の一端から他端の間をレーザ光線が透過するが、その時、レーザ光線の光軸は開口61の左右対称線を通過する。すなわちレーザ光線の光軸と開口61のY方向の中心は一致している。
[3−2]マスクの作用効果
上記マスク60を含む集光光学系55によれば、ミラー56でマスク60方向に反射されたレーザ光線Lは、マスク60の開口61を透過することにより、レーザ光線Lの照射領域の一部が開口61の両端縁で遮光され、かつ、横断面形状が開口61に対応する形状に形成される。そしてそのレーザ光線Lは、リレーレンズ57と対物レンズ58を透過してウェーハ1の分割予定ライン2に照射して結像される。図4に示すように、ウェーハ1へのレーザ光線Lの結像L1の形状は、開口61を透過する部分の断面形状に相似した形状となり、結像L1の幅は、レーザ加工によって分割予定ライン2に形成される加工ライン2Aの幅となる。例えばレーザ加工が溝を形成する加工であれば、結像の幅は溝の幅に相当する。
ここで、マスク60とリレーレンズ57との間の距離は、リレーレンズ57の焦点距離F1となるように設定され、対物レンズ58とウェーハ1との距離は、対物レンズ58の焦点距離F2となるように設定される。この場合、一般周知のように像倍率はF2/F1となるので、例えば、図5に示すように、マスク60の開口61におけるレーザー光線Lの照射部分の最大照射幅がWであり、F1=651mm、F2=25mmであった場合、結像倍率は約0.038倍となるので、加工幅は0.038Wとなる。
したがって、マスク60を移動させて開口61を透過するレーザ光線Lの幅を変えることにより、加工ライン2Aの幅を変えることができる。すなわち、マスク60を移動させるといった簡便な動作で、レーザ光線による加工ライン2Aの幅を所望の幅に容易に調整することができる。開口61の左右の両端縁は、マスク60の移動方向に対してテーパ状に傾斜しているため、結像L1の幅を無段階的に調整することができる。これは換言すると、マスク60を移動させることによりウェーハ1に施す加工ライン2Aを高い精度で制御することができるということになる。また、加工ライン2Aの中に幅の異なる部分を連続的に形成することもできる。
図4は開口61の異なる位置をレーザ光線Lが透過している状態を示しており、(a)は開口61の幅広側の端部、図4(b)は開口61の中間部、図4(c)は開口61の幅狭側の端部をそれぞれレーザ光線Lが透過している。ウェーハ1への結像L1の幅である加工ライン2Aの幅は、(a),(b),(c)の順に小さく設定される。
本実施形態によれば、開口幅が異なるマスクを複数用意してマスクを交換するといった煩雑な作業をすることなく、上記のようにマスク60を移動させることによりウェーハ1への加工ライン2Aの幅を所望の幅に容易に調整することができる。このため、加工ライン2Aの幅の調整作業の効率化が図られるとともに、コスト上昇を抑えることができる。
[3−3]多様な開口の形態
マスク60に形成される開口61の形状は上記実施形態に限定はされず、マスク60の移動に伴ってウェーハ1に対するレーザ光線の結像の幅を可変できる形状であれば、いかなる形状でも適用可能である。図6(a)〜(g)は、開口61の種々の形状を例示しており、マスク60は矢印方向に往復移動する。以下、開口61の形状を述べると、(a)は上記実施形態と同様に台形状、(b)は二等辺三角形状、(c)は台形状であるが左右の両端縁が内側に膨出している。これら開口61によると、マスク60を一方向に移動させると、レーザ光線の結像の幅がしだいに大から小、あるいは小から大に変化する。
図6(d)〜(f)の開口61は、それぞれ(a)〜(c)の開口61を図中上下対称となるように合体させたものである。これら開口61は、マスク60を一方向に移動させると、レーザ光線の結像の幅がしだいに小から大に変化し、この後、再び小に戻る。また、図6(g)の開口61は幅の広さが2段階になった凸状に形成されている。
図6(a)〜(f)の開口61では、結像幅を無段階に調整可能であるが、図6(g)に示す開口61では結像幅は2段階に調整される。なお、2段階よりも多くの段階(3段階または4段階、あるいはそれ以上)に結像幅を調整できるように、開口61の幅を段階的に変化させてもよい。このように段階的に加工幅を切り替える方式にすると、レーザ光線は加工ラインの端方向に均等に照射されるので、加工がより一層安定する。
[4]マスクおよびマスク移動手段の別形態
本発明のマスクおよびマスク移動手段は、上記実施形態に限定はされず、様々な形態が考えられる。以下、マスクおよびマスク移動手段の別形態を例示する。
[4−1]第1の別形態
図7の符号80は、第1の別形態のマスクを示している。このマスク80は可撓性を有する帯状のもので、レーザ光線Lの光軸に対して直交する状態に配設される。マスク80の幅方向中央には、レーザ光線Lが透過するスリット状の開口(透過部)81が形成されている。開口81はマスク80の長手方向に延びる細長い左右対称のテーパ状に形成されている。開口81の幅は、マスク80の一端側から他端側に向かうにしたがい一定の割合で変化している。
マスク80の両端部は、互いに平行に配設されて回転可能とされたローラ(マスク移動手段)85,86に巻回されており、マスク80は、ローラ85,86が回転することにより、その回転方向に応じて往復移動する。
ローラ85,86が矢印B方向に回転すると、マスク80はローラ85に巻き取られてb方向に移動する。マスク80がb方向に移動するにつれて、レーザ光線Lが透過する開口81の幅は広くなり、ウェーハ1への結像幅もこれに応じて広くなる。また、ローラ85,86が矢印C方向に回転すると、マスク80はローラ86に巻き取られてc方向に移動する。マスク80がc方向に移動するにつれて、レーザ光線Lが透過する開口81の幅は狭くなり、ウェーハ1への結像幅もこれに応じて狭くなる。すなわち、ローラ85,86を回転させてマスク80を移動させることにより、ウェーハ1へのレーザ光線の結像幅を調整することができるようになっている。
ローラ85,86は図示せぬ回転駆動機構によって回転させられ、マスク80は常に張力がかかった状態に保持される。また、ローラ85,86は回転方向に応じて一方が駆動側、他方が従動側とされるものでもよく、双方ともに駆動されるものであってもよい。
[4−2]第2の別形態
図8の符号90は、第2の別形態のマスクを示している。このマスク90は円板状で、矩形板状のフレーム95に回転可能に嵌め込まれ、支持されている。マスク90は、中心の回転軸がレーザ光線Lの光軸と平行であって、面方向がレーザ光線Lと直交する状態に配設される。マスク90には、環状の開口(透過部)91が形成されている。この開口91は全周にわたっては形成されておらず、一端と他端が近接した不連続な環状である。開口91の幅は、一端から他端に向かうにしたがい一定の割合で変化している。開口91の幅方向中央を通る環状の中心線91aは、マスク90と同心状となっている。
マスク90は、レーザ光線Lの光軸が開口91の中心線91aを直交して通過するように配設される。このマスク90は、図示せぬ回転駆動機構によって双方向(D方向およびE方向)に回転させられ、D方向に回転するにつれて、レーザ光線Lが透過する開口91の幅は狭くなり、ウェーハ1への結像幅もこれに応じて狭くなる。また、マスク90がE方向に回転すると、レーザ光線Lが透過する開口91の幅は広くなり、ウェーハ1への結像幅もこれに応じて広くなる。すなわち、マスク90を回転させて開口91を回転させることにより、ウェーハ1へのレーザ光線Lの結像幅を調整することができるようになっている。
上記の第1および第2の別形態では、マスクの移動量が多くても、移動させるに必要なスペースは移動量にかかわらず変化しない。このため、マスクを配設するスペースが小さくても開口の幅の変化量を大きくとることができるとともに、省スペース化が図られる。という効果を奏する。
本発明の一実施形態に係るレーザ加工装置でレーザ加工が施される半導体ウェーハの斜視図である。 本発明の一実施形態に係るレーザ加工装置を示す斜視図である 一実施形態のレーザ加工装置が具備するレーザ加工手段の構成を簡略的に示す図である。 一実施形態のマスクの作用を示す斜視図である。 マスクの開口にレーザ光線が照射されている状態を示す平面図である。 マスクに形成される開口の多様な形態を示す平面図である。 マスクおよびマスク移動手段の第1の別形態を示す斜視図である。 マスクおよびマスク移動手段の第2の別形態を示す図であって、(a)は斜視図、(b)はマスク単体の平面図である。
符号の説明
1…半導体ウェーハ(ワーク)
10…レーザ加工装置
41…チャックテーブル(保持手段)
50…レーザ加工手段
53…発振器
53a…パルスレーザ光線発振器
55…集光光学系
60,80,90…マスク
61,81,91…開口(透過部)
65…アーム(マスク移動手段)
85,86…ローラ(マスク移動手段)
L…レーザ光線
L1…結像

Claims (2)

  1. ワークを保持する保持手段と、
    該保持手段に保持された前記ワークにレーザ光線を照射する発振器、および該レーザ光線を前記ワークに導いて該レーザ光線の焦点を該ワークの所望箇所に結ぶ光学系を備えたレーザ加工手段と
    を含むレーザ加工装置であって、
    前記レーザ加工手段の前記光学系は、
    前記レーザ光線が透過する透過部を有し、該透過部を透過させることにより前記レーザ光線の照射領域の一部を遮光するマスクと、
    該マスクを、前記レーザ光線の光軸と略直交する方向に移動させることにより、前記透過部を透過する前記レーザ光線の遮光領域を変化させて、前記ワークへの該レーザ光線の結像幅を変化させるマスク移動手段と
    を少なくとも備えることを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 前記透過部は、前記マスクの移動方向に向かうにしたがって幅が変化するテーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレーザ加工装置。
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