JP2010087916A - 通信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】折畳みを開いた際に、少ない操作で所望の機能を動作させる。
【解決手段】折畳みを開いた際、不在着信履歴が記憶されているか否かを調べ(ステップS102)、不在着信履歴が1つ記憶されていれば、その1つの不在着信に係わる詳細な情報を表示部に表示させ(ステップS103)、所定の操作があると(ステップS104の「あり」)、発呼と、通話とをさせる(ステップS105)。複数の不在着信履歴が記憶されていれば、その複数の不在着信の一覧表示(ステップS107)と、一覧表示された中から1つの選択(ステップS108)を経て、ステップS103以降の動作に移る。
【選択図】図8

Description

本発明は、通信装置に係り、特に、折畳み型の通信装置において、折畳みを開いた際の動作に関する。
折畳み型の通信装置、例えば、折畳み型の移動通信装置において、表示部と、キーからなる入力装置とは、折畳みを開いた際に、それぞれ視認可能であり、操作可能であるように設置される。
即ち、折畳みを閉じた際にも視認可能な副となる表示部と、操作可能な少数のサイドキーとを備えた移動通信装置もあるものの、通話を含む、多くの機能を動作させる際、折畳みを開き、主となる表示部を視認し、テンキーを含む多くのキーを操作することが通常の使い方である。そして、折畳みを開いた際、表示部には、多くの場合待ち受け画面が表示される。
折畳みを開いた際に、少ない操作で、また、短時間で所望の機能を動作させることが望まれる。所望の機能の1つは、折畳みが閉じられていた間に、通話着信信号が受信され、その着信に対する応答操作がされないまま、その着信信号に係る送信元の通信装置が発呼操作を終了した場合(この着信を、以後、不在着信と称する。)、この不在着信に係る情報、例えば、不在着信があったこと、更に、その不在着信の発信元の通信装置に係る情報、具体的には、その装置の電話番号等を表示部に表示させることである。
また、所望の機能の他の1つは、折畳みが閉じられていた間に、電子メールが受信された結果、折畳みを開いた際に、受信され、かつ、未読の電子メールが存在する場合、この未読の電子メールに係る情報、例えば、未読の電子メールがあること、更に、その電子メールの送信元の電子メールアドレスなどを表示部に表示させることである。
そこで、折畳みを開いた際、不在着信が存在する場合、自動的にその着信に係る情報を表示部に表示させ、また、未読の電子メールが存在する場合、自動的にその電子メールに係る情報を表示部に表示させることが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−281131号公報(第2頁、図4)
しかしながら、上述した特許文献1に開示されている方法では、折畳みを開いた際に、不在着信に係る情報と、未読の電子メールに係る情報とが表示されるものの、その際に所望の機能を少ない操作で動作させることが考慮されていない問題点があった。所望の機能は、例えば、不在着信の発信元への発信機能や、未読の電子メールの表示機能に限らず、装置の使用者が設定した機能である。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、折畳みを開いた際に、少ない操作で所望の機能を動作させることが可能な通信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の通信装置は、複数の筐体が開閉自在に結合されてなり、前記複数の筐体が開状態にあるか閉状態にあるかを検出する開閉検出手段と、入力手段と、前記複数の筐体のいずれか一方の筐体の内面に設けられた表示手段と、通話通信手段と、不在着信履歴記憶手段と、前記通話通信手段によって通話着信信号が受信され、その受信された通話着信信号に対する応答操作が前記入力手段からされない場合、その通話着信信号に係る発信元通信装置を識別する情報を前記不在着信履歴記憶手段に記憶させる不在着信処理手段と、前記開閉検出手段によって前記複数の筐体が開状態にあると検出された際、前記不在着信履歴記憶手段に記憶された発信元通信装置を識別する情報を前記表示手段に表示させ、その表示された識別する情報を前記不在着信履歴記憶手段から削除させ、前記入力手段から所定の発呼操作がされた場合、前記通話通信手段を制御して、その表示された識別する情報で識別される発信元通信装置へ発呼させる筐体開時制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、折畳みを開いた際に、少ない操作で所望の機能を動作させることが可能な通信装置を提供することができる。
以下に、本発明による通信装置の実施の形態を、図面を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態に係る開閉自在の折畳み型移動通信装置の、上下筐体の折畳みを開いた時の外観を示し、図1(a)は正面図、即ち、前面図を、図1(b)は側面図を示す。
この移動通信装置は、上筐体MS1と下筐体MS2とが、ヒンジ部MS3によって軸A−Aを中心に回動自在に連結されてなることによって、上下筐体MS1、MS2の角度がほぼ0度(閉状態)からほぼ180度(開状態)の間で開閉自在に構成されている。上筐体MS1の内面には、受話に用いられるスピーカ14aと、使用者に操作を促す表示や、使用者が操作した内容の表示や、カーソル位置や、装置の動作状態の表示などに用いられるバックライト付きのLCD(Liquid Crystal Display)からなる表示部15とが設置されている。
また、下筐体MS2の内面には、送話に用いられるマイクロフォン14bが設置されている。下筐体MS2の内面には、キーパッドからなる入力装置16が設けられている。また、下筐体MS2の内部には、電波の送受に用いられるアンテナが設置されている。
入力装置16は、下筐体MS2の内面に設置され、各機能での確定や選択を指示するために用いられる決定キー16aと、決定キー16aに隣接して決定キー16aを取り囲んで設置され、決定キー16aの上、下、左、及び、右方向に位置する4つのキーからなり、表示部15上のカーソル位置の移動指示などに用いられる十字選択キー16bとを含む。
更に、入力装置16は、下筐体MS2の内面に設置され、英数字や文字、記号の入力などに用いられる数字キーと、移動通信装置の電源の投入及び切断などの動作指示の入力に用いられる複数の機能キーとを含んでいる。
また、ヒンジ部MS3には、上下筐体MS1、MS2が開状態にあるか、又は、閉状態にあるかを検出する第1の開閉検出部(図示せず)が設置されて、その第1の開閉検出部から開閉信号が出力されている。
なお、上下筐体MS1、MS2が開状態にあるか、又は、閉状態にあるかを検出するために、上筐体MS1の上部の内部(ヒンジ部MS3から遠い部分)に第1の磁石MS4aを埋め込み、下筐体MS2の下部の内部(ヒンジ部MS3から遠い部分)に第2の磁石MS4bを埋め込む。そして、閉状態にある場合、これらの第1、第2の磁石MS4a、MS4bの間の距離が小さいように配置してある。
そのため、閉状態にある場合、これらの第1、第2の磁石MS4a、MS4b間に働く磁力によって状態を検出する第2の開閉検出部(図示せず)を設置し、その第2の開閉検出部から開閉信号が出力されるとしても良い。また、第1の開閉検出部から出力される開閉信号と、第2の開閉検出部から出力される開閉信号とを用いて上下筐体MS1、MS2が開状態にあるか、又は、閉状態にあるかを検出しても良い。
図2は、この移動通信装置の上筐体MS1をヒンジ部MS3によって回動させ、下筐体MS2に近づけて折畳みを閉じた時の外観を示し、図2(a)は正面図、即ち、前面図を、図2(b)は側面図を示す。折畳みが閉じられた状態では、表示部15は、折畳みの内側にあるため、使用者は、表示部15に行われた表示を視認することができない。また、入力装置16のキーは、操作できない。
図3は、本発明の実施形態に係わる移動通信装置の構成を示すブロック図である。この移動通信装置は、移動通信網(図示せず)を介した通信を行う通信装置であり、開閉信号MS3aが入力され、装置全体の制御を行う制御部11と、基地局(図示せず)との間で電波の送受を行うアンテナ12aと、通信部12bと、送受信部13と、受話音声発生用のスピーカ14aと、送話音声入力用のマイクロフォン14bと、通話部14cと、表示部15と、入力装置16とを備える。
この移動通信装置は、更に、開遷移時機能制御部21と、動作履歴情報記憶部22と、伝言メモ処理部23と、電子メール送受信部24と、放送受信部25と、測位部26とを備える。動作履歴情報記憶部22には、不在着信履歴22aと、伝言メモ履歴22bと、電子メール受信履歴22cと、使用者依存動作22dとが記憶される。
なお、放送受信部25と、測位部26とは、この移動通信装置が備える処理部として例示したものであり、この移動通信装置は、これらの処理部を備えなくとも良い。また、これら以外の処理部を備えても良い。
上記のように構成された、本発明の実施形態に係る移動通信装置の各部の動作を、図3を参照して説明する。制御部11は、電話番号を指定して、入力装置16から所定の操作がされた場合、送受信部13を制御して、その電話番号へ発呼する。その発呼に対し、呼が接続されると、送受信部13を制御して通話をさせる。
また、制御部11は、通話着信信号が受信されると、その信号が受信されたことを着信報知用スピーカ(図示せず)から所定の音声を出力させて報知する。そして、入力装置16から所定の応答操作がされた場合、その通話着信信号に応答し、送受信部13を制御して通話をさせる。
更に、制御部11は、不在着信が発生した場合、その不在着信に係る情報を不在着信履歴22aとして動作履歴情報記憶部22に記憶させる。また、伝言メモ処理部23を動作させた場合、伝言メモ処理部23の動作に係る情報を伝言メモ履歴22bとして動作履歴情報記憶部22に記憶させる。更に、電子メール送受信部24を動作させて電子メールを受信させた場合、電子メール送受信部24の動作に係る情報を電子メール受信履歴22cとして動作履歴情報記憶部22に記憶させる。
制御部11は、入力装置16の所定のキー操作によって、装置の処理部の1つを記憶させる設定がされた場合、その処理部を使用者依存動作22dに記憶させる。また、使用者の指定によって動作させた処理部を使用者依存動作22dに記憶させる。
また、制御部11は、動作履歴情報記憶部22に不在着信履歴22aとして記憶された不在着信を識別する情報を表示部15に表示させる。そして、その表示された識別する情報に係る不在着信履歴22aを動作履歴情報記憶部22から削除させる。また、その表示された識別する情報に係る不在着信に係る発呼を行なった通信装置へ発呼する。
通信部12bは、アンテナ12aによって受信された高周波信号を送受信部13へ出力し、また、送受信部13から出力された高周波信号をアンテナ12aより送信する。
送受信部13は、通信部12bからの高周波信号を増幅、周波数変換及び復調し、それによってデジタル信号を得て、得られた通話音声信号を通話部14cに、着信信号を含む制御信号を制御部11に、受信された電子メールを電子メール送受信部24に送る。
更には、送受信部13は、デジタル信号、即ち、通話部14cから出力された通話音声信号、制御部11から出力された制御信号、及び電子メール送受信部24から出力された送信される電子メールを変調、周波数変換及び増幅し、高周波信号を得て、それを通信部12bに送って送信させる。
通話部14cは、送受信部13から出力されたデジタル音声信号をアナログ音声信号に変換し、それを増幅してスピーカ14aに送る。また、マイクロフォン14bから出力されたアナログ音声信号を増幅し、それをデジタル音声信号に変換して送受信部13に送信する。
表示部15は、例えば、LCDであり、制御部11に制御されることで、上下筐体MS1、MS2が開状態にある場合、文字・数字や映像データの表示動作を行い、表示されているデータは、入力装置16からの入力操作や着信信号に応答して制御部11からの指示を受けることで切換わる。
入力装置16は、通信相手の電話番号などを指定するため、また、送信される電子メールを作成するための数字キーと複数の機能キーを含むキーからなる。そして、入力装置16のキーが操作されると、そのキーの識別子が制御部11に通知され、制御部11によって、表示部15に文字として表示され、又は、制御が行われる。
開遷移時機能制御部21は、制御部11に制御されて動作を開始し、動作履歴情報記憶部22に記憶された情報、即ち、不在着信履歴22a、伝言メモ履歴22b、電子メール受信履歴22c及び使用者依存動作22dの中の1つ、又は、複数の情報を表示部15に表示させる。そして、入力装置16の所定のキー操作に従って、その表示によって識別される情報に従った動作をさせ、また、その表示によって識別される機能を動作させる。なお、制御部11は、装置が閉状態から開状態に変化したことが開閉信号MS3aによって明らかになった際、開遷移時機能制御部21を起動する。
伝言メモ処理部23は、通話着信信号が受信された際、制御部11からの指示によって動作を開始する。そして、上記着信信号に応答し、伝言メモ処理部23内に記憶された所定のメッセージを送話音声として送受信部13に送信させる。なお、制御部11は、通話着信信号が受信された後、所定の時間に渡って入力装置16の所定のキー操作による応答操作がされない場合、伝言メモ処理部23を起動する。
次に、伝言メモ処理部23は、伝言メモ、即ち、送受信部13によって受信された受話音声と、制御部11から通知された上記着信信号が受信された時刻と、上記着信信号に係る発呼を行なった通信装置の電話番号とを関連付けて伝言メモ処理部23内に記憶する。なお、この着信信号が受信された時刻は、記憶された伝言メモを一意に識別するために用いられる。
また、伝言メモ処理部23は、入力装置16の所定のキーが操作されることに基づく制御部11からの指示によって、伝言メモ処理部23内に記憶された伝言メモの一覧、例えば、上記着信信号が受信された時刻と、上記着信信号に係る発呼を行なった通信装置の電話番号との一覧を表示部15に送って表示させる。そして、入力装置16の所定のキー操作によって、その一覧表示された伝言メモの中の1つを選択し、選択された伝言メモを通話部14cを介してスピーカ14aに送って音声を発生させる。この動作によって、使用者は、伝言メモを聞くことができる。
更に、伝言メモ処理部23は、開遷移時機能制御部21からの指示によって、指定された伝言メモの一覧を表示部15に送って表示させる。この指定は、1つ、又は、複数の伝言メモに係る着信信号が受信された時刻によって示される。又は、この指定によって、全ての伝言メモである旨が示される。
そして、入力装置16の所定のキー操作によって、その一覧表示された伝言メモの中の1つを選択し、選択された伝言メモを、通話部14cを介してスピーカ14aに送って音声を発生させる。なお、指定された伝言メモが1つの場合、伝言メモ処理部23は、指定された伝言メモの一覧表示を省き、その伝言メモの音声を発生させても良い。
制御部11からの指示によったか、開遷移時機能制御部21からの指示によったかを問わず、伝言メモ処理部23は、スピーカ14aに送って音声を発生させた伝言メモに係る伝言メモ履歴22bを動作履歴情報記憶部22から削除させる。
電子メール送受信部24は、電子メールの送受信を行う処理部であり、使用者が入力装置16の所定のキーを操作することにより、制御部11からの指示によって、電子メールの送信動作を開始する。
電子メール送受信部24は、続いて、入力装置16から送信されたキーの識別子に従って、電子メールの宛先メールアドレスと、件名(Subject)と、本文とからなる電子メール(送信メール)を作成する。そして、作成された送信メールを送受信部13に送信させる。この送信メールは、通信部12b、アンテナ12a、基地局を介してメールサーバ装置(図示せず)に送信される。
また、電子メール送受信部24は、電子メール着信信号が受信されることにより、制御部11からの指示によって、メールサーバ装置から送信され、送受信部13によって受信された電子メール(受信メール)を受信する。そして、受信された受信メールを、そのメールが受信された時刻と関連付けて、電子メール送受信部24内に記憶して、動作を終了する。このメールが受信された時刻は、受信された受信メールを一意に識別するために用いられる。
この受信メールが受信された時刻によって、受信メールは、一意に識別可能であるとする。識別不可能である場合、電子メール送受信部24は、更に、受信メールを一意に識別可能な識別情報を電子メール送受信部24内に記憶する。受信メールには、少なくともこのメールの送信元メールアドレスと、件名と、本文とを含む。
また、電子メール送受信部24は、入力装置16の所定のキーが操作されることに基づく制御部11からの指示によって、電子メール送受信部24内に記憶された受信メールの一覧、例えば、受信メールが受信された時刻と、そのメールの送信元メールアドレスとの一覧を表示部15に送って表示させる。そして、入力装置16の所定のキー操作によって、その受信メールの中の1つを選択し、選択された受信メールの詳細、例えば、本文を表示部15に送って表示させる。この動作によって、使用者は、受信メールを読むことができる。
更に、電子メール送受信部24は、開遷移時機能制御部21からの指示によって、指定された受信メールの一覧を表示部15に送って表示させる。この指定は、1つ、又は、複数の受信メールが受信された時刻によって示される。そして、入力装置16の所定のキー操作によって、その一覧表示された受信メールの中の1つを選択し、選択された受信メールを表示部15に送って表示させる。
この動作によって、使用者は、受信メールを読むことができる。なお、指定された受信メールが1つの場合、電子メール送受信部24は、指定された受信メールの一覧表示を省き、その受信メールを表示部15に送って表示させても良い。
制御部11からの指示によったか、開遷移時機能制御部21からの指示によったかを問わず、電子メール送受信部24は、表示部15に送って詳細を表示させた受信メールに係る電子メール受信履歴22cを動作履歴情報記憶部22から削除させる。
放送受信部25は、制御部11からの指示に従って、デジタルテレビ放送の受信を開始し、また、終了する処理部である。放送受信部25は、放送受信部25内に設けられたアンテナによって受信された高周波放送信号の中から、所定のチャンネルの高周波信号を選択する。そして、選択された高周波信号を中間周波数の信号に変換し、変換された信号を復調することによって、符号化されたテレビ放送コンテンツを得る。ここで、テレビ放送コンテンツは、MPEG方式によって符号化された信号であるが、この方式によって符号化された信号に限るものではない。
放送受信部25は、得られたテレビ放送コンテンツを復号し、復号された映像信号を表示部15に表示させる。また、復号された音声信号を放送音声発生用のスピーカ(図示せず)から発生させる。また、テレビ放送コンテンツに文字情報が含まれている場合、その文字を表示部15に表示させる。
測位部26は、測位する処理部、即ち、装置が位置する緯度、経度及び高度(海面からの高さ。)を測定して、測定結果を表示部15に表示させる処理部であり、制御部11からの指示によって動作を開始する。そして、複数のGPS(Global Positioning System)衛星から送信された電波を受信して、電波が受信された時刻と、衛星の軌道とから測位する。
ここで、測位部26は、測定結果を表示部15に表示させる際、地図サーバ装置(図示せず)から送信された地図であって、測定された緯度及び経度の地点を含む地図を、表示部15に表示させ、その地図に重ねて、測定された緯度及び経度にあたる地点に所定の記号を表示させても良い。
以下、本発明の実施形態に係わる移動通信装置の開遷移時機能制御部21による、装置が閉状態から開状態に変化した際、装置の使用者の所望の機能を、装置の使用者が容易に動作させることを可能にする処理を説明する。
図4は、動作履歴情報記憶部22に記憶される不在着信履歴22aの構成の一例を示す。この不在着信履歴22aは、日時22eと、発信元電話番号22fとが関連付けられた情報からなる。なお、図4では、日時22eと、発信元電話番号22fとが連続して記憶され、かつ、関連付けられた情報が連続して記憶されるように図示したが、これは理解を容易にするためであって、これに限るものではない。
日時22eは、不在着信履歴22aに係る不在着信となった着信信号が受信された時刻を示す。発信元電話番号22fは、日時22eによって識別される不在着信履歴22aに係る着信信号の契機となる発呼を行なった通信装置の電話番号である。発信元電話番号22fには、電話番号が記憶されず、「非通知」又は「公衆電話」などの情報が記憶されることがある。
図5は、動作履歴情報記憶部22に記憶される伝言メモ履歴22bの構成の一例を示す。この伝言メモ履歴22bは、日時22gと、発信元電話番号22hとが関連付けられた情報からなる。なお、図5では、日時22gと、発信元電話番号22hとが連続して記憶され、かつ、関連付けられた情報が連続して記憶されるように図示したが、これは理解を容易にするためであって、これに限るものではない。
日時22gは、伝言メモ履歴22bに係る着信信号が受信された時刻を示す。なお、この日時22gによって、伝言メモ履歴22bは、一意に識別可能であるとする。発信元電話番号22hは、日時22gによって識別される伝言メモ履歴22bに係る着信信号の契機となる発呼を行なった通信装置の電話番号である。発信元電話番号22hには、電話番号が記憶されず、「非通知」又は「公衆電話」などの情報が記憶されることがある。
図6は、動作履歴情報記憶部22に記憶される電子メール受信履歴22cの構成の一例を示す。この電子メール受信履歴22cは、日時22iと、発信元電子メールアドレス22jとが関連付けられた情報からなる。なお、図6では、日時22iと、発信元電子メールアドレス22jとが連続して記憶され、かつ、関連付けられた情報が連続して記憶されるように図示したが、これは理解を容易にするためであって、これに限るものではない。
日時22iは、電子メール受信履歴22cに係る受信メールが受信された時刻を示す。なお、この日時22iは、電子メール送受信部24の動作説明で述べた、電子メール送受信部24内に記憶される受信メールが受信された時刻と同じものであって、日時22iによって、電子メール受信履歴22cが一意に識別可能である。
なお、日時22iによって、電子メール受信履歴22cが一意に識別不可能である場合、電子メール受信履歴22cは、電子メール受信履歴22cを一意に識別可能な識別情報が関連付けられる。
発信元電子メールアドレス22jは、日時22iによって識別される電子メール受信履歴22cに係る受信メールの発信元メールアドレスである。なお、既に述べたように、受信メールの送信元メールアドレスは、電子メール送受信部24内に記憶される。そこで、発信元電子メールアドレス22jは、電子メール受信履歴22cに含まれないとしても良い。含まれない場合、発信元電子メールアドレス22jは、電子メール送受信部24内に記憶された値を参照することによって得られる。この参照に際し、日時22iによって、電子メール送受信部24内に記憶された受信メールが識別される。
図7は、動作履歴情報記憶部22に記憶される使用者依存動作22dの構成の一例を示す。この使用者依存動作22dは、動作種類22kと、処理部22mとが関連付けられた2組の情報からなる。なお、図7では、動作種類22kと、処理部22mとが連続して記憶され、かつ、関連付けられた2組の情報が連続して記憶されるように図示したが、これは理解を容易にするためであって、これに限るものではない。
動作種類22kは、「使用者指定動作」及び「直前動作」のいずれか一方の値である。処理部22mは、装置の処理部を識別する情報であって、図7では、「使用者指定動作」なる動作種類22kと関連付けて測位部26を、また、「直前動作」なる動作種類22kと関連付けて放送受信部25を例示した。
なお、「使用者指定動作」なる動作種類22kと関連付けられた処理部22mには、情報が設定されないことがあるが、装置の出荷時に所定の情報が設定されているとしても良い。更に、「直前動作」なる動作種類22kと関連付けられた処理部22mには、装置の出荷時には情報が設定されないが、装置の出荷時に所定の情報が設定されているとしても良い。
制御部11が動作履歴情報記憶部22に記憶される不在着信履歴22aと、伝言メモ履歴22bと、電子メール受信履歴22cと、使用者依存動作22dとに値を設定する動作を説明する。
制御部11は、不在着信が発生した場合、その不在着信に係る情報を不在着信履歴22aに記憶させる。即ち、不在着信となった通話着信信号が受信された時刻を日時22eに、その着信信号に併せて移動通信網から通知された、その着信に係る発呼を行なった通信装置の電話番号を発信元電話番号22fに設定した不在着信履歴22aを動作履歴情報記憶部22に追加記憶させる。
なお、移動通信網からその通信に係る発呼を行なった通信装置の電話番号に関して通知されない場合、発信元電話番号22fに「非通知」、また、その電話番号に関して公衆電話である旨が通知された場合、発信元電話番号22fに「公衆電話」なる情報を設定する。
また、制御部11は、入力装置16の所定のキーが操作されると、動作履歴情報記憶部22に不在着信履歴22aとして記憶された不在着信を識別する情報の一覧、例えば、日時22eと、発信元電話番号22fの一覧を表示部15に表示させる。
そして、入力装置16の所定のキー操作によって、制御部11は、一覧表示された不在着信履歴22aの中の1つを選択し、選択された不在着信履歴22aの詳細、例えば、日時22eと、発信元電話番号22fと、その発信元電話番号22fと関連付けられてアドレス帳(図示せず)に記憶された名前とを表示部15に表示させる。更に、入力装置16の所定のキー操作によって、その選択された不在着信履歴22aに係る発呼を行なった通信装置に発呼する。
また、制御部11は、日時22eを指定した開遷移時機能制御部21からの指示によって、その日時22eによって識別される不在着信履歴22aの詳細を表示部15に表示させる。更に、開遷移時機能制御部21からの指示によって、その不在着信履歴22aに係る発呼を行なった通信装置へ発呼する。
入力装置16の所定のキーが操作されることに基づいたか、開遷移時機能制御部21からの指示によったかを問わず、制御部11は、詳細を表示部15に表示させた不在着信履歴22aを動作履歴情報記憶部22から削除させる。
制御部11は、入力装置16の所定のキー操作によって設定された伝言メモを記憶する旨が制御部11内に記憶されており、かつ、通話着信信号が受信され、その着信に対して入力装置16から応答操作がされないまま所定時間を経過した場合、伝言メモ処理部23を動作させ、自動応答と、伝言メモの記憶、即ち、受話音声の記憶とをさせる。
更に、制御部11は、伝言メモ処理部23を動作させたことに係る情報を伝言メモ履歴22bに記憶させる。即ち、上記着信信号が受信された時刻を日時22gに、その着信に併せて移動通信網から通知された、その通信に係る発呼を行なった通信装置の電話番号を発信元電話番号22hに設定した伝言メモ履歴22bを動作履歴情報記憶部22に追加記憶させる。
なお、移動通信網からその通信に係る発呼を行なった通信装置の電話番号に関して通知されない場合、発信元電話番号22hに「非通知」、また、その電話番号に関して公衆電話である旨が通知された場合、発信元電話番号22hに「公衆電話」なる情報を設定する。
ここで、上記所定時間が経過する前に着信信号に係る送信元の通信装置が発呼操作を終了した場合、制御部11は、伝言メモ処理部23を動作させず、上記着信は不在着信となる。また、伝言メモ処理部23を動作させた場合の着信を不在着信としない。しかし、その着信を不在着信と扱い、その不在着信に係る情報を併せて不在着信履歴22aに記憶させても良い。
なぜなら、入力装置16の操作によって応答操作がされなかったので、送信元の通信装置の使用者は、装置の使用者との通話を行えなかった。そこで、装置の使用者は、送信元の通信装置の使用者に対して、同様な対処、例えば、発呼して通話が必要となる可能性があり、装置は、同様な処理を行うことが適切なことがあるからである。
制御部11は、電子メール着信信号が受信された場合、電子メール送受信部24を動作させ、その電子メール着信信号に係る電子メールを受信させる。更に、電子メール送受信部24を動作させたことに係る情報を電子メール受信履歴22cに記憶させる。
即ち、電子メール送受信部24によって受信メールが受信された時刻を日時22iに、その受信メールのヘッダに含まれるそのメールの送信元メールアドレスを発信元電子メールアドレス22jに設定した電子メール受信履歴22cを動作履歴情報記憶部22に追加記憶させる。ここで、複数の受信メールが受信された場合、複数の電子メール受信履歴22cが追加記憶される。
制御部11は、入力装置16の所定のキー操作によって、装置の処理部の1つを記憶させる設定がされた場合、入力装置16の所定のキー操作によって入力された、その処理部を識別する情報を、「使用者指定動作」なる動作種類22kと関連付けられた処理部22mとして使用者依存動作22dに記憶させる。
なお、「使用者指定動作」なる動作種類22kと関連付けられた処理部22mとして記憶される処理部を識別する情報は、1つであって、処理部を識別される情報が再度入力された場合、再度入力された処理部を識別される情報を更新記憶させる。
制御部11は、入力装置16の所定のキー操作によって、入力装置16の所定のキー操作に従って装置の処理部を動作させた場合、その動作させた処理部を識別する情報を記憶させる設定がされているなら、上記識別する情報を、「直前動作」なる動作種類22kと関連付けられた処理部22mとして使用者依存動作22dに記憶させる。
なお、「直前動作」なる動作種類22kと関連付けられた処理部22mとして記憶される処理部を識別する情報は、1つであって、動作させた処理部を識別する情報を更新記憶させる。即ち、最後に動作させた処理部が記憶されることになる。
また、制御部11は、開遷移時機能制御部21の動作を介して装置の処理部を動作させた場合、その処理部を使用者依存動作22dに記憶させない。なぜなら、開遷移時機能制御部21の動作を介した場合、入力装置16の所定のキー操作があるにせよ、装置の使用者の積極的な意思に従って動作させたとみなさないことが適切だからである。しかし、開遷移時機能制御部21の動作を介したか否かを問わず、その処理部を使用者依存動作22dに記憶させても良い。
装置が閉状態から開状態に変化した際の開遷移時機能制御部21の所定の機能を容易に動作させる動作を説明する。図8は、開遷移時機能制御部21の所定の機能を容易に動作させる動作のフローチャートを示す。開遷移時機能制御部21は、上下筐体MS1、MS2が閉状態から開状態に変化したことを、開閉信号MS3aを参照することによって検出した制御部11によって起動されて、所定の機能を容易に動作させる動作を開始する(ステップS101)。
開遷移時機能制御部21は、動作履歴情報記憶部22に不在着信履歴22aが記憶されているか否かを調べる(ステップS102)。1つ記憶されている場合、制御部11に指示して、その1つの不在着信履歴22aに係る詳細な情報を表示部15に表示させる(ステップS103)。なお、この1つの不在着信履歴22aに係る詳細な情報を表示させたことにより、この不在着信履歴22aは、制御部11によって動作履歴情報記憶部22から削除される。
図9は、このステップS103の動作による詳細な情報の表示の一例を示す。この不在着信履歴表示15aは、表示部15の中央部に大きく表示された「AAさんより電話あり」、「090−111−111」及び「・年・月・日・時・分・秒」なる文字からなり、不在着信の表示であることを示している。
ここで、「090−111−111」及び「・年・月・日・時・分・秒」は、それぞれ不在着信履歴22aの発信元電話番号22fと、日時22eである。また、「AA」は、上記発信元電話番号22fの「090−111−111」と関連付けられてアドレス帳に記憶された名前である。この名前は、アドレス帳に記憶されていない場合、表示されない。更に、上記発信元電話番号22fに電話番号が記憶されていない場合、表示されない。
図8を参照した開遷移時機能制御部21の動作説明に戻る。開遷移時機能制御部21は、ステップS103の表示動作の後、入力装置16の所定のキー、例えば、決定キー16aの操作がされたか否かを調べ(ステップS104)、操作がされた場合、制御部11に指示して、ステップS103の動作によって表示された発信元電話番号22fへ発呼、そして、相手方の通信装置との呼が接続された後、通話をさせて(ステップS105)、所定の機能を容易に動作させる動作を終了する(ステップS106)。ステップS105で、入力装置16の1回のキー操作によって発呼され、装置の使用者は、容易に通話を行うことができる。
なお、ステップS103の表示動作と、ステップS105の発呼動作とは、制御部11に指示するとしたが、開遷移時機能制御部21が行っても良い。ステップS104で、入力装置16の所定のキー操作が所定の時間に渡って行われない場合、開遷移時機能制御部21は、所定の機能を容易に動作させる動作を終了する(ステップS106)。
ステップS102で、複数の不在着信履歴22aが動作履歴情報記憶部22に記憶されている場合、開遷移時機能制御部21は、複数の不在着信履歴22aに係る情報を表示部15に一覧表示させる(ステップS107)。表示部15に一時に表示される文字数は必ずしも多くはないため、この一覧表示は、簡明な表示である。
図10は、このステップS107の動作による簡明な表示の一例を示し、図4に示す不在着信履歴22aが表示された例である。この不在着信履歴一覧表示15bは、表示部15のやや上部に「電話あり:」なる文字、その文字の下「AAさん」、「・年・月・日・時・分・秒」、「・年・月・日・時・分・秒」、「090−222−222」及び「・年・月・日・時・分・秒」と列挙されている。
ここで、「AA」は、図9を参照して説明したように、アドレス帳に記憶された名前である。そして、表示「AAさん」の下に、「・年・月・日・時・分・秒」が2行表示されていることによって、これらはそれぞれが日時22eであり、「AAさん」から発呼による2回の不在着信があったことが示されている。
このように不在着信履歴22a毎の独立した表示としないことにより、簡明な不在着信履歴一覧表示15bが得られるが、独立した表示としないことは、必須ではない。また、発信元電話番号22fである「090−222−222」に関連付けられてアドレス帳に名前が記憶されていないので、この電話番号が表示されている。
なお、不在着信履歴一覧表示15bに表示される不在着信履歴22aの表示順は、以下のいずれかの順、又は、以下の複数の順の組み合わせによる順である。第1に、日時22eが近い過去のものを先に遠い過去のものを後に表示、遠い過去のものを先に近い過去のものを後に表示のいずれか一方である。第2に、発信元電話番号22fがアドレス帳に記憶されている不在着信履歴22aを先に、記憶されていない不在着信履歴22aを後に表示である。
第3に、発信元電話番号22fに関連付けられてアドレス帳に重要度が記憶されている場合、重要度が高い発信元電話番号22fの不在着信履歴22aを先に、重要度が低い発信元電話番号22fの不在着信履歴22aを後に表示である。ここで、重要度は、3以上の段階に分けられても良く、また、高低の2段階に分けられても良い。更に、重要度が高い電話番号に、その旨の情報が関連付けられ、重要度が低い電話番号には、重要度に関する情報が関連付けられていないとしても良い。
不在着信履歴一覧表示15b中の不在着信履歴22aの1つには、カーソルが置かれる。カーソルが置かれた不在着信履歴22aの、少なくとも、発信元電話番号22f、又は、発信元電話番号22fに関連付けられてアドレス帳に記憶された名前は、カーソルが置かれたことが識別可能に表示される。図10では、発信元電話番号22fが「090−222−222」である不在着信履歴22aにカーソルが置かれていることを、この発信元電話番号22fを含む不在着信履歴22aに係わる表示にハッチングを施すことにより示す。
カーソルが置かれる不在着信履歴22aは、入力装置16の所定のキー操作、例えば、十字選択キー16bの操作によって移動される。また、不在着信履歴一覧表示15bとして表示されるべき情報が多く、表示部15の表示画面に表示されない場合、入力装置16の所定のキー操作、例えば、十字選択キー16bの操作によって、不在着信履歴一覧表示15bはスクロールされる。
図8を参照した開遷移時機能制御部21の動作説明に戻る。開遷移時機能制御部21は、ステップS107の一覧表示動作の後、入力装置16の所定のキー操作、例えば、決定キー16aの操作によって、カーソルが置かれた不在着信履歴22aを選択し(ステップS108)、選択された不在着信履歴22aのみが動作履歴情報記憶部22に記憶されているとして、ステップS103以降の動作に移る。このステップS103で表示される不在着信履歴表示15aには、複数の日時22eが含まれることがある。
なお、ステップS107の動作及びステップS108の動作を介してステップS104で入力装置16の所定のキー操作が所定の時間に渡って行われない場合、又は、所定のキー操作が行われた場合、開遷移時機能制御部21は、ステップS107の複数の不在着信履歴22aに係る情報を表示部15に一覧表示させる動作に移っても良い。
また、ステップS107の動作及びステップS108の動作に代えて、開遷移時機能制御部21は、複数の不在着信履歴22aの中の1つを選択し、ステップS103の表示以降の動作に移っても良い。選択の基準は、例えば、既にステップS107の動作説明の際に述べた、不在着信履歴一覧表示15bに表示される不在着信履歴22aの表示順で、最も先に表示されるものである。
更に、複数の不在着信履歴22aの発信元電話番号22fが全て同じ場合に限り、開遷移時機能制御部21は、ステップS107の動作及びステップS108の動作を行なわずに、ステップS103以降の動作に移っても良い。この場合、選択され得る、そして、ステップS103で表示される発信元電話番号22fが1つであり、表示される発信元電話番号22fを選択する自由度はない。
ステップS102で、不在着信履歴22aが動作履歴情報記憶部22に記憶されていない場合、開遷移時機能制御部21は、動作履歴情報記憶部22に記憶された伝言メモ履歴22b、電子メール受信履歴22c及び使用者依存動作22dに係わる情報を表示部15に表示され、表示された情報に係わる情報の1つを選択し、選択された情報に対応する動作をさせ(ステップS109)、所定の機能を容易に動作させる動作を終了する(ステップS106)。ステップS109の動作は、後述する。
なお、ステップS102で、不在着信履歴22a、伝言メモ履歴22b、電子メール受信履歴22c及び使用者依存動作22dのいずれも動作履歴情報記憶部22に記憶されていない場合、開遷移時機能制御部21は、直ちに所定の機能を容易に動作させる動作を終了する(図示せず)。
なお、開遷移時機能制御部21は、入力装置16の所定のキー操作に基づいて、任意の動作ステップで動作を終了する(図示せず)。なお、この動作終了に伴い、制御部11によって表示部15には、待ち受け画面が表示される。ただし、他の機能が動作中、例えば、ステップS105で通話が動作中には、動作中の他の機能の動作終了の後、開遷移時機能制御部21は、動作を終了する。
開遷移時機能制御部21のステップS109の動作を説明する。図11は、開遷移時機能制御部21のステップS109の動作のフローチャートを示す。開遷移時機能制御部21は、ステップS109の動作を開始し(ステップS201)、動作履歴情報記憶部22に記憶された伝言メモ履歴22b、電子メール受信履歴22c及び使用者依存動作22dに係わる全ての情報を表示部15に一覧表示させる(ステップS202)。
この一覧表示は、図10を参照して説明した不在着信履歴22aの一覧表示、即ち、不在着信履歴表示15aに類似している。そこで、不在着信履歴22aの一覧表示と対比しつつ説明し、同じ説明を繰り返さない。また、動作履歴情報記憶部22に記憶された1つ又は複数の伝言メモ履歴22b、1つ又は複数の電子メール受信履歴22c、及び、1つ又は複数の使用者依存動作22dのいずれか1つにカーソルが置かれるが、カーソルの移動及びカーソルが置かれた項目の表示に関しては、不在着信履歴一覧表示15bで説明した通りであり、説明を省略する。
図12は、このステップS202の動作の際、動作履歴情報記憶部22に図5に例示した伝言メモ履歴22bが記憶されている場合の一覧表示の一例を示す。この伝言メモ履歴一覧表示15cは、不在着信履歴一覧表示15bと比較して、「電話あり:」なる文字に代えて「伝言メモあり:」なる文字の表示によって、伝言メモ履歴22bの一覧表示であることを示す。
その他の表示は、不在着信履歴一覧表示15bと比較して、日時22eに代えて日時22gが表示されている。また、発信元電話番号22f又は発信元電話番号22fと関連付けられてアドレス帳に記憶された名前の表示に代えて、発信元電話番号22h又は発信元電話番号22hと関連付けられてアドレス帳に記憶された名前が表示されている。
図13は、このステップS202の動作の際、動作履歴情報記憶部22に図6に例示した電子メール受信履歴22cが記憶されている場合の一覧表示の一例を示す。この電子メール受信履歴一覧表示15dは、不在着信履歴一覧表示15bと比較して、「電話あり:」なる文字に代えて「未読メール:」なる文字の表示によって、電子メール受信履歴22cの一覧表示であることを示す。
その他の表示は、不在着信履歴一覧表示15bと比較して、日時22eに代えて日時22iが表示されている。また、発信元電話番号22f又は発信元電話番号22fと関連付けられてアドレス帳に記憶された名前の表示に代えて、発信元電子メールアドレス22j又は発信元電子メールアドレス22jと関連付けられてアドレス帳に記憶された名前が表示されている。ここで、電子メールアドレス「aaa@aaa.aa」と、名前「PP」とが関連付けられてアドレス帳に記憶されている。
図14は、このステップS202の動作の際、動作履歴情報記憶部22に図7に例示した使用者依存動作22dが記憶されている場合の一覧表示の一例を示す。この使用者依存動作一覧表示15eは、「指定動作:」に続いて、「使用者指定動作」なる動作種類22kと関連付けられた処理部22mである「測位部」が表示されている。更に、「直前動作:」に続いて、「直前動作」なる動作種類22kと関連付けられた処理部22mである「放送受信部」が表示されている。
ステップS202の動作では、上記図12〜図14を参照して説明した、伝言メモ履歴一覧表示15c、電子メール受信履歴一覧表示15d及び使用者依存動作一覧表示15eが表示される。これらの3つの表示は、以下のいずれかの方法のいずれか、又は、組合せにより表示される。
第1に、上記3つの一覧表示を連結した一覧表示を表示部15に表示させる。連結された一覧表示は、多くの情報を含み、表示部15の表示画面には一時に表示されない可能性がある。そこで、十字選択キー16bの操作によって、スクロールさせる。なお、表示の初期状態では、連結された一覧表示の冒頭が表示され、かつ、その冒頭にカーソルが置かれる。
なお、連結の順は、伝言メモ履歴一覧表示15c、電子メール受信履歴一覧表示15d、使用者依存動作一覧表示15eの順、又は、電子メール受信履歴一覧表示15d、伝言メモ履歴一覧表示15c、使用者依存動作一覧表示15eの順が適切であって、この2つの順のいずれかが設定されている。又は、入力装置16の所定のキー操作に従ってこの2つの順のいずれかが設定される。
なぜなら、伝言メモ履歴22b及び電子メール受信履歴22cは、それぞれ発呼した者、又は、受信メールを送信した者の意思に起因して記憶された情報であり、それらの者が装置の使用者へ伝えたい情報を含んでいる。そこで、装置の使用者がその情報に応じた動作、例えば、発呼や、返信の電子メールの送信を早く行なうことを促すべく、その情報を容易に視認できるように表示させることが適切だからである。
しかし、上記説明した順に限るものではなく、使用者依存動作一覧表示15eが先に表示されるとしても良い。この順は、装置が、もっぱら使用者依存動作22dの処理部22mの動作を行なうために使用される場合、適切である。
第2に、伝言メモ履歴一覧表示15c、電子メール受信履歴一覧表示15d及び使用者依存動作一覧表示15eのそれぞれを識別する3つの要素からなるメニューを表示させる。そして、3つの要素の中のいずれかを入力装置16の所定のキー操作により選択する。選択された要素に対応する、上記3つの一覧表示の中の1つを表示させる。
なお、伝言メモ履歴22bが記憶されていないなら、伝言メモ履歴一覧表示15cの表示に意味はない。また、電子メール受信履歴22cが記憶されていないなら、電子メール受信履歴一覧表示15dに意味はない。更に、使用者依存動作22dが記憶されていないなら、使用者依存動作一覧表示15eに意味はない。
そこで、意味がない一覧表示を識別するメニュー要素は、メニューから除く。なお、メニュー要素を除いた結果、メニュー要素が1つであれば、メニューを表示させることなく、その1つのメニュー要素が選択されたとしても良い。
第3に、伝言メモ履歴一覧表示15c及び電子メール受信履歴一覧表示15dを合わせて(マージして)、所定の順で表示する。表示の順は、既にステップS107の動作説明の際に述べた、不在着信履歴一覧表示15bに表示される不在着信履歴22aの表示順に準じる。
次に、開遷移時機能制御部21は、伝言メモ履歴一覧表示15cに含まれる1つ又は複数の項目、電子メール受信履歴一覧表示15dに含まれる1つ又は複数の項目、及び、使用者依存動作一覧表示15eに含まれる1つ又は複数の項目の中の1つの項目を、入力装置16の所定のキー操作によって選択する(ステップS203)。
この選択は、動作履歴情報記憶部22に記憶された1つ又は複数の伝言メモ履歴22b、1つ又は複数の電子メール受信履歴22c、及び、1つ又は複数の使用者依存動作22dのいずれか1つを選択することに対応する。なお、表示された項目が1つである場合、その項目が選択されたとしても良い。
選択された項目を調べ(ステップS204)、選択された項目が伝言メモ履歴一覧表示15cに含まれる項目であれば、開遷移時機能制御部21は、選択された項目に対応する伝言メモ履歴22bの日時22gを指定して、伝言メモ履歴一覧表示15cに含まれる全ての項目に対応する伝言メモを指定して、又は、全ての伝言メモを指定して、伝言メモ処理部23を動作させ、伝言メモを音声発生させ(ステップS205)、ステップS202の表示部15に一覧表示させる動作に移る。
なお、伝言メモ処理部23を動作させることにより、伝言メモ処理部23によって音声出力がされた伝言メモに対応する伝言メモ履歴22bは、伝言メモ処理部23によって動作履歴情報記憶部22から削除される。
選択された項目が電子メール受信履歴一覧表示15dに含まれる項目であれば、開遷移時機能制御部21は、選択された項目に対応する電子メール受信履歴22cの日時22iを指定して、電子メール受信履歴22cに含まれる全ての項目に対応する受信メールを指定して、又は、全ての受信メールを指定して、電子メール送受信部24を動作させ、受信メールを表示部15に表示させ(ステップS206)、ステップS202の表示部15に一覧表示させる動作に移る。
なお、電子メール送受信部24を動作させることにより、電子メール送受信部24によって所定の表示がされた受信メールに対応する電子メール受信履歴22cは、電子メール送受信部24によって動作履歴情報記憶部22から削除される。
選択された項目が使用者依存動作一覧表示15eに含まれる項目であれば、開遷移時機能制御部21は、選択された項目で識別させる処理部22mを動作させることを制御部11に指示して(ステップS207)、ステップS109の動作を終了する(ステップS208)。なお、使用者依存動作一覧表示15eのみが表示され、かつ、使用者依存動作一覧表示15eに含まれる項目が1つであれば、開遷移時機能制御部21は、入力装置16の所定のキー操作による選択なしに、使用者依存動作一覧表示15eに含まれる項目で識別させる処理部22mを動作させることを制御部11に指示する。
なお、開遷移時機能制御部21は、ステップS109の動作中においても、入力装置16の所定のキー操作に基づいて、任意の動作ステップで動作を終了する(図示せず)。なお、この動作終了に伴い、表示部15には、制御部11によって待ち受け画面が表示される。ただし、ステップS205で伝言メモ処理部23が動作中、又は、ステップS206で電子メール送受信部24が動作中である場合、それらの動作中の処理部の動作終了の後、開遷移時機能制御部21は、動作を終了する。
上記説明した動作によれば、開遷移時機能制御部21は、動作開始後、直ちにステップS102で不在着信履歴22aが記憶されているか否かを調べ、記憶されている場合、更に、1つ記憶されているか、複数記憶されているかによって、異なる動作をする。このように、不在着信履歴22aを、伝言メモ履歴22b及び電子メール受信履歴22cと比較して重視し、特別な扱いをする理由は、装置の使用者は、特に、不在着信履歴22aに対して、素早い対応が必要と考えられるからである。
しかし、重視されるものは、不在着信履歴22aに限るものではなく、伝言メモ履歴22bでも良く、また、電子メール受信履歴22cでも良い。また、これらの3つに重要度の順位を付し、重要度の順位がより高く、かつ、動作履歴情報記憶部22に記憶されているものを特別な扱いをするとしても良い。更に、いずれも特別な扱いをしないとしても良い。
なお、使用者依存動作22dは、装置の使用者以外の者の操作に依存しない情報であり、装置の使用者以外の者に対して迅速な対応が必要とは考えられないので、特別な扱いをしない。しかし、装置は、使用者依存動作22dの処理部22mの動作をもっぱら行なうために使用される場合、使用者依存動作22dは、特別な扱いをされるとして良い。いずれを特別な扱いとするかは、動作履歴情報記憶部22内に設定されている。又は、入力装置16の所定のキー操作によって設定される。
特別な扱いをされるものが伝言メモ履歴22bである場合、ステップS103で表示部15に表示される情報の一例は、図9を参照して説明した、特別な扱いをされるものが不在着信履歴22aである場合にステップS103で表示部15に表示される情報の一例と略同じであり、「AAさんより電話あり」に代えて「AAさんより伝言メモあり」と表示される。これは、図12に例示した伝言メモ履歴一覧表示15cに含まれる2つの項目のうち、下の項目が選択された場合の例である。
特別な扱いをされるものが電子メール受信履歴22cである場合、ステップS103で表示部15に表示される情報は、図9を参照して説明した一例と略同じであり、「AAさんより電話あり」に代えて「PPさんからの未読メールあり」、「090−111−111」に代えて「aaa@aaa.aa」が表示される。これは、図13に例示した電子メール受信履歴一覧表示15dに含まれる2つの項目のうち、上の項目が選択された場合の例である。
開遷移時機能制御部21は、装置が閉状態から開状態に変化した際、上記動作をするとしたが、この動作の際に参照する不在着信履歴22a、伝言メモ履歴22b、電子メール受信履歴22cは、直前の閉状態の際に追加記憶された情報に限るものではない。これらの履歴が如何なる動作を契機として削除されるかは、既に説明した通りであり、これらの履歴が削除されていない限り、開遷移時機能制御部21は、これらの履歴が記憶された時刻を問わず、参照して動作する。
以上の説明では、開遷移時機能制御部21は、装置が閉状態から開状態に変化した際、動作を開始するとしたが、これに限るものではない。例えば、装置が開状態にある際に、不在着信履歴22aが記憶された、伝言メモ履歴22bが記憶された、又は、電子メール受信履歴22cが記憶された場合、開遷移時機能制御部21は、動作を開始するとしても良い。
以上の説明は、本発明を移動通信装置に適用した形態を例にとって行ったが、本発明は、携帯型であるか、固定型であるかを問わず、通信を行うあらゆる装置、例えば、パソコンに適用することが当然に可能である。ここで、通信とは、通話通信や、電子メールの送受信に限るものではない。
例えば、装置は、コンテンツサーバ装置(図示せず)から送信されたダウンロード許可の情報を受信し、この許可の受信の後、装置の使用者は、入力装置16の所定のキー操作によって、所定のコンテンツのダウンロードをコンテンツサーバ装置に要求する場合である。ここで、コンテンツのダウンロードは、例えば、ブラウザによる通信によって行われる。本発明は以上の構成に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。
本発明の実施形態に係る開閉自在の折畳み型移動通信装置の上下筐体を開いた際の外観図。 本発明の実施形態に係る開閉自在の折畳み型移動通信装置の上下筐体を閉じた際の外観図。 本発明の実施形態に係る移動通信装置の構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る移動通信装置の不在着信履歴の構成の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る移動通信装置の伝言メモ履歴の構成の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る移動通信装置の電子メール受信履歴の構成の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る移動通信装置の使用者依存動作の構成の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る移動通信装置の開遷移時機能制御部の所定の機能を容易に動作させる動作のフローチャート(その1)。 本発明の実施形態に係る移動通信装置の表示部に表示される不在着信履歴表示の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る移動通信装置の表示部に表示される不在着信履歴一覧表示の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る移動通信装置の開遷移時機能制御部の所定の機能を容易に動作させる動作のフローチャート(その2)。 本発明の実施形態に係る移動通信装置の表示部に表示される伝言メモ履歴一覧表示の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る移動通信装置の表示部に表示される電子メール受信履歴一覧表示の一例を示す図。 本発明の実施形態に係る移動通信装置の表示部に表示される使用者依存動作一覧表示の一例を示す図。
符号の説明
MS1 上筐体
MS2 下筐体
MS3 ヒンジ部
MS3a 開閉信号
11 制御部
13 送受信部
15 表示部
15a 不在着信履歴表示
15b 不在着信履歴一覧表示
15c 伝言メモ履歴一覧表示
15d 電子メール受信履歴一覧表示
15e 使用者依存動作一覧表示
16 入力装置
21 開遷移時機能制御部
22 動作履歴情報記憶部
22a 不在着信履歴
22b 伝言メモ履歴
22c 電子メール受信履歴
22d 使用者依存動作
22e、22g、22i 日時
22f、22h 発信元電話番号
22j 発信元電子メールアドレス
22k 動作種類
22m 処理部
23 伝言メモ処理部
24 電子メール送受信部

Claims (8)

  1. 複数の筐体が開閉自在に結合されてなり、
    前記複数の筐体が開状態にあるか閉状態にあるかを検出する開閉検出手段と、
    入力手段と、
    前記複数の筐体のいずれか一方の筐体の内面に設けられた表示手段と、
    通話通信手段と、
    不在着信履歴記憶手段と、
    前記通話通信手段によって通話着信信号が受信され、その受信された通話着信信号に対する応答操作が前記入力手段からされない場合、その通話着信信号に係る発信元通信装置を識別する情報を前記不在着信履歴記憶手段に記憶させる不在着信処理手段と、
    前記開閉検出手段によって前記複数の筐体が開状態にあると検出された際、前記不在着信履歴記憶手段に記憶された発信元通信装置を識別する情報を前記表示手段に表示させ、その表示された識別する情報を前記不在着信履歴記憶手段から削除させ、前記入力手段から所定の発呼操作がされた場合、前記通話通信手段を制御して、その表示された識別する情報で識別される発信元通信装置へ発呼させる筐体開時制御手段と
    を有することを特徴とする通信装置。
  2. 前記筐体開時制御手段は、前記不在着信履歴記憶手段に記憶された発信元通信装置を識別する情報が複数である場合、それらの複数の発信元通信装置を識別する情報を前記表示手段に一覧表示させ、その一覧表示された識別する情報の中の1つを前記入力手段の所定の選択操作によって選択し、その選択された識別する情報を前記不在着信履歴記憶手段から削除させ、前記入力手段から所定の発呼操作がされた場合、前記通話通信手段を制御して、その選択された識別する情報で識別される発信元通信装置へ発呼させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記筐体開時制御手段は、前記不在着信履歴記憶手段に記憶された発信元通信装置を識別する情報が複数であり、かつ、それら複数の情報が同じ情報である場合、前記不在着信履歴記憶手段に記憶された発信元通信装置を識別する情報を前記表示手段に表示させ、それら複数の識別する情報を前記不在着信履歴記憶手段から削除させ、前記入力手段から所定の発呼操作がされた場合、前記通話通信手段を制御して、その表示された識別する情報で識別される発信元通信装置へ発呼させる
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記所定の発呼操作は、1回の操作である
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信装置。
  5. 複数の筐体が開閉自在に結合されてなり、
    前記複数の筐体が開状態にあるか閉状態にあるかを検出する開閉検出手段と、
    入力手段と、
    前記複数の筐体のいずれか一方の筐体の内面に設けられた表示手段と、
    スピーカと、
    通話通信手段と、
    自動着信履歴記憶手段と、
    伝言メモ記憶手段と、
    前記通話通信手段によって通話着信信号が受信され、その受信された通話着信信号に対する応答操作が前記入力手段から所定の時間に渡ってされない場合、その通話着信信号に係る発信元通信装置を識別する情報を前記自動着信履歴記憶手段に記憶させ、その通話着信信号に応答して、その通話着信信号に係る発信元通信装置から送信された音声信号を前記伝言メモ記憶手段に記憶させる伝言メモ処理手段と、
    前記伝言メモ記憶手段に記憶された音声信号を前記スピーカから出力させる伝言メモ再生手段と、
    前記開閉検出手段によって前記複数の筐体が開状態にあると検出された際、前記自動着信履歴記憶手段に記憶された発信元通信装置を識別する情報を前記表示手段に表示させ、その表示された識別する情報を前記自動着信履歴記憶手段から削除させ、前記入力手段から所定の再生操作がされた場合、前記伝言メモ再生手段を制御して、その表示された識別する情報で識別される発信元通信装置から送信された音声信号を前記スピーカから出力させる筐体開時制御手段と
    を有することを特徴とする通信装置。
  6. 複数の筐体が開閉自在に結合されてなり、
    前記複数の筐体が開状態にあるか閉状態にあるかを検出する開閉検出手段と、
    入力手段と、
    前記複数の筐体のいずれか一方の筐体の内面に設けられた表示手段と、
    電子メール通信手段と、
    電子メール受信履歴記憶手段と、
    電子メール記憶手段と、
    前記電子メール通信手段によって電子メール着信信号が受信された場合、その受信された電子メール着信信号に対応する電子メールを受信し、その受信された電子メールを識別する情報を前記電子メール受信履歴記憶手段に記憶させ、その受信された電子メールを前記電子メール記憶手段に記憶させる電子メール受信手段と、
    前記電子メール記憶手段に記憶された電子メールを前記表示手段に表示させる電子メール表示制御手段と、
    前記開閉検出手段によって前記複数の筐体が開状態にあると検出された際、前記電子メール受信履歴記憶手段に記憶された電子メールを識別する情報を前記表示手段に表示させ、その表示された識別する情報を前記電子メール受信履歴記憶手段から削除させ、前記入力手段から所定の電子メール表示操作がされた場合、前記電子メール表示制御手段を制御して、その表示された識別する情報で識別される電子メールを前記表示手段に表示させる筐体開時制御手段と
    を有することを特徴とする通信装置。
  7. 前記筐体開時制御手段は、前記開閉検出手段によって前記複数の筐体が開状態にあると検出された際、前記不在着信履歴記憶手段に発信元通信装置を識別する情報が記憶されていない、前記自動着信履歴記憶手段に発信元通信装置を識別する情報が記憶されていない、又は、前記電子メール受信履歴記憶手段に電子メールを識別する情報が記憶されていない場合、所定の機能を識別する情報を前記表示手段に表示させ、前記入力手段から所定の機能動作操作がされた場合、その所定の機能を動作させる
    ことを特徴とする請求項1、請求項5又は請求項6に記載の通信装置。
  8. 前記筐体開時制御手段は、前記開閉検出手段によって前記複数の筐体が開状態にあると検出された際、前記不在着信履歴記憶手段に記憶された発信元通信装置を識別する情報、前記自動着信履歴記憶手段に記憶された発信元通信装置を識別する情報、又は、前記電子メール受信履歴記憶手段に記憶された電子メールを識別する情報に続けて所定の機能を識別する情報を前記表示手段に表示させ、前記入力手段から所定の機能動作操作がされた場合、その所定の機能を動作させる
    ことを特徴とする請求項1、請求項5又は請求項6に記載の通信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011125568A1 (ja) 2010-04-06 2011-10-13 日本曹達株式会社 含窒素複素環化合物及びその製造方法
JP2015135615A (ja) * 2014-01-17 2015-07-27 京セラ株式会社 電子機器及び電子機器の情報表示方法

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