JP2010086741A - 中間電気コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】中間電気コネクタの使用時における組立て作業数を少なくして組立時間を短縮できる中間電気コネクタを提供する。
【解決方法】被接続体たる上側コネクタ2と下側コネクタ3とを接続させるコネクタ1において、互いに平行に延びる複数の端子61が絶縁板に配列された複数のブレード60と、上記複数の端子61を含む配列面と平行に延びる上記複数のブレード60の他の面で該複数のブレード60が取り付けられる一つの金属板状部材として形成されたグランド板70と、該グランド板70に上記複数のブレード60を取り付けて成るブレード組立体50を、該ブレード組立体50における端子61が延びる方向の端部側にて保持する上側保持部材20および下側保持部材30を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、被接続体たる二つの電気コネクタ同士を接続させる中間電気コネクタに関する。
このような中間電気コネクタとして、特許文献1に記載されているものが知られている。特許文献1では、被接続体たる上下二つの電気コネクタが中間電気コネクタを介して接続されるようになっている。ここで、中間電気コネクタを介して接続されるこれら二つの電気コネクタの区別のために、それぞれ「上コネクタ」、「下コネクタ」ともいう。
該中間電気コネクタは、上下に位置する二つの副部材(「上副部材」、「下副部材」ともいう)から成る保持体と、該二つの副部材で保持される複数の中間基板(ブレード)と、該二つの副部材を接合する接合部材とを有している。
中間基板の上縁部および下縁部の領域のそれぞれには、上コネクタおよび下コネクタの複数の端子と接触するための接続部が配列形成されている。上記二つの副部材には、中間基板を収容するための複数の収容溝が該副部材を上下に貫通して形成されている。また、接合部材は、鉤状の突起として形成された上係止部および下係止部を有しており、上記副部材は、該副部材の両側壁部に該係止部と上下方向で係止し合う被係止部としての腕部が形成されている。
上記中間コネクタ装置は、次の要領で組み立てられる。まず、接合部材の下係止部と下副部材の腕部とを上下方向で係止させることにより該接合部材を該下副部材の両側端部に取り付ける。次に、該下副部材の収容溝内にすべての中間基板を収容させる。そして、接合部材の上係止部と上副部材の腕部とを係止させることにより該接合部材を介して上副部材と下副部材とを接合させる。このようにして、上記中間コネクタ装置が完成する。
特開2005−216694
上記特許文献1では、コネクタ使用時に中間コネクタ装置を組み立てられる。まず、下副部材の収容溝に複数の中間基板(ブレード)すべてを一つずつ収容させる。したがって、中間基板の個数分の作業を繰り返して行う必要がある。すなわち、中間基板の数が多いと、その分、中間基板の収容する作業数も多くなり、該中間基板の収容に費やされる時間も長くなる。この中間基板の収容作業は、中間コネクタの使用時における組立作業の一部として行われるので、特許文献1の発明では、中間コネクタ組立てに要する時間が長くなり、その改善の余地があった。
本発明は、このような事情に鑑み、中間電気コネクタの使用時における組立て作業数を少なくして組立時間を短縮できる中間電気コネクタを提供することを目的とする。
本発明に係る中間電気コネクタは、被接続体たる二つの電気コネクタ同士を接続させる。
かかる中間電気コネクタにおいて、本発明では、互いに平行に延びる複数の端子が絶縁板に配列された複数のブレードと、上記複数の端子を含む配列面と平行に延びる上記複数のブレードの他の面で該複数のブレードが取り付けられる一つの金属板状部材として形成されたグランド板と、該グランド板に上記複数のブレードを取り付けて成るブレード組立体を、該ブレード組立体における端子が延びる方向の端部側にて保持する保持部材とを有していることを特徴としている。
本発明に係る中間電気コネクタでは、該中間電気コネクタ使用時における該中間電気コネクタの組立前に、複数のブレードが一つのグランド板に取り付けられたブレード組立体を予め形成しておくことができる。したがって、該中間電気コネクタの組立時において、上記複数のブレードと上記グランド板とが予めすでに一つにまとめられているブレード組立体自体を保持部材に保持させるだけで、複数のブレードが一度に該保持部材に取り付けられる。
保持部材は、ブレード組立体の端部側部分を収容する収容部を有していて、ブレード組立体は、上記収容部に収容される部分におけるグランド板の板面に係止部を有し、該収容部は、端子が延びる方向で上記係止部と係止し合う被係止部を該収容部の内面に有しており、上記係止部と上記被係止部とが係止し合っていることが好ましい。
このように、係止部および被係止部を設けることにより、保持部材の収容部内にブレード組立体の端部側部分を収容させた状態において、該ブレード組立体のグランド板の係止部と該保持部材の収容部の被係止部とが、端子が延びる方向で係止し合う。したがって、保持部材からのブレード組立体の抜けが防止される。
保持部材は、ブレード組立体の端部側部分をそれぞれ収容する収容部を有していて、ブレード組立体は、該ブレード組立体の端部側部分が上記収容部内に圧入されていることが好ましい。このように、ブレード組立体の両端部が保持部材の収容部内に圧入されることにより、簡単にブレード組立体が保持部材に対して固定され、保持部材に対するブレード組立体の位置決めが可能となる。
二つの保持部材がブレード組立体を該ブレード組立体の両端部側にてそれぞれ保持しており、該二つの保持部材の間にブレード組立体を包囲する仲介部材が介在していることが好ましい。
仮に、該仲介部材が設けられておらず、保持部材がブレード組立体の両端部側部分のみを包囲している場合、ブレード組立体における端子やグランド板が露出しているので、該中間電気コネクタの取付時に、該端子やグランド板に指が触れたり異物が付着したりしてしまう。
本発明では、二つの保持部材の間に仲介部材が介在していて、該仲介部材によってブレード組立体が包囲されており、相手コネクタに対する該中間電気コネクタの取付時に、ブレード組立体に指が触れることも異物が付着することもない。このように、上記仲介部材を有する上記中間電気コネクタは電気的にも好ましい。
本発明では、該中間電気コネクタ使用時における該中間電気コネクタの組立前に、複数のブレードが一つのグランド板に取り付けられたブレード組立体が予め形成されているので、該中間電気コネクタの組立時において、複数のブレードと一つのグランド板とがすでに一つにまとめられている上記ブレード組立体の両端部側部分を保持部材に保持させるだけで、複数のブレードを一度に保持部材に取り付けることができる。したがって、特許文献1のように、中間電気コネクタの使用時においてブレードを一つずつ保持部材に取り付けて該中間電気コネクタを組み立てる場合と比較して、該ブレードを取り付ける工程における作業数を減少させることができるので、中間電気コネクタの組立てに要する時間を大幅に短縮することが可能となる。
以下、添付図面に基づいて本発明に係る中間電気コネクタの実施形態を説明する。
図1は、本実施形態に係る中間電気コネクタと、該中間電気コネクタによって接続される被接続体なる二つの電気コネクタの嵌合接続前の状態を示す全体斜視図である。図2は、該中間電気コネクタを示す図であり、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は側面図である。中間電気コネクタ1(以下、単に「コネクタ1」という)は、図1にて該コネクタ1の上方に位置する電気コネクタ2(以下、「上側コネクタ2」という)と該コネクタ1の上端側部分が嵌合接続され、図1にて該コネクタ1の下方に位置する電気コネクタ3(以下、「下側コネクタ3」という)と該コネクタ1の下端側部分が嵌合接続される。本実施形態では、上側コネクタ2および下側相手コネクタ3を、特に区別する必要がない場合には、説明の都合上、「相手コネクタ2,3」と総称する。
本実施形態では、相手コネクタ2,3は、それぞれ異なる回路基板(図示せず)に配置される回路基板用電気コネクタであり、回路基板に配置された各相手コネクタ2,3がコネクタ1と嵌合接続されることにより、これらの回路基板は板面が互いに平行に延びた状態で電気的に接続される。
コネクタ1は、合成樹脂製のハウジング10と、該ハウジング10に保持される板状の二つのブレード組立体50(図4をも参照)とを有している。該ハウジング10は、ブレード組立体50の図1における上端側部分を保持する上側保持部材20と、下端側部分を保持する下側保持部材30と、該上側保持部材20および下側保持部材30の間に位置しブレード組立体50を包囲する仲介部材40とを有している。該上側保持部材20、下側保持部材30および仲介部材40は、図1、図2(A)および図2(C)によく見られるように、上下方向において互いに当接して配置されている。
二つのブレード組立体50は、上記コネクタ幅方向(図1における左右方向)およびコネクタ高さ方向(図1における上下方向)の両方に対して直角なコネクタ厚み方向で板面同士が対向するようにハウジング10に保持されている(図2(B)をも参照)。該ブレード組立体50は、後述するように、複数の端子61が互いに平行に延びて配列された複数のブレード60が金属板状部材としての一つのグランド板70に取り付けられて形成されている(図3参照)。図1に示されるように、各ブレード組立体50において、複数のブレード60は、端子61がコネクタ高さ方向に延びた姿勢で、コネクタ幅方向およびコネクタ高さ方向に延びる同一平面上に位置するように、該コネクタ幅方向で互いに隣接して配列される。すなわち、複数の端子61はコネクタ幅方向で配列されている。
上側保持部材20は、端子配列方向たるコネクタ幅方向に延びる略直方体形状をなしている。該上側保持部材20は、二つのブレード組立体50の上端側部分を収容するための空間がコネクタ高さ方向で該上側保持部材20を貫通可能に形成されている。該空間は、コネクタ厚み方向における中央位置で隔壁部21によって上記空間が仕切られることにより、二つの収容部22(図示せず)として形成されている(図5参照)。また、隔壁部の両側壁面からコネクタ厚み方向に延びる仕切部21Aにより、各収容部22はコネクタ幅方向で各ブレード組立体50のブレード60の個数分の空間に仕切られている。
上記隔壁部21は、その両側壁面に、コネクタ高さ方向に延びブレード60を支持する突条部21Bがコネクタ幅方向で間隔をもって複数形成されている(図5および図6参照)。該突条部21Bは、後述するように、収容部22内へ下方から挿入されたブレード組立体50のブレード60に形成された後述の保持溝62C内に圧入されて、該ブレード組立体50を保持するようになっている。
図1および図2(A)に示されているように、上側保持部材20は、コネクタ幅方向の両端で上縁部から上方へ向けて延びる端壁部23が形成されている。また、コネクタ幅方向において該端壁部23よりもコネクタ外方には、上記端壁部23よりも上方へ向けて延びる案内部24が、該端壁部23と隣接して形成されている。該案内部24は、上端部が端壁部23よりも上方に突出していて、先細り形状をなしている。該先細り形状は、コネクタ嵌合の際に上側コネクタ2を嵌合正規位置に向けて誘い込むための誘込斜面24A,24Bとして形成されている。該誘込斜面24Aはコネクタ幅方向で傾斜しており、誘込斜面24Bはコネクタ厚み方向で傾斜している。つまり、該誘込斜面24Aは上側コネクタ2をコネクタ幅方向にて嵌合正規位置に向けて誘い込み、該誘込斜面24Bは上側コネクタ2をコネクタ厚み方向にて嵌合正規位置に向けて誘い込むようになっている。また、仲介部材40と接する上側保持部材20の下端面は、平坦面として形成されている。
下側保持部材30の形状は、後述の鉤部35を有している点以外は、基本的に上側保持部材20を上下反転させた形状と同じであるので、該下側保持部材の構成については、上側保持部材20の各部分と対応する部分に10を加えて30台の符号を付して説明を省略する。
下側保持部材30においては、上側保持部材20の案内部24と対応する符号34で示される部分は、後述するように、コネクタ嵌合の際に下側コネクタ3の案内部114によって案内される被案内部としての役割を担う。
下側保持部材30は、上述したように、コネクタ嵌合状態において下側コネクタ3と係止する鉤部35が設けられている点で上側保持部材20と異なる。該鉤部35は、図1によく見られるように、コネクタ幅方向において該被案内部34よりもコネクタ外方に形成されている。該鉤部35は、コネクタ幅方向で弾性変位可能な片持ち梁形態の板状をなし、その先端部にコネクタ幅方向にてコネクタ外方へ向けて突出する係止爪35Aを有している。コネクタ1と下側コネクタ3との嵌合状態において、該鉤部35が係止爪35Aで該下側コネクタ3のハウジング内面に段部として形成された被係止部(図示せず)とコネクタ嵌合方向、すなわちコネクタ高さ方向で係止することにより、コネクタ同士の抜けの防止が図られる。
仲介部材40は、コネクタ幅方向に延びコネクタ高さ方向に貫通した筒状の部材であり、仲介部材40と接する上端面および下端面が平坦面をなしている。したがって、図1、図2(A)および図2(B)に示されているように、仲介部材40の上端面は上側保持部材20の下端面と密着し、仲介部材40の下端面は下側保持部材30の上端面と密着している。なお、該仲介部材40は必須ではない。
図3は、ブレード組立体50を示す斜視図である。図4(A)は、グランド板に取り付けられる前のブレード組立体50のブレード60を端子が配列されている側から見た斜視図であり、図4(B)は、該ブレード60をグランド板70に取り付けられる面側から見た斜視図である。図3に示されているように、ブレード組立体50は、複数のブレード60を金属板状部材としての一つのグランド板70に取り付けて成っている。
ブレード60は、図4(A)によく見られるように、互いに所定の間隔をもって平行に延びて配列された複数の端子61が合成樹脂製の絶縁板62と一体成形されることにより形成されている。本実施形態では、該端子61は等間隔で配列されている。該ブレード60において、端子61は、端子長手方向の両端側部分が絶縁板62の板面で露出しており、同方向の中間部分が該絶縁板62内部に埋設されている。
各ブレード60の複数の端子61は、同一の形状で作られた信号端子61Aおよびグランド端子61Bから成っていて、本実施形態では、図4(A)に示されているように、各ブレード60における複数の端子61のうち、端子配列方向の両端側位置および中央位置の端子61がグランド端子61Bとして使用されていて、それ以外の端子が信号端子61Aとして使用されている。本実施形態では、説明の都合上、信号端子61Aおよびグランド端子61Bを区別する必要がない場合には、これらの端子を総称して単に「端子61」という。
上記端子61は、一端(図4(A)における右端)が上側コネクタ2と接触するための上側接触部61A−1,61B−1として形成されており、他端(図4(A)における左端)が下側コネクタ3と接触するための下側接触部61A−2,61B−2として形成されている。
図4(A)に示されるように、絶縁板62は、複数の端子61が配列された面(以下、「端子配列面」と称し、端子61が露呈する部分と埋設されている部分の両方の配列面を含む仮想平面をいう)は該端子61の端子長手方向の中間部分でカバー部62Aにより覆われている。該カバー部62Aは、端子配列方向中央部において、端子長手方向両端部が切り欠かれてその両端部の間が段状をなす角状のブロック部62Bを有している。該ブロック部62Bの端子長手方向両端部には、その端子配列方向中央部において、端子長手方向に延び保持部材20,30の突条部21B,31Bを圧入保持する保持溝62Cが形成されている。本実施形態では、端子長手方向において上側接触部61A−1,61B−1側の保持溝62Cを「上側保持溝62C−1」、下側接触部61A−2,61B−2側の保持溝62Cを「下側保持溝62C−2」という。
また、図4(A)に示されるように、端子長手方向で互いに平行に延びる上側保持溝62C−1の一対の内側面には、互いに近づく方向に突出する保持突部62C−1A,62C−1Bが該上側保持溝62C−1の上端側および下端側に形成されている。これと同様に、端子長手方向で互いに平行に延びる下側保持溝62C−2の一対の内側面には、互いに近づく方向に突出する保持突部62C−2A,62C−2Bが該下側保持溝62C−2の上端側および下端側に形成されている。
図4(B)に示されているように、ブレード60の端子配列面とは異なる面であって該ブレード60がグランド板70に取り付けられる面(以下、「被取付面」という)は、後述する該グランド板70のグランド片71Aと対応する位置、具体的には、端子配列方向における両端部および中央部の、端子長手方向における四箇所に、該グランド片71Aの進入を許容する凹部62Dが形成されている。図4(B)に示されているように、各凹部62Dは、該凹部62Dが対応するグランド片71Aの傾斜に合わせて傾斜する斜面が形成されている。上記凹部62Dの底面にはグランド端子61Bが露呈している。また、上記被取付面は、後述するグランド板70の取付孔部71Bと対応する位置、具体的には、端子長手方向における上記凹部62D同士の中間位置に断面四角形状をなす突起部62Eが形成されている。グランド板70へのブレード60の取付要領については後述する。
グランド板70は、一つのブレード60の領域に対応する大きさの単位グランド板部71がブレード60の個数分だけ端子配列方向で後述の狭隘な連結部72により連結されてひとつの金属板として形成されている。本実施形態では、すべての単位グランド板部71は同じ形状で形成されているので、一つの単位グランド板部71の形態のみを説明し、他の単位グランド板部71の説明は省略する。
単位グランド板部71は、ブレード60の被取付面と適合する形状の板面を有しており、端子配列方向における両端部および中央部の、端子長手方向における四箇所に、該単位グランド板部71がブレード60側に切り起こされた腕状のグランド片71Aが形成されている。本実施形態では、端子配列方向において、グランド端子61Bがグランド片71Aと対応して位置している。図3に示されているように、各グランド片71Aは端子長手方向において下側接触部61A−2,61B−2側(図3における左斜下方向)に向けて延びている。
全てのグランド片71Aは、その先端が絶縁板62の板面に向けて凸湾曲するように屈曲されていて、その屈曲された部分が上記ブレード60の凹部62Dに進入してグランド端子61Bと接触するための接触部71A−1として形成されている。グランド片71Aは該接触部71A−1でグランド端子61Bと弾性接触しており、これによって、コネクタ1ではグランド効果が得られるようになっている(図7(B)参照)。
また、図3に示されるように、単位グランド板部71には、絶縁板62を該単位グランド板部71に取り付けるための取付孔部71Bが端子長手方向における各グランド片71A同士間に形成されている。該取付孔部71Bは、端子長手方向に延びる略長方形をなしており、端子長手方向における下側接触部61A−2,61B−2側の部分(以下、「略下半部」という)の端子配列方向の幅が上側接触部61A−1,61B−1側の部分(以下、「略上半部」という)の幅よりも若干狭くなっている。また、該下半部の幅寸法は、絶縁板62の突起部62Eの幅寸法よりも若干小さく、該上半部の幅寸法は、絶縁板62の突起部62Eの幅寸法よりも若干大きくなっている。
単位グランド板部71は、図3に示されるように、端子配列方向における両端部と中央部との中間位置の、端子長手方向における上部側と下部側に、該単位グランド板部71がブレード60から離れる方向に切り起こされた腕状の係止片71Cが形成されている。本実施形態では、上部側の係止片71Cを「上側係止片71C−1」とし、下部側の係止片71Cを「下側係止片71C−2」とし、説明の便宜上、これらを区別する必要がないときは、「係止片71C」と総称する。図3に示されているように、上側係止片71C−1は下方に向けて延びており、下側係止片71C−2は上方へ向けて延びている。係止片71Cは、後述するように、ブレード組立体50が保持部材20,30に保持される際、該保持部材20,30に形成された被係止部と端子長手方向で係止し、これによって、保持部材20,30からのブレード組立体50の抜けが防止されるようになっている。
そして、グランド板70は、複数の上記単位グランド板部71が端子長手方向に延びる縁部における二箇所で他の単位グランド板部71と狭隘な連結部72で連結されることによって、一つの板状部材として形成されている。
以下、ブレード組立体50の製造の要領について説明する。まず、キャリアで支持されている直状の複数の端子21を成形金型内に等間隔で配置する。そして、溶融樹脂を該金型内に流し込むことにより、上記複数の端子61と合成樹脂製の絶縁板62とを一体成形する。このようにして、図4(A),(B)に示されるようなブレード60が作られる。この後、上記キャリアは切り離される。
次に、ブレード60の突起部62Eが該ブレード60と対応する単位グランド板部71の取付孔部71Bの略上半部、すなわち突起部62Eの幅よりも若干大きい幅で形成された部分に挿通して、単位グランド板部71をブレード60の板面に密着させる。そして、上記突起部62Eが上記取付孔部71Bの略下半部、すなわち突起部62Eの幅よりも若干小さい幅で形成された部分に端子長手方向で圧入されるように、ブレード60の被取付面を単位グランド板部71の板面に密着させた状態を維持しつつ該ブレード60を下方にスライドさせる。このようにして、突起部62Eを圧入することにより、上記取付孔部71Bの略下半部の内縁部が突起部62Eの外縁部に喰い込む。この結果、ブレード60に単位グランド板部71が取り付けられる。そして、かかる要領により、全てのブレード60がそれぞれに対応する単位グランド板部71に取り付けられることによりブレード組立体50の製造が完了する。
上記ブレード組立体50の製造工程はコネクタ1の組立工程と連続して実行される必要はない。本実施形態では、コネクタ1の組立工程開始時においては、すでに製造された複数のブレード組立体50が該コネクタ1の組立工程に供される部品として予め用意されている。
以下、コネクタ1の組立要領について説明する。図5は、コネクタ1の組立工程を示す図である。図6は、図2(C)のVI−VI断面図である。また、図7(A)は図2(A)のVIIA−VIIA断面図であり、図7(B)は図2(A)のVIB−VIB断面図である。まず、二つのブレード組立体50を、それぞれの端子配列面が対向する姿勢で、端子61の下側接触部61A−2,61B−2が形成されている端縁側から下側保持部材30の収容部32の上開口部を経て該収容部32内へ圧入して、図5に示されるように、下側保持部材30に二つのブレード組立体50の下側部分を保持させる(図6をも参照)。
その際、図6に見られるように、該収容部32内にて、下側保持部材30の隔壁部31に形成された突条部31Bが端子長手方向、すなわちコネクタ高さ方向で各ブレード60の下側保持溝62C−2内へ圧入される。そして、図6に示されるように、突条部31Bは該下側保持溝62C−2内に形成された保持突部62C−2A,62C−2Bによって端子配列方向、すなわちコネクタ幅方向で挟圧保持される。また、ブレード組立体50の下側係止片71C−2が上記収容部32の内面に段部として形成されている被係止部(図示せず)とコネクタ高さ方向で係止することにより、下側保持部材30からのブレード組立体50の抜けが防止される。このようにして、ブレード組立体50は下側保持部材30によって保持される。
下側保持部材30に圧入されたブレード組立体50は、図6によく見られるように、収容部31を貫通し、該ブレード組立体50の下部、すなわち下側接触部61A−2,61B−2が位置している部分が下側保持部材30の下縁部よりも下方へ突出している。本実施形態では、二つのブレード組立体50の下端部がコネクタ高さ方向において端壁部33の下端部とほぼ同位置となるまで圧入される。そして、図5に示されるように、各ブレード組立体50の下部同士間には、コネクタ嵌合状態において、後述する下側コネクタ3の中央壁部112を受け入れる下側受入空間36が形成される。
次に、図5にて矢印P1で示されるように、ブレード組立体50を仲介部材40に該仲介部材40の下開口部側から挿通させて該仲介部材40を取り付ける。
次に、図5にて矢印P2で示されるように、ブレード組立体50を上端縁側から上側保持部材20の収容部22の下開口部を経て該収容部22内へ圧入して、該上側保持部材20に二つのブレード組立体50の上側部分を保持させる。その際、下側保持部材30にブレード組立体50の下側部分を保持させる場合と同様に、該収容部22内にて、上側保持部材20の隔壁部21に形成された突条部21Bがコネクタ高さ方向で各ブレード60の上側保持溝62C−1内へ圧入される。そして、図6に示されるように、突条部21Bは該上側保持溝62C−1内に形成された保持突部62C−1A,62C−1Bによって端子配列方向、すなわちコネクタ幅方向で挟圧保持される。また、図7に示されるように、ブレード組立体50の上側係止片71C−1が上記収容部22の内面に形成されている被係止部22Aとコネクタ高さ方向で係止することにより、上側保持部材20からのブレード組立体50の抜けが防止される。このようにして、ブレード組立体50は上側保持部材20によって保持される。そして、図1に示されるようなコネクタ1が完成する。
上側保持部材20に圧入されたブレード組立体50は、図6や図7に示されるように、収容部22を貫通し、該ブレード組立体50の上部、すなわち接触部61A−1,61B−1が位置している部分が上側保持部材20の上縁部よりも上方へ突出している。本実施形態では、二つのブレード組立体50の上端部がコネクタ高さ方向において端壁部23の上端部とほぼ同位置となるまで圧入される。そして、図7に示されるように、各ブレード組立体50の上部同士間には、コネクタ嵌合状態において、後述する上側コネクタ2の中央壁部(図示せず)を受け入れる上側受入空間26が形成される。
以下、コネクタ1の相手コネクタたる上側コネクタ2および下側コネクタ3の構成について説明する。上側コネクタ2の構成は、図1に見られるように、基本的には下側コネクタ3を上下反転させた構成と同じであるので、ここでは、下側コネクタ3の構成を中心に説明し、上側コネクタ2の構成については下側コネクタ2との相違点について説明する。下側コネクタ3は、図1に示されているように、略直方体外形をなす合成樹脂製のハウジング110と、該ハウジング110によってその長手方向で配列保持される複数の端子120と、下側コネクタ3を回路基板上に固定するための金属製の複数の固定部材130とを有している。
図1によく見られるように、ハウジング110は、コネクタ嵌合時に、コネクタ1のブレード組立体50の下部を受け入れるための受入空間111が上方に開口して形成されており、該受入空間111の中央部には、島状をなす中央壁部112が、ハウジング110の幅方向、すなわちコネクタ幅方向にて受入空間111のほぼ全域にわたって延びるようにして形成されている。したがって、受入空間111は中央壁部112とハウジング110の周壁との間にて該中央壁部112を包囲するように形成されている。中央壁部112の側壁面には、コネクタ幅方向で端子120に対応する位置に、端子収容溝112Aが上下方向(コネクタ高さ方向)に延びて形成されている。
端子120は、直状の金属片の下端側を板厚方向でほぼ直角に屈曲させた略L字状をなしている。コネクタ幅方向およびコネクタ高さ方向の両方に対して直角な方向(相手コネクタ2について、「コネクタ厚み方向」という)に屈曲されて延びる端子120の下端部は、回路基板(図示せず)上に形成された対応回路部と接続される接続部121として形成されている。また、端子120の上端部は接続部121が延びる方向と同方向へ向けて凸湾曲するように屈曲されており、その凸湾曲部分は受入空間111内にてコネクタ1の端子61と接触するための接触部122として形成されている。
複数の端子120のうち、コネクタ嵌合状態でコネクタ1の信号端子61Aと対応する位置の端子は信号端子として、コネクタ1のグランド端子61Bと対応する位置の端子はグランド端子として使用される。後述するように、コネクタ嵌合状態において、コネクタ1の端子61と接触した端子120は中央壁部112側へ向けて弾性変形し、その一部が上記端子収容溝112Aに収容されるようになっている。
該端子120は、接触部122側からハウジング110の底面に形成された端子挿入孔部(図示せず)を経て圧入され、コネクタ高さ方向に延びる部分における下側部分の両側端縁が端子保持溝(図示せず)の内面によって挟圧保持されている。図1によく見られるように、接触部122は受入空間111内に位置し、接続部121はコネクタ厚み方向で下側コネクタ3の外方へ延びている。
図1に示されているように、ハウジング110のコネクタ幅方向の両端部の上端は、コネクタ嵌合を行う際に、コネクタ1の下側保持部材30の被案内部34を受け入れる、上方に開口した孔部として案内部114を有している。該案内部114の開口縁部には、コネクタ幅方向に傾斜する誘込斜面114Aおよびコネクタ厚み方向に傾斜する誘込斜面114Bが形成されている。コネクタ嵌合を行う際、コネクタ1および下側コネクタ3の相対位置がコネクタ幅方向あるいはコネクタ厚み方向で嵌合正規位置から若干ずれていたとしても、案内部114は、誘込斜面114Aがコネクタ1の被誘込斜面34Aに当接してコネクタ幅方向で嵌合正規位置へ向けて該コネクタ1を案内し、また、誘込斜面114Bがコネクタ1の被誘込斜面34Bに当接してコネクタ厚み方向で嵌合正規位置へ向けてコネクタ1を案内する。このようにして、案内部114内への被案内部34の進入が容易になされ、コネクタ1と下側コネクタ3との相対位置が嵌合正規位置にもたらされる。
受入空間111のコネクタ幅方向の両端部における内面には、コネクタ嵌合状態において、コネクタ1の鉤部35とコネクタ嵌合方向で係止する被係止部(図示せず)が形成されている。
コネクタ幅方向の両端部におけるハウジング110の下面には、下側コネクタ3を回路基板上に固定するための固定部材130が設けられている。該固定部材130は、金属板から作られており、ハウジング110の下面に形成されたコネクタ高さ方向に延びるスリット状の取付孔部(図示せず)へ該固定部材130の一部が圧入されることにより、ハウジング110に取り付けられている。該固定部材130は、コネクタ幅方向でのハウジング110の各端部に一個ずつ設けられており、各端部において、上記取付孔部から下方に突出した部分は、コネクタ厚み方向で互いに離れる方向に延びている。該固定部材130は下縁部が回路基板と半田接続され、これによって、下側コネクタ3が該回路基板上に固定される。
上側コネクタ2は、ハウジング80、端子90および固定部材100を有しており、基本的な構成が下側コネクタ3を上下反転させた構成と同じである。
次に、コネクタ1と相手コネクタ2,3との嵌合動作について説明する。
まず、回路基板に配置された下側コネクタ3への上方からコネクタ1を嵌合させる。嵌合の際には、コネクタ1の下側受入空間36内に下側コネクタ3の中央壁部112および端子120の接触部122側部分が下方から進入するとともに、下側コネクタ3の受入空間111内に二つのブレード組立体50の下部、すなわち端子61の下側接触部61A−2,61B−2が設けられた部分が上方から進入する。
コネクタ1と下側コネクタ3との位置がコネクタ幅方向あるいはコネクタ厚み方向に若干ずれているときは、下側コネクタ3の誘込斜面114Aによってコネクタ1の被誘込斜面34Aがコネクタ幅方向で案内され、下側コネクタ3の誘込斜面114Bによってコネクタ1の被誘込斜面34Bがコネクタ厚み方向で案内されて、コネクタ1は下側コネクタ3との嵌合のための正規位置へもたらされる。
下側コネクタ3の端子120の接触部122は、コネクタ1の下側受入空間36に進入すると、該下側受入空間36内にてブレード60の下側接触部61A−2,61B−2と接触する。該接触部122は、該下側接触部61A−2,61B−2にコネクタ厚み方向で内方へ向けて押されて同方向へ弾性変位し、端子収容溝112A内へ収容される。そして、下側コネクタ3の中央壁部112の上面が、下側保持部材30の隔壁部(図示せず)の下面に当接して、該中央壁部112のそれ以上の進入が阻止されることにより、コネクタ同士の嵌合が完了する。
また、下側コネクタ3へのコネクタ1の嵌合の際、コネクタ1のコネクタ幅方向の両端部に設けられた鉤部35は、下側コネクタ3の受入空間111の内面に該鉤部35の係止爪35Aで当接することにより、コネクタ幅方向内方に一旦弾性変形する。そして、コネクタ嵌合がさらに進行して、該係止爪35Aが該受入空間111の内面に形成された段部としての被係止部(図示せず)の位置に到達すると、該弾性変形状態から解除されて元に戻り、上記係止爪と上記被係止部とがコネクタ嵌合方向で係止して、コネクタ1の抜けの防止が図られる。
次に、他の回路基板に配置された上側コネクタ2をコネクタ1へ上方から嵌合させる。該上側コネクタ2とコネクタ1との嵌合動作は、基本的には既述したコネクタ1と下側コネクタ3との嵌合動作と同様である。ただし、コネクタ1および上側コネクタ2は、コネクタ幅方向の両端部にそれぞれ鉤部および被係止部を有しておらず、該コネクタ1および上側コネクタ2は、コネクタ嵌合動作完了後、コネクタ嵌合方向における端子同士の摩擦力によって、コネクタ嵌合状態が維持される。
本実施形態では、コネクタ1の使用時における該コネクタ1の組立前に、複数のブレード60が一つのグランド板70に取り付けられたブレード組立体50が予め形成されているので、該コネクタ1の組立時において、複数のブレード60と一つのグランド板70とがすでに一つにまとめられている上記ブレード組立体50の両端部側部分を保持部材20,30に保持させるだけで、複数のブレード60を一度に該保持部材20,30に取り付けることができる。したがって、ブレード60を取り付ける工程における作業数をブレード60の数より少なくできる。すなわち、本実施形態では、コネクタ1の使用時においてブレード60を一つずつ保持部材30に取り付けてコネクタ1を組み立てる場合と比較して、該ブレード60を取り付ける工程における作業数を減少させることができるので、コネクタ1の組立てに要する時間を大幅に短縮することが可能となる。
本実施形態では、ブレード組立体50において、保持部材20,30の収容部22,32に収容される部分におけるグランド板70の板面に係止片71Cを設け、上記収容部22,32の内面に上記係止片71Cとコネクタ高さ方向で係止し合う被係止部を設けることとした。このように、係止片71Cおよび被係止部を設けることにより、上記収容部22,32内にブレード組立体50の端部側部分を収容させた状態において、上記係止片71Cと被係止部とが、端子61が延びる方向で係止し合い、保持部材20,30からのブレード組立体50の抜けが、より確実に防止される。
本実施形態では、ブレード組立体50は、該ブレード組立体の端部側部分が収容部22,32内に圧入されるので、該ブレード組立体50が保持部材20,30に対して固定され、保持部材20,30に対するブレード組立体50の位置決めが可能となる。
本実施形態では、上側保持部材20と下側保持部材30との間に仲介部材40を介在させており、該仲介部材40が該上側保持部材20と下側保持部材30によって上下から支持されている。したがって、該上側コネクタ2および下側コネクタ3に対するコネクタ1の取付時においてブレード組立体50に指が触れることも異物が付着することもない。このように、上記仲介部材40を有する上記コネクタ1は電気的にも好ましい。
実施形態に係るコネクタおよび相手コネクタたる上側コネクタおよび下側コネクタを示す斜視図である。 実施形態に係るコネクタを示す図であり、(A)は正面図、(B)は平面図、(C)は側面図である。 ブレード組立体を示す斜視図である。 ブレードの斜視図であり、(A)は端子が配列されている面から見た図、(B)はグランド板に取り付けられる面から見た図である。 実施形態に係るコネクタの組立工程を示す図である。 図2(C)のVI−VI断面図である。 (A)は図2(A)のVIIA−VIIA断面図であり、(B)は図2(A)のVIIB−VIIB断面図である。
符号の説明
1 コネクタ 50 ブレード組立体
2 上側コネクタ 60 ブレード
3 下側コネクタ 61 端子
20 上側保持部材 62 絶縁板
22 収容部 70 グランド板
22A 被係止部 71C 係止片
30 下側保持部材 71C−1 上側係止片
32 収容部 71C−2 下側係止片
40 仲介部材

Claims (5)

  1. 被接続体たる二つの電気コネクタ同士を接続させる中間電気コネクタにおいて、互いに平行に延びる複数の端子が絶縁板に配列された複数のブレードと、上記複数の端子を含む配列面と平行に延びる上記複数のブレードの他の面で該複数のブレードが取り付けられる一つの金属板状部材として形成されたグランド板と、該グランド板に上記複数のブレードを取り付けて成るブレード組立体を、該ブレード組立体における端子が延びる方向の端部側にて保持する保持部材とを有していることを特徴とする中間電気コネクタ。
  2. 保持部材は、ブレード組立体の端部側部分を収容する収容部を有していて、ブレード組立体は、上記収容部に収容される部分におけるグランド板の板面に係止部を有し、該収容部は、端子が延びる方向で上記係止部と係止し合う被係止部を該収容部の内面に有しており、上記係止部と上記被係止部とが係止し合っていることとする請求項1に記載の中間電気コネクタ。
  3. 保持部材は、ブレード組立体の端部側部分をそれぞれ収容する収容部を有していて、ブレード組立体は、該ブレード組立体の端部側部分が上記収容部内に圧入されていることとする請求項1に記載の中間電気コネクタ。
  4. ブレード組立体は、該ブレード組立体の端部側部分が上記収容部内に圧入されていることとする請求項2に記載の中間電気コネクタ。
  5. 二つの保持部材がブレード組立体を該ブレード組立体の両端部側にてそれぞれ保持しており、該二つの保持部材の間にブレード組立体を包囲する仲介部材が介在していることとする請求項1ないし請求項4のいずれか一つに記載の中間電気コネクタ。
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