JP2010085440A - 撮影装置及びカメラシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】流し撮りモードが設定されている場合のコントラストAFの精度を向上させた撮影装置及びカメラシステムを提供することである。
【解決手段】ヨー方向及びピッチ方向のブレが角速度センサ101a及び101bで検出される。ブレ補正制御部108では、上記角速度センサ101a、101bの出力に基づいて、ブレ補正駆動機構93a、93bを駆動すべくブレ補正動作が行われる。そして、ブレ補正駆動機構93a、93bの少なくとも一方を動作させて流し撮り撮影モードを設定すると、BCPU60及びTCPU90により、レンズ駆動機構が焦点調節動作を実行している際に、上記角速度センサ101a及び101bの出力に基づいて、流し撮り撮影動作ではないと判定した場合に、上記ブレ補正駆動機構93a、93bによるブレ補正動作を行うように制御する。
【選択図】 図4
【解決手段】ヨー方向及びピッチ方向のブレが角速度センサ101a及び101bで検出される。ブレ補正制御部108では、上記角速度センサ101a、101bの出力に基づいて、ブレ補正駆動機構93a、93bを駆動すべくブレ補正動作が行われる。そして、ブレ補正駆動機構93a、93bの少なくとも一方を動作させて流し撮り撮影モードを設定すると、BCPU60及びTCPU90により、レンズ駆動機構が焦点調節動作を実行している際に、上記角速度センサ101a及び101bの出力に基づいて、流し撮り撮影動作ではないと判定した場合に、上記ブレ補正駆動機構93a、93bによるブレ補正動作を行うように制御する。
【選択図】 図4
Description
本発明は撮影装置及びカメラシステムに関し、特に手ブレ補正機構を搭載した撮影装置に於ける流し撮りに関するものである。
一般に、撮影素子の出力データを利用してオートフォーカス(AF)を行うコントラストAFは、よく知られている。このコントラストAFでは、レンズ位置を変化させながら画像のコントラスト値を取得し、コントラスト値が最大になる位置を合焦位置とする。そのため、AF動作中に手ブレが起きると、被写体に対してAFエリアが相対的に移動することとなり、コントラストデータに誤差が重畳されるため、AF精度が低下する可能性がある。
一方、カメラによっては、手ブレ補正に流し撮りモードが用意されているものがある。例えば、下記特許文献1には、手ブレ補正に関連して流し撮りモードが用意されている撮影装置が開示されている。この場合、流し撮りは、被写体を追ってカメラを一方向に振って撮影するものであり、流し撮りモードでは、撮影者が流し撮りを行う方向(パンまたはチルト)を設定し、撮影時には流し撮りを行うパンまたはチルト方向と垂直方向のみに手ブレ補正を行うものである。
特開平2006−171654号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の撮影装置では、流し撮りモードに設定した場合は、コントラストAFの時に於いても、流し撮りモードで設定された方向には手ブレ補正を行わないので、AF動作中に発生する手ブレによってAF精度が低下するという問題が発生する。
したがって本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、流し撮りモードが設定されている場合のコントラストAFの精度を向上させた撮影装置及びカメラシステムを提供することである。
すなわち請求項1に記載の発明は、ブレを検出し、該ブレを補正する撮影装置に於いて、撮影光学系の光軸に垂直な第1の方向の軸回りに発生するブレを検出する第1のブレ検出手段と、上記第1の方向に垂直な第2の方向の軸回りに発生するブレを検出する第2のブレ検出手段と、上記第1のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第1のブレ補正手段と、上記第2のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第2のブレ補正手段と、上記第1、第2のブレ補正手段の少なくとも一方を動作させて撮影動作を行う流し撮り撮影モードを設定する設定手段と、上記撮影光学系を通過する光束を受光する撮像素子の出力の所定の周波数成分に基づいて、上記撮影光学系の焦点調節を行う焦点調節手段と、上記設定手段によって流し撮り撮影モードが設定されると、当該撮影装置の移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行う制御手段と、を具備し、上記制御手段は、上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際に、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、流し撮り撮影動作ではないと判定した場合には、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御することを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に於いて、上記制御手段は、上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際に、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、流し撮り撮影動作と判定した場合には、当該撮影装置の流し撮りによる移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、ブレを検出し、該ブレを補正する撮影装置に於いて、撮影光学系の光軸に垂直な第1の方向の軸回りに発生するブレを検出する第1のブレ検出手段と、上記第1の方向に垂直な第2の方向の軸回りに発生するブレを検出する第2のブレ検出手段と、上記第1のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第1のブレ補正手段と、上記第2のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第2のブレ補正手段と、流し撮り撮影を行う際の当該撮影装置の移動方向を指定し、流し撮り撮影モードを設定する設定手段と、上記撮影光学系を通過する光束を受光する撮像素子の出力の所定の周波数成分に基づいて、上記撮影光学系の焦点調節を行う焦点調節手段と、上記設定手段によって流し撮り撮影モードが設定されると、当該撮影装置の移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行う制御手段と、を具備し、上記制御手段は、上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際には、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づく第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、撮影光学系を通過する光束を受光する撮像素子と、上記撮像素子の出力の所定の周波数成分に基づいて、上記撮影光学系の焦点調節を行う焦点調節手段と、上記撮影光学系の光軸に垂直な第1の方向の軸回りに発生するブレを検出する第1のブレ検出手段と、上記第1の方向に垂直な第2の方向の軸回りに発生するブレを検出する第2のブレ検出手段と、上記第1のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第1のブレ補正手段と、上記第2のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第2のブレ補正手段と、上記第1、第2のブレ補正手段の少なくとも一方を動作させて撮影動作を行う流し撮り撮影モードを設定する設定手段と、上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際に、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、流し撮り撮影動作か否かを判定する判定手段と、上記設定手段によって流し撮り撮影モードが設定されると、流し撮り撮影の移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行わせるように制御すると共に、上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際に上記判定手段で流し撮り撮影ではないと判定された場合に、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の発明に於いて、上記制御手段は、上記判定手段にて上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際に、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、流し撮り撮影動作であると判定された場合に、上記流し撮りによる移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御することを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、撮影光学系を通過する光束を受光する撮像素子と、上記撮像素子の出力の所定の周波数成分に基づいて、上記撮影光学系の焦点調節を行う焦点調節手段と、上記撮影光学系の光軸に垂直な第1の方向の軸回りに発生するブレを検出する第1のブレ検出手段と、上記第1の方向に垂直な第2の方向の軸回りに発生するブレを検出する第2のブレ検出手段と、上記第1のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第1のブレ補正手段と、上記第2のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第2のブレ補正手段と、流し撮り撮影を行う際の移動方向を指定し、流し撮り撮影モードを設定する設定手段と、上記設定手段によって流し撮り撮影モードが設定されると、流し撮りの移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行い、上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際には、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づく第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、撮像光学系を有する光学系ユニットと、該光学系ユニットを取り付け可能で上記撮影光学系を通過する光束を受光する撮像素子を有する本体部と、を備えるカメラに於いて、上記光学系ユニットは、上記撮像素子の出力の所定の周波数成分に基づいて、上記撮影光学系の焦点調節を行う焦点調節手段を具備し、上記本体部は、上記撮影光学系の光軸に垂直な第1の方向の軸回りに発生するブレを検出する第1のブレ検出手段と、上記第1の方向に垂直な第2の方向の軸回りに発生するブレを検出する第2のブレ検出手段と、上記第1のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第1のブレ補正手段と、上記第2のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第2のブレ補正手段と、上記第1、第2のブレ補正手段の少なくとも一方を動作させて撮影動作を行う流し撮り撮影モードを設定する設定手段と、上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際に、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、流し撮り撮影動作か否かを判定する判定手段と、上記設定手段によって流し撮り撮影モードが設定されると、流し撮り撮影の移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行わせるように制御すると共に、上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際に上記判定手段で流し撮り撮影ではないと判定された場合に、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の発明に於いて、上記制御手段は、上記判定手段にて上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際に、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、流し撮り撮影動作であると判定された場合に、上記流し撮りによる移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御することを特徴とする。
請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の発明に於いて、流し撮り撮影を行う際の移動方向を指定し、流し撮り撮影モードを設定する設定手段を更に具備し、上記制御手段は、上記設定手段によって流し撮り撮影モードが設定されると、流し撮りの移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行い、上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際には、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づく第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御することを特徴とする。
本発明によれば、流し撮りモードが設定されている場合のコントラストAFの精度を向上させた撮影装置及びカメラシステムを提供することができる。
以下、図面を参照して本発明に係る撮影装置の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の撮影装置が適用されたカメラシステムの構成を示すブロック図である。
図1は、本発明の撮影装置が適用されたカメラシステムの構成を示すブロック図である。
図1に於いて、このカメラシステム10は、ボディユニット11と、アクセサリ装置として、例えば交換可能なレンズユニット(すなわちレンズ鏡筒)12とを有して構成されている。
上記レンズユニット12は、上記ボディユニット11の前面に設けられた、図示されないレンズマウントを介して着脱自在に装着可能である。そして、上記レンズユニット12は、撮影レンズ21と、絞り22と、レンズ枠23と、レンズ駆動機構24と、レンズ駆動回路25と、絞り駆動機構27と、レンズ制御用マイクロコンピュータ(以下、LCPUと略記する)30とから構成されている。
上記撮影レンズ21は、レンズ枠23によって支持されているもので、このレンズ枠23がレンズ駆動機構24内に存在する図示されないDCモータによって、光軸方向に駆動される。また、焦点調節手段であるレンズ駆動機構24は、レンズ駆動回路25を介してLCPU30からの制御信号に従って、撮影レンズを移動させるべくレンズ枠23を移動させる。絞り22は、絞り駆動機構27内に存在する図示されないステッピングモータによって駆動される。
また、LCPU30は、上記レンズ駆動機構24や絞り駆動機構27等、レンズユニット12内の各部を駆動制御する。このLCPU30は、通信コネクタ35を介して、後述するボディ制御用マイクロコンピュータ60と電気的に接続がなされ、該ボディ制御用マイクロコンピュータ60の指令に従って制御される。
一方、ボディユニット11は、以下のように構成されている。
レンズユニット12内の撮影レンズ21、絞り22を介して入射される図示されない被写体からの光束は、クイックリターンミラー41で反射されて、フォーカシングスクリーン42、ペンタプリズム43を介してアイピース44に至る。
上記クイックリターンミラー41の中央部はハーフミラーになっており、該クイックリターンミラー41がダウン(図示の位置)した際に一部の光束が透過する。そして、この透過した光束は、クイックリターンミラー41に設置されたサブミラー47で反射され、自動測距を行うためのAF(オートフォーカス)センサユニット48に導かれる。尚、上記クイックリターンミラー41のアップ時には、サブミラー47は折り畳まれるようになっている。
上記クイックリターンミラー41の後方には、光軸上のフォーカルプレーン式のシャッタ52と、光学ローパスフィルタ53と、光学系を通過した被写体像を光電変換するための撮像素子(CCD)ユニット54が設けられている。図示されないが、クイックリターンミラー41が光路より退避した場合、撮影レンズ21を通った光束は、シャッタ52、光学ローパスフィルタ(OLPF)53を介して撮像素子ユニット54の撮像面上に結像される。
光学ローパスフィルタ53は、該撮像素子ユニット54とシャッタ52との間に配されている。また、この光学ローパスフィルタ53の前面に配置されたシャッタ52は、撮影時以外は撮影レンズ21から撮像素子ユニット54へ導かれる光束を遮断するためのものである。
このボディユニット11内には、AFセンサユニット48を駆動制御するAFセンサ駆動回路49と、上記クイックリターンミラー41を駆動制御するミラー駆動機構50と、上記シャッタ52の図示されない先幕と後幕の動きを制御するシャッタ制御回路56と、上記先幕と後幕を駆動するばねをチャージするシャッタチャージ機構57とが設けられている。
このボディユニット11は、また、上記撮像素子ユニット54内の図示されないCCDに接続された撮像素子インターフェース回路61と、記憶領域として設けられたSDRAM63及びフラッシュ(Flash)ROM64と、記録メディア65と、液晶モニタ66とが、画像処理を行うための画像処理コントローラ62に接続されている。これらは、電子撮像機能と共に電子記録表示機能を提供できるように構成されている。
上記記録メディア65は、各種のメモリカードや外付けのハードディスクドライブ(HDD)等の外部記録媒体であり、カメラのボディユニット11と通信可能、且つ交換可能に装着される。
上記画像処理コントローラ62は、上記通信コネクタ35と、測光回路69と、AFセンサ駆動回路49と、ミラー駆動機構50と、シャッタ制御回路56と、シャッタチャージ機構57と、ストロボ制御回路71と、手ブレ補正ユニット75と、不揮発性メモリであるEEPROM76等と共に、このボディユニット11内の各部を制御するための制御手段、判定手段の機能を有するボディ制御用マイクロコンピュータ(以下、BCPUと略記する)60に接続されている。
画像処理コントローラ62は、BCPU60の指令に従って撮像素子インターフェース回路61を制御して、撮像素子ユニット54から画像データを取り込む。この画像データは、画像処理コントローラ62にてビデオ信号に変換され、液晶モニタ66に出力表示される。撮影者は、この液晶モニタ66の表示画像から、撮影した画像イメージを確認することができる。
SDRAM63は画像データの一時的保管用メモリであり、画像データが変換される際のワークエリア等に使用される。また、この画像データは、JPEGデータに変換された後には、記録メディア65に保管されるように設定されている。
上記BCPU60には、更に、当該カメラの動作状態を表示出力によって撮影者へ告知するための動作表示用LCD77と、カメラ操作スイッチ(SW)78と、電源回路80を介して電池81とが接続されている。
尚、上記BCPU60とLCPU30とは、レンズユニット12の装着時に於いて、通信コネクタ35を介して通信可能に電気的接続がなされる。そして、カメラシステムとしてLCPU30がBCPU60に従属的に協働しながら稼動するようになっている。
上記測光回路69は、上記ペンタプリズム43の近傍に設けられた測光センサ70からの光束に基づいて測光処理する回路である。
ストロボ制御回路71は、BCPU60からの指示に基づいて閃光発光装置としてのストロボ72を発光処理するための回路である。
上記手ブレ補正ユニット75は、BCPU60の指示に基づいて、撮像素子ユニット54を所定方向に移動させてカメラのブレを補正するためのものである。この手ブレ補正ユニット75の詳細については後述する。
EEPROM76は、その他の記憶領域として、カメラ制御に必要な所定の制御パラメータを記憶する記憶手段であり、BCPU60からアクセス可能に設けられている。
動作表示用LCD77は、当該カメラの動作状態を表示出力によって撮影者へ告知するためのものである。上記カメラ操作スイッチ78は、例えば撮影動作の実行を指示するレリーズスイッチ、撮影モードと画像表示モードを切り替えるモード変更スイッチ及びパワースイッチ等、当該カメラを操作するために必要な操作釦を含むスイッチ群で構成される。
また、上記電源回路80は、電源の電圧を、当該カメラシステムを構成する各回路ユニットが必要とする電圧に変換して供給するために設けられている。
このように構成されたカメラシステム10の各部は、次のように稼動する。
先ず、画像処理コントローラ62により、BCPU60の指令に従って撮像素子インターフェース回路61が制御されて、撮像素子ユニット54から画像データが取り込まれる。この画像データは、一時保管用メモリであるSDRAM63に取り込まれる。このSDRAM63に取り込まれた画像データは、様々な画像処理を行った後、JPEGデータに変換され、記録メディア65に保管される。
ミラー駆動機構50は、上述したように、クイックリターンミラー41をアップ(UP)位置とダウン(DOWN)位置へ駆動するための機構である。
図2は撮影光学系の光軸に沿って進入する被写体光束を説明するためのもので、(a)は光学ファインダ使用時の例を示した図、(b)はライブビュー使用時の例を示した図である。
光学ファインダ使用時は、ミラー駆動機構50によって、図2(a)に示されるように、クイックリターンミラー41がダウン位置にある時、撮影レンズ21からの光束は、クイックリターンミラー41及びサブミラー47によって、AFセンサユニット48側とペンタプリズム43側へと分割されて導かれる。
AFセンサユニット48内のAFセンサからの出力は、AFセンサ駆動回路49を介してBCPU60へ送信されて、周知の測距処理が行われる。
一方、ペンタプリズム43に隣接するアイピース44からは、撮影者が被写体を目視できる。また、上記ペンタプリズム43を通過した光束の一部は、測光センサ70から測光回路69へ導かれ、ここで検知された光量に基づいて周知の測光処理が行われる。
また、シャッタ制御回路56では、BCPU60からシャッタを駆動制御するための信号が受取られると、その信号に基づいてシャッタ52が制御される。それと共に、シャッタ制御回路56から、所定のタイミングでBCPU60にストロボ72を発光させるためのストロボ同調信号が出力される。BCPU60からは、このストロボ同調信号に基づいて、ストロボ72に発光指令信号が出力される。
更に、撮影者によって上述したカメラ操作スイッチ78の中のモード変更スイッチが操作されて、撮影モードから画像表示モードへ切り換えられると、記録メディア65に保管された画像データが読み出されて、液晶モニタ66に表示可能である。記録メディア65から読み出された画像データは、画像処理コントローラ62に於いてビデオ信号に変換され、液晶モニタ66にて出力表示される。
これに対し、ライブビュー使用時は、図2(b)に示されるように、クイックリターンミラー41がミラー駆動機構50によってアップ位置に移動される。すると、フォーカシングスクリーン42には、光束が届かなくなる。同時に、サブミラー47も折り畳まれてクイックリターンミラー41と同様にアップ位置に移動する。そのため、AFセンサユニット48には光束が届かなくなる。
このとき、クイックリターンミラー41及びサブミラー47がアップ位置に移動したことによって、光束は、シャッタ52を介して撮像素子ユニット54に導かれる。すると、撮像素子ユニット54に画像データが取り込まれ、画像処理コントローラ62にてビデオ信号に変換され、液晶モニタ66に出力表示される。これにより、撮影者は、この液晶モニタ66の表示画像から撮影した画像イメージを確認する、いわゆるライブビュー画像を確認することができる。
図3は、図1の手ブレ補正ユニット75の構成を示したブロック図である。
手ブレ補正ユニット75は、撮像素子ユニット54に接続されている。手ブレ補正制御用マイクロコンピュータ(以下、TCPUと略記する)は、BCPU60からの指示に従ってこの手ブレ補正機構75の制御を行うもので、BCPU60と電気的接続がなされている。TCPU90には、ブレ検出部91と、ブレ補正駆動回路92と、位置検出センサ95とが接続されている。そして、ブレ補正駆動回路92には、撮像素子ユニット54の位置を移動させるべく、図示されない超音波モータを内蔵したブレ補正駆動機構93が接続されている。
位置検出センサ95は、上記ブレ補正駆動機構93で移動された撮像素子ユニット54の駆動位置を検出するためのものである。そして、カメラシステムのブレは、図示されない角速度センサを有するブレ検出部91によって検出される。
このような構成に於いて、BCPU60からの指示に従ってTCPU90の動作が行われる。そして、カメラシステムのブレがブレ検出部91にて検出されて、TCPU90に入力される。TCPU90では、その信号に基づいてブレ補正量の演算が行われ、ブレ補正駆動回路92ヘブレ補正量に応じた信号が送られる。
撮像素子ユニット54は、ブレ補正駆動回路92によって生成される電気信号により、ブレ補正駆動機構93内の図示されない超音波モータによって駆動される。この撮像素子ユニット54の駆動位置は、位置検出センサ95によって検出され、更にTCPU90に送られてフィードバック制御が行われる。
次に、上述した手ブレ補正ユニットの詳細な構成について説明する。
図4は、図3のブレ補正ユニット75の詳細な構成の一例を示したブロック図である。
図4に於いて、ブレ検出部91は、カメラがヨー(YAW)方向、ピッチ(PITCH)方向にブレたときの角速度を検出する角速度センサ101a及び101bと、これらの角速度センサ101a及び101bから出力された信号を増幅する処理回路102a及び102bとを有して構成される。上記ヨー方向は、撮影レンズ21の光軸に垂直な第1の方向の軸回りの回転方向であり、ピッチ方向は第1の方向に垂直な第2の方向の軸回りの回転方向である。また、上記角速度センサ101a及び101bは、何れか一方が第1のブレ検出手段、他方が第2のブレ検出手段である。
上記処理回路102a及び102bで増幅された信号は、TCPU90内蔵のA/D変換ポートでA/D変換され、TCPU90内に入力される。流し撮りモード設定部は、カメラ操作スイッチ78の一部を構成するもので、そのオン、オフに応じてスイッチ105a及び105bが切り替えられる。撮影者によって、設定手段である流し撮りモード設定部104がオンに設定されている場合は、スイッチ105a、105bがオンになる。これにより、流し撮り検出用信号処理部106a及び106bにて、上記TCPU90に入力された信号から流し撮り方向を判定するための信号が生成される。更に、比較手段である流し撮り方向判定部107によって、流し撮り方向の判定が行われる。
一方、流し撮りモード設定部104が撮影者によってオフに設定されている場合は、スイッチ105a、105bがオフになり、流し撮り方向判定部107による判定は行われない。
また、制御手段であるブレ補正制御部108では、上記TCPU90に入力された信号を積分し、BCPU60により指示された焦点距離等のデータから、ブレ補正駆動機構93a及び93bを駆動する駆動量の演算が行われる。ブレ補正制御部108は、演算した補正量に対応する信号を、補正部を駆動するためのブレ補正駆動回路92a及び92bに入力する。これにより、第1または第2のブレ補正手段であるブレ補正駆動機構93a及び93bが駆動される。ここで、上記流し撮り方向判定部107により、流し撮り方向の判定が行われたときは、その判定結果に従ってブレ補正制御部108は、ブレ補正制御を変更する。
駆動された撮像素子ユニット54の位置は、位置検出センサ95a及び95bによって検出される。そして、この位置がブレ補正制御部108へフィードバックされて、位置制御が行われる。
次に、図5のフローチャートを参照して、本実施形態のカメラシステムに於ける撮影シーケンスの動作について説明する。尚、この撮影シーケンスの動作制御は、主にBCPU60によって行われる。
また、このカメラシステムに於けるその他の基本的な動作については周知であるので、ここでは説明を省略する。
先ず、ステップS1にて、撮影者によるカメラ操作スイッチ78内の図示されないレリーズ釦の半押し動作、すなわちファーストレリーズスイッチ(1RSW)がオンされたか否かが判定される。ここで、レリーズ釦の半押し動作が行われると、続くステップS2にて、角速度センサ101a、101bによって、ヨー方向とピッチ方向のブレ検出が開始される。
次いで、ステップS3にて、ブレ信号が流し撮り検出用信号処理部106a、106bに入力されて、ここで流し撮り成分の演算が行われる。すなわち、流し撮り成分と手ブレ成分が重畳された信号から、流し撮り成分の信号が抽出される。その方法としては、所定時間の間の平均値演算を順次行う方法や、高周波成分除去フィルタを通して信号の低周波成分だけを抽出する方法等があり、何れかの方法が用いられる。
続いて、ステップS4に於いて、ヨー方向とピッチ方向で求められたそれぞれの信号が用いられて、サブルーチン“流し撮りIAF”の処理動作が実行される。
図6は、図5のフローチャートのステップS4に於けるサブルーチン“流し撮りIAF”の詳細な動作を説明するためのフローチャートである。
尚、ここで述べられるIAFとはイメージャAFのことであり、レンズ位置を変化させながら画像のコントラスト値を取得し、その値が最大になる位置を合焦位置とするもので、上述したコントラストAFと同様のものである。
本サブルーチンに入ると、先ずステップS21に於いて、流し撮りモードであるか否かが判定される。ここで、流し撮りモードが設定されている場合はステップS22へ移行し、そうでない場合はステップS27へ移行する。
ステップS22では、マニュアルフォーカス(MF)モードか否か判定し、MFモードの場合はステップS23で合焦フラグをセットしてリターンする。一方、MFモードではない場合(AFモード)はステップS24に移行する。
ステップS22、S23については、例えば、図7(a)、(b)に示されるように、図示矢印P方向に高速で移動するレーシングカー115等の被写体に対して流し撮り撮影を行う場合、被写体の移動に合わせてAFを繰り返して撮影することは困難である。したがって、この場合は、MFモードにて予め特定の位置にピントを合わせる、いわゆる置きピンで行い、撮影は図7(a)→(b)に示されるようなパン動作を行いながら流し撮りを実行する。これにより、図7(c)に示されるように、画面120内に被写体であるレーシングカー115が捉えられる。
ステップS24では、パンまたはチルトが検出されたか否かが判定される。ここで、パンまたはチルトの何れか検出された場合はステップS25へ移行し、そうでない場合はステップS27へ移行する。
ステップS27では、流し撮りモードが設定されていない場合、及び流し撮りモードが設定されていてもパンやチルトが行われていないと判定された場合に対して、手ブレ補正方向が全ての方向に対して行われるように手ブレ補正動作方向を示すフラグ(手ブレ補正方向フラグ)が設定される。
一方、ステップS25及びS26に於いては、上記ステップS24で検出された動きがパンのみであるか、チルトのみであるか、或いは何れの方向をも含む斜め方向であるのかが判定される。その結果、カメラの動きがパンのみであった場合は、ステップS28に移行して、手ブレ補正がヨー(YAW)のみ実行されるように手ブレ補正方向フラグが設定される。また、カメラの動きがチルトのみであった場合は、ステップS29に移行して、手ブレ補正がピッチ(PITCH)のみ実行されるように手ブレ補正方向フラグが設定される。更に、カメラの動きがパン及びチルトの両方の成分が検出された場合は、ステップS30に移行して、手ブレ補正が斜め方向のみ実行されるように手ブレ補正方向フラグが設定される。
例えば、図8(a)、(b)に示されるように、図示矢印R方向に移動する電車116等の被写体に対して流し撮り撮影を行う場合は、次のようにしてAFを実行する。すなわち、被写体の電車116は比較的移動速度が遅いので、図8(a)→(b)に示されるようなパン動作を行う最中でもAFを行って、流し撮りを実行する。この場合、被写体である電車116の移動方向は図示矢印R方向、すなわちパン方向であるので、ピッチ方向のみ手ブレ補正が行われる(ステップS29)。これにより、図8(c)に示されるように、画面120内に被写体である電車116が捉えられる。
同様にして、ヨー方向のみの手ブレ補正についても考えることができる。
そして、手ブレ補正方向が斜め方向のみの例としては、図9に示されるような、被写体が斜め方向に上昇する飛行機117等が考えられる。例えば、矢印S方向に移動する被写体の飛行機117に対して、ある時点でのカメラは図9(a)、(b)、(c)に示されるようになっているものとする。ここで、(a)はカメラ10の上面図、(b)はカメラ10の左側面図、(c)はカメラ10の背面図である。この時点から流し撮り撮影を行うと、上面図については(a)から(d)に示される矢印S1 方向に、左側面図については(b)から(e)に示される矢印S2 方向に、そして背面図については(c)から(f)に示されるS方向に、それぞれカメラ10が振られる。
このときには、矢印S1 方向、矢印S2 方向にそれぞれ垂直な方向の手ブレ成分を合成した手ブレに対して手ブレ補正を行うように設定する。
こうして、斜め方向のみ手ブレ補正が行われる(ステップS30)。
次に、ステップS31にて、上述したステップS27〜S30で設定された方向に基づいて、手ブレ補正の駆動が開始される。そして、続くステップS32にて、サブルーチン“イメージャAF”が実行される。
図10は、図6のフローチャートのステップS32に於けるサブルーチン“イメージャAF”の詳細な動作を説明するためのフローチャートである。
本サブルーチンに入ると、先ずステップS41にて、撮影レンズ21の初期駆動方向の判断処理がなされる。ここでは、無限、至近の何れの方向へ撮影レンズ21を移動させるかが判断される。例えば、撮影レンズ21の現在位置がより無限側に近い位置にある場合は、至近方向に撮影レンズを移動させる。
そして、ステップS42にてAF評価値の取得が開始されると、続くステップS43にて、レンズ駆動回路25及びレンズ駆動機構24によって、撮影レンズ21の駆動が開始される。続くステップS44に於いてAF評価値が判断される。
このステップS44にて、AF評価値が増加していると判断された場合はステップS46に移行し、そうでない場合、すなわちAF評価値が減少していると判断された場合は、ステップS45に移行して撮影レンズ21の駆動方向が反転される。
尚、詳細は省くがレンズ駆動制御は、BCPU60から通信コネクタ35を介してLCPU30に送信される制御コマンドに基づいてなされる。
図11(a)は、撮影レンズのAF評価値とレンズ位置との関係を示した図である。
AF評価値とは前述のコントラスト値と同義であり、画像のボケ具合を数値化したデータである。一般的には、画像データにHPFやBPFを作用させ、その結果を累積した値が用いられる。
この場合、撮影レンズの位置は無限側から移動開始されるようになっている。そして、上述したように、AF評価値が取得開始(図中のD1)されると、AF評価値の増減によって撮影レンズ21の駆動方向が判断(図中のD2)される。図11に示される例では、撮影レンズ21は無限側からピークが存在するであろう至近側に向けて移動されている。しかしながら、撮影レンズ21が図中D1から無限側に駆動された場合は、上述したステップS44でAF評価値が減少していると判断されるので、その駆動方向が反転される。すなわち、無限側から至近側に撮影レンズ21の駆動方向が反転されることになる。
その後、ステップS46に於いて、ピーク判定(図中のD3)が行われ、続くステップS47に於いて、ピークが検出されたか否かが判定される。ここで、ピークが検出されない場合は上記ステップS46に移行して、ピークが検出されるまで上述した処理動作が繰り返される。
こうしてピークが検出された(図中のD4)ならば、ステップS48に移行して合焦位置が算出される(図中のD5)。そして、ステップS49にて、上記ステップS48で算出された合焦位置に撮影レンズ21が移動される(図中のD6)。このステップS49では、単に合焦位置駆動としているが、実際には以下のように動作している。
上述したような撮影レンズ21は、図11(b)に示されるように移動している。すなわち、AF評価値取得開始(D1)のA地点から至近側に向かって移動し、ピーク検出(D4)がなされると合焦位置が算出される(D5)。それと共に、レンズ移動方向が反転してB地点より無限側に移動する。そして、一旦ピーク位置を通過した後、再度レンズ移動方向が反転して合焦位置となるC地点に向かう。 これは、レンズ駆動機構24等に存在するバックラッシュの影響を排除し、AF評価値のピークを通過したときにレンズ位置を光学的に同一位置に正確に停止させるためである。
以上のようなレンズ動作により、撮影レンズ21は合焦位置となるC地点に到達する。
尚、ステップS49では取得したAF評価の変化によって算出した合焦位置の信頼性を求め、信頼性が低い場合は非合焦と判断し、ステップS49を実行しない。
その後、本サブルーチンを抜けて、図6のフローチャートのステップS33に移行する。
図6のフローチャートに戻ると、ステップS33にて手ブレ補正駆動終了の処理が行われる。次いで、ステップS34に於いて、合焦したか否かが判定される。ここで、合焦した場合は、ステップS35に移行して合焦フラグが“1”にセットされる。一方、合焦していない場合は、ステップS36に移行して合焦フラグが“0”にセットされる。
こうして、何れかの合焦フラグがセットされたならば、本サブルーチンを抜けて、図5のフローチャートのステップS5に移行する。
図5のフローチャートに戻って、ステップS5に於いて合焦フラグの状態が判定される。ここで、合焦フラグが“1”にセット、すなわち合焦状態であればステップS6に移行する。一方、合焦フラグが“0”にセット、すなわち合焦していない状態であれば、ステップS9に移行して非合焦の処理が行われる。
ステップS6では、再度レリーズ釦の半押し動作が判定される。ここで、撮影者がレリーズ釦の全押し動作を行うことなく半押し動作を終了した場合は、上記ステップS1へ移行してファーストレリーズスイッチの待ち状態になる。一方、ステップS6にて、レリーズ釦が半押し動作を継続していると判定された場合は、続いてステップS7にてレリーズ釦の全押し動作であるセカンドレリーズスイッチ(2RSW)の動作が判定される。ここでは、レリーズ釦が全押しされるまで待機し、全押しされたならばステップS8へ移行して、露光動作が行われる。
上記ステップS8にて露光が終了する、或いはステップS9にて非合焦処理が実行された後は、ステップS10に移行して、駆動された方向の補正部が初期位置駆動されて停止される。そして、ステップS11にてブレ検出が終了すると、本シーケンスが終了する。
このように、第1の実施形態によれば、流し撮りモードが設定されている場合のイメージャAFの精度を向上させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
上述した第1の実施形態では、カメラシステム側で流し撮りの方向を検出するようにしている。これに対し、本第2の実施形態では、撮影者がカメラシステムの流し撮り方向を設定するようにしている。
尚、この第2の実施形態に於けるカメラシステムの基本的な構成は、TCPUの構成を除いて図1乃至図3に示される第1の実施形態のカメラシステムの構成と同じであり、基本的な撮影動作についても周知のものである。したがって、これらの構成及び動作については、同一の部分には同一の参照番号を付して、その図示及び説明は省略する。
図12は、図3のブレ補正ユニット75の第2の実施形態に於ける詳細な構成の例を示したブロック図である。
図12に於いて、ブレ検出部91は、上述した第1の実施形態と同じく、角速度センサ101a及び101bと、処理回路102a及び102bとを有して構成される。これに対し、TCPU90a内は、撮影者が流し撮り方向を設定するため、図4に於けるスイッチ105a、105b、流し撮り検出用信号処理部106a、106b及び流し撮り方向判定部107は必要とせず、ブレ補正制御部108のみで構成されている。このブレ補正制御部108では、流し撮りモード設定部104にて、撮影者により設定されたモードに基いて、上記TCPU90aに入力された信号が積分される。
そして、BCPU60により指示された焦点距離等のデータから、ブレ補正制御が行われる。
図13は、各モード設定に対する撮影時動作及びIAF時動作の例を示した表である。
この場合、設定されるモードとしては、IS OFF(手ブレ補正オフ)モード、IS.1(手ブレ補正1)モード、IS.2(手ブレ補正2)モード及びIS.3(手ブレ補正3)モードがある。上記IS OFFモードは手ブレ補正を行わないモードであり、IS.1モードは通常の全方向に対する手ブレ補正を行うモードである。また、IS.2モードは画面の長辺方向に対する流し撮りに最適な手ブレ補正を行うモード、IS.3モードは画面の短辺方向に対する流し撮りに最適な手ブレ補正を行うモードである。これらの各モードが、流し撮りモード設定部104で撮影者によって設定されると、それぞれ撮影時とIAF時とで、図13の表に示されるような動作が実行される。
次に、図14のフローチャートを参照して、本発明の第2の実施形態のカメラシステムによる流し撮りモードの動作について説明する。尚、この流し撮りモードの動作制御は、TCPU90により行われる。
また、この図14のフローチャートのステップS61〜S62、及びステップS63〜S70の処理動作は、上述した図5のフローチャートのステップS1〜S2、及びステップS4〜S11と同様の動作であるので、対応するステップ番号を参照してここでの説明は省略する。
すなわち、ステップS61にてレリーズ釦の半押し動作が行われ、次いでステップS62にてブレ検出が開始される。すると、続くステップS63では、サブルーチン“流し撮りIAF”の処理動作が実行される。
図15は、図14のフローチャートのステップS63に於けるサブルーチン“流し撮りIAF”の詳細な動作を説明するためのフローチャートである。
尚、この図15のフローチャートのステップS82〜S87の処理動作は、上述した図6のフローチャートのステップS31〜S36と同様の動作であるので、対応するステップ番号を参照してここでの説明は省略する。
本サブルーチンに入ると、先ずステップS81に於いて、図13の表に従って、手ブレ補正方向が全方向に設定される。次いで、ステップS82にて手ブレ補正の駆動が開始される。そして、続くステップS83でサブルーチン“イメージャAF”が実行されると、更にステップS84〜SS87にて、手ブレ補正駆動終了、合焦判定、合焦フラグのセットがなされると、本サブルーチンを抜けて、図14のフローチャートのステップS64に移行する。
図14のフローチャートに戻ると、続くステップS64にて合焦フラグの状態が判定される。ここで、合焦状態であればステップS65〜S67にて、レリーズ釦の状態が検出された後、露光動作が行われる。一方、非合焦であればステップS68にて非合焦処理が行われる。
その後、ステップS69〜S70にて、ブレ補正部の初期位置駆動、停止がなされて、ブレ検出が終了する。
このように、第2の実施形態によれば、撮影者により流し撮りモードが設定されている場合でもイメージャAFの精度を向上させることができる。
また、上述した第1及び第2の実施形態に於いては、CCDユニット54を移動させてブレ補正を行うようにしていたが、これに限られるものではない。例えば、レンズ駆動機構等により、撮影光学系を構成する撮影レンズの一部を移動させてブレ補正を行うようにしてもよいものである。
尚、上述した実施形態では一眼レフレックスカメラを例にして説明したが、これに限られるものではない。例えば、レンズ交換できないコンパクトカメラに適用してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態以外にも、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形実施が可能である。
更に、上述した実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の適当な組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成も発明として抽出され得る。
10…カメラシステム、11…ボディユニット、12…レンズユニット、21…撮影レンズ、22…絞り、24…レンズ駆動機構、27…絞り駆動機構、30…レンズ制御用マイクロコンピュータ(LCPU)、35…通信コネクタ、41…クイックリターンミラー、42…フォーカシングスクリーン、43…ペンタプリズム、44…アイピース、47…サブミラー、48…AF(オートフォーカス)センサユニット、52…シャッタ、54…撮像素子ユニット、60…ボディ制御用マイクロコンピュータ(BCPU)、61…撮像素子インターフェース回路、62…画像処理コントローラ、63…SDRAM、65…記録メディア、66…液晶モニタ、70…測光センサ、72…ストロボ、75…手ブレ補正ユニット、76…EEPROM、78…カメラ操作スイッチ、90…手ブレ補正制御用マイクロコンピュータ(TCPU)、91…ブレ検出部、92、92a、92b…ブレ補正駆動回路、93、93a、93b…ブレ補正駆動機構、95、95a、95b…位置検出センサ、101a、101b…角速度センサ、102a、102b…処理回路、104…流し撮りモード設定部、105a、105b…流し撮りモード設定スイッチ、106a、106b…流し撮り検出用信号処理部、107…流し撮り方向判定部、108…ブレ補正制御部。
Claims (9)
- ブレを検出し、該ブレを補正する撮影装置に於いて、
撮影光学系の光軸に垂直な第1の方向の軸回りに発生するブレを検出する第1のブレ検出手段と、
上記第1の方向に垂直な第2の方向の軸回りに発生するブレを検出する第2のブレ検出手段と、
上記第1のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第1のブレ補正手段と、
上記第2のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第2のブレ補正手段と、
上記第1、第2のブレ補正手段の少なくとも一方を動作させて撮影動作を行う流し撮り撮影モードを設定する設定手段と、
上記撮影光学系を通過する光束を受光する撮像素子の出力の所定の周波数成分に基づいて、上記撮影光学系の焦点調節を行う焦点調節手段と、
上記設定手段によって流し撮り撮影モードが設定されると、当該撮影装置の移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行う制御手段と、
を具備し、
上記制御手段は、上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際に、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、流し撮り撮影動作ではないと判定した場合には、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御することを特徴とする撮影装置。 - 上記制御手段は、上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際に、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、流し撮り撮影動作と判定した場合には、当該撮影装置の流し撮りによる移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の撮影装置。
- ブレを検出し、該ブレを補正する撮影装置に於いて、
撮影光学系の光軸に垂直な第1の方向の軸回りに発生するブレを検出する第1のブレ検出手段と、
上記第1の方向に垂直な第2の方向の軸回りに発生するブレを検出する第2のブレ検出手段と、
上記第1のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第1のブレ補正手段と、
上記第2のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第2のブレ補正手段と、
流し撮り撮影を行う際の当該撮影装置の移動方向を指定し、流し撮り撮影モードを設定する設定手段と、
上記撮影光学系を通過する光束を受光する撮像素子の出力の所定の周波数成分に基づいて、上記撮影光学系の焦点調節を行う焦点調節手段と、
上記設定手段によって流し撮り撮影モードが設定されると、当該撮影装置の移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行う制御手段と、
を具備し、
上記制御手段は、上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際には、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づく第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御することを特徴とする撮影装置。 - 撮影光学系を通過する光束を受光する撮像素子と、
上記撮像素子の出力の所定の周波数成分に基づいて、上記撮影光学系の焦点調節を行う焦点調節手段と、
上記撮影光学系の光軸に垂直な第1の方向の軸回りに発生するブレを検出する第1のブレ検出手段と、
上記第1の方向に垂直な第2の方向の軸回りに発生するブレを検出する第2のブレ検出手段と、
上記第1のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第1のブレ補正手段と、
上記第2のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第2のブレ補正手段と、
上記第1、第2のブレ補正手段の少なくとも一方を動作させて撮影動作を行う流し撮り撮影モードを設定する設定手段と、
上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際に、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、流し撮り撮影動作か否かを判定する判定手段と、
上記設定手段によって流し撮り撮影モードが設定されると、流し撮り撮影の移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行わせるように制御すると共に、上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際に上記判定手段で流し撮り撮影ではないと判定された場合に、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御する制御手段と、
を具備することを特徴とする撮影装置。 - 上記制御手段は、上記判定手段にて上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際に、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、流し撮り撮影動作であると判定された場合に、上記流し撮りによる移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御することを特徴とする請求項4に記載の撮影装置。
- 撮影光学系を通過する光束を受光する撮像素子と、
上記撮像素子の出力の所定の周波数成分に基づいて、上記撮影光学系の焦点調節を行う焦点調節手段と、
上記撮影光学系の光軸に垂直な第1の方向の軸回りに発生するブレを検出する第1のブレ検出手段と、
上記第1の方向に垂直な第2の方向の軸回りに発生するブレを検出する第2のブレ検出手段と、
上記第1のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第1のブレ補正手段と、
上記第2のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第2のブレ補正手段と、
流し撮り撮影を行う際の移動方向を指定し、流し撮り撮影モードを設定する設定手段と、
上記設定手段によって流し撮り撮影モードが設定されると、流し撮りの移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行い、上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際には、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づく第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御する制御手段と、
を具備することを特徴とする撮影装置。 - 撮像光学系を有する光学系ユニットと、該光学系ユニットを取り付け可能で上記撮影光学系を通過する光束を受光する撮像素子を有する本体部と、を備えるカメラに於いて、
上記光学系ユニットは、
上記撮像素子の出力の所定の周波数成分に基づいて、上記撮影光学系の焦点調節を行う焦点調節手段
を具備し、
上記本体部は、
上記撮影光学系の光軸に垂直な第1の方向の軸回りに発生するブレを検出する第1のブレ検出手段と、
上記第1の方向に垂直な第2の方向の軸回りに発生するブレを検出する第2のブレ検出手段と、
上記第1のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第1のブレ補正手段と、
上記第2のブレ検出手段の出力に基づいてブレ補正動作を行う第2のブレ補正手段と、
上記第1、第2のブレ補正手段の少なくとも一方を動作させて撮影動作を行う流し撮り撮影モードを設定する設定手段と、
上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際に、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、流し撮り撮影動作か否かを判定する判定手段と、
上記設定手段によって流し撮り撮影モードが設定されると、流し撮り撮影の移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行わせるように制御すると共に、上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際に上記判定手段で流し撮り撮影ではないと判定された場合に、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御する制御手段と、
を具備する
ことを特徴とするカメラシステム。 - 上記制御手段は、上記判定手段にて上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際に、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、流し撮り撮影動作であると判定された場合に、上記流し撮りによる移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御することを特徴とする請求項7に記載のカメラシステム。
- 流し撮り撮影を行う際の移動方向を指定し、流し撮り撮影モードを設定する設定手段を更に具備し、
上記制御手段は、上記設定手段によって流し撮り撮影モードが設定されると、流し撮りの移動方向に垂直な方向のブレに対応する上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づいて、上記第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行い、上記焦点調節手段が焦点調節動作を実行している際には、上記第1、第2のブレ検出手段の出力に基づく第1、第2のブレ補正手段によるブレ補正動作を行うように制御することを特徴とする請求項7に記載のカメラシステム。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013195641A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Canon Inc | 像振れ補正装置およびそれを備えた光学機器、撮像装置 |
US11457148B2 (en) * | 2019-09-18 | 2022-09-27 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, imaging apparatus, and control method |
-
2008
- 2008-09-29 JP JP2008251229A patent/JP2010085440A/ja not_active Withdrawn
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