JP2010082166A - 電気掃除機 - Google Patents

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Hiromitsu Ichikawa
洋光 市川
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Abstract

【課題】延長管を床ブラシに対して容易に取り外しできるとともに、延長管を取り外した状態では接続管を傾斜状態で確実にケース体に固定できる電気掃除機を提供する。
【解決手段】床ブラシ35の接続管56に、延長管を係止するとともに、接続管56をケース体55に対して所定角度に傾けた状態では接続管56と延長管との係止を解除するレバー体を設ける。延長管を床ブラシ35に対して容易に取り外しできる。接続管56をケース体55に対して所定角度に傾けた状態で延長管を接続管56に対して取り外すことにより動作して、接続管56とケース体55とを接続管56の傾斜状態で互いに固定する固定手段89を設ける。延長管を取り外した状態では接続管56を傾斜状態で確実にケース体55に固定できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ケース体に対して一端側を回動可能に接続した接続管を有する吸込口体を備えた電気掃除機に関する。
従来、この種の電気掃除機は、電動送風機を収容した掃除機本体を備えている。この掃除機本体には、電動送風機の吸込側に連通して集塵室が形成されており、この集塵室には、集塵袋、あるいは集塵装置などの集塵部が着脱可能となっている。また、掃除機本体には、集塵室に連通する本体吸込口が開口形成されている。この本体吸込口には、ホース体、延長管および吸込口体としての床ブラシを順次連通接続可能な管部の基端側が着脱可能に接続される。床ブラシは、横長に形成されたケース体と、このケース体の後部から突出する接続管とを有している。接続管は、一端側がケース体に回動可能に接続されており、他端側が延長管の先端側に着脱可能となっている。
接続管の内部には、この接続管と延長管とを係止固定するための係止手段が配置されている。この係止手段は、一部が接続管の先端側と基端側との間の位置からこの接続管の前側へと露出してボタンとなっている。そして、床ブラシのケース体を床面上に載置した状態で、延長管に接続された状態のままこの延長管をケース体側へと傾けると、ボタンがケース体に接触して係止手段による接続管と延長管との係止が解除され、延長管が接続管から取り外されるように構成されている。
このように、床ブラシに直接作業者が触れることなく床ブラシに対して延長管を取り外し可能にした構成では、接続管がケース体に対して回動可能に軸支されているため、延長管を取り外した際に、接続管がケース体に対して倒れてしまうことがある。そして、このように接続管がケース体に対して倒れてしまうと、床ブラシに直接触れることなく延長管を取り外しできるにも拘らず、延長管を床ブラシに再度接続する際には、結局作業者が接続管を把持して(床ブラシに触れて)延長管の先端側と接続するようにしなければならず、作業性が良好でないという問題がある。
そこで、延長管の取り外しの際に傾けた接続管を、この傾斜状態で係止するための凹部をケース体に設けた構成が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2007−152034号公報(第7−9頁、図2−4)
しかしながら、上述の電気掃除機では、接続管の前側を凹部に係止しているに過ぎないので、例えば延長管を再接続する際などに、接続管に対して後方へと外力が加わると、接続管と凹部との係止が容易に外れ、接続管がケース体に対して倒れてしまうおそれがあるという問題点を有している。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、延長管を吸込口体に対して容易に取り外しできるとともに、延長管を取り外した状態では接続管を傾斜状態で確実にケース体に固定できる電気掃除機を提供することを目的とする。
本発明は、延長管の上流側に接続される吸込口体が、ケース体に対して一端側が回動可能に接続されているとともに、他端側が延長管の上流側に着脱可能に接続される接続管と、この接続管に設けられ、この接続管に延長管を係止するとともに、接続管をケース体に対して所定角度に傾けた状態ではこの接続管と延長管との係止を解除する係止解除手段と、接続管をケース体に対して所定角度に傾けた状態で延長管を接続管に対して取り外すことにより動作して、接続管とケース体とを接続管の傾斜状態で互いに固定する固定手段とを有しているものである。
本発明によれば、接続管をケース体に対して所定角度に傾けると、係止解除手段が接続管と延長管との係止を解除することにより、延長管を吸込口体に対して容易に取り外しできるとともに、延長管を接続管に対して取り外すと、固定手段が動作して接続管とケース体とを接続管の傾斜状態で互いに固定することにより、延長管を取り外した状態では接続管を傾斜状態で確実にケース体に固定できる。
以下、本発明の第1の実施の形態の電気掃除機の構成を図1ないし図8を参照して説明する。
図8において、11はいわゆるキャニスタ型の電気掃除機を示し、この電気掃除機11は、掃除機本体12と、この掃除機本体12に着脱可能に接続される管部13とを有している。
掃除機本体12は、本体ケース15を備え、この本体ケース15の内部には、図示しない隔壁が設けられている。そして、この隔壁の後側には、電動送風機17を収容する図示しない電動送風機室、および、電源コード19を出し入れ可能に巻回した図示しないコードリールを収容するコードリール室がそれぞれ区画されているとともに、隔壁の前側には、電動送風機17の吸込側に連通する本体集塵室21が区画され、この本体集塵室21に、集塵袋である紙パック、あるいはサイクロン分離装置などの集塵装置である集塵カップなどの集塵部が着脱可能に配置されている。また、隔壁には、本体集塵室21と電動送風機室とを連通する図示しない通気孔が形成されている。
本体ケース15は、例えば合成樹脂などにより形成され、上側が開口した本体下ケース25と、この本体下ケース25の上側後部である電動送風機室およびコードリール室を覆う本体上ケース26と、この本体上ケース26あるいは本体下ケース25に対して上下方向に回動可能に軸支され本体集塵室21を開閉可能とする本体蓋27とを備えている。そして、本体下ケース25の両側方には、掃除機本体12の走行用の大径の走行輪28(一方のみ図示)が回転自在に軸支されている。
本体上ケース26は、後部に、電動送風機室の下流側に連通する図示しない排気口と、電源コード19を本体ケース15の外部に導出するための図示しないコード導出口とがそれぞれ開口形成されている。
本体蓋27は、後端側が回動可能に軸支されている。また、この本体蓋27には、管部13の基端側が接続される本体吸込口29が形成されている。したがって、この本体吸込口29は、本体ケース15の前部に位置している。
また、管部13は、掃除機本体12に接続される基端側に対して先端側が前方へ屈曲した接続管部31と、この接続管部31の先端側に連通する可撓性を有する蛇腹状のホース体32と、このホース体32の先端側に設けられた手元操作部33と、この手元操作部33の先端側に着脱可能に接続される延長管34と、この延長管34の先端側に着脱可能に接続される吸込口体としての床ブラシ35とを備えている。
手元操作部33には、把持部37がホース体32側へと突出し、この把持部37には、電動送風機17の設定操作用の設定ボタン38が複数設けられている。
延長管34は、延長管本体41,42と、延長管本体42の先端(上流側)に着脱可能な補助清掃体43とを備えている。
一方の延長管本体41は、手元操作部33の先端側(上流側)に接続されるものである。
他方の延長管本体42は、一方の延長管本体41の先端側(上流側)に基端側が挿入され、一方の延長管本体41に対する先端側(上流側)の突出量を可変させることにより、延長管34を伸縮可能としている。
補助清掃体43は、図4および図5などに示すように、他方の延長管本体42の先端側(上流側)に接続される清掃体本体45と、この清掃体本体45の先端側に取り付けられた補助ブラシ46とを有している。また、清掃体本体45には、補助清掃体43を延長管34の他方の延長管本体42の先端側(上流側)に対して取り外し可能にする取外操作部である解除ボタン47が設けられている。
補助ブラシ46は、清掃体本体45に揺動可能に軸支される環状の保持枠51を備え、この保持枠51の先端側の平坦状の端面51aに、複数のブラシ毛部52が植毛されている。また、保持枠51の先端側の端面51aには、ブラシ毛部52の内方の位置に、円柱状の突起部53が形成されている。
各ブラシ毛部52は、弾力性を有する合成樹脂などにより形成された複数のブラシ毛52aが纏められて構成され、保持枠51の先端側の端面51aに互いに略等間隔に離間されて配置されている。
突起部53は、保持枠51の先端側の端面51aに対してブラシ毛部52よりも小さい突出量となっており、ブラシ毛部52により被掃除面を掃除する際の邪魔とならないように構成されている。
また、床ブラシ35は、吸込口本体であるケース体55と、このケース体55の後部中央部に突設された接続管56とを備えている。
ケース体55は、横長に形成され、上側が開放された下ケース61と、この下ケース61の上側を覆って取り付けられる上ケース62と、これら下ケース61および上ケース62により挟持される緩衝部材であるバンパ63と、上ケース62の前部に取り付けられた前部カバー64とを有している。
下ケース61には、図示しないが、床面に対向する下面の前部に吸込口が横長に開口形成され、この吸込口には、回転清掃体としての回転ブラシが回転自在に設けられている。そして、吸込口は、ケース体55内で接続管56と連通している。
上ケース62は、下ケース61の上側を閉塞し、吸込口に連通する吸気室を下ケース61との間に区画している。また、この上ケース62の前部には、前部カバー64を取り付け可能な横長の切欠部66が切り欠き形成されている。さらに、この上ケース62の後部には、接続管56の基端側に対向し上側が下側に対して前方へと傾斜した当接面である傾斜当接面67が形成されている。そして、この上ケース62の後部の上面には、孔部68が形成されている。
孔部68は、図1ないし図3に示すように、上ケース62(ケース体55)の左右幅方向の中心位置に対して一側方に偏った位置に丸孔状に形成されている。また、この孔部68の縁部の全周には、孔部68の内方に向けて下方へと傾斜したガイド部としての傾斜面69が形成されている。したがって、この孔部68は、開口側がすり鉢状に形成されている。
前部カバー64は、吸込室の前方を覆うもので、上端側が上ケース62の切欠部66に回動可能に軸支され、下端側が自由端状となっている。
一方、接続管56は、筒状の接続管本体71と、この接続管本体71のケース体55側の端部を軸支する回動接続部72とを有している。
接続管本体71は、床ブラシ35を延長管34の上流側に連通接続した状態で、延長管34の補助清掃体43の上流側に挿入される部分である。また、この接続管本体71の前部には、カバー部74が取り付けられており、このカバー部74と接続管本体71との間に、収容空間部75,76が左右幅方向に並んでそれぞれ区画されている。
カバー部74は、ケース体55側から延長管34側へと拡開状に傾斜した拡開部78と、この拡開部78の上側に形成された段差部79とを備えている。また、このカバー部74の上部には、端子81が突出している。この端子81は、ホース体32を本体吸込口29に接続し、このホース体32に延長管34と床ブラシ35とを順次連通接続した状態で、設定ボタン38および掃除機本体12(図8)内の図示しない制御回路などから送信される信号を床ブラシ35内へと伝達するものである。
拡開部78には、一方の収容空間部75とカバー部74の外部とを連通する連通孔82が開口形成されている。この連通孔82は、傾斜当接面67に対向する位置に形成されている。
段差部79は、接続管56に延長管34の上流側を接続した状態で、この延長管34の補助清掃体43のブラシ毛部52が対向する部分であり、接続管本体71の延長管34側の端部よりも下側に位置している。
一方の収容空間部75は、接続管56の左右幅方向の中心位置を含む位置に形成されている。この一方の収容空間部75内には、図4および図5に示すように、延長管34と床ブラシ35とを互いに係止するとともにこの係止を解除可能な係止解除手段としてのレバー体85が収容されている。
レバー体85は、一方の収容空間部75内で前後方向に回動可能に軸支された被軸支部85aと、この被軸支部85aから互いに反対方向である上下に突出した長尺状の腕部85b,85cと、上側の腕部85bの先端に一体に形成された係止爪部85dと、下側の腕部85cの先端に一体に形成されたボタン部85eとを有している。
被軸支部85aは、図示しないトーションばねなどの付勢手段により、回動方向、例えば図4および図5に示す時計回り方向に付勢されている。
係止爪部85dは、上側の腕部85bの先端から後方へと突出しており、先端部が延長管34の接続管本体71の前部から前方へと突出する被係止部87の上側に係合されることで、延長管34を接続管56に係止可能である。また、係止爪部85dの先端部の上部には、接続管本体71側に向けて下方へと傾斜した傾斜面部85fが形成されている。この傾斜面部85fは、一旦接続管56から取り外した延長管34を再度接続管56に接続する際に被係止部87の下端部が当接することで、付勢手段の付勢に抗してレバー体85を、被軸支部85aを中心として反時計回り方向へと回動させるものである。
ボタン部85eは、連通孔82からカバー部74の前方へと突出しており、接続管56をケース体55に対して前方へと所定角度に傾けた状態でケース体55側の傾斜当接面67と当接することで、レバー体85を付勢手段の付勢に抗して被軸支部85aを中心として反時計回り方向へと回動させることが可能となっている。
また、他方の収容空間部76は、カバー部74の一側部から前方へと突出して一体に形成された区画壁部88により一方の収容空間部75の一側部に並んで区画されている。そして、この他方の収容空間部76内には、図1および図2に示すように、ケース体55と接続管56とを、この接続管56の傾斜状態で互いに固定可能な固定手段89の一部が収容されている。
区画壁部88は、段差部79の端面79aの一部を形成する上部に、他方の収容空間部76と区画壁部88の外部とを連通する上部連通孔91が開口形成されている。この上部連通孔91の周縁部には、ガイドリブ91aが形成されている。また、区画壁部88の下部には、ケース体55の上ケース62の孔部68の上方に対向可能な位置に、他方の収容空間部76と区画壁部88の外部とを連通する下部連通孔92が開口形成されている。
また、固定手段89は、他方の収容空間部76内の上側に位置する当接突出部としての上部ピン94と、他方の収容空間部76内で上部ピン94の下側に位置する伝達部材であるアーム95と、他方の収容空間部76内でアーム95の下側に位置する突出部としての下部ピン96と、ケース体55側に形成された上記傾斜面69を含む孔部68とにより構成されている。
上部ピン94は、略円柱状に形成されており、上部連通孔91に挿通されて上端側が段差部79から上方へと突出し、ガイドリブ91aにより上下動可能にガイドされている。また、この上部ピン94の他方の収容空間部76内に位置する下端側には、上部ピン94の抜け止め用の鍔部94aが形成されている。
アーム95は、左右幅方向に沿って軸方向を有するアーム軸部95aと、このアーム軸部95aから互いに反対方向である前後へとそれぞれ突出したアーム突出部95b,95cとを一体に有している。
アーム軸部95aは、他方の収容空間部76内で両端部が回動可能に軸支されている。また、このアーム軸部95aは、図示しないトーションばねなどのアーム付勢手段により、回同方向、例えば図1および図2に示す反時計回り方向へと付勢されている。
前側のアーム突出部95bは、下部ピン96の上端と接触している。
後側のアーム突出部95cは、上部ピン94の下端と接触している。
下部ピン96は、略円柱状に形成されており、下部連通孔92に挿通されて先端側である下端側が区画壁部88から下方へと突出して、孔部68に挿入可能となっている。また、この下部ピン96の他方の収容空間部76内に位置する上端側は、区画壁部88に形成された保持部である保持板部98のガイド孔98aに挿通されている。さらに、この下部ピン96の軸方向の中心域には、下部ピン96の抜け止め用の鍔状のストッパ部96aが形成されている。そして、このストッパ部96aと保持板部98との間には、下部ピン96を軸方向に付勢するための突出部付勢手段としてのコイルばね99が配置されている。
なお、収容空間部75,76は、互いに連通した一体の空間部であってもよい。
また、回動接続部72は、ケース体55に対して周方向に回動可能に取り付けられている。このため、床ブラシ35は、延長管34に対して相対的に周方向に回動するとともに、径方向に揺動する。
次に、上記第1の実施の形態の動作を説明する。
掃除をする際には、まず、掃除機本体12の本体蓋27を開けて本体集塵室21を露出させ、集塵部を本体集塵室21に取り付けた後、本体蓋27を閉じる。
さらに、本体吸込口29に管部13を連通接続し、電源コード19を掃除機本体12から引き出して図示しないコンセントに接続し、把持部37を把持して所定の設定ボタン38を操作することで、制御回路などにより電動送風機17を所定の動作モードで駆動させる。
そして、作業者は、床ブラシ35を床面上で前後に走行させて床面の塵埃を床ブラシ35の先端部から空気とともに吸い込む。
この吸い込まれた空気は、吸込風となり、床ブラシ35、延長管34、ホース体32および本体吸込口29を経由して本体集塵室21に流入し、集塵部内に吸い込まれて塵埃が捕集される。この塵埃が捕集された吸込風は、電動送風機17に吸い込まれ、この電動送風機17を通過して排気風となり、本体ケース15の図示しない排気口から掃除機本体12の外部へと排気される。
また、例えば床面以外の壁部、あるいは壁部に設置されたエアコンなどを掃除する場合には、補助ブラシ46を使用する。
すなわち、図6に示すように、作業者は、床ブラシ35を床面上に載置して把持部37を把持した状態で、床ブラシ35を中心として延長管34が床ブラシ35に対して側面視で例えば90°よりも小さい所定角度、すなわち鋭角状となるように把持部37を前方へと傾けると、図4に示すように、レバー体85のボタン部85eがケース体55の傾斜当接面67に当接して押される。このため、レバー体85が被軸支部85aを中心として付勢手段の付勢に抗して反時計回り方向へと回動することで、レバー体85の係止爪部85dが前方へと移動して被係止部87との係合が外れ、延長管34が接続管56に対して取り外し可能な状態となる。すなわち、レバー体85によるロックが解除される。
この後、作業者は、図7に示すように、延長管34を把持部37とともに引き上げて延長管34を接続管56から取り外し、先端の補助ブラシ46により掃除をする。
この延長管34の取り外しに伴い、図1に示すように、延長管34の先端側に位置する突起部53が上部ピン94から離間されてこの上部ピン94の下方への押圧が解除されるため、アーム95がアーム付勢手段の付勢によってアーム軸部95aを中心として反時計回り方向へと回動し、後側のアーム突出部95cが上部ピン94を上方へと押し上げるとともに、前側のアーム突出部95bが、コイルばね99を付勢に抗して圧縮しながら下部ピン96を下方へと押し下げる。
この結果、下部ピン96の下部が下部連通孔92から下方へと突出し、この下部ピン96の下端側が、下部連通孔92の下方に対向するケース体55の孔部68の傾斜面69によりガイドされつつ、この孔部68に挿入係止され、ケース体55と接続管56とが、この接続管56の傾斜状態で互いに固定される。
また、延長管34と床ブラシ35とを再度接続する際には、延長管34を床ブラシ35の接続管56に位置合わせして延長管34を押し込むと、被係止部87の下部がレバー体85の傾斜面部85fに当接し、このレバー体85が被軸支部85aを中心として付勢手段の付勢に抗して反時計回り方向に回動し、被係止部87が係止爪部85dの下部まで押し込まれると付勢手段の付勢によりレバー体85が被軸支部85aを中心として時計回り方向に復帰回動して、図5に示すように、係止爪部85dが被係止部87の上部に係合し、接続管56の接続管本体71が延長管34の補助清掃体43に挿入されて延長管34と床ブラシ35とが連通接続される。
同時に、延長管34の押し込みに伴い、延長管34の先端側(上流側)に位置する突起部53が上部ピン94の上部に接触してこの上部ピン94を、アーム付勢手段の付勢に抗して下方へと押圧することで、この上部ピン94の下端が後側のアーム突出部95cを下方へと押し下げるので、アーム95がアーム軸部95aを中心として時計回り方向へと回動し、かつ、圧縮されたコイルばね99の弾性復帰により下部ピン96が上方へと移動する。
この結果、図2に示すように、下部ピン96がケース体55の孔部68から抜き取られ、ケース体55と接続管56との傾斜状態での固定が解除される。
上述したように、上記第1の実施の形態によれば、接続管56をケース体55に対して所定角度に傾けると、レバー体85が接続管56と延長管34との係止を解除することにより、延長管34を床ブラシ35に対して容易に取り外しできるとともに、延長管34を接続管56に対して取り外すと、接続管56から固定手段89の下部ピン96が突出してケース体55の孔部68に係止されて、接続管56とケース体55とを接続管56の傾斜状態で互いに固定することにより、延長管34を取り外した状態では接続管56を傾斜状態で確実にケース体55に固定できる。
そして、延長管34を取り外した状態では接続管56を傾斜状態で確実にケース体55に固定できるので、延長管34を接続管56に対して容易に位置合わせでき、延長管34を接続管56に対して容易に再接続できる。
この結果、把持部37を把持したままの状態で延長管34に対して床ブラシ35を容易に着脱でき、着脱の作業性が良好であるとともに、比較的汚れている床ブラシ35に作業者が手を触れずに済み、衛生性が良好になる。
また、固定手段89を、ケース体55の上部に形成した孔部68と、延長管34を接続管56から取り外した状態でケース体55側へと突出して孔部68に下端側が挿入される下部ピン96と、下部ピン96の下端側を孔部68へとガイドする傾斜面69とで構成することにより、固定手段89を容易に構成できるとともに、下部ピン96の下端側が傾斜面69により孔部68へとガイドされるので、延長管34を接続管56から取り外して下部ピン96を突出させたときに、この下部ピン96の下端側を確実に孔部68に挿入させて、接続管56とケース体55とを固定できる。
さらに、孔部68の内方へと傾斜した傾斜面69を、下部ピン96の下端側を孔部68へとガイドするガイド部とすることにより、下部ピン96の下端側を孔部68へとガイドする構成を容易に形成できる。
次に、第2の実施の形態を図9を参照して説明する。なお、上記第1の実施の形態と同様の構成および作用効果については、同一符号を付してその説明を省略する。
この第2の実施の形態は、上記第1の実施の形態の孔部68の傾斜面69に代えて、ガイド部としてのリブ101,101を設けるものである。
リブ101,101は、下部ピン96の下端側を孔部68へとガイドするもので、ケース体55の上ケース62の孔部68の左右幅方向両側から、前後方向、すなわち接続管56の傾き方向に沿ってそれぞれ延びて形成されており、互いに略平行となっている。
そして、作業者が、床ブラシ35を床面上に載置して把持部37を把持した状態で、床ブラシ35を中心として延長管34が床ブラシ35に対して側面視で例えば90°よりも小さい所定角度、すなわち鋭角状となるように把持部37を前方へと傾けることで、レバー体85によるロックが解除されると、作業者は、引き続いて延長管34を把持部37とともに引き上げて延長管34を接続管56から取り外す。
この延長管34の取り外しにより下部連通孔92から下方へと突出した下部ピン96の下端が、例えば孔部68の前方の位置など、孔部68に対して若干ずれている場合でも、接続管56がケース体55に対して傾いた状態から自重によってわずかに後方へと回動することで、下部ピン96がリブ101,101間でこれらリブ101,101により孔部68へとガイドされてこの孔部68に挿入され、ケース体55と接続管56とが、接続管56の傾斜状態で互いに固定される。
このように、下部ピン96の下端側を孔部68へとガイドするリブ101,101を設けることにより、延長管34を接続管56から取り外して下部ピン96を突出させたときに、この下部ピン96の下端側を確実に孔部68に挿入させて、接続管56とケース体55とを固定できる。
なお、上記各実施の形態の傾斜面69とリブ101とを併用してもよい。
また、上記各実施の形態において、固定手段89は、接続管56をケース体55に対して所定角度に傾けた状態で延長管34を接続管56に対して取り外すことにより動作して、接続管56とケース体55とを接続管56の傾斜状態で互いに固定する構成であれば、上記構成に限定されるものではなく、例えば接続管56側でなく、ケース体55側に設けてもよい。
さらに、延長管34は、補助清掃体43を備えるものとしたが、このような補助清掃体43を備えない構成としてもよい。
同様に、延長管34は、延長管本体41,42により伸縮する伸縮延長管としたが、伸縮しないものでもよい。
本発明の第1の実施の形態の電気掃除機の固定手段による接続管とケース体との固定状態を示す側面断面図である。 同上固定手段による接続管とケース体との固定状態を解除した状態を示す側面断面図である。 同上電気掃除機の吸込口体を示す斜視図である。 同上電気掃除機の係止解除手段による延長管と接続管との係止を解除した状態を示す側面断面図である。 同上係止解除手段による延長管と接続管との係止状態を示す側面断面図である。 同上延長管を傾けた状態を示す側面図である。 同上延長管を接続管から取り外した状態を示す側面図である。 同上電気掃除機を示す斜視図である。 本発明の第2の実施の形態の電気掃除機の吸込口体近傍を示す斜視図である。
符号の説明
11 電気掃除機
12 掃除機本体
13 管部
17 電動送風機
34 延長管
35 吸込口体としての床ブラシ
55 ケース体
56 接続管
68 孔部
69 ガイド部としての傾斜面
85 係止解除手段としてのレバー体
89 固定手段
96 突出部としての下部ピン
101 ガイド部としてのリブ

Claims (3)

  1. 電動送風機を収容した掃除機本体と、
    前記電動送風機の吸込側に連通して前記掃除機本体に接続される管部とを具備し、
    前記管部は、
    延長管と、
    この延長管の上流側に接続される吸込口体とを備え、
    前記吸込口体は、
    ケース体と、
    このケース体に対して一端側が回動可能に接続されているとともに、他端側が前記延長管の上流側に着脱可能に接続される接続管と、
    この接続管に設けられ、この接続管に前記延長管を係止するとともに、前記接続管を前記ケース体に対して所定角度に傾けた状態ではこの接続管と前記延長管との係止を解除する係止解除手段と、
    前記接続管を前記ケース体に対して所定角度に傾けた状態で前記延長管を前記接続管に対して取り外すことにより動作して、前記接続管と前記ケース体とを前記接続管の傾斜状態で互いに固定する固定手段とを有している
    ことを特徴とした電気掃除機。
  2. 固定手段は、
    ケース体の上部に形成された孔部と、
    延長管を接続管から取り外した状態で前記ケース体側へと突出可能に設けられ、前記孔部に先端側が挿入されて前記接続管と前記ケース体とを互いに固定する突出部と、
    前記突出部の先端側を前記孔部へとガイドするガイド部とを備えている
    ことを特徴とした請求項1記載の電気掃除機。
  3. ガイド部は、孔部の周縁部に、この孔部の内方へと傾斜して形成された傾斜面である
    ことを特徴とした請求項2記載の電気掃除機。
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