JP2010081784A - ブラシレス電気機械及びそれを備える装置 - Google Patents

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啓佐敏 竹内
Kazuyoshi Nakamura
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Abstract

【課題】ブラシレス電気機械における磁場の利用効率を向上させる技術を提供する。
【解決手段】ブラシレス電気機械は、N組(Nは2以上の整数)の電磁コイル群(12)を有する第1の部材(10)と、N+1組の磁場形成部材群(32)を有し、所定の移動方向に沿って第1の部材(10)に対して相対的に移動可能な第2の部材(30)と、を備える。移動方向と垂直な方向に沿って、電磁コイル群(12)と磁場形成部材群(32)が1組ずつ交互に配置されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、永久磁石と電磁コイルとを利用したブラシレス電気機械(brushless electric machine)に関する。
永久磁石と電磁コイルとを利用したブラシレス電気機械としては、例えば下記の特許文献1に記載されたブラシレスモータが知られている。
図21は、従来のブラシレスモータの構成の一例を示す概念図である。このブラシレスモータは、電磁コイル列12と磁石列32とを備えている。磁石列32の近傍には、磁場が例示されている。従来のブラシレスモータでは、永久磁石による磁場が開放状態にあるため、電磁コイル列12による磁場の利用効率がかなり低いという問題があった。このような問題はモータに限らず発電機にも共通する問題であり、一般にブラシレス電気機械に共通する問題であった。
特開2001−298982号公報
本発明は、ブラシレス電気機械における磁場の利用効率を向上させる技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
ブラシレス電気機械であって、
N組(Nは1以上の整数)の電磁コイル群を有する第1の部材と、
少なくとも1組の永久磁石群を含むN+1組の磁場形成部材群を有し、所定の移動方向に沿って前記第1の部材に対して相対的に移動可能な第2の部材と、
を備え、
前記移動方向と垂直な方向に沿って、前記電磁コイル群と前記磁場形成部材群
この構成によれば、任意の1組の電磁コイル群が2組の磁場形成部材群に挟まれているので、電磁コイルの位置における磁場を強めることができ、磁場の利用効率を向上させることができる。また、電磁コイル群と、永久磁石群などで構成される磁場形成部材群が1組ずつ交互に配置されているので、磁場形成部材群の間に複数組の電磁コイル群が配置されている場合に比べて磁場形成部材群同士の距離を短くすることができる。この結果、永久磁石による磁場の利用効率を高め、トルクを増大させることができる。
[適用例2]
適用例1記載のブラシレス電気機械であって、
前記N+1組の磁場形成部材群は、すべて永久磁石群である、ブラシレス電気機械。
この構成によれば、N+1組の磁場形成部材群がすべて永久磁石群なので、電磁コイル群の位置に強い磁場を発生させることができ、高トルクを発生できる。
[適用例3]
適用例2記載のブラシレス電気機械であって、
前記整数Nは2以上である、ブラシレス電気機械。
この場合には、上述したトルク増大の効果が顕著である。
[適用例4]
適用例2又は3記載のブラシレス電気機械であって、
各電磁コイルは、前記第1と第2の部材を貫通する方向に平行で前記移動方向に垂直な軸の回りにそれぞれ巻き回されており、
前記N+1組の永久磁石群のうち、隣接する任意の2組の永久磁石群同士は、1組の電磁コイル群を挟んで異なる磁極同士が対面するように配置されている、ブラシレス電気機械。
この構成では、1組の電磁コイル群を挟んで異なる磁極同士が対面するように配置されているので、電磁コイル群の位置における磁場がほぼ直線的となり、磁場の利用効率を向上させることができる。
[適用例5]
適用例2又は3記載のブラシレス電気機械であって、
各電磁コイルは、前記第1と第2の部材を貫通する方向に垂直で前記移動方向に平行な軸の回りに巻き回されており、
前記N+1組の永久磁石群のうち、隣接する任意の2組の永久磁石群同士は、1組の電磁コイル群を挟んで同じ磁極同士が対面するように配置されている、ブラシレス電気機械。
この構成では、個々の電磁コイルが巻き回されている軸から見て、一方の側にある永久磁石に近い第1のコイル部分と、他方の側にある永久磁石に近い第2のコイル部分とを想定することができる。このとき、第1と第2のコイル部分から、同じ方向の駆動力が発生するので、電磁コイルを効率よく利用することが可能である。
[適用例6]
適用例1ないし5のいずれかに記載のブラシレス電気機械であって、さらに、
前記第1の部材に設けられて前記第1と第2の部材の相対位置を検出する位置センサと、
前記位置センサの出力信号を利用して、前記ブラシレス電気機械の動作を制御する制御回路と、
を備えるブラシレス電気機械。
なお、本発明は、種々の形態で実現することが可能であり、例えば、ブラシレスモータ、ブラシレス発電機、それらの制御方法(又は駆動方法)、それらを用いたアクチュエータ又は発電装置等の形態で実現することができる。
本発明の第1実施形態としての2相ブラシレスモータの構成と動作を示す説明図である。 第1実施形態の変形例としてのモータ本体の構成を示す説明図である。 スロットヨーク付きの電磁コイルの製造方法の例を示す説明図である。 第1実施形態の他の変形例としての3相ブラシレスモータ構造を示す説明図である。 図1に示したモータ構造を利用した2相回転式モータを示す断面図である。 図5に示したモータの組み立て方法の一例を示す説明図である。 図5に示した2相回転式モータの変形例を示す断面図である。 図5に示した2相回転式モータの他の変形例を示す断面図である。 第1実施形態による3相回転式モータを示す断面図である。 第1実施形態によるリニアモータの構成を示す断面図である。 本発明の第2実施形態としてのブラシレスモータの構成と動作を示す説明図である。 図11に示したモータ構造を利用した2相回転式モータを示す断面図である。 第2実施形態によるリニアモータの構成を示す断面図である。 ブラシレス電気機械の制御回路の構成を示すブロック図である。 駆動ドライバ部の構成を示す回路図である。 回生制御部の内部構成を示す回路図である。 本発明の適用例によるモータを利用したプロジェクタを示す説明図である。 本発明の適用例によるモータを利用した燃料電池式携帯電話を示す説明図である。 本発明の適用例によるモータ/発電機を利用した移動体の一例としての電動自転車(電動アシスト自転車)を示す説明図である。 本発明の適用例によるモータを利用したロボットの一例を示す説明図である。 従来のブラシレスモータの構成の一例を示す概念図である。
次に、本発明の実施の形態を以下の順序で説明する。
A.第1実施形態:
B.第2実施形態:
C.駆動回路の構成:
D.変形例:
A.第1実施形態:
図1(A)〜(C)は、本発明の第1実施形態としてのブラシレスモータの構成と動作を示す説明図である。このモータのモータ本体は、相対的に移動可能な第1の部材10と第2の部材30とを有している。例えば、第1の部材10はステータであり、第2の部材30はロータである。図1の説明では、第1の部材10を「ステータ部10」と呼び、第2の部材30を「ロータ部30」と呼ぶ。
ロータ部30は、上部ロータ部30Uと、中央ロータ部30Mと、下部ロータ部30Lとを含んでいる。3つのロータ部30U,30M,30Lは互いに連結されており、所定の移動方向MD(図1(A)では左右方向)に沿って一緒に移動する。各ロータ部30U,30M,30Lには、複数の永久磁石32で構成される永久磁石群(「永久磁石列」とも呼ぶ)が1組ずつ配置されている。各永久磁石32は、ロータ部30の移動方向MDに垂直な方向に磁化されている。また、同一組の永久磁石群に属する永久磁石32は、ロータ部30の移動方向MDに沿って配置されている。なお、中央ロータ部30Mには磁気ヨークを設けないことが好ましく、上部ロータ部30Uと下部ロータ部30Lの外側の面には、強磁性体製の磁気ヨーク34をそれぞれ設けることが好ましい。磁気ヨーク34は、電磁コイルの位置における磁場をより強めるとともに、モータ外部への磁場の漏洩を低減することが可能である。但し、磁気ヨーク34は省略してもよい。なお、永久磁石32として極異方性磁石を用いることができ、この場合に磁気ヨーク34を省略可能である。
ステータ部10の支持部材16の上には、A相の電磁コイル12Aと、B相の電磁コイル12Bとが配置されている。より具体的に言えば、複数のA相の電磁コイル12Aは、上部ロータ部30Uと中央ロータ部30Mとの間に配置されており、また、複数のB相の電磁コイル12Bは、中央ロータ部30Mと下部ロータ部30Lとの間に配置されている。各電磁コイル12A,12Bは、ステータ部10とロータ部30とを貫通する方向(図の上下方向)に平行で、移動方向MDに垂直な方向の軸の回りに巻き回されている。ステータ部10には、さらに、A相用の磁気センサ40AとB相用の磁気センサ40Bとが設けられている。磁気センサ40A,40Bは、ロータ部30の位置(すなわちモータの位相)を検出するためのものである。なお、これらのセンサ40A,40Bを以下では「A相センサ」及び「B相センサ」とも呼ぶ。なお、磁気センサの代わりに、エンコーダなどの他の種類の位置センサを利用してもよい。
複数の永久磁石32は、それぞれ一定の磁極ピッチPmで配置されている。A相コイル12Aは、一定のピッチPcで配置されており、隣接するコイル同士が逆向きに励磁される。B相コイル12Bも同様である。本実施形態では、磁極ピッチPmはコイルピッチPcに等しく、電気角でπに相当する。なお、電気角の2πは、駆動信号の位相が2πだけ変化したときに移動する機械的な角度又は距離に対応づけられる。本実施形態では、駆動信号の位相が2πだけ変化すると、ロータ部30が磁極ピッチPmの2倍だけ移動する。また、A相コイル12Aと、B相コイル12Bは、位相がπ/2だけずれた位置に配置されている。
このモータ本体では、ロータ部30の移動方向MDに垂直な方向(図1の上下方向)に沿って、永久磁石群と電磁コイル群が1組ずつ交互に配置されている。すなわち、図1(A)の上から順に、上部ロータ部30U上の1組の永久磁石群32と、A相コイル群12Aと、中央ロータ部30M上の1組の永久磁石群32と、B相コイル群12Bと、下部ロータ部30L上の1組の永久磁石群32とが配置されている。また、3つのロータ部30U,30M,30Lの永久磁石32は、1組の電磁コイル群を挟んで、異なる磁極(N極とS極)が対面するように配置されている。この結果、上下に隣接する磁石32同士の間の磁場は、図1(A)の右端に示すように、ほぼ直線状の磁力線で表されるものとなり、これらの永久磁石32の間で閉じたものとなる。このような閉じた磁場は、図19に示した開放された磁場に比べて強いことが理解できる。この結果、磁場の利用効率が高まり、モータ効率を向上させることが可能である。また、本実施形態では、1相分の1組の電磁コイル群は、2組の永久磁石群で挟まれている。この構成は、2組の永久磁石群の間に2組の電磁コイル群を両方とも配置する場合に比べて、2組の永久磁石群同士の距離をより短くすることが可能である。この結果、電磁コイルの位置における磁場をより強めることができ、トルクを増大させることが可能である。
図1(A)〜(C)は、本実施形態によるブラシレスモータの正転動作の様子を示している。図1(A)は、位相が0での状態を示している。位相が0となるタイミングでは、B相コイル12Bの励磁方向が反転するので、B相コイル12Bのコイル部分のハッチングが省略されている。図1(B)は、位相がπ/2での状態を示している。位相がπ/2となるタイミングでは、A相コイル12Aの励磁方向が反転するので、A相コイル12Aのコイル部分のハッチングが省略されている。図1(C)は、位相がπでの状態を示している。位相がπとなるタイミングでは、B相コイル12Bの励磁方向が再び逆転する。このように、位相がπ/2進むたびに、A相コイル12AとB相コイル12Bの一方の励磁方向が交互に切り替わる。なお、位相がπ以降の動作も同様なので、説明を省略する。また、コイルに流れる電流を逆転させれば、モータを反転させることも可能である。
図2は、第1実施形態の変形例としてのモータ本体の構成を示す説明図である。このモータ本体は、図1に示したモータ本体において、スロットヨーク付きの電磁コイル12A,12Bを採用した構成を有している。すなわち、図2では、個々の電磁コイル12A,12Bは、スロットヨーク14の回りに巻き回されている。図1のようなスロットヨークのないコアレスモータの駆動原理は、フレミングの左手の法則に基づいており、一方、図2のようなスロットヨーク付きのモータの駆動原理は、右ネジの法則に基づいているという違いがある。
図3は、スロットヨーク付きの電磁コイルの製造方法の例を示す説明図である。図3(A)の例では、スロットヨーク14が第1のヨーク部14aと第2のヨーク部14bとに分割されている。第1のヨーク部14aは、コア部分14cを有しており、コア部分14cの中央に第2のヨーク部14bと嵌合する嵌合穴が形成されている。コア部分14cの回りには、コイル12が巻き回される。この状態で、第2のヨーク部14bを第1のヨーク部14aに嵌合させることによって、スロットヨーク付き電磁コイルが完成する。図3(A)では、第2のヨーク部14bの両端がスロープ状になっている。一方、図3(B)では、第2のヨーク部14bの両端が直線的な平板状になっている点で図3(A)の構成と若干異なっている。
図4は、第1実施形態の他の変形例としての3相ブラシレスモータ構造を示す説明図である。図1(A)の構造と比較すれば理解できるように、図4の構造では、ステータ部10は、A相コイル群12AとB相コイル群12BとC相コイル群12Cの3組のコイル群と、各相用の磁気センサ40A,40B,40Cを有している。また、ロータ部30は、上部ロータ部30Uと、2つの中央ロータ部30Mと、下部ロータ部30Lとを有している。
図4のモータ構造においても、ロータ部30の移動方向MDに垂直な方向に沿って、永久磁石群と電磁コイル群が1組ずつ交互に配置されている。また、4つのロータ部30U,30M,30M,30Lの磁石32は、1組の電磁コイル群を挟んで、互いに異なる磁極(S極とN極)が対面するように配置されている。さらに、1相分の1組の電磁コイル群は、2組の永久磁石群で挟まれている。この構成では、2組の永久磁石群同士の距離を短くすることができ、トルクを増大させることが可能である。
図5(A)〜(C)は、図1に示したモータ構造を利用した回転式モータを示す断面図である。図5(A)は、モータ本体100の縦断面を示している。ロータ部30は回転軸110に固定されており、3つのロータ部30U,30M,30Lが同時に回転する。各磁石32の磁化方向は、回転軸110と平行な方向である。
図5(B)は、中央ロータ部30Mの水平断面図である。中央ロータ部30Mは、それぞれ略扇状の形状を有する4つの永久磁石32を有している。上部ロータ部30Uと下部ロータ部30Lも、中央ロータ部30Mと同じ構成を有しているので図示を省略する。図5(C)は、ステータ部10の水平断面図である。ステータ部10は、図5(A)に示すように、複数のA相コイル12Aと、複数のB相コイル12Bと、これらのコイル12A,12Bとを有しているが、図1(C)では、A相コイル12Aの部分のみを示している。この例では、A相コイル12Aは4つ設けられており、それぞれ略扇状の形状に巻かれている。B相コイル12Bも同じである。ここでは、4極のモータ構造を説明しているが、極数を更に増加させることで低回転、高トルク化を容易に実現できる。
図5(A)において、下部ロータ部30Lの下側には、モータのケーシング130の内側に回路基板120が設けられている。回路基板120上には、磁気センサ40が配置されている。磁気センサ40としては、図1(A)で示したA相センサ40AとB相センサ40Bの両方が設けられているが、図5(A)では図示が簡略化されている。この磁気センサ40は、ロータ部30Lの磁気ヨーク34の外側に配置されている。従って、磁気センサ40の位置での磁場は、磁気ヨーク34によってやや弱められている。近年では、永久磁石32としてかなり強力な磁場を有するものを使用することが多いので、磁気センサ40の検出範囲を超えて磁場が飽和してしまい、うまく磁場の変化を検出できない可能性もある。これに対して、図5(A)に示すように、磁気ヨーク34を挟んで永久磁石32とは反対側に磁気センサ40を設けるようにすれば、磁気センサ40における磁場の強度を低減することができ、磁場の変化をより精度良く検出できるという利点がある。なお、磁気センサ40としては、ホール素子やホールICを利用することが可能である。特に、磁気センサ40として、磁場の強度レベルを多階調信号又はアナログ信号として出力するセンサを用いた場合には、上述した利点が顕著である。このような磁気センサ40は、コイルの逆起電力とほぼ相似形状のセンサ出力を発生するものである。このような磁気センサを利用すれば、モータの駆動や回生をより精度良く実行することが可能である。
図6(A)〜(F)は、図5に示したモータの組み立て方法の一例を示す説明図である。図6(A)〜(B)では、まず、中央ロータ部30Mの中央の穴に回転軸110を挿入して両者を固定する。次に、図6(C)に示すように、中央ロータ部30Mの上部にA相コイル12Aを固定し、また、中央ロータ部30Mの下部にB相コイル12Bを固定する。なお、A相コイル12AとB相コイル12Bは、図6(C)の上部に示すように、それぞれ分割されたステータコイル部10L,10Rとして予め形成されている。これらのステータコイル部10L,10Rが、中央ケーシング部130Mに固定され、これによって図6(C)の構造が得られる。この後、図6(D)に示すように、上部ロータ部30Uと下部ロータ部30Lが、それぞれ回転軸110に固定される。そして、図6(E)に示すように下部ロータ部30Lの下側に回路基板120が配置され、図6(F)に示すように、上部ケーシング部130Uと下部ケーシング部130Lとが中央ケーシング部130Mに固定されてモータが完成する。なお、図6(E),(F)の工程は同じ1つの工程として実行してもよい。
図7は、図5に示した2相回転式モータの変形例を示す断面図である。このモータ100pは、中央ロータ部30Mが永久磁石ではなく磁気ヨーク34で構成されている点が図5のモータ100と異なるだけであり、他の構成は図5のモータ100と同じである。すなわち、このモータ100pでは、図1の中央ロータ部30Mの磁石32が磁気ヨーク34で置き換えられた構成を有している。このようなモータ100pによっても、図1で説明したものとほぼ同じ原理により、磁場の利用効率が高いモータを実現することが可能である。
図8は、図5に示した2相回転式モータの他の変形例を示す断面図である。このモータ100pは、上部ロータ部30Uとロータ部30Lが永久磁石ではなく磁気ヨーク34で構成されている点が図5のモータ100と異なるだけであり、他の構成は図5のモータ100と同じである。すなわち、このモータ100qでは、図1の上部ロータ部30Uと下部ロータ部30Lの磁石32が磁気ヨーク34で置き換えられた構成を有している。このようなモータ100qによっても、図1で説明したものとほぼ同じ原理により、磁場の利用効率が高いモータを実現することが可能である。
図7及び図8から理解できるように、複数組の永久磁石群のうちの一部を磁気ヨーク群で置き換えても、ほぼ同様な効果を得ることができる。ここで、「磁気ヨーク群」という語句は、複数の磁気ヨークに限らず、1つの磁気ヨークも含む広い意味を有している。永久磁石と磁気ヨークとは、図1に示したような強い磁場(特に直線的な平行な磁場)を生成する磁場形成部材として共通していることが理解できる。なお、N+1組の磁場形成部材群のうち、少なくとも1組は永久磁石群とすることが好ましい。また、図7,図8の例のように、N+1組の磁場形成部材群の中に磁気ヨーク群が含まれている場合には、その磁気ヨーク群の上側と下側に隣接した磁場形成部材群としては、磁気ヨーク群で無く永久磁石群を配置することが好ましい。
図9は、第1実施形態の更に他の回転式モータを示す断面図である。この回転式モータ100aは、図5に示したモータ100を3相に拡張したものであり、図4に相当するものである。このように、第1実施形態のモータ構造は、3相以上のモータにも適用可能である。また、第1実施形態のモータ構造を、単相モータにも適用可能である。
図10は、第1実施形態によるリニアモータの構成を示す断面図である。このリニアモータ1000は、固定ガイド部1100と、移動部1200とを備えている。図10(A)に示すように、固定ガイド部1100は、上部ガイド部1130Uと、2つの中央ガイド部1130Mと、下部ガイド部1130Lとを有している。これらのガイド部1130U,1130M,1130Lは、図1に示したロータ部30U,30M,30Lに対応するものであるが、図10では、これらのガイド部は固定されており移動しない部材である。ガイド部1130U,1130M,1130Lには、リニアモータの移動方向に沿って複数の永久磁石32がそれぞれ配置されている。移動部1200は、これらの4つのガイド部1130U,1130M,1130M,1130Lと交互に配置された3相分のコイル群12A,12B,12Cが設けられている。なお、各相の磁気センサは図示が省略されている。図10(B)に示すように、移動部1200には、駆動制御部1250と燃料電池1260とが設けられている。移動部1200は、ベアリング部1140によって固定ガイド部1100に摺動可能に保持されている。第1実施形態は、このようなリニアモータとしても実現可能である。なお、リニアモータは、2相ブラシレスモータとして構成することも可能である。
B.第2実施形態:
図11(A)〜(C)は、本発明の第2実施形態としてのブラシレスモータの構成と動作を示す説明図である。図11(A)の構成は、図1(A)の構成と、電磁コイルの配置(巻き方)と永久磁石の磁極の向きが異なるだけである。すなわち、図11(A)においてA相コイル12Aは、ロータ部30とステータ部10bとを貫通する方向(図の上下方向)に垂直で、ロータ部30の移動方向MDに平行な軸の回りに巻き回されている。この軸は、図11(A)では左右方向に延びる軸である。B相コイル12Bも同様である。また、3つのロータ部30U,30M,30Lの永久磁石32は、1組の電磁コイル群を挟んで、同一の磁極(N極同士又はS極同士)が対面するように配置されている。
個々のコイル12A,12Bのコイル部分のうち、支持部材16の上側のコイル部分と下側のコイル部分に流れる電流は逆方向に流れる。例えば、或るA相コイル12Aの上側のコイル部分に紙面の裏側から表側に向かう電流が流れているときには、その下側のコイル部分には紙面の表側から裏側に向かう電流が流れる。一方、そのコイル12Aの上側のコイル部分と下側のコイル部分における磁場の方向は逆なので、両方のコイル部分から、同一方向の駆動力(図11(D)の例では右側の力)が発生する。従って、個々のコイルの上側コイル部分と下側コイル部分の両方を利用して、効率的に駆動力を発生することが可能である。図11(A)〜(C)は、位相が0、π/2、及び、πの位置での状態を示しているが、これは図1(A)〜(C)と同様なので説明は省略する。このように、電磁コイルを、移動方向MDに平行な軸の回りに巻き回すようにしても、移動方向MDに沿って有効な駆動力を効率良く発生させることが可能である。
図12は、図11に示したモータ構造を利用した2相回転式モータを示す断面図であり、第1実施形態の図5に対応する図である。図5との違いは、図12(A),(C)に示す電磁コイル12A,12Bの巻き方と、図12(A)に示す永久磁石32の磁極の向きだけである。すなわち、図12の回転式モータ100bでは、電磁コイル12A,12Bの中心軸は、ロータ部30の回転方向(周回方向)に平行な軸を中心として巻き回されている。また、永久磁石32は、電磁コイルを挟んで同じ磁極同士が対面するように配置されている。
図13は、第2実施形態によるリニアモータの構成を示す断面図であり、第1実施形態の図10に対応する図である。図10との違いは、図13(B)に示す電磁コイル12A,12B,12Cの巻き方と、永久磁石32の磁極の向きだけである。すなわち、図13のリニアモータ1000bでは、電磁コイル12A,12Bの中心軸は、移動部1200bの移動方向に平行な軸を中心として巻き回されている。また、永久磁石32は、電磁コイルを挟んで同じ磁極同士が対面するように配置されている。
このように、第2実施形態では、モータの部材の移動方向に平行な軸を中心として電磁コイルがそれぞれ巻き回されている。また、永久磁石は、電磁コイルを挟んで同じ磁極同士が対面するように配置されている。このように構成しても、第1実施形態とほぼ同様な効果を奏することが可能である。
なお、上述した種々の例からも理解できるように、本発明の実施形態では、N組(Nは整数)の電磁コイル群と、N+1組の永久磁石群とを設け、移動方向MDと垂直な方向に沿って電磁コイル群と永久磁石群とを1組ずつ交互に配置した構成を採用することが可能である。このような構成によれば、電磁コイル群と永久磁石群とを1組ずつ交互に配置するので、永久磁石群同士の距離を小さく抑えることができるという利点がある。なお、このような構成を実現するために、N組の電磁コイル群を支持する第1の部材は、それぞれ1組の電磁コイル群が設けられたN個の支持部材を含んでいるものと考えることが可能である。同様に、N+1組の永久磁石群を支持する第2の部材は、それぞれ1組の永久磁石群が設けられたN+1個の支持部材を含んでいるものと考えることが可能である。
ところで、通常は、2相以上の電磁コイルを用いるモータが多い。この場合に、仮に2組の永久磁石群の間に複数相分の電磁コイル群をすべて配置すると、永久磁石群同士の距離が大きくなり、トルクが低下してしまう原因となりうる。これに対して、本発明の実施形態では、複数相分の複数組の電磁コイル群を用いる場合にも、電磁コイル群と永久磁石群とを1組ずつ交互に配置するので、永久磁石群同士の距離を小さく抑えることができ、トルクを増大できるという利点が顕著である。
C.駆動回路の構成:
図14は、ブラシレス電気機械の制御回路の構成を示すブロック図である。この制御回路は、CPUシステム300と、駆動信号生成部200と、駆動ドライバ部210と、回生制御部220と、蓄電器230と、蓄電制御部240とを備えている。駆動信号生成部200は、駆動ドライバ部210に供給する駆動信号を生成する。
図15は、駆動ドライバ部210の構成を示す回路図である。この駆動ドライバ部210は、H型ブリッジ回路を構成している。駆動信号生成部200からは、第1の駆動信号DRVA1と、第2の駆動信号DRVA2のうちの一方が駆動ドライバ部210に供給される。図15に示す電流IA1,IA2は、これらの駆動信号DRVA1,DRVA2に応じて流れる電流(「駆動電流」とも呼ぶ)の方向を示している。なお、ここでは説明の便宜上、1相分の回路のみを説明しているが、実際にはモータの相数に応じて駆動ドライバ部210の構成と駆動信号がそれぞれ適切に設定される。
図16は、回生制御部220の内部構成を示す回路図である。回生制御部220は、電磁コイル12に対して駆動ドライバ部と並列に接続されている。回生制御部220は、ダイオードで構成される整流回路222と、スイッチングトランジスタ224とを備えている。蓄電制御部240によってスイッチングトランジスタ224がオン状態になると、電磁コイル12で発生した電力を回生して蓄電器230を充電することが可能である。また、蓄電器230から電磁コイル12に電流を供給することも可能である。なお、制御部から、回生制御部220と蓄電器230と蓄電制御部240を省略してもよく、或いは、駆動信号生成部200と駆動ドライバ部210を省略してもよい。
D.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
D1.変形例1:
上記実施例では、ブラシレス電気機械の機械的構成や回路構成の具体例を説明したが、本発明のブラシレス電気機械の機械的構成や回路構成としては、これら以外の任意の構成を採用することが可能である。例えば、上記実施形態では、1相分の電磁コイル群の全部が2組の永久磁石群の間に設けられているが、この代わりに、1相分の電磁コイル群を複数組に分けて、各組の電磁コイル群を2組の永久磁石群の間に設けるようにしてもよい。具体的には、例えば、2相モータの場合に、A相コイル群12Aを2組のA相コイル群12A1,12A2に分割し、2組のA相コイル群12A1,12A2のそれぞれを、2組の永久磁石群で挟むように構成してもよい。B相コイル群も同様である。このモータ構造は、4組のコイル群12A1,12A2,12B1,12B2と、5組の永久磁石群とを有し、コイル群と永久磁石群とが1組ずつ交互に配列される構造を有するものとなる。
D2.変形例2:
本発明は、ファンモータ、時計(針駆動)、ドラム式洗濯機(単一回転)、ジェットコースタ、振動モータなどの種々の装置のモータに適用可能である。本発明をファンモータに適用した場合には、種々の効果(低消費電力、低振動、低騒音、低回転ムラ、低発熱、高寿命)が特に顕著である。このようなファンモータは、例えば、デジタル表示装置や、車載機器、燃料電池式パソコン、燃料電池式デジタルカメラ、燃料電池式ビデオカメラ、燃料電池式携帯電話などの燃料電池使用機器、プロジェクタ等の各種装置のファンモータとして使用することができる。本発明のモータは、さらに、各種の家電機器や電子機器のモータとしても利用可能である。例えば、光記憶装置や、磁気記憶装置、ポリゴンミラー駆動装置等において、本発明によるモータをスピンドルモータとして使用することが可能である。また、本発明によるモータは、移動体やロボット用のモータとしても利用可能である。
図17は、本発明の適用例によるモータを利用したプロジェクタを示す説明図である。このプロジェクタ600は、赤、緑、青の3色の色光を発光する3つの光源610R、610G、610Bと、これらの3色の色光をそれぞれ変調する3つの液晶ライトバルブ640R、640G、640Bと、変調された3色の色光を合成するクロスダイクロイックプリズム650と、合成された3色の色光をスクリーンSCに投写する投写レンズ系660と、プロジェクタ内部を冷却するための冷却ファン670と、プロジェクタ600の全体を制御する制御部680と、を備えている。冷却ファン670を駆動するモータとしては、上述した各種のブラシレスモータを利用することができる。
図18(A)〜(C)は、本発明の適用例によるモータを利用した燃料電池式携帯電話を示す説明図である。図18(A)は携帯電話700の外観を示しており、図18(B)は、内部構成の例を示している。携帯電話700は、携帯電話700の動作を制御するMPU710と、ファン720と、燃料電池730とを備えている。燃料電池730は、MPU710やファン720に電源を供給する。ファン720は、燃料電池730への空気供給のために携帯電話700の外から内部へ送風するため、或いは、燃料電池730で生成される水分を携帯電話700の内部から外に排出するためのものである。なお、ファン720を図18(C)のようにMPU710の上に配置して、MPU710を冷却するようにしてもよい。ファン720を駆動するモータとしては、上述した各種のブラシレスモータを利用することができる。
図19は、本発明の適用例によるモータ/発電機を利用した移動体の一例としての電動自転車(電動アシスト自転車)を示す説明図である。この自転車800は、前輪にモータ810が設けられており、サドルの下方のフレームに制御回路820と充電池830とが設けられている。モータ810は、充電池830からの電力を利用して前輪を駆動することによって、走行をアシストする。また、ブレーキ時にはモータ810で回生された電力が充電池830に充電される。制御回路820は、モータの駆動と回生とを制御する回路である。このモータ810としては、上述した各種のブラシレスモータを利用することが可能である。
図20は、本発明の適用例によるモータを利用したロボットの一例を示す説明図である。このロボット900は、第1と第2のアーム910,920と、モータ930とを有している。このモータ930は、被駆動部材としての第2のアーム920を水平回転させる際に使用される。このモータ930としては、上述した各種のブラシレスモータを利用することが可能である。
10…第1の部材(ステータ部)
12…電磁コイル
14…スロットヨーク
16…支持部材
30…第2の部材(ロータ部)
32…永久磁石
34…磁気ヨーク
40…磁気センサ
100…モータ本体
110…回転軸
120…回路基板
130…ケーシング
200…駆動信号生成部
210…駆動ドライバ部
220…回生制御部
222…整流回路
224…スイッチングトランジスタ
230…蓄電器
240…蓄電制御部
300…CPUシステム
600…プロジェクタ
610R,610G,610B…光源
640R,640G,640B…液晶ライトバルブ
650…クロスダイクロイックプリズム
660…投写レンズ系
670…冷却ファン
680…制御部
700…携帯電話
710…MPU
720…ファン
730…燃料電池
800…電動自転車(電動アシスト自転車)
810…モータ
820…制御回路
830…充電池
900…ロボット
910…アーム
920…アーム
930…モータ
1000…リニアモータ
1100…固定ガイド部
1140…ベアリング部
1200…移動部
1250…駆動制御部
1260…燃料電池

Claims (8)

  1. ブラシレス電気機械であって、
    N組(Nは1以上の整数)の電磁コイル群を有する第1の部材と、
    少なくとも1組の永久磁石群を含むN+1組の磁場形成部材群を有し、所定の移動方向に沿って前記第1の部材に対して相対的に移動可能な第2の部材と、
    を備え、
    前記移動方向と垂直な方向に沿って、前記電磁コイル群と前記磁場形成部材群が1組ずつ交互に配置されている、ブラシレス電気機械。
  2. 請求項1記載のブラシレス電気機械であって、
    前記N+1組の磁場形成部材群は、すべて永久磁石群である、ブラシレス電気機械。
  3. 請求項2記載のブラシレス電気機械であって、
    前記整数Nは2以上である、ブラシレス電気機械。
  4. 請求項2又は3記載のブラシレス電気機械であって、
    各電磁コイルは、前記第1と第2の部材を貫通する方向に平行で前記移動方向に垂直な軸の回りにそれぞれ巻き回されており、
    前記N+1組の永久磁石群のうち、隣接する任意の2組の永久磁石群同士は、1組の電磁コイル群を挟んで異なる磁極同士が対面するように配置されている、ブラシレス電気機械。
  5. 請求項2又は3記載のブラシレス電気機械であって、
    各電磁コイルは、前記第1と第2の部材を貫通する方向に垂直で前記移動方向に平行な軸の回りに巻き回されており、
    前記N+1組の永久磁石群のうち、隣接する任意の2組の永久磁石群同士は、1組の電磁コイル群を挟んで同じ磁極同士が対面するように配置されている、ブラシレス電気機械。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のブラシレス電気機械であって、さらに、
    前記第1の部材に設けられて前記第1と第2の部材の相対位置を検出する位置センサと、
    前記位置センサの出力信号を利用して、前記ブラシレス電気機械の動作を制御する制御回路と、
    を備えるブラシレス電気機械。
  7. 請求項1記載のブラシレス電気機械と、
    前記ブラシレス電気機械によって駆動される被駆動部材と、
    を備える装置。
  8. 請求項1記載のブラシレス電気機械を備える移動体。
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