JP2010079569A - 情報処理装置、その処理方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、その処理方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2010079569A
JP2010079569A JP2008246600A JP2008246600A JP2010079569A JP 2010079569 A JP2010079569 A JP 2010079569A JP 2008246600 A JP2008246600 A JP 2008246600A JP 2008246600 A JP2008246600 A JP 2008246600A JP 2010079569 A JP2010079569 A JP 2010079569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
images
information
processing apparatus
layout
analysis
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008246600A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010079569A5 (ja
Inventor
Shinjiro Hori
信二郎 堀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008246600A priority Critical patent/JP2010079569A/ja
Priority to US12/536,802 priority patent/US20100077297A1/en
Publication of JP2010079569A publication Critical patent/JP2010079569A/ja
Publication of JP2010079569A5 publication Critical patent/JP2010079569A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/60Editing figures and text; Combining figures or text

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

【課題】
被写体までの距離情報を解析し、その解析結果に基づいて配置位置を編集してレイアウト面に画像を配置するようにした情報処理装置、その処理方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】
情報処理装置は、撮像装置により撮像された複数の画像をレイアウト対象として選択し、当該選択した複数の画像各々について当該画像内における被写体を撮像した撮像装置の位置から被写体までの距離情報を解析し、その解析により得られた距離情報に基づいて複数の画像の配置位置を編集してレイアウト面に配置する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の画像の配置位置を編集して2次元状のレイアウト面に配置する情報処理装置、その処理方法及びプログラムに関する。
写真の活用方法としては、専用の台紙に写真を貼り付けてアルバムを作成することが挙げられる。しかし、デジタルカメラで撮像した場合には、デジタルデータでアルバムを作成できるため、アルバム作成に際して、現像や貼り付けといった作業は必要なくなる。デジタルデータでアルバムを作成する場合には、焼き付けされた印画紙を貼り付け等する場合よりも、簡単であり更に自由度も高い。
その一方で、銀塩フイルムの時と異なり、撮像される枚数は、メモリ容量の拡大に伴って増加しているため、デジタルデータでアルバムを作成する場合には、レイアウト作業(例えば、複数の画像の中から対象となる画像の選択等)に多くの時間を要してしまう。
このような問題を解決するために、特許文献1では、撮像日時を利用してレイアウトする方法が開示されている。また、特許文献2では、画像からオブジェクトを抽出し、2つのオブジェクトの個数や関連性によってレイアウトする方法が開示されている。特許文献3では、画像の有する方向成分に基づいて違和感のないレイアウトを行なう方法が開示されている。
ここで、撮像日時、撮像されている被写体の関連性、画像の方向成分で画像のレイアウトを行なった場合の一例について説明する。例えば、撮像日時によりレイアウトした場合には、図23に示すレイアウトが得られる。2300は、レイアウトされるメディア(印刷用紙など)を示しており、その中に所定の期間内に撮像された6つの画像データ2301〜2306がレイアウトされている。この例では、撮像日時順に左上からレイアウトされている。
特開2006−285964 特開2006−293986 特開2006−304265
ここで、画像の持つ遠近感、奥行感を元に画像を、
近景画像: 被写体までの距離が短く、結果として被写体が大きく写っている画像
遠景画像: 被写体までの距離が長く、結果として被写体が小さく写っている画像
中景画像: 近景、遠景のどちらでもない画像
とクラス分けすると、画像データ2302、2306は近景画像に分類され、画像データ2301、2303は中景画像に分類され、2304、2305は遠景画像に分類される。図23では、結果として近景、中景、遠景の画像が入り混じったレイアウトになっている。
実空間で目に見えている風景は、必ず近景から遠景と続いている。したがって、アルバムの1ページのレイアウトでも近景から遠景への配置の連続性を確保することで、面上で擬似的な遠近感や奥行感を感じ取ることができる。しかし、従来の技術では、複数の画像のレイアウトに際して、画像内における被写体までの距離等を考慮してレイアウトする技術はなかった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、被写体までの距離情報を解析し、その解析結果に基づいて配置位置を編集してレイアウト面に画像を配置するようにした情報処理装置、その処理方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様は、複数の画像の配置位置を編集して2次元状のレイアウト面に配置する情報処理装置であって、撮像装置により撮像された複数の画像をレイアウト対象として選択する選択手段と、前記選択手段により選択された複数の画像各々について該画像内における被写体を撮像した前記撮像装置の位置から該被写体までの距離情報を解析する解析手段と、前記解析手段による解析により得られた前記距離情報に基づいて前記複数の画像の配置位置を編集して前記レイアウト面に配置する配置手段とを具備することを特徴とする。
また、本発明の一態様は、複数の画像の配置位置を編集して2次元状のレイアウト面に配置する情報処理装置の処理方法であって、撮像装置により撮像された複数の画像をレイアウト対象として選択する選択工程と、前記選択工程で選択された複数の画像各々について該画像内における被写体を撮像した前記撮像装置の位置から該被写体までの距離情報を解析する解析工程と、前記解析工程での解析により得られた前記距離情報に基づいて前記複数の画像の配置位置を編集して前記レイアウト面に配置する配置工程とを含むことを特徴とする。
また、本発明の一態様によるプログラムは、コンピュータを、撮像装置により撮像された複数の画像をレイアウト対象として選択する選択手段、前記選択手段により選択された複数の画像各々について該画像内における被写体を撮像した前記撮像装置の位置から該被写体までの距離情報を解析する解析手段、前記解析手段による解析により得られた前記距離情報に基づいて前記複数の画像の配置位置を編集して2次元状のレイアウト面に配置する配置手段として機能させる。
本発明によれば、被写体までの距離情報を解析し、その解析結果に基づいて配置位置を編集してレイアウト面に画像を配置する。これにより、レイアウト面上で擬似的な遠近感、奥行感を出すことができる。
以下、本発明に係わる情報処理装置、その処理方法及びプログラムの一実施の形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の一実施の形態に係わる情報処理装置100の機能的な構成の一例を示す図である。
CPU101は、中央演算ユニット(Central Processing Unit)であり、他の機能ブロックや装置の制御を行なう。ブリッジ部102は、CPU101と他の機能ブロックとの間でのデータのやり取りを制御する。
ROM(Read Only Memory)103は、読み込み専用の不揮発メモリであり、例えば、BIOS(Basic Input/Output System)と呼ばれるプログラムが格納されている。BIOSは、情報処理装置100の起動時に最初に実行されるプログラムであり、2次記憶装置105、表示装置107、入力装置109、出力装置110などの周辺機器の基本入出力機能を制御する。
RAM(Random Access Memory)104は、読み/書き可能な記憶領域を提供する揮発性メモリである。2次記憶装置105は、大容量の記憶領域を提供するHDD(Hard Disk Drive)である。上述したBIOSが実行されると、HDDに格納されているOS(Operating System)が実行される。OSは、全てのアプリケーションで利用可能な基本的な機能や、アプリケーションの管理、基本GUI(Graphical User Interface)を提供する。アプリケーションは、OSが提供するGUIを組み合わせ、アプリケーション独自の機能を実現するUIを提供する。OS、他のアプリケーションの実行プログラムや作業用に使用されるデータは、必要に応じてRAM104又は2次記憶装置105に格納される。
表示制御部106は、表示装置107上に各種画面を表示する制御を行なう。具体的には、OSやアプリケーションに対するユーザ操作の結果をGUIの画像データとして生成し、それを表示装置107上に表示制御する。表示装置107としては、例えば、液晶ディスプレイやCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ等が挙げられる。
I/O制御部108は、入力装置109や出力装置110とのインターフェースを提供する。インターフェースとしては、例えば、USB(Universal Serial Bus)やPS/2(Personal System/2)等が挙げられる。
入力装置109は、ユーザ操作や各種データ等を装置内に入力する。入力装置109としては、例えば、キーボードやマウス等が挙げられる。また、デジタルカメラ、USBメモリ、CF(Compact Flash)メモリ、SD(Secure Digital)メモリカードといった記憶装置なども入力装置109に該当する。これら記憶装置に格納されたデータ(例えば、画像データ)は、装置内に入力されるためである。出力装置110は、各種データに従って用紙等に印刷を行なう。出力装置110としては、例えば、プリンタが挙げられる。
以上が、情報処理装置100の構成についての説明である。なお、図1に示す構成は、あくまで一例であり、これに限られない。例えば、情報処理装置100の構成の一部として出力装置110を設けず、出力装置110を別の装置として設けるようにしてもよい。
ここで、図2を用いて、図1に示す情報処理装置100における全体動作の流れの一例について説明する。この処理は、例えば、ROM103や2次記憶装置105等に格納されたプログラムがCPU101により実行されることで実現される。ここでは、複数の画像データからアルバムを作成し、それを印刷する場合の流れについて説明する。なお、レイアウト対象となる画像を画像データD201とする。画像データD201は、例えば、2次記憶装置105の記憶領域、又はI/O制御部108に接続されたCFメモリ、SDメモリカードなどの記憶装置内に格納されている。この画像データは、デジタルカメラなどの撮像装置を使用して撮像されたものであり、後で述べるExif(Exchangeable image file format)ファイルフォーマットで構成されている。
ここでまず、情報処理装置100は、レイアウト対象となる画像データを選択する(S201)。画像データの選択は、例えば、ユーザの指示に基づいて行なわれる。具体的には、アルバムを作成しようとするユーザは、まず、アルバム用の画像データに用いる画像群を、画像データD201の中から選択する。画像の選択には、例えば、図3に示すようなUIを用いる。このUIは、例えば、アルバム作成アプリケーション301の画像選択時のUIである。UIには、画像データが保存されている場所を示すディレクトリツリーの表示領域302がある。この表示領域302には、2次記憶装置105内に格納されたフォルダの構成が表示されている。マウスポインタ306は、入力装置109のひとつであるマウスの指定位置を示している。ユーザは、マウス、又はキーボードを操作して、画像データの選択を行なう。例えば、ユーザは、一つのフォルダを指定する。指定されたフォルダには、複数の画像データが格納されており、その画像データ各々がサムネイル表示領域303にサムネイル画像として表示される。ユーザがマウスポインタ306を使用して画像データのリストを選択すると、この操作を受けた情報処理装置100は、領域304にサムネイル画像を表示する。このサムネイル画像がレイアウト対象となる。
このようにしてレイアウト対象の画像データが選択されると、情報処理装置100は次に、レイアウト情報を指定する(S202)。この指定も上記同様に、ユーザの指示に基づいて行なわれる。具体的には、ユーザは、アルバムの各ページの構成を指定する操作を装置に入力する。例えば、1ページのレイアウトとして表示する最大画像枚数の指定、各画像を貼り付ける位置や大きさ等の指定を行なう。これらのレイアウト情報は、ユーザが全て指定するようにしてもよいし、また、選択された画像の枚数等から自動的に情報処理装置側で決めるようにしてもよい。
レイアウト情報の指定が済むと(S202)、情報処理装置100は、S201で選択された画像データの解析を行なう(S203)。この解析処理では、例えば、画像データ内の特定の被写体(例えば、主要被写体)までの距離を示す情報、すなわち、被写体を撮像した撮像装置の位置から当該被写体まで距離情報が導き出される。なお、距離情報は、実際の距離を示す値であってもよいし、また、距離の度合いを示す量子化値等であってもよい。距離情報の解析の仕方については、後述するが、例えば、Exif情報に基づいて解析を行なえばよい。
画像データの解析が済むと、情報処理装置100は、その結果を解析データD202としてRAM104等に格納する。この処理は、S201で選択された画像データ全てについての解析が済むまで繰り返し実施される(S204でNO)。全ての画像データについて解析が済むと(S204でYES)、情報処理装置100は、詳細については後述するが、画像のレイアウト、すなわち、レイアウト面上のどの位置に画像各々を配置するのかを決める(S205)。なお、レイアウト面とは、写真の台紙に相当し、例えば、2次元状で構成される。
レイアウトが決定すると、情報処理装置100は、そのレイアウトを制御するレイアウト情報D203をRAM104等に格納する。レイアウト情報には、例えば、アルバムのページ数、使用する画像の名前、保存先、各画像の貼り付けられるページ番号、ページ内の貼り付け位置などの情報、の少なくとも1つが含まれる。なお、アルバムの各ページのレイアウトを画像データとして作成して保存してもよい。格納先は、2次記憶装置105又はRAM104のいずれであってもよい。ここで、情報処理装置100は、レイアウト結果を表示装置107上に表示する。そして、これを参照したユーザが、その結果に満足せず、再実行等の指示を入力すると(S206でNO)、レイアウト修正処理が実施され、再度、レイアウトの調整が行なわれる(S207)。一方、ユーザがレイアウト結果に満足した場合には、ユーザによりOKを示す指示が入力される(S206でYES)。この操作を受けた情報処理装置100は、当該作成されたレイアウト情報に基づいて印刷データを生成し、それをプリンタ等に出力する。これにより、アルバムが印刷される(S208)。
ここで、図4を用いて、図2のS203における画像データ解析処理の動作の一例について説明する。ここでは、Exif情報に基づいて解析を行なう場合について説明する。
この処理が開始されると、情報処理装置100は、まず、S201で選択された画像データD401を一つずつ順番に読み込む。ここでまず、一つ目の画像データを読み込み(S401)、その読み込んだ画像データを解析する(S402)。この解析処理では、上述した通り、Exif情報に基づいて画像データ内の被写体までの距離情報が解析される。
解析の結果、距離情報が得られると、情報処理装置100は、それを解析結果D402として格納する(S403)。格納先は、2次記憶装置105又はRAM104のいずれであってもよい。なお、アルバム作成アプリケーションを一旦終了してから、再度、アルバム作成を行なう場合には、2次記憶装置105に解析結果を格納しておけばよい。すなわち、情報が消去されず、保持されたままとなるためである。
次に、図4のS402における距離情報の解析について説明する。ここでは、画像データ内における被写体までの距離情報をExif情報に基づいて解析する方法について説明する。デジタルカメラで撮像された画像データは、一般的に、Exifファイルフォーマットで保存されている。図5は、Exifファイルの構造の一例を示す図である。
Exifファイルの構造は、基本的には、通常のJPEG画像形式そのものである。相違点としては、サムネイル画像や撮像関連情報等がJPEGの規約に準拠した形で画像データ内に埋め込めこまれている点にある。Exifファイルは、JPEG形式をサポートしているインターネットブラウザ、画像ビューア、フォトレタッチソフト等を使用することにより、通常のJPEG画像として見ることができる。
JPEGファイルには、図5の左側に示すように、最初にSOI(Start of image/0xFFD8)501が格納される。その後に、APP1 502、DQT(Define Quantization Table)503、DHT(Define Huffman Table)504、SOF(Start of Frame)505が順番に格納される。また更に、SOS(Start of Stream)マーカー506、圧縮データ(data)507も順に格納され、最後に、EOI(End of Image)508が格納される。
DQT503は、量子化テーブルの実態を定義し、DHT504は、ハフマン・テーブルの実態を定義する。また、SOF505は、フレームのスタートを示し、SOSマーカー506は、画像データの開始を示し、EOI508は、画像データの終了を示している。JPEGに使われるマーカー(Maker)のうち、0xFFE0〜0xFFEFまでのマーカーは、アプリケーションマーカーと呼ばれ、これらは、JPEGイメージをデコードするのには不要である。それぞれのアプリケーションプログラムで使用するためのデータ領域として定義されている。Exifファイルにおいては、撮像条件等をJPEG画像内に格納するため、APP1(0xFFE1)というマーカーを使用している。
ここで、”APP1”の構造は、図5の右側に示される。
”APP1”は、その先頭に、APP1 Maker(0xFFE1/2byte)領域510があり、その次に、APP1 Length(2byteのAPP1領域の大きさ)領域511があり、その次に、APP1のデータ領域512がある。このAPP1のデータ領域512の最初の6バイトには、識別子として機能するASCII文字列の“Exif”が格納され、次の2バイトには、0x00が格納される。その後に、Tiff(Tagged Image File Format)形式でデータが格納されている。Tiff形式のデータの最初の8バイトは、Tiffヘッダー(Header)領域514となり、その最初の2バイトは、バイト並びの形式を定義している。例えば、0x4d4d:”MM”の場合はモトローラ形式、0x4848:”II”の場合はインテル形式を表わす。
Tiffヘッダー領域514に続く0th IFD(IFD of main image)領域515には、最初のIFFD(Image file directry)が格納される。通常、メイン画像データ及び画像関連データはこの中に収まる。記載項目毎にメイン情報、サブ情報(Exif SubIFD/0x8768)、メーカ独自情報(Maker note/0x827c)といった記載事項が分かれている。
図6は、メイン情報の記載内容と記述を示す“tag”アドレスの一例を示す図である。メイン情報としては、タイトル、デジタルカメラのメーカ名や機種名、画像方向、幅の解像度、高さの解像度、解像度単位、ソフトウェア、変更日時等の一般的な情報が記載されている。
図7は、サブ情報の記載内容と記述を示す“tag”アドレスの一例を示す図である。サブ情報としては、光源、レンズ焦点距離等のデジタルカメラの詳細情報や、露出時間F値、ISO感度、自動露出測光モード等の各種撮像条件等が記載されている。
図8は、メーカ依存データの一例を示す図である。このメーカ独自データの記載内容及び”tag”アドレス等は、メーカ毎に独自設定できるのでその詳細は不明である。サブ情報に定義されていない撮像関連情報が記載されている傾向がある。メーカ独自データの中には、独自に主要被写体までの距離情報が記載されている場合もある。このようにExif情報の中には、距離情報を解析できる情報が含まれる。
例えば、サブ情報の中では、
被写体距離は、Subject distance: tag = 0x9206であり、被写体距離レンジは、Subject distance Range: tag = 0xa40cである。また、メーカ依存データでは、被写体までの距離は、0xXXXXとなる。被写体距離は、例えば、32ビットの符号無し整数の分子と分母で表現されており、単位はmである。分子がFFFFFFFFHの場合は無限遠、00000000Hの場合は距離不明を表す。
被写体距離レンジは、16ビットの符号無し整数で表され、
0 = 不明
1 = マクロ
2 = 近景
3 = 遠景
その他 = 予約
となっている。なお、メーカ依存データは、決まったフォーマットでは格納されていない。
また、これらの他にも、
被写体領域(Subject Area: tag = 0x9214)
レンズ焦点距離(Focal Length: tag = 0x920a)
被写***置(Subject Location: tag = 0xa214)
35mm換算レンズ焦点距離(Focal Length In 35mm Film: tag = 0xa405)
撮像シーンタイプ(Scene Capture Type: tag = 0xa406)
といった情報に基づいて複合的に被写体までの距離を推定することもできる。すなわち。上述した各種情報の少なくともいずれかに基づいて被写体までの距離情報を求める。
ここで、図9を用いて、Exif情報に基づいて被写体(例えば、主要被写体)までの距離情報を解析した結果について説明する。
各画像901〜903、911〜912、921〜923の7枚の解析結果を示される。図4で説明した解析結果D402には、各画像データのファイル名と主要被写体までの距離d[m]が少なくとも組になって格納される。
ここで、主要被写体までの距離dが、0以上〜3未満の場合は近景、3以上〜10未満の場合は中景、10以上の場合は遠景であると仮に定義しておく。すると、画像データ901、911、921は近景、画像902、912、922は中景、画像データ903、923は遠景であると判断できる。
次に、図2のS203における画像データ解析処理をExif情報を用いずに行なう場合について説明する。別の解析方法としては、画像データ内に存在する、ある程度大きさの決まったオブジェクトを用いる。そのオブジェクトが画像データ内にあれば、それを画像データ内から検出し、そのオブジェクトまでの距離を推定する。オブジェクトとしては、例えば、撮像時に被写体となる人物やその人物の顔(特定部分)等を用いればよい。特に人物の顔はその特徴や検出結果の流用性が非常に高いことから多くの検出アルゴリズムが検討されており、近年ではほぼ実用的な性能を実現できている。人物の顔の検出には、例えば、出願人が以前提案した特開2002−183731号公報に記載された技術を用いればよい。この技術では、入力画像から目領域を検出し、目領域周辺を顔候補領域とする。そして、顔候補領域に対して、画素毎の輝度勾配、及び輝度勾配の重みを算出し、これらの値と、予め設定されている理想的な顔基準画像の勾配、及び勾配の重みとを比較する。その結果、各勾配間の平均角度が所定の閾値以下であった場合、入力画像は顔領域を有すると判定する。
また、この技術以外にも、例えば、特開2003−30667号公報に記載された技術を用いてもよい。この技術によれば、まず、画像中から肌色領域を検出し、同領域内において、人間の虹彩色画素を検出する。これにより、目の位置を検出することができる。更に、特開平8−63597号公報に記載された技術によれば、複数の顔の形状のテンプレートと画像とのマッチング度を計算する。その結果、マッチング度が最も高いテンプレートを選択し、最も高かったマッチング度が予め定められた閾値以上であれば、選択されたテンプレート内の領域を顔候補領域とする。同テンプレートを用いるこことで、目の位置を検出することが可能であるとしている。更に、特開2000−105829号公報に記載された技術を用いてもよい。その他、顔及び器官位置を検出する方法としては、特開平8−77334号公報、特開2001−216515号公報、特開平5−197793号公報、特開平11−53525号公報、特開2000−132688号公報に外字されている。これ以外にも、特開2000−235648号公報、特開平11−250267号公報、特登録2541688など、数多くの手法が提案されている。本実施形態においては、それらのいずれの手法を用いても良い。なお、顔及び器官位置の検出に関しては、従来方法が様々な文献及び特許で開示されているため、ここでは、その説明については省略する。
ここで、図2のS203における画像データ解析処理の動作の一例について説明する。ここでは、上述した顔検出技術を利用して解析を行なう場合について説明する。なお、処理の流れは、上述した図4と同様となるため、図4に沿って説明する。
この処理が開始されると、情報処理装置は、まず、S201で選択された画像データD1201を一つずつ順番に読み込む。ここでまず、一つ目の画像データを読み込み(S401)、その読み込んだ画像データを解析する(S402)。ここでは、画像データD1201に対して顔検出処理を実施する。そして、その顔検出結果から距離情報を算出し、それを解析結果D402として格納する(S403)。格納先は、2次記憶装置105又はRAM104のいずれであってもよい。
図10は、画像データ内から人物の顔を検出した時の検出例を示している。1001は、画像データである。一般的にデジタルカメラで撮像されたデータは、横軸を幅方向X、縦軸を高さ方向Y、左上を原点O(0,0)とする座標系で構成されている。画像データ1001の中に撮像されている人物の顔領域1002の位置は、4点の座標で囲まれる領域として表すことができる。人物の、向って左上の点をLT(Left Top)、左下をLB(Left Bottom)、右上をRT(Right Top)、右下をRB(Right Bottom)として、顔検出の検出結果としている。
ここで、図11を用いて、顔検出結果に基づいて被写体(例えば、主要被写体)までの距離情報を解析した結果について説明する。
画像データ1101で顔検出を行った結果、顔領域1102が検出されている場合、顔の大きさLfは、
Figure 2010079569
で求められる。更に被写体までの距離dfは、
Figure 2010079569
で求められる。
画像データ1103では、2つの顔検出結果が求められている。このように複数の顔が検出された場合には、例えば、一番大きなLf(顔の大きさ)となる顔検出結果を使ってdf(距離)を算出すればよい。なお、df(距離)は、全ての顔検出結果の平均値から求めてもよい。更に、小さい顔、つまり背景の中に写っており関連性の低いと判断されるような顔検出結果は無視するなどしてもよく、様々な算出方法が考えられる。
このようにExif情報を用いず、顔検出技術等を利用して距離情報を求めるようにした場合には、例えば、銀塩カメラにより撮像された写真をスキャナ等でデジタルデータに変換した画像データに対しても上記同様の処理を実施できる。
なお、上述した説明では、人物の顔をオブジェクトとして利用する場合を例に挙げて説明してたが、オブジェクトは、人物の顔に限定するものではない。画像データ内からオブジェクトとして検出でき、更にその大きさがある程度限定できるものであればよく、例えば、車や花などであってもよい。
また、本実施形態においては、図2のS203の画像データ解析処理の具体例として2つの方法を説明したが、このいずれか一方の方法により解析を行ってもよいし、2つを組み合わせて解析を行なってもよい。また、これ以外の方法により解析を行なうようにしてもよく、特に、方法は問わない。
次に、図12〜図15を用いて、図2のS205の画像レイアウト処理の一例について説明する。ここでは、レイアウトの仕方についていくつか例を挙げて説明する。
図12に示すレイアウトでは、レイアウト面(紙面)1201の下から上方向に近景から遠景へ順番に並ぶように画像データを配置している。番号が付された四角の枠が画像データを貼り付ける領域である。その四角の枠内に示されている番号が小さい方から順に被写体までの距離が短い写真を挿入していく。仮に、被写体までの距離が同じ写真があれば、撮影日時(撮像日時)の早い順に並べるなどの方法で対応すればよい。
図13のレイアウトでは、左から右に近景から遠景へ並ぶように画像データを配置している。図14のレイアウトは、見開きページ構成の場合のレイアウトであり、見開きの中心の下辺から端の方へ放射状に近景から遠景へ順番に並ぶように配置している。図15のレイアウトは、見開きページ構成の場合のレイアウトであり、見開きの中心から端の方へ放射状に近景から遠景へ順番に並ぶように画像データを配置している。なお、図14及び図15では、見開きの中心の下辺や、見開きの中心から放射状に画像データを配置する場合を例に挙げているが、この画像配置の中心(始点)となる位置は、見開きの中心の左辺等であってもよく、特に問わない。
ここで、図16を用いて、図12に示すレイアウトについて具体例を挙げて説明する。この場合、レイアウト面1600に6枚の画像データがレイアウトされており、各画像の被写体までの距離は、画像データ1601、1602、1603、1604、1605、1606の順で大きな値となっている。
また、図17は、図13に示すレイアウトの具体例である。このように横に並べる場合には、レイアウト面も横長の方が効果としては大きい。レイアウト面1700に6枚の画像がレイアウトされており、各画像の被写体までの距離は、画像データ1701、1702、1703、1704、1705、1706の順で大きな値となっている。当然ながら、図17の例では、近景から遠景への並びを左右反転してもよい。すなわち、レイアウト面の左右のいずれか一方から他方へ連続的に画像データを並べてもよい。
更に、図18には、遠近感、奥行感を強調できるレイアウトの具体例が示される。図18では、レイアウト面1800上に画像データ1801〜1806がレイアウトされている。図16では、各画像データ1601〜1606は、同じサイズでレイアウトされているが、図18では、近景画像は大きく、遠景画像は小さく配置することでより遠近感、奥行感を強調している。このとき、各画像のサイズIsizeの制御方法としては、例えば、レイアウト面上に配置する画像領域の最大、最小値を予め決定しておき、被写体までの距離の解析データに応じて下記の計算式で算出する。
Figure 2010079569
また、レイアウト面上で画像データが重なり合ってレイアウトされてもよい。このようなレイアウトの具体例を図19に示す。図19では、レイアウト面1900に画像データ1901〜1906の6枚の画像がレイアウトされている。画像1901及び1903は、その一部が重なり合ってレイアウトされているが、この場合、各画像データ1901、1903の被写体までの距離情報を解析し、距離の短い方が上側になるようにレイアウトする。この結果、被写体までの距離が短い、すなわち、近景の画像が上になるようにレイアウトされる。重なり合う領域は、各画像の主要被写体までの距離の比に応じて合成比率を変更するなどの制御を行ってもよい。
以上説明したように本実施形態によれば、被写体までの距離情報(Exif情報、顔検出技術等を利用)を解析し、その解析結果に基づいて配置位置を編集してレイアウト面に画像を配置する。これにより、被写体までの距離に応じた順番で画像が連続的に並ぶため、レイアウト面上で擬似的な遠近感、奥行感を出すことができる。
なお、実施形態1では、ユーザによる指示に基づいて選択された画像をレイアウト対象としていたが、必ずしもユーザがレイアウト対象となる画像を選択する必要はない。例えば、装置内に取り込まれた画像データを自動的にレイアウト対象として認識し、上述した処理を行なうようにしてもよい。
また、実施形態1では、図12〜15を用いて、予め決められたパターンに従ってレイアウトを行なう場合について説明したが、これに限られない。例えば、ユーザがレイアウト面上で近景の開始点と、遠景の並べる方向とを指定できるようにしてもよい。
(実施形態2)
次に、実施形態2について説明する。上述した実施形態1では、被写体までの距離情報だけに基づいて画像をレイアウトする場合について説明した。しかし、レイアウト対象となる画像の中に撮影日(撮像日)が異なる画像が混在している可能性がある。例えば、図20に示す例では、画像2001〜2004の撮影日は、2008年01月01日であり、画像2011〜2014の撮影日は、2008年06月06日である。なお、撮影日時は、Exif情報から解析することができる。
このように撮影日が異なる場合に距離情報だけに基づいてレイアウトを行なうと、図21に示すようなレイアウトになってしまう。図21は、主要被写体までの距離情報に基づいて画像を左から右方向に配置している。この場合、主要被写体である人物と犬とが混ざってしまい印象の悪いレイアウトになっている。
このようなケースを防ぐために、時間情報で画像をグループ化し、そのグループ化された画像群の中でレイアウトを制御するようにすればよい。すなわち、被写体までの距離情報に加えて、撮影日時をも考慮してレイアウトを行なうようにする。
このように制御した時の画像レイアウトの例を図22に示す。図22では、レイアウト面2201を撮影日によって2つの領域に分割し、各領域内で画像のレイアウトを行っている。分割領域2202には撮影日が2008年01月01日の画像、分割領域2203には撮影日が2008年06月06日の画像を主要被写体までの距離情報を考慮して配置している。
このように主要被写体までの距離情報以外の画像データの情報をも組み合わせてレイアウトを制御した場合には、より効果のあるレイアウトを得ることができる。このような情報としては、例えば、撮影日時、撮像されているオブジェクト、撮像シーンなどが挙げられる。また、オブジェクトの検出には、例えば、人物検出、個人認識、表情検出といった技術を利用してもよい。
以上が本発明の代表的な実施形態の一例であるが、本発明は、上記及び図面に示す実施形態に限定することなく、その要旨を変更しない範囲内で適宜変形して実施できるものである。
例えば、上述した実施形態1及び2では、アルバム作成しそれを印刷する場合を例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、Web(World Wide Web)上のHP(Home Page)にデジタルカメラで撮像した画像データを配置するPhoto Galleryのようなホームページを作成するときのレイアウト作成に使用してもよい。
なお、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記録媒体等としての実施態様を採ることもできる。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
また、本発明は、ソフトウェアのプログラムをシステム或いは装置に直接或いは遠隔から供給し、そのシステム或いは装置に内蔵されたコンピュータが該供給されたプログラムコードを読み出して実行することにより実施形態の機能が達成される場合をも含む。この場合、供給されるプログラムは実施形態で図に示したフローチャートに対応したコンピュータプログラムである。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
コンピュータプログラムを供給するためのコンピュータ読み取り可能な記録媒体としては以下が挙げられる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などである。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることが挙げられる。この場合、ダウンロードされるプログラムは、圧縮され自動インストール機能を含むファイルであってもよい。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記録媒体に格納してユーザに配布するという形態をとることもできる。この場合、所定の条件をクリアしたユーザに、インターネットを介してホームページから暗号を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用して暗号化されたプログラムを実行し、プログラムをコンピュータにインストールさせるようにもできる。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどとの協働で実施形態の機能が実現されてもよい。この場合、OSなどが、実際の処理の一部又は全部を行ない、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれて前述の実施形態の機能の一部或いは全てが実現されてもよい。この場合、機能拡張ボードや機能拡張ユニットにプログラムが書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行なう。
本発明の一実施の形態に係わる情報処理装置100の機能的な構成の一例を示す図である。 図1に示す情報処理装置100における全体動作の流れの一例を示すフローチャートである。 UIの一例を示す図である。 図2のS203における画像データ解析処理の動作の一例を示すフローチャートである。 Exifファイルの構造の一例を示す図である メイン情報の記載内容と記述を示す“tag”アドレスの一例を示す図である。 サブ情報の記載内容と記述を示す“tag”アドレスの一例を示す図である。 メーカ依存データの一例を示す図である。 Exif情報に基づいて距離情報を解析した結果の一例を示す図である。 画像データ内から人物の顔を検出した時の検出例を示す図である。 顔検出結果に基づいて距離情報を解析した結果の一例を示す図である。 画像レイアウト処理の一例を示す図である。 画像レイアウト処理の一例を示す図である。 画像レイアウト処理の一例を示す図である。 画像レイアウト処理の一例を示す図である。 図12に示す画像レイアウトの具体例を示す図である。 図13に示す画像レイアウトの具体例を示す図である。 画像レイアウトの具体例の一例を示す図である。 画像レイアウトの具体例の一例を示す図である。 距離情報を解析した結果の一例を示す図である。 画像レイアウトの具体例の一例を示す図である。 実施形態2に係わる画像レイアウトの具体例の一例を示す図である。 従来技術を説明する図である。
符号の説明
100 情報処理装置
101 CPU
102 ブリッジ部
103 ROM
104 RAM
105 2次記憶装置
106 表示制御部
107 表示装置
108 I/O制御部
109 入力装置
110 出力装置

Claims (16)

  1. 複数の画像の配置位置を編集して2次元状のレイアウト面に配置する情報処理装置であって、
    撮像装置により撮像された複数の画像をレイアウト対象として選択する選択手段と、
    前記選択手段により選択された複数の画像各々について該画像内における被写体を撮像した前記撮像装置の位置から該被写体までの距離情報を解析する解析手段と、
    前記解析手段による解析により得られた前記距離情報に基づいて前記複数の画像の配置位置を編集して前記レイアウト面に配置する配置手段と
    を具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記配置手段は、
    前記距離情報の値が順番に並ぶように前記複数の画像を前記レイアウト面に配置する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記配置手段は、
    前記距離情報の値が前記レイアウト面の下から上方向に順番に並ぶように前記複数の画像を前記レイアウト面に配置する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記配置手段は、
    前記距離情報の値が前記レイアウト面の左右のいずれか一方から他方へ順番に並ぶように前記複数の画像を前記レイアウト面に配置する
    ことを特徴とする請求項1又は3記載の情報処理装置。
  5. 前記配置手段は、
    前記距離情報の値が前記レイアウト面の所定の位置から放射状に順番に並ぶように前記複数の画像を前記レイアウト面に配置する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記配置手段は、
    前記距離情報の値がユーザにより指定された位置及び方向に順番に並ぶように前記複数の画像を前記レイアウト面に配置する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. 前記レイアウト面に配置された複数の画像各々は、その一部が他の画像の一部と重なり合うように配置され、
    前記配置手段は、
    前記画像を重ねて配置する際に、前記距離情報の値が小さい方の画像を前記距離情報の値が大きいほうの画像よりも上側になるように配置する
    ことを特徴とする請求項3乃至6いずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記配置手段は、
    前記距離情報の値に応じて前記複数の画像各々のサイズを変更させて前記レイアウト面に配置する
    ことを特徴とする請求項3乃至6いずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記複数の画像各々は、撮像関連情報を含み、
    前記解析手段は、
    前記画像の撮像関連情報に基づいて前記距離情報を解析する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  10. 前記解析手段は、
    前記撮像関連情報に含まれる、被写体距離、被写体距離レンジ、の少なくともいずれかに基づいて前記解析を行なう
    ことを特徴とする請求項9記載の情報処理装置。
  11. 前記解析手段は、
    前記複数の画像各々から被写体又は該被写体の特定部分を検出し、該検出したものの大きさから前記距離情報を解析する
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  12. 前記被写体は、人物であり、
    前記特定部分は、人物の顔である
    ことを特徴とする請求項11記載の情報処理装置。
  13. 前記複数の画像各々は、撮像関連情報を含み、
    前記解析手段は、
    前記撮像関連情報の解析結果と、前記特定部分の解析結果との少なくともいずれかに基づいて前記距離情報を解析する
    ことを特徴とする請求項11記載の情報処理装置。
  14. 前記複数の画像各々は、撮像関連情報を含み、
    前記解析手段は、
    前記撮像関連情報から撮像日時を示す情報を解析し、
    前記配置手段は、
    前記解析手段による解析により得られた前記距離情報と、前記撮像日時を示す情報とに基づいて前記複数の画像を前記レイアウト面に配置する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  15. 複数の画像の配置位置を編集して2次元状のレイアウト面に配置する情報処理装置の処理方法であって、
    撮像装置により撮像された複数の画像をレイアウト対象として選択する選択工程と、
    前記選択工程で選択された複数の画像各々について該画像内における被写体を撮像した前記撮像装置の位置から該被写体までの距離情報を解析する解析工程と、
    前記解析工程での解析により得られた前記距離情報に基づいて前記複数の画像の配置位置を編集して前記レイアウト面に配置する配置工程と
    を含むことを特徴とする情報処理装置の処理方法。
  16. コンピュータを、
    撮像装置により撮像された複数の画像をレイアウト対象として選択する選択手段、
    前記選択手段により選択された複数の画像各々について該画像内における被写体を撮像した前記撮像装置の位置から該被写体までの距離情報を解析する解析手段、
    前記解析手段による解析により得られた前記距離情報に基づいて前記複数の画像の配置位置を編集して2次元状のレイアウト面に配置する配置手段
    として機能させるためのプログラム。
JP2008246600A 2008-09-25 2008-09-25 情報処理装置、その処理方法及びプログラム Pending JP2010079569A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008246600A JP2010079569A (ja) 2008-09-25 2008-09-25 情報処理装置、その処理方法及びプログラム
US12/536,802 US20100077297A1 (en) 2008-09-25 2009-08-06 Information processing apparatus, processing method therefor, and computer-readable storage medium

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008246600A JP2010079569A (ja) 2008-09-25 2008-09-25 情報処理装置、その処理方法及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010079569A true JP2010079569A (ja) 2010-04-08
JP2010079569A5 JP2010079569A5 (ja) 2011-11-10

Family

ID=42038855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008246600A Pending JP2010079569A (ja) 2008-09-25 2008-09-25 情報処理装置、その処理方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20100077297A1 (ja)
JP (1) JP2010079569A (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102009028212A1 (de) * 2009-08-04 2011-02-10 Robert Bosch Gmbh Verfahren zum Überwachen eines Bereichs
JP5787639B2 (ja) * 2010-07-28 2015-09-30 キヤノン株式会社 画像を表示するための表示制御装置、表示制御方法、プログラム及び記憶媒体
JP5687702B2 (ja) * 2010-08-31 2015-03-18 本田技研工業株式会社 車両周辺監視装置
JP2014067310A (ja) * 2012-09-26 2014-04-17 Olympus Imaging Corp 画像編集装置、画像編集方法、およびプログラム
JP2017220892A (ja) * 2016-06-10 2017-12-14 オリンパス株式会社 画像処理装置及び画像処理方法
KR102588524B1 (ko) * 2016-08-01 2023-10-13 삼성전자주식회사 전자 장치 및 그의 동작 방법

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007078842A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Seiko Epson Corp 表示制御装置及び表示制御方法
JP2007121548A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Olympus Imaging Corp 画像管理装置、画像管理プログラム、画像管理方法及び記録媒体
JP2007143093A (ja) * 2005-10-18 2007-06-07 Fujifilm Corp アルバム作成装置、アルバム作成方法、およびアルバム作成プログラム
JP2007312206A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Canon Inc 撮像装置及び、画像再生装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2541688B2 (ja) * 1990-05-21 1996-10-09 日産自動車株式会社 眼位置検出装置
US6222947B1 (en) * 1997-02-19 2001-04-24 Canon Kabushiki Kaisha Image editing apparatus and method and medium on which programs are recorded
US5912668A (en) * 1997-05-30 1999-06-15 Sony Corporation Controlling a screen display of a group of images represented by a graphical object
JP2001216515A (ja) * 2000-02-01 2001-08-10 Matsushita Electric Ind Co Ltd 人物の顔の検出方法およびその装置
US6965684B2 (en) * 2000-09-15 2005-11-15 Canon Kabushiki Kaisha Image processing methods and apparatus for detecting human eyes, human face, and other objects in an image
US6895103B2 (en) * 2001-06-19 2005-05-17 Eastman Kodak Company Method for automatically locating eyes in an image
JP4032410B2 (ja) * 2001-11-09 2008-01-16 ソニー株式会社 情報処理システムおよび情報処理方法、プログラムおよび記録媒体、並びに情報処理装置
US7526193B2 (en) * 2003-07-15 2009-04-28 Omron Corporation Object determining device and imaging apparatus
JP2005242604A (ja) * 2004-02-26 2005-09-08 Seiko Epson Corp 画像配列の決定
US20070206175A1 (en) * 2006-03-03 2007-09-06 Rai Barinder S Range finder integrated digital camera
US7859543B2 (en) * 2006-06-29 2010-12-28 Apple Inc. Displaying images
US20080028308A1 (en) * 2006-07-31 2008-01-31 Black Fin Software Limited Visual display method for sequential data

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007078842A (ja) * 2005-09-12 2007-03-29 Seiko Epson Corp 表示制御装置及び表示制御方法
JP2007143093A (ja) * 2005-10-18 2007-06-07 Fujifilm Corp アルバム作成装置、アルバム作成方法、およびアルバム作成プログラム
JP2007121548A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Olympus Imaging Corp 画像管理装置、画像管理プログラム、画像管理方法及び記録媒体
JP2007312206A (ja) * 2006-05-19 2007-11-29 Canon Inc 撮像装置及び、画像再生装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20100077297A1 (en) 2010-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8704913B2 (en) Image recording apparatus, image recording method, and storage medium storing program, for use in recording shot images
JP4498070B2 (ja) 画像ファイル管理装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体
JP5478999B2 (ja) 撮影装置
ES2306031T3 (es) Edicion por lotes de imagenes escaneadas.
JP2008035328A (ja) テンプレート生成装置、画像配置装置、変更テンプレート生成装置およびそのプログラム
JP6702900B2 (ja) 情報処理装置、表示制御方法、及びプログラム
JP2010079569A (ja) 情報処理装置、その処理方法及びプログラム
JP2007166541A (ja) 画像処理方法およびその装置
JP5178392B2 (ja) 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法
CN101527804A (zh) 多图像文件编辑装置和多图像文件编辑方法
JP5253069B2 (ja) 画像処理方法及び画像処理装置
CN102915549A (zh) 一种图像文件的处理方法及装置
JP2006202295A (ja) デジタル写真管理装置とデジタル写真管理方法及びコンピュータプログラムを保存するコンピュータで読み取り可能な記録媒体
JP5262888B2 (ja) 文書表示制御装置及びプログラム
JP5441349B2 (ja) 画像投射装置及びその制御方法
US10657723B2 (en) Image processing apparatus and image processing method
JP2008040851A (ja) 情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP2006107289A (ja) 画像ファイル管理装置、画像ファイル管理方法および画像ファイル管理プログラム
JP5277230B2 (ja) タグ情報管理装置、タグ情報管理システム、タグ情報管理プログラム、タグ情報管理方法
JP2019003326A (ja) 情報処理装置、制御方法、及びプログラム
JP2007259263A (ja) 画像処理方法、画像処理装置、プログラム、および記憶媒体
JP4216495B2 (ja) 画像編集装置
JP2005184785A (ja) 画像再生装置及び画像再生方法
JP5366522B2 (ja) 画像表示装置及び画像表示装置を有するデジタルカメラ
JP6481204B2 (ja) 情報処理装置と、その処理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110922

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121022

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121109