JP2010076666A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】良好な表示像を維持しつつ、小型化によって搭載性の向上を実現するヘッドアップディスプレイ装置の提供。
【解決手段】視認者の視認方向に設けられたウィンドシールド91に表示像99を投影するヘッドアップディスプレイ装置100であって、表示像99を発光させるための光束を放射する光源部30と、光源部30からの光束を光軸40axに沿う方向へ屈折させるレンズ40と、レンズ40により屈折された光束をウィンドシールド91に向けて反射する反射鏡部60と、光源部30を保持する光源保持部126、レンズ40を保持するレンズ保持部24、および反射鏡部60を保持する側壁部22、を有するハウジング20と、を備えるヘッドアップディスプレイ装置100とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、投影部材に表示像を投影するヘッドアップディスプレイ装置に関するものである。
従来、表示像を発光させるための光束を放射する光源部と、光源部からの光束を光軸側へ屈折させるレンズと、レンズにより屈折された光束を前記投影部材に向けて反射する反射鏡部と、を備えるヘッドアップディスプレイ装置が知られている。例えば特許文献1に開示のヘッドアップディスプレイ装置は、光源部を保持する光源保持部およびレンズを保持するレンズ保持部を有するケース体を備えている。光源部およびレンズは、ケース体に納められて保持される。また、ヘッドアップディスプレイ装置は、反射鏡部を保持する反射鏡保持部とともに、ケース体を保持するケース体保持部を有するハウジングを備えている。光源部およびレンズを保持するケース体は、ハウジングのケース体保持部に組み付けられる。
さて、ヘッドアップディスプレイ装置において、光源部に対するレンズの光軸の位置がずれて、レンズに入射される光束が当該レンズの光軸に直交する方向に不均一となった場合、レンズによって光軸側に屈折された光束も不均一となる。これにより、投影部材に投影される表示像に輝度ムラが生じるのである。表示像の輝度ムラを防止するため、特許文献1に開示のヘッドアップディスプレイ装置においては、光源部およびレンズは同一のケース体に保持される。この構成により、レンズの光軸に対する光源部の位置精度が良好になるので、光源部から放射されてレンズによって光軸側に屈折された光束は均一となる。
特開2007−114743号公報
さて、特許文献1に開示のヘッドアップディスプレイ装置において、反射鏡部とレンズとの間には、ハウジングとケース体が介在している。これにより、ハウジングおよびケース体の加工精度、ならびにケース体をハウジングのケース体保持部への組み付け精度に起因して、反射鏡部に対するレンズ位置の光軸方向のばらつきが大きくなる。故に、レンズにより屈折させられた光束が、反射鏡部の所定の位置からずれた位置に到達する懸念がある。光束が反射鏡部に到達する位置がずれることにより、投影部材に投影された表示像の一部が欠けてしまうのである。この表示像の欠けを防止するため、光束の到達位置のずれを許容するための余裕代を反射鏡部に設ける必要がある。これにより、反射鏡部は大型化を余儀なくされていた。そして、大型化した反射鏡部によって、ヘッドアップディスプレイ装置の小型化が妨げられるのである。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、良好な表示像を維持しつつ、小型化によって搭載性の向上を実現するヘッドアップディスプレイ装置を提供することである。
上記目標を達成する為に、請求項1に記載の発明では、視認者の視認方向に設けられた投影部材に表示像を投影するヘッドアップディスプレイ装置であって、表示像を発光させるための光束を放射する光源部と、光源部からの光束を光軸に沿う方向へ屈折させるレンズと、レンズにより屈折された光束を投影部材に向けて反射する反射鏡部と、光源部を保持する第一保持部、レンズを保持する第二保持部、および反射鏡部を保持する第三保持部、を有するハウジングと、を備える。
この発明によれば、光源部およびレンズは第一保持部および第二保持部によって同一のハウジングに保持されるので、レンズの光軸に対する光源部の位置精度は良好である。故に、光源部から放射されてレンズによって光軸側に屈折された光束は均一となるので、表示像の輝度ムラは抑制される。加えて、レンズおよび反射鏡部は第二保持部および第三保持部によって同一のハウジングに保持されるので、反射鏡部に対するレンズの光軸方向のばらつきが抑制される。故に、レンズにより屈折させられた光束を、反射鏡部の所定の位置に到達させられる。これらによれば、反射鏡部を最小限の大きさで形成しても、表示像の欠けの発生は生じ難い。反射鏡部が小型であることから、ヘッドアップディスプレイ装置の小型化が実現されるので、良好な表示像を維持しつつ搭載性を向上し得るのである。
請求項2に記載の発明では、第二保持部が、第一保持部を兼ねる。この発明によれば、
光源部が第一保持部を兼ねた第二保持部に保持される。光源部およびレンズが同一の第二保持部に保持されるので、レンズの光軸に対する光源部の位置精度はさらに良好となる。これにより、光源部から放射されてレンズによって光軸側に屈折された光束は均一となるので、表示像の輝度ムラは抑制される。加えて、第一保持部を省くことにより、ヘッドアップディスプレイ装置の小型化に貢献できる。したがって、良好な表示像を維持しつつ搭載性を向上し得るのである。
請求項3に記載の発明では、レンズは、ハウジングに対して光軸と直交する方向に位置調整自在の調整部を有する。この発明によれば、レンズは、調整部によって光軸と直交する方向に位置調整された後、ハウジングの第二保持部に保持される。故に、光源部に対してレンズの光軸の正確に位置するよう、レンズの位置を調整することができる。これにより、光源部から放射されてレンズによって光軸側に屈折された光束は均一となるので、光源部およびレンズがハウジングに保持される構成であっても、表示像の輝度ムラは確実に抑制される。したがって、良好な表示像を維持しつつ搭載性の向上したヘッドアップディスプレイ装置を提供し得るのである。
請求項4に記載の発明では、調整部は、光軸と直交する平面を具備する取付部、および取付部に光軸に沿う方向に設けられる取付孔を有し、レンズは、取付孔に緩嵌合する締結部材により第二保持部に取り付けられる。この発明によれば、取付部に光軸に沿う方向に設けられる取付孔と、レンズをハウジングに保持するための締結部材とが緩嵌合することにより、レンズの光軸と直交する方向への位置調整を許容することができる。故にレンズは、取付部が具備する平面に沿って光軸と直交する方向に位置調整される。そして、締結部材の締結によって、レンズは、当該レンズの光軸が光源部に対して正確に位置するよう配置された状態でハウジングの第二保持部に保持されるのである。
請求項5に記載の発明では、光源部およびレンズには、レンズを光源部に対して光軸と直交する方向に位置決めする位置決め機構が設けられる。この発明によれば、レンズおよび光源部に設けられた位置決め機構によってレンズが光源部に対して位置決めされる。故に、レンズおよび光源部をハウジングによって保持することで、自動的にレンズの光軸が光源部に対して正確に位置するよう位置調整がなされる。これにより、レンズの位置調整の工程を設けることなく、レンズによって光軸側に屈折された光束を均一とすることができる。したがって、表示像の輝度ムラは確実に抑制されるので、良好な表示像を維持しつつ搭載性の向上したヘッドアップディスプレイ装置を提供し得るのである。
加えて、請求項2に記載の発明との組み合わせによれば、レンズは、ハウジングの第二保持部に対して光軸と直交する方向の位置決め機構によって位置調整自在である。故に、当該ハウジングから光軸と直交する方向への位置の規制力は作用しない。これにより、光源部に対して光軸と直交する方向に位置決め機構によって位置決めされたレンズが、光軸と直交する方向へひずむことがない。したがって、ひずみに起因したレンズの光軸ずれが生じることがないので、レンズから均一な光束を放出させることができる。
請求項6に記載の発明では、位置決め機構は、レンズに設けられ、当該レンズから光源部へ突出する位置決めピン、および光源部に設けられ、位置決めピンが嵌合する位置決め孔である。この発明によれば、レンズから光源部へ突出する位置決めピンを光源部の位置決め孔に嵌合させることで、レンズは光源部に対して位置決め機構光軸と直交する方向に位置決めされて固定される。このように簡易な構成で、レンズを、当該レンズの光軸が光源部に対して正確に位置するよう配置された状態で、ハウジングに保持させることができるのである。
請求項7に記載の発明では、ハウジングは、レンズの径方向外側を環状に囲う周壁部を有し、第二保持部は、周壁部に設けられる。ハウジングは、外部からの作用する応力によって変形する懸念がある。レンズがハウジングに設けられた第二保持部に保持される構成においては、ハウジングのひずみによって第二保持部が変形し、第二保持部に保持されたレンズの光軸方向が所定の方向からずれるおそれがある。そこで、ハウジングにレンズの径方向外側を環状に囲う周壁部を形成し、当該周壁部に第二保持部を設けることにより、第二保持部近傍の剛性を向上させることができる。レンズが剛性の高い第二保持部に保持されることにより、ハウジングに外部から応力が作用した場合でも、レンズの光軸方向のずれを抑制することができる。これにより、光源部から放射された光束は、レンズの光軸側へ正確に屈折されて、反射鏡部の所定の位置に確実に到達する。したがって、反射鏡部を最小限の大きさで形成することができるのである。
請求項8に記載の発明では、周壁部の光源部側の開口は、光源部によって閉じられる。この発明によれば、周壁部の開口が光源部によって閉じられるので、当該周壁部の剛性をさらに高めることができる。故にレンズは、さらに剛性が高められた周壁部に設けられた第二保持部に保持されることとなるので、ハウジングに外部から応力が作用した場合でも、レンズの光軸方向のずれは確実に抑制されるのである。
請求項9に記載の発明では、レンズの反射鏡部側には、光軸と直交する方向に透過型表示パネルが設けられ、ハウジングは、周壁部から径方向内側に突出し、透過型表示パネルを保持する第四保持部を有する。この発明によれば、周壁部から径方向内側に突出する第四保持部は、透過型表示パネルを保持するとともに、周壁部の剛性を向上させるリブとなる。故にレンズは、さらに剛性が高められた周壁部に設けられた第二保持部に保持されることとなるので、ハウジングに外部から応力が作用した場合でも、レンズの光軸方向のずれは確実に抑制されるのである。
加えて、透過型表示パネルおよびレンズを保持する第四保持部および第二保持部は、同一の周壁部に保持されるので、透過型表示パネルに対するレンズの光軸方向のばらつきが抑制される。故に、レンズにより屈折させられた光束は、透過型表示パネルの所定の位置を透過することができる。これにより、透過型表示パネルの余裕代が不要となるので、最小限の大きさの透過型表示パネルを選択することができ、ヘッドアップディスプレイ装置の小型化に貢献し得るのである。
請求項10に記載の発明では、反射鏡部は、複数の反射鏡を有する。上述したように、反射鏡部が保持されたハウジングにレンズを直接的に保持することによる光軸方向のばらつき低減作用の発揮によれば、光源から放出された光束を反射鏡部の所定の位置に到達させられる。複数の反射鏡を有する反射鏡部においてレンズから遠い側に位置する反射鏡は、このレンズの光軸方向のばらつき低減作用が顕著に発揮されるので、余裕代の縮小で大幅に小型化ができる。したがって、複数の反射鏡を有する反射鏡部を備えたヘッドヘッドアップディスプレイ装置に本発明は特に好適なのである。
請求項11に記載の発明では、反射鏡部は、凹面鏡を有する。湾曲している凹面鏡は平面鏡に対して厚さ方向に大きく、ヘッドアップディスプレイ装置において大きな空間を占有する。故に、レンズの光軸方向のばらつき低減作用の発揮による凹面鏡の余裕代の削減は、ヘッドアップディスプレイ装置の小型化に顕著に貢献するのである。したがって、凹面鏡を有する反射鏡部を備えたヘッドヘッドアップディスプレイ装置に本発明は特に好適なのである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置100が搭載されている車両を示している。ヘッドアップディスプレイ装置100は、視認者の視認方向に設けられるインスツルメントパネル93の内部に設置され、ウィンドシールド91に表示像99を投影する。
(基本構成)
図2に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100は、光源部30、レンズ40、液晶パネル51、反射鏡部60、ハウジング20、および主基板73(図3参照)を備えている。
図3に示すように光源部30は、発光ダイオード31、副基板33、締結孔34、およびスクリュー39を有している。発光ダイオード31は、電圧の印加によって光束を放射する半導体素子であって、白色の光束をレンズ40側に向けて放射する。副基板33は、紙フェノール系またはガラスエポキシ系の硬質材料からなる矩形の回路基板である。副基板33のレンズ40側の面には、銅箔材料からなる所定の配線パターン(図示しない)が形成されるとともに、当該配線パターンと電気的に接続された発光ダイオード31が実装されている。加えて副基板33には、発光ダイオード31に電圧を印加するLED駆動回路(図示しない)が形成されている。これにより、副基板33上のLED駆動回路を介して発光ダイオード31に電圧が印加される。締結孔34は、矩形の副基板33の対角に位置する角部に板厚方向に設けられた貫通孔である(図4参照)。スクリュー39は、締結孔34を貫通して、ハウジング20に締結される。スクリュー39の締結によって、光源部30はハウジング20に対して保持される。
レンズ40は、光学用に最適化された透光性の高い樹脂材料によって形成されており、ハウジング20に保持されている。レンズ40は、光源部30側となる平滑な入射面43と、当該入射面43と相対する側となる外側に向かって凸である出射面42とを形成している。レンズ40の中心には、レンズの厚さ方向に沿った光軸40axが存在している。レンズ40に入射面43側から入射する光束は、入射面43および出射面42の少なくとも何れか一方で、光軸40ax側に屈折されて、出射面42側から出射される。
液晶パネル51は、矩形板状の透過型の表示パネルであって、レンズ40の出射面42と相対する位置に、レンズ40の光軸40axと直交する方向に配置されている。液晶パネル51には、電圧の印加によって光の透過率が変化する複数のセグメントが予め形成されている。液晶パネル51は、セグメントによって、出射面42から出射された光束の通過を制御することにより表示像99の意匠を形成している。液晶パネル51は、ハウジング20へ両面テープ53によって取り付けられている。尚、液晶パネル51は請求項に記載の「透過型表示パネル」に相当する。
図2に示すように、反射鏡部60は、平面鏡61、凹面鏡66等の複数の反射鏡を組み合わせてなる。平面鏡61は矩形板状であって、ガラス等の基材と、基材の表面に形成されたアルミニウムの蒸着面によってなる反射面61aとによって形成されている。平面鏡61は、出射面42側および凹面鏡66側に反射面61aを向けて配置され、ハウジング20に対して両面テープ63等により所定の角度で保持されている。また、凹面鏡66は、板厚方向に湾曲されたガラス等の基材と、当該基材の凹面側の表面に形成されたアルミニウム等の蒸着によってなる凹鏡面66aとによって形成されている。凹面鏡66は、平面鏡61によって反射された光束の進行方向にウィンドシールド91(図1参照)に向けて配置され、ハウジング20に対して所定の角度で保持されている。以上の平面鏡61およびは凹面鏡66の配置によって、液晶パネル51を通過した光束はウィンドシールド91(図1参照)に向けて反射される。
図3に示すように、ハウジング20は、例えばポリプロピレン等の樹脂材料からなり、底壁部21および側壁部22を形成している有底容器である。ハウジング20内には、光源部30、レンズ40、液晶パネル51、および反射鏡部60等が収容されている。ハウジング20の底壁部21の外面側には、底壁部21と直交する方向に複数のボス21aが設けられている。また、ハウジングの側壁部22の内側は、両面テープ63を介して平面鏡61および凹面鏡66を保持しており、請求項に記載の「第三保持部」に相当する。さらに、ハウジング20の内側面には、当該ハウジング20内に入射する外来光の反射を抑制するための黒色の塗装が施されている。加えて図1に示すように、ハウジング20の上面には、例えばアクリル等の透光性の樹脂材料からなる防塵カバー27が嵌め込まれている。防塵カバー27は、ハウジング20内へ塵や埃等の浸入を防止するとともに、凹面鏡66によってウィンドシールド91側へ反射された光束を透過する。
図3に示すように、主基板73は、紙フェノール系またはガラスエポキシ系の硬質材料からなる回路基板であって、主基板73はハウジング20の底壁部21の平面形状に倣った形状に形成されている。主基板73は、底壁部21の外面側に設けられているボス21aにスクリュー79によって複数個所で締結されることで、ハウジングに保持されている。また、主基板73には、銅箔材料からなる所定の配線パターン(図示しない)が形成され、当該配線パターンが液晶パネル51の液晶駆動回路(図示しない)を構成している。液晶駆動回路は、主基板73と液晶パネル51とを電気的に接続しているフレキシブル基板(図示しない)を介して、液晶パネル51に設けられた各セグメントに電圧を印加する。さらに、主基板73は、副基板33ともフレキシブル基板によって接続されている。主基板73を介して副基板33に設けられているLED駆動回路に電力が供給される。
図1に示すように、ヘッドアップディスプレイ装置100を収容しているインスツルメントパネル93は樹脂材料からなり、車両の構造部材(図示しない)に取り付けられている。ヘッドアップディスプレイ装置100は、インスツルメントパネル93又は車両の構造部材に取り付けられた複数のブラケット(図示しない)を介して、インスツルメントパネル93内部に保持固定されている。また、ヘッドアップディスプレイ装置100の上面側には、強化ガラスよりなるウィンドシールド91が位置している。ウィンドシールド91は、ヘッドアップディスプレイ装置100側に凹となるよう湾曲している。ウィンドシールド91が、表示像99が投影される請求項に記載の「投影部材」に相当する。
以上のような構成のヘッドアップディスプレイ装置100による表示像99の投影について説明する。
発光ダイオード31によって放射状に放射された光束は、レンズ40によって光軸40ax側へ屈折される。これにより光束の大部分は、光軸40axに沿った方向へ直進し、液晶パネル51に到達する。そして、液晶パネル51の各セグメントを通過した光束は、平面鏡61、凹面鏡66、およびウィンドシールド91によって順に反射され、視認者に到達する。ここで、液晶パネル51から平面鏡61までの光路距離をD1、平面鏡61から凹面鏡66までの光路距離をD2、凹面鏡66からウィンドシールド91の内側面までの光路距離をD4、ウィンドシールド91から視認者までの光路距離をD6とする。
液晶パネル51を通過した光束により、まず表示像99の意匠を備えた投影像99aが形成される。そして、投影像99aは、凹面鏡66に反射されることで、凹面鏡66の凹鏡面66aとは反対側の距離D3の位置に表示される投影虚像99bとなる。これは、D1とD2との和は凹面鏡の焦点距離よりも短くなるよう設定されているためである。尚、投影虚像99bは、投影像99aの拡大像である。さらに、投影虚像99bは、ウィンドシールド91の内側面に向けて投影される。ヘッドアップディスプレイ装置100側に凹となるよう湾曲しているウィンドシールド91は、凹面鏡66と同様の光学的作用を備えている。ウィンドシールド91の焦点距離はD3とD4との和の距離よりも遥かに長いため、視認方向前側のD5の位置に表示像99が結ばれる。表示像99は、投影虚像99bの拡大像である。視認者は、D5とD6との和の距離に表示像99を視認することができる。
以上のような構成によるヘッドアップディスプレイ装置100の表示品質を低下させる要因は、表示像99の輝度ムラおよび表示の欠けである。表示像99の輝度ムラは、光源部30の発光ダイオード31に対して、レンズ40の光軸40axの位置がずれることに起因する。光軸40axの位置が発光ダイオード31に対してずれると、レンズ40の入射面43に入射される光束が不均一となる。これにより、レンズ40によって光軸40ax側に屈折された光束も不均一となるので、表示像99の輝度ムラを生じるのである。また、表示像99の表示欠けは、反射鏡部60に対してレンズ40の光軸40axの方向がずれることに起因する。レンズ40により屈折させられた光束が平面鏡61の所定の位置からずれた位置に到達することにより、反射されるべき投影像99aの一部が平面鏡61の反射面61aから外れることとなる。これにより、視認者の視点位置によっては、ウィンドシールド91に投影された表示像99の一部が欠けてしまうのである。
(特徴部分)
以下、本発明の一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置100の特徴部分について説明する。
図3又は図4に示すように、ハウジング20は、光源部30およびレンズ40を保持するレンズ保持部24を有している。尚、本実施形態では、レンズ保持部24は、レンズ40を保持する請求項に記載の「第二保持部」に相当するともに、光源部30を保持する光源保持部を兼ねており、請求項に記載の「第一保持部」に相当する。
また、ハウジング20は、レンズ40の径方向外側を環状に囲う周壁部23を有している。周壁部23には、レンズ保持部24およびリブ25が設けられており、光源部30、レンズ40、および液晶パネル51が収容されている。レンズ保持部24は、レンズ40の光軸40axと直交する端面24aと、スクリュー39と嵌合するネジ部が形成されたスクリュー孔等によって構成されている。リブ25は、周壁部23の内周面から径方向内側に突出する凸部である。リブ25のレンズ40側の面には、液晶パネル51が両面テープ53によって取り付けられている。したがってリブ25は、両面テープ53を介して液晶パネル51を保持しており、請求項に記載の「第四保持部」に相当する。また、リブ25の径方向内側の開口によって、液晶パネル51を通過した光束の透過窓25aが形成されている。
レンズ40は、取付部44および位置決めピン46を有している。取付部44は、レンズ40の光軸40axと直交する平面44aおよび光軸40axに沿う方向に設けられている取付孔44bを具備している。平面44aは、レンズ保持部24の端面24aと当接することにより、レンズ40の光軸40axの方向を定めている。取付孔44bは、副基板33の締結孔34と同軸となる位置に形成されているとともに、スクリュー39と緩嵌合するよう当該スクリュー39の呼び径に対して大径に形成されている。位置決めピン46は、レンズ40の取付部44に設けられており、当該レンズ40から光源部30側へ、光軸40axに沿った方向に突出している。
光源部30は、光軸40axに沿う方向に設けられた位置決め孔36を有している。位置決め孔36は、副基板33に穿設されており、発光ダイオード31を中心とした対角位置に設けられている。位置決め孔36は、位置決めピン46と嵌合している。
取付部44は、請求項に記載の「調整部」に相当する。取付部44によって、レンズ40を、ハウジング20に対して、当該レンズ40の光軸40axと直交する方向に自在に位置調整することができる。加えて、位置決めピン46および位置決め孔36は、請求項に記載の「位置決め機構」に相当する。位置決めピン46が位置決め孔36に嵌合することによって、レンズ40を光源部30に対して光軸40axと直交する方向に位置決めすることができる。
以上のような構成のヘッドアップディスプレイ装置100において、レンズ40および光源部30のハウジング20への取り付けについて説明する。まず、レンズ40を周壁部23の内部に収容し、レンズ保持部24の端面24aとレンズ40の平面44aとを当接させる。これにより、ハウジング20に対するレンズ40の光軸40axの方向が定められる。この状態でレンズ40の入射面43側から、光源部30を光軸40axに沿った方向で取り付ける。これにより、レンズ40の位置決めピン46が光源部30の位置決め孔36と嵌合するので、レンズ40は光源部30に対して光軸40axと直交する方向に位置決めされる。ここで、スクリュー39の外径よりも大径である取付孔44によって、光源部30に対するレンズ40の光軸40axと直交する方向への位置調整は許容される。これにより、スクリュー39は、締結孔34とともに取付孔44bを貫通し得える。加えて、取付孔44はスクリュー39から光軸40axと直交する方向の規制力を受けない。この状態でスクリュー39が締結されることによって、光源部30およびレンズ40の一体部は、ハウジング20に対して取付部44が具備する平面44aに沿って、光軸40axと直交する方向に位置調整される。具体的には、平面44aが端面24に対して光軸40axと直交する方向に滑ることによって、光軸40axの方向は維持されたまま、光軸40axの位置のみが調整される。
本実施形態では、光源部30およびレンズ40は、レンズ保持部24によって同一のハウジング20に保持されているので、レンズ40の光軸40axに対する光源部30の位置精度は良好である。具体的には、光軸40ax上に、副基板33上に実装された発光ダイオード31を配置することができる。故に、光源部30の発光ダイオード31から放射されて、レンズ40によって光軸40ax側に屈折された光束は均一となるので、表示像99の輝度ムラは抑制される。加えて、レンズ40ならびに反射鏡部60の平面鏡61および凹面鏡66は、レンズ保持部24および側壁部22によって同一のハウジング20に保持されるので、反射鏡部60に対するレンズ40の光軸40ax方向のばらつきが抑制される。故に、レンズにより屈折させられた光束を、反射鏡部の所定の位置に到達させられる。これらによれば、反射鏡部60を最小限の大きさで形成しても、表示像99の表示欠けの発生は生じ難い。したがって、ヘッドアップディスプレイ装置100の小型化が実現されるので、良好な表示像99を維持しつつ車両への搭載性を向上し得るのである。
加えて本実施形態では、光源部30およびレンズ40が同一のレンズ保持部24に保持されているので、レンズ40の光軸40axに対する光源部30の位置精度はさらに良好となる。これにより、光源部30の発光ダイオード31から放射されて、レンズ40によって光軸40ax側に屈折された光束は均一となるので、表示像99の輝度ムラは抑制される。加えて、光源保持部を省くことにより、ヘッドアップディスプレイ装置100の小型化に貢献できる。したがって、良好な表示像99を維持しつつ車両への搭載性を向上し得るのである。
また本実施形態では、レンズ40は、取付部44が具備する平面44aに沿って、光軸40axと直交する方向に位置調整され、光源部30に対してレンズ40の光軸40axが正確に位置するよう配置された状態でレンズ保持部24に保持されている。故に、光源部30の発光ダイオード31から放射されてレンズ40によって光軸40ax側に屈折された光束は均一となるので、光源部30およびレンズ40がハウジング20に保持される構成であっても、表示像99の輝度ムラは確実に抑制され、良好な表示品質が維持されるのである。
さらに本実施形態では、レンズ40および光源部30に設けられた、位置決めピン46および位置決め孔36からなる位置決め機構によって、レンズ40が光源部30に対して位置決めされる。故に、レンズ40および光源部30をハウジング20によって保持する工程によって、自動的にレンズ40の光軸40axが光源部30の発光ダイオード31に対して正確に位置するよう位置調整がなされる。これにより、レンズ40の位置調整のための工程を設けることなく、表示像99の輝度ムラを確実に抑制し得るのである。加えて、レンズ40が、光軸40axと直交する方向に位置調整自在であることから、ハウジング20から取付孔44bにスクリュー79を介して、光軸40axと直交する方向への規制力を受けることがない。故に、位置決め機構によって位置決めされたレンズが、光軸と直交する方向へのひずむことがないので、ひずみに起因したレンズ40の光軸40ax方向のずれが引き起こされない。したがって、表示像99の表示欠けを防止し、表示品質を維持することができるのである。
ヘッドアップディスプレイ装置100のハウジング20は、外部からの作用する応力によって変形する懸念がある。外部からの作用する応力とは、具体的には、ハウジングを介して車載される際の取り付けによる応力や、車両から伝わる振動である。本実施形態では、レンズ40がハウジング20に設けられたレンズ保持部24に保持されるので、ハウジング20の変形に伴うレンズ保持部24のひずみに起因して、レンズ40の光軸40axの方向が所定の方向からずれるおそれがある。そこで本実施形態では、ハウジング20に周壁部23を形成し、当該周壁部23にレンズ保持部24を設けることにより、レンズ保持部24近傍の剛性を向上させている。レンズ40が構成の高いレンズ保持部24に保持されることにより、ハウジング20に外部からの応力が作用した場合でも、レンズ40の光軸40ax方向のずれを抑制することができる。したがって、表示像99の表示欠けを防止し、表示品質を維持することができるのである。
さらに加えて本実施形態では、周壁部23の光源部30側の開口が当該光源部30の副基板33によって閉じられることによって、周壁部23の剛性はさらに高められている。加えて、周壁部23から径方向内側に突出するリブ25によっても、周壁部23の剛性は向上し得ている。故にレンズ40は、さらに剛性が高められた周壁部23に設けられたレンズ保持部24に保持されることとなるので、ハウジング20に外部から応力が作用した場合でも、レンズ40の光軸40ax方向のずれは確実に抑制されるのである。加えて、液晶パネル51およびレンズ40を保持するリブ25およびレンズ保持部24は、同一の周壁部23に保持されるので、液晶パネル51に対するレンズ40の光軸40ax方向のばらつきが抑制される。故に、レンズ40により屈折させられた光束は、液晶パネル51の所定の位置を透過することができる。これにより、液晶パネル51の余裕代が不要となるので、最小限の大きさの透過型表示パネルを選択することができ、ヘッドアップディスプレイ装置100の小型化に貢献し得るのである。
またさらに本実施形態では、レンズ保持部24と側壁部22とが同一のハウジング20に設けられることによる、反射鏡部60に対するレンズ40の光軸40axのばらつき低減作用の発揮によれば、発光ダイオード31から放出された光束を、反射鏡部60の所定の位置に到達させられる。例えば、複数の反射鏡61,66を有する反射鏡部60において、レンズ40から遠い側に位置する凹面鏡66は、レンズ40の光軸40ax方向のばらつき低減作用が顕著に発揮されるので、余裕代の縮小によって大幅に小型化ができる。加えて、湾曲している凹面鏡66は平面鏡61に対して厚さ方向に大きく、ヘッドアップディスプレイ装置100において大きな空間を占有する。故に、レンズ40の光軸40ax方向のばらつき低減作用の発揮による凹面鏡66の余裕代の削減は、ヘッドアップディスプレイ装置100の小型化に顕著に貢献するのである。したがって、複数の反射鏡よりなる反射鏡部60であって、凹面鏡66を有する反射鏡部60を備えたヘッドヘッドアップディスプレイ装置100に本発明は特に好適なのである。
(他の実施形態)
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定して解釈されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用することができる。
上記実施形態においては、レンズ40を保持するレンズ保持部24が、光源部30を保持する光源保持部を兼ねていた。しかし、図6に示すように、ハウジング120が光源保持部126をレンズ保持部24とは別に有していてもよい。この光源保持部126は、周壁部123に設けられている。この場合、図5に示すように、レンズ140は、レンズ保持部24にスクリュー149によって締結されて保持されている。また図6に示すように、光源部130は、光源保持部126にスクリュー39によって締結されて保持されている。
上記実施形態においては、液晶パネル51は、両面テープ53によってリブ25の側面25cに貼り付けられていた。しかし、液晶パネル51の取り付け方法を両面テープ53に限定するものではない。図5に示すように、液晶パネル51の外縁部にゴムパッキン153を取り付けるとともに、レンズ140の出射面42側に付勢部148を形成する。レンズ140をレンズ保持部24へ取り付け、付勢部148でゴムパッキン153をリブ25の側面25cに付勢することで液晶パネル51を保持してもよい。
上記実施形態においては、調整部がレンズ40の取付部44に設けられることで、当該レンズ40が光軸40axと直交する方向に位置調整自在な構成であった。しかし、レンズ40に調整部を設けなくても良い。又は、光源部30に光軸40axと直交する方向への調整部を設けることにより、発光ダイオード31が光軸40ax上に位置するよう調整される構成であってもよい。
上記実施形態においては、レンズ40および光源部30に位置決め機構を設け、レンズ40および光源部30のハウジング20への取り付けによって、自動的に光源部30に対するレンズ40の位置調整がなされていた。しかし、位置決め機構を設けず、光源部30に対するレンズ40の光軸40axの位置調整が、作業者によって行われる構成であってもよい。
上記実施形態においては、周壁部23はレンズ40の径方向外側を囲う環状であったが、周壁部23は環状でなくてもよく、また、周壁部23を設けなくてもよい。さらには、外部からの応力を低減する他の構成、例えば、ハウジング20の外部を覆う外殻部材を追加してもよい。
上記実施形態においては、反射鏡部60は平面鏡61および凹面鏡66によって構成されていた。しかし、反射鏡部60は、平面鏡61又は凹面鏡66のいずれか一方であってもよく、また複数の平面鏡61を有していてもよい。また、平面鏡61は両面テープ63によってハウジング20の側壁部22に保持されていた。しかし、図5に示すように、ハウジング120に平面鏡61の形状に沿った保持溝128と、保持溝128内の複数の突起部128aとを設けてもよい。保持溝128と突起部128aによって平面鏡61の下端を保持し、金属クリップ163によって平面鏡61の上端を保持する、請求項に記載の「第三保持部」であってもよい。
上記実施形態においては、副基板33上に実装されている発光ダイオード31は一つであった。しかし、図5に示すように、複数の発光ダイオード31が副基板133上に実装されていてもよい。この場合、レンズ140の光軸40axは、複数の発光ダイオード31の位置を頂点とした図心を通るよう位置調整される。
上記実施形態では、本発明を車両のウィンドシールド91に虚像である表示像99を投影するヘッドアップディスプレイ装置100に適用した例を示したが、本発明は、各種の輸送機器に搭載され、視認者の前方に設けられた透光性の投影部材に、表示像を投影するヘッドアップディスプレイ装置に適用することができる。
本発明の一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置を搭載した車両の構成を示す模式図である。 本発明の一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置の概略構成を示す平面図である。 本発明の一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置の特徴部分を説明するための模式図であって、図2のIII−III線断面図である。 本発明の一実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置の特徴部分を説明するための模式図であって、図2のIV視図である。 図3の特徴部分の別の変形例を説明するための模式図である。 図4の特徴部分の別の変形例を説明するための模式図である。
符号の説明
20,120 ハウジング、21 底壁部、22 側壁部(第三保持部)、23,123 周壁部、24 レンズ保持部(第二保持部、第一保持部)、25 リブ(第四保持部)、25a 透過窓、126 光源保持部(第一保持部)、27 防塵カバー、128 保持溝、128a 突起部、30,130 光源部、31 発光ダイオード、33,133 副基板、34 締結孔、36 位置決め孔(位置決め機構)、39 スクリュー(締結部材)、40,140 レンズ、40ax 光軸、42 出射面、43 入射面、44,144 取付部(調整部)、44a 平面、44b 取付孔、46 位置決めピン(位置決め機構)、148 付勢部、149 スクリュー、51 液晶パネル(透過型液晶パネル)、53 両面テープ、153 ゴムパッキン、60 反射鏡部、61 平面鏡、61a 反射面、163 両面テープ、163 金属クリップ、66 凹面鏡、66a 凹鏡面、73 主基板、79 スクリュー、91 ウィンドシールド(投影部材)、93 インスツルメントパネル、99 表示像、99a 投影像、99b 投影虚像、100 ヘッドアップディスプレイ装置

Claims (11)

  1. 投影部材に表示像を投影するヘッドアップディスプレイ装置であって、
    前記表示像を発光させるための光束を放射する光源部と、
    前記光源部からの光束を光軸側へ屈折させるレンズと、
    前記レンズにより屈折された光束を前記投影部材に向けて反射する反射鏡部と、
    前記光源部を保持する第一保持部、前記レンズを保持する第二保持部、および前記反射鏡部を保持する第三保持部を有するハウジングと、を備えることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記第二保持部が、前記第一保持部を兼ねることを特徴とする請求項1に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記レンズは、前記ハウジングに対して前記光軸と直交する方向に位置調整自在の調整部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載ヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 前記調整部は、光軸と直交する平面を具備する取付部、および前記取付部に前記光軸に沿う方向に設けられる取付孔を有し、
    前記レンズは、前記取付孔に緩嵌合する締結部材により前記第二保持部に取り付けられることを特徴とする請求項3に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  5. 前記光源部および前記レンズには、前記レンズ部を前記光源部に対して前記光軸と直交する方向に位置決めする位置決め機構が設けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  6. 前記位置決め機構は、前記レンズに設けられ、前記レンズから前記光源部へ突出する位置決めピン、および前記光源部に設けられ、前記位置決めピンと嵌合する位置決め孔、であることを特徴とする請求項5に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  7. 前記ハウジングは、前記レンズの径方向外側を環状に囲う周壁部を有し、
    前記第二保持部は、前記周壁部に設けられることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  8. 前記周壁部の前記光源部側の開口は、前記光源部によって閉じられることを特徴とする請求項7に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  9. 前記レンズの前記反射鏡部側には、前記光軸と直交する方向に透過型表示パネルが設けられ、
    前記ハウジングは、前記周壁部から径方向内側に突出し、前記透過型表示パネルを保持する第四保持部を有することを特徴とする請求項7又は8に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  10. 前記反射鏡部は、複数の反射鏡を有することを特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  11. 前記反射鏡部は、凹面鏡を有することを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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