JP2010074984A - 電気接続箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】内蔵する回路基板の種類を確実に確認できる電気接続箱の提供。
【解決手段】ハウジング2内に、回路基板12を有する接続部本体3が収容された電気接続箱1。接続部本体3に、識別情報表示6が形成されている。ハウジング2には、識別情報表示6を視認可能な開口部7が形成されている。開口部7には、これを閉止する閉止板部16を有する蓋部15が設けられている。閉止板部16は、識別情報表示6を透視可能に形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】ハウジング2内に、回路基板12を有する接続部本体3が収容された電気接続箱1。接続部本体3に、識別情報表示6が形成されている。ハウジング2には、識別情報表示6を視認可能な開口部7が形成されている。開口部7には、これを閉止する閉止板部16を有する蓋部15が設けられている。閉止板部16は、識別情報表示6を透視可能に形成されている。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えば自動車のワイヤーハーネスの分岐接続などに使用可能な電気接続箱に関する。
自動車等においてワイヤーハーネスを種々の電装品に分岐接続されるのに用いられる電気接続箱は、分岐接続点を一箇所に集中させ、配線を合理的かつ経済的に分岐接続するものである(例えば特許文献1参照)。
電気接続箱は、ワイヤーハーネスを内部回路にコネクタ接続できるように構成されている。
電気接続箱内の回路は、金属板からなるバスバーによって形成したものが一般的であるが、近年では、回路の一部または全部を配線基板(回路基板)で構成することが提案されている。
回路基板は、適用先、例えば自動車の車種やグレード(具体的には、電装品の数や性能の違いなど)に合わせて多種類を用意するのが容易であるという利点がある。
回路基板を識別するための情報は、電気接続箱のハウジングの外面に貼付されたステッカーなどに表示される。
特開2007−43810号公報
電気接続箱は、ワイヤーハーネスを内部回路にコネクタ接続できるように構成されている。
電気接続箱内の回路は、金属板からなるバスバーによって形成したものが一般的であるが、近年では、回路の一部または全部を配線基板(回路基板)で構成することが提案されている。
回路基板は、適用先、例えば自動車の車種やグレード(具体的には、電装品の数や性能の違いなど)に合わせて多種類を用意するのが容易であるという利点がある。
回路基板を識別するための情報は、電気接続箱のハウジングの外面に貼付されたステッカーなどに表示される。
しかしながら、従来の電気接続箱では、識別情報表示となるステッカー等の脱落や汚損によって、内蔵する回路基板の種類を確認することができなくなるおそれがあった。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、内蔵する回路基板の種類を外部から確実に確認できる電気接続箱の提供を目的とする。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたもので、内蔵する回路基板の種類を外部から確実に確認できる電気接続箱の提供を目的とする。
本発明の請求項1にかかる電気接続箱は、ハウジング内に、回路基板を有する接続部本体が収容された電気接続箱であって、前記接続部本体に、前記回路基板に応じた識別情報表示が形成され、前記ハウジングには、前記識別情報表示を視認可能な開口部が形成され、前記開口部に、これを閉止する閉止板部を有する蓋部が設けられ、前記閉止板部は、前記識別情報表示を透視可能に形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項2にかかる電気接続箱は、請求項1において、前記ハウジングに、前記開口部を囲んで前記回路基板に向けて延出する筒状延出部が形成され、前記閉止板部に、前記筒状延出部内を前記回路基板に向けて延出する蓋部延出部が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項3にかかる電気接続箱は、請求項2において、前記蓋部延出部に、前記筒状延出部に形成されたハウジング係合部に係合可能な蓋部係合部が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項4にかかる電気接続箱は、請求項3において、前記蓋部係合部が、前記蓋部延出部から突出して形成された爪部であることを特徴とする。
本発明の請求項5にかかる電気接続箱は、請求項1〜4のうちいずれか1項において、前記閉止板部が、前記開口部内に配置されていることを特徴とする。
本発明の請求項2にかかる電気接続箱は、請求項1において、前記ハウジングに、前記開口部を囲んで前記回路基板に向けて延出する筒状延出部が形成され、前記閉止板部に、前記筒状延出部内を前記回路基板に向けて延出する蓋部延出部が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項3にかかる電気接続箱は、請求項2において、前記蓋部延出部に、前記筒状延出部に形成されたハウジング係合部に係合可能な蓋部係合部が形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項4にかかる電気接続箱は、請求項3において、前記蓋部係合部が、前記蓋部延出部から突出して形成された爪部であることを特徴とする。
本発明の請求項5にかかる電気接続箱は、請求項1〜4のうちいずれか1項において、前記閉止板部が、前記開口部内に配置されていることを特徴とする。
本発明によれば、ハウジングに、識別情報表示を視認できる開口部が形成されているので、回路基板の種類を外部から確実に確認できる。
さらに、開口部に蓋部が設けられているので、ハウジング内への塵埃などの異物侵入を阻止し、回路基板において導電層の短絡などのトラブルを防ぐことができる。また、塵埃などにより識別情報表示の視認性が低下するのを長期間にわたり防止できる。
蓋部は透視可能な材料からなるため、識別情報表示の確認に支障が生じることはない。
識別情報表示は、ハウジングに収容された接続部本体に形成されているため、外力により脱落したり汚損することはない。
従って、回路基板が多種類にわたる場合でも、確実な品番管理が可能となる。
さらに、開口部に蓋部が設けられているので、ハウジング内への塵埃などの異物侵入を阻止し、回路基板において導電層の短絡などのトラブルを防ぐことができる。また、塵埃などにより識別情報表示の視認性が低下するのを長期間にわたり防止できる。
蓋部は透視可能な材料からなるため、識別情報表示の確認に支障が生じることはない。
識別情報表示は、ハウジングに収容された接続部本体に形成されているため、外力により脱落したり汚損することはない。
従って、回路基板が多種類にわたる場合でも、確実な品番管理が可能となる。
以下、図1および図2を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明にかかる電気接続箱の一例である電気接続箱1の要部を模式的に示す断面図である。図2は、電気接続箱1の概略構成を示す模式図である。
図2に示すように、電気接続箱1は、ハウジング2内に接続部本体3が収容された構成であり、接続部本体3は、基板部4と、基板部4表面に設けられた端子部5とを有する。
図1は、本発明にかかる電気接続箱の一例である電気接続箱1の要部を模式的に示す断面図である。図2は、電気接続箱1の概略構成を示す模式図である。
図2に示すように、電気接続箱1は、ハウジング2内に接続部本体3が収容された構成であり、接続部本体3は、基板部4と、基板部4表面に設けられた端子部5とを有する。
図示例の基板部4は、絶縁板11の両面に、それぞれ回路基板12、12が設けられた構成とされている。
回路基板12は、例えばプリント配線板であり、ポリイミド、ガラスエポキシ等の絶縁材料からなる基材13の表面に、銅合金などからなる導電層14が、用途に応じた配線をなすように形成されている。
導電層14は、金属層を形成した後、エッチングなどにより所定の配線パターンをなすように形成することができる。なお、導電層14の一部を、打ち抜きにより作製される金属板(バスバー)で構成することも可能である。
回路基板12は、例えばプリント配線板であり、ポリイミド、ガラスエポキシ等の絶縁材料からなる基材13の表面に、銅合金などからなる導電層14が、用途に応じた配線をなすように形成されている。
導電層14は、金属層を形成した後、エッチングなどにより所定の配線パターンをなすように形成することができる。なお、導電層14の一部を、打ち抜きにより作製される金属板(バスバー)で構成することも可能である。
図1に示すように、回路基板12の表面12aには、回路基板12の種類に応じた識別情報表示6が形成されている。
識別情報表示6は、例えば樹脂や紙などからなるシート体であって、表面12aに貼り付け固定されている。
識別情報表示6には、文字や図形等からなる識別情報が印刷等により視認可能に記入されている。識別情報は、例えばこの回路基板12が適用される自動車の車種やグレードを示す文字やバーコードなどとすることができる。識別情報は、具体的には、例えば電装品の数や性能の違いなどを示すものである。
識別情報表示6は、例えば樹脂や紙などからなるシート体であって、表面12aに貼り付け固定されている。
識別情報表示6には、文字や図形等からなる識別情報が印刷等により視認可能に記入されている。識別情報は、例えばこの回路基板12が適用される自動車の車種やグレードを示す文字やバーコードなどとすることができる。識別情報は、具体的には、例えば電装品の数や性能の違いなどを示すものである。
なお、識別情報表示6は、識別情報を表示するものであればよく、その態様は図示例に限定されず、例えば識別情報を印刷などにより接続部本体3に直接形成することによって識別情報表示としてもよい。
識別情報表示6の形成位置は、回路基板12に限らず、接続部本体3の他の部分であってもよい。
識別情報表示6の形成位置は、回路基板12に限らず、接続部本体3の他の部分であってもよい。
図2に示すように、端子部5は、銅合金などの金属板からなり、回路基板12の導電層14に接続されており、回路基板12の表面から突出して形成されている。端子部5は、半田付けなどにより回路基板12に実装できる。
ハウジング2は、上側ハウジング19(カバーハウジング)と、下側ハウジング20(ベースハウジング)とを組み合わせた構成とされている。
上側ハウジング19は、合成樹脂などからなり、基板部4にほぼ平行な上板部21と、その周縁から垂下する側板部22と、上板部21の上面から上方に突出して形成された筒状のコネクタ接続部23と有し、接続部本体3を収容できるように形成されている。
コネクタ接続部23内に相当する部分の上板部21には、端子部5が挿通する挿通孔24が形成されており、コネクタ接続部23に挿入されたプラグコネクタ(図示略)が端子部5に接続できるようになっている。
上側ハウジング19は、合成樹脂などからなり、基板部4にほぼ平行な上板部21と、その周縁から垂下する側板部22と、上板部21の上面から上方に突出して形成された筒状のコネクタ接続部23と有し、接続部本体3を収容できるように形成されている。
コネクタ接続部23内に相当する部分の上板部21には、端子部5が挿通する挿通孔24が形成されており、コネクタ接続部23に挿入されたプラグコネクタ(図示略)が端子部5に接続できるようになっている。
下側ハウジング20は、下板部26と、その下面から下方に突出して形成された筒状のコネクタ接続部27とを有し、コネクタ接続部27内に相当する部分の下板部26には、端子部5が挿通する挿通孔28が形成されており、コネクタ接続部27に挿入されたプラグコネクタ(図示略)が端子部5に接続できるようになっている。
図1に示すように、ハウジング2には、回路基板12の識別情報表示6に相当する位置に、開口部7が形成されている。図示例では、開口部7は、上側ハウジング19の上板部21に形成されている。
開口部7は、識別情報を確認するためのもので、識別情報表示6に形成された識別表示の必要箇所または全体を視認できるような大きさおよび形状となるよう形成されている。開口部7の形状は特に限定されず、矩形、円形などとしてよい。
図示例では、開口部7の周縁内面7bは、下方(回路基板12に近づく方向)に向けて内方(縮径方向)に傾斜した傾斜面となっている。
開口部7は、識別情報を確認するためのもので、識別情報表示6に形成された識別表示の必要箇所または全体を視認できるような大きさおよび形状となるよう形成されている。開口部7の形状は特に限定されず、矩形、円形などとしてよい。
図示例では、開口部7の周縁内面7bは、下方(回路基板12に近づく方向)に向けて内方(縮径方向)に傾斜した傾斜面となっている。
上板部21には、開口部7の周縁部7aから下方に(すなわち回路基板12に向けて)延出する筒状延出部8が形成されている。筒状延出部8は、上板部21に対しほぼ垂直とすることができる。
筒状延出部8は、開口部7の形状に合わせて、矩形筒状、円筒状などとすることができる。筒状延出部8の延出端8aは、回路基板12の近傍に達していることが望ましい。
なお、図示例では、筒状延出部8は周縁部7aに形成されているが、筒状延出部8は開口部7を囲む位置から延出して形成されていればよく、周縁部7aより外方の位置に形成することもできる。
筒状延出部8は、開口部7の形状に合わせて、矩形筒状、円筒状などとすることができる。筒状延出部8の延出端8aは、回路基板12の近傍に達していることが望ましい。
なお、図示例では、筒状延出部8は周縁部7aに形成されているが、筒状延出部8は開口部7を囲む位置から延出して形成されていればよく、周縁部7aより外方の位置に形成することもできる。
筒状延出部8には、後述する蓋部係合部18が係合するハウジング係合部9が形成されている。ハウジング係合部9は、例えば蓋部係合部18が係合する凹部や孔部であり、図示例では、筒状延出部8の下部に形成された凹状の切り欠きである。
なお、ハウジング係合部9は、筒状延出部8の内面に形成された凹部であってもよい。
なお、ハウジング係合部9は、筒状延出部8の内面に形成された凹部であってもよい。
開口部7には、これを閉止する蓋部15が設けられている。
蓋部15は、開口部7を塞ぐ閉止板部16と、閉止板部16から延出する蓋部延出部17とを備えている。
蓋部15は、少なくとも閉止板部16が、識別情報表示6を透視できる程度の透明性を有する材料からなる。この透明材料としては、例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂が挙げられる。
蓋部15は、開口部7を塞ぐ閉止板部16と、閉止板部16から延出する蓋部延出部17とを備えている。
蓋部15は、少なくとも閉止板部16が、識別情報表示6を透視できる程度の透明性を有する材料からなる。この透明材料としては、例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂が挙げられる。
閉止板部16は、開口部7に即した形状とされている。図示例では、周縁外面16aは下方(回路基板12に近づく方向)に向けて内方(縮径方向)に傾斜した傾斜面となっている。
周縁外面16aは、開口部7の周縁内面7bに沿って形成するのが好ましい。図示例では、周縁外面16aは周縁内面7bに隙間なく当接している。閉止板部16の最大外形寸法(図1における左右方向の寸法)は、筒状延出部8の内径より大きいことが好ましい。
周縁内面7bおよび周縁外面16aは、筒状延出部8の軸方向(図1における上下方向)に対し傾斜しているため、これらの隙間も傾斜方向に沿うものとなることから、この隙間からの異物の侵入が起こりにくくなる。
周縁外面16aは、開口部7の周縁内面7bに沿って形成するのが好ましい。図示例では、周縁外面16aは周縁内面7bに隙間なく当接している。閉止板部16の最大外形寸法(図1における左右方向の寸法)は、筒状延出部8の内径より大きいことが好ましい。
周縁内面7bおよび周縁外面16aは、筒状延出部8の軸方向(図1における上下方向)に対し傾斜しているため、これらの隙間も傾斜方向に沿うものとなることから、この隙間からの異物の侵入が起こりにくくなる。
図示例の閉止板部16は、開口部7内に配置されており、その外面16bは上板部21の外面とほぼ面一となっているため、この部分がハウジング2の外面凹凸になることはない。
蓋部延出部17は、閉止板部16の下面から、筒状延出部8内において下方(回路基板12に近づく方向)に延出するように形成されている。蓋部延出部17の形状は、筒状としてもよいし、周方向に不連続な形状としてもよい。
図示例の蓋部延出部17は、閉止板部16に対しほぼ垂直に延出する筒状に形成され、その外径は、筒状延出部8の内径とほぼ同じか、またはこの内径よりやや小さくされている。
筒状延出部8内に延出する蓋部延出部17によって、蓋部15の傾動を規制し、蓋部15の姿勢を安定化することができる。
図示例の蓋部延出部17は、閉止板部16に対しほぼ垂直に延出する筒状に形成され、その外径は、筒状延出部8の内径とほぼ同じか、またはこの内径よりやや小さくされている。
筒状延出部8内に延出する蓋部延出部17によって、蓋部15の傾動を規制し、蓋部15の姿勢を安定化することができる。
蓋部延出部17の外面には、ハウジング係合部9に係合可能な蓋部係合部18が形成されている。
蓋部係合部18は、ハウジング係合部9に挿入されて係止する爪部であり、蓋部延出部17の外面から径方向外方に突出して形成することができる。
図示例では、蓋部係合部18は、水平(閉止板部16に沿う方向)な上面18aと、下方に向け内方に傾斜する下面18bとを有する断面略三角形状とされている。蓋部係合部18は、上面18aがハウジング係合部9の内縁9aに当接して上方移動が阻止された状態でハウジング係合部9に係止している。
蓋部係合部18は、ハウジング係合部9に挿入されて係止する爪部であり、蓋部延出部17の外面から径方向外方に突出して形成することができる。
図示例では、蓋部係合部18は、水平(閉止板部16に沿う方向)な上面18aと、下方に向け内方に傾斜する下面18bとを有する断面略三角形状とされている。蓋部係合部18は、上面18aがハウジング係合部9の内縁9aに当接して上方移動が阻止された状態でハウジング係合部9に係止している。
蓋部係合部18がハウジング係合部9に係合することによって、蓋部15がハウジング2から外れるのを確実に防止できる。
蓋部係合部18は、筒状延出部8のハウジング係合部9に係合可能であるため、蓋部延出部17が筒状延出部8に対し位置決めされることから、蓋部15のがたつきを抑え、その姿勢を安定させることができる。
蓋部係合部18は、筒状延出部8のハウジング係合部9に係合可能であるため、蓋部延出部17が筒状延出部8に対し位置決めされることから、蓋部15のがたつきを抑え、その姿勢を安定させることができる。
蓋部15は、蓋部延出部17を筒状延出部8に挿入し、蓋部係合部18をハウジング係合部9に係合させることによって容易に設置できる。
蓋部係合部18は、下面18bが傾斜面であるため、蓋部延出部17を筒状延出部8に挿入するのが容易となる。
蓋部係合部18は、下面18bが傾斜面であるため、蓋部延出部17を筒状延出部8に挿入するのが容易となる。
なお、図示例では凸部である蓋部係合部18が凹部であるハウジング係合部9に挿入されて係止するが、逆に、凸部であるハウジング係合部が、凹部である蓋部係合部に挿入されて係止する構造を採用してもよい。
この電気接続箱1では、ハウジング2に、識別情報表示6を視認できる開口部7が形成されているので、回路基板12の種類を外部から確実に確認できる。
開口部7には、これを閉止する蓋部15が設けられているので、塵埃などの異物が開口部7を通してハウジング2内に侵入するのを防ぎ、回路基板12において異物を原因とする導電層14の短絡などのトラブルを防ぐことができる。
また、ハウジング2内への塵埃などの侵入を阻止できるため、識別情報表示6の視認性が低下するのを長期間にわたり防止できる。
蓋部15は、透視可能な材料からなるため、識別情報表示6の確認に支障が生じることはない。
また、識別情報表示6は、ハウジング2に収容された回路基板12に形成されているため、外力により脱落したり汚損することはない。さらに、蓋部15によって識別情報表示6を保護し、汚れの付着や破損を確実に防止できる。
従って、回路基板が多種類にわたる場合でも、確実な品番管理が可能となる。
開口部7には、これを閉止する蓋部15が設けられているので、塵埃などの異物が開口部7を通してハウジング2内に侵入するのを防ぎ、回路基板12において異物を原因とする導電層14の短絡などのトラブルを防ぐことができる。
また、ハウジング2内への塵埃などの侵入を阻止できるため、識別情報表示6の視認性が低下するのを長期間にわたり防止できる。
蓋部15は、透視可能な材料からなるため、識別情報表示6の確認に支障が生じることはない。
また、識別情報表示6は、ハウジング2に収容された回路基板12に形成されているため、外力により脱落したり汚損することはない。さらに、蓋部15によって識別情報表示6を保護し、汚れの付着や破損を確実に防止できる。
従って、回路基板が多種類にわたる場合でも、確実な品番管理が可能となる。
なお、開口部7の形成位置は、識別情報表示6を確認できるものであれば、上板部21に限らず、側板部22であってもよい。また、ハウジング2の他の位置、例えば下側ハウジング20の下板部26に開口部7を形成することもできる。
1・・・電気接続箱、2・・・ハウジング、3・・・接続部本体、6・・・識別情報表示、7・・・開口部、7a・・・周縁部、8・・・筒状延出部、9・・・ハウジング係合部、12・・・回路基板、15・・・蓋部、16・・・閉止板部、17・・・蓋部延出部、18・・・蓋部係合部。
Claims (5)
- ハウジング(2)内に、回路基板(12)を有する接続部本体(3)が収容された電気接続箱であって、
前記接続部本体に、前記回路基板に応じた識別情報表示(6)が形成され、
前記ハウジングには、前記識別情報表示を視認可能な開口部(7)が形成され、
前記開口部に、これを閉止する閉止板部(16)を有する蓋部(15)が設けられ、
前記閉止板部は、前記識別情報表示を透視可能に形成されていることを特徴とする電気接続箱(1)。 - 前記ハウジングには、前記開口部を囲んで前記回路基板に向けて延出する筒状延出部(8)が形成され、
前記閉止板部に、前記筒状延出部内を前記回路基板に向けて延出する蓋部延出部(17)が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気接続箱。 - 前記蓋部延出部には、前記筒状延出部に形成されたハウジング係合部(9)に係合可能な蓋部係合部(18)が形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電気接続箱。
- 前記蓋部係合部は、前記蓋部延出部から突出して形成された爪部であることを特徴とする請求項3に記載の電気接続箱。
- 前記閉止板部は、前記開口部内に配置されていることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の電気接続箱。
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