JP2010073892A - 半導体ウエハ処理装置及び処理方法 - Google Patents

半導体ウエハ処理装置及び処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】半導体ウエハからはみ出した接着シート部分がマウントシートに接着してしまうことがないように剥離用テープを接着シートに貼付して当該接着シートを剥離可能な半導体ウエハ処理装置及び処理方法を提供すること。
【解決手段】接着シートSが貼付された半導体ウエハWをリングフレームRFの内側に配置し、マウントシートSを介して一体化させるマウント手段11と、リングフレームRFの外周縁から半導体ウエハWの外周縁Weまでの距離Lを検出する検出手段12と、接着シートSに剥離用テープPTを貼付して剥離する剥離手段13と、前記距離Lに基づいて剥離手段13を制御する制御手段15を備え、この制御手段15は、距離Lに基づいて剥離用テープPTの貼付位置を特定し、当該位置に剥離用テープPTを貼付した状態で接着シートSを剥離する制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は半導体ウエハ処理装置及び処理方法に係り、更に詳しくは、マウントシートを介してリングフレームに一体化された半導体ウエハを対象とし、当該半導体ウエハの表面に貼付された保護用の接着シートに剥離用テープを貼付して剥離する際に、当該接着シートがマウントシートに不用意に接着してしまうことがなく、半導体ウエハの損傷要因を回避して接着シートを剥離することに適したウエハ処理装置及び処理方法に関する。
半導体ウエハ(以下、単に、「ウエハ」と称する)には、表面(デバイス形成面)を保護するための接着シートが貼付され、裏面研削を行った後にリングフレームへのマウント等の所定処理が行われた後に、この接着シートはウエハから剥離される。
前記接着シートの剥離を行うウエハ処理装置としては、例えば、特許文献1に記載されているように、接着シートに帯状の剥離用テープを貼付し、当該剥離用テープを巻き取ることで接着シートを剥離可能とした構成が知られている。
特開2007−43047号公報
特許文献1に記載されたウエハ処理装置にあっては、図4(A)に概略的に示されるように、接着シートSの外周縁Seを検出手段100が検出する構成を採用している。しかしながら、ウエハWの外周縁Weに沿って正確に接着シートSが切断されていたとしても、外周縁に面取り部が設けられているウエハWの場合、ウエハWが極薄に研削されると、接着シートSの外周縁Seは、ウエハWの外周縁Weからはみ出した状態となっている。
従って、図4(B)に示されるように、前記検出手段100によって検出された接着シートSの外周縁Seを含む領域に対し、剥離用テープPTを押圧ヘッド101で押圧して接着シートSに貼付すると、接着シートSのはみ出した外周縁部分がマウントシートMSに接着してしまい、剥離用テープPTの先端側を保持するチャック部材102とテーブルTとの相対移動によって剥離を行うときに、マウントシートMSが持ち上げられてしまい、これに起因してウエハWを破損させてしまう、という不都合を招来する。
[発明の目的]
本発明は、このような不都合に着目して案出されたものであり、その目的は、接着シートを剥離する際に、ウエハ外周縁からはみ出した接着シートの外周縁部分がマウントシートに接着してしまうことがないように剥離用テープを接着シートに貼付でき、ウエハの損傷要因を回避しつつ接着シートを剥離することのできる半導体ウエハ処理装置及び処理方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明に係る半導体ウエハ処理装置は、表面に保護用の接着シートが貼付された半導体ウエハの裏面側を上向きにしてリングフレームの内側に配置し、これら半導体ウエハとリングフレームとの上面側にマウントシートを貼付して一体化させるマウント手段と、前記リングフレームの所定位置から半導体ウエハの所定外周縁位置までの距離を検出する検出手段と、前記接着シートに剥離用テープを貼付して接着シートを剥離する剥離手段と、前記検出手段が検出した距離に基づいて前記剥離手段を制御する制御手段とを含み、
前記制御手段は、前記距離に基づいて前記剥離用テープの貼付位置を特定して当該位置に剥離用テープを貼付するように剥離手段を制御する、という構成を採っている。
本発明において、前記マウント手段は、マウントシート貼付ユニットと、前記リングフレームを支持する外側テーブル及び半導体ウエハを支持する内側テーブルを含むマウント用テーブルと、内側テーブルを支持するとともに前記リングフレームに対する半導体ウエハの位置決めを行うアライメント手段とを備える、という構成を採ることができる。
また、前記検出手段が前記アライメント手段の検出手段を兼用するように設けることが好ましい。
更に、本発明に係るウエハ処理方法は、表面に保護用の接着シートが貼付された半導体ウエハの裏面側を上向きにしてリングフレームの内側に配置する工程と、前記リングフレームの所定位置から半導体ウエハの所定外周縁位置までの距離を検出する工程と、前記半導体ウエハとリングフレームとの上面側にマウントシートを貼付して一体化させる工程と、前記距離に基づいて前記接着シートに対する剥離用テープの貼付位置を特定し、当該位置に剥離用テープを貼付して接着シートを剥離するする工程とを含む。
本発明は、リングフレームの所定位置とウエハの所定外周縁位置との距離を検出し、その距離に基づいて剥離手段による剥離用テープの貼付位置が特定されるため、接着シートの外周縁がウエハ外周縁よりもはみ出した状態であっても、このはみ出した接着シート部分をマウントシートに貼付してしまうといった不都合を回避でき、当該貼付により生じる従来のウエハ損傷要因を排除することができる。
また、ウエハを支持する内側テーブルはアライメント手段に支持されているため、リングフレームに対して所定位置となるようにウエハの位置を調整することができる。従って、リングフレームの位置が所定位置に保たれる限り、剥離用テープの貼付位置を正確に捉えることができる。
更に、検出手段が前記アライメント手段の検出手段を兼用することで装置の小型化と制御の容易化が実現できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1には、本実施形態に係る半導体ウエハ処理装置の概略平面図が示されている。この図において、半導体ウエハ処理装置10は、ウエハWとリングフレームRFとを一体化させるマウント手段11と、リングフレームRFの所定位置とウエハWの外周縁位置との距離L(図2参照)を検出する検出手段12と、ウエハWの表面に貼付された保護用の接着シートSをウエハWから剥離する剥離手段13と、マウント済みウエハWを剥離手段13に移載する移載手段14と、これら各手段を制御する制御手段15とを備えて構成されている。
前記マウント手段11は、図2に示されるように、マウントシート貼付ユニット18と、リングフレームRFを支持する外側テーブル21及びウエハWを支持する内側テーブル22を含むマウント用テーブル20と、内側テーブル22をリングフレームRFに対して位置決めするアライメント手段23と、外側テーブル21に設けられるとともにリングフレームRFの位置を規制する位置規制手段24と、外側テーブル21をX軸方向に移動させる移動手段25とを備えて構成されている。
前記マウントシート貼付ユニット18は、フレームF1に支持されているとともに、帯状の剥離シートRLにマウントシートMSが仮着された原反R1を支持する支持ローラ30と、マウントシートMSを剥離シートRLから剥離するピールプレート32と、剥離シートRLから剥離されたマウントシートMSに押圧力を付与してリングフレームRF及びウエハWに貼付するプレスローラ33と、モータM1の出力軸に接続されて原反R1に繰出力を付与する駆動ローラ34と、当該駆動ローラ34との間に剥離シートRLを挟み込むピンチローラ35と、剥離シートRLを巻き取る巻取ローラ36とにより構成されている。ここで、マウントシートMSは、リングフレームRFの内径よりも大きい略円形のシートにより構成されている。
前記外側テーブル21は、図1に示されるように、平面視略方形の外形を有し、内側に円形の凹部を備え、その上面はリングフレームRFを吸着保持可能に設けられている。内側テーブル22は、外側テーブル21の凹部内に納まる外形の円形に設けられており、その上面は、図示しない吸着孔を備えた吸着面として形成されている。なお、接着シートSは、図2に示されるように、ウエハWが研削されることでその外周縁SeがウエハWの外周縁Weよりもはみ出した状態となっている。また、接着シートSの外周は、裏面研削前のウエハWに貼付した際に、ウエハの面取り部に沿って斜めに切断したことによって、側面視で斜めに形成されている。
前記アライメント手段23は、外側テーブル21の底部に支持されたX軸直動モータ40と、当該X軸直動モータ40のスライダ40Aに取り付けられたY軸直動モータ41と、このY軸直動モータ41のスライダ41Aに取り付けられ、内側テーブル22を平面内で回転させるθモータ43とにより構成されている。
前記位置規制手段24は、図1に示されるように、外側テーブル21の上面右端側に配置されたX方向位置決め板45と、外側テーブル21の上面上端側に配置されたY方向位置決め板46と、X及びY方向位置決め板45、46に対向する位置において、外側テーブル21の上部にそれぞれ形成された各切欠部21A内に位置するX方向移動ピン48及びY方向移動ピン49と、これら各ピン48、49を、X方向及びY方向にそれぞれ移動可能に支持するシリンダ51、52とにより構成されている。
前記移動手段25は、ベース55の上面に固定されてX軸方向に延びる単軸ロボット56と、この単軸ロボット56と平行に配置されたガイドレール57とにより構成され、単軸ロボット56のスライダ58が外側テーブル21の底面に固定されている。また、ガイドレール57には、外側テーブル21の下面に設けられた図示しないスライダが移動可能に支持される。
前記検出手段12は、エリアセンサ、ラインセンサ、CCDカメラ等により構成されている。この検出手段12は、マウント用テーブル20が図2中実線で示される位置(マウント開始直前位置)から、同図中二点鎖線で示される位置(初期位置)に移動するときに、ウエハWの外周縁Weと、リングフレームRFの移動方向後端側となる外周縁とを所定位置としてこれら外周縁間の距離Lを検出し、その距離データを前記制御手段15に出力するようになっている。
前記剥離手段13は、図3に示されるように、マウント済みウエハWを支持する剥離用テーブル60と、この剥離用テーブル60の上方に位置する剥離用テープ貼付ユニット59とを含む。剥離用テープ貼付ユニット59は、接着シートSに臨む位置に感熱接着性の剥離用テープPTを繰り出す繰出部61と、当該繰出部61から繰り出された剥離用テープPTのリード端を保持する保持チャック62と、剥離用テープPTを接着シートSに押圧して溶融接着させる押圧手段64と、剥離用テープPTを切断する切断手段65と、剥離用テーブル60をX軸方向に移動させる移動手段63とを備えて構成されている。
前記繰出部61は、フレームF2に設けられ剥離用テープPTを支持する支持ローラ66と、モータM2の出力軸に回転可能に接続された駆動ローラ67と、この駆動ローラ67との間に剥離用テープPTを挟み込むピンチローラ68とを備えて構成されている。
前記保持チャック62は、相互に離間接近可能な上下一対のチャック爪62A、62Bを含み、X軸方向に延びる図示しない単軸ロボットを介してX軸方向に移動可能に設けられている。
前記押圧手段64は、シリンダ70と、当該シリンダ70によってZ軸方向に進退可能に設けられたヒータ71を有する押圧ヘッド72とを含む。
前記切断手段65は、カッター刃73と、このカッター刃73をY軸方向に移動させる切断用シリンダ74と、この切断用シリンダ74に支持されてカッター刃73をZ軸方向に移動させる上下用シリンダ75とを備えて構成されている。カッター刃73の下方には、凹部を有するテープ案内板76が設けられ、当該テープ案内板76はブッシュ78、軸80及びコイルばね81を介して、常時図3中左側に付勢されるとともに、X軸方向に移動可能に設けられている。
前記剥離用テーブル60は、平面視略方形に設けられ、上面側が吸着面として形成されている。この剥離用テーブル60には位置規制手段82が設けられており、移動手段63を介してX軸方向に移動可能に設けられている。なお、これら位置規制手段82及び移動手段63は、マウント手段11の位置規制手段24及び移動手段25がX軸と平行なX1軸を線対称として構成されているだけなので、同一の符号を付して説明を省略する。
前記移載手段14は、マウント用テーブル20の初期位置の上部に配置された反転装置90と、この反転装置90の上部に位置可能な移載装置91とからなる。反転装置90は、リングフレームRFの4箇所領域を吸着する吸着パッド92を備えた平面視略H型のアーム93と、当該アーム93を支持するとともに吸着パッド92の向きを上下に反転させるモータM3と、このモータM3を支持する支持アーム94と、当該支持アーム94をZ軸方向に移動可能に支持するZ軸ロボット95とにより構成されている。
また、移載装置91は、反転装置90と同様に、吸着パッド96を備えた平面視略H型のアーム97と、当該アーム97を昇降可能に支持するシリンダ98と、このシリンダ98をY軸方向に沿って移動可能に支持するY軸ロボット99とにより構成されている。
次に、本実施形態におけるウエハ処理装置の全体的動作について説明する。
(ウエハマウント工程)
初期位置にあるマウント用テーブル20の外側テーブル21に、図示しない搬送ロボットによってリングフレームRFが載置されると、X及びY方向移動ピン48、49がシリンダ51、52を介して、リングフレームRFの外周縁(本実施形態ではオリエンテーションフラット部)をX及びY方向位置決め板45、46に突き当てる。これにより、リングフレームRFは、所定位置にセットされて吸着保持される。その後、ウエハWが図示しない搬送ロボットによって内側テーブル22に載置される。
次いで、図2に示されるように、マウント用テーブル20は、移動手段25を介してマウント開始直前位置に移動され、アライメント手段23の駆動と、検出手段12によるウエハWの外周縁とVノッチの検出により、アライメントが行われる。これにより、ウエハWのVノッチが所定方向に向けられた状態で、ウエハWの中心位置がリングフレームRFの中心位置に一致される。
この後、マウント用テーブル20が初期位置に向かって移動することで、マウントシート貼付ユニット18が動作し、剥離シートRLからマウントシートMSを剥離しつつ当該マウントシートMSがプレスローラ33による押圧力を受けてリングフレームRFとウエハWの裏面に貼付されることとなる。なお、マウント用テーブル20が初期位置に向かって移動するときであって、ウエハWがマウントシートMSに覆われる前の段階で、検出手段12によりウエハWの外周縁Weと、リングフレームRFの移動方向後端側の外周縁部分との距離Lが検出され、当該検出データが制御手段15に出力される。
マウント済みウエハWは、反転装置90によって吸着保持され、図2中二点鎖線で示されるように、アーム93を上下に略180度反転し、接着シートSが上面側となるように姿勢転換される。この状態で、マウント済みのウエハWは、アーム97に受け渡されて剥離手段12側に移動され、Y軸ロボット99が図示しない移動機構を介して下降することで、当該マウント済みウエハWが剥離用テーブル60に載置される。
(接着シート剥離工程)
剥離用テーブル60にマウント済みウエハWが載置されると、リングフレームRFはマウント用テーブル20上で行われた位置規制と同様の位置規制が行われる。そして、図3に示されるように、剥離用テーブル60が剥離用テープ貼付ユニット59の下方に移動する。このとき、検出手段12によって検出された前記距離Lに基づいて、制御手段15が剥離用テーブル60を停止させる位置を特定する。つまり、図3中押圧ヘッド72の左端位置がリングフレームRFの左端位置から距離L離れた位置で剥離用テーブル60を停止させる。このとき、ウエハWの外周縁Weに形成された面取り部を考慮して、距離Lよりも少し離れた位置に押圧ヘッド72の左端が位置するように制御することが好ましい。この状態で、剥離用テープPTのリード端が保持チャック62によって保持されて所定長さ引き出された後、押圧手段64が下降して剥離用テープPTを接着シートSに溶融接着することとなる。この際、押圧ヘッド72の下端が接する位置は、ウエハWの外周縁Weからはみ出した接着シートS部分を押圧することなく、確実にウエハWの外周縁内に保たれる。従って、接着シートSとマウントシートSとが接着されてしまうような不都合は発生しない。
このようにして剥離用テープPTの接着が完了した状態で、剥離用テープが切断手段65によって切断され、保持チャック62と剥離用テーブル60とがX軸方向に沿って相対移動することで接着シートSをウエハWから剥離することができる。なお、前記保持チャック62が剥離用テープPTを引き出す動作等は、本出願人による特願2008−167940号と実質同一である。
従って、このような実施形態によれば、ウエハWの外周縁Weよりも外側に接着シートSの外周側がはみ出している状態であっても、ウエハWの外周縁位置を特定して剥離用テープPTを貼付する構成としたから、接着シートSがマウントシートMSに不用意に接着してしまうことに起因したウエハの割れを防止することができる、という効果を得る。
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示、説明されているが、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施形態に対し、形状、位置若しくは配置等に関し、必要に応じて当業者が様々な変更を加えることができるものである。
例えば、前記実施形態では、マウントシート貼付ユニット18の下方にマウント用テーブル20が位置するときに、リングフレームRFの外周縁とウエハWの外周縁Weとの距離Lを検出手段12で検出するものとしたが、マウント用テーブル20がワーク受取位置にあるときに前記距離Lを検出するようにしてもよい。また、前記距離Lは、リングフレームRFの内周縁とウエハWの外周縁との距離であってもよい。
更に、移載装置91は、ウエハWがマウントされたリングフレームRFを吸着保持可能な多関節型ロボットによって行うようにしてもよい。
実施形態に係る半導体ウエハ処理装置の全体構成を示す概略平面図。 前記半導体ウエハ処理装置におけるマウント手段の概略正面図。 前記半導体ウエハ処理装置における剥離手段の概略正面図。 (A)、(B)は従来の不都合を説明するための要部正面図。
符号の説明
10 半導体ウエハ処理装置
11 マウント手段
12 検出手段
13 剥離手段
15 制御手段
18 マウントシート貼付ユニット
20 マウント用テーブル
21 外側テーブル
22 内側テーブル
23 アライメント手段
S 接着シート
PT 剥離用テープ
W 半導体ウエハ
We 外周縁
RF リングフレーム
MS マウントシート

Claims (4)

  1. 表面に保護用の接着シートが貼付された半導体ウエハの裏面側を上向きにしてリングフレームの内側に配置し、これら半導体ウエハとリングフレームとの上面側にマウントシートを貼付して一体化させるマウント手段と、前記リングフレームの所定位置から半導体ウエハの所定外周縁位置までの距離を検出する検出手段と、前記接着シートに剥離用テープを貼付して接着シートを剥離する剥離手段と、前記検出手段が検出した距離に基づいて前記剥離手段を制御する制御手段とを含み、
    前記制御手段は、前記距離に基づいて前記剥離用テープの貼付位置を特定して当該位置に剥離用テープを貼付するように剥離手段を制御することを特徴とする半導体ウエハ処理装置。
  2. 前記マウント手段は、マウントシート貼付ユニットと、前記リングフレームを支持する外側テーブル及び半導体ウエハを支持する内側テーブルを含むマウント用テーブルと、内側テーブルを支持するとともに前記リングフレームに対する半導体ウエハの位置決めを行うアライメント手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の半導体ウエハ処理装置。
  3. 前記検出手段が前記アライメント手段の検出手段を兼用することを特徴とする請求項1又は2記載の半導体ウエハ処理装置。
  4. 表面に保護用の接着シートが貼付された半導体ウエハの裏面側を上向きにしてリングフレームの内側に配置する工程と、
    前記リングフレームの所定位置から半導体ウエハの所定外周縁位置までの距離を検出する工程と、
    前記半導体ウエハとリングフレームとの上面側にマウントシートを貼付して一体化させる工程と、
    前記距離に基づいて前記接着シートに対する剥離用テープの貼付位置を特定し、当該位置に剥離用テープを貼付して接着シートを剥離するする工程と、を有することを特徴とする半導体ウエハ処理方法。
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