JP2010066939A - 棒金投出装置 - Google Patents

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恒 河原
Yoshiteru Shigemoto
吉照 重本
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Abstract

【課題】棒金カセット22に棒金12が1本だけ収納されている場合でも、その棒金12が異金種か否かを正確に判定できる棒金投出装置を提供する。
【解決手段】棒金カセット22に、適合金種の棒金12を収納可能し、適合金種の棒金の直径より大きい寸法の棒金12の収納を規制する棒金収納部を設ける。棒金収納部の一端に棒金12を取り出す棒金取出部30を設ける。取出方向へ回転する投出レバー44により、棒金取出部30に位置する棒金12を取り出す。棒金カセット22に収納されている棒金12が1本であることが検知した場合、取出方向に対して逆方向に回転する投出レバー44により、棒金取出部30に位置する棒金12を棒金収納部へ向けて移動させる。投出レバー44で移動させる棒金12が棒金収納部28に入れば、適合金種と判定する。投出レバー44で移動させる棒金12が棒金収納部に入らず、棒金12と一緒に棒金カセット22が移動すれば、異金種と判定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、棒金を投出する棒金投出装置に関する。
従来、棒金投出装置では、金種別に複数本の棒金が径方向1列に配列されて収納される金種別の棒金カセットを上下方向に複数段配置し、投出指令に基づいて、指令金種の棒金カセットに収納されている棒金を必要本数取り出して投出している。
このような棒金投出装置では、各棒金カセットに収納されている棒金の本数および金種を検知する棒金検知装置が用いられている。この棒金検知装置では、500円、100円、50円、10円、5円、1円の金種の各棒金カセットに対応して、各棒金カセット内の棒金の端面の中央部すなわち孔有り金種の場合には孔部分に対応してセンサ光を投受光する孔センサを用いるとともに、500円、100円、10円、1円の金種の各棒金カセットに対応して、各棒金カセット内の棒金の端面の中央部より周縁側すなわち孔有り金種の場合には孔から外れた弦部分に対応してセンサ光を投受光する径センサを用い、これら各センサを一体的に各棒金カセットの棒金配列方向に沿って移動させるように構成している。
そして、各センサを一体的に移動させた際に、孔センサで棒金の孔の有無を検知するとともに、径センサで棒金の遮光幅、隣り合う棒金の棒金ピッチおよび棒金間隔を検知することにより、各棒金カセット内の棒金の金種(異金種)と本数を判定している(例えば、特許文献1参照。)。
特開平10−188069号公報(第6−12頁、図1−14)
しかしながら、従来の棒金投出装置では、棒金カセットに棒金が1本だけ収納された場合、判定条件が孔センサでの孔の有無と径センサでの棒金の遮光幅のみになるので、異金種の正確な判定ができない問題がある。
例えば、直径差が少ない100円と10円の場合、および50円と5円の場合で、100円の棒金カセットに10円の棒金が収納された場合、50円の棒金カセットに5円の棒金が収納された場合は、異金種の正確な判定ができない問題がある。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、棒金カセットに棒金が1本だけ収納されている場合でも、その棒金が異金種か否かを正確に判定できる棒金投出装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の棒金投出装置は、一端側へ向けて下降する傾斜状態に配設され、複数本の適合金種の棒金を傾斜方向に並べて収納可能とするとともに適合金種の棒金の直径より大きい寸法の棒金の収納を規制する棒金収納部が設けられ、この棒金収納部の一端側には棒金収納部から傾斜によって出てくる棒金を外部から取り出し可能に受け取る棒金取出部が設けられた金種別の棒金カセットと、この棒金カセットの棒金取出部に位置する棒金を取り出す棒金投出手段と、前記棒金カセットに収納されている棒金を検知する棒金検知手段と、前記棒金カセットの棒金取出部に位置する棒金を棒金収納部へ向けて移動させる棒金移動手段と、この棒金移動手段により前記棒金カセットの棒金収納部へ向けて移動する棒金が棒金収納部に入るか否かに応じて、前記棒金カセットに異金種の棒金が収納されていることを検知する異金種検知手段と、前記棒金検知手段で前記棒金カセットに収納されている棒金が1本であることが検知された場合に、前記棒金移動手段により前記棒金カセットの棒金取出部に位置する棒金を棒金収納部へ向けて移動させ、前記異金種検知手段による検知に基づいて前記棒金カセットに異金種の棒金が収納されているか判定する制御部とを具備しているものである。
請求項2記載の棒金投出装置は、請求項1記載の棒金投出装置において、前記棒金投出手段は、取出方向への回転によって前記棒金カセットの棒金取出部に位置する棒金を取り出す投出レバーを有し、前記棒金移動手段は、前記投出レバーであり、前記投出レバーを取出方向に対して逆方向への回転により前記棒金カセットの棒金取出部に位置する棒金を棒金収納部へ向けて移動させるものである。
請求項3記載の棒金投出装置は、請求項2記載の棒金投出装置において、前記棒金カセットは、傾斜方向に沿って他端側へ移動可能とし、前記異金種検知手段は、前記棒金カセットが他端側へ移動したことを検知する移動検知手段であり、前記制御部は、前記投出レバーにより前記棒金カセットの棒金収納部へ向けて移動する棒金が棒金収納部に入らず、その棒金を介して前記棒金カセットが他端側へ移動したことを前記移動検知手段で検知することにより、前記棒金カセットに異金種の棒金が収納されていると判定するものである。
請求項4記載の棒金投出装置は、請求項2記載の棒金投出装置において、前記異金種検知手段は、前記投出レバーが投出に待機する定位置に位置することを検知する定位置検知手段であり、前記制御部は、前記投出レバーを逆方向に回転させた際、前記投出レバーが定位置に戻ったことが前記定位置検知手段で検知されない場合に、前記棒金カセットに異金種の棒金が収納されていると判定するものである。
請求項5記載の棒金投出装置は、請求項2ないし4いずれか記載の棒金投出装置において、前記制御部は、前記投出レバーを逆方向に回転させた後、前記棒金検知手段により前記棒金カセットに収納されている棒金を検知させるものである。
請求項6記載の棒金投出装置は、請求項1記載の棒金投出装置において、前記棒金カセットは、傾斜方向に沿って移動可能で、一端側への移動によって前記棒金取出部に位置する棒金を前記棒金投出手段に受け渡し可能とし、前記棒金移動手段は、一端側へ移動する前記棒金カセットに対して前記棒金取出部に位置する棒金の移動を規制するストッパであり、前記異金種検知手段は、前記棒金カセットが一端側へ移動したことを検知する移動検知手段であり、前記制御部は、一端側へ移動する前記棒金カセットの棒金収納部に対して前記ストッパによって移動が規制された棒金が入らず、その棒金を介して前記棒金カセットが一端側へ移動しないことを前記移動検知手段で検知することにより、前記棒金カセットに異金種の棒金が収納されていると判定するものである。
請求項7記載の棒金投出装置は、請求項1記載の棒金投出装置において、前記棒金カセットは、傾斜方向に沿って移動可能で、一端側への移動によって前記棒金取出部に位置する棒金を前記棒金投出手段に受け渡し可能とし、前記棒金移動手段は、一端側へ移動する前記棒金カセットに対して前記棒金取出部に位置する棒金の移動を規制するストッパであり、前記異金種検知手段は、前記棒金カセットに棒金があるがその棒金が前記棒金取出部に位置していないことを検知する前記棒金検知手段であり、前記制御部は、一端側へ移動する前記棒金カセットの棒金収納部に対して前記ストッパによって移動が規制された棒金が噛み込み、他端側へ移動して戻った前記棒金カセットの棒金取出部に棒金が位置しないことを前記棒金検知手段で検知することにより、前記棒金カセットに異金種の棒金が収納されていると判定するものである。
請求項1記載の棒金投出装置によれば、棒金カセットに収納されている棒金が1本であることが検知された場合には、棒金移動手段により棒金カセットの棒金取出部に位置する棒金を棒金収納部へ向けて移動させることにより、その棒金が棒金収納部に入るか否かに応じて、その棒金が異金種か否かを正確に判定できる。
請求項2記載の棒金投出装置によれば、請求項1記載の棒金投出装置の効果に加えて、取出方向への回転によって棒金カセットの棒金取出部に位置する棒金を取り出す投出レバーを、取出方向に対して逆方向へ回転させることにより、棒金カセットの棒金取出部に位置する棒金を棒金収納部へ向けて移動させることができ、投出レバーに棒金移動手段の機能を持たせることができ、構成を簡単にできる。
請求項3記載の棒金投出装置によれば、請求項2記載の棒金投出装置の効果に加えて、投出レバーにより棒金カセットの棒金収納部へ向けて移動する棒金が棒金収納部に入らず、その棒金を介して棒金カセットが他端側へ移動したことを移動検知手段で検知することにより、棒金カセットに異金種の棒金が収納されていると正確に判定できる。
請求項4記載の棒金投出装置によれば、請求項2記載の棒金投出装置の効果に加えて、投出レバーを逆方向に回転させた際、投出レバーが定位置に戻ったことが定位置検知手段で検知されない場合に、棒金カセットに異金種の棒金が収納されていると正確に判定できる。
請求項5記載の棒金投出装置によれば、請求項2ないし4いずれか記載の棒金投出装置の効果に加えて、投出レバーを逆方向に回転させた後、棒金検知手段により棒金カセットに収納されている棒金を検知することにより、投出レバーによって移動させた棒金を再度検知して異金種か否かを正確に判定できる。
請求項6記載の棒金投出装置によれば、請求項1記載の棒金投出装置の効果に加えて、一端側へ移動する棒金カセットの棒金収納部に対してストッパによって移動が規制された棒金が入らず、その棒金を介して棒金カセットが一端側へ移動しないことを移動検知手段で検知することにより、棒金カセットに異金種の棒金が収納されていると正確に判定できる。
請求項7記載の棒金投出装置によれば、請求項1記載の棒金投出装置の効果に加えて、一端側へ移動する棒金カセットの棒金収納部に対してストッパによって移動が規制された棒金が噛み込み、他端側へ移動して戻った棒金カセットの棒金取出部に棒金が位置しないことを棒金検知手段で検知することにより、棒金カセットに異金種の棒金が収納されていると正確に判定できる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1ないし図5に第1の実施の形態を示す。
図2に示すように、棒金投出装置は、機体11を有し、この機体11の前面上部に棒金12を取り出し可能とする投出口13が設けられ、機体11内には、投出口13の位置より後側に棒金12を収納する棒金カセットユニット14が配設され、投出口13の下方に棒金12を投出する棒金投出ユニット15が配設され、棒金カセットユニット14の位置にその棒金カセットユニット14に収納されている棒金12を検知する棒金検知ユニット16が配設されている。
棒金12とは、硬貨を金種別に所定枚数の例えば50枚ずつ重積し、その周面に包装紙を巻き付けるとともに重積方向の両端面の周縁に包装紙の縁をかしめて包装したものをいう。ただし、棒金12の両端面の中央部には包装紙で包装されない。また、日本国内において流通している500円、100円、50円、10円、5円、1円の6金種の棒金12においては、棒金12の長さと直径がそれぞれ異なっている。
また、図1および図2に示すように、棒金カセットユニット14は、フレーム21を有し、このフレーム21内には、金種別に複数本の棒金12を径方向1列に配列して収納する金種別の棒金カセット22が、一端側である前端側へ向けて下降する傾斜状態で、上下方向に複数段配置されている。
棒金カセット22は、傾斜方向に長く、傾斜方向に沿って複数本の棒金12を径方向1列に配列して収納するとともに、その傾斜によって棒金12を前端側に寄せて整列状態に収納する。
棒金カセット22は、1枚の金属板からプレス成形によって形成されており、複数本の棒金12を径方向1列に配列して載置する底板部23を有し、この底板部23の幅方向両側から側板部24がそれぞれ立ち上げ形成され、底板部23の前端から係止部25が立ち上げ形成され、底板部23の他端である後端から後板部26が立ち上げ形成され、各側板部24から底板部23の上方に対向するように天板部27が折曲形成されている。これら底板部23、両側の側板部24、後板部26および天板部27によって囲まれた空間に、複数本の棒金12を径方向1列に配列して載置する棒金収納部28が形成されている。
棒金カセット22の前端には、両側の天板部27が切り欠かれて、棒金12を上方へ取り出し可能とする開口部29が形成されている。したがって、この棒金カセット22の前端である棒金収納部28の前端側には、棒金収納部28から傾斜によって出てくる棒金12を係止部25で受け取って開口部29から上方へ取り出し可能とする棒金取出部30が形成されている。
棒金カセット22の両側の側板部24には、複数の第1の検知孔31および第2の検知孔32が棒金カセット22の棒金配列方向に沿って形成されている。複数の第1の検知孔31は、孔有り金種の棒金12の50円と5円の孔部が外部から見えるような大きさで孔部分に対応して形成されているとともに、棒金配列方向に沿って収納対象金種の直径に対応するピッチで等間隔毎に形成されている。また、複数の第2の検知孔32は、第1の検知孔31の上方で、適合金種の棒金12の端面の中央部より周縁側の弦部分に対応して形成されるとともに、棒金配列方向に沿って適合金種の棒金12の直径に対応するピッチで等間隔毎に形成されている。
棒金カセット22の前端で棒金配列方向に直交する幅方向に間隔をあけた2箇所に、棒金投出ユニット15により棒金取出部30から棒金12を取り出す際に利用する一対の溝部33(図1参照)が棒金取出部30の係止部25から底板部23の前端にわたって形成されている。
そして、棒金カセット22は、棒金12の長さ方向に対応する両側の側板部24間の間隔、および棒金12の直径方向に対応する底板部23と天板部27との間の間隔が、それぞれ適合金種の棒金12を収納可とする寸法に設定されており、適合金種の棒金12より大きな寸法の金種の棒金12は収納不可としている。
さらに、各棒金カセット22は、フレーム21に対して、それぞれ傾斜方向に沿って移動可能に支持されている。棒金カセット22が前方に移動した位置を棒金投出ユニット15によって棒金12を取り出すことが可能な定位置とし、この定位置から後方へ向けて移動可能としている。各棒金カセット22の後端は例えばパンタグラフ構造の支持手段によって移動可能に支持されている。
また、棒金投出ユニット15は、機体11の投出口13の下方で、各棒金カセット22の前方を上下方向に移動する昇降体41を備え、この昇降体41に各棒金カセット22の棒金取出部30から棒金12を取り出す棒金投出手段42、およびこの棒金投出手段42によって取り出された棒金12を受け入れる受入枠43が配設されている。
棒金投出手段42は、各棒金カセット22の棒金取出部30から棒金12を取り出す投出レバー44を有している。この投出レバー44は、棒金カセット22の前端面に平行な軸45に対して、その軸方向に間隔をあけた2箇所で、軸45の周方向の対称位置からそれぞれ突設されている。すなわち、これら投出レバー44の位置は棒金カセット22の溝部33の位置と対応しており、投出レバー44の回転時にその溝部33を通過することで棒金カセット22との干渉が防止されている。
軸45には投出モータ(図4参照)の駆動が伝達され、棒金取出時には投出レバー44が取出方向(図1および図2の反時計回り方向)へ回転するとともに、精査時(異金種検査時)には投出レバー44が取出方向に対して逆方向(図1および図2の時計回り方向)に回転する。投出レバー44は、図1(a)に示すように、投出レバー44が昇降体41内に退避した位置を定位置としている。そして、投出レバー44の逆方向への回転により、棒金カセット22の棒金取出部30に位置する棒金12を棒金収納部28へ向けて移動させることが可能で、したがって、この投出レバー44が棒金移動手段46として兼用されている。
投出レバー44は、取出方向への回転方向に向けてやや湾曲し、取出方向への回転方向に対向する縁部が棒金12を受取可能とする凹湾曲状の取出面44aが形成され、逆方向への回転方向に対向する縁部が凸湾曲状の押動面44bが形成されている。
受入枠43は、上方に向けて開口され、投出レバー44によって取り出される棒金12を受け入れて複数本の棒金12を一括収納可能とするとともに、投出口13からの棒金12の取り出しを可能とする。
そして、昇降体41は、昇降モータ(図4参照)の駆動によって、棒金投出手段42によって各棒金カセット22から棒金12を取り出す各位置と、投出口13から棒金12を取出可能とする最も上昇した位置とに移動可能とする。
また、図1および図3に示すように、棒金検知ユニット16は、各棒金カセット22内の棒金12の金種(異金種)および本数を検知する棒金検知手段51を有している。この棒金検知手段51は、棒金カセット22の幅方向両側に配置される上下方向に細長い一対のセンサ基板52を有し、これら一対のセンサ基板52が棒金カセット22の棒金配列方向である走査方向に沿って移動可能としている。
一対のセンサ基板52の内面には、各棒金カセット22の位置に対応して、センサとしての孔有無検知用の孔センサ53および径測定用の径センサ54を一組としてそれぞれ取り付けられている。これら各センサ53,54は、一方のセンサ基板52に取り付けられた例えば発光ダイオードなどの発光器と、他方のセンサ基板52に取り付けられた例えば受光トランジスタなどの受光器とを有し、これら発光器と受光器とが互いに対向し、発光器から発したセンサ光を受光器で受光可能とする。
孔センサ53は、棒金カセット22の第1の検知孔31を通じて棒金カセット22内の棒金12の端面の中央部に対応してセンサ光を投受光する。
径センサ54は、棒金カセット22の第2の検知孔32を通じて棒金カセット22内の棒金12の端面の中央部より周縁側の弦部分に対応してセンサ光を投受光する。
一対のセンサ基板52は、移動機構55によって支持されている。この移動機構55により、一対のセンサ基板52は、各棒金カセット22の棒金配列方向に対応した走査方向に沿って移動する。一対のセンサ基板52は、最も前進した位置を前定位置とし、最も後進した位置を後定位置とし、これら前定位置と後定位置との間で往復移動する。
この移動機構55は、各センサ基板52の上下部でかつ移動領域の前後部に対応してプーリ56がそれぞれ配設され、前後に対向するプーリ56間にベルト57がそれぞれ掛け回され、上下のベルト57にセンサ基板52の上下部がそれぞれ連結されている。幅方向の左右に対向する後側のプーリ56は連動軸58によってそれぞれ一体に連結され、さらに、各連動軸58にプーリ59が固定されているとともにこの両プーリ59間にベルト60が掛け回され、全てのベルト57が同期して回転するように構成されている。下側の連動軸58が走査モータ61によって正逆転駆動され、これによって、全てのベルト57が同期回転され、一対のセンサ基板52が対向状態を保ったまま一体的に走査方向に移動する。
下側の連動軸58には、その連動軸58からの回転力の伝達を受けて、一対のセンサ基板52の移動量すなわち各センサ53,54の移動量を測定する移動量測定手段としてのロータリーエンコーダ62が連結されている。
そして、各センサ53,54、移動機構55およびロータリーエンコーダ62などによって棒金検知手段51が構成されている。この棒金検知手段51により、各センサ53,54を一体的に移動させた際に、孔センサ53で棒金12の孔の有無を検知するとともに、径センサ54で棒金12の遮光幅、隣り合う棒金の棒金ピッチおよび棒金間隔を検知することにより、各棒金カセット22内の棒金12の金種(異金種)と本数を検知する。
また、図4に、棒金検知装置を制御する制御部71を示す。
制御部71には、棒金カセットユニット14の棒金カセット22が後方へ移動したことを検知する移動検知手段72が接続され、棒金投出ユニット15の昇降体41を昇降させる昇降モータ73、昇降体41の位置を検知する昇降***置検知手段74、投出レバー44の定位置を検知する定位置検知手段75が接続され、棒金検知ユニット16の棒金検知手段51を構成する孔センサ53、径センサ54、走査モータ61、ロータリーエンコーダ62、各センサ53,54の前定位置および後定位置に対応するセンサ基板52の前進位置および後進位置を検知する前定位置検知センサ76および後定位置検知センサ77が接続されている。
移動検知手段72には、例えば、複数の棒金カセット22の後方域で上下方向にセンサ光を投受光し、いずれの棒金カセット22が後方へ移動したときでもセンサ光を遮光し、棒金カセット22の後方への移動を検知できる光センサなどが用いられる。
この移動検知手段72が、棒金カセット22に異金種の棒金12が収納されていることを検知するための異金種検知手段78として構成されている。すなわち、棒金移動手段46の投出レバー44の逆方向への回転により、棒金カセット22の棒金取出部30に位置する棒金12を棒金収納部28へ向けて移動させた際、棒金カセット22の棒金収納部28へ向けて移動する棒金12が棒金収納部28に入らず、その棒金12を介して棒金カセット22が後方へ移動したことを移動検知手段72で検知することにより、棒金カセット22に異金種の棒金12が収納されていることを検知する。
そして、制御部71は、精査時に棒金検知ユニット16によって各棒金カセット22に収納されている棒金12の金種(異金種)および本数を判定する棒金判定手段の機能を有しているとともに、棒金検知手段51で棒金カセット22に収納されている棒金12が1本であることが検知された場合に、該当する棒金カセット22において、棒金移動手段46の投出レバー44の逆方向への回転により、棒金カセット22の棒金取出部30に位置する棒金12を棒金収納部28へ向けて移動させ、異金種検知手段78である移動検知手段72による検知に基づいて棒金カセット22に異金種の棒金12が収納されているか判定する機能を有している。
次に、第1の実施の形態の棒金投出装置の動作を説明する。
棒金投出時には、投出指令に基づいて、棒金投出ユニット15の昇降体41を上昇または下降させて、棒金投出手段46を該当金種の棒金カセット22の位置に移動し(図1(a)参照)、棒金投出手段46の投出レバー44を定位置から取出方向へ回転させ、この投出レバー44の取出面44aで棒金カセット22の棒金取出部30に位置する1本の棒金12を取り出して受入枠43に送り込む。
1本の棒金12のみを取り出す場合には、投出レバー44が180°回転して定位置に戻れば投出レバー44の回転を停止し、また、複数本の棒金12を取り出す場合には、投出レバー44を継続して取出方向に回転して複数本の棒金12を受入枠43に取り出し、必要本数の棒金12を取り出した投出レバー44が定位置に戻れば投出レバー44の回転を停止する。
他の金種の棒金12も投出する場合には、棒金投出ユニット15の昇降体41を上昇または下降させて、棒金投出手段46を次の該当金種の棒金カセット22の位置に移動し、同様にして棒金12を受入枠43に取り出す。
投出指令に基づいて棒金12を受入枠43に取り出し終えたら、棒金投出ユニット15の昇降体41を投出口13の下側位置まで上昇させ、受入枠43内の棒金12を投出口13から取出可能とする。
また、各棒金カセット22に棒金12が装填された場合には、棒金カセット22に装填された棒金12の金種および本数を検知するために、および誤って異なる金種の棒金12を棒金カセット22に装填されていないか検知するために、精査処理を行う。
この精査処理では、棒金検知ユニット16の一対のセンサ基板52を棒金カセット22に沿って移動させ、孔センサ53により棒金カセット22の第1の検知孔31を通じて棒金カセット22内の棒金12の端面の中央部に対応してセンサ光を走査し、径センサ54により棒金カセット22の第2の検知孔32を通じて棒金カセット22内の棒金12の端面の中央部より周縁側の弦部分に対応してセンサ光を走査する。この走査により、孔センサ53で棒金12の孔の有無を検知するとともに、径センサ54で棒金12の遮光幅、隣り合う棒金12の棒金ピッチおよび棒金間隔を検知し、これらに基づいて各棒金カセット22内の棒金12の金種と本数、あるいは異金種が混入していることを判定する。
棒金カセット22に異金種の棒金12が収納されていると判定されなければ、棒金投出装置による棒金12の投出が許可され、一方、棒金カセット22に異金種の棒金12が収納されていると判定されれば、表示や音によってエラー報知して棒金投出装置による棒金12の投出を禁止し、エラー解除を待つ。
また、図5は金種別の棒金カセット22の棒金収納部28に対して異金種の棒金12が入るか入らないかの表を示し、○印は収納可、×印は収納不可を示す。収納可の○印には棒金12を径センサ54、孔センサ53の検知のいずれで異金種として判定可能かを併記し、×印には棒金12の高さ(直径)で棒金収納部28には入らないのか長さで棒金カセット22自体に入らないのかを併記している。
×印の収納不可のうち、高さ(直径)で入らない異金種の棒金12は、高さの規制の無い棒金取出部30には1本だけ入る。その棒金取出部30に入ることが可能な異金種の棒金12について、表中の「×高/」の表記の右側に、○印とともに径センサ54、孔センサ53の検知のいずれで異金種として判定可能かを併記している。
棒金取出部30に入ることが可能な異金種の棒金12のうち、適合金種の棒金12との径差があるものについては径センサ54による遮光幅の検知のみでも異金種として正確に判定できるとともに、孔センサ53による孔の有無の検知のみでも異金種として正確に判定できる。
しかし、径差が少ない100円と10円の場合、および50円と5円の場合で、100円の棒金カセット22に10円の棒金12が収納された場合、50円の棒金カセット22に5円の棒金12が収納された場合は、径センサ54による遮光幅の検知のみでは異金種の正確な判定ができない(これらには?印を併記している)。
上述した精査処理では、ある棒金カセット22に収納されている棒金12が1本であることが検知される場合がある。これは、装填時において、棒金カセット22の棒金取出部30に1本の棒金12が装填された場合、また、棒金投出装置の運用途中での精査時に、棒金カセット22に装填された複数の棒金12のうち1本の棒金12を残して他の棒金12が投出された場合、また、棒金投出装置で棒金12の搬送不良などのエラー解除時に、エラー解除した棒金12を該当する金種とは異なる棒金カセット22に装填した場合などがある。
このように、ある棒金カセット22に収納されている棒金12が1本であることが検知された場合には、該当棒金カセット22に対して異金種検知処理を行う。
この異金種検知処理では、棒金投出ユニット15の昇降体41を上昇または下降させて、棒金投出手段46を該当棒金カセット22の位置に移動させ(図1(a)参照)、棒金投出手段46の投出レバー44を取出方向とは逆方向へ回転させ、この投出レバー44の押動面44bで該当棒金カセット22の棒金取出部30に位置する1本の棒金12を棒金収納部28へ向けて押動する。
このとき、棒金カセット22に対して適合金種の棒金12であれば、投出レバー44の押動面44bで押動される棒金12が棒金カセット22の棒金収納部28に入り、該当棒金カセット22は後方へ移動せず(図1(b)参照)、移動検知手段72では棒金カセット22の移動を検知しない。そのため、径センサ54による遮光幅の検知と移動検知手段72の検知とに基づいて、適合金種の棒金12であると正確に判定できる。
また、棒金カセット22に対して異金種の棒金12であれば、投出レバー44の押動面44bで押動される棒金12が棒金カセット22の棒金収納部28に入りきらず、その棒金12を介して該当棒金カセット22が後方へ移動し(図1(c)参照)、この該当棒金カセット22の後方への移動を移動検知手段72で検知する。そのため、径センサ54による遮光幅の検知と移動検知手段72の検知とに基づいて、異金種の棒金12であると判定できる。
このように、棒金カセット22に収納されている棒金12が1本であることが検知された場合には、棒金カセット22の棒金取出部30に位置する棒金12を棒金収納部28へ向けて移動させることにより、その棒金12が棒金収納部28に入るか否かに応じて、その棒金12が異金種か否かを正確に判定できる。
また、取出方向への回転によって棒金カセット22の棒金取出部30に位置する棒金12を取り出す投出レバー44を、取出方向に対して逆方向へ回転させることにより、棒金カセット22の棒金取出部30に位置する棒金12を棒金収納部28へ向けて移動させることができ、投出レバー44に棒金移動手段46の機能を持たせることができ、構成を簡単にできる。
さらに、投出レバー44により棒金カセット22の棒金収納部28へ向けて移動する棒金12が棒金収納部28に入らず、その棒金12を介して棒金カセット22が後方へ移動したことを移動検知手段72で検知することにより、棒金カセット22に異金種の棒金12が収納されていると正確に判定できる。
また、投出レバー44を逆方向に回転させた後、棒金検知ユニット16により棒金カセット22に収納されている棒金12を検知すれば、投出レバー44によって移動させた棒金12を再度検知して異金種か否かを正確に判定できる。
なお、異金種検知動作は、収納されている棒金12が1本であることが検知された全ての棒金カセット22に対して実行してもよいが、100円と10円、および50円と5円のように、径差の少ない関係にある100円の棒金カセット22、および50円の棒金カセット22に対してのみ行ってもよい。
また、異金種検知手段78は、投出レバー44の逆方向への回転により、棒金カセット22の棒金取出部30に位置する棒金12を棒金収納部28へ向けて移動させた際、棒金カセット22の棒金収納部28へ向けて移動する棒金12が棒金収納部28に入らず、その棒金12を介して棒金カセット22が後方へ移動したことを検知する移動検知手段72には限らず、例えば、定位置検知手段75で構成してもよい。
定位置検知手段75で構成する場合には、棒金カセット22は後方へ移動せず定位置に保持しておく。そして、投出レバー44の逆方向への回転により、棒金カセット22の棒金取出部30に位置する棒金12を棒金収納部28へ向けて移動させた際、棒金カセット22に対して異金種の棒金12であれば、投出レバー44の押動面44bで押動される棒金12が棒金収納部28に入らず、投出レバー44が棒金12に当接したまま回転しなくなり、投出レバー44が定位置に戻ったことを定位置検知手段75が検知しないため、異金種であると判定できる。一方、棒金カセット22に対して適合金種の棒金12であれば、投出レバー44の押動面44bで押動される棒金12が棒金カセット22の棒金収納部28に入り、投出レバー44が定位置に回転し、投出レバー44が定位置に戻ったことを定位置検知手段75で検知するため、適合金種の棒金12であると判定できる。
また、棒金移動手段46は、投出レバー44を兼用してもよいが、投出レバー44とは別に設けるようにしてもよい。
次に、図6ないし図11に第2の実施の形態を示す。
棒金投出装置を適用した硬貨処理機を示すもので、この硬貨処理機は、ばら状態にある硬貨を所定枚数重積して包装した棒金12を形成し、この棒金12を収納したり送り出すようにしたものである。
図8ないし図10に示すように、硬貨処理機は、機体111を有し、この機体111内の左側域にばら状態の硬貨を処理する硬貨処理装置112が配設され、機体111内の右側域に棒金12を処理する棒金投出装置としての棒金処理装置113が配設されている。
硬貨処理装置112には、機体111の上部側から順に、ばら状態の硬貨を受け入れて識別する入金処理部117、この入金処理部117で識別された硬貨を一時保留する一時保留部118、およびこの一時保留部118に保留された硬貨の収納時に収納するとともに収納した硬貨を棒金処理装置113などに繰出可能とする硬貨収納繰出部119がそれぞれ配設され、これらの側部で機体111の中央域に硬貨収納繰出部119から繰り出されるばら状態の硬貨を機体111外に出金するばら硬貨出金部120が配設されている。
また、棒金処理装置113には、機体111の下部域に、所定枚数重積した硬貨を包装して棒金12を形成し前面側へ送り出す包装部123が配設されている。この包装部123の上部域に、前面側から棒金12を受け入れおよび送り出し可能に収納する複数の棒金カセット22が上下方向に並設された棒金カセットユニット14が左右方向に2列並設されているとともに、図示していないが、各棒金カセットユニット14には、各棒金カセット22に収納された棒金12を検知する棒金検知ユニット16が配設されている。これら棒金カセットユニット14の前方に、機体111外に棒金12を出金する棒金出金口124が配設されているとともに、この棒金出金口124の下側に棒金12を一括して収納する棒金一括収納部125が配設されている。
包装部123および棒金カセットユニット14の前面側と棒金出金口124および棒金一括収納部125との間には、2列の棒金カセットユニット14に対応して2列の棒金投出手段としての棒金搬送部126が配設されている。これら2列の棒金搬送部126の上部側に、これら2列の棒金搬送部126間で互いに棒金12を受け渡し可能とする棒金受渡部127が配設されている。右側の棒金搬送部126は、包装部123、右側の棒金カセットユニット14、棒金受渡部127、棒金出金口124および棒金一括収納部125との間で棒金12を搬送可能としている。左側の棒金搬送部126は、左側の棒金カセットユニット14、棒金受渡部127、棒金出金口124および棒金一括収納部125との間で棒金12を搬送可能としている。
また、包装部123には、硬貨処理装置112などから包装部123に送り込まれる硬貨を受け入れる回転円盤131、およびこの回転円盤131の回転によって1枚ずつ繰り出される硬貨を受け入れて搬送ベルト132で搬送する包装用通路133が配設されている。包装用通路133の下流域には、包装用通路133から送り込まれる硬貨を下部側から上方へ順次重積していって所定枚数の硬貨を重積する重積部134が設けられている。この重積部134には3本の包装ローラ135が配置され、所定枚数重積した重積硬貨の周面を3本の包装ローラ135で挟持して回転させ、重積硬貨の周面に図示しない包装紙を巻き込むことにより、この包装紙を重積硬貨の周囲に巻き付けるとともに包装紙の端部を重積硬貨の端面にかしめ、包装硬貨である棒金12を形成する。
重積部134の下方には、包装部123から放出される棒金12を受け入れて前方へ導く棒金シュート136が配設されている。この棒金シュート136の先端側には、横搬送部137が配置されているとともに、この横搬送部137上に横搬送部137から前方の棒金搬送部126への棒金12の放出と放出規制とを切り換える切換部材138が配設されている。横搬送部137は、硬貨処理機の機体111の側部に棒金12を収納するための別の棒金収納部を増設し、その棒金収納部との間で互いに棒金12を搬送する場合に使用される。
また、各棒金カセットユニット14の各棒金カセット22は、上述した第1の実施の形態と同じ構造に形成されており、前端側へ向けて下降する傾斜状態でその傾斜方向に沿って移動可能に支持されている。そして、各棒金カセット22には、棒金カセット駆動手段(図11参照)によって、各棒金カセット22の前端側が前進する前進位置とこの前進位置より後退した定位置である後退位置(図8に示す位置)との間で傾斜方向に移動する。
また、各棒金カセットユニット14の各棒金カセット22の前端側と各棒金搬送部126との間に、ストッパ141が上下方向に移動可能にそれぞれ配設されている。これらストッパ141は、各棒金カセット22の前端側の各溝部33の位置に対応して設けられたストッパ部142を有し、各ストッパ部142が前進位置に移動する棒金カセット22の各溝部33を通じて棒金カセット22内に進入可能としている。そして、各ストッパ141は、ストッパ駆動手段(図11参照)によって、各棒金カセット22の下方域から各棒金カセット22内に進入する係止位置と、各棒金カセット22に対して下方へ退避する退避位置との間で上下方向に移動する。
また、各棒金搬送部126は、棒金12を搬送する無端状の一対の棒金搬送ベルト145を有し、これら棒金搬送ベルト145が上下のローラ146にわたって上下方向に回動可能に張設されている。この棒金搬送ベルト145の周面には棒金12を載せて支持する複数の棒金支持部147が突設されている。
棒金搬送ベルト145は、搬送駆動手段(図11参照)によって、正転(図8反時計回り方向)および逆転(図8時計回り方向)可能とし、正転時に包装部123から受け取った棒金12や棒金カセット22から取り出した棒金12を各棒金支持部147に1本ずつ載せて上方へ搬送可能とする。棒金搬送ベルト145の棒金支持部147は、前進位置に移動する棒金カセット22の各溝部33を通じて上下方向に通過可能としている。
また、図11に、棒金処理装置113を制御する制御部151を示す。
制御部151には、各棒金カセット22を移動させる棒金カセット駆動手段152、各棒金搬送ベルト145を回転させる棒金搬送ベルト駆動手段153、各ストッパ141を移動させるストッパ駆動手段154、各棒金カセット22の前進位置への移動を検知する移動検知手段155が接続されている。
移動検知手段155には、例えば、複数の棒金カセット22の前方域で上下方向にセンサ光を投受光し、いずれの棒金カセット22が前方へ移動したときでもセンサ光を遮光し、棒金カセット22の前方への移動を検知できる光センサなどが用いられる。
この移動検知手段155が、棒金カセット22に異金種の棒金12が収納されていることを検知するための異金種検知手段78として構成されている。すなわち、ストッパ141を係止位置に移動させてから棒金カセット22を前進位置へ向けて移動させることにより、この前進位置へ向けて移動する棒金カセット22の棒金収納部28に対してストッパ141によって移動が規制された棒金12が入らず、その棒金12を介して棒金カセット22が前方へ移動しないことを移動検知手段72で検知することにより、棒金カセット22に異金種の棒金12が収納されていることを検知する。
そして、制御部151は、棒金収納時に、ストッパ141を係止位置に移動させるとともに棒金カセット22を前進位置に移動させて棒金カセット22の前端側に収納空間を形成し、棒金搬送部126により搬送する棒金12を棒金カセット22の前端側の収納空間に受け渡し、ストッパ141を退避位置に移動させた後に棒金カセット22を後退位置に移動させ、また、棒金取出時に、該当する棒金カセット22を前進位置に移動させ、棒金搬送部126により棒金カセット22の前端側から1本の棒金12を取り出して搬送させ、棒金カセット22を後退位置に移動させる機能を有している。
また、制御部151は、精査時に、棒金検知ユニット16によって各棒金カセット22に収納されている棒金12の金種(異金種)および本数を判定する棒金判定手段の機能を有している。さらに、棒金検知ユニット16によって棒金カセット22に収納されている棒金12が1本であることが検知された場合、該当する棒金カセット22において、ストッパ141を係止位置に移動させてから棒金カセット22を前進位置へ向けて移動させ、この前進位置へ向けて移動する棒金カセット22の棒金収納部28に対してストッパ141によって移動が規制された棒金12が入らず、その棒金12を介して棒金カセット22が前進位置へ移動しないことを移動検知手段155で検知することにより、棒金カセット22に異金種の棒金12が収納されていると判定する機能を有している。
次に、第2の実施の形態の硬貨処理機の動作を説明する。
まず、硬貨処理機の全体の動作について説明する。
硬貨を入金する硬貨入金処理時には、入金処理部117にばら状態の入金硬貨を受け入れて識別し、この入金処理部117で識別された硬貨を一時保留部118に一時保留し、投入された全ての入金硬貨の識別および一時保留完了後の入金承認により一時保留部118に保留された硬貨を硬貨収納繰出部119に収納する。
また、硬貨をばら状態で出金するばら硬貨出金処理時には、出金データに基づいて、出金する金種の硬貨収納繰出部119から出金に必要な枚数分の硬貨を繰り出し、ばら硬貨出金部120から出金する。
また、例えば、ある金種の硬貨収納繰出部119内の硬貨収納量が所定量以上になったためにばら硬貨を棒金12の状態として収納する場合、ある金種の棒金12の収納量が所定量以下になった場合などには、対応する金種の硬貨収納繰出部119内のばら硬貨を棒金12として棒金カセット22に収納する棒金形成収納処理がなされる。
この棒金形成収納処理では、対応する1つの金種の硬貨収納繰出部119から硬貨を繰り出し、包装部123の回転円盤131に送り込む。
包装部123において、回転円盤131から硬貨を1枚ずつ包装用通路133に繰り出し、この包装用通路133から1枚ずつ硬貨を重積部134に送り込んでこの重積部134で下部側から上方へ順次重積していって所定枚数の硬貨を重積する。この重積硬貨を3本の包装ローラ135で挟持して回転させながら、包装紙を重積硬貨の周囲に巻き付けるとともに包装紙の端部を重積硬貨の端面にかしめ、包装硬貨である棒金12を形成し、下方へ放出する。
包装部123から放出された棒金12は、棒金シュート136を通じて右側の棒金搬送部126における棒金搬送ベルト145の棒金支持部147に受け渡す。
棒金搬送部126の棒金搬送ベルト145の正転により棒金支持部147に載せた棒金12を上方の棒金カセットユニット14へ搬送し、棒金カセットユニット14の中の対応する金種の棒金カセット22に収納する。
棒金カセットユニット14の中の対応する金種の棒金カセット22が満杯の場合には、棒金搬送部126で棒金12を上部まで搬送して棒金受渡部127に受け渡し、この棒金受渡部127で左側の棒金搬送部126側に搬送してその左側の棒金搬送部126の棒金搬送ベルト145の棒金支持部147に受け渡し、その左側の棒金搬送部126によって左側の棒金カセットユニット14の中の対応する金種の棒金カセット22に収納する。
両方の棒金カセットユニット14の中の対応する金種の棒金カセット22がいずれも満杯の場合には、棒金搬送部126で棒金12を棒金一括収納部125に送り込んで収納する。
また、棒金12を出金する棒金出金処理時には、出金データに基づいて、1金種ずつ出金する金種の棒金カセット22が後退位置から前進位置に移動し、棒金搬送ベルト145が正転して棒金支持部147で前端部の1本の棒金12をすくい上げて取り出す。同一金種の棒金12を複数本出金する場合には、棒金カセット22が前進位置にそのまま位置し、続く棒金支持部147ですくい上げて取り出す。必要本数の棒金12の取り出しが完了したら、棒金カセット22を前進位置から後退位置に移動する。他の金種がある場合には同様の動作で棒金12を取り出す。棒金搬送ベルト145によって取り出した棒金12を棒金出金口124に送り込み、この棒金出金口124から棒金12を取り出し可能とする。
次に、棒金カセット22に対する棒金12の収納動作および取出動作について図6および図7を参照して説明する。
棒金カセットユニット14の棒金カセット22に棒金12を収納する場合には、まず、図6(a)に示すように、棒金搬送部126の棒金搬送ベルト145を正転させて棒金支持部147に支持した棒金12を収納する棒金カセット22より上方に搬送して停止させる。
図6(b)(c)に示すように、ストッパ141を下方の退避位置から上方の係止位置に移動させた後、棒金カセット22を後退位置から前進位置に移動させる。これにより、ストッパ141の各ストッパ部142が棒金カセット22の前端側の各溝部33に相対的に進入し、このストッパ141の各ストッパ部142で棒金カセット22の前端側に収納されている棒金12を後方へ移動させ、棒金カセット22の前端側に棒金12を収納可能とする収納空間を形成する。
図6(d)に示すように、棒金搬送部126の棒金搬送ベルト145を逆転させて棒金12を支持している棒金支持部147を下降させ、この棒金支持部147が棒金カセット22の前端側の各溝部33を通じて棒金カセット22の上方から下方へ通過する際に、棒金支持部147で支持していた棒金12を棒金カセット22の前端側に形成された収納空間に受け渡して収納する。
図6(e)(f)に示すように、ストッパ141を棒金カセット22内の係止位置から下方の退避位置に移動させた後、棒金カセット22を前進位置から後退位置に移動させる。ストッパ141を退避位置に移動させることにより、ストッパ141で係止されていた棒金12が棒金カセット22の傾斜によって前端側に移動して前端側の収納空間に収納された棒金12に接触して止まる。
また、棒金カセットユニット14の棒金カセット22に収納されている棒金12を取り出す場合には、まず、図7(a)に示すように、取り出す棒金12を収納している棒金カセット22を後退位置から前進位置に移動させる。
図7(b)に示すように、棒金搬送部126の棒金搬送ベルト145を正転させて棒金支持部147を上昇させ、この棒金支持部147が前進位置に移動した棒金カセット22の前端側の各溝部33を通じて棒金カセット22の下方から上方へ通過する際に、棒金カセット22の前端側に位置する1本の棒金12を上方へすくい上げて取り出す。同一の棒金カセット22から複数の棒金12を取り出す場合には、棒金カセット22を前進位置にそのまま位置させ、この棒金カセット22に対して続けて上昇してくる棒金支持部147で棒金12を同様に取り出す。
図7(c)に示すように、棒金カセット22から必要数の棒金12を取り出したら、棒金カセット22を前進位置から後退位置に移動させる。
また、所定のタイミングで、棒金カセット22に収納されている棒金12の金種および本数を検知するために、棒金検知ユニット16によって精査処理を行う。この精査処理は、第1の実施の形態と同様である。
また、ある棒金カセット22に収納されている棒金12が1本であることが検知された場合には、該当棒金カセット22に対して異金種検知処理を行う。
この異金種検知処理では、まず、図6(b)に示すように(棒金収納動作を説明する図であるが、異金種検知処理でも同様の動作をする)、ストッパ141を下方の退避位置から上方の係止位置に移動させた後、棒金カセット22を後退位置から前進位置に移動させる。
このとき、棒金カセット22に対して適合金種の棒金12であれば、ストッパ141で停止されている棒金12が前進位置へ向けて移動する棒金カセット22の棒金収納部28に入り、棒金カセット22が前進位置に移動し、移動検知手段155では棒金カセット22の移動を検知する。そのため、精査時の径センサ54による遮光幅の検知と移動検知手段155の検知とに基づいて、適合金種の棒金12であると正確に判定できる。
また、棒金カセット22に対して異金種の棒金12であれば、ストッパ141で停止されている棒金12が棒金カセット22の棒金収納部28に入りきらず、その棒金12を介して棒金カセット22が前進位置に移動せず、この棒金カセット22が前進位置へ移動しないことを移動検知手段155で検知する。そのため、精査時の径センサ54による遮光幅の検知と移動検知手段155の検知とに基づいて、異金種の棒金12であると正確に判定できる。
次に、第2の実施の形態の構成において、上述した異金種検知処理(第1の異金種検知処理)とは別の異金種検知処理(第2の異金種検知処理)について説明する。
この異金種検知処理では、異金種検知手段78は、棒金カセット22に棒金12があるがその棒金12が棒金取出部30に位置していないことを検知する棒金検知ユニット16の棒金検知手段51とする。
また、制御部151は、棒金検知ユニット16によって棒金カセット22に収納されている棒金12が1本であることが検知された場合、該当する棒金カセット22において、ストッパ141を係止位置に移動させてから棒金カセット22を前進位置へ向けて移動させ、この棒金カセット22の棒金収納部28に対してストッパ141によって移動が規制された棒金12が噛み込み、後退位置へ移動して戻った棒金カセット22の棒金取出部30に棒金12が位置しないことを棒金検知手段51で検知することにより、棒金カセット22に異金種の棒金12が収納されていると判定する機能を有している。
そして、ある棒金カセット22に収納されている棒金12が1本であることが検知された場合には、該当棒金カセット22に対して異金種検知処理を行う。
この異金種検知処理では、まず、図6(b)に示すように(棒金収納動作を説明する図であるが、異金種検知処理でも同様の動作をする)、ストッパ141を下方の退避位置から上方の係止位置に移動させた後、棒金カセット22を後退位置から前進位置に移動させる。
このとき、棒金カセット22に対して適合金種の棒金12であれば、ストッパ141で停止されている棒金12が前進位置へ向けて移動する棒金カセット22の棒金収納部28に噛み込むことなく入るため、その後、棒金カセット22を後退位置に移動させ、ストッパ141を下降させば、棒金カセット22内の棒金12が棒金取出部30に移動する。その後、棒金検知ユニット16の棒金検知手段51で棒金カセット22内を精査し、後退位置へ移動して戻った棒金カセット22の棒金取出部30に棒金12が位置することを棒金検知手段51で検知することにより、適合金種の棒金12であると正確に判定できる。
また、棒金カセット22に対して異金種の棒金12であれば、ストッパ141で停止されている棒金12が前進位置へ向けて移動する棒金カセット22の棒金収納部28に入りきらず、棒金収納部28の端で噛み込むため、その後、棒金カセット22を後退位置に移動させ、ストッパ141を下降させても、噛み込み状態にある棒金12が棒金取出部30に戻らない。その後、棒金検知ユニット16の棒金検知手段51で棒金カセット22内を精査し、後退位置へ移動して戻った棒金カセット22の棒金取出部30に棒金12が位置しないことを棒金検知手段51で検知することにより、異金種の棒金12であると正確に判定できる。
なお、上述した第1および第2の異金種検知処理を併用してもよく、棒金カセット22に異金種の棒金12が収納されているか否かをより正確に判定できる。
また、ストッパ141の退避位置は、棒金カセット22の下方位置に限られず、上方位置でもよい。
本発明の棒金投出装置の第1の実施の形態を示し、(a)は投出レバーが定位置にある状態の断面図、(b)は投出レバーが逆方向に回転した際に棒金が適合金種であった場合の断面図、(c)は投出レバーが逆方向に回転した際に棒金が異金種であった場合の断面図である。 同上棒金投出装置の断面図である。 同上棒金投出装置の棒金検知手段を示す斜視図である。 同上棒金投出装置のブロック図である。 同上棒金投出装置の金種別の棒金カセットの棒金収納部に対して異金種の棒金が入るか入らないかを示す表である。 本発明の棒金投出装置を硬貨処理機に適用した第2の実施の形態を示し、棒金の収納動作を(a)〜(f)の順に説明する説明図である。 同上硬貨処理機の棒金の投出動作を(a)〜(c)の順に説明する説明図である。 同上硬貨処理機の正面視の断面図である。 同上硬貨処理機の平面視の断面図である。 同上硬貨処理機の側面視の断面図である。 同上硬貨処理機の棒金処理装置のブロック図である。
符号の説明
12 棒金
22 棒金カセット
28 棒金収納部
30 棒金取出部
42 棒金投出手段
44 投出レバー
46 棒金移動手段
51 棒金検知手段
71 制御部
72 移動検知手段
75 定位置検知手段
78 異金種検知手段
126 棒金投出手段としての棒金搬送部
141 ストッパ
151 制御部
155 移動検知手段

Claims (7)

  1. 一端側へ向けて下降する傾斜状態に配設され、複数本の適合金種の棒金を傾斜方向に並べて収納可能とするとともに適合金種の棒金の直径より大きい寸法の棒金の収納を規制する棒金収納部が設けられ、この棒金収納部の一端側には棒金収納部から傾斜によって出てくる棒金を外部から取り出し可能に受け取る棒金取出部が設けられた金種別の棒金カセットと、
    この棒金カセットの棒金取出部に位置する棒金を取り出す棒金投出手段と、
    前記棒金カセットに収納されている棒金を検知する棒金検知手段と、
    前記棒金カセットの棒金取出部に位置する棒金を棒金収納部へ向けて移動させる棒金移動手段と、
    この棒金移動手段により前記棒金カセットの棒金収納部へ向けて移動する棒金が棒金収納部に入るか否かに応じて、前記棒金カセットに異金種の棒金が収納されていることを検知する異金種検知手段と、
    前記棒金検知手段で前記棒金カセットに収納されている棒金が1本であることが検知された場合に、前記棒金移動手段により前記棒金カセットの棒金取出部に位置する棒金を棒金収納部へ向けて移動させ、前記異金種検知手段による検知に基づいて前記棒金カセットに異金種の棒金が収納されているか判定する制御部と
    を具備していることを特徴とする棒金投出装置。
  2. 前記棒金投出手段は、取出方向への回転によって前記棒金カセットの棒金取出部に位置する棒金を取り出す投出レバーを有し、
    前記棒金移動手段は、前記投出レバーであり、前記投出レバーを取出方向に対して逆方向への回転により前記棒金カセットの棒金取出部に位置する棒金を棒金収納部へ向けて移動させる
    ことを特徴とする請求項1記載の棒金投出装置。
  3. 前記棒金カセットは、傾斜方向に沿って他端側へ移動可能とし、
    前記異金種検知手段は、前記棒金カセットが他端側へ移動したことを検知する移動検知手段であり、
    前記制御部は、前記投出レバーにより前記棒金カセットの棒金収納部へ向けて移動する棒金が棒金収納部に入らず、その棒金を介して前記棒金カセットが他端側へ移動したことを前記移動検知手段で検知することにより、前記棒金カセットに異金種の棒金が収納されていると判定する
    ことを特徴とする請求項2記載の棒金投出装置。
  4. 前記異金種検知手段は、前記投出レバーが投出に待機する定位置に位置することを検知する定位置検知手段であり、
    前記制御部は、前記投出レバーを逆方向に回転させた際、前記投出レバーが定位置に戻ったことが前記定位置検知手段で検知されない場合に、前記棒金カセットに異金種の棒金が収納されていると判定する
    ことを特徴とする請求項2記載の棒金投出装置。
  5. 前記制御部は、前記投出レバーを逆方向に回転させた後、前記棒金検知手段により前記棒金カセットに収納されている棒金を検知させる
    ことを特徴とする請求項2ないし4いずれか記載の棒金投出装置。
  6. 前記棒金カセットは、傾斜方向に沿って移動可能で、一端側への移動によって前記棒金取出部に位置する棒金を前記棒金投出手段に受け渡し可能とし、
    前記棒金移動手段は、一端側へ移動する前記棒金カセットに対して前記棒金取出部に位置する棒金の移動を規制するストッパであり、
    前記異金種検知手段は、前記棒金カセットが一端側へ移動したことを検知する移動検知手段であり、
    前記制御部は、一端側へ移動する前記棒金カセットの棒金収納部に対して前記ストッパによって移動が規制された棒金が入らず、その棒金を介して前記棒金カセットが一端側へ移動しないことを前記移動検知手段で検知することにより、前記棒金カセットに異金種の棒金が収納されていると判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の棒金投出装置。
  7. 前記棒金カセットは、傾斜方向に沿って移動可能で、一端側への移動によって前記棒金取出部に位置する棒金を前記棒金投出手段に受け渡し可能とし、
    前記棒金移動手段は、一端側へ移動する前記棒金カセットに対して前記棒金取出部に位置する棒金の移動を規制するストッパであり、
    前記異金種検知手段は、前記棒金カセットに棒金があるがその棒金が前記棒金取出部に位置していないことを検知する前記棒金検知手段であり、
    前記制御部は、一端側へ移動する前記棒金カセットの棒金収納部に対して前記ストッパによって移動が規制された棒金が噛み込み、他端側へ移動して戻った前記棒金カセットの棒金取出部に棒金が位置しないことを前記棒金検知手段で検知することにより、前記棒金カセットに異金種の棒金が収納されていると判定する
    ことを特徴とする請求項1記載の棒金投出装置。
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