JP2010062299A - 蓄電デバイス - Google Patents

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Abstract

【課題】活性炭などの粒子が細孔を有する正極を用いた場合にも、高出力を得つつも体積エネルギー密度の低下を防止できる蓄電デバイスを提供する。
【解決手段】正極2と負極1とをセパレータを介して対向配置した発電セルが、上記負極に電気的に接続されたリチウム金属とともに非水電解質溶媒40に浸漬された状態で密閉容器4に収容された蓄電デバイスにおいて、上記負極がプレドープされており、上記正極は、少なくとも正極活物質、導電材およびバインダーからなるとともに、上記正極活物質のレーザ回折散乱式粒度分布測定装置によって計測された換算比表面積をCS1、真密度をρ1、重量比率をW1とし、かつ上記導電材の上記装置によって計測された換算比表面積をCS2、真密度をρ2、重量比率をW2としたときに、0.5<R=(CS2/ρ2×W2)/(CS1/ρ1×W1)<2とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、特に、正極活物質などとして活性炭などの細孔を有する粒子が用いられている正極を備えたリチウムイオンキャパシタなどの蓄電デバイスに関するものである。
近年、環境問題がクローズアップされる中にて、小規模の電力供給設備を電力需要地に分散配置する分散型電源の研究や環境に優しい新たなエネルギー源の開拓がなされている。それらの一環として、太陽光発電や風力発電により得られる電力は、分散型電源として使用可能である環境負担の少ないクリーンエネルギーとして注目されているものの、気象条件によって左右されてしまうため常時安定的に得られれるエネルギー源ではなく、これらのクリーンエネルギーを日常的に使用するためには、得られた電力を蓄積して、必要な時に必要な量だけ安定的に放出可能とする蓄電デバイスが必要となる。
そこで、このような蓄電デバイスとして、リチウムイオンキャパシタなどの使用が期待されている。
このリチウムイオンキャパシタは、例えば、正極板と負極板とが、互いの間にセパレータを介在させて複数積層されるとともに、電解液に浸漬された状態で密閉容器に収容されて概略構成されている。
そして、この正極板には、正極合剤層が、ニッケル箔やアルミニウム箔の金属箔からなる集電体の両面に形成されており、この正極合剤層は、少なくとも正極活物質、導電剤およびバインダーが含有されているとともに、この正極活物質としてリチウムイオンおよび/またはアニオンが可逆的に担持可能な活性炭などの炭素が用いられている。
他方、負極板には、リチウムイオンなどのアルカリ金属イオンの吸蔵・放出が可能な炭素材料からなる負極合剤層が、銅箔などの金属箔からなる集電体の両面に形成されている。また、この密閉容器内には、リチウム金属などが負極の集電体などに貼り付けられて、負極板は、このリチウム金属から電解液に溶出したリチウムイオンを吸蔵・放出するようになっている。
これにより、リチウムイオンキャパシタは、正極ではリチウムイオンおよび/またはアニオンの可逆的な担持、負極ではリチウムイオンなどの吸蔵・放出によって充放電し、従って、リチウムイオン二次電池と比べて電気容量が小さいものの、化学反応を伴わないために、低抵抗、すなわち、高出力で充放電速度が速い上に、充放電の繰り返し対する耐久性を有して充放電特性に優れている。また、上記負極合剤層に予めリチウムイオン等を吸蔵させるプレドープを行って動作電圧を大きくすることにより、エネルギー容量を増大させることができる。
これに加えて、リチウムイオンキャパシタは、大電流用途に利用される板状の電極とセパレータとを多数積層してなる単一の電気二重層キャパシタと比較しても、電気二重層キャパシタの耐電圧が水系電解液で約1.3V、有機溶媒系電解液で約2.5Vと低いために、エネルギー密度が小さくなるのに対して、高容量の小スペース型電源として利用可能である。換言すると、リチウムイオンキャパシタは、リチウムイオン二次電池よりも充放電特性に優れて高出力な上に、電気二重層キャパシタよりも高容量・小スペース型の蓄電デバイスである。
このため、このリチウムイオンキャパシタは、従前よりも自動車のパワーウインドやステレオなどの電装設備が充実してきていることから鉛電池に代わる車載用電源としての利用や、ガソリン車に代わるハイブリット電気自動車などの燃料自動車の駆動電源への利用も期待されるなど、形態の変更に応じやすく、設置場所の制約を受けにくいことからも様々な用途の使用が検討されている。
特開2005−197084号公報
ところで、このリチウムイオンキャパシタは、さらなる高出力化を追求すると、正極活物質の粒子径を減少させて、表面積を増大させることとなるものの、その場合には、過剰量の導電材やバインダーを必要として、正極の体積が増大してしまうため、体積あたりのエネルギー容量、すなわち体積エネルギー密度が低下してしまうという問題がある。
これに対して、リチウムイオン二次電池では、特許文献1に示すように、正極活物質の全表面積に対する導電材の全表面積の比率をBET比表面積から算出して、適正な導電材の量を特定することにより、高出力を得つつも体積エネルギー密度の低下を防止する方法が提案されている。
しかしながら、このBET比表面積から算出する方法を用いても、リチウムイオンキャパシタは、正極合剤層が活性炭などからなるため、出力と何ら関係しない粒子の細孔内の表面まで表面積として加算してしまうこととなる。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、活性炭などの粒子が細孔を有する正極を用いた場合にも、適正な活物質量および導電材量を特定して高出力を得つつも体積エネルギー密度の低下を防止できる蓄電デバイスを提供することを課題とするものである。
すなわち、請求項1に記載の発明は、リチウムイオンまたはアニオンを可逆的に担持可能な正極と、リチウムイオンの吸蔵・放出可能な負極とを、セパレータを介して対向配置した発電セルが、上記負極に電気的に接続されたリチウム金属とともに、リチウム塩を含んだ電解液に浸漬された状態で密閉容器に収容された蓄電デバイスにおいて、上記負極は、リチウムイオンを予め吸蔵するプレドープがなされており、上記正極は、少なくとも正極活物質、導電材およびバインダーからなるとともに、上記正極活物質のレーザ回折散乱式粒度分布測定装置によって測定された換算比表面積をCS1、真密度をρ1、重量比率をW1とし、かつ上記導電材の上記レーザ回折散乱式粒度分布測定装置によって測定された換算比表面積をCS2、真密度をρ2、重量比率をW2としたときに、上記正極活物質の全表面積に対する導電材の全絵表面積の比率であるR=(CS2/ρ2×W2)/(CS1/ρ1×W1)が0.5<R<2であることを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の蓄電デバイスにおいて、上記発電セルが、上記正極と上記負極とをそれぞれ互いの間にセパレータを介して交互に複数積層することにより、複数組設けられていることを特徴としている。
請求項1〜2に記載の蓄電デバイスによれば、正極活物質の全表面積に対する導電材の全表面積の比率R=(CS2/ρ2×W2)/(CS1/ρ1×W1)が、0.5<R<2であるため、高出力を得つつも、体積エネルギー密度の低下を防止することができる。特に、請求項2に記載の蓄電デバイスのように、正極と負極とを、それぞれ互いの間にセパレータを介して交互に複数積層することにより、複数組設けることによって、よりエネルギー容量を増大させるとともに、出力を高くすることができる。
以下、本発明に係るリチウムイオンキャパシタについて、図1〜図4を用いて説明する。
本実施形態のリチウムイオンキャパシタは、図1および図2に示すように、負極合剤層11が矩形薄板状の集電体10の表裏面に形成された負極板1と、正極合剤層21が矩形薄板状の集電体20の表裏面に形成された正極板2とが、それぞれ板面を上下方向に向けて配置され、かつ互いの間にセパレータ3を介在させて交互に複数(本実施形態においては3枚ずつ)積層されている。そして、これらの負極板1および正極板2が非水電解液40に浸漬されて密閉容器4に収容されており、この非水電解液40としては、負極板1および正極板2に対して不活性な有機溶媒中にLiBF4、LiPF6などのリチウム塩を溶解したものが用いられている。
この負極板1は、負極合剤層11としてリチウムイオンの吸蔵・放出が可能な炭素が用いられるとともに、図3に示すように、この負極合剤層11が集電体10の表裏面にそれぞれ幅方向中央部を除いて略全面に形成されている。そして、この集電体10として銅箔が用いられているとともに、集電体10の表面の負極合剤層11が形成されていない中央部には、負極合剤層11に電気的に接続された細長板状のリチウム金属12が上下方向に向けて貼り付けられている。また、集電体10は、その一方の上角部(図1中において右上角部)に一体となって集電体10と同素材のタブ10aが設けられている。
他方、正極板2は、図4に示すように、正極合剤層21が集電体20の表裏面にそれぞれ幅方向中央部、すなわち、リチウム金属12の対応部を除いて略全面に形成されている。この正極合剤層21は、少なくとも正極活物質と導電材とバインダーとが含有されており、正極活物質としては、非水電解液40中のリチウムイオンおよび/またはアニオンを可逆的に担持可能な活性炭などの炭素が用いられている。
また、正極合剤層21は、正極活物質のレーザー回折散乱式粒度分布測定装置によって計測された換算比表面積をCS1(m2/cc)、正極活物質の真密度ρ1(g/cc)、正極活物質の重量比率W1とし、かつ 導電材のレーザー回折散乱式粒度分布測定装置によって計測された換算比表面積をCS2(m2/cc)、導電材の真密度ρ2(g/cc)、導電材の重量比率W2としたときに、正極活物質の全表面積に対する導電材の全表面積の比率であるR=(CS2/ρ2×W2)/(CS1/ρ1×W1)が0.5<R<2となるように調製される。ここで、重量比率W1、W2とは、正極活物質と導電材とバインダーとの3成分の総計重量を100とした場合における正極活物質または導電材の重量であって、3成分に対する重量比率を意味するものである。
このように、レーザー回折散乱式粒度分布測定装置によって計測することにより、正極活物質や導電材の粉体の粒子径とその個数と表面積と体積とから得られる粒度分布から、粒子が球状であると仮定した場合の換算比表面積が求められる。このため、上記Rが0.5<R<2となるように調整することによって、粉体が細孔を有する場合にも、高出力を得つつも、体積エネルギー密度の低下しないリチウムイオンキャパシタが得られる。
また、上記集電体20には、ニッケル箔やアルミニウム箔などが用いられているとともに、上述のように積層された際に、負極板1のタブ10aと重ならない残りの上角部(図1中において左上角部)に一体となって集電体20と同素材のタブ20aが設けられている。
そして、全ての正極板2のタブ20aは、密閉容器4を貫通する共通の正極端子板42に溶接されて電気的に接続されるとともに、全ての負極板1のタブ10aは、密閉容器4を貫通する共通の負極端子板41に溶接されて電気的に接続されている。
この密閉容器4には、ラミネートフィルムなどの気密性軟包装材を融着等により矩形袋状に加工した可撓性を有するものが用いられており、密閉容器4の内部は正極端子板42および負極端子板41が貫通しても気密性が保たれている。
以上のように構成されるリチウムイオンキャパシタは、正極活物質の全表面積に対する導電材の全表面積の比率R=(CS2/ρ2×W2)/(CS1/ρ1×W1)が、0.5<R<2であるため、高出力を得つつも、体積エネルギー密度の低下を防止することができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に何ら限定されるものでなく、リチウムイオンキャパシタ以外、すなわち、適正な活物質量および導電材量を特定して、高出力を得つつも出力密度の低下を防止する作用が期待されるリチウム二次電池などのその他の蓄電デバイスにも適用可能である。
次に、上記Rの異なる正極合剤層21を有する正極板2を備えた実施例1〜3および比較例1〜6のリチウムイオンキャパシタを作製して、0.5<R<2の範囲内において高出力、すなわち低抵抗値を得つつも、体積エネルギー密度の低下を防止できることを以下のようにして確認した。
[正極板2の作製]
まず、実施例1〜3および比較例1〜6の正極板2をそれぞれ作製するために、表1に示すCS1やρ1の異なる正極活物質としての活性炭粉末と、CS2やρ2の異なる導電材としてのアセチレンブラックとを用意し、さらに、上記活性炭粉末と、アセチレンブラックと、バインダーとしてのポリフッ化ビニリデン粉末とをそれぞれ表1に示す異なる割合で混合した。
なお、CS1およびCS2は、レーザー回折散乱式粒度分布測定装置(日機装社製)を用いて計測した値である。
次いで、これらの混合物にNメチルピロリドンを加えて混練してペースト状にしたものを、帯状のアルミ箔の両面にそれぞれ全面塗布した後に乾燥させることにより、正極合剤層21を形成した。この正極合剤層21が形成されたアルミ箔を、集電体20およびタブ20aの外形に合わせて所定形状に裁断した後に、集電体20の表裏面の幅方向中央部の正極合剤層21をそれぞれ剥ぎ取ることにより、集電体20の中央部に正極合剤層21が形成されていない実施例1〜3および比較例1〜6の正極板2がそれぞれ10枚ずつ得られた。
[負極板1の作製]
難黒鉛化性炭素材料とポリフッ化ビニリデン粉末とを重量比で95:5になるように混合した後にNメチルピロリドンを加え、混練してペースト状にしたものを、帯状の銅箔の両面にそれぞれ全面塗布した後に乾燥させることにより、負極合剤層11を形成した。
この負極合剤層11が形成された銅箔を、集電体10およびタブ10aの外形に合わせて所定形状に裁断した後に、集電体10の表裏面の幅方向中央部の負極合剤層11をそれぞれ剥ぎ取ることにより、集電体10の中央部に負極合剤層11が形成されていない負極板1が得られた。次いで、この負極板1の集電体10の表面にリチウム金属12を貼り付けた。これにより、実施例1〜3および比較例1〜6の負極板1として、同一のものを10枚1組として9組準備した。
Figure 2010062299
次いで、上述の実施例1の10枚の正極板2と10枚の負極板1とを、互いの間にセパレータ3を介在させて交互に積層することにより構成される10組の発電セルを組み立てた後に、全てのタブ20aを正極端子板42に、全てのタブ10aを負極端子板41にそれぞれ溶接する。次いで、これら全体を、負極端子板41および正極端子板42の一部を除いて、2枚のアルミラミネートフィルムで上記積層方向の両端部側から挟み込み、その後、熱シールにより上記端子板41、42側の一辺を除く3辺を封止めした後に、電解液40として1mol/LとなるようにLiPF6の濃度が調整されたポリピレンカーボネートを注入して端子板41、42側の残りの一辺をシールすることにより密閉容器4を形成して、実施例1のリチウムイオンキャパシタを作製した。
同様にして、上述の10枚の正極板2と10枚の負極板1とを用いて、実施例2〜3および比較例1〜6のリチウムイオンキャパシタを作製した。
上述の正極板2を除き、同一の構成を有する実施例1〜3および比較例1〜6のリチウムイオンキャパシタの体積エネルギー密度および抵抗を測定した。なお、体積エネルギー密度は、リチウムイオンキャパシタを10日間放置後に25℃で3.8Vまで1Aの電流値で充電し、1分間休止後に2.2Vまで1Aの電流値で放電したときの電力量をセルの容積で割って算出し、抵抗は、この体積エネルギー密度と同様に充電を行った後に100Aの電流値にて放電を行い、放電開始後の初期電圧降下により直流抵抗を算出した。
その結果を表2に示す。
Figure 2010062299
表2から判るように、実施例1〜3のリチウムイオンキャパシタは、抵抗を低く保ちつつも体積エネルギー密度の低下を防止できる。これに対して、比較例1〜6のリチウムイオンキャパシタは、抵抗が低いものの、体積エネルギー密度が低すぎて、大容量のものを必要とする場合には大型化してしまうため、実用上支障がある。
本実施形態のリチウムイオンキャパシタを示す破断正面図である。 本実施形態のリチウムイオンキャパシタを示す破断側面図であって、図1のA−A線断面図である。 本実施形態の負極板1の正面模式図である。 本実施形態の正極板2の正面模式図である。
符号の説明
1 負極板
2 正極板
3 セパレータ
4 密閉容器
10 負極板1の集電体
11 負極合剤層
20 正極板2用の集電体
21 正極合剤層

Claims (2)

  1. リチウムイオンまたはアニオンを可逆的に担持可能な正極と、リチウムイオンの吸蔵・放出可能な負極とを、セパレータを介して対向配置した発電セルが、
    上記負極に電気的に接続されたリチウム金属とともに、リチウム塩を含んだ電解液に浸漬された状態で密閉容器に収容された蓄電デバイスにおいて、
    上記負極は、リチウムイオンを予め吸蔵するプレドープがなされており、
    上記正極は、少なくとも正極活物質、導電材およびバインダーからなるとともに、
    上記正極活物質のレーザ回折散乱式粒度分布測定装置によって計測された換算比表面積をCS1、真密度をρ1、重量比率をW1とし、かつ
    上記導電材の上記レーザ回折散乱式粒度分布測定装置によって計測された換算比表面積をCS2、真密度をρ2、重量比率をW2としたときに、
    上記正極活物質の全表面積に対する導電材の全表面積の比率であるR=(CS2/ρ2×W2)/(CS1/ρ1×W1)が0.5<R<2であることを特徴とする蓄電デバイス。
  2. 上記発電セルは、上記正極と上記負極とをそれぞれ互いの間にセパレータを介して交互に複数積層することにより、複数組設けられていることを特徴とする請求項1に記載の蓄電デバイス。
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