JP2010047958A - 車両の降雨対策装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザのいる場所と車両の駐車場所とでは天気が異なり、車両の駐車場所で雨が降っていても窓を閉めることができる車両の降雨対策装置を提供する。
【解決手段】自車両周辺の降雨状態に関する情報を取得する降雨状態情報取得手段と、取得した降雨状態情報に基づいて、自車両周辺が降雨状態であるか否かを判定する降雨状態判定手段と、自車両が駐車しているか否かを判定する駐車判定手段と、自車両のパワーウィンドウの開閉駆動を行う開閉駆動手段と、自車両が駐車しているか否か、および、該自車両周辺が降雨状態であるか否かに基づいて、開閉駆動手段を制御する開閉駆動制御手段と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両の降雨対策装置に関するものである。
従来から携帯電話等を用いて、自動車のロック機構やパワーウィンドウ(窓)等の特定駆動部を遠隔操作する技術がある(特許文献1参照)。この技術を用いれば、ユーザが車両から離れた場所にいても、窓の開閉操作を行うことができるため、換気や温度上昇防止のために窓を開けたまま車両から離れても、降雨時に車内に雨滴が侵入することを防ぐことができる。
特開2006−063650号公報
しかし、従来の技術では、ユーザは遠隔地から車両の窓を閉めることは可能であるが、遠隔地である場合、ユーザのいる場所と車両の駐車場所とでは天気が異なることもあり、車両の駐車場所で雨が降っていても窓を閉めることができない可能性がある。例えば、ハイキングコースでは、自然環境保護のため周辺への車両の乗り入れが制限されていることが多い。このため、ハイキングコースから比較的離れた駐車場所に車両を停めるようになっている。このような場合、ハイキングコースは晴天でも、駐車場所では雨が降っているということは十分あり得る。
上記問題を背景として、本発明の課題は、ユーザのいる場所と車両の駐車場所とでは天気が異なり、車両の駐車場所で雨が降っていても窓を閉めることができる車両の降雨対策装置を提供することにある。
上記課題を解決するための車両の降雨対策装置は、自車両周辺の降雨状態に関する情報を取得する降雨状態情報取得手段と、取得した降雨状態情報に基づいて、自車両周辺が降雨状態であるか否かを判定する降雨状態判定手段と、自車両が駐車しているか否かを判定する駐車判定手段と、自車両のパワーウィンドウの開閉駆動を行う開閉駆動手段と、自車両が駐車しているか否か、および、該自車両周辺が降雨状態であるか否かに基づいて、開閉駆動手段を制御する開閉駆動制御手段と、を備えることを特徴とする。
上記構成によって、ユーザのいる場所と車両の駐車場所とでは天気が異なっていても、自車両の駐車場所での降雨状態に基づいて、パワーウィンドウ(以下、単に「窓」と称することもある)は自動的に開閉制御されるので、ユーザの負担を低減することができる。また、ユーザは天候の心配をすることなく、窓を開けたまま自車両から離れた場所まで行くことができる。
また、本発明の車両の降雨対策装置における開閉駆動制御手段は、自車両が駐車していると判定され、かつ、該自車両周辺が降雨状態であると判定されたとき、パワーウィンドウが閉状態となるように開閉駆動手段を制御するように構成される。
上記構成によって、ユーザのいる場所と車両の駐車場所とでは天気が異なり、自車両の駐車場所で雨が降っていても、ユーザの操作を必要とすることなく窓を閉めることができる。
また、本発明の車両の降雨対策装置における降雨状態情報取得手段は、自車両に備えられ、該自車両の周辺の降雨状態を検出するレインセンサであり、降雨状態判定手段は、レインセンサの検出状態に基づいて、自車両周辺が降雨状態であるか否かを判定するように構成される。
近年、車両に降る雨量を検出するレインセンサの装着率が上昇している。上記構成によって、既に車両に装着されているセンサあるいは装置を利用することで、車外の装置を必要とすることはなく、装置のコストを抑制することができる。
また、本発明の車両の降雨対策装置は、走行中の車両の位置情報およびその車両による降雨検出状態を取得し、その降雨検出状態に基づいて、位置情報と関連付けられた降雨状態情報を作成して該降雨状態情報を送信するセンタを備え、降雨状態情報取得手段は、センタから降雨状態情報を取得し、自車両の位置を検出する位置検出手段を備え、降雨状態判定手段は、降雨状態情報で降雨状態とされる地域に、自車両の位置が含まれているか否かに基づいて、自車両周辺が降雨状態であるか否かを判定するように構成される。
ナビゲーション装置をはじめとして、車両に搭載された車載機器と車両外部との通信を行う技術は急速に普及している。車両の位置はナビゲーション装置等で用いられているGPS(Global Positioning System:全地球測位システム)により特定できる。上記構成によって、従来搭載されている車載機器を用いて精確な降雨状態情報を取得することができる。また、地域毎の降雨情報を集めやすいという利点もある。
また、本発明の車両の降雨対策装置におけるセンタは、走行中の車両のレインセンサの検出状態、あるいはワイパの動作状態のうちの少なくとも一方を降雨検出状態として取得して、降雨状態情報を作成するように構成される。
上述のように、レインセンサで降雨量を検出することができる。また、ワイパが動作中のときは雨が降っていると判断できる。上記構成によって、これらの降雨検出情報を位置情報と合わせて取得することで、地域毎の精確な降雨状態情報を作成することができる。
また、本発明の車両の降雨対策装置は、自車両に乗車している乗員を検出する乗員検出手段を備え、開閉駆動制御手段は、乗員の検出状態に基づいて開閉駆動手段を制御するように構成される。
自車両に乗員がいる場合には、乗員が窓越しに話をしているかも知れないし、寝ているのかも知れない。このようの状況で、乗員が操作していないにもかかわらず急に窓が閉じ出すと、乗員を驚かせることになる。上記構成によって、必要な場合にのみパワーウィンドウを閉状態にすることで、ユーザあるいは乗員の利便性を損なうことを防止できる。また、乗員が、雨が車室内に降り込むと判断すれば、自らパワーウィンドウを閉めるであろうし、雨が車室内に降り込んでも敢えてパワーウィンドウを開けておきたいこともあるため、その乗員の意思を優先させることもできる。
また、本発明の車両の降雨対策装置は、自車両のユーザの携帯する携帯端末を備え、パワーウィンドウが閉状態となったときに、その閉状態となった情報を、センタを介して携帯端末へ出力する窓状態情報出力手段を備えるように構成される。
上記構成によって、自車両のユーザは、自車両の駐車場所周辺で雨が降っていることを把握でき、これによって自車両のパワーウィンドウが閉状態となって、車室内に雨が降り込まないようになったことを確認でき、余計な心配をしなくても済むようになる。
また、本発明の車両の降雨対策装置における自車両は、携帯端末からのリモート信号を、センタを介して受信する受信手段を備え、開閉駆動制御手段は、リモート信号にパワーウィンドウを開状態とする内容の信号が含まれているとき、該パワーウィンドウを開状態となるように開閉駆動手段を制御するように構成される。
例えば、換気のため、あるいは夏場の車内温度上昇防止のため、パワーウィンドウを細めに開けておくことがままある。このとき、屋内駐車場のような雨が降り込む心配のない場所に駐車している場合、窓を閉める必要はない。上記構成によって、ユーザの意思を優先でき、ユーザが一旦閉状態となった自車両の窓を開状態に戻すこともできるようになる。
また、本発明の車両の降雨対策装置は、パワーウィンドウの開位置を検出する窓状態検出手段と、開閉駆動制御手段によりパワーウィンドウを開状態から閉状態とする前の、該パワーウィンドウの開位置を記憶する窓状態記憶手段と、を備え、開閉駆動制御手段は、受信したリモート信号に基づいてパワーウィンドウを開状態とする際、該パワーウィンドウの開位置を、窓状態記憶手段に記憶された、該開閉駆動制御手段により該パワーウィンドウを開状態から閉状態とする前の位置となるように開閉駆動手段を制御するように構成される。
上記構成によって、ユーザの複雑な操作を必要とすることなく、自車両のパワーウィンドウの状態を、開状態から閉状態とする前の位置に戻すことができる。
以下、本発明の車両の降雨対策装置(以下、降雨対策装置と略称)の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1に降雨対策装置1のシステム構成を示す。降雨対策装置1は、車両(自車両)2,車両2のユーザが所持する携帯端末3,車両2および携帯端末3との通信を行う基地局4,および基地局4と通信回線で結ばれたセンタ5を含んで構成される。
図2に、車両2に搭載される車載装置200の構成を示す。車載装置200は、レインセンサ201,ワイパスイッチ202,位置検出部203,窓状態検出部204,車両状態検出部205,乗員検出部206,送受信機220,パワーウィンドウ駆動部221,通信IC222,およびこれらが接続された制御部210を含んで構成される。
レインセンサ201は、例えばルームミラーの裏側に取り付けられ、フロントガラスに付着した水滴(雨滴)を検出する。レインセンサ201は、例えば、発光ダイオード(LED)などの発光素子を、一定の周期で点灯し、光をフロントガラスに照射して、フロントガラスの表面で反射した反射光をフォトダイオードなどの受光素子に入射させる。そして、フォトダイオードの出力信号(反射光量に相当するパルス信号)を演算部211に取り込み、パルス数に基づいて雨滴の検出や雨滴の付着量の検出を行って、最終的に降雨レベルを測定している。
ワイパスイッチ202はワイパ(図示せず)の駆動指示を行うためのもので、例えばステアリングコラムにレバースイッチとして取り付けられている。ワイパスイッチ202では、例えば、OFF,INT(間欠動作),Lo(低速動作),Hi(高速動作)の4つの動作モードを選択することができ、その動作モードに応じてワイパ駆動装置(図示せず)がワイパの動作制御を行う。
なお、なお、レインセンサ201,ワイパスイッチ202が本発明の降雨状態情報取得手段に相当する。また、レインセンサ201,ワイパスイッチ202は、少なくともいずれか一方が備えられていればよい。
位置検出部203は、例えばGPS衛星からの信号(GPS信号)を受信するGPS受信機を含んで構成され、GPS信号に含まれる衛星位置情報および時刻(原子時計)信号に基づいて、車両2の現在位置を検出する。なお、位置検出部203が本発明の位置検出手段に相当する。
窓状態検出部204は、パワーウィンドウ223(図1参照)の開閉状態を検出するためのもので、例えば、周知のポテンショメータを含んで構成され、パワーウィンドウ223の開閉状態に応じてポテンショメータからの出力電圧が変化し、その電圧値を検出することで、パワーウィンドウ223の開閉状態を検出できる。なお、窓状態検出部204が本発明の窓状態検出手段に相当する。
車両状態検出部205は、車両2が駐車状態であるか否かを検出するためのもので、以下のうち、1つあるいは複数の組合せを用いる。
・イグニッションスイッチ:イグニッションスイッチがオフ状態であれば、車両2が駐車状態であると判定する。
・シフトポジションセンサ:シフトポジションがパーキングの位置にあれば、車両2が駐車状態であると判定する。
・パーキングブレーキスイッチ:パーキングブレーキが作動してパーキングブレーキスイッチがオン状態であれば、車両2が駐車状態であると判定する。
・車速センサ:車速が5km/hを下回る状態が予め定められた時間を超えて継続すれば、車両2が駐車状態であると判定する。
乗員検出部206は、座席に着座している乗員を検出するためのもので、以下のいずれを用いてもよい。なお、乗員検出部206が本発明の乗員検出手段に相当する。
・カメラ:車室内の全座席の様子を撮影可能な位置に1台あるいは複数台取り付けられ、撮影された画像を解析して乗員を検出する。
・着座スイッチ:各座席に備えられたスイッチで、乗員が着座するとオン状態となる。
・重量センサ:各座席に備えられ、座席の重量を測定し、その重量の変化から乗員を検出する。
・シートベルトバックルに備えられたスイッチ:乗員がシートベルトを装着するとオン状態となる。
送受信機220は、基地局4を介してセンタ5との間でデータの送受信を行うためのものである。なお、送受信機220が本発明の降雨状態情報取得手段,窓状態情報出力手段,受信手段に相当する。
パワーウィンドウ駆動部221は、パワーウィンドウ223の開閉を行うためのもので、駆動用のモータおよびモータを駆動するモータドライバIC等を含んで構成される。無論、パワーウィンドウ駆動部221は、パワーウィンドウ223を個別に開閉駆動することが可能となっている。また、全てのパワーウィンドウを一括して開閉駆動することも可能である。なお、パワーウィンドウ駆動部221が本発明の開閉駆動手段に相当する。
通信IC222は、他の車載装置との間でデータの送受信を行うためのものである。例えば、ナビゲーション装置(ナビ)250から車両2の現在位置情報を取得することができる。
制御部210は、演算部211、および演算部211に接続されるメモリ212および周知のA/D変換回路を含むA/D213を含んで構成される。なお、制御部210が本発明の降雨状態判定手段,駐車判定手段,開閉駆動制御手段に相当する。
演算部211は、周知のCPU211a,ROM211b,RAM211cを含むマイクロコンピュータとして構成され、CPU211aがROM211bに記憶された制御プログラム211pを実行することで、車載装置200としての機能を実現する。RAM211cはワークエリアとして用いられる。
メモリ212は、EEPROM(Electrically Erasable & Programmable Read Only Memory:電気的消去・プログラム可能・読出し専用メモリ)やフラッシュメモリ等の書き換え可能なデバイスによって構成され、車載装置200の動作に必要なデータを記憶する。なお、メモリ212が本発明の窓状態記憶手段に相当する。
A/D213は、例えば窓状態検出部204に含まれるポテンショメータが出力する電圧(アナログ信号)を、CPU211aで演算可能なデジタル信号に変換するためのものである。
携帯端末3は、携帯電話機,PDA(Personal Data Assistant:携帯情報端末),あるいはノート型PCのいずれを用いてもよい。
図1のように、センタ5には、サーバ装置51が設置されている。サーバ装置51は、周知のパーソナルコンピュータあるいはワークステーションとして構成される。また、サーバ装置51には、ハードディスク装置(HDD,図示せず)等の記憶媒体にデータベースであるDB52が構築されている。
図3のシーケンス図を用いて、本発明の概要について説明する。まず、車両2が走行中のときは、レインセンサ201の降雨レベル(降雨検出状態),ワイパスイッチ202の状態(降雨検出状態),および位置検出部203により検出される車両2の現在位置(位置情報)をセンタ5に送信する(SQ1)。また、車両を識別するための車両IDを合わせて送信してもよい。車両IDは、メモリ212に予め記憶されている。
センタ5では、受信した上記情報に基づいて、降雨状態情報を作成する。すなわち、降雨レベルが予め定められた閾値を超えた場合、あるいはワイパスイッチ202の状態がワイパが動作していることを示している場合、降雨状態であると判定し、同時に取得した車両2の現在位置が含まれる地域が降雨状態であるという情報を、データベースであるDB52に登録(更新)する(SQ2)。なお、地域は、地図を例えば1km四方のようなメッシュ状に区分して構成される。また、降雨状態を、降雨レベルに基づき、雨,小雨のように分類してもよい。
図4に、DB52の構成例を示す。図4(a)に、降雨状態の記憶例を示す。各地域毎に降雨状態が関連付けて記憶されている。情報を送信してきた車両(送信車両)のデータも記憶してもよい。また、図4(b)のように、DB52には、車両を識別するための車両IDと、その車両のユーザおよびパスワードが関連付けて記憶されている。
図3に戻り、センタ5は、降雨状態情報(地域と関連付けられた降雨情報)を送信する(SQ3)。降雨状態情報は、走行中の車両,駐車中の車両のいずれもが受信可能である。
降雨状態情報を受信した駐車車両2は、現在位置が含まれる地域の降雨状態が雨である場合、パワーウィンドウ223を閉状態とする(SQ4)。続いて、窓閉めを行った旨の情報をセンタ5へ送信する。センタ5はこの情報を中継して、該当する車両2のユーザの所持する携帯端末3へ送信する(SQ5)。
窓閉め通知を受信したユーザは、必要に応じて窓閉めをキャンセルして、パワーウィンドウ223を閉状態となる前の状態に戻す旨の信号(リモート信号)をセンタ5に送信する。センタ5は該信号を中継して、該当するユーザの車両に送信する(SQ6)。そして、該信号を受信した車両は、パワーウィンドウ223を閉状態となる前の状態に戻す。
図5を用いて、車両2における情報送信処理について説明する。なお、本処理は、制御プログラム211pに含まれ、制御プログラム211pの他の処理とともに繰り返し実行される。また、本処理は、図3のシーケンスSQ1に相当する。
まず、車両状態検出部205から車両の状態を取得する(S11)。そして、車両2が走行中か否かを判定する。例えば、イグニッションスイッチがオン状態であれば、車両2が走行中であると判定する。また、シフトポジションが「D」レンジの位置にあれば、車両2が走行中であると判定する。また、パーキングブレーキが解除されてパーキングブレーキスイッチがオフ状態であれば、車両2が走行中であると判定する。また、車速センサで検出された車速が5km/hを上回ったときに走行中であると判定する。これらの判定条件のうち、1つあるいは複数の組合せを用いる。
車両2が走行中でないと判定されたとき(S12:No)、直ちに本処理を終了する。一方、車両2が走行中であると判定されたとき(S12:Yes)、レインセンサ201の状態を取得する(S13)。次いで、ワイパスイッチ202の状態を取得する(S14)。無論、例えばレインセンサ201が車両に装備されていないときには、ステップS13はスキップする。
そして、降雨状態か否かを判定する(S15)。レインセンサ201で検出された降雨レベルが、予め定められた閾値を超えた場合、あるいはワイパスイッチ202がOFF状態以外の場合のいずれかが成立しているときに、降雨状態と判定する。また、降雨レベルあるいはワイパスイッチ202の位置に基づいて、降雨量を推定してもよい。なお、降雨状態の判定は、センタ5で行ってもよい。
次に、位置検出部203から車両2の現在位置情報を取得する(S16)。そして、上述の降雨判定結果(降雨検出状態)と現在位置情報(位置情報)とを、センタ5へ送信する(S17)。降雨状態の判定をセンタ5で行う場合には、レインセンサ201の状態とワイパスイッチ202の状態とを、降雨検出状態として送信する。また、メモリ212に予め記憶されている、車両を識別するための車両IDを合わせて送信してもよい。
図6を用いて、センタ5のサーバ装置51における、降雨状態情報作成処理について説明する。なお、本処理は、サーバ装置51のHDD(図示せず)等の記憶媒体に記憶されたアプリケーションプログラムに含まれ、アプリケーションプログラムの他の処理とともに繰り返し実行される。また、本処理は、図3のシーケンスSQ2,SQ3に相当する。
まず、車両2から、降雨検出状態と現在位置情報とを受信したか否かを判定する。これらの情報を受信しなかったとき(S31:No)、直ちに本処理を終了する。一方、これらの情報を受信したとき(S31:Yes)、これら降雨検出状態と現在位置情報を取得して(S32)、図5のステップS15と同様の方法で降雨判定を行う(S33)。車両2で降雨判定を行い、その結果を降雨検出状態として受信する構成のときには、ステップS33はスキップされる。
続いて、降雨判定結果あるいは降雨検出状態、および現在位置情報に基づいて、データベースであるDB52への登録・更新を行う(S34)。すなわち、上述のように、1km四方のメッシュで区分された地域のうち、現在位置情報が含まれる地域の降雨状態を更新する。最後に、更新後の降雨状態(および地域)を含む降雨状態情報を送信する(S35)。
図7を用いて、車両2における窓閉め制御処理について説明する。なお、本処理は、制御プログラム211pに含まれ、制御プログラム211pの他の処理とともに繰り返し実行される。また、本処理は、図3のシーケンスSQ4,SQ5,およびSQ6の一部に相当する。
まず、センタ5から降雨状態情報を受信したか否かを判定する。降雨状態情報を受信しないとき(S51:No)、ステップS60へ移る(後述)。一方、降雨状態情報を受信したとき(S51:Yes)、車両状態検出部205から車両状態を取得する(S52)。そして、上述のような方法で、車両2が駐車中か否かを判定する。
降雨状態情報は、センタ5から受信する方法の他に、以下の方法を用いてもよい。
・自車両に備えられているレインセンサ201の状態に基づいて、図5のステップS15のように降雨状態か否かを判定し、その結果を降雨状態情報として取得する。なお、レインセンサ201は、予め定められたタイミングで間歇動作させる。これにより、バッテリの消費を抑制することができる。
・送受信機220を介して、他の走行中の車両と車車間通信を行い、走行中の車両のレインセンサ,ワイパスイッチの状態を受信し、図5のステップS15のように降雨状態か否かを判定し、その結果を降雨状態情報として取得する。この場合、他の車両から車速情報を合わせて受信可能な構成とすれば、その車両が走行中か否かを判別できる。
・ラジオの天気予報を受信し、降雨状態情報として取得する。天気予報は音声データであるので、周知の音声認識ユニット(図示せず)を用いてテキストデータに変換し、テキストデータ上で地域や天候状態(降雨状態)の検索(文字列検索)を行う。
・インターネットの天気情報サイトやニュースサイトから、天気情報を降雨状態情報として取得する。これらの情報もテキストデータとして取得できるので、文字列検索が可能である。天気情報サイトは、ほぼリアルタイムで天気情報を配信しているので、精度が高い。
車両2が駐車中でない(すなわち走行中である)と判定されたとき(S53:No)、ステップS60へ移る(後述)。一方、車両2が駐車中であると判定されたとき(S53:Yes)、位置検出部203から車両2の現在位置情報を取得する(S54)。そして、受信した降雨状態情報に現在位置を含む地域に関する情報があるか否かを調べ、その地域が降雨状態にあるか否か(降雨情報を含んでいるか否か)を判定する(S55)。
車両2が駐車中の地域が降雨中でないとき(S56:No)、ステップS60へ移る(後述)。一方、車両2が駐車中の地域が降雨中であるとき(S56:Yes)、窓状態検出部204の検出状態を取得して、開状態にあるパワーウィンドウ223の開位置を、パワーウィンドウ223の位置(運転席側,後席右側等)と関連付けてメモリ212に記憶する(S57)。開状態にあるパワーウィンドウ223を閉める窓閉め処理を実行する(S58,後述)。そして、パワーウィンドウ223を閉めた旨の情報(窓閉め情報)をセンタ5に送信する(S59)。なお、ステップS58でパワーウィンドウ223を全く閉めなかったとき(開いていた窓がなかったとき)には、窓閉め情報を送信しなくてもよい。
この後、センタ5から窓閉めキャンセル情報を受信したか否かを判定する。窓閉めキャンセル情報は車両IDと主に送信されるので、自車両の車両IDと比較することで、窓閉めキャンセル情報が自車両に対するものか否かを判別できる。窓閉めキャンセル情報を受信しなかったとき(S60:No)、直ちに本処理を終了する。一方、窓閉めキャンセル情報を受信したとき(S60:Yes)、メモリ212から、ステップS57で記憶したパワーウィンドウ223の開位置(パワーウィンドウ223の位置を含む)を読み出す(S61)。そして、パワーウィンドウ駆動部221に指令を送り、該当するパワーウィンドウ223を窓閉めが行なわれる前の位置(読み出したパワーウィンドウ223の開位置)となるように開ける(S62)。
図8を用いて、図7のステップS58に相当する窓閉め処理について説明する。なお、本処理は、車両2の開閉制御可能な全てのパワーウィンドウ(窓)について、例えば、運転席側窓→助手席側窓→後部右座席側窓→後部左座席側窓の順に実行する。まず、窓状態検出部204からパワーウィンドウ223の開閉状態を取得する(S91)。次に、そのパワーウィンドウが開状態か否かを判定する。パワーウィンドウ223が開状態でないとき(S92:No)、ステップS96に移り、次のパワーウィンドウ223の開閉状態を調べる。
一方、パワーウィンドウ223が開状態であるとき(S92:Yes)、そのパワーウィンドウ223の最寄りの座席の乗員の有無を検知する(S93)。乗員を検出しなかったとき(S94:Yes)、パワーウィンドウ駆動部221に指令を送り、該当するパワーウィンドウ223を閉める(S95)。一方、乗員を検出したとき(S94:No)、何もしない。
上述のステップS91〜S95までの処理を、車両2の開閉制御可能な全てのパワーウィンドウについて実行したら(S96:Yes)、本処理を終了する。
上述の処理で、いずれかの座席で乗員を検知したときには、全てのパワーウィンドウを閉めないようにしてもよい。また、降雨状態情報に、単に降雨の有無だけではなく降雨量の情報が含まれているときには、降雨量に応じて窓閉めを行ってもよい。例えば、小雨であれば、パワーウィンドウを10%程度開けておく。また、本降りや大雨のときには、全閉状態とする。
図9を用いて、センタ5のサーバ装置51における、窓閉めキャンセル情報送信処理について説明する。なお、本処理は、サーバ装置51のHDD(図示せず)等の記憶媒体に記憶されたアプリケーションプログラムに含まれ、アプリケーションプログラムの他の処理とともに繰り返し実行される。また、本処理は、図3のシーケンスSQ6の一部に相当する。本処理では、サーバ装置51をインターネット上のWWW(World Wide Web)サーバとし、携帯端末3からは、携帯端末3上で動作するブラウザを利用してアクセスするものとしている。
まず、ユーザの所持する携帯端末3からのアクセス要求があるか否かを判定する。アクセス要求がないとき(S71:No)、直ちに本処理を終了する。一方、アクセス要求があるとき(S71:Yes)、携帯端末3へユーザ認証用の画面データを送信する(S72)。ユーザが携帯端末3にユーザIDおよびパスワードを入力すると、サーバ装置51に送られる。サーバ装置51では、DB52(図4(b))を参照し、受信したユーザIDおよびパスワードが正しいか否かの認証を行う(S73)。ユーザIDおよびパスワードが正しくなかったとき(S74:No)、直ちに本処理を終了する。あるいは、ステップS72に戻り、ユーザIDおよびパスワードの再入力を促す。
一方、ユーザIDおよびパスワードが正しかったとき(S74:Yes)、携帯端末3へコマンド入力用の画面データを送信する(S75)。そして、携帯端末3からのコマンド情報を取得する(S76)。取得したコマンドが、「窓閉めキャンセル」コマンドであるか否かを判定する。
「窓閉めキャンセル」コマンドでないとき(S77:No)、直ちに本処理を終了する。あるいは、そのコマンドに応じた処理を実行する。一方、「窓閉めキャンセル」コマンドであるとき(S77:Yes)、DB52(図4(b))を参照し、取得したユーザIDおよびパスワードに関連付けて記憶されている車両IDを読み出す(S78)。そして、窓閉めキャンセル情報を車両IDとともに送信する(S79)。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、これらはあくまで例示にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、特許請求の範囲の趣旨を逸脱しない限りにおいて、当業者の知識に基づく種々の変更が可能である。
車両の降雨対策装置のシステム構成を示す図。 車載装置の構成を示す図。 本発明の概要を示すシーケンス図。 データベースの構成例を示す図。 車両における情報送信処理を説明するフロー図。 サーバ装置における降雨状態情報作成処理を説明するフロー図。 車両における窓閉め制御処理を説明するフロー図。 窓閉め処理の詳細を説明するフロー図。 サーバ装置における窓閉めキャンセル情報送信処理を説明するフロー図。
符号の説明
1 降雨対策装置
2 車両(自車両)
3 携帯端末
4 基地局
5 センタ
200 車載装置
201 レインセンサ(降雨状態情報取得手段)
202 ワイパスイッチ(降雨状態情報取得手段)
203 位置検出部(位置検出手段)
204 窓状態検出部(窓状態検出手段)
205 車両状態検出部
206 乗員検出部(乗員検出手段)
210 制御部(降雨状態判定手段,駐車判定手段,開閉駆動制御手段)
211 演算部
212 メモリ(窓状態記憶手段)
220 送受信機(降雨状態情報取得手段,窓状態情報出力手段,受信手段)
221 パワーウィンドウ駆動部(開閉駆動手段)
222 通信IC
223 パワーウィンドウ(窓)

Claims (9)

  1. 自車両周辺の降雨状態に関する情報を取得する降雨状態情報取得手段と、
    取得した前記降雨状態情報に基づいて、前記自車両周辺が降雨状態であるか否かを判定する降雨状態判定手段と、
    前記自車両が駐車しているか否かを判定する駐車判定手段と、
    前記自車両のパワーウィンドウの開閉駆動を行う開閉駆動手段と、
    前記自車両が駐車しているか否か、および、該自車両周辺が降雨状態であるか否かに基づいて、前記開閉駆動手段を制御する開閉駆動制御手段と、
    を備えることを特徴とする車両の降雨対策装置。
  2. 前記開閉駆動制御手段は、前記自車両が駐車していると判定され、かつ、該自車両周辺が降雨状態であると判定されたとき、前記パワーウィンドウが閉状態となるように前記開閉駆動手段を制御する請求項1に記載の車両の降雨対策装置。
  3. 前記降雨状態情報取得手段は、前記自車両に備えられ、該自車両の周辺の降雨状態を検出するレインセンサであり、
    前記降雨状態判定手段は、前記レインセンサの検出状態に基づいて、前記自車両周辺が降雨状態であるか否かを判定する請求項1または請求項2に記載の車両の降雨対策装置。
  4. 走行中の車両の位置情報およびその車両による降雨検出状態を取得し、その降雨検出状態に基づいて、前記位置情報と関連付けられた前記降雨状態情報を作成して該降雨状態情報を送信するセンタを備え、
    前記降雨状態情報取得手段は、前記センタから前記降雨状態情報を取得し、
    前記自車両の位置を検出する位置検出手段を備え、
    前記降雨状態判定手段は、前記降雨状態情報で降雨状態とされる地域に、前記自車両の位置が含まれているか否かに基づいて、前記自車両周辺が降雨状態であるか否かを判定する請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の車両の降雨対策装置。
  5. 前記センタは、前記走行中の車両のレインセンサの検出状態、あるいはワイパの動作状態のうちの少なくとも一方を前記降雨検出状態として取得して、前記降雨状態情報を作成する請求項4に記載の車両の降雨対策装置。
  6. 前記自車両に乗車している乗員を検出する乗員検出手段を備え、
    前記開閉駆動制御手段は、前記乗員の検出状態に基づいて前記開閉駆動手段を制御する請求項1ないし請求項5のいずれか1項に記載の車両の降雨対策装置。
  7. 前記自車両のユーザの携帯する携帯端末を備え、
    前記パワーウィンドウが閉状態となったときに、その閉状態となった情報を、前記センタを介して前記携帯端末へ出力する窓状態情報出力手段を備える請求項4ないし請求項6のいずれか1項に記載の車両の降雨対策装置。
  8. 前記自車両は、前記携帯端末からのリモート信号を、前記センタを介して受信する受信手段を備え、
    前記開閉駆動制御手段は、前記リモート信号に前記パワーウィンドウを開状態とする内容の信号が含まれているとき、該パワーウィンドウを開状態となるように前記開閉駆動手段を制御する請求項7に記載の車両の降雨対策装置。
  9. 前記パワーウィンドウの開位置を検出する窓状態検出手段と、
    前記開閉駆動制御手段により前記パワーウィンドウを開状態から閉状態とする前の、該パワーウィンドウの開位置を記憶する窓状態記憶手段と、を備え、
    前記開閉駆動制御手段は、受信した前記リモート信号に基づいて前記パワーウィンドウを開状態とする際、該パワーウィンドウの開位置を、前記窓状態記憶手段に記憶された、該開閉駆動制御手段により該パワーウィンドウを開状態から閉状態とする前の位置となるように前記開閉駆動手段を制御する請求項8に記載の車両の降雨対策装置。
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