JP2010045190A - 加熱システム、塗布、現像装置及び塗布、現像方法並びに記憶媒体 - Google Patents

加熱システム、塗布、現像装置及び塗布、現像方法並びに記憶媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】基板を加熱処理する熱板について基板の種別の切り替わりにより加熱処理温度を低くするにあたって、温度の変更が速やかに行うことができる技術を提供すること。
【解決手段】ウェハWを加熱処理するための熱板2を有する加熱ユニット10aと、加熱ユニット10aにウェハWを搬送するメインアームA2と、熱板2を冷却するための冷却治具6の収納部50と、加熱ユニット10a内の熱板2の温度を第1の処理温度から当該第1の処理温度よりも低い第2の処理温度に変更するときに収納部50内の冷却治具6を当該加熱ユニット10aに搬送するようにメインアームA2を制御する制御部110と、を備えた。
【選択図】図7

Description

本発明は、熱板上に基板を載置して加熱処理を行う加熱システムにおいて、熱板を降温させる技術分野、及びレジストの塗布後や現像後の基板に対してこの加熱システムを適用した塗布、現像装置の技術分野に関する。
従来塗布、現像装置では、半導体製造工程である、半導体ウェハ(以下「ウェハ」という)の表面にレジスト膜を塗布し、このレジストを所定のパターンで露光した後に当該ウェハに現像液を供給して現像を行うことによってレジストパターンを作成する、フォトレジスト工程を行う。この工程は一般に塗布ユニットと現像ユニットとを含んだ塗布、現像装置に露光装置を接続したシステムを用いて行われる。塗布、現像装置には加熱ユニットが設けられており、塗布ユニットや現像ユニットで行われる処理の前後の工程で、ウェハに対して目的に応じた加熱処理が行われる。
フォトレジスト工程では、ウェハの種類に応じて加熱ユニットの処理温度を温度整定する必要がある。この温度整定はウェハのロットの切り替え時に行われ、処理温度を上昇させる場合と、処理温度を降下させる場合とがある。処理温度を上昇させる場合には、加熱ユニットのヒーターの出力を上昇させることにより、短時間で昇温させることができるが、降温させる場合には、自然冷却では長時間を要するため、ウェハを載置する熱板の裏面にパージガスを供給して温度整定(温度冷却)に要する時間を短縮する方法がある。しかしながら熱板裏面にパージガスを供給して冷却を行う方法の場合、降温速度を向上させようとすると、パージガスの供給量が増大し、それに伴ってパージガスの噴出リスクが増大してパーティクル等が塗布、現像装置内に拡散するリスクが増大するという問題点があった。
一方特許文献1には、加熱処理装置の熱板70にウェハを搬送すると共にウェハWの粗熱取りを行う冷却プレート93に昇降装置を設け、加熱処理装置の温度を降下させる場合、熱板70に冷却プレート93を接触させて熱板70と冷却プレート93との間で熱交換を行うと共に熱板70の裏面にパージガスを供給して熱板70を冷却することが記載されている。これにより特許文献1の加熱処理装置では、パージガスの供給量を抑えながら速やかに熱板70を冷却するようにしている。しかしながら、冷却プレート93を熱板70の冷却に使用する場合、冷却プレート93を昇降させる昇降装置が必要になる。
特開2001−118789号公報(段落番号0045、0057)
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は基板を加熱処理する熱板について基板の種別の切り替わりにより加熱処理温度を低くするにあたって、特別な機構を設けることなく温度の変更を速やかに行うことができる技術を提供することにある。
本発明の加熱システムでは、
基板が載置され、当該基板を加熱処理するための熱板を有する加熱ユニットと、
この加熱ユニットに基板を搬送する基板搬送手段と、
前記熱板を冷却するための冷却治具を収納する収納部と、
前記冷却治具を前記収納部と加熱ユニットとの間で搬送するための治具搬送手段と、
前記加熱ユニット内の熱板の温度を第1の処理温度から当該第1の処理温度よりも低い第2の処理温度に変更するときに前記収納部内の冷却治具を当該加熱ユニットに搬送するように前記治具搬送手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴としている。
また前記基板搬送手段は治具搬送手段を兼用していてもよい。また前記冷却治具は半導体ウェハにより構成されていてもよい。また前記収納部は、冷却治具を冷却するための冷却部を備えていてもよい。また前記加熱ユニットは、熱板の上方位置と熱板の側方位置との間で移動する冷却板を備え、前記基板は前記冷却板を介して熱板と基板搬送手段との間で受け渡されると共に、前記冷却治具は前記冷却板を介して熱板と治具搬送手段との間で受け渡される。また前記制御部は、熱板上に載置された冷却治具を一旦冷却板に受け渡して冷却し、その後当該冷却治具を熱板に載置して冷却を再開するように制御信号を出力する。
本発明の塗布、現像装置では、
基板にレジストを塗布する塗布ユニットと、レジスト塗布後に基板を加熱処理する第1の加熱ユニットと、レジストが塗布され更に露光された基板に対して現像液により現像を行う現像ユニットと、現像前の基板を加熱処理する第2の加熱ユニットと、を備えた塗布、現像装置において、
請求項1ないし6のいずれか一つに記載の加熱システムが組み込まれ、当該加熱システムの加熱ユニットは、前記第1の加熱ユニット及び第2の加熱ユニットの少なくとも一方に相当することを特徴としている。
本発明の塗布、現像方法では、
基板を加熱ユニットにて第1の温度で加熱処理する工程と、
当該基板を熱板から搬出し、収納部内の冷却治具を加熱ユニットの熱板上に載置して第1の温度から第2の温度に温度整定する工程と、
冷却治具を搬送して収納部に戻す工程と、
次の基板を加熱ユニットに搬入して第2の温度で加熱処理する工程と、を含むことを特徴としている。
また前記加熱ユニットは、熱板の上方位置と熱板の側方位置との間で移動する冷却板を備え、前記加熱ユニットの外と熱板との間における基板及び冷却治具の搬入出は、冷却板を介して行われることを特徴としている。また熱板上に載置された冷却治具を一旦冷却板に受け渡して冷却し、その後当該冷却治具を熱板に載置して冷却を再開する工程を含むことを特徴としている。また本発明の記憶媒体は、冷却治具により加熱ユニットの冷却を行う塗布、現像装置に用いられるコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、前記コンピュータプログラムは、上記各々の塗布、現像方法を実行するようにステップ群が構成されていることを特徴としている。
本発明によれば、熱板を冷却するにあたって、収納部に収納されている冷却治具を取り出して熱板上に搬送し、これにより熱板を強制的に降温させるようにしている。従って、温度の整定(変更)を速やかに行うことができ、また加熱ユニットに格別な駆動機構を設けずとも良い。またパージガスによる冷却を併用する場合であっても、パージガスの供給量を抑えることができる。そしてこの加熱システムを塗布、現像装置に適用できれば、全体の処理効率の向上に寄与する。
本発明の実施形態に係る加熱システムを適用した塗布、現像装置の一例について説明する。図1は、本実施形態の塗布、現像装置と露光装置とを接続して構成したレジストパターン形成システムの平面図であり、図2は同概略斜視図である。図中B1は、基板であるウェハWが例えば13枚密閉収納されたキャリアC1を搬入出するためのキャリアブロックであり、複数のキャリア載置台120と、キャリアC1に対してウェハWの受け渡しを行うための受け渡しアームA1とを備えている。121は、キャリアC1の蓋を開閉する機構である。
キャリアブロックB1の奥側には筐体122にて周囲を囲まれる処理ブロックB2が接続されており、この処理ブロックB2には棚ユニットU1、U2、U3と、液処理ユニットE1、E2とウェハWの受け渡しを行う主搬送手段である、メインアームA2、A3とが設けられている。液処理ユニットE1、E2は、図2に示すように、反射防止膜の塗布ユニット(BARC)、レジストの塗布ユニット(COT)、及び現像ユニット(DEV)を総称したものである。なお反射防止膜の塗布ユニットを反射防止膜ユニット、レジストの塗布ユニットを塗布ユニットという。そして棚ユニットU1、U2、U3は、液処理ユニットE1、E2にて行われる処理の前処理及び後処理を行うための各種ユニットを複数段積層して構成されている。
図3に示すように、棚ユニットU1、U2、U3は、液処理の前処理あるいは後処理である加熱処理を行う加熱ユニット10、加熱されたウェハWを冷却する冷却ユニット(CPL)、及び受け渡しのためのステージを有する受け渡しユニット(TRS)等を備えている。加熱処理としては、レジスト塗布後の加熱処理(PAB)、現像前の加熱処理(PEB)、現像後の加熱処理(POST)等が挙げられる。この実施形態では、加熱ユニット10は、熱板で加熱されたウェハWに対して粗熱取りを行う為の水平アームを兼ねた冷却プレート3(後述する図4参照)を有する構造となっている。そして前述及び後述の各アームA1、A2、A3、A4は、受け渡しユニット等を介して各アーム間でウェハWの受け渡しができるようになっている。なお図3では、説明の便宜上各ユニットの略語を記載してある。また各ユニットの段数や各ユニットの配置は便宜上のものであり、実際のレジストパターン形成システムでは、処理時間等に応じて設定される。メインアームA2、A3は各々進退できる例えば2枚のアーム体を備え、このアーム体を支持する本体部分が昇降及び鉛直軸周りに移動できるように構成されている。
処理ブロックB2の棚ユニットU3の奥側には、インターフェイスブロックB3を介して露光装置B4が接続されている。インターフェイスブロックB3には、移載アームA4、A5と、ウェハWのエッジ部分のみを選択的に露光するための周縁露光装置、受け渡しユニット、高精度温度調整ユニット等を積層して構成された棚ユニットU4と、複数例えば25枚のウェハWを一時的に収容するバッファカセットCOとが設けられている。そしてキャリアブロックB1、処理ブロックB2、及びインターフェイスブロックB3の各ユニットとアームは、制御部110によって制御されている。
このレジストパターン形成システムにおけるウェハWが露光されるまでの経路については、キャリアC1→TRS1→BARC→CPL1→COT→PAB→CPL2→移載アームA4、A5→露光装置B4となる。また露光が終了後の経路は、インターフェイスブロックB3→PEB→CPL3→DEV→POST→CPL4→キャリアC1となる。メインアームA2、A3では、1サイクルの中で予め定められた順序でユニット間のウェハWの搬送を行い、1サイクルが終了すると次のサイクルに移るサイクル搬送制御が行われている。これに対して移載アームA4、A5は、メインアームA2、A3に対して非同期で搬送を行う。
次に本実施形態の塗布、現像装置における要部について図3ないし図7を参照して説明する。本実施形態の要部は、棚ユニットU2に、後述する冷却治具6を収納しておくための収納部50を備え、冷却治具6により加熱ユニット、例えば(PAB)を行う加熱ユニットについて温度整定(変更)を行う点にある。この(PAB)を行う加熱ユニットに符号10aを当てはめると、加熱ユニット10aと収納部50とは、図3に示すように棚ユニットU2に備えられている。
加熱ユニット10aは、図4、図5に示すように処理容器1を備えており、処理容器1は仕切り壁11によって仕切られて上部領域12と下部領域13とに分離されている。上部領域12側の側壁にはウェハWの搬入出口14が設けられている。この搬入出口14が形成されている領域を装置手前側とすると、処理容器1内部の装置奥手側には、ウェハWを加熱する熱板2が設けられており、装置手前側には、加熱されたウェハWの粗熱取り(冷却)を行う共にメインアームA2によりウェハWの受け渡しが行われる待機位置から熱板2の上方領域までの間を移動する冷却プレート3が配設されている。そしてこの加熱ユニット10aにはメインアームA2が、加熱ユニット10aの処理容器1の側壁に対して、−X方向に例えば30度の角度が与えられた状態で搬入出口14に進入し、冷却プレート3等とウェハWの受け渡しを行う。
熱板2にはウェハWを載置する載置面に孔部21が3つ形成され、この孔部21には、熱板2と冷却プレート3との間でウェハWの受け渡しを行う3本の支持ピン41が軸通している。また熱板2は、裏面に熱板2を加熱するヒーター22と温度測定装置22aとが、孔部21と重ならない位置に複数配設され、熱板2の下方側には、支持ピン41を昇降させる昇降装置4と、熱板2の裏面にパージガスを供給する図示しないガス供給源に接続された複数のパージガス供給口5が設けられている。
冷却プレート3は、ウェハWを載置する載置部31と、載置部31を移動支持する移動支持部32とを備えており、移動支持部32が仕切り壁11に設けられた横長の溝部11aを貫通して、下部領域13に設けられているガイドレール33に沿ってガイドされるよう構成されている。この冷却プレート3は、図示しない駆動装置によりガイドレール33にガイドされて移動し、ウェハWを待機位置と熱板2の上方領域との間で搬送する役割を有する。また載置部31には、載置部31と支持ピン41とが平面上で干渉しないように切り欠き部31a、31bが形成されている。切り欠き部31a、31bの下方には、図4に示すように昇降駆動機構(図示せず)によって昇降する昇降ピン34が設けられている。この昇降ピン34は、切り欠き31a、31bの間を通って上昇し、冷却プレート3上のウェハWを上昇させて冷却プレート3から離間させ、降下して冷却プレート3及びメインアームA2にウェハWを載置するように構成されており、昇降ピン34とメインアームA2との協働によりウェハWの受け渡しを行う。そして加熱ユニット10aでは、支持ピン41を上昇させてウェハWを熱板2若しくは冷却プレート3から離間させ、支持ピン41を下降させてウェハWを熱板2若しくは冷却プレート3上に載置するように構成されており、支持ピン41と冷却プレート3との協働によりウェハWの受け渡しを行う。
また処理容器1には、下部領域13の奥手側に処理容器1内を排気する排気装置16と排気ダクト17が備えられている。熱板2の奥手側近傍には排気装置16に接続された排気口23が形成され、熱板2の手前側近傍には図示しないガス供給源に接続された吐出口24が形成されている。そして熱板2の上方には、支持部25に支持された天板26が配設されている。この加熱ユニット10aでは、吐出口24からパージ用ガスを供給し、このパージ用ガスを排気口23で吸引してガス流を形成すると共に天板26によってこのガス流を整流しており、この整流されたガス流によって加熱処理中のウェハWにパーティクルが付着することを防止している。
収納部50は、図3に示すように一面側がメインアームA2に冷却治具6を受け渡すために開口している治具筐体50aと収納棚51とを備えており、例えば未処理の半導体ウェハからなる冷却治具6を複数枚、例えば加熱ユニット10aと同数の3枚収納している。また本実施形態の塗布、現像装置では、図1に示すように制御部110にスケジュール搬送プログラム112と、温度整定プログラム113とが記憶されている。スケジュール搬送プログラム112は、受け渡しアームA1、メインアームA2、A3によりウェハWをサイクル搬送するためのプログラムであり、サイクル毎にどのユニットにどのウェハWを置くのかを定めている。温度整定プログラム113は、各ロットの処理レシピ、加熱ユニット10aの温度整定を行うためにヒーター22への電力供給制御、及び冷却治具6の搬送制御を実行するプログラムである。これらのプログラムは、記憶媒体を介して制御部110であるコンピュータの記憶部111にインストールされる。
次に処理が行われるウェハWのロットの切り替わりに併せて加熱ユニット10aの温度を第1の処理温度から第2の処理温度に変更する温度整定方法について図6のフローチャート、及び図7ないし図9を参照して説明する。なお本実施形態では、図3に示すように加熱ユニット10aを3台備えているが、作用の説明では便宜上1台の加熱ユニット10aの温度整定方法についてのみ説明するものとする。また図7、図8では、説明の便宜上搬入出口14の位置を変更している。
今加熱ユニット10aにて、あるロットの最後のウェハWの加熱処理が第1の処理温度で実施されており、設定された加熱時間が経過して当該ウェハWが当該加熱ユニット10a内の冷却プレート3に受け渡されたものとする。制御部110では、当該加熱ユニット10aにおけるウェハWの終了時間が、いつの搬送サイクルに含まれるのかを予め把握しており、このロットのウェハWの加熱処理の温度と次のロットのウェハWの加熱処理時の温度とについても把握している。このため先の加熱処理の温度(第1の処理温度)が例えば140℃であり、次の加熱処理の温度(第2の処理温度)が例えば90℃と、第2の処理温度の方が低い場合には、当該搬送サイクルにおいてメインアームA2に収納部50内の冷却治具6を搬出させる(ステップS1)。
次にメインアームA2にて、ウェハWを加熱ユニット10aから搬出する際に、図7(a)に示すようにメインアームA2の2つのアーム体と昇降ピン34との協働によりこのウェハWを搬出する。具体的には、冷却プレート3に載置されている加熱処理後のウェハWを昇降ピン34により上昇させて一方のアーム体に受け渡し、他方のアーム体に載置されている冷却治具6を昇降ピン34に受け渡すと共に昇降ピン34を降下させて冷却プレート3に受け渡す(ステップS2)。その後メインアームA2により当該ウェハWを受け渡しユニットTRS2に受け渡す一方、図7(b)に示すように冷却プレート3が熱板2の上方領域へと移動する。熱板2の上方領域に冷却プレート2が到着すると、支持ピン41が上昇して冷却治具6を持ち上げ、冷却プレート3から離間させる。冷却治具6が離間すると冷却プレート3は待機位置まで後退し、その後支持ピン41が降下して冷却治具6が熱板2上に載置される(ステップS3)。そして冷却治具6が熱板2上に載置された時点で、パージガス供給口5から熱板2の裏面に冷却用のパージガスの供給が開始され、冷却用のパージガス及び冷却治具6と熱板2との間で発生する熱交換により熱板2を冷却する。
熱板2の温度は、制御部110が温度測定装置22aからの温度検出値を所定のサンプリング間隔で読込む事によって監視しており、温度整定中も制御部110は熱板の温度を読み込んでいる(ステップS4)。そして熱板2が、第2の処理温度に到達しているかを判定する(ステップS5)。ステップS5の結果、熱板2の温度が、設定された第2の処理温度に到達していない場合、サンプリングした温度検出値に基づいて熱板2の降温速度を演算する(ステップS6)。この降温速度は、現時点のサンプリング値と、予め設定されたタイミングだけ遡った時点までのサンプリング値との差分を求め、この差分を両サンプリング値の時間間隔で除算することにより求めることができる。
ステップS6の判定により、降温速度が設定値以上である場合には、制御部110はそのまま冷却を続行し、再度ステップS4を実行する。一方降温速度が設定値を下回った場合には、熱交換によって熱板2の温度と冷却治具6との温度差が小さくなり、冷却治具6による冷却効率が低下しているため、図7(c)に示すように冷却治具6による冷却を一旦中断して、冷却治具6を既述の工程とは逆の工程を経て冷却プレート3に受け渡し、冷却治具6を例えば温度整定プログラム113にレシピに応じて予め設定されている所定時間冷却する(ステップS7)。そして冷却が終了した時点で、図8(a)に示すように、ステップS3に戻り冷却治具6を熱板2へと受け渡す。
ステップS3からステップS7を繰り返した結果、ステップS5にて熱板2の温度が第2の処理温度に到達すると、パージガスの供給を停止し、熱板2に載置されている冷却治具6を冷却プレート3に受け渡す。そして搬送スケジュールに基づいて当該加熱ユニット10aの一つ上流側のユニットから、後ロットのウェハWがメインアームA2により加熱ユニット10aの搬入出口14まで搬送され、図8(b)に示すようにメインアームA2の2つのアームと昇降ピン34との協働により、既述の工程を経て一方のアーム体に載置されているウェハWと冷却プレート3に載置されている冷却治具6とを交換する(ステップS8)。その後冷却プレート3から熱板2にウェハWが受け渡され、冷却治具6はメインアームA2により収納部50へ搬入される(ステップS9)。以上の各ステップにより本実施形態では加熱ユニット10aの降温を行う。
上述した各ステップは、制御部110によって制御された状態で行われる。また加熱ユニット10aの温度を上昇させる場合には、従来と同様にヒーター22の出力を上げるだけであるため説明は省略する。本実施形態では、加熱ユニット10aの温度整定にどのくらい時間が掛かるのか、予め温度整定プログラム113に調整時間として記憶されており、制御部110は、この調整時間を基に次のロットのウェハWの加熱処理開始時間を算出して、ウェハWを塗布ユニットCOTから排出するように設定されている。以上の説明は、1台の(PAB)の温度整定について記載したが、実際には複数台の(PAB)が使用され、1サイクルずつサずれた各サイクルにおいて、順次各(PAB)の温度整定が行われることになる。この様子については後述する。
次に本実施形態の効果について図9を参照して説明する。図9は、上記の一連の動作における熱板2の温度推移を表しており、横軸に経過時間、縦軸に熱板の温度2を示している。Ta、Tbは夫々第1の処理温度及び第2の処理温度である。即ち先ロットの最後のウェハWを熱板2から冷却プレート3に受け渡した後、ヒーター22への給電が停止する。この時刻をt0とすると、熱板2の温度は、その後冷却治具6が熱板2の上に載置されて冷却が開始されるまで自然冷却現象により第1の処理温度Taから緩やかに降温していく。その後ステップS3で、冷却治具6を熱板2に載置してパージガスの供給を開始する。この時刻をt1とすると、それ以降の熱板2の降温速度は冷却開始前と比較して増速する。
冷却治具6による冷却を開始して一定時間が経過した際に、ステップS6にて降温速度が設定値以下になったと判定された場合、ステップS7にて冷却治具6が冷却プレート3に受け渡されて冷却される。この時刻をt2とすると、この前後の時間は、冷却治具6による冷却が行われていないことになり、パージガスのみで冷却が行われていることになるので降温速度は大幅に減速する。その後時刻t3にてステップS3で再び冷却治具6を熱板2に載置すると、冷却治具6との間で熱交換による冷却が再開されるため、熱板2の降温速度が再び増速する。上述した工程を経て、時刻t4で熱板2の温度が第2の処理温度Tbに達している。以上、図9に示すように、本実施形態の冷却治具6を使用した冷却方法では、熱板2の降温速度の向上に効果があることが分かる。
以上上述した本実施形態では、熱板2を冷却するにあたって、収納部50に収納されている冷却治具6を取り出して熱板2上に搬送し、これにより熱板2を強制的に降温させるようにしている。従って、温度の整定(変更)を速やかに行うことができ、また加熱ユニット10aに格別な駆動機構を設ける必要がない。更にパージガスによる冷却を併用する場合であっても、パージガスの供給量を抑えることができるので、パーティクルの拡散リスクを抑えることができ、パージガスの消費量を低減させることができる。そしてこの加熱ユニット10aを備えた塗布、現像装置では、加熱ユニット10aの冷却に要する時間を短縮できるので、全体の処理効率の向上に寄与する。更に冷却治具6が加熱されたときに加熱ユニット10a内の冷却プレート3により当該冷却治具6を冷却して熱板2の冷却を再開するようにしているので、熱板の冷却をより一層速やかに行うことができる。
上述した実施形態では、メインアームA2により冷却治具6を格納部50から搬入出させているが、本発明としては、例えばメインアームA2により加熱ユニット10aに冷却治具6を搬入させ、メインアームA3により加熱ユニット10aから冷却治具6を搬出するように構成してもよい。また熱板2の裏面にパージガスを供給せず、冷却治具のみで熱板を冷却するように構成してもよい。また本実施形態では、冷却治具6として未処理の半導体ウェハWを使用しているが、本発明の冷却治具はこれに限定されるものではなく、例えば未処理の半導体ウェハを3枚重ねたものを冷却治具としてもよいし、例えば表面に溝が形成された専用のプレート等を用いてもよい。また本実施形態では、冷却プレート3は、自然冷却によって冷却するように構成されているが、本発明としては、冷却プレートを強制的に冷却する強制冷却媒体、例えばプレート内部に冷媒を流通させる流路を形成してこの流路に冷媒を流す等して、冷却プレートを強制的に冷却するように構成してもよい。
[他の実施形態]
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではない。例えば本発明を実施するにあたっては(PAB)に限らず、(PEB)や(POST)に適用することもできる。ここで2台の(PEB)に適用した場合の棚ユニットU1、U2、U3の構成を図10に示し、スケジュール搬送の一例を図11に示す。図11の搬送スケジュールのWA18〜WA25、WB1〜WB3はウェハを示し、JG1、JG2は冷却治具6を示す。ここでWA18はAロットの18番目のウェハ、WB1はAロットに続くBロットの1番目のウェハ、JG2は2番目の冷却治具といった具合にどのロットの何番目のウェハであるかを示している。またn−1、n、n+1等は何番目の搬送サイクルであるかを示し、図11の搬送スケジュールでは、どのサイクルで、どのロットのウェハWが、どのユニットで処理されるのかが分かるようになっている。
図11に示すように本実施形態では、冷却治具6による加熱ユニット10b、10cの温度整定を3サイクルで行うように搬送スケジュールにより定められており、温度整定が開始されたサイクルの2サイクル後のサイクルにおいて、メインアームA3が加熱ユニット10b(10c)内の冷却治具JG1、JG2を取りに行くまでに温度整定が終了し、当該加熱ユニット10b(10c)に次のロットのウェハWB1が搬入される。このように複数台の加熱ユニットを備えた加熱システムに対しても、本発明を適用することができる。
また図12に示すように、加熱ユニット10aに冷却治具6を搬送する専用の治具搬送アームA6を設けてもよい。この場合には、メインアームA2で冷却治具6を搬送しないため、メインアームA2の搬送の負担を軽減することができ、スループットを低下させる虞がない。図12に示すように、治具搬送アームA6を設けた場合には、次のような収納部を設けることが好適である。例えば図13(a)、13(b)に示す収納部60を適用することもできる。この収納部60は収納棚61の上部に、冷媒を流通させる冷媒流通管64が内部に形成された冷却部63と、冷却治具6を吸着するための図示しない吸着ユニットとが設けられており、冷媒流通管64には冷媒供給菅65が接続されている。そしてメインアームA6に冷却治具6を受け渡す際には吸着ユニットの吸着力を切り、メインアームA6から冷却部63に冷却治具6を受け渡す際には逆に吸着ユニットの吸着力により冷却治具6を吸着する。
また冷却機能を有する収納部の変形例としては、図14に示す収納部70のような構成を採用することもできる。この収納部70には、夫々の収納棚71に対応する開口部72が複数形成されており、各開口部72には個別にシャッタ73が形成されている。そして収納部70の筐体70aには冷媒流路74が設けられており、冷媒を流通させて収納部70全体を冷却するようになっている。
このような冷却機能を有する収納部60、70を適用した場合、加熱ユニット10aを冷却する際に、加熱された冷却治具6を冷却プレート3で冷却する変わりに収納部60、70で冷却することが可能となる。そのため治具搬送アームA6にて、加熱された冷却治具6と、収納部60、70の冷却治具6とを交換して加熱された冷却治具6を冷却することができるので、冷却プレート3で冷却治具6を冷却する時間分だけ、加熱ユニット10aの冷却時間を短縮することが可能となる。なお収納部60、70はメインアームA2、A3で冷却治具6を加熱ユニット10aに搬送する塗布、現像装置においても適応可能である。
また加熱ユニットとしては、例えば筐体内に冷却プレート3を備えていない加熱ユニットに適用することもできる。この加熱ユニットは、第1の実施形態の冷却プレート3及びガイドレール33等の部材が一切備えられておらず、その分筐体1の長さが短縮されている。搬入出口14は、アーム体が直接熱板2にウェハW及び冷却治具6を載置できるように形成されており、アーム体が筐体の搬入出口14から熱板2の上方領域まで侵入し、熱板2とアーム体との間で直接ウェハW及び冷却治具6の受け渡しが行われる。なおこのような加熱ユニットでは、筐体内で冷却治具を冷却することができないので、図13、図14に示すような冷却機能を有する収納部60、70を適用することが好適である。
また収納部としては、図15に示すように加熱ユニット10a内における冷却プレート3の待機位置の上部に、例えば冷却治具6を1枚収納する個別収納部18を設けてもよく、この場合には、個別収納部18の開口部18aからメインアームA2により冷却治具6を取り出して冷却プレート3に載置するようにする。
次に本発明の効果を確認するために行った実験について説明する。本実験では、本実施形態の加熱ユニット10aを用い、未処理のウェハWを3枚重ねたものを冷却治具6として熱板2に載置すると共に裏面にパージガスを供給して熱板2の温度推移を調べた。なお第1の実験では比較例として別の加熱ユニット10を用い、裏面にパージガスを供給して熱板2の温度推移を調べた。この実験の結果を図16に示す。なお図16の実線L1は、加熱ユニット10aの熱板2の温度推移を示し、破線L2は、加熱ユニット10の熱板2の温度推移を示す。
図16のグラフに示すように、t11で加熱ユニット10aと加熱ユニット10の各ヒーター22をオフにすると、熱板2の温度は自然冷却により緩やかに降温する。このとき加熱ユニット10aの熱板2には冷却治具6が載置されていないため降温速度は、加熱ユニット10と等しくなる。次にt12になった時点で、加熱ユニット10aの熱板2に冷却治具6を載置すると、降温速度が増大してt13で第2の処理温度Tbまで降温する。これに対し、加熱ユニット10ではそのまま緩やかに降温を続け、t14で第2の処理温度Tbまで降温する。この結果を基に加熱ユニット10aと加熱ユニット10とを比較すると、t12からt14までに要した時間は、t12からt13までに要した時間の凡そ3倍となった。このことから冷却治具6を使用した冷却方法を用いることにより、冷却治具6を使用しない冷却方法より熱板2の冷却を速やかに行うことができることが証明された。
本実施形態の塗布、現像装置の概略を示す平面図である。 本実施形態の塗布、現像装置の概略を示す斜視図である。 本実施形態の棚ユニットの概略を示す側面図である。 本実施形態の温度調整ユニットの概略を示す断面図である。 本実施形態の温度調整ユニットの概略を示す平面図である。 本実施形態の温度調整ユニットの冷却工程を説明するためのフローである。 本実施形態の温度調整ユニットの冷却工程を説明するための第1の説明図である。 本実施形態の温度調整ユニットの冷却工程を説明するための第2の説明図である。 本実施形態の温度調整ユニットの冷却工程を説明するための第3の説明図である。 本温度調整ユニットの冷却工程の変形例を説明するための第1の説明図である。 本温度調整ユニットの冷却工程の変形例を説明するための第2の説明図である。 本発明の他の実施形態を説明するための説明図である。 他の実施形態の収納部を説明するための第1の説明図である。 他の実施形態の収納部を説明するための第2の説明図である。 他の実施形態の加熱ユニットを説明するための説明図である。 本発明に係る実施例を説明するための第1の説明図である。
符号の説明
1 処理容器
2 熱板
3 冷却プレート(冷却板)
4 昇降装置
5 パージガス供給口
6 冷却治具
10、10a、10b、10c 加熱ユニット
11 仕切り壁
11a 溝部
12 上部領域
13 下部領域
14 搬入出口
18 個別収納部
22 ヒーター
22a 温度測定装置(温度測定手段)
31 載置部
32 移動支持部
50、60、70 収納部
51、61、71 収納棚
63 冷却部
64、74 冷媒流通管
65 冷媒供給菅
73 シャッタ
110 制御部
112 スケジュール搬送プログラム
113 温度整定プログラム
A2、A3 メインアーム
A6 治具搬送アーム
B2 処理ブロック
B3 インターフェイスブロック
CO バッファカセット
E1、E2 液処理ユニット
U1、U2、U3、U4 棚ユニット
W ウェハ

Claims (11)

  1. 基板が載置され、当該基板を加熱処理するための熱板を有する加熱ユニットと、
    この加熱ユニットに基板を搬送する基板搬送手段と、
    前記熱板を冷却するための冷却治具を収納する収納部と、
    前記冷却治具を前記収納部と加熱ユニットとの間で搬送するための治具搬送手段と、
    前記加熱ユニット内の熱板の温度を第1の処理温度から当該第1の処理温度よりも低い第2の処理温度に変更するときに前記収納部内の冷却治具を当該加熱ユニットに搬送するように前記治具搬送手段を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とする加熱システム。
  2. 前記基板搬送手段は治具搬送手段を兼用していることを特徴とする請求項1に記載の加熱システム。
  3. 前記冷却治具は半導体ウェハにより構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の加熱システム。
  4. 前記収納部は、冷却治具を冷却するための冷却部を備えていることを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載の加熱システム。
  5. 前記加熱ユニットは、熱板の上方位置と熱板の側方位置との間で移動する冷却板を備え、
    前記基板は前記冷却板を介して熱板と基板搬送手段との間で受け渡されると共に、前記冷却治具は前記冷却板を介して熱板と治具搬送手段との間で受け渡されることを特徴とする請求項1ないし4の何れか一項に記載の加熱システム。
  6. 前記制御部は、熱板上に載置された冷却治具を一旦冷却板に受け渡して冷却し、その後当該冷却治具を熱板に載置して冷却を再開するように制御信号を出力することを特徴とする請求項5に記載の加熱システム。
  7. 基板にレジストを塗布する塗布ユニットと、レジスト塗布後に基板を加熱処理する第1の加熱ユニットと、レジストが塗布され更に露光された基板に対して現像液により現像を行う現像ユニットと、現像前の基板を加熱処理する第2の加熱ユニットと、を備えた塗布、現像装置において、
    請求項1ないし6のいずれか一つに記載の加熱システムが組み込まれ、当該加熱システムの加熱ユニットは、前記第1の加熱ユニット及び第2の加熱ユニットの少なくとも一方に相当することを特徴とする塗布、現像装置。
  8. 基板を加熱ユニットにて第1の温度で加熱処理する工程と、
    当該基板を熱板から搬出し、収納部内の冷却治具を加熱ユニットの熱板上に載置して第1の温度から第2の温度に温度整定する工程と、
    冷却治具を搬送して収納部に戻す工程と、
    次の基板を加熱ユニットに搬入して第2の温度で加熱処理する工程と、を含むことを特徴とする塗布、現像方法。
  9. 前記加熱ユニットは、熱板の上方位置と熱板の側方位置との間で移動する冷却板を備え、
    前記加熱ユニットの外と熱板との間における基板及び冷却治具の搬入出は、冷却板を介して行われることを特徴とする請求項8に記載の塗布、現像方法。
  10. 熱板上に載置された冷却治具を一旦冷却板に受け渡して冷却し、その後当該冷却治具を熱板に載置して冷却を再開する工程を含むことを特徴とする請求項9に記載の塗布、現像方法。
  11. 冷却治具により加熱ユニットの冷却を行う塗布、現像装置に用いられるコンピュータプログラムを格納した記憶媒体であって、
    前記コンピュータプログラムは、請求項8ないし10のいずれか一つに記載の塗布、現像方法を実行するようにステップ群が構成されていることを特徴とする記憶媒体。
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