JP2010044479A - Pos端末装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作者の負担を増大させることなく、かつ、簡易な構成で、正確な操作が行われなかった場合を検出する。
【解決手段】POS端末装置に未登録の商品を撮像するカメラ37、既にPOS端末装置に登録された商品を撮像するカメラ38、検出部110、演算部111および判定部112をPOS端末装置に設ける。検出部110は、カメラ37が撮像した画像に基づいて未登録の商品が操作者によって取り出されたことを検出するとともに、カメラ38が撮像した画像に基づいて既に登録された商品として新たな商品が加わったことを検出する。判定部112は、監視データ121と演算部111から伝達される登録状況とに応じて、未登録商品が操作者によって取り出されてから、新たな商品が登録商品として加わるまでの間に、演算部111によって商品がPOS端末装置に登録されたか否かを判定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、顧客に購入される商品の売価を積算するPOS端末装置の技術に関する。より詳しくは、登録ミスを抑制して、POS端末装置に確実に商品を登録させる技術に関する。
顧客がレジカウンターで購入代金の精算を行う場合において、店舗では、顧客に購入されるそれぞれの商品の売価を積算して合計額(精算額)を求めるPOS端末装置が用いられる。POS端末装置が精算額を求めるには、購入される商品の売価をそれぞれの商品ごとに入力する必要がある。しかし、最近のPOS端末装置では、店員が各商品の売価を入力する代わりに、各商品をPOS端末装置に登録して、登録された商品についての売価を商品マスタからPOS端末装置が取得するように構成されている。そして、操作者がPOS端末装置に商品を登録するために行う操作としては、特許文献1に記載されているような技術も提案されてはいるが、商品に添付されているバーコードをスキャナに読み取らせる操作が最も一般的である。
しかしながら、スキャナにバーコードを読み取らせる操作は、例えばキー操作等に比べて確実性が低く、有効な登録操作としてPOS端末装置に認識されない場合が多い。そこで、POS端末装置では、有効な登録操作として認識したとき(より正確にはバーコードが読み取れたとき)に、スピーカから音声(入力完了音)を再生して、登録が正常に行われたことを操作者に通知する技術が採用されている。操作者は、ある商品について登録するための操作を行ったにも関わらず、入力完了音が再生されなかった場合には、先に行った操作が不完全であったと判断して、当該操作を再度実行する。
しかし、POS端末装置が「正確な操作がされた場合」を検出するだけで、「正確な操作が行われなかった場合」の検出を操作者にゆだねるとすると、操作者の判断ミス(例えば入力完了音の聞き間違い等)によって、購入される商品がPOS端末装置に登録されない事態が発生する。POS端末装置に商品が登録されないと、店舗は、登録に失敗した商品に対する代金を受け取れないため、深刻な問題となる。特に、最近では、顧客が操作者となるPOS端末装置(セルフモードを備えたPOS端末装置)が登場しており、操作ミスや判断ミスに対する対策は重要事項となっている。
そこで、従来より、一対の計量台を備え、登録する前の商品の重量と、登録した後の商品の重量とをそれぞれ計量して、照合することにより、「正確な操作が行われなかった場合」を検出することが可能なPOS端末装置が提案されている。このようなPOS端末装置が、例えば、特許文献2に記載されている。
特開2004−206357号公報 特許第3812367号公報
ところが、特許文献2に記載されている技術のように、計量台を備える構成では、装置構成そのものが大掛かりになるという問題があった。また、顧客が計量台上に私物等を置く(あるいは計量台に手をつく)と正確な検出ができないという問題もあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、操作者の負担を増大させることなく、かつ、簡易な構成で、POS端末装置に対する商品の登録操作に関して、正確な操作が行われなかった場合を検出することを目的とする。
上記の課題を解決するため、請求項1の発明は、顧客に購入される商品の売価を積算するPOS端末装置であって、操作者による登録操作に従って顧客に購入される商品を登録する登録手段と、商品を光学的に監視する監視手段と、前記監視手段の監視結果に基づいて、前記登録手段に対して操作者による登録操作が正常に行われたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明に係るPOS端末装置であって、前記監視手段は、操作者が前記登録手段に対して商品を登録するために行う操作を監視することにより前記商品を監視し、前記判定手段は、前記監視手段によって商品を登録するために行う操作が検出され、かつ、前記登録手段による登録が行われなかった場合に、前記商品を登録するために行った操作が前記商品についての登録操作として正常に行われなかったと判定することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の発明に係るPOS端末装置であって、前記登録手段による登録が終了する前の商品を貯留すべき第1貯留スペースをさらに備え、前記監視手段は、前記第1貯留スペースにおける商品を監視することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明に係るPOS端末装置であって、前記登録手段による登録が終了した商品を貯留すべき第2貯留スペースをさらに備え、前記監視手段は、前記第2貯留スペースにおける商品を監視することを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの発明に係るPOS端末装置であって、前記監視手段は商品を撮像する撮像カメラを備え、前記撮像カメラによって撮像された画像に基づいて商品を監視することを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかの発明に係るPOS端末装置であって、前記監視手段は物体を光学的に検出する対物センサを備え、前記対物センサによって物体が検出されたことに基づいて商品を監視することを特徴とする。
また、請求項7の発明は、請求項1または2の発明に係るPOS端末装置であって、前記登録手段による登録が終了する前の商品を貯留すべき第1貯留スペースと、前記登録手段による登録が終了した商品を貯留すべき第2貯留スペースとをさらに備え、前記監視手段は、前記第1貯留スペースに貯留された商品からの光を受光する第1受光手段と、前記第2貯留スペースに貯留された商品からの光を受光する第2受光手段と、前記第1受光手段による監視結果と前記第2受光手段による監視結果とを照合する照合手段とを備えることを特徴とする。
また、請求項8の発明は、請求項7の発明に係るPOS端末装置であって、前記第1受光手段および前記第2受光手段は被写体を撮像する撮像カメラであることを特徴とする。
また、請求項9の発明は、請求項7の発明に係るPOS端末装置であって、前記第1受光手段および前記第2受光手段は受光した光の光量分布を出力するカラーセンサであることを特徴とする。
請求項1ないし9に記載の発明は、商品を光学的に監視する監視手段と、監視手段の監視結果に基づいて、登録手段に対して操作者による登録操作が正常に行われたか否かを判定する判定手段とを備えることにより、商品の重量に基づいて商品を監視する場合に比べて、簡易な構成で、かつ、操作者に特別の操作を要求することなく、登録操作の異常を検出できる。
請求項2に記載の発明は、操作者が登録手段に対して商品を登録するために行う操作を監視することにより商品を監視し、監視手段によって商品を登録するために行う操作が検出され、かつ、登録手段による登録が行われなかった場合に、商品を登録するために行った操作が商品についての登録操作として正常に行われなかったと判定することにより、早い段階で判定結果を得ることができるので、例えば、商品が後カゴに投入される前に判定することができる。
請求項3に記載の発明は、第1貯留スペースにおける商品を監視することにより、商品が登録操作を行うために取り出されたことを検出できる。
請求項4に記載の発明は、第2貯留スペースにおける商品を監視することにより、登録が終了したとみなされる商品が増加したことを検出できる。
請求項5に記載の発明は、監視手段は商品を撮像する撮像カメラを備え、撮像カメラによって撮像された画像に基づいて商品を監視することにより、監視精度が向上する。
請求項6に記載の発明は、監視手段は物体を光学的に検出する対物センサを備え、対物センサによって物体が検出されたことに基づいて商品を監視することにより、簡易な構成で実現できる。
請求項7に記載の発明は、第1受光手段による監視結果と第2受光手段による監視結果とを照合する照合手段を備えることにより、登録操作された商品の一致性についても検証できる。したがって、判定精度が向上する。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付の図面を参照しつつ、詳細に説明する。
<1. 第1の実施の形態>
図1は、第1の実施の形態におけるPOS端末装置1を示す斜視図である。また、図2は、第1の実施の形態におけるPOS端末装置1の正面図である。
なお、図1および図2において、図示および説明の都合上、Z軸方向が鉛直方向を表し、XY平面が水平面を表すものとして定義する。ただし、これらの方向は位置関係を把握するために便宜上定義するものであって、以下に説明する各方向を限定するものではない。以下の各図についても同様である。
図1および図2に示すように、POS端末装置1は、台座部2およびレジ部3を備えており、これらが互いに組み合わさって一体構造物を形成している。詳細は後述するが、本実施の形態におけるPOS端末装置1は、顧客によって購入される商品の売価を積算する装置として構成されている。
なお、以下の説明において、店員によって操作されることを想定して設定されるPOS端末装置1の動作モードを「接客モード」と称し、顧客によって操作されることを想定して設定されるPOS端末装置1の動作モードを「セルフモード」と称する。
台座部2は、筐体20と一対の載置台21,22とを備えている。台座部2は、店舗内の床面に対してレジ部3を支持する機能を有しており、いわゆる接客用のカウンターを形成している。
筐体20はレジ袋や割り箸といった小物類を収納しておくのに便利な複数の引き出しを備えている。これらの引き出しは必要に応じて、筐体20の内部から(+Y)方向に引き出すことが可能である。また、筐体20の上部には、図2に示すように、レジ部3が取り付けられている。
台座部2のX軸方向の両端部に設けられている載置台21,22には、精算に係る商品が載置される。顧客は店舗内を巡回しつつ、陳列されている商品(販売に供されている商品)の中から購入しようとする商品を選択して買い物カゴに投入する。そして商品の選択が終了すると、顧客は、当該商品が投入された買い物カゴを台座部2の載置台21(または載置台22)に置き、商品の購入代金を支払う。すなわち、顧客が購入しようとする商品は、通常、買い物カゴに投入された状態で載置台21(または載置台22)に載置される。
本実施の形態では、POS端末装置1に登録される前の商品は載置台21に載置され、POS端末装置に登録された後の商品は載置台22に載置されるものとして以下の説明を行う。すなわち、載置台21が登録が終了する前の商品を貯留すべき第1貯留スペースに相当し、載置台22が登録が終了した商品を貯留すべき第2貯留スペースに相当する例で説明する。ただし、載置台21,22のうちのいずれに登録される前の商品が載置されるかは、店舗内のレイアウトに応じて適宜決定されるべき事項である。
レジ部3は、収納部30、ボタン群31、ディスプレイ32、スキャナ33、カードリーダ34、電子マネー読取部35、プリンタ36およびカメラ37,38を備えている。
図1において収納部30の(+Y)側の面には、硬貨収受部300および紙幣収受部301が設けられている。硬貨収受部300は、顧客から受領した硬貨を収納部30の内部に収納するための投入口、および、顧客に対して釣り銭としての硬貨を払い出す受け皿から構成されている。また、紙幣収受部301は、顧客から受領した紙幣を収納部30の内部に収納するとともに、顧客に対して釣り銭としての紙幣を払い出す機能を有している。
詳細は図示していないが、ボタン群31は複数のキー(操作ボタン)を備えている。本実施の形態におけるボタン群31は、POS端末装置1の基本設定等を変更するために操作される。すなわち、ボタン群31は、店舗側の操作者(作業者または店員等であって顧客ではない者)にのみ操作を許可すべきであり、本実施の形態におけるPOS端末装置1では、接客モードにおいてボタン群31が有効に設定され、セルフモードにおいてボタン群31が無効に設定される。
ディスプレイ32は、タッチパネル式の液晶パネルであって、制御部10による制御に従って各種情報を画面に表示するだけでなく、所定の画像が表示された画面に操作者が触れることによって、操作者が所定の画像に割り当てられた情報を入力できるように構成されている。ディスプレイ32から入力される情報としては、例えば、青果物のように、後述するバーコードを添付することが困難な商品に関する商品情報(識別コードや売価等)がある。
ディスプレイ32によって取得された商品情報は、制御部10に伝達され、当該商品情報に係る商品(当該商品情報に含まれる識別コードによって示される商品)がPOS端末装置1に登録される。すなわち、ディスプレイ32は、操作者による、表示された画像に触れる操作(以下、「タッチ操作」と称する)に従って顧客に購入される商品を登録することが可能である。
スキャナ33は、個々の商品に添付されている画像(バーコード)を読み取って商品情報を取得する。店舗で扱う個々の商品には、それぞれバーコードが印字されるか、あるいはバーコードが印字されたラベルが貼付されている。
バーコードから読み取られた商品情報には、当該バーコードが添付されている商品を個々に識別するための識別コードが含まれている。したがって、POS端末装置1は、この識別コードを検索キーとして、当該識別コードによって示される商品に関する様々な情報(商品名や売価等)を検索できるように構成されている。本実施の形態におけるPOS端末装置1は、ネットワークを介して接続されているストアコントローラ(図示せず)に格納された商品マスタ(商品データベース)を参照することにより、検索を行い、各商品の売価情報を取得する。
スキャナ33によって取得された商品情報は、ディスプレイ32によって取得された商品情報と同様に、制御部10に伝達され、当該商品情報に係る商品がPOS端末装置1に登録される。すなわち、スキャナ33は、操作者による、スキャナ33に商品をかざす操作(以下、「スキャン操作」と称する)に従って顧客に購入される商品を登録することが可能である。
なお、商品マスタはPOS端末装置1に格納されていてもよい。また、商品に添付されているバーコードから取得される商品情報は識別コードに限定されるものではなく、商品の売価を示す情報やチェックデジット等が含まれていてもよい。
カードリーダ34は、顧客が持参するカード(会員カードやポイントカード、クレジットカード等)から情報を読み取る。また、電子マネー読取部35は、顧客が所持する電子マネー端末から、当該顧客が購入した商品の代金を引き落とすことにより、電子決済を実現するための機能を有している。さらに、プリンタ36は、購入商品や売価のリストおよび合計金額(積算額)等を印字してレシートを発行する機能を備えている。
カメラ37,38は、いずれもCCDなどの受光素子を備えた一般的なデジタルカメラであり、撮像範囲の被写体を所定の時間間隔で撮像する機能を有している。カメラ37,38によって撮像された画像は制御部10に伝達される。
図1および図2に示す状態におけるカメラ37の撮像範囲は、載置台21に載置された商品を含むように設定されており、第1貯留スペースにおける商品を監視する。一方、カメラ38の撮像範囲は、載置台22に載置された商品を含むように設定されており、第2貯留スペースにおける商品を監視する。
なお、詳細な説明は省略するが、POS端末装置1はレジ部3が台座部2に対して回転(Z軸方向を中心とした回転)するように構成されている。そして、POS端末装置1は、接客モードにおいては図1および図2に示す向きで使用されるが、セルフモードではレジ部3が180°回転した状態で使用される(これによりディスプレイ32等が顧客の方向を向く)。したがって、セルフモードではカメラ37の撮像範囲は、載置台22に載置された商品を含むように設定され、第2貯留スペースにおける商品を監視することとなる。一方、カメラ38の撮像範囲は、載置台21に載置された商品を含むように設定され、第1貯留スペースにおける商品を監視することとなる。特に断らない限り、以下の説明では接客モードにおける配置(図1,2の配置)にあるものとして説明する。
図3は、第1の実施の形態におけるPOS端末装置1のバス配線図である。図3に示すように、制御部10は、主にプログラム120に従って動作することにより各種データの演算を行うCPU11、プログラム120や監視データ121等の各種データを記憶する記憶部12、図示しない外部の端末装置(商品データベース等を有するストアコントローラ)等との間でネットワークを介してデータ通信を行う通信部13を備えている。
図4は、第1の実施の形態におけるPOS端末装置1の機能ブロックをデータの流れとともに示す図である。図4に示す検出部110、演算部111および判定部112は、CPU11がプログラム120に従って動作することにより実現される機能ブロックである。
検出部110は、カメラ37によって撮像された画像に基づいて載置台21(第1貯留スペース)から商品が取り出されたことを検出するとともに、カメラ38によって撮像された画像に基づいて載置台22(第2貯留スペース)に商品が載置されたことを検出する。すなわち、検出部110は、カメラ37が所定の時間間隔で撮像した画像を比較して、載置台21から操作者が商品を取り出す操作(動作)を検出し、第1貯留スペースにおける商品を光学的に監視する。また、カメラ38が所定の時間間隔で撮像した画像を比較して、載置台22に操作者が商品を載置する操作(動作)を検出し、第2貯留スペースにおける商品を光学的に監視する機能を有する。なお、所定の時間間隔で撮像した2つの画像の差分のみならず、差分に対する画像認識処理を行うことにより操作を検出するように構成してもよい。
さらに、検出部110は、検出結果に基づいて監視データ121を作成(あるいは更新)し、記憶部12に記憶させる。本実施の形態における監視データ121は、第1貯留スペースにおける商品の監視結果を取出フラグの値において、「0(未検出:商品を取り出す操作が行われていない)」または「1(検出:商品を取り出す操作が行われた)」のいずれかで示す。また、同様に、第2貯留スペースにおける商品の監視結果を載置フラグの値において、「0(未検出:商品が載置される操作が行われていない)」または「1(検出:商品が載置される操作が行われた)」のいずれかで示す。
演算部111は、ディスプレイ32またはスキャナ33から伝達される商品情報に基づいて、精算データ122を作成することにより、当該商品情報に係る商品をPOS端末装置1に登録する。すなわち、ディスプレイ32、スキャナ33および演算部111が、主に本発明における登録手段に相当する。
より詳しくは、演算部111は、ディスプレイ32またはスキャナ33から商品情報が伝達されたときに、精算データ122に新たなレコードを作成する。そして、伝達された商品情報に含まれる商品の識別コードを、作成した新たなレコードに格納することによって、当該識別コードで示される商品をPOS端末装置1に登録する。したがって、精算データ122には、POS端末装置1に登録された商品(購入される商品)のリストが少なくとも含まれる。
また、演算部111は、商品情報に含まれる商品の識別コードを精算データ122の新たなレコードに格納する際に、当該識別コードによって示される商品がPOS端末装置1に登録されたことを登録通知により判定部112に伝達する。
POS端末装置1の操作者が、ディスプレイ32またはスキャナ33に対して正常な登録操作(正常と認識される操作、具体的にはタッチ操作またはスキャン操作)を行わない限り、ディスプレイ32またはスキャナ33から商品情報が演算部111に伝達されることはなく、商品がPOS端末装置1に登録されることもない。したがって、演算部111に商品情報が伝達され、演算部111から判定部112に対して登録通知が伝達されたということは、ディスプレイ32またはスキャナ33に対して正常な登録操作が行われたことを示している。
また、演算部111は、ディスプレイ32またはスキャナ33から伝達される商品情報に商品の売価情報が含まれている場合は、当該商品の売価情報を当該商品の識別コードによって示される精算データ122のレコードに格納する。一方、当該商品情報に売価情報が含まれていない場合には、当該商品情報に含まれる識別コードに基づいて、通信部13を介して外部のストアコントローラから当該商品の売価情報を検索して取得し、取得した当該商品の売価情報を当該商品の識別コードによって示される精算データ122のレコードに格納する。
さらに、演算部111は、精算データ122に新たな売価情報を格納するたびに、売価情報の積算額を新たに求め、精算データ122を更新する。すなわち、精算データ122には、その時点までにPOS端末装置1に登録された商品の売価が積算された値(積算額)が少なくとも含まれる。
このように、POS端末装置1は、演算部111によって、登録された商品(顧客に購入される商品)の売価を積算する。なお、演算部111によって作成され更新される精算データ122は、必要に応じてディスプレイ32に表示される。また、精算が終了したときに精算データ122はプリンタ36に伝達され、レシートが発行される。
判定部112は、監視データ121と、演算部111から伝達される登録通知とに基づいて、ディスプレイ32またはスキャナ33に対する操作者による登録操作(タッチ操作またはスキャン操作)が正常に行われたか否かを判定する。判定部112による判定結果は、判定データ123として記憶部12に記憶され、適宜、ディスプレイ32に表示(出力)される。
詳細は図4に図示していないが、判定部112は演算部111から登録通知があると、登録フラグの値を更新する。登録フラグは、商品がPOS端末装置1に登録されたことを、「0(未検出:登録操作が行われていない)」または「1(検出:登録操作が行われた)」のいずれかの値で示す。
なお、判定部112は、登録フラグおよび監視データ121の取出フラグおよび載置フラグを参照したとき等において、適宜、それらの値を「0」にリセットする機能を有している。
以上が第1の実施の形態におけるPOS端末装置1の構成および機能の説明である。なお、図4において詳細を省略しているが、POS端末装置1のCPU11は、「セルフモード」と「接客モード」との間で、POS端末装置1の動作モードを切り替え、設定データとして設定する機能を有している。例えば、本実施の形態におけるCPU11は、動作モードが接客モードの間はボタン群31についての操作を有効とする一方で、動作モードがセルフモードの間はボタン群31についての操作を無効とする。
次に、POS端末装置1の動作を簡単に説明する。
図5は、第1の実施の形態におけるPOS端末装置1の動作を示す流れ図である。なお、特に断らない限り、図5に示す処理は、POS端末装置1の制御部10によって実行される。また、図5では、商品の売価を積算する処理については省略している。
図5に示す処理が開始されると、POS端末装置1は、所定の初期設定を実行した後、操作者によって1の顧客に対する精算開始が指示されるまで待機状態となる(ステップS1)。なお、この初期設定のときに、登録フラグ、取出フラグおよび載置フラグの値は「0」にリセットされる。また、この待機状態において、セルフモードと接客モードとの切替等の処理も実行されるが説明は省略する。
顧客によって購入される商品が投入された買い物カゴ(以下、「先カゴ」と称する)が載置台21に載置され、載置台22に未だ商品が投入されていない買い物カゴ(以下、「後カゴ」と称する)が準備(載置)されると、操作者はPOS端末装置1に対して精算開始を指示する。
この指示により、制御部10はステップS1においてYesと判定し、ディスプレイ32およびスキャナ33は操作者が商品を登録するために行う操作を受け付けることが可能な状態となり、演算部111から判定部112に対して登録通知が伝達され得る状態となる。また、カメラ37,38による撮像が開始され、検出部110による監視データ121の作成および更新が開始される。
ステップS1においてYesと判定すると、判定部112が取出フラグおよび載置フラグを監視し(ステップS2,S3)、制御部10が精算終了を監視する(ステップS4)状態となる。この状態を、説明の便宜上、POS端末装置1における「登録待機状態」と称する。
登録待機状態において、判定部112が取出フラグが「1」となっていることを検出すると、判定部112はステップS2においてYesと判定する。このとき、判定部112は、取出フラグ、載置フラグおよび登録フラグの値を「0」にリセットする。ただし、本実施の形態におけるPOS端末装置1では、ステップS2においてYesと判定される場合、載置フラグの値は必ず「0」であるため、改めてリセットしなくてもよい。
先述のように、カメラ37によって第1スペースが撮像された画像に基づいて、第1スペースから商品が取り出されたと検出部110が判断したときに、取出フラグの値が「1」に書き換えられる。すなわち、ステップS2においてYesと判定されたということは、先カゴ(顧客によって購入される商品のうち未だPOS端末装置1に登録されていない商品が投入されている買い物カゴ)から商品が取り出されたことを意味する。
ステップS2においてYesと判定すると判定部112は登録フラグ、載置フラグおよび取出フラグの値を監視する状態となり(ステップS5,S6,S7)、制御部10は精算終了を監視する(ステップS8)状態となる。この状態を、説明の便宜上、POS端末装置1における「登録確認状態」と称する。
登録確認状態において、登録フラグの値が「1」となると、判定部112がステップS5においてYesと判定する。先述のように、登録フラグの値は演算部111から判定部112に登録通知が伝達されたときに「1」となる。すなわち、ステップS2でYesと判定した後(登録確認状態となるとき)に、一旦「0」にリセットされた登録フラグの値が、「1」になっていることは、登録確認状態において商品がPOS端末装置1に登録されたことを意味する。
したがって、ステップS5においてYesと判定した場合、判定部112は先カゴから取り出された商品が正常にPOS端末装置1に登録されたとみなして、商品を登録するために行う操作が正常であったと判定し、次の商品についての登録待機状態に戻る。なお、このとき、判定部112は登録フラグの値を「0」にリセットせずに登録待機状態に戻る(詳細は後述する)。
登録確認状態において、載置フラグの値が「1」となると、判定部112がステップS6においてYesと判定する。また、このとき、判定部112は、載置フラグの値を「0」にリセットする。
先述のように、カメラ38によって第2スペースが撮像された画像に基づいて、第2スペースに商品が載置されたと検出部110が判断したときに、載置フラグの値が「1」に書き換えられる。すなわち、ステップS6においてYesと判定されたということは、後カゴ(顧客によって購入される商品のうちPOS端末装置1に登録された商品が投入されている買い物カゴ)に商品が投入されたことを意味する。
すなわち、登録確認状態のときに、ステップS5においてYesと判定されることなく、ステップS6においてYesと判定されることは、先カゴから取り出された商品が、登録されることなく、後カゴに投入されたことを意味する。したがって、ステップS6においてYesと判定すると、判定部112は、操作者による商品を登録するための操作が不適切であった(正常でなかった)と判断し、エラーを示す判定データ123を作成する。
これによりPOS端末装置1は回復処理(ステップS9)を実行する。なお、回復処理とは、ディスプレイ32に判定データ123を表示する処理である。ただし、例えば、精算に関する処理を停止して、操作者に警告する処理等が行われてもよい。この場合、操作者は警告のあったPOS端末装置1に対して回復を指示し、これにより状態が回復されたPOS端末装置1は、再び、登録待機状態に戻る。
このように、POS端末装置1は、商品が先カゴから取り出されたにもかかわらず、登録が行われないまま後カゴに投入されたことを検出することができる。したがって、その間に、登録操作が正常に行われなかったことを検出できる。
また、登録確認状態において、取出フラグの値が「1」となると、判定部112がステップS7においてYesと判定する。また、このとき、判定部112は、取出フラグの値を「0」にリセットする。
登録確認状態のときに、ステップS5においてYesと判定されることなく、ステップS7においてYesと判定されることは、先カゴから取り出された商品が登録されることなく、次の商品が先カゴから取り出されたことを意味する。この場合、先に取り出された商品の行方が不明ではあるが、本実施の形態における判定部112は、操作者による商品を登録するための操作が不適切であった(正常でなかった)と判断し、エラーを示す判定データ123を作成する。そして、エラーを示す判定データ123に従って、POS端末装置1は回復処理(ステップS9)を実行する。
このように、POS端末装置1は、商品が先カゴから取り出されたにもかかわらず、登録が行われないまま次の商品が先カゴから取り出されたことを検出することができる。したがって、その間に、登録操作が正常に行われなかったことを検出できる。なお、先に取り出された商品について、登録されることなく後カゴに投入されたが、後カゴへの投入動作が検出部110によって検出できなかった場合もステップS7においてYesと判定される。したがって、このような場合もPOS端末装置1は登録操作が正常に行われなかったことを検出できる。
また、登録確認状態において、精算終了が指示されると、判定部112がステップS8においてYesと判定する。
登録確認状態のときに、ステップS5においてYesと判定されることなく、ステップS8においてYesと判定されることは、先カゴから取り出された商品が登録されることなく、精算処理を終了するように指示されたことを意味する。この場合、取り出された商品の行方が不明ではあるが、本実施の形態における判定部112は、操作者による商品を登録するための操作が不適切であった(正常でなかった)と判断し、エラーを示す判定データ123を作成する。そして、エラーを示す判定データ123に従って、POS端末装置1は回復処理(ステップS9)を実行する。
このように、POS端末装置1は、商品が先カゴから取り出されたにもかかわらず、登録が行われないまま精算処理を終了するよう指示されたことを検出することができる。したがって、その間に、登録操作が正常に行われなかったことを検出できる。
登録待機状態において、載置フラグの値が「1」となると、判定部112がステップS3においてYesと判定する。また、このとき、判定部112は、載置フラグの値を「0」にリセットするとともに、この時点で登録フラグの値が「1」か否かを判定する(ステップS10)。
登録待機状態において載置フラグの値が「1」となる場合とは、次の2つの場合が想定される。1つ目は、監視データ121における取出フラグが「1」とならずに(商品が先カゴから取り出されたことを検出することができずに)、商品が後カゴに投入された場合である。2つ目は、登録確認状態において正常に商品が登録された後(ステップS5においてYesと判定された後)、登録待機状態に戻った場合であって、当該商品の登録後に、当該商品が後カゴに投入されたことを検出部110が検出した場合である。既に説明したように、ステップS5においてYesと判定された場合、判定部112は登録フラグの値を「1」のまま維持している。
したがって、前者および後者のいずれの場合であっても、ステップS10が実行される時点で登録フラグの値が「1」であれば、後カゴに投入された商品については、既に登録操作が正常に行われていたとみなすことができる。したがって、判定部112は、ステップS10においてYesと判定すると、登録フラグの値を「0」にリセットし、商品を登録するために行う操作が正常であったと判定し、次の商品についての登録待機状態に戻る。
一方、ステップS10が実行される時点で登録フラグの値が「0」であれば、必ず前者の場合(取り出し操作の検出ミス)であり、かつ、未だ登録操作が行われていないことを意味する。したがって、判定部112は、ステップS10においてNoと判定すると、商品を登録するために行う操作が正常でなかったと判定し、エラーを示す判定データ123を作成する。これにより、POS端末装置1は回復処理を実行する(ステップS9)。このように、POS端末装置1は、商品を取り出す操作を検出できなかった場合であっても、操作者による商品を登録するための操作が正常に行われたか否かを判定できる。
登録待機状態において、精算終了が指示されると、制御部10はステップS4においてYesと判定する。この場合、POS端末装置1は、1の顧客に対する精算処理を終了し、プリンタ36によってレシートを発行し、ステップS1の処理に戻る。そして、次の顧客に対する精算開始が指示されるまで待機状態となる。
以上のように、第1の実施の形態におけるPOS端末装置1は、商品を光学的に監視するカメラ37,38および検出部110と、監視データ121に基づいて操作者による登録操作が正常に行われたか否かを判定する判定部112と、判定データ123を出力するディスプレイ32とを備えることにより、商品の登録操作が行われるべき状況を検出するとともに、その状況においても商品の登録操作が行われなかったことを検出することによって、操作者による商品を登録するための操作が正常に行われなかったことを検出することができる。したがって、商品の重量に基づいて商品を監視する場合に比べて、簡易な構成で、かつ、操作者に特別の操作を要求することなく、登録操作の異常を検出できる。
また、登録が終了する前の商品を貯留すべき載置台21(第1貯留スペース)をさらに備え、カメラ37によって載置台21における商品を監視することにより、商品が登録操作を行うために取り出されたことを検出できる。すなわち、登録するための操作が行われるべき状況を的確に検出でき、精度が向上する。
また、登録が終了した商品を貯留すべき載置台22(第2貯留スペース)をさらに備え、カメラ38によって載置台22における商品を監視することにより、登録が終了したとみなされる商品が増加したことを検出できる。すなわち、登録するための操作が行われるべき状況を的確に検出でき、精度が向上する。
また、商品を撮像するカメラ37,38を備え、カメラ37,38によって撮像された画像に基づいて商品を監視することにより、監視精度が向上する。
さらに、前カゴおよび後ろカゴにおける商品を監視することにより、例えば、スキャナ33にバーコードをスキャンさせるための操作をすることなく、商品を後ろカゴに投入した場合等も不適切な操作として検出することができる。すなわち、操作者による操作が正確でなかった場合のみならず、操作自体を忘れた場合も検出できる。
なお、本実施の形態におけるPOS端末装置1は、2つのカメラ37,38を備えており、第1貯留スペース(載置台21)および第2貯留スペース(載置台22)の両方における商品(買い物カゴに投入された商品)を監視するように構成されている。しかし、これらのカメラ37,38のうちのいずれか一方のみを備えた構成であってもよい。例えば、カメラ37によって載置台21に載置された買い物カゴから商品が取り出されたことを検出し、商品の取り出しがあってから所定の時間以内にPOS端末装置1に何らかの商品が登録されなかった場合に、登録操作が不適切であったと判定するように構成してもよい。あるいは、カメラ38のみで実現する場合は、載置台22に載置された買い物カゴに商品が投入されたことを検出し、前回の投入から今回の投入までの間に商品の登録が行われなかった場合に、登録操作が不適切であったと判定するように構成してもよい。
また、例えば、赤外線等を用いた対物センサを第1貯留スペース(載置台21)および第2貯留スペース(載置台22)における商品を監視するように設置し、対物センサによって載置台21(載置台22)上の新たな物体(操作者の手など)を検出したときにカメラ37,38による撮像を実行し、撮像された画像に対する画像認識により商品を取り出したか(商品を投入したか)を判定するように構成してもよい。すなわち、カメラ37,38の撮像タイミング(シャッターチャンス)を決定するための構成を別途設けてもよい。このように構成することにより、カメラ37,38による撮像回数および画像データの比較処理(検出部110の演算処理)を抑制することができ、効率のよい判定が可能となる。
<2. 第2の実施の形態>
第1の実施の形態におけるPOS端末装置1は、商品が先カゴから取り出される操作および商品が後カゴに投入される操作を検出することにより、商品をPOS端末装置1に登録するための操作が行われるべき状況を検出するように構成されていた。そして、その状況において、商品の登録が行われていないことを検出することにより、登録操作が正常に行われたか否かを判定するように構成されていた。しかし、操作者が商品を登録するために行う操作そのものを監視することによっても、登録操作が正常に行われたか否かを判定することができる。
図6は、第2の実施の形態におけるPOS端末装置1aを示す斜視図である。
第2の実施の形態におけるPOS端末装置1aは、カメラ37,38の代わりに、対物センサ39,40を備えている点が第1の実施の形態におけるPOS端末装置1と異なっている。なお、第2の実施の形態におけるPOS端末装置1aにおいて、第1の実施の形態におけるPOS端末装置1と同様の機能を有する構成については同符号を付し、適宜、説明を省略する。
対物センサ39,40は、スキャナ33のX軸方向の両側近傍にそれぞれ配置されており、例えば赤外線等を(+Y)方向に照射し、その反射光を受光することにより、受光量を制御部10に出力する機能を有している。
図7は、第2の実施の形態におけるPOS端末装置1aの機能ブロックをデータの流れとともに示す図である。POS端末装置1aは、検出部110aおよび判定部112aを備えている。
検出部110aは、対物センサ39,40からの出力(受光した光量を示す)に基づいて、各対物センサ39,40の(+Y)方向(前方)に物体が存在していることを検出する。より具体的には、第2の実施の形態における検出部110aは、スキャナ33に商品のバーコードを読み取らせる操作(操作者による商品を登録するために行う操作)を検出して、その検出結果を示す監視データ121aを作成(または更新)する。
図6に示すように、対物センサ39はスキャナ33に対して(+X)側(載置台21側)に配置されている。一方、対物センサ40はスキャナ33に対して(−X)側(載置台22側)に配置されている。本実施の形態において、操作者が商品を登録する際の一連の動作を検証すると、先カゴ内の商品(載置台21に載置された商品)を取り出し、スキャナ33に向けてかざしてバーコードを読み取らせてから、後カゴに当該商品を投入する(載置台22に載置される)動作となる。
したがって、検出部110aは、スキャナ33に対して載置台21側に配置されている対物センサ39において物体を検出してから、載置台22側に配置されている対物センサ40において物体を検出したときに、操作者による商品を登録するために行う操作が行われたと判定し、監視データ121aを作成する。より詳しくは、監視データ121aの操作検出フラグの値を「1」に書き換える。
このように、第2の実施の形態におけるPOS端末装置1aは、2つの対物センサ39,40を備え、それぞれがスキャナ33のX軸方向の両側近傍に配置されていることによって、1つの対物センサによって構成される場合に比べて、より正確に、操作者による商品を登録するために行う操作を検出できる。例えば、操作者の腕(物体として検出される)が後カゴに商品を投入した後に次の商品を取り出すために載置台22側から載置台21側に移動することにより対物センサ39,40の(+Y)方向を横切ったとしても、これを検出部110aが誤検出することはない。
なお、精算処理を行っている間、スキャナ33の(+Y)方向には、操作者が立つことになる。したがって、操作者の他の動きを誤検出しないためには、対物センサ39,40の検出レンジは比較的短く(例えば収納部30の上方周辺等に)設定されることが好ましい。
判定部112aは、1の顧客に対する精算処理が行われている間、監視データ121aにおける操作検出フラグの値を監視している。そして、操作検出フラグの値が「1」となったときに、操作検出フラグの値を「0」にリセットするとともに、登録フラグの値が「1」となっているかを確認する。登録フラグの値を確認した時点で登録フラグの値が「1」でなかった場合には、商品を登録するために行う操作が行われたにも関わらず、当該商品が登録されなかった(登録操作が正常に行われなかった)と判定し、エラーを示す判定データ123を作成する。
以上のように、第2の実施の形態におけるPOS端末装置1aは、操作者が商品を登録するために行う操作を対物センサ39,40および検出部110aによって監視することにより当該商品を監視する。そして、第2の実施の形態における判定部112aは、操作者が商品を登録するために行う操作が検出され、かつ、登録が行われなかった場合に、当該商品を登録するために行った操作が当該商品についての登録操作として正常に行われなかったと判定することにより、第1の実施の形態におけるPOS端末装置1と同様の効果を得ることができる。
また、POS端末装置1aでは、商品を後カゴに投入する前に登録動作が不適切であったことが検出される(1の商品について処理を行っている流れの中で、第1の実施の形態よりも早いタイミングで判定データ123を得ることができる)ので、登録に失敗した商品を後ろカゴから取り出して、再度、登録操作を行わなければならない場合に比べて操作者の負担が軽減される。
なお、第2の実施の形態におけるPOS端末装置1aでは、商品を光学的に監視する構成として対物センサ39,40を例に説明した。しかし、商品のバーコードをスキャナ33に読み取らせる操作が行われたか否かを検出する構成としては、当該操作を撮像するカメラを用いて、画像認識により検出する構成としてもよい。
<3. 第3の実施の形態>
第1の実施の形態におけるPOS端末装置1は、先カゴから商品が取り出される操作と、後カゴに商品が投入される操作とを、それぞれカメラ37およびカメラ38によって撮像される画像に基づいてそれぞれ独立して検出すると説明した。しかしながら、第1貯留スペースにおける商品の監視状況と、第2貯留スペースにおける商品の監視状況とを照合することによって、さらに検出精度を向上させることが可能である。
図8は、第3の実施の形態におけるPOS端末装置1bの正面図である。第3の実施の形態におけるPOS端末装置1bは、カメラ37,38の代わりに、カメラ37a,38aを備えている点が第1の実施の形態におけるPOS端末装置1と異なっている。なお、第3の実施の形態におけるPOS端末装置1bにおいて、第1の実施の形態におけるPOS端末装置1と同様の機能を有する構成については同符号を付し、適宜、説明を省略する。
カメラ37a,38bは、いずれも図示しないスタンドを介してPOS端末装置1bに固設されており、所定の時間間隔で撮像を行い、画像を制御部10に伝達する。
カメラ37aは、第1貯留スペースである載置台21の上方に配置され、下方である載置台21上を撮像範囲としている。すなわち、カメラ37aは、載置台21に載置された先カゴを上方から撮像するように配置されている。
カメラ38aは、第2貯留スペースである載置台22の上方に配置され、下方である載置台22上を撮像範囲としている。すなわち、カメラ38aは、載置台22に載置された後カゴを上方から撮像するように配置されている。
図9は、第3の実施の形態におけるPOS端末装置1bの機能ブロックをデータの流れとともに示す図である。図9に示すように、POS端末装置1bは、機能ブロックとしての検出部110b、判定部112bおよび照合部113を有している。
検出部110bは、カメラ37a,38aによって撮像される画像に基づいて、第1の実施の形態における検出部110と同様の手順により監視データ121を作成する。
また、検出部110bは、先カゴから取り出された商品を示す第1画像データ124を作成する機能と、後カゴに投入された商品を示す第2画像データ125を作成する機能とを有している。
先述のように、検出部110bは、カメラ37aによって撮像される2つの画像(所定の時間間隔で撮像された画像)を比較して、その差分の画像に基づいて先カゴから商品が取り出されたことを検出する。商品が取り出されたと判定されるとき、カメラ37aによって撮像された2つの画像のうちの後者には、操作者の手によって商品が先カゴから取り出される様子が撮像されているはずである。そこで先カゴから商品が取り出されたと判定した場合、検出部110bは、操作者の手と認識される物によって所持されている商品の画像を後者の画像から抽出して、第1画像データ124とする。すなわち、第1画像データ124はカメラ37aによる商品の監視結果を示すものである。
同様に、後カゴに商品が投入されたと判定した場合、検出部110bは、操作者の手と認識される物によって所持されている商品の画像を、カメラ38aによって撮像された2つの画像のうちの後者の画像から抽出して、第2画像データ125とする。すなわち、第2画像データ125はカメラ38aによる商品の監視結果を示すものである。
照合部113は、判定部112bからの要求に従って、第1画像データ124と第2画像データ125との比較を実行し、第1画像データ124に撮像されている商品と第2画像データ125に撮像されている商品との照合を行う。そして、その照合結果を照合フラグの値として判定部112bに伝達する。なお、本実施の形態では、照合フラグの値が「0」のとき照合結果が不一致であることを意味し、照合フラグの値が「1」のとき照合結果が一致であることを意味するものとする。
判定部112bは、所定のタイミング(例えば、図5に示すステップS10においてYesと判定したタイミング等)において、照合部113に、照合フラグの値を要求する。そして、その時点で照合フラグの値が「0」の場合はエラーを示す判定データ123を作成する。
このように、照合部113が、先カゴから取り出された商品と、後カゴに投入された商品との一致性を画像の照合により検証することにより、POS端末装置1bの判定部112bの判定精度が向上する。すなわち、先カゴから取り出された商品と異なる商品が後カゴに投入されたことを、登録操作の異常として検出できる。
なお、撮像された画像に基づいて個々の商品を完全に特定することは、カメラ37a,38aの解像度やCPU11の負荷増大等の面で問題がある。しかしながら、POS端末装置1bでは、商品を撮像した画像に基づいて当該商品を登録するものではないので、個々の商品を完全に特定するほどの精度は必要ない。例えば、夏みかんとグレープフルーツとを厳密に見分けるような精度は必要なく、黄色い丸い形状の商品が先カゴから取り出されたときに、同じく、黄色い丸い形状の商品が後カゴに投入されたという程度の一致性が確認できれば充分な効果を得ることができる。したがって、例えば、カメラ37a,38aの代わりに、簡易な構成のカラーセンサを用いても実現できる。
以上のように、第3の実施の形態におけるPOS端末装置1bは、第1の実施の形態におけるPOS端末装置1と同様の効果を得ることができる。
また、カメラ37aによる監視結果とカメラ38aによる監視結果とを照合する照合部113を備えることにより、登録操作された商品の一致性についても検証できる。したがって、単に、登録が行われたか否かを判定する場合に比べて、判定精度が向上する。
なお、照合部113は、精算データ122を参照して、実際に登録された商品を特定し、当該商品の外見上の特徴(色や形)を商品マスタから取得して、第1画像データ124または第2画像データ125に撮像されている商品の特徴と比較するようにしてもよい。このように比較対象を増やすことによってマッチングの精度を向上することができるとともに、例えば、商品を取り出す操作または商品を投入する操作のいずれか一方しか検出できなかった場合(第1画像データ124または第2画像データ125のいずれか一方しか作成されない場合)にも、商品の特徴を照合することができる。
また、第3の実施の形態におけるPOS端末装置1bに、第2の実施の形態におけるPOS端末装置1aの対物センサ39,40に相当する構成を設け、いわゆる多重検出を行うようにしてもよい。これによってさらに精度向上が期待できる。
<4. 変形例>
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく様々な変形が可能である。
例えば、上記実施の形態において示した機能ブロックは、CPU11がプログラム120に従って動作することにより実現されると説明したが、それらの機能の一部または全部を専用の論理回路(ハードウエア)によって実現するように構成してもよい。
また、上記実施の形態に示した各工程(ステップ)は、あくまでも例示であって、例えば、図5に示す内容および順序に限定されるものではない。特に、どの程度厳密な検出を行うかは、誤報の増大とのトレードオフの関係にあるため、POS端末装置に要求される限度に応じて、判定基準や手順等を変更してもよい。
第1の実施の形態におけるPOS端末装置を示す斜視図である。 第1の実施の形態におけるPOS端末装置の正面図である。 第1の実施の形態におけるPOS端末装置のバス配線図である。 第1の実施の形態におけるPOS端末装置の機能ブロックをデータの流れとともに示す図である。 第1の実施の形態におけるPOS端末装置の動作を示す流れ図である。 第2の実施の形態におけるPOS端末装置を示す斜視図である。 第2の実施の形態におけるPOS端末装置の機能ブロックをデータの流れとともに示す図である。 第3の実施の形態におけるPOS端末装置の正面図である。 第3の実施の形態におけるPOS端末装置の機能ブロックをデータの流れとともに示す図である。
符号の説明
1,1a,1b POS端末装置
10 制御部
11 CPU
110,110a,110b 検出部
111 演算部
112,112a,112b 判定部
113 照合部
12 記憶部
120 プログラム
121,121a 監視データ
122 精算データ
123 判定データ
124 第1画像データ
125 第2画像データ
13 通信部
21,22 載置台
31 ボタン群
32 ディスプレイ
33 スキャナ
34 カードリーダ
35 電子マネー読取部
36 プリンタ
37,37a,38,38a カメラ
39,40 対物センサ

Claims (9)

  1. 顧客に購入される商品の売価を積算するPOS端末装置であって、
    操作者による登録操作に従って顧客に購入される商品を登録する登録手段と、
    商品を光学的に監視する監視手段と、
    前記監視手段の監視結果に基づいて、前記登録手段に対して操作者による登録操作が正常に行われたか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段による判定結果を出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とするPOS端末装置。
  2. 請求項1に記載のPOS端末装置であって、
    前記監視手段は、操作者が前記登録手段に対して商品を登録するために行う操作を監視することにより前記商品を監視し、
    前記判定手段は、前記監視手段によって商品を登録するために行う操作が検出され、かつ、前記登録手段による登録が行われなかった場合に、前記商品を登録するために行った操作が前記商品についての登録操作として正常に行われなかったと判定することを特徴とするPOS端末装置。
  3. 請求項1または2に記載のPOS端末装置であって、
    前記登録手段による登録が終了する前の商品を貯留すべき第1貯留スペースをさらに備え、
    前記監視手段は、前記第1貯留スペースにおける商品を監視することを特徴とするPOS端末装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載のPOS端末装置であって、
    前記登録手段による登録が終了した商品を貯留すべき第2貯留スペースをさらに備え、
    前記監視手段は、前記第2貯留スペースにおける商品を監視することを特徴とするPOS端末装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載のPOS端末装置であって、
    前記監視手段は商品を撮像する撮像カメラを備え、
    前記撮像カメラによって撮像された画像に基づいて商品を監視することを特徴とするPOS端末装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれかに記載のPOS端末装置であって、
    前記監視手段は物体を光学的に検出する対物センサを備え、
    前記対物センサによって物体が検出されたことに基づいて商品を監視することを特徴とするPOS端末装置。
  7. 請求項1または2に記載のPOS端末装置であって、
    前記登録手段による登録が終了する前の商品を貯留すべき第1貯留スペースと、
    前記登録手段による登録が終了した商品を貯留すべき第2貯留スペースと、
    をさらに備え、
    前記監視手段は、
    前記第1貯留スペースに貯留された商品からの光を受光する第1受光手段と、
    前記第2貯留スペースに貯留された商品からの光を受光する第2受光手段と、
    前記第1受光手段による監視結果と前記第2受光手段による監視結果とを照合する照合手段と、
    を備えることを特徴とするPOS端末装置。
  8. 請求項7に記載のPOS端末装置であって、
    前記第1受光手段および前記第2受光手段は被写体を撮像する撮像カメラであることを特徴とするPOS端末装置。
  9. 請求項7に記載のPOS端末装置であって、
    前記第1受光手段および前記第2受光手段は受光した光の光量分布を出力するカラーセンサであることを特徴とするPOS端末装置。
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