JP2010043457A - スライドヒンジ及び収容装置 - Google Patents
スライドヒンジ及び収容装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2010043457A JP2010043457A JP2008207747A JP2008207747A JP2010043457A JP 2010043457 A JP2010043457 A JP 2010043457A JP 2008207747 A JP2008207747 A JP 2008207747A JP 2008207747 A JP2008207747 A JP 2008207747A JP 2010043457 A JP2010043457 A JP 2010043457A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- link
- links
- connecting member
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Hinges (AREA)
Abstract
【解決手段】前面2aに開口部を有する筐体2の側面内面に連結部材28を取り付ける。筐体2の開口部を開閉する扉3の背面3aに筐体側ユニット30を取り付ける。連結部材28と筐体側ユニット30との間には、第1、第2及び第3リンク41,42,43を配置する。連結部材28、筐体側ユニット30、並びに第1、第2及び第3リンク41,42,43とにより平行リンク機構を構成する。これにより、扉3を平行移動させる。
【選択図】図2
Description
この場合、上記連結部材、上記扉側取付部材及び上記第1リンク又は上記第2リンクと平行リンク機構を構成する第3リンクをさらに備え、上記第3リンクの基端部の上記連結部材に対する回転中心が、上記第1及び第2リンクの上記連結部材に対する回転中心と三角形を形成するように配置されていることが望ましい。このように構成した場合には、第1、第2及び第3リンクによる扉に対する支持強度を向上させることができる。
上記第1、第2及び第3リンクがそれぞれの中間部において屈曲させられ、上記第1、第2及び第3リンクの各屈曲部がそれぞれの基端部の回転中心と先端部の回転中心とを結ぶ直線に対して互いに同一側に位置させられていることが望ましい。このように構成した場合には、扉を開位置に移動させたときに第1、第2及び第3リンクが筐体に干渉することを防止することができる。換言すれば、第1、第2及び第3リンクの筐体への干渉を防止することができる分だけ扉を大きく開くことができる。
上記連結部材が、上記第1〜第3リンクの基端部が回転可能に取り付けられる取付板部を有し、上記第1〜第3リンクのうちの二つのリンクが上記取付板部の一方の側に配置され、他の一つのリンクが上記取付板部の他方の側に配置され、上記二つのリンクのうちの一方のリンクが上記取付板部にほぼ接触して配置され、他方のリンクが、上記一方のリンクと干渉することがないよう、上記一方のリンクの厚さと同等以上の厚さを有するスペーサを介して上記取付板部に接触するように配置されていることが望ましい。このように構成した場合には、第1、第2及び第3リンクがそれぞれ回転したときに互いに干渉することを防止することができる。
上記筐体側取付部材と上記連結部材との間には、上記第1〜第3リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする上記連結部材の姿勢を調節する筐体側調節機構が設けられ、上記扉側取付部材が、上記扉に取り付けられる基部と、この基部に取り付けられ、上記第1〜第3リンクの各先端部が回転可能に取り付けられた支持部とを有し、上記基部と上記支持部との間には、上記第1〜第3リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする上記支持部の姿勢を調節する扉側調節機構が設けられていることが望ましい。このように構成した場合には、第1〜第3リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする扉の姿勢を、筐体側調節機構と扉側調節機構との少なくとも一方によって調節することができる。特に、扉側調節機構によって扉の姿勢を調節する場合には、筐体内に収容された物品を取り出すことなく扉の姿勢を調節することができる。
上記筐体側調節機構が、上記連結部材の上記第1〜第3リンクが連結された一端部を、上記連結部材の他端部を中心として回転させることにより、上記連結部材の姿勢を調節することが望ましい。このように構成した場合には、連結部材が回転すると、扉の姿勢が変化するのみならず、連結部材の一端部が扉側取付部材の平行移動方向へ移動する。したがって、扉の平行移動方向に対する取付位置に誤差があった場合には、連結部材を回転させることによって誤差が無くすことができる。しかし、誤差が無くなると同時に扉の姿勢が変化してしまう。そこで、扉の姿勢が変化した分を扉側調節機構によって調節し、扉の姿勢を元の正しい姿勢に戻すことができる。
上記筐体側取付部材と上記連結部材との間には、上記第1及び第2リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする上記連結部材の姿勢を調節する筐体側調節機構が設けられ、上記扉側取付部材が、上記扉に取り付けられる基部と、この基部に取り付けられ、上記第1及び第2リンクの先端部が回転可能に取り付けられた支持部とを有し、上記基部と上記支持部との間には、上記第1及び第2リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする上記支持部の姿勢を調節する扉側調節機構が設けられていることが望ましい。このように構成した場合には、第1及び第2リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする扉の姿勢を、筐体側調節機構と扉側調節機構との少なくとも一方によって調節することができる。特に、扉側調節機構によって扉の姿勢を調節する場合には、筐体内に収容された物品を取り出すことなく扉の姿勢を調節することができる。特にこの場合には、上記筐体側調節機構が、上記連結部材の上記第1及び第2リンクが連結された一端部を、上記連結部材の他端部を中心として回転させることにより、上記連結部材の姿勢を調節することが望ましい。このように構成した場合には、連結部材が回転すると、扉の姿勢が変化するのみならず、連結部材の一端部が扉側取付部材の平行移動方向へ移動する。したがって、扉の平行移動方向に対する取付位置に誤差があった場合には、連結部材を回転させることによって誤差が無くすことができる。しかし、誤差が無くなると同時に扉の姿勢が変化してしまう。そこで、扉の姿勢が変化した分を扉側調節機構によって調節し、扉の姿勢を元の正しい姿勢に戻すことができる。
上記扉側取付部材が上記筐体側取付部材に対して一方向へ平行移動して所定の位置に達すると、上記扉側取付部材が上記一方向へさらに平行移動するように、上記第1リンクを一方向へ回転付勢する回転付勢手段をさらに備えていることが望ましい。このように構成した場合には、例えば一方向を扉の閉方向としたときには、扉を開位置側から閉位置側へ移動させ、扉が閉位置から所定の距離だけ手前の位置まで移動すると、回転付勢手段によって扉を閉位置まで移動させることができる。
上記回転付勢手段が、一端部が上記扉側取付部材に回転可能に連結され、他端部が上記第1リンクの回転に伴って上記一端部を中心として回転するように上記第1リンクに変位可能に連結されたアームと、上記扉側取付部材に設けられたカム部と、上記アームに上記カム部に接近離間する方向へ移動可能に設けられた可動部材と、この可動部材を上記カム部に押圧接触させる付勢部材とを備え、互いに突き当たる上記可動部材及び上記カム部により、上記付勢部材の付勢力が上記第1リンクを上記一方向へ回転させる回転付勢力に変換されることが望ましい。このように構成した場合には、アームを第1リンクと平行に配置するとともに、アームに付勢部材を配置することにより、スライドヒンジの小型化を図ることができる。
上記の問題を解決するために、この発明に係る収容装置は、開口部を有する筐体と、この筐体の開口部を開閉する扉と、この扉を上記筐体にその開口部を閉じた閉位置と上記開口部を開いた開位置との間を移動可能に連結するスライドヒンジとを備え、上記スライドヒンジが、上記筐体の内面に取り付けられた筐体側取付部材、この筐体側取付部材に着脱可能に取り付けられた連結部材、並びに上記扉の背面に取り付けられた扉側取付部材、それぞれの基端部が上記連結部材に回転可能に取り付けられ、それぞれの先端部が上記扉側取付部材に回転可能に取り付けられる第1及び第2リンクを有する収容装置において、上記連結部材、上記扉側取付部材、上記第1リンク及び上記第2リンクにより、平行リンク機構が構成されていることを特徴としている。
この場合、上記連結部材、上記扉側取付部材及び上記第1リンク又は上記第2リンクと平行リンク機構を構成する第3リンクをさらに備え、上記第3リンクの基端部の上記連結部材に対する回転中心が、上記第1及び第2リンクの上記連結部材に対する回転中心と三角形を形成するように配置されていることが望ましい。このように構成した場合には、扉を開位置に移動させたときに第1、第2及び第3リンクが筐体に干渉することを防止することができる。換言すれば、第1、第2及び第3リンクの筐体への干渉を防止することができる分だけ扉を大きく開くことができる。
上記第1〜第3リンクが回転可能に連結される上記連結部材の三つの部分のうちの一つが上記筐体の開口部から外部に突出させられ、上記扉の背面には、上記扉が閉位置及びその近傍に位置しているときに上記連結部材の上記開口部から突出した上記一部が入り込む凹部が形成されていることが望ましい。このように構成した場合には、扉を閉位置に移動させたときに、第1〜第3リンクが筐体内に入り込むが、連結部材の一部を筐体の開口部から外部に突出させた分だけ第1〜第3リンクの筐体内への入り込み深さを小さくすることができ、筐体内の有効に利用することができる空間を広げることができる。また、連結部材の突出した一部が凹部に入り込むから、当該一部が扉に干渉することを防止することができる。
上記第1、第2及び第3リンクがそれぞれの各中間部において屈曲させられ、上記第1、第2及び第3リンクの各屈曲部がそれぞれの基端部の回転中心と先端部の回転中心とを結ぶ直線に対して互いに同一側に位置させられていることが望ましい。このように構成した場合には、扉を開位置に移動させたときに第1、第2及び第3リンクが筐体に干渉することを防止することができる。換言すれば、第1、第2及び第3リンクの筐体への干渉を防止することができる分だけ扉を大きく開くことができる。
上記連結部材が、上記第1〜第3リンクの基端部が回転可能に取り付けられる取付板部を有し、上記第1〜第3リンクのうちの二つのリンクが上記取付板部の一方の側に配置され、他の一つのリンクが上記取付板部の他方の側に配置され、上記二つのリンクのうちの一方のリンクが上記取付板部にほぼ接触して配置され、他方のリンクが、上記一方のリンクと干渉することがないよう、上記一方のリンクの厚さと同等以上の厚さを有するスペーサを介して上記取付板部に接触するように配置されていることが望ましい。このように構成した場合には、第1、第2及び第3リンクがそれぞれ回転したときに互いに干渉することを防止することができる。
上記筐体側取付部材と上記連結部材との間には、上記第1〜第3リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする上記連結部材の姿勢を調節する筐体側調節機構が設けられ、上記扉側取付部材が、上記扉に取り付けられる基部と、この基部に取り付けられ、上記第1〜第3リンクの各先端部が回転可能に取り付けられた支持部とを有し、上記基部と上記支持部との間には、上記第1〜第3リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする上記支持部の姿勢を調節する扉側調節機構が設けられていることが望ましい。このように構成した場合には、第1〜第3リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする扉の姿勢を、筐体側調節機構と扉側調節機構との少なくとも一方によって調節することができる。特に、扉側調節機構によって扉の姿勢を調節する場合には、筐体内に収容された物品を取り出すことなく扉の姿勢を調節することができる。
上記筐体側調節機構が、上記連結部材の上記第1〜第3リンクが連結された一端部を、上記連結部材の他端部を中心として回転させることにより、上記連結部材の姿勢を調節することが望ましい。このように構成した場合には、連結部材が回転すると、扉の姿勢が変化するのみならず、連結部材の一端部が扉側取付部材の平行移動方向へ移動する。したがって、扉の平行移動方向に対する取付位置に誤差があった場合には、連結部材を回転させることによって誤差が無くすことができる。しかし、誤差が無くなると同時に扉の姿勢が変化してしまう。そこで、扉の姿勢が変化した分を扉側調節機構によって調節し、扉の姿勢を元の正しい姿勢に戻すことができる。
上記筐体側取付部材と上記連結部材との間には、上記第1及び第2リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする上記連結部材の姿勢を調節する筐体側調節機構が設けられ、上記扉側取付部材が、上記扉に取り付けられる基部と、この基部に取り付けられ、上記第1及び第2リンクの先端部が回転可能に取り付けられた支持部とを有し、上記基部と上記支持部との間には、上記第1及び第2リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする上記支持部の姿勢を調節する扉側調節機構が設けられていることが望ましい。このように構成した場合には、第1及び第2リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする扉の姿勢を、筐体側調節機構と扉側調節機構との少なくとも一方によって調節することができる。特に、扉側調節機構によって扉の姿勢を調節する場合には、筐体内に収容された物品を取り出すことなく扉の姿勢を調節することができる。特にこの場合には、上記筐体側調節機構が、上記連結部材の上記第1及び第2リンクが連結された一端部を、上記連結部材の他端部を中心として回転させることにより、上記連結部材の姿勢を調節することが望ましい。このように構成した場合には、連結部材が回転すると、扉の姿勢が変化するのみならず、連結部材の一端部が扉側取付部材の平行移動方向へ移動する。したがって、扉の平行移動方向に対する取付位置に誤差があった場合には、連結部材を回転させることによって誤差が無くすことができる。しかし、誤差が無くなると同時に扉の姿勢が変化してしまう。そこで、扉の姿勢が変化した分を扉側調節機構によって調節し、扉の姿勢を元の正しい姿勢に戻すことができる。
上記扉側取付部材が上記筐体側取付部材に対して一方向へ平行移動して所定の位置に達すると、上記扉側取付部材が上記一方向へさらに平行移動するように、上記第1リンクを一方向へ回転付勢する回転付勢手段をさらに備えていることが望ましい。このように構成した場合には、例えば一方向を扉の閉方向としたときには、扉を開位置側から閉位置側へ移動させ、扉が閉位置から所定の距離だけ手前の位置まで移動すると、回転付勢手段によって扉を閉位置まで移動させることができる。
上記回転付勢手段が、一端部が上記扉側取付部材に回転可能に連結され、他端部が上記第1リンクの回転に伴って上記一端部を中心として回転するように上記第1リンクに変位可能に連結されたアームと、上記扉側取付部材に設けられたカム部と、上記アームに上記カム部に接近離間する方向へ移動可能に設けられた可動部材と、この可動部材を上記カム部に押圧接触させる付勢部材とを備え、互いに突き当たる上記可動部材及び上記カム部により、上記付勢部材の付勢力が上記第1リンクを上記一方向へ回転させる回転付勢力に変換されることが望ましい。このように構成した場合には、アームを第1リンクと平行に配置するとともに、アームに付勢部材を配置することにより、スライドヒンジの小型化を図ることができる。
図1、図3及び図5は、この発明に係る収容装置の要部を示す斜視図であり、図2、図4及び図6は、同収容装置の要部の平断面図である。これらの図に示すように、収容装置1は、筐体2、扉3及び上下二つのスライドヒンジ10を有している。
例えば、上記の実施の形態においては、第1、第2及び第3の三つのリンク41,42,43が用いられているが、それら三つのリンク41〜43のうちのいずれか二つだけを用いてもよい。
1 収容装置
2 筐体
3 扉
10 スライドヒンジ
21 基板(筐体側取付部材)
23a ねじ孔(筐体側調節機構)
28 連結部材
28a 側板部(取付板部)
28b 側板部(取付板部)
30 扉側ユニット(扉側取付部材)
31 基部
32 支持部
32c ねじ孔(扉側調節機構)
33 調節ねじ(扉側調節機構)
41 第1リンク
42 第2リンク
43 第3リンク
44 スペーサ
51 軸(回転中心)
52 軸(回転中心)
53 軸(回転中心)
61 軸(回転中心)
62 軸(回転中心)
63 軸(回転中心)
70 回転付勢手段
71 アーム
74 ローラ(可動部材)
75 付勢部材
Claims (21)
- 筐体に取り付けられる筐体側取付部材と、この筐体側取付部材に着脱可能に取り付けられる連結部材と、扉に取り付けられる扉側取付部材と、それぞれの基端部が上記連結部材に回転可能に取り付けられ、それぞれの先端部が上記扉側取付部材に回転可能に取り付けられた第1及び第2リンクとを備えたスライドヒンジにおいて、
上記連結部材、上記扉側取付部材、上記第1リンク及び上記第2リンクにより、平行リンク機構が構成されていることを特徴とするスライドヒンジ。 - 上記連結部材、上記扉側取付部材及び上記第1リンク又は上記第2リンクと平行リンク機構を構成する第3リンクをさらに備え、上記第3リンクの基端部の上記連結部材に対する回転中心が、上記第1及び第2リンクの上記連結部材に対する回転中心と三角形を形成するように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のスライドヒンジ。
- 上記第1、第2及び第3リンクがそれぞれの中間部において屈曲させられており、上記第1、第2及び第3リンクの各屈曲部がそれぞれの基端部の回転中心と先端部の回転中心とを結ぶ直線に対して互いに同一側に位置させられていることを特徴とする請求項2に記載のスライドヒンジ。
- 上記連結部材が、上記第1〜第3リンクの基端部が回転可能に取り付けられる取付板部を有し、上記第1〜第3リンクのうちの二つのリンクが上記取付板部の一方の側に配置され、他の一つのリンクが上記取付板部の他方の側に配置され、上記二つのリンクのうちの一方のリンクが上記取付板部にほぼ接触して配置され、他方のリンクが、上記一方のリンクと干渉することがないよう、上記一方のリンクの厚さと同等以上の厚さを有するスペーサを介して上記取付板部に接触するように配置されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のスライドヒンジ。
- 上記筐体側取付部材と上記連結部材との間には、上記第1〜第3リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする上記連結部材の姿勢を調節する筐体側調節機構が設けられ、上記扉側取付部材が、上記扉に取り付けられる基部と、この基部に取り付けられ、上記第1〜第3リンクの各先端部が回転可能に取り付けられた支持部とを有し、上記基部と上記支持部との間には、上記第1〜第3リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする上記支持部の姿勢を調節する扉側調節機構が設けられていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載のスライドヒンジ。
- 上記筐体側調節機構が、上記連結部材の上記第1〜第3リンクが連結された一端部を、上記連結部材の他端部を中心として回転させることにより、上記連結部材の姿勢を調節することを特徴とする請求項5に記載のスライドヒンジ。
- 上記筐体側取付部材と上記連結部材との間には、上記第1及び第2リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする上記連結部材の姿勢を調節する筐体側調節機構が設けられ、上記扉側取付部材が、上記扉に取り付けられる基部と、この基部に取り付けられ、上記第1及び第2リンクの先端部が回転可能に取り付けられた支持部とを有し、上記基部と上記支持部との間には、上記第1及び第2リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする上記支持部の姿勢を調節する扉側調節機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のスライドヒンジ。
- 上記筐体側調節機構が、上記連結部材の上記第1及び第2リンクが連結された一端部を、上記連結部材の他端部を中心として回転させることにより、上記連結部材の姿勢を調節することを特徴とする請求項7に記載のスライドヒンジ。
- 上記扉側取付部材が上記筐体側取付部材に対して一方向へ平行移動して所定の位置に達すると、上記扉側取付部材が上記一方向へさらに平行移動するように、上記第1リンクを一方向へ回転付勢する回転付勢手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のスライドヒンジ。
- 上記回転付勢手段が、一端部が上記扉側取付部材に回転可能に連結され、他端部が上記第1リンクの回転に伴って上記一端部を中心として回転するように上記第1リンクに変位可能に連結されたアームと、上記扉側取付部材に設けられたカム部と、上記アームに上記カム部に接近離間する方向へ移動可能に設けられた可動部材と、この可動部材を上記カム部に押圧接触させる付勢部材とを備え、互いに突き当たる上記可動部材及び上記カム部により、上記付勢部材の付勢力が上記第1リンクを上記一方向へ回転させる回転付勢力に変換されることを特徴とする請求項9に記載のスライドヒンジ。
- 開口部を有する筐体と、この筐体の開口部を開閉する扉と、この扉を上記筐体にその開口部を閉じた閉位置と上記開口部を開いた開位置との間を移動可能に連結するスライドヒンジとを備え、上記スライドヒンジが、上記筐体の内面に取り付けられた筐体側取付部材、この筐体側取付部材に着脱可能に取り付けられた連結部材、並びに上記扉の背面に取り付けられた扉側取付部材、それぞれの基端部が上記連結部材に回転可能に取り付けられ、それぞれの先端部が上記扉側取付部材に回転可能に取り付けられる第1及び第2リンクを有する収容装置において、
上記連結部材、上記扉側取付部材、上記第1リンク及び上記第2リンクにより、平行リンク機構が構成されていることを特徴とする収容装置。 - 上記連結部材、上記扉側取付部材及び上記第1リンク又は上記第2リンクと平行リンク機構を構成する第3リンクをさらに備え、上記第3リンクの基端部の上記連結部材に対する回転中心が、上記第1及び第2リンクの上記連結部材に対する回転中心と三角形を形成するように配置されていることを特徴とする請求項11に記載の収容装置。
- 上記第1〜第3リンクが回転可能に連結される上記連結部材の三つの部分のうちの一つが上記筐体の開口部から外部に突出させられ、上記扉の背面には、上記扉が閉位置及びその近傍に位置しているときに上記連結部材の上記開口部から突出した上記一部が入り込む凹部が形成されていることを特徴とする請求項12に記載の収容装置。
- 上記第1、第2及び第3リンクがそれぞれの各中間部において屈曲させられており、上記第1、第2及び第3リンクの各屈曲部がそれぞれの基端部の回転中心と先端部の回転中心とを結ぶ直線に対して互いに同一側に位置させられていることを特徴とする請求項13に記載の収容装置。
- 上記連結部材が、上記第1〜第3リンクの基端部が回転可能に取り付けられる取付板部を有し、上記第1〜第3リンクのうちの二つのリンクが上記取付板部の一方の側に配置され、他の一つのリンクが上記取付板部の他方の側に配置され、上記二つのリンクのうちの一方のリンクが上記取付板部にほぼ接触して配置され、他方のリンクが、上記一方のリンクと干渉することがないよう、上記一方のリンクの厚さと同等以上の厚さを有するスペーサを介して上記取付板部に接触するように配置されていることを特徴とする請求項12〜14のいずれかに記載の収容装置。
- 上記筐体側取付部材と上記連結部材との間には、上記第1〜第3リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする上記連結部材の姿勢を調節する筐体側調節機構が設けられ、上記扉側取付部材が、上記扉に取り付けられる基部と、この基部に取り付けられ、上記第1〜第3リンクの各先端部が回転可能に取り付けられた支持部とを有し、上記基部と上記支持部との間には、上記第1〜第3リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする上記支持部の姿勢を調節する扉側調節機構が設けられていることを特徴とする請求項12〜15のいずれかに記載の収容装置。
- 上記筐体側調節機構が、上記連結部材の上記第1〜第3リンクが連結された一端部を、上記連結部材の他端部を中心として回転させることにより、上記連結部材の姿勢を調節することを特徴とする請求項16記載の収容装置。
- 上記筐体側取付部材と上記連結部材との間には、上記第1及び第2リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする上記連結部材の姿勢を調節する筐体側調節機構が設けられ、上記扉側取付部材が、上記扉に取り付けられる基部と、この基部に取り付けられ、上記第1及び第2リンクの先端部が回転可能に取り付けられた支持部とを有し、上記基部と上記支持部との間には、上記第1及び第2リンクの回転中心と平行な軸線を中心とする上記支持部の姿勢を調節する扉側調節機構が設けられていることを特徴とする請求項11に記載の収容装置。
- 上記筐体側調節機構が、上記連結部材の上記第1及び第2リンクが連結された一端部を、上記連結部材の他端部を中心として回転させることにより、上記連結部材の姿勢を調節することを特徴とする請求項18記載の収容装置。
- 上記扉側取付部材が上記筐体側取付部材に対して一方向へ平行移動して所定の位置に達すると、上記扉側取付部材が上記一方向へさらに平行移動するように、上記第1リンクを一方向へ回転付勢する回転付勢手段をさらに備えたことを特徴とする請求項11〜19のいずれかに記載の収容装置。
- 上記回転付勢手段が、一端部が上記扉側取付部材に回転可能に連結され、他端部が上記第1リンクの回転に伴って上記一端部を中心として回転するように上記第1リンクに変位可能に連結されたアームと、上記扉側取付部材に設けられたカム部と、上記アームに上記カム部に接近離間する方向へ移動可能に設けられた可動部材と、この可動部材を上記カム部に押圧接触させる付勢部材とを備え、互いに突き当たる上記可動部材及び上記カム部により、上記付勢部材の付勢力が上記第1リンクを上記一方向へ回転させる回転付勢力に変換されることを特徴とする請求項20に記載の収容装置。
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008207747A JP4906809B2 (ja) | 2008-08-12 | 2008-08-12 | スライドヒンジ及び収容装置 |
US13/057,305 US8904600B2 (en) | 2008-08-12 | 2009-08-10 | Hinge apparatus and container apparatus |
KR1020117003388A KR101275477B1 (ko) | 2008-08-12 | 2009-08-10 | 힌지 장치 및 수용 장치 |
CN201310246628.5A CN103334661B (zh) | 2008-08-12 | 2009-08-10 | 铰接装置及收纳装置 |
PCT/JP2009/003839 WO2010018683A1 (ja) | 2008-08-12 | 2009-08-10 | ヒンジ装置及び収容装置 |
CA2740564A CA2740564C (en) | 2008-08-12 | 2009-08-10 | Hinge apparatus and container apparatus |
RU2011108452/12A RU2471951C2 (ru) | 2008-08-12 | 2009-08-10 | Шарнирное устройство и контейнерное устройство |
EP09806579.0A EP2325425B1 (en) | 2008-08-12 | 2009-08-10 | Hinge apparatus and container apparatus |
CN2009801308360A CN102112693B (zh) | 2008-08-12 | 2009-08-10 | 铰接装置及收纳装置 |
TW098127083A TWI477688B (zh) | 2008-08-12 | 2009-08-12 | Hinge device and storage device |
TW103141954A TWI551767B (zh) | 2008-08-12 | 2009-08-12 | Hinge device and storage device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008207747A JP4906809B2 (ja) | 2008-08-12 | 2008-08-12 | スライドヒンジ及び収容装置 |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012001039A Division JP5291810B2 (ja) | 2012-01-06 | 2012-01-06 | スライドヒンジ及び収容装置 |
JP2012001038A Division JP5291809B2 (ja) | 2012-01-06 | 2012-01-06 | スライドヒンジ及び収容装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010043457A true JP2010043457A (ja) | 2010-02-25 |
JP4906809B2 JP4906809B2 (ja) | 2012-03-28 |
Family
ID=42015036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008207747A Active JP4906809B2 (ja) | 2008-08-12 | 2008-08-12 | スライドヒンジ及び収容装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4906809B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010242427A (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-28 | Sugatsune Ind Co Ltd | ヒンジ装置及びヒンジ装置用取付部材 |
JP2012172410A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Synergy:Kk | ドアストッパー |
JP2018508672A (ja) * | 2015-02-13 | 2018-03-29 | ユリウス ブルーム ゲー・エム・ベー・ハーJulius Blum GmbH | 家具フラップ用の支持装置 |
JP2019511651A (ja) * | 2016-02-26 | 2019-04-25 | ユリウス ブルーム ゲー・エム・ベー・ハーJulius Blum GmbH | 作動アーム駆動装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004225451A (ja) * | 2003-01-27 | 2004-08-12 | Daidoo:Kk | 収納庫扉開閉構造 |
-
2008
- 2008-08-12 JP JP2008207747A patent/JP4906809B2/ja active Active
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004225451A (ja) * | 2003-01-27 | 2004-08-12 | Daidoo:Kk | 収納庫扉開閉構造 |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010242427A (ja) * | 2009-04-08 | 2010-10-28 | Sugatsune Ind Co Ltd | ヒンジ装置及びヒンジ装置用取付部材 |
JP2012172410A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Synergy:Kk | ドアストッパー |
JP2018508672A (ja) * | 2015-02-13 | 2018-03-29 | ユリウス ブルーム ゲー・エム・ベー・ハーJulius Blum GmbH | 家具フラップ用の支持装置 |
JP2019511651A (ja) * | 2016-02-26 | 2019-04-25 | ユリウス ブルーム ゲー・エム・ベー・ハーJulius Blum GmbH | 作動アーム駆動装置 |
US10900269B2 (en) | 2016-02-26 | 2021-01-26 | Julius Blum Gmbh | Actuating arm drive |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4906809B2 (ja) | 2012-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2010018683A1 (ja) | ヒンジ装置及び収容装置 | |
JP5150208B2 (ja) | 扉開閉装置 | |
JP4440930B2 (ja) | 扉開閉装置 | |
JP4906809B2 (ja) | スライドヒンジ及び収容装置 | |
JP5204733B2 (ja) | ダンパ付きヒンジ装置 | |
JP5291810B2 (ja) | スライドヒンジ及び収容装置 | |
JP5291809B2 (ja) | スライドヒンジ及び収容装置 | |
JP4825236B2 (ja) | ダンパ付きスライドヒンジ | |
JP6714012B2 (ja) | ドアエッジプロテクター装置 | |
WO2013183555A1 (ja) | ヒンジ装置 | |
JP2010209638A (ja) | ヒンジ装置 | |
JP4906880B2 (ja) | ヒンジ装置及び収容装置 | |
JP4266862B2 (ja) | ヒンジ装置 | |
JP2009243041A (ja) | フラップ扉付キャビネット | |
JP5886942B2 (ja) | 開扉保持装置及びそれを備えたドアヒンジ装置 | |
JP5588420B2 (ja) | 筐体の扉用持出し回転型ヒンジ | |
JP5133825B2 (ja) | 錠装置の消音機構 | |
WO2009118958A1 (ja) | フラップ扉付キャビネット、およびそれにおける扉のラッチ装置 | |
JP6537880B2 (ja) | ヒンジ | |
JP5417381B2 (ja) | 筐体の持出し回転型ヒンジ | |
JP2019138016A (ja) | 扉用ヒンジ装置 | |
JP2008088706A (ja) | 折戸用蝶番装置 | |
JP2012237771A (ja) | ヒンジ機構 | |
JP2009243040A (ja) | フラップ扉付キャビネットにおける扉のラッチ装置 | |
JP2011064013A (ja) | ドアクローザ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110712 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110912 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111004 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111129 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111220 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120110 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4906809 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |