JP6714012B2 - ドアエッジプロテクター装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ドアエッジプロテクター装置に関する。
特許文献1に開示されたドアエッジプロテクター装置は、可動のプロテクターを備える。具体的には、このプロテクターは、車両ドアの解放時にのみドアエッジを保護するように、車両ドアの開閉動作に連動して円弧状の軌跡に沿って移動する。ドアエッジは、車両ドアの長手方向両端部のうち、ヒンジ側端部の反対側の端部(先端側端部)のエッジである。
米国特許第8,826,596号
特許文献1に開示されたドアエッジプロテクター装置では、リンク機構とレバーの曲面部とを組み合わせた機構により、プロテクターの移動を実現している。そのため、車両ドアの厚さや形状が相違する異なる車種に適用するには、リンク機構とレバーの形状をそれぞれ変更する必要がある。つまり、このドアエッジプロテクター装置の異なる車種への適用は、大幅な設計変更を要する点で困難である。
本発明の目的は、車両ドアの厚さや形状が相違する異なる車種への適用が容易なドアエッジプロテクター装置を提供することである。
本発明の一態様は、車両ドアのエッジであるドアエッジを覆って保護するためのプロテクターと、カム部が形成され、前記車両ドアの開閉状態に応じた入力によって回転するように構成されたカム部材と、前記プロテクターを保持し、前記カム部に係合したカムフォロアを備え、前記カム部と前記カムフォロアの係合により、前記カム部材の回転と連動して動作するように構成されたリンク機構とを備え、前記カム部は、前記リンク機構の動作によって、前記車両ドアの閉状態に対応する収納位置と、前記車両ドアの開状態に対応して前記ドアエッジを覆うセット位置を含む軌跡に沿って前記プロテクターが移動するように構成されている、ドアエッジプロテクター装置を提供する。
本発明に係るドアエッジプロテクター装置によれば、カム部材に形成されたカム部の形状を変更することで、プロテクターが移動する軌跡を変更できる。そのため、このドアエッジプロテクター装置は、リンク機構は変更せずにカム部材のみを変更することで、車両ドアの厚さや形状が相違する異なる車種に適用への適用が可能である。
本発明の前述及び他の特徴は、以下の説明及び図面に記載の例示的な本発明の実施形態により明確となる。
本発明の第1実施形態に係るドアエッジプロテクター装置を備える車両の一部の斜視図。 ドアエッジプロテクター装置の正面図。 ハウジングを開放状態とした入力ユニットの正面図。 出力ユニットの分解斜視図。 ハウジングを開放状態とした出力ユニットの正面図。 出力ユニットの内部機構の斜視図。 出力ユニットの内部機構の他の角度から見た斜視図。 カム部材及びラックの斜視図。 カム部材及びラックの他の角度から見た斜視図。 カム部材の正面図。 カム部材の右側面図。 カム部材の左側面図。 カム部材の平面図。 カム部材の底面図。 直動リンクの斜視図。 揺動リンクの斜視図。 直動リンク及び揺動リンクの斜視図。 カム回転角度と直動リンク及び揺動リンクの変位(ストローク)の関係を示すグラフ。 カム回転角度とプロテクターの変位(ストローク)の関係を示すグラフ。 カム回転角度とプロテクターの変位の関係を示す模式図(カム部材の回転角度は0度)。 カム回転角度とのプロテクター変位の関係を示す模式図(カム部材の回転角度は60度)。 カム回転角度とプロテクターの変位の関係を示す模式図(カム部材の回転角度は110度)。 カム回転角度とプロテクターの変位の関係を示す模式図(カム部材の回転角度は150度))。 本発明の第2実施形態に係るドアエッジプロテクター装置が備えるカム部材及びリンク部材の正面図。 カム部材及びリンク部材の平面図。 カム部材及びリンク部材の底面図。 カム部材の正面図。 図18の線XIX-XIX線に沿った断面図。 本発明の第3実施形態に係るドアエッジプロテクター装置が備える出力ユニットの内部機構の斜視図。 出力ユニットの他の角度から見た斜視図。 出力ユニットの底面図。 カム部材の斜視図。 カム部材の他の角度から見た斜視図。 本発明の第4実施形態に係るドアエッジプロテクター装置が備える出力ユニットの内部機構の斜視図。 出力ユニットの他の角度から見た斜視図。 出力ユニットの底面図。
添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
(第1実施形態)
図1から図11は、本発明の第1実施形態に係るドアエッジプロテクター装置1を示す。図1を参照すると、後述するプランジャ17、プロテクター28、及び揺動リンク42の先端側を除き、ドアエッジプロテクター装置1の大部分が、車両ドア2内に収容されている。
車体3にはヒンジブラケット4A,4Bが設けられ、これらのヒンジブラケット4A,4Bに取り付けられたヒンジ(図示せず)によって、車両ドア2が車体3に対して旋回軸S回りに旋回可能に取り付けられている。以下、車両ドア2の長手方向の両端のうち、ヒンジに近接する側をヒンジ側端部2aと呼び、ヒンジ側端部2aと反対側の端部を先端側端部2bと呼び場合がある。また、先端側端部2bのエッジをドアエッジ2cと呼ぶ場合がある。
図に示す直交座標系(XYZ座標系)は、車両ドア2に対して固定して設定されている。つまり旋回軸S回りに車両ドア2が旋回すると、この直交座標系も旋回軸S回りに旋回する。
X軸は車両ドア2の長手方向を示す。X軸の矢印は、先端側端部2b(ドアエッジ2cを含む)に向かう向きを示す。以下、X軸の矢印の向きを+X方向といい、それとは反対の向きを−X方向という場合がある。つまり、−X方向は、ヒンジ側端部2aに向かう向きを示す。また、+X方向と−X方向とを総称して、単にX方向という場合がある。
Y軸は車両ドア2の幅方向を示す。Y軸の矢印は、車両ドア2の幅方向外側に向かう向きを示す。以下、Y軸の矢印の向きを+Y方向といい、それとは反対の向きを−Y方向という場合がある。つまり、−Y方向は、車両ドア2の幅方向内側に向かう向きを示す。また、+Y方向と−Y方向とを総称して、単にY方向という場合がある。
Z軸は車両ドア2の高さ方向を示す。Z軸の矢印は、車両ドア2の高さ方向上側に向かう向きを示す。以下、Z軸の矢印の向きを+Z方向といい、それとは反対の向きを−Z方向という場合がある。つまり、−Z方向は、車両ドア2の高さ方向下側に向かう向きを示す。また、+Z方向と−Z方向を総称して、単にZ方向という場合がある。
図1に示すように、車両ドア2が閉鎖位置にあると、X方向は車長方向を示し、Y方向は車幅方向を示し、Z方向は車高方向を示す。
図2を併せて参照すると、ドアエッジプロテクター装置1は、インプットユニット6、アウトプットユニット7、及びケーブル8を備える。インプットユニット6は、車両ドア2のヒンジ側端部2aの付近に収容され、アウトプットユニット7は車両ドア2の先端側端部2bの付近に収容されている。ケーブル8は、全体が車両ドア2内に収容され、インプットユニット6とアウトプットユニット7とを機械的に連結している。図3に示すように、ケーブル8は、アウターケーブル8aと、アウターケーブル8aに移動可能に挿通されたインナーケーブル8bとを備える。
図1から図3を参照すると、インプットユニット6は、ねじで互いに固定されたボディ11A,11Bからなるハウジング12を備える。ハウジング12内には、アクチュエータ部品13が収容されている。アクチュエータ部品13は、Y方向に延びる軸支部14によってボディ11Aに対して旋回可能に支持されている。アクチュエータ部品13は、ばね15によって矢印Aで示す向きに弾性的に付勢されている。
アクチュエータ部品13には、ピン16によってプランジャ17の基端が連結されている。プランジャ17は、ボディ11Aに設けられた両端開口の筒状部18によって、矢印B1,B2で示すようにX方向に直動可能に保持されている。プランジャ17の先端は、筒状部18を介してハウジング12の外側に突出している。
アクチュエータ部品13のプランジャ17とは反対側の部分には、インナーケーブル8bの一端が連結されている。アウターケーブル8aはキャップ19を介してボディ11Aに固定されている。
インプットユニット6はケーブル8を介して、車両ドア2の開閉状態をアウトプットユニット7に伝達する。まず、車両ドア2が閉状態であると、矢印B1で示すように、プランジャ17の先端が車体3によってハウジング12内へ向けて押し込まれるので、アクチュエータ部品13はばね15の付勢力に抗して矢印Aとは反対向きに回転した状態となる。その結果、車両ドア2が閉状態であれば、インプットユニット6は、アクチュエータ部品13の回転量に対応する長さだけ、インナーケーブル8bをハウジング12内に引き込む。言い換えれば、車両ドア2が閉状態であれば、インプットユニット6は、アウトプットユニット7からインナーケーブル8bを引っ張る。一方、車両ドア2が開状態であれば、ばね15の付勢力により、プランジャ17が矢印B2で示す向きに直動すると共に、アクチュエータ部品13が矢印Aの向きに回転する。その結果、車両ドア2が開放状態であれば、インプットユニット6は、アクチュエータ部品13の回転量に対応する長さのインナーケーブル8bを、アウトプットユニット7に向けて送り出す。
図1、2、及び4を参照すると、アウトプットユニット7は、ねじで互いに固定されたボディ21A,21B,21Cからなるハウジング22を備える。ハウジング22内には、ラック23、カム部材24、及びリンク機構25が収容されている。ボディ21AのX方向の一端には、スリット21aが形成されている。このスリット21aを介してインナーケーブル8bの他端がハウジング22内に進入している。アウターケーブル8aはキャップ26を介してスリット21aに固定されている。ボディ21AのX方向の他端には、後述する揺動リンク42の先端部42bの挿通を許容するスリット21bが設けられている。スリット21bを介してハウジング22の外側に突出する揺動リンク42の先端部42bには、ピン27によってプロテクター28が固定されている。つまり、揺動リンク42がプロテクター28を保持している。スリット21bは、揺動リンク42の揺動を許容するように、Y方向に延びる細長い形状を有する。ハウジング22には、防水のためのグロメット30が装着されている。
ラック23は、ボディ21Aの内面と、ラックカバー29とによって画定されるガイド溝31に沿って直動可能である(図6A,図6Bの矢印C1,C2参照)。ガイド溝31、つまりラック23が直動する軌跡は、XZ平面に含まれ、かつX方向に対して傾斜している。ラック23の基端側には、インナーケーブル8bが連結されている。また、ラック23の基端とガイド溝31の端壁との間には、ばね32が配置されている。このばね32は、ラック23を+X方向に弾性的に付勢している。
カム部材24は、カム本体34と、カム本体34に固定された回転軸35とを備える。回転軸35は、Y方向に延びる姿勢で、ハウジング22によって回転可能に支持されている(図8Aの矢印R1,R2)。回転軸35にはピニオン36が固定されている。図7A及び図7Bに最も明瞭に示すように、ピニオン36はラック23と噛合している。ラック23とピニオン36の噛合によって、ラック23の直動運動は、回転軸35回りのカム本体34の回転運動に変換される。
図8A〜図8Eを併せ参照すると、カム本体34のピニオン36とは反対側の側面34a(第1面)には、第1カム溝(第1カム部)37が形成されている。また、カム本体の周面34b(第2面)には、第2カム溝(第2カム部)38が形成されている。つまり、カム本体34の回転軸35と直交する面に第1カム溝37が形成され、カム本体34の回転軸35と平行な面に第2カム溝38が形成されている。第1カム溝37には、後述する直動リンク41に設けられた第1カムフォロア48が係合している。第2カム溝38には、後述する揺動リンク42に設けられた第2カムフォロア51が係合している。第1カム溝37と第2カム溝38の詳細は、後述する。
図4から図6B、及び図9から図10を参照すると、本実施形態におけるリンク機構25は、直動リンク41と揺動リンク42を備える。
直動リンク41は、Z方向に互いに間隔をあけて配置された、Y方向に延びる直動アーム43A,43Bを備える。図9に最も明瞭に示すように、これらの直動アーム43A,43Bは、基端側が第1連結部44で互いに連結され、先端側が厚みの薄い第2連結部45で互いに連結されている。
第1連結部44には−X方向に突出する真っ直ぐなロッド部46が設けられている。ロッド部46は、ハウジング22のボディ21Bの基端部21c(図4参照)の内部に、X方向に直動可能な状態で収容されている。そのため、直動リンク41全体は、X方向に直動可能である(図6A及び6Bの矢印D1,D2参照)。ロッド部46には、ばね47が装着されている。ばね47は、一端が第1連結部44に当接し、他端が基端部21cに当接している。ばね47は、直動リンク41を+X方向に弾性的に付勢している。第2連結部45には、−Y方向に突出する第1カムフォロア48が設けられている。後に詳述するように、直動リンク41は、カム部材24の第1カム溝37と第1カムフォロア48との係合により、カム部材24の回転に応じてX方向(車両ドア2の長手方向)に直動する。直動アーム43A,43Bの第1連結部44に隣接した部分には、取付孔49A,49Bが設けられている。
揺動リンク42は、基端部42aから先端部42bまでX方向に概ね真っ直ぐに延びている。揺動リンク42の長手方向の中央付近には、−Y方向に突出する分岐部42cが設けられている。分岐部42cの先端には、第2カムフォロア51が設けられている。第2カムフォロア51は、分岐部42cから−X方向に突出する。揺動リンク42の基端部42aには、軸受孔52が形成されている。一方、揺動リンク42の先端部42bには、前述したように、プロテクター28が固定されている。
図11に最も明瞭に示すように、揺動リンク42は、直動リンク41に対して、XY平面内でY方向(車両ドア2の幅方向)に揺動可能に連結されている。図4に最も明瞭に示すように、Z方向に延びる軸支ピン53の両端が取付孔49A,49Bに収容され、ねじ50A,50Bによって直動アーム43A,43Bに固定されている。この軸支ピン53が揺動リンク42の軸受孔52に挿通されている。そのため、揺動リンク42は軸支ピン53回りに揺動可能である(図6Bの矢印E1,E2参照)。軸支ピン53に装着されたばね54は、一端54aが揺動リンク42に係合し、他端54bが直動リンク41に係合することによって、矢印E1で示す方向、すなわちプロテクター部28をY方向に揺動するように、揺動リンク42を弾性的に付勢している。直動リンク41の第2連結部45が揺動リンク42に干渉しないように揺動リンク42の揺動角度を規制している。
図6A及び6Bに最も明瞭に示すように、リンク機構25、すなわち直動リンク41とそれに連結された揺動リンク42とは、カム部材24に対して+Y方向に隣接して配置されている。また、図6Bに符号β1で概念的に示すように、本実施形態では、軸支ピン53(揺動リンク42の揺動中心)は回転軸35(カム本体34の回転中心)に対して−X方向に比較的離れた位置に配置されている。直動リンク41の−Y方向に突出する第1カムフォロア48は、カム本体34の側面34aに形成された第1カム溝37に係合している。図8Aに示すように、ばね47が直動リンク41を+X方向に弾性的に付勢することで、第1カムフォロア48は、第1カム溝37の一つの溝側壁面37aと接触する。図8Aにおいて破線Fで示すように、カム部材24の回転に連動して、第1カム溝37内を第1カムフォロア48が移動し、それによってカム部材24の回転運動が直動リンク41のX方向の直動運動に変換される。
揺動リンク42の第2カムフォロア51は、カム本体34の周面34aに形成された第2カム溝38に係合している。図8Dに概念的に示すように、ばね54によって揺動リンク42が弾性的に付勢されることで、第2カムフォロア51は第2カム溝38の一つ溝側壁面38aと接触する。図8Aから図8Eを参照すれば明らかなように、溝側壁面38aのY方向の位置は、第2カム溝38の位置によって異なる。そのため、カム本体34の回転運動が揺動リンク42のY方向の揺動運動(軸支ピン53回りの揺動運動)に変換される。
以下、本実施形態のドアエッジプロテクター装置1の動作を説明する。
図5から図6Bは、車両ドア2が閉状態、すなわちインプットユニット6がインナーケーブル8bを引き込んだ状態における、アウトプットユニット7のラック23、カム部材24、及びリンク機構25の状態を示す。車両ドア2が閉状態から開状態へ旋回軸S回りに旋回されると、インプットユニット6はアウトプットユニット7へインナーケーブル8bを送り出す。ばね32によってラック23が付勢され、ばね47によって直動リンク41が付勢されている。そのため、インナーケーブル8bがアウトプットユニット7へ送り出されると、それに伴ってラック23が矢印C1方向に直動すると共に、カム部材24が矢印R1方向に回転する。その結果、第1カムフォロア48が図8Aにおいて矢印G1で示すように第1カム溝37に沿ってカム部材24に対して相対的に移動し、第2カムフォロア51も第2カム溝38に沿ってカム部材24に対して相対的に移動する。
第1カムフォロア48のカム部材24に対する相対的な移動により、直動リンク41のX方向の直動運動が生じる(図6Bの矢印D1,D2)。直動リンク41の移動量は、カム部材24の回転角度に応じて変化する。また、第2カムフォロア51のカム部材24に対する相対的な移動により、軸支ピン53回りの揺動リンク42の揺動運動が生じる(図6Bの矢印E1,E2)。揺動リンク42の揺動量は、カム部材24の回転角度に応じて変化する。直動リンク41の移動量と揺動リンク42の揺動量との和に応じて、プロテクター28の車両ドア2に対する位置が変化する。詳細には、車両ドア2の旋回角度に応じたプロテクター28のY方向の移動は直動リンク41によってもたらされ、車両ドア2の旋回角度に応じたプロテクター28のX方向の移動は揺動リンク42によってもたらされる。言い換えれば、プロテクター28は、カム部材24の回転角度に応じた直動リンク41の移動量と揺動リンク42の揺動量との和で決まる軌跡T(図13参照)に沿って移動する。
車両ドア2が閉状態から閉状態から開状態へ旋回軸S回りに旋回されると、インナーケーブル8bがインプットユニット6に引き込まれる。このインナーケーブル8bの引き込みによってラック23が矢印C2方向に直動し、この直動による駆動でカム部材24が矢印R2方向に回転する。その結果、プロテクター28は、軌跡T上を車両ドア2が閉状態から開状態に旋回する場合とは逆向きに移動する。
図12は、カム部材24の回転角度に対して、プロテクター28のY方向の位置(この図では頂面ストロークと称している)と、プロテクター28のX方向の位置(この図では側面ストロークと称している)とがそれぞれ、どのように変化するのかを示す。図13は、プロテクター28の軌跡Tを示す。この図13では、プロテクター28のY方向の位置を前後ストロークと称し、プロテクター28のZ方向の位置を横方向ストロークと称している。図13の軌跡Tは、図12の頂面ストロークと側面ストロークとの重ね合わせにより得られる。
図13並びに図14Aから14Dを参照すると、軌跡Tはプロテクター28が車両ドア2の閉状態に対応する収納位置P1と、車両ドア2の閉状態に対応してドアエッジ2cを覆うセット位置P2とを含む。収納位置P1では、プロテクター28は図1に示す位置にあり、車両ドア2が閉状態であってもプロテクター28は車体3と干渉しない。セット位置P2では、図14Dに概念的に示すように、プロテクター28はドアエッジ2cを覆って保護する。また、軌跡Tは、収納位置P1とセット位置P2との間に、図4Cに概念的に示すように、ドアエッジ2cよりも車両ドア2の長手方向に突出し、かつドアエッジ2cよりも車両ドアの幅方向内側に位置する突出位置P3を含む。突出位置P3からセット位置P2までの移動時には、プロテクター28は車両ドア2の長手方向に後退しつつ、いったん車両ドア2の幅方向外側にわずかに移動し、続いて車両ドア2の幅方向内側にわずかに移動する。言い換えれば、突出位置P3からセット位置P2までの移動時には、プロテクター28は−X方向に移動しつつ、いったん+Y方向にわずかに移動し、続いて−Y方向にわずかに移動する。
本実施形態のドアエッジプロテクター装置1では、カム部材24に形成された第1カム溝37や第2カム溝38の形状を変更することで、プロテクター28が移動する軌跡Tを変更できる。そのため、ドアエッジプロテクター装置1は、リンク機構25は変更せずにカム部材24のみを変更することで、車両ドア2の厚さや形状が相違する異なる車種に適用への適用が可能である。
プロテクター28が収納位置P1からセット位置P2まで突出する際には、ばね32,47,54の付勢力によって、車両ドア2の開放動作に応じてリンク機構25がスムーズに動作してプロテクター28を確実にセット位置P2まで移動させることができる。また、車両ドア2の閉動作時には、車両ドア2の閉動作に連動したインプットユニット6によるインナーケーブル8bの引き込みにより、強制的にラック23、カム部材24、及びリンク機構25を動作させることができる。そのため、車両ドア2の閉動作に遅れることなく、プロテクター28を収納位置P1まで移動させることができる。
単一のカム部材24に2つのカム部、すなわち第1カム溝37と第2カム溝38を設けることで、部品点数を最小限に抑制しつつ、車両ドア2の開閉動作に連動したプロテクター28の移動を実現できる。
(第2実施形態)
図15は、本発明は第2実施形態を示す。本実施形態では、インプットユニット6とケーブル8(例えば図2参照)の構成は第1実施形態と同様である。以下、特に言及しない構成や動作は、第1実施形態と同様である。
本実施形態のカム部材24のカム本体34は、側面34aに形成された単一のカム溝61(カム部)を備える。リンク機構25の直動リンク41には、カムフォロア(例えば、図9の符号48参照)は設けられていない。リンク機構25の揺動リンク42には、−Y方向に突出する単一のカムフォロア62が設けられている。
カムフォロア62はカム溝61に係合している。カム溝(溝)61の一つの溝側壁面61aにカムフォロア62が接触する。溝側壁面61a(第1カム面)はリンク機構25によるプロテクター28のX方向の移動を規定する。言い換えれば、本実施形態におけるカム溝61の溝側壁面61aは、第1実施形態の第1カム溝37の溝側壁面37aに対応する。プロテクター28のY方向の移動量を図17において符号αで示す。
カム溝61の溝底壁面61bにもカムフォロア62が接触する。溝底壁面はリンク機構25によるプロテクター28のY方向の移動を規定する。言い換えれば、本実施形態におけるカム溝61の溝底壁面61b(第2カム面)は、第1実施形態における第2カム溝38の溝側壁面38aに対応する。プロテクター28のX方向の移動量は、図19の長さL1と長さL2の差(L1−L2)である。
(第3実施形態)
図20から図23Bは、本発明の第3実施形態を示す。本実施形態では、インプットユニット6とケーブル8(例えば図2参照)の構成は第1実施形態と同様である。以下、特に言及しない構成や動作は、第1実施形態と同様である。
図22に符号β2で概念的に示すように、本実施形態では、軸支ピン53(揺動リンク42の揺動中心)は回転軸35(カム本体34の回転中心)に対して−X方向に比較的近接した位置に配置されている(図6Bの符号β1を併せて参照)。この軸支ピン53の配置により、アウトプットユニット7のX方向の寸法を低減できる。
本実施形態におけるカム本体34には、第2カム溝38(例えば図8A〜8E参照)は設けられていない。第2カム溝38に代えて、カム本体34の第1カム溝37が設けられた側面(第1面)と向かい合う側面(第3面)34cに、カム面55が設けられている。ばね54によって揺動リンク42が弾性的に付勢されることで、揺動リンク42が備える第2カムフォロア51は、カム面55と接触する。例えば、図23Bを参照すれば明らかなように、カム面55のY方向の位置はカム面55上の位置(回転軸35周りの回転角度位置)によって異なる。そのため、カム面55と第2カムフォロア51とによって、カム本体34の回転運動が揺動リンク42のY方向の揺動運動に変換される。
図22の符号TH1と図8Bの符号TH2とを比較すれば明らかなように、本実施形態におけるカム本体34は、周面34bの第2カム溝38に代えて側面34cにカム面55を設けたことで、厚みが低減されている。このカム本体34の構造により、アウトプットユニット7のY方向の寸法を低減できる。
以上のように、本実施形態では軸支ピン53の配置とカム本体34の構造とにより、アウトプットユニット7が小型化されている。
(第4実施形態)
図24から図26は、本発明の第4実施形態を示す。本実施形態では、インプットユニット6とケーブル8(例えば図2参照)の構成は第1実施形態と同様である。以下、特に言及しない構成や動作は、第1実施形態と同様である。
第3実施形態と同様に、軸支ピン53(揺動リンク42の揺動中心)は回転軸35(カム本体34の回転中心)に対して−X方向に比較的近接した位置に配置されている(図26の符号β3参照)。この軸支ピン53の配置により、インプットユニット7のX方向の寸法を低減できる。
第3実施形態と同様に、カム本体34には、一方の側面(第1面)34aに第1カム溝37が設けられ、側面34aと向かい合う側面(第3面)34cにカム面55が設けられている。ばね54によって揺動リンク42が弾性的に付勢されることで、揺動リンク42が備える第2カムフォロア51は、カム面55と接触する。この構成によりカム本体34の厚みが低減され、アウトプットユニット7のY方向の寸法を低減できる。
図6B及び図21を参照すると、第1及び第3実施形態では、リンク機構25を構成する直動リンク41と揺動リンク42とは概ねカム本体34の一方の側面34aに対向するように配置されているが、ピニオン36はカム本体34の側面34aとは向かい合う、ないしは反対側の側面34bに対向するように配置されている。これに対して、本実施形態では、リンク機構25を構成する直動リンク41と揺動リンク42とは概ねカム本体34の一方の側面34aに対向するように配置されていることに加え、ピニオン36も側面34に対向するように直動リンク41と揺動リンク42と隣接して配置されている。言い換えれば、カム本体34の一つの側面34a側に、直動リンク41、揺動リンク42、及びピニオン36が互いに近接して配置されている。かかる配置によっても、アウトプットユニット7のY方向の寸法を低減できる。以下、この配置について詳述する。
直動リンク41が備えるZ方向に間隔をあけて配置された直動アーム43A、43Bのうち、直動アーム43AのX方向の厚さを薄くすることで、直動アーム43BのZ方向上にピニオン36を配置可能としている。また、揺動アーム42を揺動可能に軸支する軸支ピン53は直動アーム41bの底面側(−Z方向)に一体的に設けられている。他の実施形態と同様に基端部42aには、軸支ピン53を支持する軸受孔52が形成されている。直動アーム43Bと揺動アーム42とによって軸支ピン53に装着されたばね54を挟み込んだ状態としている。揺動アーム42はねじにより軸支ピン53に揺動可能に軸支されている。すなわち、揺動アーム42の基端部42a、直動アーム43B、ピニオン36(例えば図7A参照)、及びラック23がZ方向に重複するように構成されている。さらに、揺動アーム42が分岐部42cからカム部材24側に屈曲するように構成されており、他の実施形態と同様に揺動アーム42の先端部42bの後方に重複するようにカム部材24が配置される。
このようにピニオン36とラック23は、リンク機構25を挟んでカム部材24の反対側に配置され、Z方向(回転軸35と直交する方向)で直動リンク41と重なるように配置する構成としたので、第3実施形態よりもアウトプットユニット7のY方向の寸法を大幅に低減することができる。

1 ドアエッジプロテクター装置
2 車両ドア
2a ヒンジ側端部
2b 先端側端部
2c ドアエッジ
3 車体
4A,4B ヒンジブラケット
6 インプットユニット
7 アウトプットユニット
8 ケーブル
8a アウターケーブル
8b インナーケーブル
11A,11B ボディ
12 ハウジング
13 アクチュエータ部材
14 軸支部
15 ばね
16 ピン
17 プランジャ
18 筒状部
19 キャップ
21A〜21C ボディ
21a,21b スリット
21c 基端部
22 ハウジング
23 ラック
24 カム部材
25 リンク機構
27 ピン
28 プロテクター
30 グロメット
31 ガイド溝
32 ばね
34 カム本体
34a,34c 側面
34b 周面
35 回転軸
36 ピニオン
37 第1カム溝
38 第2カム溝
41 直動リンク
42 揺動リンク
42a 基端部
42b 先端部
42c 分岐部
43A,43B 直動アーム
44 第1連結部
45 第2連結部
46 ロッド部
47 ばね
48 第1カムフォロア
49A,49B 取付孔
50A,50B ねじ
51 第2カムフォロア
52 軸受孔
53 軸支ピン
54 ばね
55 カム面

Claims (13)

  1. 車両ドアのエッジであるドアエッジを覆って保護するためのプロテクターと、
    カム部が形成され、前記車両ドアの開閉状態に応じた入力によって回転するように構成されたカム部材と、
    前記プロテクターを保持し、前記カム部に係合したカムフォロアを備え、前記カム部と前記カムフォロアの係合により、前記カム部材の回転と連動して動作するように構成されたリンク機構と
    を備え、
    前記カム部は、前記リンク機構の動作によって、前記車両ドアの閉状態に対応する収納位置と、前記車両ドアの開状態に対応して前記ドアエッジを覆うセット位置とを含む軌跡に沿って前記プロテクターが移動するように構成されている、ドアエッジプロテクター装置。
  2. 前記軌跡は、前記収納位置と前記セット位置との間に、前記ドアエッジよりも前記車両ドアの長手方向に突出し、かつ前記ドアエッジよりも前記車両ドアの幅方向内側に位置する突出位置を含む、請求項1に記載のドアエッジプロテクター装置。
  3. 前記カム部は、第1カム部と、第2カム部とを備え、
    前記リンク機構は、前記第1カム部と係合する第1カムフォロアを有する直動リンクと、前記第2カム部と係合する第2カムフォロアを有する揺動リンクとを備え、
    前記直動リンクは、前記第1カム部と前記第1カムフォロアとの係合により、前記カム部の回転に応じて前記車両ドアの長手方向に直動するように構成され、
    前記揺動リンクは、一端に前記プロテクターを保持し、前記直動リンクに対して前記車両ドアの幅方向に揺動可能に連結され、前記第2カム部と前記第2カムフォロアとの係合により、前記カム部の回転に応じて前記直動リンクに対して揺動するように構成されている、請求項2に記載のドアエッジプロテクター装置。
  4. 前記カム部は、カム本体と、回転軸とを備え、
    前記第1カム部は、前記カム本体の前記回転軸に対して交差して拡がる第1面に形成され、
    前記第2カム部は、前記カム本体の前記回転軸に沿って拡がる第2面に形成されている、
    請求項3に記載のドアエッジプロテクター装置。
  5. 前記直動リンク及び前記揺動リンクは、前記第1面と対向するように、前記カム部に隣接して配置され、
    前記第1カムフォロアは、前記回転軸に沿う方向に突出して前記第1カム部に係合し、
    前記第2カムォロアは、前記回転軸と交差する方向に突出して前記第2カム部に係合する、請求項4に記載のドアエッジプロテクター装置。
  6. 前記カム部は、カム本体と、回転軸とを備え、
    前記第1カム部は、前記カム本体の前記回転軸に対して交差して拡がる第1面に形成され、
    前記第2カム部は、前記カム本体の前記回転軸に対して交差して拡がり、かつ前記第1面と対向する第3面に形成されている、請求項3に記載のドアエッジプロテクター装置。
  7. 前記直動リンク及び前記揺動リンクは、前記第1面と対向するように、前記カム部に隣接して配置され、
    前記第1カムフォロアは、前記回転軸に沿う方向に突出して前記第1カム部に係合し、
    前記第2カムォロアは、前記回転軸に沿う方向に突出して前記第2カム部に係合する、請求項6に記載のドアエッジプロテクター装置。
  8. 直動可能なラックと、
    前記車両ドアの開閉運動を前記ラックに伝達するケーブルと
    をさらに備え、
    前記カム部は、前記回転軸に取り付けられ、前記ラックと噛合されたピニオンを備え、
    前記ケーブルを介して前記ラックに伝達された前記車両ドアの開閉運動が、前記ラックと前記ピニオンの噛合によって、前記カム部の回転運動に変換される、請求項4から請求項7のいずれか1項に記載のドアエッジプロテクター装置。
  9. 直動可能なラックと、
    前記車両ドアの開閉運動を前記ラックに伝達するケーブルと
    をさらに備え、
    前記カム部は、前記回転軸に取り付けられ、前記ラックと噛合されたピニオンを備え、
    前記ピニオンは、前記第1面と対向するように、前記カム本体、前記直動リンク、及び前記揺動リンクに隣接して配置され、
    前記ケーブルを介して前記ラックに伝達された前記車両ドアの開閉運動が、前記ラックと前記ピニオンの噛合によって、前記カム部の回転運動に変換される、請求項6又は請求項7に記載のドアエッジプロテクター装置。
  10. 前記ラックと前記ピニオンは前記直動リンクに対して前記カム部の前記回転軸と直交する方向で重なるように配置されている、請求項9に記載のドアエッジプロテクター装置。
  11. 前記直動リンクを、前記ドアエッジに向けて、前記車両ドアの長手方向に弾性的に付勢する第1付勢部材を備える、請求項8に記載のドアエッジプロテクター装置。
  12. 前記揺動リンクを、前記プロテクターが前記車両ドアの幅方向外側に向かう方向に弾性的に付勢する第2付勢部材を備える、請求項11に記載のドアエッジプロテクター装置。
  13. 前記カム部は、前記カム部材に形成された溝を画定する溝壁面である第1カム面と第2カム面とを備え、
    前記リンク機構は、前記第1カム面と第2カム面との両方に係合する単一のカムフォロアを備える、請求項1に記載のドアエッジプロテクター装置。
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